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本日の超最新情報
2007.12.23.SUN

準決勝進出
第87回天皇杯全日本選手権準々決勝結果

愛媛FC0−2川崎フロンターレ
(埼玉)
≪得点者≫
川崎:大橋43、ジュニーニョ65

FC東京0−2サンフレッチェ広島
(熊本)
≪得点者≫
広島:柏木13、駒野37

第87回天皇杯全日本選手権準決勝日程

29日()

13:00〜
ガンバ大阪vsサンフレッチェ広島

15:00〜
川崎フロンターレvs鹿島アントラーズ

トーナメント表

G大阪
山 形┘
千 葉┐┘
大 分 
清 水 │┐
明治大┘┘│
横浜M┘ │
佐川便┘  │
新 潟┐  │┐
鳥 栖┐ ││
F東京┐┘┐││
TDK┘ │┘│
磐 田  │
順天大┘┐ │
広 島┐┘  │
湘 南┘   │
       ├優勝
浦 和┐   │
愛 媛┘┐  │
大 宮┐┘┐ │
横浜C │ │
川 崎 ┐│
C大阪┘┐┘││
神 戸┘ ││
福 岡┘  │┘
鹿 島  │
水 戸┘ │
甲 府
徳 島┘ 
  ┐ │
ホンダ┘┐
名古屋┐
草 津┘

 サッカーの第87回天皇杯全日本選手権は本日23日、埼玉スタジアムなどで準々決勝の残り2試合が行われ、J1の川崎フロンターレとJ2に降格するサンフレッチェ広島が4強入りした。29日の準決勝で川崎は鹿島アントラーズと、広島はガンバ大阪と対戦する。
 川崎は前半43分に大橋がミドルシュートを決めるなどしてJ2の愛媛FCに2−0で快勝。広島は前半に2得点を奪い、2−0でFC東京に勝った。

【柏木が1ゴール1アシスト】
 テクニシャンが実力を存分に発揮した。1ゴール1アシストの柏木は「周囲をよく見て冷静にプレーできた」と、納得の表情を浮かべた。
 相手に攻め込まれていた前半13分、左からのクロスを佐藤が落としたところに走り込んで、左足で直接シュートを決めた。さらに同35分すぎ、こぼれ球を奪うと、ドリブルを仕掛けてDFを引きつけ、逆サイドでフリーだった駒野にパス。追加点をアシストした。「みんなが動いてスペースをつくって、取れたゴールだった」と笑顔で振り返った。その後も2列目から頻繁に飛び出しては、FC東京の守備ラインを脅かした。
 チームを5大会ぶりの4強へ導く活躍。それでも、ペトロビッチ監督が「柏木はもっといいプレーができる」と話したのは、それだけ期待が高いからだ。
 チームは来季、J2に降格する。移籍が噂される20歳の司令塔は、自らの去就の話題になると「考え中。(結論は)年を越すと思う。焦らずに決めていきたいし、今は広島のことを考えたい」と、タイトル奪取に向け集中する姿勢を見せた。

クラシコ展望
 スペインリーガエスパニョーラは本日23日にバルセロナvsレアル・マドリードの伝統の一戦「クラシコ」が行われる。レアルのベルント・シュスター監督にとっては、現役時代にプレーしたバルサの本拠地にライバルの指揮官として赴くことになる。
 22日の記者会見に臨んだシュスター監督は「多くの人にとっては格別な試合だろうが、私にとっては特別ではない。スペインのフットボールを知る人にとっては、これが素晴らしいカードであるというだけのこと」とクールな言葉を発した。
 バルサ時代の1988年にクラシコでレアルに敗れるという苦い経験を味わったものの、その直後にレアルに移籍したという経歴を持つシュスター監督。22日に48歳の誕生日を迎えた同監督にとって、古巣であり宿敵の地でもあるカンプ・ノウでの勝利はまたとないプレゼントとなりそうだが、「何年もプレーしたスタジアムに戻ることはうれしいが、それ以上の気持ちはない」と、冷静な態度を貫いた。
 バルサではFWメッシがケガで戦線離脱中だが、その代わりにエトーが待望の復帰を果たしている。シュスター監督も「我々はエトーのレベルの高さをよく知っているが、彼はすでにそれを披露している」と、前節バレンシア戦で2ゴールを挙げた同選手を警戒。と同時に、「しかしメッシの不在も非常に大きい。エトーの復帰で相手は力を盛り返しているが、同時に名プレーヤーを1人失ってもいる」と敵の状況を分析し、自分達にチャンスがあると示唆していた。

