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2008.05.08.THU
千葉の新監督にリバプール・ヘッドコーチのミラー氏が就任!!本日の超最新情報

INDEX

中田招集
今月下旬のキリンカップと6月のW杯アジア3次予選の日本代表にバーゼルDF中田浩二を招集!

新監督
千葉の新監督にリバプールのヘッドコーチのミラー氏(58)が就任!早ければ17日の大分戦から指揮!

敗れる
欧州遠征
U-19ベルギー代表2−1U-19日本代表
日本は10日から国際ユース大会(オランダ)に出場!

稲本vs長谷部
ドイツブンデスリーガ第32節
バイエルン2−0ビーレフェルト
ハンブルガーSV0−1ブレーメン
フランクフルト2−3ボルフスブルク
稲本潤一はフル出場、長谷部誠も先発して後半20分までプレー!

降格決定
オランダエールディビジ1部2部入れ替え戦トーナメント第3戦
デンハーグ2−0VVV
本田圭佑はフル出場もVVVの2部降格が決定!

リーガ
スペインリーガエスパニョーラ第36節
レアル・マドリード4−1バルセロナ
レクレアティーボ0−2ビジャレアル
ラシン・サンタンデール0−3セビージャ
バレンシア1−0サラゴサ
王者レアルがクラシコで圧勝!ビジャレアルは2位が確定して来季の欧州CL本戦出場が決定!

決勝進出
コパ・イタリア準決勝第2戦
ラツィオ0−2(TOTAL0−2)インテル
インテルが4年連続で決勝進出!

決勝進出
クープ・デ・フランス準決勝
リヨン1−0セダン(2部)
リヨンはジュニーニョ・ペルナンブカーノの37メートルFK弾で決勝進出!

練習参加
元日本代表MF中田英寿氏(31)が古巣の湘南の練習に参加!

決勝T進出決定
アジアチャンピオンズリーグ・グループリーグ第5戦
グループF
鹿島8−1クルンタイ・バンク(タイ)
北京国安(中国)3−0ナムディン(ベトナム)
グループG
チョンブリ(タイ)0−2G大阪
全南ドラゴンズ(韓国)1−1メルボルン・ビクトリー(オーストラリア)
鹿島は8ゴール大勝で首位キープ!G大阪はクラブ史上初の決勝トーナメント進出が決定!

本日の超サカFLASH
G大阪DFミネイロが右膝内側側副靱帯損傷で全治4週間ほか


本文
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中田招集
 日本代表の岡田武史監督は本日8日、今月下旬の国際親善試合キリンカップと6月のワールドカップ(W杯)アジア3次予選に、DF中田浩二(バーゼル)を招集する見通しを明かした。
 J1の鹿島アントラーズへの復帰が決まっている中田は4月に右膝半月板の手術を受けてコンディションは万全でないが、岡田監督は「(代表に)同行してもらう可能性がある」と話した。
 MF稲本潤一(フランクフルト)については「痛みを抱えているので、オフにしっかり治したいようだ」と招集には消極的だった。


新監督
 J1のジェフユナイテッド市原・千葉は本日8日、新監督にイングランドプレミアリーグの強豪、リバプールのヘッドコーチ(HC)のアレックス・ミラー氏(58)の就任が内定したと発表した。契約は来年1月31日まで。早ければ17日の大分とのリーグ戦から指揮を執る。
 英国人のミラー氏は選手としても活躍したスコティッシュプレミアリーグで指導者として頭角を現し、1999年からリバプールHCとして2004−2005年には欧州チャンピオンズリーグ優勝を経験している。
 千葉は今季リーグ戦で2分け9敗と低迷し、7日にヨジップ・クゼ監督を解任した。10日の京都とのリーグ戦は、HCに就いた沢入重雄氏が監督の代わりを務める。


敗れる
欧州遠征結果

U-19ベルギー代表2−1U-19日本代表

 欧州遠征中のサッカーのU-19(19歳以下)日本代表は7日、ベルギーのトゥルンホウトでU-19ベルギー代表と対戦し、1−2(前半0−1)で敗れた。
 この後、日本はオランダへ移動し、10日からフローニンゲンで行われる国際ユース大会に出場する。


