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本日の超最新情報
2007.12.01.SAT

大逆転優勝
J1第34節(最終節)結果

鹿島3−0清水
(カシマ・31384人)
≪得点者≫
鹿島:小笠原20=PK、本山48、マルキーニョス58

大宮1−1川崎
(NACK・12958人)
≪得点者≫
大宮:斉藤89
川崎:鄭大世21

千葉0−2名古屋
(フクアリ・15341人)
≪得点者≫
名古屋:小川63、玉田67

横浜FC1−0浦和
(日産ス・46697人)
≪得点者≫
横浜FC:根占17

甲府0−1FC東京
(小瀬・14777人)
≪得点者≫
FC東京:ルーカス87=PK

新潟0−2大分
(東北電ス・37430人)
≪得点者≫
大分:森重9、鈴木20

磐田4−0
(ヤマハ・13923人)
≪得点者≫
磐田:前田39、林46、上田61、犬塚75

神戸0−0横浜M
(ホムスタ・20687人)

広島2−2G大阪
(広島ビ・14173人)
≪得点者≫
広島:佐藤7、槙野89
G大阪:バレー27、二川80

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Jリーグディビジョン1
最終順位表&得点ランキング


 J1最終節は本日1日、カシマスタジアムなどで全9試合が行われ、鹿島アントラーズが2001年以来6年ぶり5度目のリーグ優勝を果たした。
 前節2位の鹿島は鹿嶋市の県立カシマサッカースタジアムで清水エスパルスを3−0で破って22勝6敗6分けの勝ち点72とし、横浜市の日産スタジアムで最下位の横浜FCに0−1で敗れた浦和レッズ(勝ち点71)を逆転した。鹿島は第26節から9連勝の快進撃で、連覇を狙った浦和と最大10あった勝ち点差をひっくり返すリーグ史に残る大逆転優勝だった。
 鹿島は1993年のJリーグ開始以降、天皇杯全日本選手権、ナビスコ・カップを合わせて3大タイトル獲得がリーグ初の10個目となった。
 ガンバ大阪と2−2で引き分けたサンフレッチェ広島が16位となり、J2・3位の京都サンガと入れ替え戦で対戦する。試合は5日に西京極陸上競技場、8日に広島広域公園陸上競技場で行われる。
 ジュニーニョ(川崎)が通算22点で得点王となった。

【鹿島アントラーズ】
 前身は1947年に創部された住友金属蹴球(しゅうきゅう)同好会。Jリーグには創設時から加盟し、元ブラジル代表の世界的名選手ジーコを迎えて強化に成功。Jリーグ開幕年の1993年はいきなりステージ優勝した。2000、2001年の2連覇を含む5度のリーグ優勝は最多。天皇杯は2度、ナビスコ杯も3度制した。アントラーは英語で「シカの枝角」の意。ホームタウンは茨城県鹿嶋市など5市。

鹿島3−0清水
(カシマ・31384人)
≪得点者≫
鹿島:小笠原20=PK、本山48、マルキーニョス58

【鹿島は本山が値千金ゴール】
 1−0の後半3分、左CKのこぼれ球に合わせて鹿島の背番号10が走り込んだ。鋭く右足を一振りすると、糸を引くようなミドルシュートがゴール左に吸い込まれた。本山が値千金の得点で「10冠」を決定付けた。
 逆転優勝が決まると、サポーターの前で何度もガッツポーズを繰り返した。ジーコ、ビスマルクらが背負った10番を引き継ぐ28歳は「やっと自分の背番号に星(タイトル)が追いついた」と誇らしげに笑った。
 1999年のワールドユース選手権で準優勝した黄金世代の1人。2002年から鹿島でエースナンバーをつけてきたが、同年のナビスコ杯優勝以来、タイトルから遠ざかっていた。本山は「責任を感じていた」と言う。
 今季は切れ味鋭いドリブルだけでなく、献身的に走り回って守備でも貢献。チームでひとりだけ全34試合に先発した。本山に10番を託した鈴木強化部長は「おまえが先発で出続ければ勝てる、と言い続けてきた。やっと期待に応えてくれた」とうれしそうだった。
 栄光に彩られた背番号10が輝きを取り戻し、鹿島が復活への道を歩み始めた。

