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本日の超最新情報
2007.12.18.TUE

合宿開始
 岡田武史監督が初めて招集したサッカーの日本代表候補が本日18日、千葉市内のホテルに集合し、2日間の合宿がスタートした。明日19日には練習試合を実施する。
 今回の合宿は新監督と選手が初めて顔を合わせ、来年2月に始まるワールドカップ(W杯)アジア3次予選に向けてコミュニケーションを深める貴重な機会となる。
 19日の練習試合後にチームは解散し、日本代表は年内の活動を終了。来年は1月15日から鹿児島県指宿市で行われる合宿で始動し、26日にチリ、30日にボスニア・ヘルツェゴビナと国際親善試合で対戦する。

日程発表
 Jリーグは本日18日、来季の日程概要を発表した。3月8日に1部(J1)2部(J2)が同時開幕し、12月6日に最終節を行う。
 J1は2回戦総当たり(全34節)で、ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会アジア3次予選が6月に4試合あるため、5月17、18日の第13節後に中断し、6月28、29日から再開する。8月の北京五輪期間中の中断はない。J2はW杯予選による中断はなく、3回戦総当たり(全45節)で行われる。
 対戦カードや会場などは来年1月24日に発表される。
 その他の主要大会日程は以下の通り。

ゼロックス・スーパーカップ:
3月1日

ヤマザキナビスコカップ:
3月20日〜11月1日

オールスター:
8月2日

J1・J2入れ替え戦:
12月10、13日

組み合わせ
 Jリーグは本日18日、来季のヤマザキナビスコカップ大会方式を発表し、今季のJ1成績によって決めたグループリーグ組分けにより、浦和は名古屋、京都、神戸とともにグループAに入った。3月20日に開幕し、11月1日に東京・国立競技場で決勝を行う予定。
 グループリーグは4チームずつ4グループに分かれてホームアンドアウェー方式で争い、各グループ1位と、2位のうち成績上位の2チームが準々決勝に進む。アジアチャンピオンズリーグにグループリーグから出場する鹿島、G大阪は準々決勝から登場する。
 アジア王者の浦和は来季のACLには準々決勝から参加。ACLグループリーグに出ないため、同時期のナビスコ杯グループリーグに出場する。
 組み合わせは以下の通り。

グループA:
浦和、名古屋、京都、神戸

グループB:
FC東京、東京V、清水、磐田

グループC:
札幌、千葉、柏、川崎

グループD:
大宮、横浜M、新潟、大分

90%超
 Jリーグは本日18日、今季観客数の分析結果を発表、平均観客数を試合会場収容人数で割った収容率では1部(J1)新潟の90.6%が最高だった。平均観客数は浦和の4万6667人がトップで、2位の新潟を8000人以上、上回った。
 Jリーグは2010年に1100万人の年間総入場者数を目指しており、収容率がJ1で平均70%、2部(J2)で平均50%を超えれば、達成可能としている。J1で70%を上回ったのは新潟のほかG大阪、浦和、清水、千葉、川崎、柏、甲府の8クラブ。優勝した鹿島は40.2%にとどまった。J2で50%以上だったのは仙台だけだった。

開催不透明
 サッカーの日中韓リーグ王者などで争うA3チャンピオンズカップの来年の開催が不透明な状況となっていることが本日18日、明らかになった。
 A3杯は日中韓のプロリーグ活性化と交流を目的として2003年に創設。3カ国で順番に開催し、来年は第6回大会を韓国で開く予定になっているが、現段階では日程が決まっていない。
 Jリーグの羽生英之事務局長は「なくならないように努力している」と話した。

帰国
 J1浦和レッズは本日18日、FWワシントン(32)の契約満了による退団を正式に発表した。ワシントンは同日、ブラジルに帰国した。
 ワシントンは2005年に東京V入りし、浦和に移籍した昨季は26ゴールで得点王。今季はリーグ戦で16得点だったが、アジアチャンピオンズリーグ、クラブワールドカップ(W杯)でも貴重なゴールを挙げた。
 ブラジルの強豪、フルミネンセに移籍する。

コーチ就任
 来季J1に昇格する東京ヴェルディ1969は本日18日、今季途中まで横浜FCの監督を務めた高木琢也氏(40)のコーチ就任を発表した。
 元日本代表の高木氏は現役時代の1998−1999年に東京V(当時V川崎)でプレーしている。
 また、ブラジル出身のMFディエゴ(23)と契約を更新したことも発表した。今季から加入したディエゴはリーグ戦47試合に出場し、13得点を挙げた。MF佐藤悠介(30)と来季の契約を結ばないことも発表された。