稲本vs長谷部
ドイツブンデスリーガ第32節結果

バイエルン2−0ビーレフェルト
≪得点者≫
バイエルン:リベリー26、ポドルスキ47

ハンブルガーSV0−1ブレーメン
≪得点者≫
ブレーメン:アウメイダ49

フランクフルト2−3ボルフスブルク
≪得点者≫
フランクフルト:アマナティディス22=PK、バイゼンベルガー62
ボルフスブルク:グラフィッチ4、シェーファー28、ゼコ78

レバークーゼン1−2ヘルタ・ベルリン
≪得点者≫
レバークーゼン:シンキエビッツ89
ヘルタ・ベルリン:パンテリッチ26、カヘッド68=PK

ニュルンベルク2−0デュイスブルク
≪得点者≫
ニュルンベルク:ハリステアス10、ピノラ32

 ドイツブンデスリーガは7日、第32節の残り5試合が行われ、MF稲本潤一が所属するフランクフルトとFW長谷部誠のボルフスブルクが、フランクフルトで対戦し、稲本は守備的MFでフル出場、長谷部は右MFで先発して後半20分に退いた。試合はボルフスブルクが後半34分に勝ち越し、3−2で競り勝った。
 稲本は1−2で迎えた後半17分に絶妙のスルーパスで同点ゴールの起点となった。長谷部も後半5分にバーを叩く惜しいシュートを放った。
 一方、ブレーメンはハンブルガーSVに1−0で勝利し、来季の欧州チャンピオンズリーグ出場権を確保。CL出場を確実なものにしたい2位ブレーメンは、こちらもCL出場へわずかに望みを残す4位ハンブルガーとアウェーで対戦。前半は膠着状態が続いたものの、0−0で迎えた後半5分、ウーゴ・アルメイダが貴重な決勝ゴールを挙げ、ブレーメンが1−0で試合を制した。
 このほか、すでに優勝を決めているバイエルンはリベリーらのゴールで15位ビーレフェルトに2−0で快勝。17位ニュルンベルクは降格争いのライバルである16位デュイスブルクとの裏天王山を2−0で制した。

【長谷部、UEFA杯に意欲】
 長谷部と稲本はこれが初対決。試合後にあいさつをかわした2人は互いに相手を「すごくいいプレーヤー」と褒め合った。
 長谷部は後半5分、左足で約20メートルのミドルシュート。バーを叩き「入れなきゃいけない」と悔しがった。それでもチームは勝って来季の欧州連盟(UEFA)カップ出場に希望をつなぎ「手の届く目標になったので、それを意識して次も勝ちたい」と話した。
 稲本も「個人的にはコンディションが上がってきているし、1対1では負けていないので、次も継続してやっていきたい」と手応えを口にした。

【残留決定】
 ドイツブンデスリーガで7日、前節16位のデュイスブルクが0−2でニュルンベルクに敗れたため、MF小野伸二が所属するボーフムの15位以上が確定し、1部残留が決まった。
 2部では7日、ボルシア・メンヘングラッドバッハが3位以内を確保し、1シーズンでの1部復帰を決めた。ボルシアMGは1970年代に1部で5度優勝。1975、1979年には欧州連盟(UEFA)カップも制した古豪だが、昨季2部落ちしていた。


降格決定
オランダエールディビジ1部2部入れ替え戦トーナメント第3戦結果

デンハーグ2−0VVV

 オランダエールディビジでMF本田圭佑が所属するVVVフェンロは7日、アウェーで2部6位のデンハーグとの1部2部入れ替え戦トーナメント第3戦に0−2で敗れ、通算1勝2敗で来季の2部降格が決定した。
 本田は左MFでフル出場、決定機もつくったが得点には結びつかなかった。J1の名古屋から1月に加入したVVVでは入れ替え戦3試合を含む17試合に出場し2得点だった。

【本田「この悔しさは一生忘れない」】
 2部降格が決まる試合終了の笛とともに、放心したようにピッチに倒れ込んだ。ウェッツェル監督に引き起こされ、サポーターに深々と頭を下げた本田は「この悔しさというのは、一生忘れられないだろう」と屈辱を噛みしめた。
 味方の簡単なミスから失点し、得点機も逃す展開。「今日は負けたということが全て」と振り返った。
 1月に移籍し、主力として貴重な経験を積んだ。「できているところと、できていないところが試合を積み重ねるごとに分かってきた」と収穫も口にする。来季の去就は未定だが「これをバネにして、もっと高みを目指したい」と言い切った。
 北京五輪代表入りへのアピールの場となるトゥーロン国際大会(20日開幕・フランス)の23歳以下日本代表に招集されたという。「気持ちを切り替えて、五輪に向けて準備したい。そこ(五輪)で自分の中の何かが変わると思う」と話した。


