PS3版ウイイレ2008完全
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本日の超最新情報
2007.12.30.SUN
★開幕★
第86回全国高校選手権大会開幕戦(1回戦)結果
三鷹(東京B)3−1高知中央(高知)
第86回全国高校選手権大会トーナメント表
遠 野─┐
江 の
川─┘┐
羽 黒┐ │┐
近大和歌┘┐┘│
前橋育英┐┘ │
奈良育英┘ │
岐 阜
工┐ │┐
高川学園┘┐ ││
星 稜┐┘┐││
近 大 附┘ │┘│
埼 玉
栄─┐┘ │
ルーテル─┘ │
日大藤沢─┐ │┐
徳 島 商─┘┐ ││
藤 枝 東┐ │┐││
香 川
西┘┐┘│││
室蘭大谷┐┘ │││
境 ┘ │┘│
三 鷹
┐ │ │
高知中央┘┐ │ │
矢板中央┐┘┐│ │
大分鶴崎┘ │┘ │
宮
城 工─┐┘ │
鹿児島実─┘ │
├
流経大柏─┐ │
久 御
山─┘┐ │
北 越┐ │┐ │
島 原
商┘┐┘│ │
水戸短大┐┘ │ │
日章学園┘ │ │
松商学園┐ │┐│
東 福
岡┘┐ │││
韮 崎┐┘┐│││
野 洲┘ │┘││
中大中京─┐┘ ││
佐 賀
北─┘ │┘
富山第一─┐ │
津 工─┘┐ │
福 井 商┐ │┐│
那 覇┘┐┘││
秋 田
商┐┘ ││
神戸科学┘ │┘
帝 京┐ │
済 美┘┐ │
尚 志┐┘┐│
広島皆実┘ │┘
青森山田─┐┘
作 陽─┘
第86回全国高校サッカー選手権は本日30日、東京・国立霞ヶ丘競技場で開幕し、開会式後に行われた1回戦で三鷹(東京B)が3−1で高知中央(高知)に逆転勝ちし、初出場同士の一戦を制して2回戦に進んだ。
三鷹は後半の立ち上がりに1点を先行されたが、16分と28分にFW白井が連続ゴールを挙げて逆転。さらにMF山崎の加点で突き放した。
開会式では前回優勝の盛岡商(岩手)を先頭に、室蘭大谷(北海道)から那覇(沖縄)まで北か南の順に入場行進。日大藤沢(神奈川)の金井主将が選手宣誓した。
大会第2日の明日31日は首都圏の8会場で1回戦の残り15試合が行われる。
【56大会ぶりの都立勢勝利】
歴史的な勝利だ。初出場の三鷹が都立勢で第30回大会の大泉以来56大会ぶりの白星を挙げた。山下監督は鮮やかな逆転勝ちに「都立で勝ったチームがないとずっと言われていたので勝ちたかった。うれしい」と目尻を下げた。
開幕戦、しかも舞台は国立競技場。緊張からか序盤は動きに硬さもみられた。試合開始から降った雨でピッチが滑りやすくなり、パスをつなぐ持ち味も十分には発揮できなかった。
後半開始早々1点を追いかける展開となったが、スタンドに詰めかけた大応援団に背中を押されるように反撃に出た。2得点の白井は「必死だった。前半はうまくパスをつなげなかったけど、後半はつながったと思う」と誇らしげ。山下監督は「受験のある3年生もたくさん来てくれた。すごい力になった」と応援に感謝した。
平日の練習は午後3時半から1時間半だけ。短い時間を効率よく使うためにボールを使ったメニューを多く取り入れている。「1つのプレーでも、なぜそうしたのかを考えさせる。他の選択肢がなかったのかと」(山下監督)。頭を使うサッカーで力を蓄えたチームが大きな1勝を挙げた。
日本サッカー協会・川淵三郎キャプテン
「都立のサッカーも捨てたもんじゃない。順当勝ちだった。正直昨日の全日本ユース(U-15)選手権のほうがレベルは高かったが、都立高も割合やるなあという印象。楽しく見させていただいた」
【高知中央、先制点実らず】
