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本日の超最新情報
2008.02.20.WED

INDEX

耐勝
東アジア選手権第2戦、日本代表が開催国の中国代表に勝利!

シュート練習
U-23日本代表は本日のU-23グアテマラ代表との2度目の練習試合に向け、クロスからのシュート練習などを実施!

最終調整
G大阪がパンパシフィック選手権第1戦のLAギャラクシー戦に向けて最終調整!

CL展望
欧州チャンピオンズリーグ・決勝トーナメント1回戦第1戦日程
日本時間20日28:45〜
セルティックvsバルセロナ
リヨンvsマンチェスター・ユナイテッド
フェネルバフチェvsセビージャ
アーセナルvsミラン
中村俊輔はスタメン出場、水野晃樹のベンチ入りは微妙!

先勝
欧州CL決勝トーナメント1回戦第1戦
シャルケ1−0ポルト
ローマ2−1レアル・マドリード
オリンピアコス0−0チェルシー
リバプール2−0インテル
リバプールはイタリア王者に快勝、ローマはスペイン王者に逆転勝ち!

海外開催見直し
イングランドプレミアリーグが2010−2011年シーズンからの海外開催を見直し!

本日の超サカFLASH
鹿島DF金古聖司が左太もも裏肉離れで全治2〜3週間ほか


本文
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耐勝
東アジア選手権第2戦結果

日本時間19:15〜
中国代表0−1日本代表
(重慶五輪センター体育場・41000人)

主審:オ・テソン(北朝鮮)
天気:曇り
気温:11℃
湿度:62%
ピッチ:全面良芝

≪得点者≫
日本:山瀬功17

≪出場メンバー≫
日本代表
GK:
18.楢崎正剛(名古屋)
DF:
25.内田篤人(鹿島)
22.中澤佑二(横浜M)
2.今野泰幸(FC東京)
3.駒野友一(磐田)
(46分21.加地亮(G大阪))
MF:
14.中村憲剛(川崎)
13.鈴木啓太(浦和)(cap)
10.山瀬功治(横浜M)
(89分24.橋本英郎(G大阪))
7.遠藤保仁(G大阪)
5.安田理大(G大阪)
(59分8.羽生直剛(FC東京))
FW:
12.田代有三(鹿島)
ベンチ:
1.川口能活(磐田)
23.川島永嗣(川崎)
4.岩政大樹(鹿島)
15.水本裕貴(G大阪)
9.山岸智(川崎)
11.播戸竜二(G大阪)
20.矢野貴章(新潟)

フォーメーション
(4-5-1)

   12
 5  7  10
  13  14
3  2  22  25
   18

中国代表
GK:
1.ゾン・レイ
DF:
2.チャン・シュアイ
18.シュー・ユンロン
5.リー・ウェイフェン(cap)
3.スン・シャン
MF:
15.リュウ・ジェン
(60分23.ルー・チェン)
16.チョウ・ハイビン
(76分9.ハオ・ジュンミン)
6.ワン・ドン
(54分10.チャオ・ジュンツェ)
8.ドゥー・チェンユー
FW:
7.チュー・ボー
11.ジュー・ティン
ベンチ:
12.チェン・ドン
22.ソン・チェンユー
4.フェン・シャオティン
13.チャン・ヨンハイ
19.ワン・シャオ
20.チャン・シャオフェイ
14.リー・ヤン
17.ワン・ソン
21.ジャン・ニン

フォーメーション
(4-4-2)

  11   7
 8    15
  6  16
3  5  18  2
    1

≪各種データ≫
ボール支配率:
中国…51%
日本…49%
シュート数:
中国…7
日本…13
PK数:
中国…0
日本…0
CK数:
中国…4
日本…2
直接FK数:
中国…15
日本…11
間接FK数:
中国…10
日本…2
オフサイド
中国…9
日本…2