【マルキーニョスが最多得点で優勝に貢献】
 鹿島のマルキーニョスは今季14得点目となる駄目押しの3点目を決めた。2001年のリーグデビュー以来、シーズン自己最多得点をマークして優勝に貢献し「タイトルを取るためにきついトレーニングをこなしてきた」と喜びに浸った。
 ペナルティーエリア内で倒され、先制点のPKを引き出したのも31歳のマルキーニョスだった。相手が昨季まで所属していた清水だったこともあり「弱点は分かっていた。最初のゴールでチームに勢いが出た」とご満悦だった。

【オリベイラ監督、横浜FCの監督に感謝】
 鹿島に逆転優勝をもたらしたのは、横浜FCが浦和を破る波乱だった。鹿島のオリベイラ監督によると、オリベイラ監督と横浜FCのジュリオレアル監督は大学時代の同級生という。何とも不思議な縁といえる。
 旧知の友に助けられてのリーグ制覇に、オリベイラ監督は「横浜FCにとっては消化試合になりかねないところだったが、プロ意識のある試合をしてくれた。感謝したい。ジュリオレアル氏はブラジルでも名監督の1人として知られている」と持ち上げた。

大宮1−1川崎
(NACK・12958人)
≪得点者≫
大宮:斉藤89
川崎:鄭大世21

【川崎・ジュニーニョが得点王】
 22ゴールで得点王が決まった川崎のジュニーニョは「得点王」と手書きされたたすきとトロフィーをサポーターからもらってにっこり。「神様に感謝したい。1人じゃなく、みんなの力で取ることができた」と喜んだ。
 この日は得点を挙げられなかったが、前半の強烈なミドルシュートを含む3本のシュートを放ち、相手ゴールを脅かした。関塚監督は「おめでとう。個人タイトルを取れる選手が現れ、クラブとして誇りに思う」と称えた。

千葉0−2名古屋
(フクアリ・15341人)
≪得点者≫
名古屋:小川63、玉田67

【フェルフォーセン監督が最後のプレゼント】
 名古屋が今季限りで退任するフェルフォーセン監督にJリーグ最後の白星をプレゼントした。
 同監督は「前半の相手の攻勢を堅い守備で対応してくれた」とにっこり。若手が成長し「2年間の集大成の試合としては満足」と話したが「まだシーズンは終わっていない。天皇杯に全力を尽くす」と気を引き締めた。

【千葉は最終戦飾れず】
 千葉は最終戦を飾れず、6試合白星なしの13位で今季を終えた。
 アマル・オシム監督は「全力を出し切っても勝てない。全体的に技術が足りない」と厳しく振り返った。工藤、水野らスタメンに入った選手の名を挙げ「若いチームだし、来季へつなげてほしい」と期待した。

横浜FC1−0浦和
(日産ス・46697人)
≪得点者≫
横浜FC:根占17

【浦和が最終節にまさかの結末】
 長谷部がピッチ上に倒れ、阿部はがっくりと膝を落とした。敵地をチームカラーの赤で染めた浦和サポーターも信じられない結末に沈黙した。首位で最終戦を迎えた浦和が、既にJ2降格が決まっている最下位・横浜FCにまさかの敗戦。アジア・チャンピオンズリーグとの2冠は、土壇場で手中からこぼれ落ちた。
 過密日程の中で、心身にべったりと張り付いた疲労は隠せなかった。攻撃では相手をかわしきれず、守備でも対応が一歩遅れる。前半17分の失点は、自陣右サイドで阿部がカズにかわされ、長谷部も中央に走り込む根占へのマークが遅れた。疲労を頑強に否定してきたオジェック監督も「体力的、精神的に本当はかなり疲れていた」と認めざるを得なかった。
 堅守とFW陣の決定力を生かす現実的な戦いに徹し中盤戦以降、首位を走ったが、10月24日のACL準決勝第2戦の城南(韓国)戦以降、リーグ戦は3分け2敗と急落。「長い間保たれていた集中力が落ちてしまった」(オジェック監督)という状態を、結局最後まで立て直せなかった。
 代表を含め実に61試合先発出場の鈴木は「何かが足りなかった。ただ、それが何かを話すのは、まだ時間がかかる」と、過酷な現実を整理できないでいるようだった。

