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本日の超最新情報
2007.12.07.FRI

★開幕★
トヨタ・クラブワールドカップ１回戦(開幕戦)結果

セパハン(イラン)３−１ワイタケレ(ニュージーランド)
(国立)
≪得点者≫
セパハン：エマド・モハメド3、4、アルハイル47
ワイタケレ：ダニー・ヘイ74

　サッカーの６大陸連盟のクラブ王者などが世界一を争うトヨタ・クラブワールドカップ（Ｗ杯）は本日の7日、東京・国立霞ヶ丘競技場で開幕し、１回戦でアジアチャンピオンズリーグ準優勝のセパハン（イラン）がオセアニア代表のワイタケレ（ニュージーランド）を３−１で下した。
　セパハンは10日の準々決勝（豊田スタジアム）で、日本勢として初出場となるアジア王者の浦和レッズと顔を合わせる。
　前半立ち上がりにエマド・モハメドの連続ゴールで優位に立ったセパハンは後半にも１点を追加。ワイタケレの反撃を１点に抑えた。
　決勝は16日に横浜国際総合競技場で行われる。

【セパハンが快勝発進】
　前半３分、エマド・モハメドのヘッドで早々と先制すると、さらにその直後には相手クリアミスから再びリダが右足で流し込み２点目をゲット。セパハンはプロの選手が少ないアマチュア主体のワイタケレを順当に下した。
　不安は少なくなかった。攻撃の中心、指令塔ナビドキアは国内リーグでの試合で負傷したため、先発を外れた。さらには、日本の寒い気候に適応できずに、体調を崩す選手が続出。ボナチッチ監督が「（イランの首都である）テヘランの気温は２０度あり、日本よりはるかに暖かかった」と困惑した通り、3日の来日後、発熱して点滴を受けた選手もいた。
　しかし、選手達のモチベーションは高かった。「もう一度、浦和と戦いたい。次は必ず勝つ」。アジアチャンピオンズリーグ決勝で、浦和で敗れた際、選手達はこう誓ったが、その後も士気を高めてきた。
　それが、この日の勝利で現実に。来日直後、ボナチッチ監督は「我々は休暇を取りに日本に来たのではない」と言い放った。その“本気度”が調子が下降気味の浦和には恐い。

【懸命なプレーも実力差を痛感】
　懸命にボールを追い回した初出場のワイタケレだが、勝利は遠かった。
　前後半の立ち上がりに不用意な失点。それだけでなくパスやトラップの質も、決して高いとはいえないものだった。ミリシッチ監督は「こういうレベルの試合をもっとしないといけない。国内のレベルを高める必要がある」と実力差を痛感したようだった。

★正式決定★
　日本サッカー協会は本日7日、東京都内で理事会を開き、脳梗塞で入院しているイビチャ・オシム日本代表監督(66)の後任として、1998年ワールドカップ（Ｗ杯）フランス大会で代表を指揮した岡田武史氏(51)が就任することを正式に決定した。日本代表は新たな指揮官の下で、来年2月から始まるＷ杯アジア３次予選に臨む。
　近く結ぶ正式契約で、川淵三郎キャプテンは2010年Ｗ杯南アフリカ大会まで指揮を任せる意向を示した。
　岡田監督は記者会見で「やると決めたのは理屈じゃない。今まで登ったことがある山ばかりの中で、ちょっと横を見たら本当に断崖絶壁。これにチャレンジしなくてはいけないという気持ち」と、受諾に至った心境を説明。「Ｗ杯に出るため全てを尽くす」と抱負を述べた。
　岡田監督は９年ぶりの代表監督復帰。同監督が退任した1998年以降、日本代表はトルシエ、ジーコ、オシム各氏と外国人監督が続いており、久しぶりの日本人監督の誕生となる。
　岡田監督は1997年10月のＷ杯アジア最終予選の最中に、コーチから日本代表監督に昇格。日本を本大会に導き、初出場した1998年Ｗ杯フランス大会で指揮を執った後に辞任した。その後Ｊ１の横浜Ｆ・マリノスでリーグ連覇を果たすなど手腕を発揮した。