北朝鮮代表1−1韓国代表

 サッカーの東アジア選手権第3日は本日20日、重慶(中国)で男子の試合が行われ、初優勝を目指す日本代表は地元中国代表に1−0で競り勝った。第1戦で北朝鮮と引き分けた日本は勝ち点4。岡田監督就任後の通算成績は3勝2分け。
 北朝鮮戦から先発6人を入れ替えた日本は、前半17分にGKが弾いたボールを山瀬功(横浜M)が蹴り込み先制。その後は中国の反撃を抑えた。日本は23日の最終戦で韓国と顔を合わせる。
 3月26日のワールドカップ(W杯)アジア3次予選の前哨戦となる北朝鮮vs韓国は1−1で引き分けた。
 女子は明日21日に第2戦が行われ、日本は韓国と戦う。

日本代表・岡田武史監督
「試合前からタフな試合になると思っていたが、選手が冷静に戦ってくれた。後半は慌てて展開せずにしっかりつなげと指示を出した」

中国代表・ペトロビッチ監督
「今日は不運だった。日本は守備が良く、特に22番(中澤)が素晴らしかった。(3月26日のW杯予選の)オーストラリア戦で同じようなことを繰り返さないようにしたい」

【岡田ジャパン、耐えて勝利】
 前半17分、日本が目指してきた攻撃が形になった。中盤の山瀬功から田代、遠藤、駒野とリズミカルに左へ展開。サイドを破った駒野のクロスをGKが弾く。そこに詰めた山瀬功が右足で蹴り込んだ。序盤のゴールで日本が勝ち点3をもぎ取った。
 「勢いのある中国を相手に我々の良さを出したい」と意気込んでいた岡田監督は、先発メンバーを北朝鮮戦から6人も入れ替え、就任5試合目で初めて先発から1トップと2ボランチを試した。
 これまでの練習でも実践したことがほとんどない布陣だったが、選手達は果敢に攻めた。荒々しいプレーを繰り返した中国に付き合うことはせずに最後まで冷静さを保った。決して多くはなかったが、短いパスをつないで局面を打開する場面もあった。
 岡田監督は「我々は勝つためにやっている。しかし自分達の最終目標も忘れないようにしたい」と話していた。故障者が多いこともあり、今後のW杯アジア予選に向けた実戦テストの雰囲気が濃く漂った試合で、日本はしっかりと勝利も得た。

【岡田ジャパン、目指した形で決勝点】
 荒々しいプレーを繰り返した中国を相手にしても、日本は落ち着きを失わなかった。勝ち点3を掴み、岡田監督は「冷静に粘り強く戦ってくれた。これで最後の韓国戦で優勝に向かって戦うことができる」と選手を称えた。
 先発メンバーを北朝鮮戦から6人も入れ替え、就任5試合目で初めて先発から1トップと2ボランチを試した。故障者が多かったこともあり、ワールドカップ(W杯)アジア予選に向けた実戦テストの色合いが濃かった試合でしぶとさを見せた。
 前半17分、田代、遠藤、駒野とリズミカルに左へ展開。駒野のクロスをGKが弾いたところを山瀬功が決める鮮やかな形で先制した。相手の運動量が落ちた後半はパスをつないで翻弄した。得点場面だけでなく随所に狙い通りの攻めを見せ、中村憲は「試合展開に応じてプレーすることが大事だが、みんな非常に冷静にできた」と充実感に浸った。
 守備では中国にサイドを破られて苦しむ場面もあったが、後半は中村憲、鈴木の2ボランチが相手の攻撃の芽を摘んで修正した。遠藤は「中盤のバランスが良かった。後半のようにプレーできればいい」と満足そうだ。
 安田理が相手のラフプレーを受けて負傷退場するなど、荒れた試合を大人びた試合運びでしのぎきった。アウェーの雰囲気の中で、日本が今後につながる手応えを得た。