高知中央は三鷹との初出場校対決に完敗した。後半3分に左CKからFW仲田がボレーシュートを決めて先制しながら、雨で滑りやすくなった芝にミスを連発して3失点。保明監督は「先制するまでが出来過ぎ。逃げ切れる、というのはなかった」と選手の健闘を称えた。
県大会はノーシードから勝ち上がり、開幕戦で憧れの国立競技場の芝を踏んだ。先制点の仲田は「国立のピッチは最高だった」と話す一方で「相手は個人技がうまかった」と悔しさを噛み締めていた。
【日大藤沢の金井主将が選手宣誓】
留学生を除き全選手が平成生まれとなった今大会。開会式では日大藤沢(神奈川)の金井主将が「泥臭く、貪欲に、平成魂を胸に戦い抜くことを誓います」と力強く選手宣誓した。
文言は全て自分で考え、入浴中に何度か練習した程度だったが、「100%の出来。誰もできることじゃないし、光栄だった」と自画自賛。チームは1月2日に初戦を迎えるが「日本一が目標なので、また国立に帰ってくる」と、こちらも力強かった。
【川淵キャプテンがおとなしい行進に苦言】
参加48校による入場行進は済美(愛媛)がミカンを掲げて入場するなど一部にはアピールがあったが、全体におとなしめ。日本サッカー協会の川淵キャプテンは「ダラダラ歩いてもしょうがない。ガッカリした。アイデアを出してしっかりやれ」とハッパを掛けた。
一時、全国高体連が整然とした行進のために、派手なパフォーマンスの自粛を求めた影響も現場にはあるようだ。同キャプテンは「そういうくだらない意見を言う人がいるんだよ。若者なんだから大いにやってほしい」と話した。
★獲得★
来季からJ1に昇格する東京ヴェルディ1969は本日30日、ともに元日本代表のMF福西崇史(31)とGK土肥洋一(34)を、J1のFC東京から獲得したと発表した。
福西は日本代表として2002年ワールドカップ(W杯)日韓大会と2006年W杯ドイツ大会に出場。今年1月に磐田からFC東京に移籍し、リーグ戦28試合で6得点を挙げた。土肥は2006年W杯代表。今季はリーグ戦14試合に出場した。
★プレミア★
イングランドプレミアリーグ第20節結果
ウェストハム2−1マンチェスター・ユナイテッド
≪得点者≫
ウェストハム:A・ファーディナンド77、アップソン82
マンU:クリスティアーノ・ロナウド14
チェルシー2−1ニューカッスル
≪得点者≫
チェルシー:エッシェン28、カルー87
ニューカッスル:バット56
エバートン1−4アーセナル
≪得点者≫
エバートン:ケイヒル19
アーセナル:エドゥアルド47、58、アデバヨール78、ロシツキー89
トッテナム6−4レディング
≪得点者≫
トッテナム:ベルバトフ7、63、73、83、マルブランク76、デフォー79
レディング:シセ16、インギマルション53、キトソン69、74
ウィガン1−2アストンビラ
≪得点者≫
ウィガン:ブランブル28
アストンビラ:デイビス55、アグボンラホル70
バーミンガム1−1フルハム
≪得点者≫
バーミンガム:ラーション55
フルハム:ボカネグラ8
ポーツマス0−1ミドルスブラ
≪得点者≫
ミドルスブラ:トゥンジャイ20
サンダーランド3−1ボルトン
≪得点者≫
サンダーランド:K・リチャードソン13、ジョーンズ32、マーフィー89
ボルトン:ディウフ41
イングランドプレミアリーグは29日、第20節の8試合が行われ、首位マンチェスター・ユナイテッドがアウェーで10位ウェストハムに1−2で敗れた一方、2位アーセナルは敵地で6位エバートンに4−1と大勝したため、勝ち点47としたアーセナルが、同45のマンUをかわして1試合で首位に返り咲いた。
