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本日の超最新情報
2008.04.24.THU

INDEX

辞任
川崎の関塚隆監督(47)が不整脈などの体調不良で辞任!後任は高畠勉コーチ(39)が昇格!

30億円超
浦和がクラブの株主総会で2007年度の事業報告を承認し、総入場者数は100万人を突破して入場料収入が30億円超!

0−0
欧州チャンピオンズリーグ準決勝第1戦
バルセロナ(スペイン)0−0マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)
バルサは21本のシュートを放つも無得点、マンUはC・ロナウドがPKを外して無得点!

新監督
シャルケの来季からの監督に現トゥヴェンテ監督のルッテン氏(45)が就任!

辞任
ミランのベルルスコーニ会長がイタリア首相就任のためにクラブ会長を辞任!

首位堅守
アジアチャンピオンズリーグ・グループリーグ第4戦
グループF
北京国安(中国)1−0鹿島アントラーズ
ナムディン(ベトナム)2−2クルンタイ・バンク(タイ)
グループG
ガンバ大阪2−0メルボルン・ビクトリー(オーストラリア)
チョンブリ(タイ)2−2全南ドラゴンズ(韓国)
首位鹿島はACL初黒星!G大阪は山崎雅人の2ゴールで完勝して首位堅守!

本日の超サカFLASH
清水MF平松康平(28)がFC琉球に完全移籍ほか


本文
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辞任
 J1の川崎フロンターレは本日24日、関塚隆監督(47)の辞任を発表した。後任は高畠勉コーチ(39)が昇格する。関塚監督は8日の雨中練習後に目まいを訴えるなど体調を崩し、翌9日に横浜市内の病院に検査入院し、精密検査で不整脈と診断された。今季のJリーグで監督交代は浦和に続き2チーム目。
 この日、川崎市内のクラブハウスを訪れた関塚監督は練習前に選手やスタッフにあいさつ。報道陣の取材にも応じ「検査で問題がなければ現場復帰したかったが、もう少し休養が必要ということだった。残念。今季やり切りたかった」と目を赤くしながら話した。
 2004年に就任した関塚監督は1年で川崎をJ1昇格へ導き、2006年にはリーグ2位、昨季はアジアチャンピオンズリーグ8強、ナビスコカップ準優勝などの実績を残した。川崎は今季2勝2分け3敗の現在12位。ナビスコカップでは1勝2敗でグループCの3位に低迷している。


30億円超
 J1浦和レッズは本日24日、クラブの株主総会で2007年度の事業報告を承認し、営業収入は前年度比8億8600万円増の79億6400万円だったと発表した。
 昨季は優勝したアジアチャンピオンズリーグのほか、リーグ戦とナビスコ杯を合わせた主催試合の総入場者数が100万人を突破し、入場料収入だけで30億円を超えた。
 また、同総会で藤口光紀社長は再任となった。


0−0
欧州チャンピオンズリーグ準決勝第1戦結果

バルセロナ(スペイン)0−0マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)
(カンプ・ノウ・95949人)
≪出場メンバー≫
バルセロナ
GK:
1.バルデス
DF:
11.ザンブロッタ
4.マルケス
3.ガブリエル・ミリート
22.アビダル
MF:
6.シャビ
24.ヤヤ・トゥーレ
20.デコ
(77分14.アンリ)
FW:
19.メッシ
(62分27.ボージャン)
9.エトー
8.イニエスタ
マンU
GK:
1.ファン・デル・サール
DF:
4.ハーグリーブス
5.ファーディナンド
6.ブラウン
3.エブラ
MF:
16.キャリック
18.スコールズ
13.朴智星
10.ルーニー
(76分17.ナニ)
FW:
7.クリスティアーノ・ロナウド
32.テベス
(85分11.ギグス)

欧州チャンピオンズリーグ準決勝第2戦日程

29日()
日本時間27:45〜
マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)vsバルセロナ(スペイン)vs
(オールド・トラフォード)

30日(水)
日本時間27:45〜
チェルシー(イングランド)vsリバプール(イングランド)
(スタンフォード・ブリッジ)

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最新TVスケジュール

 欧州チャンピオンズリーグ(CL)は23日、バルセロナのカンプ・ノウで準決勝第1戦の1試合が行われ、2季ぶりの優勝を狙うバルセロナ(スペイン)とマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)は0−0で引き分けた。
 バルセロナは左太もも肉離れの故障から復帰して先発したFWメッシを軸に21本のシュートで畳み掛けたが、決定力を欠いた。マンチェスターUは前半3分にFWロナルドがPKをゴール右へ外した。
 今大会無敗同士の対決らしく、互いに集中力の高い守備も光った。第2戦は29日にマンチェスターUのホーム、オールド・トラフォードで行われる。