【山瀬功が貴重な決勝ゴール】
 前半17分、ハーフライン付近でボールを受けた山瀬功から田代−遠藤−駒野とつないで日本は左サイドを破った。山瀬功がゴール前めがけて突進する。駒野からのクロスをGKがこぼしたところを逃さず、背番号「10」が先制点を叩き出した。「何も考えずに状況に合わせて打った」。岡田ジャパンで最多となる3ゴール目だった。
 今遠征前に右太もも裏を痛めた。コンディションが上がらない高原(浦和)らが不参加となった中で故障をおして参加。「1人の力で取っている点なんてほとんどない。周りの選手にも、スタッフにも感謝している」。第1戦の北朝鮮戦は欠場したが、この日は試合終盤まで生き生きとプレーした。
 遠藤、中村憲らパスを操る選手が多い中盤にあって、ドリブル突破など攻撃にアクセントを加えられる山瀬功の存在は大きい。この試合でも機を見ての突破や強烈なシュートなど持ち味を発揮した。
 代表で初となる海外での試合でもあった。記念の一戦を自身のゴールで飾ったが「相手の守備ラインとボランチの間にスペースがあった。もう1、2点取れる場面はあった」とひょうひょうと言ってのけた。

【中澤「強い気持ちが出た」】
 4年前のアジアカップを知る中澤は、終盤に荒れ模様となった試合を勝ち切ったことに「非常に良かった。戦う姿勢、強い気持ちが出ていた」と若手を含めた各選手の頑張りを称えた。
 ラフプレーや相手寄りの主審の笛もあり「何とも言えないけど、久しぶりだった」とアウェーの戦いに達成感をにじませた。

【ボール奪取光った今野】
 センターバックで中澤とコンビを組んだ今野のボール奪取力が光った。
 昨年7月のアジアカップのカタール戦以来の先発出場。「久々の出場だったが、0点に抑えられたのは良かった」と満足げ。後半の苦しい時間帯に相手ボールを奪い返し、チームを落ち着かせた。
 オシム監督時代はサイドバックで途中出場することが多かったが、センターバックでも十分使えるめどが立った。

【守備引き締めた楢崎】
 GK楢崎が無失点に貢献した。前半30分過ぎには果敢な飛び出しでピンチを切り抜けるなど、体を張ったプレーで日本の守備を引き締めた。
 楢崎は「相手はロングボールとサイドからのボールに合わせてくる。そんなに複雑ではなかった」と経験豊富なGKらしく落ち着いた口ぶりだった。

【安田は負傷退場】
北朝鮮戦での活躍で左MFで起用された安田は、後半立ち上がりに相手GKと接触し、苦しそうな表情を浮かべて途中退場した。
 縦パスで抜け出し、ゴール前で絶好機を迎えたが、GKの激しい当たりに転倒。右脇腹と腰を痛めたため、大事を取って病院で検査を受けることになった。

【中村憲が復帰】
 体調不良のために17日の北朝鮮戦でベンチからも外れた中村憲が、6日のタイ戦以来2試合ぶりに先発に復帰した。
 16日に発熱。18日夜に焼き肉店であった日本代表一同による食事会にも参加せずに回復に努めた。「北朝鮮戦は出られなくて悔しかったが、切り替えて体調を整えた。100パーセントに近い」と話していた中村憲は、鈴木とともに守備的MFを務めた。

【中国サポーターが一部暴徒化】
 重慶(中国)で20日に行われたサッカーの東アジア選手権、男子の日本vs中国の試合後、日本の勝利に反発した一部の中国サポーターが、騒ぎを起こす“事件”が発生した。
 「小日本!」(日本人の蔑称)と叫んだり、花火に火を付けたりする場面があり、さらには日本国旗を燃やすなど“暴徒化”。また、日本選手が乗ったバスだけではなく、この日の敗戦で優勝の可能性がなくなった中国選手の乗ったバスも囲まれ、立ち往生する事態となった。
 関係者によると、運営当局は、今春に予定される胡錦濤国家主席の訪日に悪影響を与えないよう万全の対策を取る方針を決め、警備員を他試合の2倍となる約3000人に増員。中国サポーターの責任者にはマナーを守るよう指導した。
 これが奏功したのか、17日の北朝鮮戦とは違い、試合前の君が代演奏へブーイングが起きることはなく、日本の得点シーンにも混乱はなかったが、結局、完全に徹底されることはなかった。

