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本日の超最新情報
2007.12.31.MON

2回戦進出
第86回全国高校選手権大会1回戦結果

羽黒(山形)1−3近大和歌山(和歌山)
(埼玉)

前橋育英(群馬)5−4奈良育英(奈良)
(埼玉)

岐阜工(岐阜)0−3高川学園(山口)
(駒場)

星稜(石川)1−1(PK3−4)近大附属(大阪)
(駒場)

藤枝東(静岡)1−1(PK5−4)香川西(香川)
(等々力)

室蘭大谷(北海道)0−0(PK戦4−2)境(鳥取)
(等々力)

矢板中央(栃木)3−1大分鶴崎(大分)
(駒沢)

北越(新潟)2−1島原商(長崎)
(柏の葉)

水戸短大附(茨城)1−1(PK2−4)日章学園(宮崎)
(柏の葉)

松商学園(長野)1−4東福岡(福岡)
(市原)

韮崎(山梨)0−1野洲(滋賀)
(市原)

福井商(福井)0−1那覇(沖縄)
(三ツ沢)

秋田商(秋田)1−1(PK3−5)神戸科学技術(兵庫)
(三ツ沢)

帝京(東京A)3−0済美(愛媛)
(西が丘)

尚志(福島)0−3広島皆実(広島)
(西が丘)

第86回全国高校選手権大会トーナメント表

遠  野─┐
江 の 川─┘┐
羽  黒┐ │┐
近大和歌┘┐┘│
前橋育英┐┘ │
奈良育英┘  │
岐 阜 工┐  │┐
高川学園┘┐ ││
星  稜┐┘┐││
近 大 附┘ │┘│
埼 玉 栄─┐┘ │
ルーテル─┘  │
日大藤沢─┐  │┐
徳 島 商─┘┐ ││
藤 枝 東┐ │┐││
香 川 西┘┐┘│││
室蘭大谷┐┘ │││
 境  ┘  │┘│
三  鷹┐  │ │
高知中央┘┐ │ │
矢板中央┐┘┐│ │
大分鶴崎┘ │┘ │
宮 城 工─┐┘  │
鹿児島実─┘   │
         ├
流経大柏─┐   │
久 御 山─┘┐  │
北  越┐ │┐ │
島 原 商┘┐┘│ │
水戸短大┐┘ │ │
日章学園┘  │ │
松商学園┐  │┐│
東 福 岡┘┐ │││
韮  崎┐┘┐│││
野  洲┘ │┘││
中大中京─┐┘ ││
佐 賀 北─┘  │┘
富山第一─┐  │
津  工─┘┐ │
福 井 商┐ │┐│
那  覇┘┐┘││
秋 田 商┐┘ ││
神戸科学┘  │┘
帝  京┐  │
済  美┘┐ │
尚  志┐┘┐│
広島皆実┘ │┘
青森山田─┐┘
作  陽─┘

 サッカーの全国高校選手権第2日は本日31日、東京・西が丘サッカー場など首都圏8会場で1回戦15試合が行われ、前々回覇者の野洲(滋賀)、過去6度の優勝を誇る帝京(東京A)などが2回戦に進んだ。
 野洲はエースFW坂本の挙げた1点を守り切り、33度目出場の韮崎(山梨)を1−0で退けた。帝京は済美(愛媛)に3−0と快勝した。
 全国高校総体準優勝の星稜(石川)は近大付(大阪)に1−1からのPK戦で敗れた。23年ぶり出場の島原商(長崎)は1−2で北越(新潟)に屈した。
 大会第3日は1月2日に2回戦16試合を実施し、優勝候補筆頭の流通経大柏(千葉)などが登場する。

【野洲、坂本のゴールで大一番へ】
 2度目の頂点へ向けた初戦、野洲のエース坂本が気を吐いた。風上に立った前半は圧倒的にボールを支配しながらも無得点。嫌な流れを断ち切ったのは後半18分だった。福原の左クロスを頭で押し込んで待望の先制点。2年生FWは「いいボールが来たから合わせるだけだった。うれしいの一言」と頬を緩めた。
 中学3年生の時に野洲の全国制覇をテレビで見て「僕も全国で優勝したい」と入学を決意したという。県大会では6試合全てで得点、計12ゴールを挙げて今大会に乗り込んだ。全国の舞台でも連続試合得点は途切れなかった。「FWなので点を取るのは当たり前」と頼もしい限りだ。
 1−0の辛勝に山本監督は「勝ちを拾ったという感じ。悪いゲームではなかったが…」と歯切れは悪かったが「エースの坂本がゴールを決めたのはうれしい材料」と収穫を口にした。
 優勝した前々回大会の再現はなるか。2年生主体のチームは、次戦で強豪の東福岡と当たる。「3年生のためにも優勝したい」と坂本。チームとエースの真価が問われる大一番になりそうだ。