リーガ
スペインリーガエスパニョーラ第36節結果

レアル・マドリード4−1バルセロナ
≪得点者≫
R・マドリード:ラウール13、ロッベン21、イグアイン63、ファン・ニステルローイ78=PK
バルセロナ:アンリ87

レクレアティーボ0−2ビジャレアル
≪得点者≫
ビジャレアル:ニハト55、ギジェルモ・フランコ83

ラシン・サンタンデール0−3セビージャ
≪得点者≫
セビージャ:ファシオ29、65

バレンシア1−0サラゴサ
≪得点者≫
バレンシア:ダビド・シルバ20

デポルティボ1−0レバンテ
≪得点者≫
デポルティボ:リキ88

ヘタフェ4−2アルメリア
≪得点者≫
ヘタフェ:アルビン32、マヌ・デル・モラル64、68、グラネロ74=PK
アルメリア:クルサト4、パウノビッチ11

マジョルカ2−1オサスナ
≪得点者≫
マジョルカ:グイサ32、トレーホ89
オサスナ:ポルティージョ72

ベティス1−1バジャドリード
≪得点者≫
ベティス:マルク・ゴンザレス50
バジャドリード:ビクトール62

ムルシア1−2アスレティック・ビルバオ
≪得点者≫
ムルシア:イバン・アロンソ17
ビルバオ:ジョレンテ31、ガビロンド82

 スペインリーガエスパニョーラは7日、第36節の9試合が行われ、前節に2連覇を決めたレアル・マドリードは本拠地でバルセロナとの伝統の一戦「クラシコ」に4−1と圧勝した。レアルは前半にラウールとロッベンが得点。後半も2点を追加し、相手の反撃を終盤の1点に抑えた。
 2位ビジャレアルは17位レクレアティーボを2−0で下し勝ち点71。残り2試合でバルセロナとの勝ち点差を7に広げて2位を確定し、来季の欧州チャンピオンズリーグ本戦出場を決めた。
 バルセロナはこの敗戦によって3位以下になることが確定し、来季の欧州チャンピオンズリーグには出場権を手にしたとしても予備戦から登場することとなった。
 7日にアウェーで優勝を決定して以来、最初のホームゲームが伝統の「クラシコ」となったレアル・マドリードは前半12分、テンポのいいパス回しを披露すると、最後はエースのラウールが思い切り良く左足を振り抜いて先制のゴールを破る。その8分後には、グティのFKを前節に続いてロッベンがヘッドで追加点。優勝を祝うサポーターで満員のサンティアゴ・ベルナベウは、最高潮の雰囲気に包まれる。
 後半17分にイグアインの4試合連続弾でリードを広げたレアルは、32分には足首の故障から約2ヶ月ぶりに途中出場で復帰を果たしたファン・ニステルローイのPKを加えて合計4得点。終了4分前にアンリのゴールを許したものの、レアルが4−1とバルサを圧倒し、優勝に花を添えた。
 一方、3つの降格枠のうち、すでに2チームの降格が決定している残留レースでは、7位マジョルカに1−2と敗れた18位オサスナが降格圏を脱せず。15位バレンシアは16位サラゴサを1−0で破り、残留争いのライバル対決を制した。勝ち点を45に伸ばしたバレンシアは、降格ラインまでのマージンを5ポイントとし、ようやく1部残留を確実にした。


決勝進出
コパ・イタリア準決勝第2戦結果

ラツィオ0−2(TOTAL0−2)インテル

 コパ・イタリア(イタリアカップ)は7日、準決勝第2戦の1試合が行われ、インテルが2−0でラツィオを下し、2試合合計スコアでも上回り4年連続で決勝進出を果たした。
 第1戦を0−0のスコアレスドローで終えていた両者の対決は、この日もなかなかスコアの動かない時間が続いたが、後半7分にインテルのペレが先制弾を挙げると、終盤にも44歳のベテランGKバッロッタのミスを突いたクルスが決めて試合を決めた。この結果、現在リーグ戦で2試合を残して首位に立つインテルは、この3年で2度目となる2冠を眼前に捉えることとなった。
 本日8日には準決勝の残り1試合が行われ、前回王者のローマが決勝進出を懸けてFW森本貴幸の所属するカターニャと対戦する。森本はベンチスタートの見込み。