【韓国と北朝鮮の前哨戦は痛み分け】
 W杯アジア3次予選で同グループに入り、3月26日に平壌で対戦する北朝鮮と韓国の前哨戦は痛み分けに終わった。
 韓国は前半に廉基勲が直接FKを蹴り込み先制。北朝鮮は退場者を出して苦しい展開になったが、単純な縦パスから鄭大世が2試合連続ゴールを挙げて追い付いた。
 国旗、国歌の扱いを巡って交渉が難航している平壌での試合に、南北対決の決着は持ち越された。

【川崎の鄭が2戦連発】
 J1川崎でプレーする北朝鮮のFW鄭大世が2試合連続得点。「連戦だったから自分の思った以上に体が重かった。みんなで取った1点です」と同点ゴールを喜んだ。
 3月のW杯アジア3次予選で再び韓国と対戦する。「それを考えると嫌になる。(韓国とは)レベルの差がありすぎる。内容的には0−3、0−4の試合だった」と弱気なコメント。日本と韓国はどちらが強いかと聞かれると「韓国」と即答した。

≪超サカ採点表≫
日本代表
GK:
18.楢崎正剛(名古屋) 6.5
DF:
25.内田篤人(鹿島) 5.0
22.中澤佑二(横浜M) 6.0
2.今野泰幸(FC東京) 6.0
3.駒野友一(磐田) 5.5
(46分21.加地亮(G大阪) 5.0)
MF:
14.中村憲剛(川崎) 5.0
13.鈴木啓太(浦和) 5.0
10.山瀬功治(横浜M) 6.5
(89分24.橋本英郎(G大阪) --)
7.遠藤保仁(G大阪) 5.5
5.安田理大(G大阪) 6.0
(59分8.羽生直剛(FC東京) 5.5)
FW:
12.田代有三(鹿島) 5.5
中国代表
GK:
1.ゾン・レイ 5.0
DF:
2.チャン・シュアイ 6.0
18.シュー・ユンロン 5.0
5.リー・ウェイフェン 5.5
3.スン・シャン 5.5
MF:
15.リュウ・ジェン 6.0
(60分23.ルー・チェン 5.0)
16.チョウ・ハイビン 5.0
(76分9.ハオ・ジュンミン 5.0)
6.ワン・ドン 6.0
(54分10.チャオ・ジュンツェ 5.5)
8.ドゥー・チェンユー 6.0
FW:
7.チュー・ボー 5.5
11.ジュー・ティン 5.5
ベンチ:


シュート練習
 アメリカに遠征しているサッカーのU-23(23歳以下)日本代表は、本日20日午後4時半(日本時間21日午前9時半)からフラートン(米カリフォルニア州)でU-23グアテマラ代表と2度目の練習試合を行う。18日の試合から全メンバーを入れ替える予定で、4−4−2の布陣の2トップは平山(FC東京)李(柏)が組みそうだ。
 試合前日の19日はクロスからのシュート練習を繰り返した。18日のU-23グアテマラ戦にフル出場した青山直(清水)、山崎(磐田)ら10選手はランニングなど軽めの内容。右足打撲の細貝(浦和)は別メニューで調整した。
 反町監督は2−0で勝った18日の練習試合を振り返り「最後のクロスが良くなかった。中央への選手の入り方も悪く、クロスの速さも足りなかった」と改善点を挙げ、サイド攻撃の回数を増やしたい考えだ。
 得点を期待される李は「90分間プレーできると思うので、ここでアピールしたい」と意欲十分。平山は「チュンソン(李)は飛び出すのが速いので、そのスペースを作ってあげたり、2人の動きで後ろからボールを引き出したい」と攻撃のイメージを話した。


最終調整
 日本、アメリカ、オーストラリアのサッカー各リーグからの4クラブで争う新設大会、パンパシフィック選手権は本日20日(日本時間21日)にホノルル(米ハワイ州)で開幕し、日本から昨年のナビスコカップ王者でJ1のガンバ大阪が出場する。G大阪は19日(同20日)、試合会場で最終調整を行った。
 大会は20日に1回戦2試合を行い、23日(同24日)に各勝者が決勝、各敗者が3位決定戦に臨む。G大阪は1回戦で、イングランド代表元主将のMFデイヴィッド・ベッカムを擁する米MLSのロサンゼルス・ギャラクシーと対戦する。
 1回戦のもう1試合は米MLSのヒューストン・ダイナモとオーストラリアAリーグのシドニーが顔を合わせる。