【第一幕はスコアレスドロー】
 ともに2度ずつ欧州の頂点を極めているバルセロナとマンチェスター・ユナイテッドの激突は、意外な形で幕を開けた。開始わずか2分、バルサDFミリートがCKの守備の際にC・ロナウドのヘッドに対してハンドを犯し、マンUにPKを与えてしまう。しかし、今季公式戦38得点を挙げているC・ロナウドの右上隅を狙ったキックはポストに嫌われ、マンUは絶好の先制チャンスを逃してしまう。
 その後、試合はホームのバルサが支配する展開で推移する。デコが中盤からで幾度となく好パスを配球すれば、前線のエトーがスピードを活かしてマンU守備陣のサイドを突き、約1ヶ月半ぶりの先発復帰を果たしたメッシも持ち前のドリブルを披露。しかし、守備を固めるマンUを崩し切れない展開に、バルサのライカールト監督は、メッシに代えてボージャン、デコに代えてアンリを送り込み、チャンスを探る。
 後半38分にはそのアンリが力強いミドルを放ったものの、惜しくもGK正面。その後、惜しいFKのチャンスなどもあったバルサだが、結局マンU守備陣をこじ開けることができずにタイムアップ。試合は0−0の引き分けに終わった。
 アウェーで0−0という結果を手にしたマンUのC・ロナウドは、「僕はPKの時のスタイルを変えることはしない。今日は失敗したけれど、大きな問題ではないと思う。マンチェスターでゴールしてそれを取り返したい。アウェーで0−0は上出来だと思う。今日はうまく守れていたし、試合内容面では自信になった。ホームの戦いは大きなチャンスになるだろう」と振り返る。
 ファーガソン監督は、「C・ロナウドのPKはアンラッキーだった。試合開始直後過ぎたのが悪かったのか、少し上体が立ち過ぎていたように見えた。多少落胆もしたけれど、試合を通して見れば彼は素晴らしい出来だった」と、PK失敗をかばった。
 また、試合全体については、「バルサはペナルティーエリア付近までは来たものの、決定的なチャンスはそう作らせなかった。今日の守備は非常に素晴らしく、まさにプロフェッショナルな出来だった。ポゼッションの面では簡単にボールを失い過ぎたということはあるとはいえ、第1戦でこの結果を残したことで、オールド・トラフォードでは最高のチャンスを迎えられる」と話していた。
 一方、バルサのライカールト監督は、「拮抗したゲームだった。相手にチャンスは与えなかったし、いいプレーができたと思う。もちろん勝利が欲しかったが、同点ということはまだまだチャンスがあるということ。我々には、アウェーでもゴールを決める力がある。今日は我々の最高のサッカーができたわけではないが、悪くないプレーを見せられた。それはサポーターにも伝わったと思う」と話していた。

【CL100試合出場】
 マンチェスター・ユナイテッドの元イングランド代表MFポール・スコールズ(33)が23日、欧州チャンピオンズリーグ準決勝第1戦のバルセロナ戦でピッチに立ち、CL100試合出場を果たした。
 UEFA(欧州連盟)発表の公式記録によれば、9人目のCL100試合出場選手となったスコールズ。1994年10月に奇しくも今回の対戦相手であるバルセロナとの一戦で、CLデビューを飾ったマンU一筋の名MFは、14年をかけて記録を達成した。なお、この記録には予備戦での試合出場は含まれていない。
 CL100試合出場を果たしている先人には、FWラウール(116試合)、DFロベルト・カルロス(同114)、DFパオロ・マルディーニ(同109)、GKオリバー・カーン(同103)、MFデイヴィッド・ベッカム(同103)、MFライアン・ギグス(同102)、MFクラレンス・セードルフ(101)、MFルイス・フィーゴ(100)がいる。なお、欧州カップ戦全体の最多出場記録はマルディーニの172試合。

【バルサが超満員の大観衆を魅了】
 稲妻のように間隙(かんげき)を縫うメッシのドリブルに、ぶすりと急所を突くデコのスルーパス。引き分けたもののバルセロナは超満員の大観衆を魅了し、ライカールト監督は「今季の中ではベストゲームの1つ」と誇った。
 単純な2人での壁パスではなく、3人が連動する素早く細かいパスワークも冴えた。復帰したメッシを軸に、機敏で技巧に優れた攻撃陣が面白いようにボールをキープし、回した。
 最大の決定機は後半7分。メッシの縦パスをイニエスタが軽いタッチで斜めに流し、エトーがフリーで右足を振り抜いた。ただ、背番号9のシュートはミスキックで右へ外れた。
 今大会のホーム連勝は5で止まったが、指揮官は内容を重視。「この調子なら敵地でもきっといい結果を残せる」と第2戦へ手応えを示した。