日本代表・岡田武史新監督
「（就任を）決めたのは理屈ではない。今までは周りを見たら登ったことがある山ばかり。でも横を見たら断崖（だんがい）絶壁で、これにチャレンジしないといけないなという気持ちが湧いてきた。日本代表がワールドカップに出るために自分のできること全てを尽くしたい」

日本サッカー協会・川淵三郎キャプテン
「厳しい状況で、強い覚悟を持って監督就任の決意をしてくれた岡田新監督に対して心から感謝と敬意を表したい。ワールドカップに出場し、グループリーグを突破できるチームをつくってほしい」

岡田武史氏（おかだ・たけし）
大阪・天王寺高−早大から古河電工（現Ｊ１千葉）入り。日本代表ＤＦでプレーし、1990年に現役引退。代表コーチだった1997年、Ｗ杯フランス大会アジア地区予選の途中で加茂周監督解任に伴い監督昇格。同予選第３代表決定戦を制して日本をＷ杯初出場に導く。Ｗ杯グループリーグで日本が敗退した後に辞任。1999年にＪ２札幌監督に就任し、２シーズンでＪ１に昇格した。2003年からＪ１横浜Ｍを率いて２季連続リーグ優勝。今年3月から日本サッカー協会特任理事。大阪市出身。51歳。

【岡田武史新監督Ｑ＆Ａ】
岡田武史新監督「オシム監督がこのような形で代表監督を続けられない状況にサッカー仲間として無念に思うとともに、胸が痛む。ただ、私は（代表監督の）話をもらったとき、人生は分からないなと。１週間前に考えもしなかった。考えれば考えるほど引き受けられないと思ったが、やらなきゃいけない、トライしなきゃいけないと沸々と感じ、返事をした。引き受けた以上、日本代表チームがＷ杯に出場できるように尽くしたい」

代表監督を引き受けた理由は？

「自分の気持ちの中でやると決めたのはいつというのはなく、断崖絶壁にチャレンジし、日本のサッカーのためもあるし、この気持ちが湧いてきたので、サッカー協会から何も聞かないうちに自分の中で決めていた」

どんなチームにし、どんなサッカーをしたい？

「今まで（フランスＷ杯の）代表監督のほかに札幌、横浜Ｍとやってきたが、いつもうまくいっていないので代わってくれといってなった。だが、今回はうまくいっていないわけじゃなく、違う感覚。ただ、自分の色を出して、引っ張っていくのは得策ではない。年明けの1月15日から１０日間、キャンプを行う。１０日間のキャンプでチームをつくる時間はない。ましてオシムさんのサッカーはオシムさん以外にはできない。できる限りあるものを生かして、予選の中で作り上げるのがベターではないか」

（1998年フランスＷ杯の）１０年前と違うものは？

「１０年前から１０年たっているということ。だいぶ違うと思う。サッカーを取り巻く環境として、日本中がＷ杯を知らなかったし、ちょっとクレージーな状態だった。全体的に環境も落ち着きがある。１０年前は引き受けた時点で、どん底で選手も追い込まれていた。若かったし、とにかく必死だった。年を取り、人間も少し丸くなって、みんなに辛く当たることはない」

川淵三郎キャプテンが岡田監督に求める目標は？

川淵キャプテン「Ｗ杯の出場だけでなく、グループリーグを突破できるチームを作ってほしい」

来年1月15日からの合宿のスケジュールは？

岡田武史新監督「12月中に一度、選手を集めるよう（協会に）お願いしている。選手の見極めではなく、練習試合をするのでオフに入った選手がコンディションを保っていてほしい。また、選ばれたらどういう心構えで集まって欲しいかとか、公式予選や、オフをどう過ごしてほしいかなどの（心構えを）サジェスチョンしたい。そして、15日からキャンプを行い、キリンチャレンジカップの２試合をやって（Ｗ杯）予選に入る予定にしている」