【G大阪、主力欠き悪条件にも闘志】
 サッカーの新設大会、パンパシフィック選手権に臨むG大阪が闘志を燃やしている。J1開幕を3月8日に控え、本来なら調整の時期だが、今月12日にハワイ入り。西野監督は「20日の1回戦に照準を合わせてきた」と言う。ゲームキャプテンを務めるDF山口も「調整の2文字は頭にない」と勝負にこだわる姿勢を示す。
 東アジア選手権を戦っている日本代表などに遠藤ら7人を送り出し、主力を欠く状況。それでも、今季はアジアチャンピオンズリーグとリーグ戦を並行して戦う厳しい日程を見据え、西野監督は「主力が万全な状態を一年中維持できるとは思えない。逆に引っ張るぐらいの姿勢を見たい」と控え勢に期待を寄せる。
 19日は試合会場のアロハスタジアムで約1時間の練習。国際規格より明らかに狭く、古いタイプの人工芝が敷かれた慣れないピッチ状態を確かめた。MF明神は「狭いので休む時間がない。けがが怖い」と警戒。西野監督は「狭い中で接触を避ける戦い方が必要」とみる。
 悪条件にも、闘争心に衰えはない。「日本のチームはどうせ大したことがないと思われているだろうから、とにかく勝ちたい」と明神。山口も「ギャフンと言わせたい。この大会をJリーグにつなげる」と意気込んだ。


CL展望
欧州チャンピオンズリーグ・決勝トーナメント1回戦第1戦日程

日本時間20日28:45〜

セルティックvsバルセロナ
(セルティック・パーク)

リヨンvsマンチェスター・ユナイテッド
(ジェルラン)

フェネルバフチェvsセビージャ
(シュクリュ・サラチョール)

アーセナルvsミラン
(エミレーツ)

NEW!
最新TVスケジュール

 欧州チャンピオンズリーグは本日20日、決勝トーナメント1回戦第1戦の残りの4試合が行われる。日本代表MF中村俊輔と水野晃樹が所属するスコティッシュプレミアリーグ王者のセルティック(スコットランド)はホームでバルセロナ(スペイン)と対戦(日本時間21日午前4時45分〜)。中村はスタメン出場が決定、水野は遠征メンバー入りしたものの、ベンチ入りは微妙とみられる。
 昨季王者のミラン(イタリア)はアウェーでアーセナル(イングランド)と対戦する。
 本番前最後の19日の最終調整で
。中村はバルサ対策で、クロスを入念に試し、左サイドでパスを受けては、中央へ高い精度で折り返した。「チャンスは多くて3、4回しかない。FKの1本とクロスの1本が得点するためには重要になる」。約30本。190センチのオランダ代表FWフェネホール・オフ・ヘッセリンクの頭へ合わせ続けた。
 練習後には約20分の全体ミーティングが行われ、攻撃方針を確認。「サイドからセンタリングをなるべく単純に入れることができればいいとか、そんな話をした」。積極的に意見もした。
 恋い焦がれたバルセロナ。子供の頃からバルサの魅せるサッカーが大好きで、横浜M2年目の20歳でスペインに遠征した際は、バルサの本拠地、カンプ・ノウに足を運んで試合を観戦。当時、日本ではすでに有名になっていたが「カンプ・ノウでは誰も自分のことなんて知らないんだなと思った。自分は小さいプレーヤーだと。その時からいつかはバルセロナと対戦したいと思っていた」。その夢がいよいよ実現する。
 左膝靱帯を痛めた影響で昨年10月末から約2ヶ月半戦列を離れた。CLグループリーグは6試合中、出場したのは最初の2試合だけ。決勝T進出は仲間が頑張ってくれたおかげだ。今度はお返しする番。19日付地元レコード紙には「突破する自信はある。それにはホームで得点することが重要」とコメントした。
 昨季はグループリーグのマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)戦でFKから2得点を奪った。「今はいい感じで蹴ることができている。また得点できれば素晴らしい」。憧れの相手に、勝つイメージはできている。