【PK外すも敵地でドロー】
 9万5949人。ピッチ上から見上げると、傾斜の急な観客席から人がなだれ落ちるような迫力があっただろう。バルセロナの本拠カンプ・ノウの独特な雰囲気に、さすがのマンチェスター・ユナイテッドも完全に飲み込まれた。
 前半3分、C・ロナウドのヘディングシュートが相手DFの手に防がれた。だが、エースは自ら得たPKを外す。直後から、歓喜にどよめくサポーターに勇気づけられた相手の猛攻を浴び続けた。
 耐え抜いた末の引き分けだ。「無失点には満足している」とファーガソン監督。メッシとエトーの2人を攻撃に専念させた相手に対し、ともに今大会4得点のルーニーとテベスまで守備に奔走させ、C・ロナウドだけを前に残した狙いは当たった。
 一方で「攻守の切り替えに、いつもの流動性を欠いた」と指摘。後半29分、C・ロナウドの縦パスで抜けたルーニーがスピードを保てず、連係が崩れた。直後に交代で退いたイングランド代表のエースストライカーは、守備で力を使い果たしていた。
 ホームでの第2戦は攻撃面の鬱憤(うっぷん)を晴らしたいところだ。「心配無用。ホームに戻れば全然違う試合ができる」。名将は自信に満ちた穏やかな口調だった。


新監督
 ドイツブンデスリーガのシャルケは23日、来季から同クラブの監督にオランダ人のフレッド・ルッテン氏(45)が就任すると発表した。契約期間は2年。
 13日に成績不振を理由にミルコ・スロムカ監督の解任を発表したシャルケは、後任として現在トゥヴェンテ(オランダ)の指揮官を務めるルッテン氏と7月1日から2年間の契約を結び、現在暫定で指揮を執るミハエル・ビュースケンスとユーリ・ムルダーの両氏は、来季からルッテン氏のアシスタントコーチの座に収まることになる。
 1979年に選手として契約して以来、キャリアの大部分をトゥヴェンテで過ごして来たルッテン氏は、2001年から同クラブで指導者の道に進むと、その後は2003年からPSV(オランダ)のフース・ヒディンク監督のもとで4年間コーチを務めた後、2006年に再びトゥヴェンテに戻り指揮官に就任し、今季はクラブを4位の好成績へと導いた。
 記者会見でルッテン氏は、「トゥヴェンテを去るのとても辛い。しかしチームにはこれからも継続性をもって取り組めるものを残せたと思う」とコメント。愛着のあるクラブを去ることに対する複雑な胸中を吐露した。
 また、同氏は「大きなリーグの大きなクラブで指揮を執るチャンスがもらえたことを誇りに思う。自分はシャルケに合っていると思うし、ともに未来へ向けて着実に歩みを重ねていけると確信している」とも語り、新天地への期待を口にした。


辞任
 イタリアセリエA、ミランのシルビオ・ベルルスコーニ会長は23日、クラブ会長を辞任すると発表した。イタリア首相として3期目の職務が始まるため。
 先週の総選挙で勝利し、来月初めには3期目となる首相就任が決まっているベルルスコーニ氏が、ミランの会長職を退くことになった。同氏は、「ミラン会長の職を諦めなければならないのは苦痛。でも新しい役割との両立は不可能である」とコメントし、自らの複雑な心情を吐露した。
 同氏は過去にも、2001〜2006年の間も会長の座から退いており、理由は今回と同様に首相を務めていたためだった。なお、現在ミランは副会長のアドリアーノ・ガッリアーニ氏がクラブの経営を担っているため、今回の辞任がクラブに与える影響は少ないと思われる。
 ベルルスコーニ氏はまた、獲得が難航しているバルセロナ(スペイン)のFWロナウジーニョについても言及し、「我々は彼を獲得したいと思っているし、彼もまたミラン入りを望んでいる。バルセロナは誰もが法外だと思うような額を要求してきた。でも、話は進んでいる。我々はまだ彼に興味を持っている」と語り、依然として同選手の獲得をあきらめていないことを表明した。
 一方、同じセリエAのローマがアメリカの投資家への身売りを検討していることに関しては、「私は外国の投資家達のローマ買収には反対していない。ローマのサポーターが勝てるチームを持ちたいと望んでおり、それを実現できるだけの財力を持つものが来たら熱狂するのも当然だ。彼らの望みが実現することを願っている」と語り、好意的な姿勢を見せた。