アーセナルは前半19分に先制される展開も、後半開始早々にエドゥアルドが決めて同点に追い付く。後半13分にも再びエドゥアルドが加点して逆転に成功すると、29分のベントナーの退場劇をものともせず、その4分後には途中出場のアデバヨールが今季11得点目を記録。ここから相手にも退場者が出ると、最後はこちらも途中出場のロシツキーがロスタイムに追加点弾を挙げて試合を決めた。
一方、マンチェスター・ユナイテッドはまさかの敗戦。開始14分でクリスティアーノ・ロナウドの今季13得点目で先制したまでは良かったが、終盤に逆転を許すと、そのまま反撃は叶わなかった。
このほか、3位チェルシーはホームで11位ニューカッスルと対戦し、終盤のオフサイド気味のカルーの決勝弾によって2−1と辛勝した。
★エール★
オランダエールディビジ第18節結果
スパルタ1−3フローニンゲン
オランダエールディビジは29日、第18節の1試合が行われ、フローニンゲンがスパルタに3−1で快勝した。
フェイエノールト、PSV、アヤックスという3強と僅差の4位に付けるフローニンゲンが、15位スパルタのホームに乗り込んだ一戦は、前半30分にナイラントのゴールでフローニンゲンが先制。前半終了間際に同点とされたものの、後半8分にナイラントがこの日2点目となるゴールを挙げ突き放すと、36分にもロブレが追加点を挙げて快勝した。
この結果、アウェーで3ポイントを加算し勝ち点33としたフローニンゲンが、暫定ながら3強の一角を崩し3位に順位を上げた。
★スコティッシュ★
スコティッシュプレミアリーグ第20節結果
セルティック3−0グレトナ
≪得点者≫
セルティック:マクドナルド35、S・ブラウン48、マックギーティ89
ハイバーニアン1−2レンジャーズ
≪得点者≫
ハイバーニアン:ゼママ88
レンジャーズ:ナイスミス12、カズン59
セントミレン0−1アバディーン
マザーウェル5−3ダンディー・ユナイテッド
インバーネス3−1キルマーノック
フォルカーク2−1ハーツ
スコティッシュプレミアリーグは29日、第20節の全6試合が行われ、MF中村俊輔の所属するセルティックはホームでグレトナと対戦し、3−0で完勝した。
左膝の負傷で欠場の続く中村はこの日もベンチ入りせず。これで公式戦13試合連続の欠場。今年最後の試合をスタンドで見守った。
セルティックの次戦は年明けの1月2日、ホームでレンジャースとのオールド・ファーム・ダービーに臨む。
★死亡★
スコティッシュプレミアリーグ、マザーウェルの元スコットランド代表MFフィル・オドネルが29日、試合中に倒れて病院に運ばれたが死亡した。
35歳のオドネルはダンディー・ユナイテッド戦の後半途中に突然倒れた。何らかの発作を起こしたとみられており、マザーウェルは「現時点で死因は判明していない」としている。スコットランド代表経験もあるオドネルは、セルティックなどでプレーし、マザーウェルでは主将を務めていた。
サッカー界では今夏、スペイン代表DFアントニオ・プエルタ(セビリア)が試合中に心臓発作を起こして死亡するなど、同様の事故が相次いでいた。
★優勝★
キングスカップ決勝結果
タイ1−0イラク
キングスカップは29日、バンコク(タイ)のラジャマンガラスタジアムで決勝戦が行われ、開催国のタイがアジアカップ覇者のイラクを1―0で下し、優勝した。
タイは後半20分、バキラバンが20メートルのFKから直接ゴールネットを揺らした。
第38回を迎える同大会で、タイが13度目の優勝を飾った。
★追加招集なし★
日本代表の岡田武史監督は29日、来年1月15日から鹿児島県指宿市で行う代表候補合宿のメンバーについて「今のところ特に新しく追加する予定はない」と話し、発表されている32名以外に追加招集する考えがないことを明らかにした。岡田監督は21日、明神(G大阪)らの名前を挙げて追加招集の可能性を示唆していた。