ミラノダービー展望
 イタリアセリエAは本日23日にインテルvsミランの「ミラノダービー」が開催される。リーグ戦では結果の出ていないミランだが、先日クラブW杯で世界王者に輝いた誇りを胸に、伝統の一戦に臨む。
 22日の前日会見に臨んだミランのアンチェロッティ監督は「我々は深い自信と落ち着き、そして明るい見通しとともに、このダービーの準備を行ってきた。これは日本で結果を出したことによるもの」とコメント。首位インテルに対してこちらは12位タイと、順位に大きな開きがあるものの、クラブ世界一の称号を手にしたことが自信を与えてくれたと述べた。
 ただ、アンチェロッティ監督はMFガットゥーゾは欠場する可能性があるとしており、インテルについても「相手は非常に力があるから、完璧を目指さなくてはならない。ベストのプレーができなければ、醜態をさらすことになるだろう」と、気を緩めることはなかった。
 一方、インテルのロベルト・マンチーニ監督は「毎回そうだが、これはダービーだから、特別な試合となる。2つの偉大なチームの対戦だ。素晴らしい戦いになると思う」とビッグマッチに期待をかける。なお、同監督によれば、一番の見どころはスウェーデン代表FWイブラヒモビッチとブラジル代表MFカカのストライカー対決だと話していた。

スタメン
フランスリーグ1第19節結果

ナンシー1−1リヨン
≪得点者≫
ナンシー:マロンガ87
リヨン:バロシュ80

マルセイユ1−0ルマン
≪得点者≫
マルセイユ:ニアン14

オセール1−0モナコ
カーン2−0ストラスブール
ロリアン2−0メス
ニース1−0ヴァランシエンヌ
ソショー0−1ボルドー

 フランスリーグ1は22日、前半戦最後のゲームとなる第19節の7試合が行われ、MF松井大輔が所属するルマンは、アウェーでマルセイユと対戦し、0−1で敗れた。
 左MFで先発した松井は後半33分までプレーしたが、得点に絡む働きはできなかった。前半34分のシュートはゴール枠に当たって外れた。
 ルマンは9勝3分け7敗、勝ち点30の5位で年内のリーグ戦を終えた。
 首位リヨンはアウェーで2位ナンシーとの頂上対決に臨み、1−1で引き分けた。

【松井、後半戦へ手応え】
 松井は0−1の前半34分の好機をものにできなかった。切り返しで相手DFのマークを外し、左足を振り抜いたシュートはゴール枠に当たった。「しょうがない。入れば良かったが…」と残念がった。
 ルマンは今年の最終戦で敗れたが、リーグ5位につける。松井も後半戦に向けて手応えを感じている様子で「最後に3位ぐらいに入れれば…。自分としては調子が上がってきた」と話した。

セリエA
イタリアセリエA第17節結果

ローマ2−0サンプドリア
≪得点者≫
ローマ:トッティ18=PK、89

ジェノア1−0パルマ
≪得点者≫
ジェノア:ボッリエッロ43=PK

 イタリアセリエAは22日、第17節の2試合が行われ、2位ローマはトッティのゴールでサンプドリアを2−0で下した。
 公式戦ここ4試合の成績は3分け1敗と白星から見放されていたローマだが、この日は早くも前半18分にトッティがPKを決めて先制。しかしその後は追加点のチャンスをいかすことができず、退場者を出して10人となったサンプドリアを攻め切れない時間帯が続く。それでも試合終了間際、カセッティのラストパスをトッティがきっちり押し込んでダメを押し、首位インテルとの勝ち点差を暫定ながら4に縮めている。