首位堅守
アジアチャンピオンズリーグ・グループリーグ第4戦結果

グループF:

北京国安(中国)1−0鹿島アントラーズ
(豊台体育場)
≪得点者≫
北京国安:チアゴ44
≪出場メンバー≫
鹿島
GK:
21.曽ヶ端準
DF:
19.伊野波雅彦
3.岩政大樹
4.大岩剛
7.新井場徹
(46分22.石神直哉)
MF:
15.青木剛
6.小笠原満男
8.野沢拓也
(71分13.興梠慎三)
10.本山雅志
(54分14.増田誓志)
11.ダニーロ
FW:
9.田代有三

ナムディン(ベトナム)2−2クルンタイ・バンク(タイ)

グループG:

ガンバ大阪2−0メルボルン・ビクトリー(オーストラリア)
(万博・8132人)
≪得点者≫
G大阪:山崎31、56
≪出場メンバー≫
G大阪
GK:
1.松代直樹
DF:
27.橋本英郎
2.中澤聡太
5.山口智
13.安田理大
(88分4.水本裕貴)
MF:
17.明神智和
7.遠藤保仁
10.二川孝広
FW:
9.ルーカス
18.バレー
(81分20.倉田秋)
30.山崎雅人

チョンブリ(タイ)2−2全南ドラゴンズ(韓国)

グループリーグ順位表
(第4節終了時)

上段:
順位.チーム・勝ち点
下段:
試合数・勝・分け・敗・得点・失点・得失点

グループF:

1.鹿島 9
4 3 0 1 16 2 +14
2.北京国安 9
4 3 0 1 8 4 +4
3.クルンタイ・バンク 4
4 1 1 2 14 16 -2
4.ナムディン 1
4 0 1 3 4 20 -16

グループG:

1.G大阪 10
4 3 1 0 11 7 +4
2.チョンブリ 5
4 1 2 1 6 5 +1
3.全南 4
4 1 1 2 6 8 -2
4.メルボルン 3
4 1 0 3 6 9 -3

 アジアクラブ王者を決めるアジアチャンピオンズリーグは本日23日、北京などでグループリーグ第4戦が行われ、グループFの鹿島アントラーズは0−1で北京国安(中国)に敗れた。通算3勝1敗の勝ち点9で北京国安に並ばれたが、得失点差で辛うじて首位。グループGのガンバ大阪はメルボルン(オーストラリア)に2−0で完勝し、勝ち点10で同グループ首位を堅持した。
 勝てばグループリーグ突破が決まっていた鹿島は前半に許した1点を最後まで取り返せず、初黒星。G大阪は山崎の2ゴールで3連勝とし、8強入りに前進した。メルボルンは同3でグループリーグ敗退が決まった。
 グループリーグでグループA〜Gの各1位と前回優勝の浦和レッズが準々決勝へ進む。優勝チームは12月に日本で行われるクラブワールドカップ(W杯)に出場する。

【アウェーで手痛い初黒星】
 やはり一筋縄ではいかないアジアのアウェー戦だった。ここまで3連勝で初のグループリーグ突破に向け順当に勝ち点を重ねてきた鹿島が、敵地の北京で手痛い初黒星。ライバル対決に敗れ、一転して決勝トーナメント進出は予断を許さない状況となった。
 負ければ後がない北京国安の荒々しい攻撃にさらされた。ロングボールを長身のチアゴに蹴り込み、こぼれ球を狙う単調極まりない攻め。一時は鹿島が試合を支配したかに見えたが、前半終了直前の一瞬の隙を突かれた。前線に残ったチアゴへの縦パスでオフサイドを取り損ねて失点。後半、増田、興梠の攻撃陣を投入して反撃を狙ったが、一度傾いた流れは引き戻せなかった。
 FW田代は「最低限の結果。むしろ2点目を取られなくて良かった」と疲労困憊。地元の大声援に押された北京国安の気迫が鹿島の技術を上回った。
 総得失点差で辛うじて首位を守ったが、グループリーグ突破の行方は、残り2試合で下位を相手に勝ち、どれだけゴールを稼ぐかの争いになる。公式戦3試合で無得点。Jリーグ序盤戦の勢いは完全に止まった。DF岩政は「1つ勝つことで流れを取り戻したい」。王者の宿命ともいえる過密日程の中で最初の正念場となる。