決勝進出
クープ・デ・フランス準決勝結果

リヨン1−0セダン(2部)

 クープ・デ・フランス(フランスカップ)は7日、準決勝の残り1試合が行われ、リヨンが1−0でセダン(2部)を下し、決勝進出を果たした。
 勇敢な戦いを繰り広げてきたセダン相手に手を焼いたリヨンだが、試合終了間際、約37メートルの長距離からジュニーニョ・ペルナンブカーノが必殺のFKを豪快に直接叩き込んで勝負あり。リーグ戦でも2試合を残して首位を走るリヨンにとっては、クラブ史上初となる2冠がいよいよ近付いてきた。
 決勝は24日、スタッド・ドゥ・フランスで行われ、前日に決勝行きを決めていたパリ・サンジェルマンとリヨンが対戦する。


練習参加
 元日本代表MF中田英寿氏(31)が7日、古巣のJ2湘南ベルマーレの練習に参加した。2006年W杯ドイツ大会後に現役引退してからJクラブの練習に参加するのは初めて。1996年アトランタ五輪メンバーで同じくJ2湘南OBの松原良香氏(33)とともに約2時間半、汗を流した。
 チームの東海大との練習試合のアップに合流。試合が始まるとピッチ脇でフィジカル中心のメニューをこなし、最後は約75本のシュートを打ち込んだ。本日8日も練習に参加する見込みで、エキシビションマッチ(6月7日・日産スタジアム)前に「JAPAN STARS」を率いて14日に東京Vと練習試合を予定。


決勝T進出決定
アジアチャンピオンズリーグ・グループリーグ第5戦結果

グループF:

鹿島アントラーズ8−1クルンタイ・バンク(タイ)
(カシマ・5540人)
≪得点者≫
鹿島:岩政18、興梠20、田代44、野沢45、小笠原50、野沢66、ダニーロ73、81
クルンタイ・バンク:ピーラポン89
≪出場メンバー≫
鹿島
GK:
21.曽ヶ端準
DF:
19.伊野波雅彦
3.岩政大樹
4.大岩剛
(67分27.笠井健太)
7.新井場徹
MF:
15.青木剛
6.小笠原満男
10.本山雅志
(60分11.ダニーロ)
8.野沢拓也
FW:
9.田代有三
(76分17.佐々木竜太)
13.興梠慎三

北京国安(中国)3−0ナムディン(ベトナム)

グループG:

チョンブリ(タイ)0−2ガンバ大阪
(スパチャラサイ・スタジアム・10000人)
≪得点者≫
G大阪:山崎63、ルーカス76
≪出場メンバー≫
G大阪
GK:
1.松代直樹
DF:
21.加地亮
2.中澤聡太
5.山口智
13.安田理大
(81分19.下平匠)
MF:
27.橋本英郎
17.明神智和
10.二川孝広
(78分20.倉田秋)
FW:
9.ルーカス
18.バレー
11.播戸竜二
(62分30.山崎雅人)

全南ドラゴンズ(韓国)1−1メルボルン・ビクトリー(オーストラリア)

グループリーグ順位表
(第5節終了時)

上段:
順位.チーム・勝ち点
下段:
試合数・勝・分け・敗・得点・失点・得失点

グループF:

1.鹿島 12
5 4 0 1 24 3 +21
2.北京国安 12
5 4 0 1 11 4 +7
3.クルンタイ・バンク 4
5 1 1 3 15 24 -9
4.ナムディン 1
5 0 1 4 4 23 -19

グループG:

1.G大阪 13
5 4 1 0 13 7 +6

2.チョンブリ 5
5 1 2 2 6 7 -1
3.全南 5
5 1 2 2 7 9 -2
4.メルボルン 4
5 1 1 3 7 10 -3

…決勝トーナメント進出

 アジアクラブ王者を決めるアジアチャンピオンズリーグは7日、各地でグループリーグ第5戦が行われ、グループGで首位のガンバ大阪はバンコクでチョンブリ(タイ)を2−0で下し、勝ち点13としてクラブ史上初のグループリーグ突破を決めた。日本勢の8強入りは昨年優勝の浦和レッズ、川崎フロンターレに次いで3クラブ目。
 G大阪は後半に途中出場の山崎が先制し、ルーカスが追加点を挙げた。
 グループFの鹿島アントラーズは茨城県鹿嶋市のカシマスタジアムでクルンタイ・バンク(タイ)に8−1と大勝。ナムディン(ベトナム)を3−0で下した北京国安(中国)と勝ち点12で並び、得失点差で首位を守った。野沢、ダニーロが2点ずつを挙げるなど、格下相手に得点を重ねた。
 グループリーグはグループA〜Gの各1位と前回優勝の浦和が準々決勝に進む。優勝チームは日本で12月に開催されるクラブワールドカップ(W杯)出場権を得る。