【不敗ホームでバルサに勝つ】
 セルティックがバルセロナと激突する。英国のブックメーカー・ウィリアムヒルの優勝オッズ(19日現在)がバルセロナに3.3倍で1番人気をつけたのに対し、セルティックは150倍と最低だ。
 大番狂わせに挑むMF中村俊輔だが「準々決勝に進出できる自信がある。いいプレーよりも、とにかく勝つ。インパクトを残したい」と自信をみなぎらせた。
 心強い後押しがある。第1戦はホームのセルティック・パーク。昨季から欧州CLでは8戦して6勝2分けと負けなし。2007年10月には昨季王者のミランを2−1で破っている。バルセロナも4季前のUEFA杯4回戦で1−0と撃破。19日の練習でサイドから何度も好クロスを上げた中村は「ミーティングでバルサのビデオを見た。守備はいつも数的優位を作りたい。ミランに勝ったからバルセロナにも勝てる。CLでまた得点できたら最高だね」。中村が本気で打倒バルサを狙う。


先勝
欧州チャンピオンズリーグ・決勝トーナメント1回戦第1戦結果

シャルケ1−0ポルト
(アレナ・アウフシャルケ)
≪得点者≫
シャルケ:クラニー40

ローマ2−1レアル・マドリード
(スタディオ・オリンピコ)
≪得点者≫
ローマ:ピサロ24、マンシーニ58
R・マドリード:ラウール8

オリンピアコス0−0チェルシー
(ヨルギオス・カライスカキス)

リバプール2−0インテル
(アンフィールド)
≪得点者≫
リバプール:カイト85、ジェラード89

 欧州チャンピオンズリーグ(CL)は19日、ローマ(イタリア)などで決勝トーナメント1回戦第1戦の4試合が行われ、昨季準優勝のリバプール(イングランド)は終盤の得点でイタリアセリエA覇者のインテルを2−0で下した。
 ローマ(イタリア)は欧州制覇最多9度でスペインリーガエスパニョーラ王者のレアル・マドリードに2−1で逆転勝ちした。チェルシー(イングランド)は敵地でオリンピアコス(ギリシャ)と0−0で引き分け、シャルケ(ドイツ)はポルト(ポルトガル)に1−0で競り勝った。
 第2戦は3月5日(インテルvsリバプールは同11日)に行われる。
 MF中村俊輔の所属するセルティック(スコットランド)は本日20日にバルセロナ(スペイン)と対戦する。

【リバプール8強入りに大きく前進】
 国内ではイングランド協会(FA)カップで3日前に敗退し、プレミアリーグも優勝は絶望的。米国人オーナーとの不仲説が消えないベニテス監督が率いるリバプールが、ホームでインテルに2−0で先勝した。8強入りに大きく前進し、スペイン人指揮官は「選手達にパッション(情熱)があった」と目尻を下げた。
 前半30分に相手のDFマテラッツィが2度目の警告で退場となる願ってもない展開。なかなか先取点が奪えなかったが、ベニテス監督は「選手達が気迫のある動きでセカンドボールを奪っていた。自信はあった」と慌てなかった。
 監督の信頼に応えるように後半40分、分厚い波状攻撃から右クロスを胸で止めたカイトがシュート。DFに当たったボールがゴールを割り、ようやく相手の堅守を破った。5分後にはMFジェラードがゴール右から強烈なミドルシュートを決め、勝利を決定付けた。
 欧州CLは3シーズン前に優勝し、昨季も準優勝と相性が良い。相手にアウェーゴールも許さない盤石の勝利だが、主将のジェラードは「浮かれてはいられない。もう1試合ある」と気を引き締めた。