また合宿がスタートする1月15日より数日前にスタッフが現地入りし、希望する選手が合宿地で自主トレーニングできるように準備を進めていることも明かした。代表候補選手は23日に一旦解散するが、26日のチリとの国際親善試合に向けて24日夕に再集合する。
★史上2位★
サッカーくじは29日の天皇杯全日本選手権準決勝で今年の販売が終了し、2007年は511億9891万1800円と史上2番目の売上総額となった。全国発売開始の2001年に約604億円を売り上げてから毎年、販売額は減少してきたが、7年目は前年比約380億円の大幅増となった。
今季は14試合の結果をコンピューターが予想し、日本のくじ史上最高の1等当選金6億円が期待できるBIGの人気が盛り上がった。BIGの売り上げは約372億円で全体の7割以上を占めた。
今年4月から来年3月までの2007年度売り上げも500億円を超えることが確実で、年度売り上げ目標額221億8000万円を大きく上回る。収益の大半は、昨年度末で約264億円となった累積赤字返済に回されるが、スポーツ界への助成金は昨年度の8000万円から10億円程度に増額される見通しだ。
★オファー★
J1浦和レッズの中村修三ゼネラルマネジャーは29日、ドイツブンデスリーガ、フランクフルトでプレーする日本代表FW高原直泰に対し、代理人を通じて獲得の申し入れをしたことを明らかにした。
浦和は今季限りで退団したワシントンの穴を埋めるFWの獲得を来季に向けた補強ポイントの1つに挙げていた。高原は2009年までフランクフルトと契約が残っているが、浦和は来年1月の移籍獲得を要望している。
高原は7月のアジアカップでチーム最多の4ゴールを挙げた日本代表のエースストライカー。昨季は欧州主要リーグの日本選手シーズン最多得点記録をマークしたが、今季は不振が続いている。
★獲得★
J1ヴィッセル神戸が大分トリニータの元日本代表FW松橋章太(25)を完全移籍で獲得することが29日、内定した。年明けにも正式発表される。正式オファーを受けていた広島に、この日までに断りの連絡を入れた。東京V、新潟も獲得に興味を示したが、長崎・国見で一緒に高校3冠を達成した日本代表FW大久保嘉人(25)が在籍することも、神戸入りの決め手になった。
スピードが武器の松橋章は昨年初の2桁10得点をマークし、今年3月には日本代表に初招集された。だが今季は、リーグ戦24試合2得点と振るわず、シーズン終盤にはFW山崎雅人(26)のスタメン定着で出場機会が激減していた。
神戸はG大阪のMF家長、広島DF駒野にも正式オファーを出しており、交渉は最終段階。代表クラスの大型補強の第1弾として松橋章の獲得に成功した。本来、松橋章はFWだが神戸の攻撃陣は大久保、レアンドロと不動の2トップがいるため中盤での起用になりそうだ。
★広島vs鹿島★
第87回天皇杯全日本選手権準決勝結果
ガンバ大阪1−3
サンフレッチェ広島
(エコパ)
≪得点者≫
G大阪:バレー40
広島:佐藤1、平繁38、高柳89
川崎フロンターレ0−1
鹿島アントラーズ
(国立)
≪得点者≫
鹿島:本山72
第87回天皇杯全日本選手権決勝日程
1月1日(
火)
14:00〜
サンフレッチェ広島vs
鹿島アントラーズ
(国立)
トーナメント表
G大阪┐
山 形┘
┐
千 葉┐┘
┐
大 分┘ │
清 水┐ │┐
明治大┘
┐┘│
横浜M┐┘ │
佐川便┘ │
新 潟┐
│┐
鳥 栖
┘┐
││
F東京┐┘┐
││
TDK┘ │
┘│
磐 田┐ │ │
順天大┘┐
┘ │
広 島┐┘ │
湘 南┘ │
├優勝
浦 和┐ │
愛 媛
┘┐ │
大 宮┐┘┐ │
横浜C┘ │ │
川 崎┐ │┐│
C大阪┘