【G大阪が悲願のグループリーグ突破】
 蒸し暑い敵地での厳しい戦いを制し、G大阪が1試合を残して悲願のグループリーグ突破を決めた。
 引き分けでも1位が決まる状況だったが、西野監督は「そういう気持ちで試合はしない」と話していた。タイに乗り込む前のミーティングでも選手にそう伝えた。
 開始早々にいきなりミスから招いたピンチをGK松代の好守で切り抜けると、何度も決定機をつくった。山口のヘディング、播戸のシュートでゴールネットを揺らしたが、ともに反則で得点にならない。バレーの一撃はクロスバーを直撃した。
 攻撃的な姿勢が実ったのは後半だ。途中出場の山崎が安田理の左クロスを頭で合わせ、最初のタッチで先制ゴール。さらに、加地の右クロスをルーカスがうまく右足で蹴り込み、勝負を決めた。
 この大会に初出場した2年前は敵地の3試合で1勝しかできずにグループリーグ敗退に終わった。今季はJリーグでは調子が上がらない中でも、ACLでは厳しいアウェー戦を3戦全てをものにする力強さ。西野監督は「うちのスタイルがうまく出た。大きな目標を1つクリアできた」と充実感をにじませた。

【鹿島がホームで8発大勝】
 過密日程による疲労の影響で主力にケガ人が増えた鹿島にとっては、久々に胸がすく一戦だった。8得点の猛攻で4月9日のACL第3節以来4週間ぶり、公式戦7試合ぶりの勝利。得失点差を21にまで伸ばしてグループリーグ突破に向けて前進した。
 故障した日本代表DF内田に代わり、鹿島が勝てなくなった4月13日の浦和戦から右サイドDFを務めてきた伊野波は「勝てたことが良かったし、いい薬にもなった」とホッとした表情だった。
 前回対戦で9−1と圧勝した格下に序盤から襲いかかった。前半19分は小笠原のCKから岩政が先制し、2分後も小笠原のFKから興梠が2点目。44分に田代が頭で加点すると後半にも野沢とダニーロらが5点を加えるなど力の差を示した。
 J1の2連覇とアジア制覇を目指し、3月1日のゼロックス・スーパーカップで今季をスタートしてから16試合目。現在のメンバーは未体験のハードな日程と格闘している。主将の小笠原は「しばらく勝てない時期が続いたが、これでいい方向に持っていきたい」と、再びチームを連勝街道に導くことを誓った。
 また、鹿島のオリベイラ監督は久々の勝利に「最後の失点は気の緩みを反省すべきだが、勝って勝ち点3を得る目標を達成したのが何より重要」と笑顔を交え、落ち着いた口調で話した。
 白星から遠ざかるごとに温厚さが消えていた。最近は「チームが悪い報道の仕方をされているように感じる」と、メディアにも苛立っていたほど。格下相手とはいえ意味のある1勝となったようだ。


超サカFLASH

視察
 日本代表の大木武コーチが7日、J2のC大阪の練習を視察し、MF香川真司のプレーをチェックした。

全治4週間
 J1のG大阪は本日、DFミネイロが右膝内側側副靱帯損傷で全治約4週間と診断されたと発表した。3日の練習中に負傷した。

スタメン出場
 左膝靭帯損傷、左足首捻挫で離脱していたJ1川崎FW我那覇和樹が7日に行われた青学大との練習試合でスタメン出場した。10日に行われる浦和戦で復帰する見込み。

全治1〜2週間
 J1のFC東京のDF長友佑都が7日に精密検査を受け、右肘靭帯損傷で全治1〜2週間と診断された。10日に行われる柏戦は欠場する見込み。

初優勝
 ルーマニア1部リーグで7日、CFRクルージが初のルーマニア王者に輝いた。この日行われた試合で勝利を収めて勝ち点を76としたクルージは、名門ステアウア・ブカレストを1ポイント上回り、見事に歓喜の美酒に酔うこととなった。


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