【帰ってきた帝京が底力】
 5大会ぶりに全国選手権の舞台に帰ってきた帝京が勝ち上がった。就任4年目の広瀬監督は「古沼先生(前監督)のつくった“帝京”に相手がビビってくれて、運良く勝てた」と謙遜しながら、自身の初勝利を喜んだ。
 J1の横浜M入りが決まっている主将のDF浦田ら、個々の能力は高い。しかし、3−5−2のシステムを敷く帝京は、3トップ気味にきた済美の攻撃に前半から手を焼いた。
 流れを引き戻したのは選手交代による4バックへの布陣変更。攻撃にも勢いが出て、2年生のFW奥山が先制点をもぎ取った。後半23分、左サイドからのクロスを右足で合わせた奥山は「狙い通りの形。無我夢中だった」と声を弾ませた。
 その後も2点を加えて底力を見せつけた帝京。長崎・国見と並んで戦後最多の6度の優勝を誇る強豪が、力強く一歩を踏み出した。

【室蘭大谷・宮沢は不発】
 今大会屈指の点取り屋と目されている室蘭大谷のU-18日本代表FW宮沢は不発に終わった。前半29分のPKを失敗し、シュートはこの1本だけ。チームは0−0からのPK戦を制したが、主将は「僕がPKを決めておけば、こんなふうにならなかった。迷惑を掛けた」と小さな声で話した。
 終始、べったりと相手選手がマークについた。宮沢は「問題なく普段のプレーができた」と強がったが、柔らかいボールさばきなど能力の片りんを見せた以外は、思い通りにいかなかったはずだ。加藤監督は「マンマークはほとんど受けたことがなく、戸惑ったところがある」と指摘した。
 ゴールでチームを引っ張ることを求められるエースは「シュートが少ないことが課題。もっと積極的に打ちたい」。重圧のかかるPK戦は1番手で正確なキックをゴール左上に決めた。PK失敗のショックを振り払って、2日の藤枝東戦で巻き返しを期す。

【総体準Vの星稜はPK負けに放心】
 全国高校総体で準優勝の星稜が初戦で姿を消した。1−0の後半20分にGKのミスから同点に追い付かれ、PK戦で敗戦。河崎監督は「ちょっと単純な攻めになった。PK戦にも自信を持ってやっていたんだけれど…」と、しばらくは敗戦を受け入れられない様子だった。
 セットプレーから先制した後は、守備を重視する近大付を崩し切れなかった。同監督は「(相手が)引いた時にどうやって点を取るか練習してきたが、後半の40分がね…」と残念がった。
 J1新潟入りが決まっている鈴木は、PK戦の1人目で左ポストに当てて外した。主将のDFは「まだ整理ができていない」と放心状態だった。

最終調整
第87回天皇杯全日本選手権決勝日程

1月1日()
14:00〜
サンフレッチェ広島vs鹿島アントラーズ
(国立)

トーナメント表

G大阪
山 形┘
千 葉┐┘
大 分 
清 水 │┐
明治大┘┘│
横浜M┘ │
佐川便┘  │
新 潟┐  │┐
鳥 栖┐ 
F東京┐┘
TDK┘ │
磐 田  │
順天大┘┐ │
広 島┐┘  │
湘 南┘   │
       ├優勝
浦 和┐   │
愛 媛┘┐  │
大 宮┐┘┐ │
横浜C │ │
川 崎 ┐│
C大阪┘┐┘││
神 戸┘ ││
福 岡┘  │┘
鹿 島  
水 戸┘ 
甲 府┐│
徳 島┘ │┘
  ┐ │
ホンダ┘┐
名古屋┐
草 津┘