【沈黙した攻撃陣】
 浦和はリーグ戦の終盤5試合でPKによる1得点のみ。攻撃陣の沈黙が優勝を逃した一因となった。
 11月28日の天皇杯4回戦を休み、いいコンディションで臨んだはずのワシントンは不発。後半からは故障で体調が万全でない田中達を投入するスクランブル態勢で攻め込んだが、最後までゴールネットを揺らせなかった。田中達は「いい準備ができたけど勝てなかった。点が入らなかった」と表情を曇らせた。

【無念そうな闘莉王】
 警告累積による出場停止でピッチに立てなかった闘莉王は足早にスタジアムを去った。
 仲間に優勝を託してスタンドで見守った。しかしチームメートの動きは鈍く、守備陣も前半は相手の攻撃に対応しきれなかった。最下位チームにまさかの敗戦で、一時は確実にみえた優勝が逃げていった。闘莉王は「2度と経験したくない。もういい」と無念そうだった。

【J1に足跡残した横浜FC】
 この大番狂わせを誰が予想しただろう。早々にJ2降格が決まった最下位チームが、王者浦和の2連覇を阻んだ。就任後ついに初勝利を挙げたジュリオレアル監督は「いいものが全部出た」と笑顔。実に21試合ぶりの4勝目で苦しかったリーグ戦を締めくくった。
 前半17分、左サイドのカズが阿部をかわして突破。速く低い絶妙のボールを中央に入れ、走り込んだ根占が決めた。格上相手に一歩も引かない今季最高のゲームを披露。最後の最後で、J1に確かな足跡を残した。
 時すでに遅く、1年でJ2に戻る事実は変わらない。それでもカズは「こういう勝利は自信になるし、歴史にもなる。J2に行くのは残念だが、まだサッカーは続く。下を向かずにやっていきたい」と、胸を張って話した。

甲府0−1FC東京
(小瀬・14777人)
≪得点者≫
FC東京:ルーカス87=PK

【大木監督「ありがたいの一言」】
 今季限りで退任する甲府の大木監督はリーグ最終戦を飾れず「いいゲームだった。でも勝てんわなあ」と苦笑した。この日も人とボールがよく動くサッカーで攻めたものの、決定機にシュートを外し続け、終盤にPKを与えて敗れた。
 来季はJ2だが、試合後にはサポーターから大きな声援を受けた。指揮官は「ありがたいの一言です」とうれしそうに話した。

新潟0−2大分
(東北電ス・37430人)
≪得点者≫
大分:森重9、鈴木20

【古巣・新潟から「帰ってこいよ」】
 今季途中に新潟から大分に期限付き移籍した鈴木が1得点、1アシストの大活躍。前半20分には約25メートルのFKを直接決めて「野球のナックルボールのようにどこに行くか分からない球を蹴った」と説明した。
 新潟サポーターからは「帰ってこいよ!」と声を掛けられる場面も。鈴木は「ありがとうと言いたい。どのチームでも、自分の人生は自分で歩く」と話した。

【新潟は敗戦も今季目標クリア】
 新潟は今季19得点のエジミウソンらが密着マークに遭い、最終戦を落とした。
 それでも今季を6位で終え「勝ち点50、7位以内」の目標をクリア。この日も観客は3万7000人を超え、鈴木監督は「1つ1つ積み重ねて、クラブが大きくなった」と感慨深そうだった。

磐田4−0
(ヤマハ・13923人)
≪得点者≫
磐田:前田39、林46、上田61、犬塚75

【GK川口も来季に手応え】
 磐田が最終戦を6試合ぶりの勝利で飾った。4−0の圧勝に、内山監督は「意識が統一されていた。攻守ともに良かった」と評価した。
 目標としてきたプレスから素早く攻撃を組み立てるサッカーで、多くの好機をつくった。ポストプレーで攻撃陣をリードし、先制点も決めた前田は「今日はやりやすかった」と笑顔。GK川口は「最後に勝ってすっきりした。チームの方向性が見えた」と来季への手応えを感じた様子だった。