具体的なコンセプトは？

「人もボールも動くサッカーのコンセプトは変わらない。（今の代表以外の招集は）大枠の中であるが、コーチと打ち合わせし、１、２人と少ないがいる。海外組は今スケジュールを調べていて、どこでどう呼べるか検討している。国内組も海外組もチームの戦力になるかを考える」

監督の契約期間は？

「まだ契約期間は聞いていない」

川淵キャプテン「Ｗ杯本大会までやってもらう」

岡田武史新監督「反町監督は五輪に専念してもらい、時間があればミーティングに出てほしいと要望している。反町監督も代表チームでチャンスがあれば（U-22の選手を）使ってもらいたいと話している。昔から知っているし、コミュニケーションを取ってやりたい」

１０年前に協会からのサポートが十分じゃないと聞いたが、要望は話したのか？

「１０年前は若かった。今は何も言っていない。川淵キャプテンや協会技術委員会からはいいんですか、やってもいいと言われているが、チームを信頼している。現時点で要求していないのは、私が受け入れればいいこと。そういう年齢になった」

１年半も現場から離れており、不安は？

「ずっとやっている人のほうが少ない。そんなささいなことが気になるようなら（代表監督は）受けない。１年半離れたことで、いろんな意味で勉強になったし、人間の経験にもなったと思う」

選手選考のコンセプトは？

「全面的に新チームをつくる自信はない。今ある土台のうえに立ちながら、今まで選ばれた選手の中で（所属する）チームでの調子、ケガなどを考慮して選びたい」

コーチについては。さらに健康状態は？

「コーチは、まず今までの土台を引き継ぐので、（チームを）知っている彼らの力がないとやっていけない。彼らを最大限尊重したい。至って健康と思う。４〜５年前に健康検診に行ったら、高い金を出したのにどこも悪くないといわれ損した気になったので、ずっと行っていない。ただ、年末から来年頭にかけて行こうと思っている」

来年2月6日からのＷ杯予選はどのように戦う？

「１試合１試合をやって、試合を振り返りながらステップアップしたい。6月は１ヶ月ほど選手を拘束できるので、ある程度の意思統一をしたものが作れると思う。現状の中で勝つことを目指したい」

家族の反応は？

「家族はまさか引き受けるとは思っていなかったらしく、一応に驚いていた。だから、もう知らないというようなことを言っていた」

★正式決定★
　女子日本代表の新監督に本日7日、佐々木則夫コーチ(49)の就任が正式決定した。会見した佐々木新監督は「北京では以前のベスト８以上の成果を目指し、何とかメダルを日本に持ち帰りたい」と、五輪本番の目標を掲げた。
　大橋前監督が任期満了で今年限りでの辞意を表明。北京五輪までに残された時間は少なく、日本サッカー協会では継続性などを重視。2006年1月から女子日本代表コーチに就任、五輪予選、今夏の女子Ｗ杯などを経験した佐々木新監督に白羽の矢が立った。
　佐々木新監督は「相手の長所を消すこと、ゴール前の勝負どころでの強さが課題」と克服点を明確にする一方、「人とボールが動くサッカーは進歩した。日本はもっとできると自負している」と自信ものぞかせた。

★記者会見★
　クラブ・ワールドカップ（Ｗ杯）に欧州代表で出場するミラン（イタリア）が本日7日、横浜市内で記者会見し、アンチェロッティ監督は初戦の準決勝（13日）で対戦する可能性がある初出場の浦和（アジア代表）について「自国開催なので時差がなく有利。ブラジル人選手、ドイツ人監督がおり、警戒している」と話した。
　ミランは今年のバロンドール（年間最優秀選手）に輝いたブラジル代表ＭＦのカカらを擁する。チームは2003年にも前身のトヨタカップに参加し、今大会にも南米代表で出場しているボカ・ジュニアーズ（アルゼンチン）にＰＫ戦で敗れた。マルディーニ主将は「思い出すのは辛いが、ここで到達すべき目標はタイトルを取ること。新たな気持ちで臨む」と厳しい表情で言った。