天皇杯決勝予想スタメン

1月1日()
14:00〜
サンフレッチェ広島vs鹿島アントラーズ
(国立)
≪予想スタメン≫
広島
GK:下田
DF:槙野、ストヤノフ、盛田
MF:駒野、森崎和、服部、高萩、森崎浩
FW:平繁、佐藤
ベンチ:GK木寺、DF吉弘、MF戸田、MF遊佐、MF李、MF高柳、FW田村
出場停止:MF柏木
鹿島
GK:曽ヶ端
DF:内田、岩政、大岩、新井場
MF:野沢、青木、小笠原、本山
FW:マルキーニョス、田代
ベンチ:GK小澤、MF中後、MF船山、MF増田、MFダニーロ、FW興梠、FW柳沢
出場停止:なし

 サッカーの第87回天皇杯全日本選手権は明日1月1日、東京・国立霞ヶ丘競技場でJ1のサンフレッチェ広島と鹿島アントラーズで決勝を行う。
 広島は前身の東洋工業以来38大会ぶり4度目、J1との2冠を狙う鹿島は7大会ぶり3度目の優勝を狙う。両チームは本日31日、最終調整を行った。

【鹿島は1時間半のミーティング】
 練習予定の2時間のうち1時間半をクラブハウスでのミーティングに充てた。練習自体は30分ほどで終了。オリベイラ監督は「選手達の体力的負担を減らしたかった」と、中2日で決勝に臨む日程を考慮し、疲労回復を優先させた狙いを説明した。
 本山は「広島は決勝まで勝ち上がって当然の試合ぶりだった」と警戒し「勝たないと何も残らないからしっかり準備したい」と気を引き締めた。

【広島は紅白戦】
 広島は横浜市内のグラウンドで紅白戦など約1時間半の最終調整を行った。ペトロビッチ監督は「素晴らしい舞台で、素晴らしいサッカーを見せたい」とリラックスした表情。
 J2降格が決まった後、磐田、FC東京、G大阪を倒してきた。佐藤は「ガンバに勝って自信がついた」と話し、駒野は「経験と実力は鹿島の方が上だと思うが、最後まであきらめないでやる」と意気込んだ。
 なお、広島は出場停止の柏木の代わりに、紅白戦では高萩が主力組に入った。21歳の高萩は「守備では小笠原さんを抑えて、攻撃では点につながるプレーをしたい」と話した。
 ペトロビッチ監督は「鹿島の戦術に合わせるのではなく、自分達のサッカーをする」と、J1王者に対しても持ち味の攻撃的なスタイルを貫くことを宣言した。

【試合展望】
 第87回天皇杯全日本選手権は明日1日午後2時から、東京・国立霞ヶ丘競技場で決勝が行われる。Jリーグとの2冠を狙う鹿島と、来季はJ2に降格する広島という好対照な両チームの対戦。鹿島が勝てば、7年ぶり3度目の日本一で11冠を達成する。広島ならばJリーグ創設後、初めてのタイトル。前身の東洋工業を含めれば、第49回大会以来38年ぶり4度目の優勝となる。
 今季はリーグ戦、ナビスコカップで4度対戦し、鹿島が3勝1敗とリード。今大会、接戦続きの鹿島だが、逆にそれがここ一番での勝負強さを際立たせる。全員の守備意識が高く、素早い攻守の切り替えから相手ゴールを陥れる。リーグ戦の大逆転優勝も選手に自信をもたらしており、総合力では一枚上と言わざるを得ない。
 一方、広島はリーグ戦とは見違えるような戦いぶりで勝ち上がってきた。準決勝では、素早いパス回しでナビスコカップ優勝のG大阪から3ゴール。守備も4試合で1失点と安定している。司令塔のU-22日本代表・柏木が累積警告で出場できないのは痛いが、勢いでは上回る。波乱を起こせば、J2降格の決まったチームでは初の天皇杯制覇。
 互いにカウンターが得意なだけに、先制点が大きなカギとなりそうだ。

練習参加
 J1名古屋グランパスエイトの日本代表候補MF本田圭佑(21)が移籍を視野に入れ、来年1月5日からオランダエールディビジのVVVフェンロの練習に参加することが本日31日、明らかになった。同選手は今季で名古屋との契約が満了、海外挑戦を表明していた。
 昨年から名古屋のレギュラーに定着した本田圭は、U-22(22歳以下)日本代表の主力として北京五輪出場権獲得に貢献。1月15日から鹿児島県内で行われる日本代表候補合宿にも招集されている。