┐┘││
神 戸┐┘ ││
福 岡┘
│┘
鹿 島┐ │
水 戸┘
┐ │
甲 府┐┘
┐│
徳 島┘
│┘
柏 ┐ │
ホンダ
┘┐┘
名古屋┐┘
草 津┘
サッカーの第87回天皇杯全日本選手権は29日、東京・国立霞ヶ丘競技場などでJ1勢による準決勝2試合が行われ、今季J1優勝の鹿島アントラーズと、来季J2に降格するサンフレッチェ広島が勝って来年1月1日の決勝(国立)に進んだ。
鹿島は川崎フロンターレをMF本山のゴールで1−0で下し、5大会ぶり5度目の決勝進出で2冠を目指す。ガンバ大阪に3−1で勝った広島は8大会ぶり13度目の決勝進出。前身の東洋工業が第49回大会を制して以来、38年ぶりの日本一を目指す。両チームの決勝での対戦は初めて。
【広島、しぶとい守りで8年ぶり決勝進出】
まさかのJ2降格から3週間。広島が本来の攻撃スタイルに、しぶとい守りを見せて決勝に進出。ペトロビッチ監督は「内容からしても勝つべくして勝った」と大きくうなずいた。
キックオフの20秒過ぎ、森崎浩のパスで抜け出した佐藤が、左足で相手GKの頭上を超す巧みなシュートで先制した。1点をリードして「守ってカウンターというのがはっきりした」と森崎浩。G大阪にボールを保持されても粘り強く守り、前半38分には平繁が左足で2−0とした。
1点を返されて押し込まれたが、後半ロスタイムにはいずれも広島ユース出身の柏木−高萩−高柳とつなぎ、ダメ押しの3点目で勝負を決めた。
J2降格が決まったチームが決勝に進むのは6季前のC大阪以来。この快進撃に佐藤は「残留争いの重圧から解放されたのが一番大きい。今はサッカーをしていて非常に楽しい」という。
決勝は中盤を支えてきた柏木が出場停止だが「雰囲気づくりとか、できることは何でもやる」。すっかり自信を取り戻した広島が、Jリーグ発足後4度目となる元日の舞台で悲願の頂点を目指す。
【岡田監督が視察】
視察した日本代表の岡田監督には、広島の選手のプレーが印象的だったようだ。
広島は来季J2となるが「すごく良かった。現に(代表候補に)呼んでいる選手もいるし、若い選手だって可能性はある。J2のスケジュールはものすごくハードなので、選ぶ時にはチームとよく話し合っていかないと」とJ1、J2に関わらず実力のある選手を招集する考えを示した。
【消化不良のG大阪】
ボールは支配した。パスもつながった。だがG大阪からは激しさや勝利への執念が伝わってこない。J2降格が決まり一丸となって戦う広島と対照的だった。モチベーションの差を指摘された西野監督は「僕はあまり感じなかった」と否定したが、代表選手を多く抱えるチームに蓄積した疲労は隠しようがなかった。
試合開始から1分も経たないうちに、守備の穴を突かれて失点した。いきなり後手に回る展開に遠藤は「前半の最初の方はリズムが悪かった」と苦い顔。前半39分のバレーの得点で息を吹き返すかに思われたが、自慢の攻撃サッカーが爆発することはなかった。
今季はナビスコ杯で初優勝したが、リーグ戦は終盤に失速して3位。天皇杯も決勝進出を逃し、どこか消化不良の感が漂う。
来季は浦和を追いかけるライバルとして、国内の公式戦だけでなくアジアチャンピオンズリーグにも出場する。西野監督は「もう一度整理して、新しい戦力など踏まえた上で目標を設定したい」と悔しさを押し殺すように言った。
【シジクレイの花道飾れず】
G大阪は今季限りで退団するシジクレイの花道を飾れなかった。試合後はサポーターの大声援を受け「4年間応援してもらい、自分にとっては忘れられない思い出」としんみりと話した。
2004年に加入し、2005年には主将としてJ1初優勝に貢献。西野監督は「精神的な柱だったし、本当に感謝している」と振り返った。来季については「ゆっくり休んでから、新しいクラブのことを考えたい」と述べた。