神戸0−0横浜M
(ホムスタ・20687人)

【神戸・大久保嘉が日本選手トップ得点】
 神戸の大久保嘉はPKを失敗するなど無得点に終わった。それでも今季14得点で、得点ランキングでは横浜Mの大島と並び日本選手トップとなった。
 チームは10位となり、今季目標の9位以内には届かなかったが、手応えを感じている様子。「取りこぼしがなければもっと上へ行ける」と来季を見据えた。

【横浜Mは守護神・榎本が好セーブ】
 横浜Mは後半に神戸の猛攻にさらされたが、守備陣が踏ん張って無失点。早野監督が「ラッキーで拾った」と話す価値ある引き分けだった。
 GK榎本が活躍した。後半5分に大久保嘉のPKを防ぐなど、再三のピンチをしのいだ。早野監督は「スーパーセーブだった」と守護神を称えた。

広島2−2G大阪
(広島ビ・14173人)
≪得点者≫
広島:佐藤7、槙野89
G大阪:バレー27、二川80

【広島は入れ替え戦に弾み】
 広島は16位となり、J2の京都との入れ替え戦に臨むことになった。ただ、順位はほぼ確定していただけにG大阪戦は調整の意味合いが強かった。その意味では後半ロスタイムに槙野のヘディングシュートで追い付き、弾みをつけた。
 今季17得点のウェズレイはベンチ入りせず、佐藤、駒野らは後半途中に退くなど主力選手に配慮。代わって出場した柏木が絶妙な左CKで同点ゴールを演出。槙野は「チームを勢い付けた」と喜んだ。
 強豪相手の粘りに「入れ替え戦に回るようなチームじゃないと思う」とペトロビッチ監督。京都の試合は視察済みで「我々の方がいいチームと感じた」と自信満々だった。

【3試合連続で同じ失敗】
 G大阪は3試合連続で同じ失敗を繰り返し、2季続けて3位で終えた。3試合ともリードしながら、試合終盤の手痛い失点で引き分け。西野監督は「何かに取りつかれたのか。情けない」と嘆いた。
 結果的にはこの3試合を全勝していれば、逆転優勝ができた。その座を奪われた鹿島には今季J1で2戦2勝。西野監督は「非常に残念」と悔しさをにじませた。

J2第52節(最終節)結果

札幌2−1水戸
(札幌ド・28090人)
≪得点者≫
札幌:ダヴィ43、83
水戸:塩沢11

仙台2−0徳島
(ユアスタ・16716人)
≪得点者≫
仙台:ロペス48、萬代68

草津1−1京都
(群馬陸・5778人)
≪得点者≫
草津:寺田89
京都:田原6

C大阪2−2東京V
(長居・13126人)
≪得点者≫
C大阪:ジェルマーノ36=PK、小松76
東京V:ディエゴ14、飯尾33

愛媛2−1湘南
(愛媛陸・5314人)
≪得点者≫
愛媛:近藤79、赤井80
湘南:エドワルド・マルケス36

福岡1−3鳥栖
(博多球・14640人)
≪得点者≫
福岡:川島80
鳥栖:レオナルド12=PK、金信泳47、吉田87

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Jリーグディビジョン2
最終順位表&得点ランキング


 J2最終節は本日1日、札幌ドームなどで全6試合が行われ、コンサドーレ札幌がダビの2ゴールで水戸ホーリーホックを2−1で下し、勝ち点を91として7年ぶり2度目の優勝を決めた。セレッソ大阪と2−2で引き分け、勝ち点89で2位の東京ヴェルディ1969とともにJ1に昇格する。札幌は6年ぶり、東京Vは3年ぶりのJ1復帰。
 京都サンガはザスパ草津と1−1で引き分け、勝ち点86の3位で入れ替え戦に出場する。
 ベガルタ仙台は徳島ヴォルティスを2−0で破り4位。セレッソ大阪が5位で、愛媛FCに1−2で敗れた湘南ベルマーレが6位。サガン鳥栖はアビスパ福岡に3−1で快勝した。
 37得点のフッキ(東京V)が得点王となった。