プレミア
イングランドプレミアリーグ第20節結果

マンチェスター・シティー0−0リバプール

ダービー1−2ブラックバーン
≪得点者≫
ダービー:オークリー27
ブラックバーン:サンタクルス39、ベントリー42

 イングランドプレミアリーグは30日、第20節の残り2試合が行われ、5位マンチェスター・シティーと4位リバプールの一戦は0−0の引き分けに終わった。また最下位のダービーはブラックバーンに1−2で敗れた。
 47321人の大観衆が見守る中、試合の主導権を握ったのはアウェーのリバプールだった。中でもフェルナンド・トーレスは後半開始直後に2度のチャンスを迎えるなど、再三相手ゴールに迫ったが、ゴールを決めることはできない。さらに同41分にはカイトがゴール前で決定的なヘディングを放つが、これもゴールライン上でクリアされ、試合は結局0−0のスコアレスドローに終わった。
 この結果、4位リバプールの勝ち点は37となり、同47で首位を走るアーセナルとの差は10に広がった。マンチェスターCは同36で5位。

エール
オランダエールディビジ第18節結果

PSV2−0NAC
≪得点者≫
PSV:クーフェルマンス44、ペレス89

VVV2−2アヤックス
≪得点者≫
VVV:オフラニ57、カラブロ89
アヤックス:スアレス37、フンテラール

ヘーレンフェーン1−1フェイエノールト
≪得点者≫
ヘーレンフェーン:シボン88
フェイエノールト:スロリー17

AZ1−0ヘラクレス
エクセルシオール1−2ローダ
トゥヴェンテ2−0デフラーフスハップ
フィテッセ2−2ユトレヒト
ヴィレムII3−0NEC

 オランダエールディビジは30日、第18節の残り8試合が行われ、PSVはクーフェルマンスのゴールなどで2−0とNACに快勝して首位に浮上した。
 首位に立っていたフェイエノールトはヘーレンフェーン相手に先制したものの、終了間際の後半43分に失点し、1−1と痛恨のドロー。PSVが勝利したため得失点差で2位に後退した。
 また、3位アヤックスも後半32分にフンテラールの得点で勝ち越したが、終了間際VVVに2−2の同点に追い付かれた。前戦に引き続きドローに持ち込まれ、首位PSVとの勝ち点差は3に広がった。

試合延期
 スコティッシュプレミアリーグは30日、マザーウェルの主将MFフィル・オドネル(35)が29日のダンディー・ユナイテッド戦で試合中に倒れ、死亡したことを受け、マザーウェルのハイバーニアン戦(1月2日)、MF中村俊輔が所属するセルティック戦(同6日)を延期すると発表した。マザーウェルとホームスタジアムを共用しているグレトナのセントミレン戦(同2日)も延期された。

契約延長
 スコティッシュプレミアリーグのセルティックが、所属する日本代表MF中村俊輔との6月で満了となる契約を延長する意向であることが30日、明らかになった。同クラブのローウェル最高経営責任者が明らかにしたもので、中村との契約では、セルティックには契約を1年延長できる選択権が与えられている。クラブは同時に複数年契約も提示し、長期残留を求めていく方針。
 中村については、古巣のJ1横浜F・マリノスが復帰への準備を進めていると報じられているが、セルティック側は現時点で獲得の申し出は届いてないとしている。

【復帰報道に大きな反応】
 スコティッシュプレミアリーグのセルテイックに所属する中村俊輔を古巣であるJ1の横浜F・マリノスが獲得に動いているという日本での報道を受け、複数の英国メディアは30日までに大きな反応を示した。
 英BBC放送は公式サイトで、セルテイックの最高経営責任者であるピーター・ローウェル氏が、中村へのアプローチは全くないと語ったと報じた。
 スカイスポーツは、ストラカン監督の「イギリスにいる最も優秀な選手の1人を売るだって?」というコメントを引用した。左膝痛のため約2ヶ月間戦線から離れているが、中村への注目度は地元でも依然として高い。

【超サカFLASH】

レンタル
 J1鹿島から新潟にレンタル移籍していたFW深井正樹(27)が名古屋にレンタル移籍することが30日、明らかになった。深井には大宮など複数のクラブも獲得に動いていた。

帰国
 来季からJ1京都に移籍するG大阪DFシジクレイが30日、ブラジルに帰国した。京都に移籍する来季は来年1月末に再来日する予定。

獲得
 J2湘南は本日、J2福岡からFWリンコン(24)を獲得したと発表した。リンコンは今季リーグ戦で39試合に出場して16得点。

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