【ボカが来日】
　クラブ・ワールドカップＷ杯に出場する南米王者のボカ・ジュニアーズが本日7日朝、来日した。成田空港に到着したＦＷパレルモ、パラシオら選手達は、長旅の疲れも見せず、サポーターからの温かい声援に笑顔で応えていた。
　チームは到着後、すぐに都内の宿舎へ移動。初戦となる12日の準決勝（国立）へ向け早速、準備に取りかかった。

【超小型チップ埋め込み判定】
　本日7日開幕のクラブワールドカップ（Ｗ杯）で新しい技術がテストされる。国際サッカー連盟（ＦＩＦＡ）が「ゴールラインテクノロジー」と呼ぶ技術で、超小型チップをボールに埋め込み、ゴールか否かを正確に判定、信号で知らせるというものだ。ゴールライン上での混戦など、難しい判断を求められる状況でも正しい判定を下せるという。
　2005年U-17（17歳以下）世界選手権（現U-17Ｗ杯）でも同様の技術が試験的に導入された。しかし、当時はボールがクロスバーの上を通過した際に「ゴール」の信号が発信されるなど問題点も残った。改良が進められ、再テストの運びとなった。
　ボールがゴールラインを越えたかどうかはしばしば物議を醸す。過去には1966年Ｗ杯決勝でのイングランドの勝ち越しゴールが有名。西ドイツと譲らずに２−２の延長前半、ハーストのシュートはバーを叩いて真下に落ちた。ボールは逆スピンがかかりフィールド側に跳ね返ったが、主審はゴールを宣告した。微妙な判定は４０年以上たった今でもなお議論の的だ。
　今回の技術は信号が主審にだけ届くようになっており、外部に漏れることも外部から影響を受けることもないという。ＦＩＦＡのコロスコフ・クラブＷ杯組織委員長は「うまくいけば2010年Ｗ杯に使える」と自信たっぷりだ。

★天皇杯展望★
第８７回天皇杯全日本選手権５回戦日程

8日(土)
13:00〜

ガンバ大阪vs大分トリニータ
(フクアリ)

清水エスパルスvs横浜Ｆ・マリノス
(岡山陸)

サガン鳥栖vsＦＣ東京
(丸亀)

ジュビロ磐田vsサンフレッチェ広島
(広島)

愛媛ＦＣvs横浜ＦＣ
(長崎)

川崎フロンターレvsヴィッセル神戸
(神戸ユ)

鹿島アントラーズvsヴァンフォーレ甲府
(カシマ)

Ｈｏｎｄａ ＦＣvs名古屋グランパスエイト
(松江)

トーナメント表

Ｇ大阪┐
山　形┘┐
千　葉┐┘┐
大　分┘　│
清　水┐　│┐
明治大┘┐┘│
横浜Ｍ┐┘　│
佐川便┘　　│
新　潟┐　　│┐
鳥　栖┘┐　││
Ｆ東京┐┘┐││
ＴＤＫ┘　│┘│
磐　田┐　│　│
順天大┘┐┘　│
広　島┐┘　　│
湘　南┘　　　│
　　　　　　　├優勝
浦　和┐　　　│
愛　媛┘┐　　│
大　宮┐┘┐　│
横浜Ｃ┘　│　│
川　崎┐　│┐│
Ｃ大阪┘┐┘││
神　戸┐┘　││
福　岡┘　　│┘
鹿　島┐　　│
水　戸┘┐　│
甲　府┐┘┐│
徳　島┘　│┘
　柏　┐　│
ホンダ┘┐┘
名古屋┐┘
草　津┘

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最新TVｽｹｼﾞｭｰﾙ

★Ｊ展望★
Ｊ１・Ｊ２入れ替え戦第２戦日程

8日(土)
16:00〜
サンフレッチェ広島vs京都サンガ
(広島ビ)
第１戦：京都２−１広島

　Ｊリーグの１部（Ｊ１）２部（Ｊ２）入れ替え戦は、Ｊ１で１６位のサンフレッチェ広島とＪ２で３位の京都サンガが明日8日午後4時から広島広域公園陸上競技場で第２戦を行う。両チームは本日7日、ともに非公開で最終調整した。
　ホームでの5日の第１戦を２−１で制した京都は、勝つか引き分ければ２季ぶりのＪ１復帰が決まる。１点差で敗れた場合は２戦の合計スコアが同じになり、アウェーでの得点数で勝者が決まる。
　広島は２点差以上の勝利が必要だが、１−０で勝った場合は合計スコアで並び、敵地での得点数で上回るためにＪ１残留が決定。また、２−１で勝った場合は、延長戦、さらにＰＫ戦で決着を付ける。