【鹿島は本山が鮮やか決勝弾】
緊迫した攻防に決着をつけたのは鹿島の背番号「10」だった。本山は0−0の後半27分、強烈なボレーを突き刺した。両軍を通じ最多の5本のシュートを放ったMFは「前半から何本も外したので絶対決めようと思っていた」と威勢よく話した。
GK曽ケ端のロングキックを田代が頭で競り合い、相手がクリアしきれなかったボールを強烈に叩いた。ドライブがかかった鮮やかなシュートはゴール右上隅へ突き刺さった。本山は「こぼれ球がいい形で落ちてきた。ボールをよく見て打てば簡単だった」と上機嫌だった。
常に全てのタイトルを狙う鹿島も、決勝に進んだのは5大会ぶり。本山は「自分達が元日にプレーできないのはなぜなのだろうと思っていた」と話す。
鹿島は10月10日のナビスコ杯準決勝第1戦で敗れて以来、全ての試合で勝ち続けている。2000年度に3冠を独占して以来となる1シーズン2つのタイトル獲得へ気の緩みはまるでない。
【川崎は遠い初タイトル】
クラブ悲願の初タイトルは、またしても手に入らなかった。激しい攻防を繰り広げて惜敗した川崎の関塚監督が「我々の力を出し切った試合だった」と話したように、充実した内容ではあった。それでもJリーグ覇者の牙城は崩せず、最後は力負けだった。
先制機は何度となく訪れた。前半11分、GKと1対1の絶好機を逃した村上は「あれが入れば展開は違った。最初の1点が大事なのは、わかっていたが…」と悔しがった。頼みのジュニーニョも決定機で枠を外した。「こちらは決められず向こうは決めた。それが差だ」とエースは落胆した。
今季のナビスコ杯では惜しくも準優勝。一大目標に掲げたタイトル獲得は果たせなかった。中村は「もっと1点を取ることに集中して、もっと貪欲(にならないと」と話す。届きそうで届かないタイトルへ、来季も川崎の挑戦が続く。
【超サカFLASH】
★完売
★
日本サッカー協会は本日、天皇杯全日本選手権決勝(来年1月1日・国立競技場)の入場券が、この日追加販売した分を含めて完売したため、当日券の販売はしないと発表した。1日は午前9時半に開門予定。
★移籍
★
J1鹿島は本日、草津にレンタル移籍していたMF山本拓弥(21)がJFLのガイナーレ鳥取に完全移籍すると発表した。
★獲得
★
J1名古屋が川崎MFマギヌン(25)を獲得することが29日、明らかになった。年明けにも正式発表される。
★正式発表
★
J1柏は本日、J2に降格する横浜FCからGK菅野孝憲(23)を完全移籍で獲得したと正式に発表した。菅野は今季のJ1で全34試合にフル出場し、新人王に輝いた。
★レンタル
★
J1のFC東京は29日、J1神戸からGK荻晃太(24)を2008年2月1日から2009年1月31日までの期限付きで獲得したと発表した。
★復帰
★
J1大宮は本日、来季からJ1に昇格する東京Vに期限付き移籍していたMF金沢慎(24)が、契約期間満了に伴って復帰すると発表した。
★続投
★
J1札幌は29日、三浦俊也監督(43)が来季も指揮を執ることを発表した。契約期間は2008年2月1日から09年1月31日まで。札幌は今季、J2首位で来季のJ1昇格を決めていた。
★レンタル
★
J2湘南は本日、J1のFC東京からFW阿部吉朗(27)を獲得したと発表した。阿部は今季、J1柏に期限付き移籍していた。
★レンタル延長
★
J2鳥栖は本日、J2のC大阪から期限付き移籍しているFW金信泳(24)の移籍期間を、2009年1月1日まで延長したと発表した。
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