【ローマは気力に満ちて屈辱】
 2季連続の準々決勝進出を期すローマ(イタリア)が、決勝トーナメント1回戦第1戦でレアル・マドリード(スペイン)に2−1で先勝した。身上とする躍動感溢れる攻撃も見せたが、何より気力がものをいった逆転勝ちだった。
 前半8分に速攻から失点したが、同24分にピサロの右足シュートで同点。左クロスに合わせて相手DFの背後から足を伸ばし、倒れながらピサロにつなげたトッティの泥くさいプレーが光った。
 トッティは後半13分にも体を張ってボールをキープし、相手DFカンナバーロを振り切ったブラジル人FWマンシーニに縦パスを出して勝ち越し点を引き出した。
 トッティは足首の痛みをこらえながらの出場。イタリア代表MFデロッシも風邪と高熱を押して攻守に奔走した。医師に反対されながら無理を通したデロッシは「去年の苦い経験で少し強くなれた」と胸を張った。
 昨季は準々決勝第2戦でマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)に1−7の大敗を喫した。ホームで3連敗中と力の差を痛感させられてきたレアル戦は、屈辱を晴らし自信と誇りを取り戻す機会でもあった。スパレッティ監督は「失点しても自分達のサッカーを忘れなかった。成長した姿を見せてくれた」と感慨深そうだった。

【レアル「運なかった」】
 レアル・マドリードは前半8分、グティの左足シュートをラウールが右足に当てて方向を変え、GKの逆を突いて先制した。だが、その後も続いた攻勢を生かせずに逆転された。
 後半35分には、エースのファン・ニステルローイが絶好機でシュートをポストに当てた。DFカンナバーロは「あれで、今日は運がないなと思った」と苦笑いだった。
 今季の欧州CLはアウェー戦で勝ち星がない。国内リーグでも、2月に入ってアウェーの2試合に敗れた。カンナバーロは「無鉄砲に攻めてばかりではいけない。敵地という状況を考えないと…」と味方に反省を促した。

【レアル・サポーター刺される】
 欧州チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦第1戦のローマ(イタリア)vsレアル・マドリー(スペイン)戦の前に、レアル・サポーター1人がナイフで刺される事件が起きていたことが19日、明らかになった。
 イタリアメディアが報じるところによれば、事件は広場で起こり、背中を刺された若いサポーターは病院に運ばれたとのこと。イタリアは近年フーリガン問題に悩まされており、首都ローマではサッカーに関わるナイフを使った傷害事件が頻発している。


海外開催見直し
 イングランドプレミアリーグが2010−2011年シーズンから海外で公式戦を行う計画について、同リーグのスカッダモア最高幹部は19日、国際サッカー連盟(FIFA)などから激しい反発を受けているため見直す可能性を示した。
 同最高幹部は議会で「敵対的な反発が起きており、我々はどんなことをしてでも進めようとは考えていない」などと話した。この計画には、FIFA以外にも、同リーグに所属するマンチェスター・ユナイテッドのファーガソン監督やアーセナルのベンゲル監督らも強硬に反対している。


【超サカFLASH】

全治2〜3週間
 J1鹿島DF金古聖司が左太もも裏肉離れで全治2〜3週間と診断されたことが19日、明らかになった。

現役復帰
 J1磐田は本日、磐田ジュニアユースの佐藤洋平GKコーチ(35)が期間限定で現役復帰すると発表した。選手としての契約期間は2月21日から6月30日まで、背番号は「36」。

練習合流
 右肋骨骨折で離脱していたJ1千葉FW巻誠一郎が19日、チーム練習に合流した。

練習参加自粛
 J2仙台は19日、宮崎県延岡市で酒に酔って車を損壊させたDF細川淳矢、一柳夢吾、MF富田晋伍、金子慎二の練習参加を自粛させた。事実上の謹慎措置で、練習参加自粛期間はJリーグの裁定が出るまで。

移籍
 J2山形は本日、MF鈴木亮平(24)が北信越リーグ1部の松本山雅FCに完全移籍すると発表した。


[提携サイト]
日本代表ニュース

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