★新監督★
　Ｊ２モンテディオ山形は本日7日、小林伸二氏(47)が来季から新監督に就任すると発表した。
　小林氏はＪ２大分の監督として2002年にチームを優勝に導いた経歴を持つ。今季まで山形を指揮した樋口靖洋氏は、Ｊ１大宮の監督就任が決まっている。

★新監督★
　韓国サッカー協会は本日7日、許丁茂（ホ・ジョンム）氏が同国代表監督に就任することが決まったと発表した。新監督は記者会見で「責任と使命（の重さ）を感じる。サッカー人生の全てをかけてやりたい」と抱負を語った。
　許氏は2002年の日韓ワールドカップ（Ｗ杯）後の韓国代表の成績が「相当に低調で沈滞している」と指摘。選手、指導者、協会の全てに責任があり「再出発する気持ちで」努力していく考えを強調した。
　同協会によると、許氏は1974−1986年に韓国代表選手として活躍。1998年から韓国代表の監督を務めたが、2000年のシドニー五輪での予選リーグ敗退後に解任された。現在はＫリーグ全南の監督。

★英国入り★
　イングランド代表の次期監督候補に挙がっている前チェルシー（イングランド）監督のジョゼ・モウリーニョ氏が、イングランド協会（ＦＡ）との面談のため母国ポルトガルから6日に英国入りしたことが明らかになった。英高級紙ガーディアン（電子版）など複数紙が本日7日に報じた。話し合いは数日内にも行われる見込み。ガーディアンはモウリーニョ氏が就任に向け、同代表の再建構想を用意しているとしている。
　またインディペンデント紙（電子版）はＦＡが前週、前レアル・マドリード監督のファビオ・カペッロ氏（イタリア）と面会したとも伝えた。前ドイツ代表監督のユルゲン・クリンスマン（ドイツ）も候補の１人としている。ＦＡは、ユーロ2008（欧州選手権）予選敗退を受け、マクラーレン前監督を解任し、国籍を問わず、後任の人選を進めている。

★決勝Ｔ進出★
ＵＥＦＡ（欧州連盟）カップ・グループリーグ第４節結果

グループＥ：

レバークーゼン(ドイツ)１−０ スパルタ・プラハ(チェコ)
(レバークーゼン)

スパルタク・モスクワ(ロシア)１−０チューリヒ(スイス)
(モスクワ)

グループＦ：

レッドスター(セルビア)０−１ボルトン(イングランド)
(ベオグラード)

サロニキ(ギリシャ)１−１ブラガ(ポルトガル)
(テサロニキ)

グループＧ：

アンデルレヒト(ベルギー)１−１トッテナム(イングランド)
(ブリュッセル)

ＡａＢ(デンマーク)１−２ヘタフェ(スペイン)
(オールボー)

グループＨ：

オーストリア・ウィーン(オーストリア)０−１パニオニオス(ギリシャ)
(ウィーン)

ボルドー(フランス)２−１ヘルシンボリ(スウェーデン)
(ボルドー)

　ＵＥＦＡ（欧州連盟）カップは6日、各地でグループリーグ・グループＥ〜Ｈの第４節が行われ、新たにトッテナム（イングランド）、ボルドー（フランス）などが３２チームによる決勝トーナメント進出を決めた。
　グループＧのトッテナムはアンデルレヒト（ベルギー）と引き分けて勝ち点７とし、グループＨのボルドーは無傷の３連勝を飾った。グループＥはスパルタク・モスクワ（ロシア）、チューリヒ（スイス）、レバークーゼン（ドイツ）の上位３チームが揃ってグループリーグを突破した。