新監督
 日本フットボールリーグ(JFL)のFC琉球は本日18日、元日本代表監督のフィリップ・トルシエ氏(52)を総監督に迎えると発表した。トルシエ氏は明日19日、那覇市に入り、記者会見を開く。具体的な活動内容は、そこで明かされるという。
 トルシエ氏は1998年に日本代表監督に就任。2002年のワールドカップ(W杯)日韓大会で、代表チームを初めて決勝トーナメントに導いた。その後、フランスリーグ1のマルセイユ監督やモロッコ代表監督などを歴任した。
 2003年に発足したFC琉球は、2006年にJFL入り。今季は18チーム中17位と低迷した。

MVP
 国際サッカー連盟(FIFA)は17日、スイスのチューリヒで2007年の年間最優秀選手を発表し、男子はブラジル代表のカカが初受賞した。
 25歳のカカは昨季の欧州チャンピオンズリーグで得点王に輝き、ミラン(イタリア)の優勝に貢献。日本で開催されたクラブワールドカップ制覇にも導き、大会最優秀選手に選ばれた。フランス・フットボール誌選出のバロンドール(年間最優秀選手)と合わせ、史上9人目の同年ダブル受賞を果たした。
 同賞は世界各国・地域の代表監督と代表主将による投票で決まり、カカは1047点を獲得した。バルセロナFWメッシ(アルゼンチン)が504点で2位、マンチェスター・ユナイテッドMFクリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル)が426点で3位だった。
 女子はマルタ(ブラジル)が2年連続で年間最優秀選手に選ばれた。
 また、サッカー界に多大な貢献をしたとして往年の名選手ペレ(ブラジル)にFIFA会長賞を授与した。巨額のスポンサー費が見込めるユニホームのロゴ使用権をユニセフに無償で提供しているバルセロナ(スペイン)はフェアプレー賞に輝いた。

【カカがバロンドールとダブル受賞】
 日本でクラブワールドカップの優勝トロフィーに口付けをしたばかりのカカが、チューリヒの受賞会場に登場した。ピッチでも抜群の加速力が持ち味で疲れ知らずの25歳は「本当に特別な夜」とさわやかな笑顔を振りまいた。
 「バロンドール」も今回の受賞も、得票数で2位以下に大差をつけた。5万人を超える世界各国の選手が投票する国際プロサッカー選手協会最優秀選手にも選ばれた。
 得点王となった昨季の欧州チャンピオンズリーグでは、延長戦までもつれた決勝トーナメント1回戦第2戦で決勝点。事実上の決勝ともいわれたマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)との準決勝で2試合3得点、決勝も技ありのアシストを記録した。
 日本でのクラブワールドカップ決勝でも、本領発揮の1得点2アシスト。大事な試合で必ず活躍する勝負強さが光った。
 得点すると人差し指を立て、天上の神へ感謝を欠かさない敬虔(けいけん)なクリスチャン。「聖書には、神が時に希望以上の物を与えてくれるという文がある。まさにそういう年だった」と感慨に浸った。

就任会見
 イングランド代表で史上2人目の外国人監督となるイタリア人のファビオ・カペッロ氏(61)が17日、英・ロンドンで就任の記者会見に臨み、「この仕事をずっとやりたいと思っていた。夢が叶った。イングランドは偉大なチーム。必ずトップになれる」などと抱負を語った。
 質疑応答は通訳を介して行われたが、カペッロ氏は「選手とのコミュニケーションは重要。今は、英語の厳しい特訓を自分に課している。1ヶ月後に選手と会う時には、英語を話せるようになっているはずだ」と話し、意思疎通に不安がないことを強調した。
 年明けの1月初めから国内のクラブを訪問して、監督の仕事を開始するという。初采配は2月6日のスイス代表との親善試合が予定されている。

全治6週間
イングランドプレミアリーグのチェルシーは17日、イングランド代表DFジョン・テリーが右足の3カ所を骨折し、約6週間戦列を離れる見通しだと発表した。
 主将のテリーは前日のアーセナル戦でエボウエのタックルを受け、途中交代した。直後の検査で骨折は見つからなかったが、この日の精密検査で右足甲などの亀裂骨折が判明した。