【守備で結束して優勝掴む】
 一丸となって守備から組み立てる持ち前のサッカーで、札幌が優勝をたぐり寄せた。カウンターから相手DFを振り切って決勝点を挙げたダビは「チーム全員で掴んだ勝利」と結束力を強調した。
 立ち上がりから動きが硬く、水戸に先制点を許した。攻撃も単調にロングボールを放り込むだけ。J1復帰目前で足踏みした今季終盤を象徴するような前半に、三浦監督は「ガッカリさせられた」という。後半は間延びした陣形を立て直し、本来の守りを取り戻した。
 夏場にメーンスポンサーの石屋製菓の賞味期限改ざん問題に揺れ、第37節からの8試合で1勝1分け6敗とあえいだ。苦しむチームを豊富な運動量で支え続けた主将の芳賀は「今までやってきたことは間違いじゃなかった」と感慨深げだ。
 守備的なサッカーはJ1で通用しないという批判もあるが、三浦監督は「走らない、全員で守備をしないチームは勝てない。J1の下位3チームは守備が崩壊している」と指摘する。批判が的外れであることを、復帰の舞台で証明するつもりだ。

【東京V、苦境乗り越えJ1復帰】
 試合終了の笛が鳴ると、東京Vの選手、スタッフは跳び上がることもなく、一様にホッとした表情で喜びを表した。2年がかりでJ1復帰を決め、ラモス監督は「目的を果たせて幸せ」と穏やかな口調で話した。
 勝てばJ2優勝、負けてもJ1昇格がほぼ確実という状況で臨んだ。前半からディエゴ、飯尾のゴールで2点を先行。その後に2点を返されたものの、これで8月から16試合負けなしのままリーグ戦を終えた。
 今季は第7節から7連敗を喫して9位まで落ち、監督自身の去就も取りざたされた。ラモス監督は「ああいう苦しい時があったからこそ、ここまで来られた」と言う。フッキ、ディエゴの両外国人の攻撃力に依存する戦い方も最後まで貫き「方向性を変えていたら、昇格できなかったかもしれない」と振り返った。
 かつての王者は来季、3年ぶりにJ1の舞台に帰ってくる。

ブンデス
ドイツブンデスリーガ第15節結果

ハンザロストク0−3ハノーバー
≪得点者≫
ハノーバー:ファーレンホルスト84、、ハンケ86、スタイネル88

 ドイツブンデスリーガは30日、第15節の1試合が行われ、ハノーバーが終盤の4分間で一気に3点を奪い、ハンザロストクに快勝した。
 ハノーバーは、ここまで4勝2分け8敗と調子の上がらないハンザロストクとアウェーで対戦。しかし、昇格組を相手に80分を過ぎてもネットを揺らすことができず、スタジアムにはスコアレスドローの気配が漂い始めた。そんな中、後半39分にフツチのFKから最後はファーレンホルストがヘッドで決めてようやく先制ゴールが生まれると、これで一気にハノーバーに火が点き、ハンケ、スタイネルが立て続けに加点。4分間で3点を奪う破壊力をみせた。
 この結果、ハノーバーは勝ち点を24として暫定ながら6位に浮上した。

エール
オランダエールディビジ第13節結果

ユトレヒト7−1スパルタ

 オランダエールディビジは30日、第13節の1試合が行われ、9位ユトレヒトが7−1と大量ゴールを奪って17位スパルタを下した。
 ホームのユトレヒトは7分と29分のロファルのゴールでリードを奪うと、その後もネリッセらが決めて前半のうちに5点をマークし、後半15分にも加点して圧勝ムードをさらに高める。その後1点を失うシーンもあったものの、43分にはロファルがハットトリックを達成し、ゴールラッシュの試合を締めくくった。