鹿島・オリベイラ監督
「予想通り厳しい試合だった。好機も多くあったし、決めていれば結果は違っていた。まだ得失点差のアドバンテージがある。あと2試合、しっかりやっていきたい」

【監督も驚く選手の闘志】
 北京国安が闘志を前面に押し出した戦いで、鹿島のグループリーグ突破に待ったをかけた。前半終了間際に先制すると、後半は完全に鹿島を圧倒した。
 試合後、多くの選手がピッチに倒れ込むほど走り抜いた。韓国人の李章洙監督は「今までで最もファイティングスピリットをみせてくれた」と話し、「2−0、3−0でも良かった」と追加点を奪えなかったことを残念がった。
 勝ち点で鹿島と並び、グループリーグ突破の希望もつながった。李監督は「今後に向けて光が見えた」と手応えを口にした。

【今季加入の山崎が2ゴール】
 組織的な守備でボールを奪い、中盤の巧みなパスワークで相手を圧倒したG大阪。大分から今季新加入した山崎が2得点で試合を決め、グループリーグ突破に前進した。
 前半31分の1点目は橋本−バレー−遠藤が流れるような連係で右サイドを崩し、低い折り返しに走り込んで右足で合わせた。3月のJリーグ開幕から公式戦11試合目での待望の初ゴールに続き、後半12分には遠藤が蹴った右FKを右足で直接蹴り込んだ。
 終盤にも左サイドをドリブル突破してシュート。GKの好守でハットトリックこそ逃したが「今日はたまたまです」と照れ笑いを浮かべた。
 Jリーグではこれまで83試合で3得点と、ストライカーとしては物足りない数字だ。だが、この大会では横浜M時代に2ゴールを記録している。
 その横浜Mで指導を受けたのが、現在は日本代表を率いる岡田武史監督。「試合に出る機会は少なかったが、人もボールも動くサッカーを植え付けられた」と言う。今では前線での献身的な動きも持ち味になっている。
 小中学校はフランスで活躍する松井大輔と同級生だった京都府出身の26歳。「我慢して使ってもらっていたので、決められて良かった」と喜びを噛みしめた。

【ほぼ完ぺきな守備で零封】
 G大阪は今月9日のアウェーでは4−3で辛勝したメルボルンを零封。西野監督は「守備の精度は上がってきた。守備の安定はうまくいった」と手応えを口にした。
 中盤からしつこくプレスを掛けた上、最終ラインを高い位置で保ち続け、相手の攻撃をほぼ完璧に封じた。
 これで敵地に乗り込むチョンブリ(タイ)との次戦に勝利すればグループG・1位が確定し、準々決勝進出が決まる。西野監督は「チーム力は互角と思っていない。最終戦には持ち込みたくない」と意気込んだ。

メルボルン・メリック監督
「高い質の試合だった。G大阪の中盤の選手がとても力強く、オフサイドラインも高かった。G大阪の方が今日はいいチームだったということだ」

【松代が強行出場】
 G大阪は左肩を負傷中のGK松代が強行出場。雨でボールが滑りやすい悪条件の中、空中戦でも力強く守って無失点で切り抜けた。
 19日の鹿島戦で負傷し、全治1週間と診断された。この日は痛み止めの注射を打って臨んだ。試合後は左肩をアイシングしながら「このために練習してるので、自分の存在価値をしっかりアピールしないと」と充実した表情だった。


【超サカFLASH】

スタッフ会議
 日本代表の岡田武史監督などが23日、千葉県内の宿舎でスタッフ会議を行った。

直接タイ入り
 日本代表は6月7日に行われるW杯アジア3次予選でオマーン代表、同14日にタイ代表とアウェーで対戦するが、日本には帰国せず、直接オマーンからタイに入ることが明らかになった。当初は一時帰国する案も検討していたが、岡田武史監督が23日に直接タイ入りすることを決定した。

全体練習合流
 左足首を痛めていたスコティッシュプレミアリーグ、セルティックMF中村俊輔が23日、全体練習に合流した。

負傷交代
 J1鹿島DF新井場徹が23日に行われたACL・北京国安戦で左太もも裏を痛め、負傷交代した。27日に行われる大宮戦の出場は微妙。

移籍
 J1清水は本日、MF平松康平(28)がJFLのFC琉球に完全移籍すると発表した。J1リーグ通算138試合に出場して11得点。2001年には日本代表候補に選ばれた。


[提携サイト]
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