34位
 国際サッカー連盟(FIFA)は17日、今年最後となる12月の世界ランキングを発表し、日本は前月より1つ順位を下げ、34位で終えた。アジア連盟(AFC)所属国では最上位。昨年の最終ランキングからは13ランク上昇した。
 アルゼンチンが3ヶ月連続で1位を守り、1993年にランキング制度が導入されて以来、初めて年間最終ランクで1位を獲得。2位のブラジルは5年連続の最終1位から陥落した。3位はイタリア。AFC所属では、イランが41位、韓国が42位で、2010年ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会アジア3次予選で日本と対戦するオマーンは84位、バーレーンは102位、タイが121位だった。

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最新FIFAランキング

コーチ就任
 日本代表の岡田武史監督は17日、横浜市内で開かれたJリーグ監督会議に出席し、クラブ側との連携強化を要請した。出席者によると岡田監督は「ワールドカップ(W杯)で世界をあっと驚かせるチームをつくりたい」と抱負を述べ「そのためには皆さんの協力が必要だ」などと訴えた。
 また日本サッカー協会の小野剛技術委員長は会議後、日本代表候補合宿(18、19日)にJ1ヴァンフォーレ甲府の大木武・前監督(46)を臨時コーチとして招くと明らかにした。来年から正式にコーチに就任する。
 岡田監督は、来年1月15日から鹿児島県指宿市で始動する代表候補合宿に30名程度を招集する方針も示した。選手は21日に発表する予定。来季は2月からワールドカップ(W杯)アジア3次予選が始まり、過密日程となることが必至で、選手の体調を把握するため、各クラブの監督と積極的に情報交換する意向を伝えた。

契約更新承認
 Jリーグは17日の理事会でカルビー、キヤノンなど4社と公式スポンサー契約を更新したことを承認した。期間は来年1月からの3年間。リーグ開幕年から協賛してきたサントリー、ニコス(三菱UFJニコス)など4社が契約満了に伴い撤退し、1社が交渉中。
 2006年度実績ではスポンサー9社から44億3000万円の収入があった。鬼武健二チェアマンは今後、新規契約を結び、最終的に現在の9社を上回るとの見通しを示した。
 Jリーグは大手広告代理店とスポンサー獲得について最低保証額を設定した一括契約を結んでおり、スポンサー収入は確保されている。

toto存続要望
 独立行政法人改革を巡ってサッカーくじの廃止論が浮上していることについて、日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長は17日「存続させて助成金を生み出してもらいたい。簡単に駄目だ、と言ってやめるべきではない」と存続させるべきだとの考えを示した。
 竹田会長は「あれだけ苦労してスポーツ界の期待を背負ってできた。廃止はあり得ないと思っている」と主張。昨年9月に導入された「BIG」の人気で売り上げが回復したことから、2010年に結論を出すとの渡海紀三朗文部科学相の考えに「当然のこと」と理解を示した。

【超サカFLASH】

視察
 日本代表の岡田武史監督が来年2月6日に対戦するタイ代表の視察を行うことが明らかになった。今月22〜29日に行われるキングスカップを視察する。

退団
 J1浦和は17日、DFネネが契約満了で退団すると発表した。ネネは同日ブラジルに帰国した。

獲得
 J1柏が甲府FW茂原岳人(26)を獲得することが17日、明らかになった。近日中に正式発表される。

呼称変更
 J1名古屋は本日、来季から呼称を「名古屋グランパスエイト」から「名古屋グランパス」に変更すると発表した。法人名、チーム名などは「名古屋グランパスエイト」で変わらない。

獲得
 J1名古屋が川崎MFマギヌン(25)を獲得することが17日、明らかになった。同選手は既に今季限りでの川崎退団が決定していた。

保留
 J1横浜Mの日本代表DF中澤佑二、MF山瀬功治が17日に契約更改交渉を行い、両選手とも保留した。クラブ側の提示額は推定で中澤が現状維持の9000万円、山瀬も現状維持の3500万円。

移籍
 J1京都のGK西村弘司(23)がJ1名古屋に移籍することが本日、両クラブから発表された。

内定
 J2湘南は本日、駒大のMF小林竜樹(22)と早大のFW島村毅(22)の来季新加入が内定したと発表した。

内定
 J2水戸は本日、水戸ユースのMF石川直人(18)と千葉・渋谷教育幕張高のDFエジソン・ブルーノ・ヒラリオ(19)の来季加入内定を発表した。MFビジュら16人との契約も更新した。

新監督
 ブラジルの強豪クラブ、サントスは17日、Jリーグで指揮を執ったこともあるエメルソン・レオン氏と監督として1年契約を結んだ。58歳のレオン氏がサントスを率いるのは3度目。

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