22チーム免除
 欧州サッカー連盟(UEFA)は30日、スイスのルツェルンで理事会を開き、2009−2010年シーズンから導入する欧州チャンピオンズリーグの新方式を決めた。
 本戦は、出場32チームを8グループに分けたグループリーグの各グループ2位までの計16チームが決勝トーナメントに進む現行方式を踏襲するが、水曜日に行われている決勝を土曜日開催に移行する。
 他の変更点は、予選を経ずに自動的に本戦に出場できるチーム数を現行の16から22に拡大する一方、残る10チームの決定には、2つの予選を併用。5枠はUEFAランキング上位協会のチームで争われ、残り半分は同ランキングの13位から最下位の53位の協会の国内リーグ王者に分配する。中堅国から弱小国にも出場機会を拡大するとしてきたプラティニ会長の意向が取り入れられた。ただ、国内カップ戦王者を予選に組み込む案は賛同を得られず、見送られた。

最終候補
 国際サッカー連盟(FIFA)は30日、各国代表の監督と主将が選出する年間最優秀選手の最終候補にポルトガル代表MFクリスティアーノ・ロナウド(マンチェスター・ユナイテッド)、ブラジル代表MFカカ(ミラン)、アルゼンチン代表FWメッシ(バルセロナ)の3人が残ったと発表した。
 いずれも受賞すれば初となる。授賞式は12月17日にチューリヒ(スイス)で行われる。
 女子はFWマルタ、FWクリスティアネ(ともにブラジル)とFWプリンツ(ドイツ)の3人が選ばれた。

登録選手発表
 サッカーの6大陸のクラブ王者などが世界一を懸けて争うクラブ・ワールドカップ(W杯)(12月7〜16日、東京、横浜ほか)の7チームの出場登録選手が30日に発表された。7度目の欧州王者に輝いて来日するミラン(イタリア)はカカやピルロの両MFなど主力が顔を揃え、故障で今季出場が少ないFWロナウドもメンバー入りした。
 南米勢3連覇が懸かるボカ・ジュニアーズ(アルゼンチン)は、チーム復帰が決まったリベルタドーレスカップ制覇の立役者MFリケルメの登録が間に合わなかったが、19歳の新鋭MFバネガらに注目が集まる。
 アジア王者として日本勢で初出場の浦和レッズ、アジア2位のセパハン(イラン)など他の5チームは、いずれも最大枠23人を登録した。

【超サカFLASH】

欠場
 スコティッシュプレミアリーグのセルティックは30日、左膝を痛めているMF中村俊輔が本日1日のハーツ戦も欠場すると発表した。中村は10月27日のマザーウェル戦を最後に戦列を離れている。

欠場
 ドイツブンデスリーガ、フランクフルトの広報は30日、FW高原直泰とMF稲本潤一が風邪による体調不良のために練習を休み、本日1日のボルフスブルク戦も欠場する見込みであることを明らかにした。

ベンチ外
 フランスリーグ2で、FW伊藤翔のグルノーブルは30日、アウェーでアジャクシオに1−2で敗れた。伊藤はベンチ入りしなかった。

契約更新
 味の素は30日、J1のFC東京、J2の東京Vのホームとなっている味の素スタジアムの命名権契約を更新した。契約期間は来年3月から6年間、スポンサー料は総額14億円。

戦力外通告
 J1の横浜MがMF上野良治に戦力外通告を行ったことが30日、明らかになった。

全治2ヶ月
 J1大宮は30日、MF佐伯直哉が29日に左膝外側半月板部分切除の手術を受けたと発表した。全治まで2ヶ月。

近日中結論
 J1磐田からJ2の東京Vにレンタル移籍しているMF名波浩は30日、去就について「引き際の美学はある。色々な人の意見を聞いて総合的に考えて判断したい。いずれにしても来季、東京Vにいることはない」と話し、近日中に結論を出す方針を明らかにした。

現役引退
 J2山形は30日、FW林晃平(29)が今季限りで引退すると発表した。G大阪などでもプレーし、J1通算9試合0得点、J2通算181試合29得点だった。

戦力外通告
 J2山形は30日、DF鷲田雅一(29)やDF須田興輔(27)ら5選手と来季の契約を更新しないと発表した。

戦力外通告
 J2草津は30日、FW佐藤正美(26)、松浦宏治(27)、奥山卓廊(24)、マーロン(20)、MF里見仁義(24)、中井義樹(24)の6選手と来季の契約を更新しないと発表した。

[提携サイト]
日本代表ニュース

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