★敗れる★
　コパ・イタリア（イタリアカップ）は6日、４回戦第１戦の１試合が行われ、エンポリがホームでユヴェントスに２−１と勝利する波乱があった。
　現在セリエＡで３位に付けるユベントスは、普段のラインナップから大幅にメンバーを変えて試合に臨んだツケを支払う。開始１９分、エンポリのポッツィにヘッドでネットを揺らされると、後半開始直後にはアバテに追加点を許し、さらに今季エンポリからユーベに移籍してきたＭＦアルミロンが退場になってしまう。
　２点のビハインドを背負った上に、数的不利にもなったユベントスは、終了１０分前にイアクィンタのゴールで一矢報い、1月16日の第２戦に向けて大きな１点こそ挙げたものの、第１戦を落とす形となった。

★選手兼監督★
　ブラジルのサッカー名門クラブ、バスコ・ダ・ガマは6日、元ブラジル代表ＦＷロマーリオ(41)を正式に選手兼監督に任命したと発表した。
　ロマリーオは10月、１試合だけ暫定監督を務め、メキシコのチームに勝利している。任期は少なくとも来年2月末までで、リオデジャネイロ州の大会やドバイの国際大会で指揮を執ることになる。

★最終予選から参加★
　アジアサッカー連盟は6日、2011年にカタールで開催されるアジアカップの予選方式を発表し、日本は第４シードで最終予選から参加することが決まった。
　今年7月のアジアカップで優勝したイラク、準優勝のサウジアラビア、３位の韓国は既に出場権を獲得。最終予選は１次予選を勝ち抜いた４チームと、日本を含む第１９シードまでの計２０チームがグループ５に分かれて争い、各グループ２位までが本大会に出場する。
　試合日程は17日に発表される。

【超サカＦＬＡＳＨ】

★２ゴール★
　イタリアセリエＡ、カターニャＦＷ森本貴幸がアマチュアチーム・バゲーリアとの練習試合で後半から出場し、２ゴールを決めた。試合は１１−０でカターニャが勝っている。

★内定★
　Ｊ１川崎は本日、駒大ＭＦ菊地光将(21)の来季加入が内定したと発表した。

★選手登録★
　Ｊ１柏は本日、柏ユースＭＦ比嘉厚平(17)、酒井宏樹(17)を来季、２種登録（アマチュア）でトップチームの選手登録をすることが内定したと発表した。

★完全移籍★
　Ｊ１札幌がＦＷダヴィの保有権を持つヴィトーリア（ブラジル）と交渉を行い、完全移籍での獲得が大筋合意した。移籍金は５０００万円以上となる見込み。

★戦力外通告★
　Ｊ２降格の横浜ＦＣは本日、ＭＦ玉乃淳(23)と来季の契約を更新しないと発表した。今季はリーグ戦６試合に出場した。

★解任★
　Ｊ２徳島は本日、今井雅隆監督(48)を解任したと発表した。後任は未定。今季から今井監督が指揮した徳島はリーグ戦で６勝１５分け２７敗と苦しみ、最下位の１３位に沈んだ。

★社長就任★
　来季からＪ２に昇格するＦＣ岐阜は本日、臨時株主総会を開き、今西和男ゼネラルマネジャー（ＧＭ）(66)の代表取締役社長（ＧＭ兼務）就任を決めた。

★引退否定★
　イタリアセリエＡ、ミランのパオロ・マルディーニ主将(39)は本日、クラブＷ杯で優勝した場合、16日の決勝を最後に現役を退くとの一部報道について「契約は2008年6月まである。残りの期間もプレーする」と語り、今季終了まではプレーを続ける意向を示した。

★解任★
　セルビアサッカー協会は6日、ユーロ2008（欧州選手権）敗退を受けハビエル・クレメンテ代表監督(57)を解任したと発表した。同協会は来年1月24日までに後任を決定する意向。

★辞任★
　ウクライナ代表のオレグ・ブロヒン監督(55)がユーロ2008（欧州選手権）予選での敗退を受けて辞任を表明した。後任は未定。

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