プレミア
イングランドプレミアリーグ第18節結果

リバプール4−1ポーツマス
≪得点者≫
リバプール:ベナユン13、オウンゴール16、F・トーレス67、85
ポーツマス:ムワリュワリ57

アーセナル2−1トッテナム
≪得点者≫
アーセナル:アデバヨール48、ベントナー75
トッテナム:ベルバトフ66

アストンビラ1−1マンチェスター・シティー
≪得点者≫
アストンビラ:カリュー14
マンC:ビアンキ11

ボルトン3−0バーミンガム
≪得点者≫
ボルトン:ディウフ73、アネルカ78、89

フルハム1−1ウィガン
≪得点者≫
フルハム:デンプシー78
ウィガン:M・ベント70

ミドルスブラ1−2ウェストハム
≪得点者≫
ミドルスブラ:ウィーター40
ウェストハム:アシュトン44、パーカー89

レディング2−1サンダーランド
≪得点者≫
レディング:インギマルション69、ハント89
サンダーランド:チョプラ82=PK

 イングランドプレミアリーグは22日、第18節の7試合が行われ、アーセナルは19歳のベントナーの決勝ゴールで12位トッテナムとのノース・ロンドンダービーに2−1と競り勝って首位を守った。5位リバプールも7位ポーツマスに4−1と快勝し、上位陣に食らい付いている。
 首位のアーセナルは、直接対決で過去19戦無敗と相性のいいトッテナムをホームに迎えた。後半3分、スピーディーな攻撃からセスクがヒールパスで残し、アデバヨールが鮮やかな先制ゴール。これで流れはアーセナルに傾くかと思われた。しかし、トッテナムもここから反撃。21分、ベルバトフのゴールで追い付くと、その6分後にはベルバトフが倒されてPKを獲得する。ところが、キーンの蹴ったPKはアーセナルGKアルムニアにセーブされ、絶好の勝ち越しチャンスを逸してしまう。
 逆にアーセナルは31分、セスクのCKから途中出場のベントナーがヘッドで決勝弾。接戦は2−1とアーセナルに軍配が上がった。これで勝ち点を43に伸ばしたアーセナルは、翌日にエバートンと対戦する2位マンチェスター・ユナイテッド(勝ち点39)の結果を待たずに今節の首位を確定。クリスマスを順位表のトップで迎えることになった。
 一方、リバプールは勝ち点で並んでいるポーツマスと対戦。前半13分にキューウェルのクロスからベナユンのボレーで均衡を破ると、直後に相手オウンゴールでリードを広げる。後半、ポーツマスに1点を返されたものの、終盤にフェルナンド・トーレスの2発を加え、4−1で圧勝した。

リーガ
スペインリーガエスパニョーラ第17節結果

セビージャ4−1ラシン・サンタンデール
≪得点者≫
セビージャ:カヌーテ23、チェバントン66、ヘスス・ナバス85、アドリアーノ89
ラシン・サンタンデール:ガライ49

サラゴサ2−2バレンシア
≪得点者≫
サラゴサ:ディエゴ・ミリート18=PK、オウンゴール30
バレンシア:ジキッチ76、ダビド・シルバ82

アルメリア0−2ヘタフェ
≪得点者≫
ヘタフェ:デ・ラ・レッド85

 スペインリーガエスパニョーラは22日、第17節の3試合が行われ、ベテラン3選手を戦力外にするというロナルト・クーマン監督の決断が波紋を呼ぶ7位バレンシアが、2点のビハインドを追い付いて敵地でサラゴサと2−2で引き分けた。
 このところ勝利とゴールから見放されていたことで、クーマン監督がGKカニサレス、MFアルベルダ、アングロという、これまで主力としてチームを支えてきたベテラン3選手を戦力外とする方針を示したことが話題となっているバレンシアは、リーグ5試合ぶりの勝利を目指してサラゴサホームに乗り込んだが、序盤はリズムが掴めず、30分までに2失点を喫する。
 まずは前半17分、GkモラがPKを献上してしまい、これをサラゴサFWディエゴ・ミリートに決められて先制点を与えると、29分にはモラがセルヒオ・ガルシアのクロスの処理を誤って、まさかのオウンゴール。カニサレスの除外によって出場機会が巡ってきたモラの2つの痛恨ミスで、バレンシアは大きなビハインドを背負ってしまう。
 しかし、バレンシアは、後半開始からジギッチを投入。このクーマン監督の決断が当たって、30分にセルビア代表の長身FWがチームにとって実にリーグ5試合ぶりとなるゴールを挙げて反撃の狼煙を上げる。これで息を吹き返したバレンシアは、その6分後にシルバがDF2人をかわしてからシュートをねじ込んで2−2の同点に追い付き、なんとか敗戦からは逃れることに成功した。
 なお、クーマン監督は後半が始まって間もない時間帯に審判から退席処分を受けてしまい、チームが同点に追い付いた後半のほとんどをスタンドから観戦する羽目になっていた。
 一方、欧州チャンピオンズリーグでベスト16入りを果たしている9位セビージャは、4−1で6位ラシン・サンタンデールを粉砕し、バレンシアと勝ち点3差の暫定8位に浮上した。

エール
オランダエールディビジ第16節結果

PSV4−1ユトレヒト
≪得点者≫
PSV:ペレス16、67、ラゾビッチ64、クーフェルマンス85
ユトレヒト:ヘールヘ46

ヘーレンフェーン1−2トゥヴェンテ
ヘラクレス1−2フローニンゲン

 オランダエールディビジは22日、第16節の3試合が行われ、PSVはペレスの2ゴールなどでユトレヒトを4−1と圧倒、翌日に試合を控えるアヤックスをかわし、暫定ながら首位に立った。
 勝ち点1差で2位に甘んじていたPSVが4発を放って快勝を収めた。前半16分にペレスが決めて先制すると、一度は同点に追い付かれたものの、後半19分にラゾヴィッチ、22分にペレスが立て続けに加点。最後はクーフェルマンスが今季10ゴール目となる4点目を挙げて、ホームで余裕の勝ち点3を手にした。

スコティッシュ
スコティッシュプレミアリーグ第18節結果

セルティック1−1ハイバーニアン
≪得点者≫
セルティック:ヤロシク78
ハイバーニアン:マーフィー20

セントミレン0−0キルマーノック
マザーウェル0−3フォルカーク
ハーツ2−3インバーネス
ダンディー・ユナイテッド1−2グレトナ

 スコティッシュプレミアリーグは22日、第18節の5試合が行なれ、MF中村俊輔の所属するセルティックはホームでハイバーニアンと対戦し、1−1で引き分けた。左膝の負傷で欠場の続く中村はこの日もベンチ入りせず。これで公式戦11試合連続の欠場となった。
 なお、セルティックの次戦は26日、敵地でダンディー・ユナイテッドと対戦する。

【超サカFLASH】

視察
 日本代表の岡田武史監督が22日にタイで行われたキングスカップ・タイ代表vsウズベキスタン代表戦、イラク代表vs北朝鮮代表戦を視察した。

スタメン
 イタリアセリエA、カターニャFW森本貴幸が本日行われるレッジーナ戦ではスタメン出場が濃厚となった。

ベンチ外
 イタリアセリエA、トリノFW大黒将志は本日行われるナポリ戦でもベンチ外が濃厚となった。

大筋合意
 J1磐田の日本代表GK川口能活(32)が22日までに契約更改交渉を行い、現状維持の5500万円(推定)で大筋合意していたことが明らかになった。

完全移籍
 J1札幌は22日、横浜FCから期限付き移籍中のMF鄭容臺=チョン・ヨンデ(29)を完全移籍で獲得したと発表した。同選手は今季J2で10試合に出場していた。

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