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2008.05.23.FRI
日本代表が明日のコートジボワール戦に向けて最終調整!!本日の超最新情報

INDEX

最終調整
日本代表が明日のキリンカップ第2戦のコートジボワール戦に向け、試合会場で最終調整!DF安田理大(G大阪)はケガで代表離脱!予想スタメンUP!

発表
女子アジアカップ(5月28日〜6月8日・ベトナム)の日本女子代表メンバー23名発表!

減俸処分
浦和が17日のG大阪戦での暴動騒ぎを受け、藤口光紀社長ら幹部に減俸処分!

続投
5連敗中でJ2・14位の福岡がリトバルスキー監督(48)の続投を発表!

奇跡的3連覇
スコティッシュプレミアリーグ第38節(最終節)
ダンディー・ユナイテッド0−1セルティック
アバディーン2−0レンジャーズ
セルティックは怒涛の7連勝で3シーズン連続42度目となる奇跡の大逆転優勝!中村俊輔はスタメン出場!

五輪出場表
バルセロナのアルゼンチン代表FWメッシ(20)が北京五輪出場を表明!

手術
慢性的な痛みに悩まされていたミランのブラジル代表MFカカが左膝を手術!

獲得
フルハムがミドルスブラからオーストラリア代表GKシュウォーツァー(35)を獲得!

新監督
バレンシアの新監督に現アルメリア監督のエメリー氏(36)が就任!

出揃う
アジアチャンピオンズリーグの決勝トーナメントに出場する全8チームが決定!準々決勝の組み合わせは明日24日に決定!

内規新設
Jリーグが相次ぐ不祥事への対応策としてクラブや選手への制裁を明確にする内規の新設を決定!

解雇せず
酒気帯び運転で摘発された鹿島のMF大道広幸(20)と同乗していたMF船山祐二(23)は解雇せずに3ヶ月の出場停止処分!

岡ちゃんDVD
日本代表の岡田武史監督が練習前のミーティングで選手に岡ちゃんオリジナルDVDを見せる!

準決勝進出
トゥーロン国際大会グループリーグ第2戦
グループA
U-23フランス代表1−2U-23日本代表
U-23オランダ代表0−2U-23チリ代表
日本は2連勝で準決勝進出が決定!

本日の超サカFLASH
アジアチャンピオンズリーグで準々決勝進出を決めた鹿島がベトナムから帰国ほか


本文
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最終調整
キリンカップ2008第2戦日程

24日19:20〜
日本代表vsコートジボワール代表
(豊田スタジアム)

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最新TVスケジュール

≪予想スタメン≫
日本代表
GK:
18.楢崎正剛(名古屋)
DF:
3.駒野友一(磐田)
22.中澤佑二(横浜M)
4.田中マルクス闘莉王(浦和)
27.長友佑都(FC東京)
MF:
7.遠藤保仁(G大阪)
5.今野泰幸(FC東京)
17.長谷部誠(ボルフスブルク)
9.松井大輔(サンテティエンヌ)
FW:
16.大久保嘉人(神戸)
11.玉田圭司(名古屋)
ベンチ:
GK:
1.川口能活(磐田)
23.川島永嗣(川崎)
DF:
2.寺田周平(川崎)
6.阿部勇樹(浦和)
24.井川祐輔(川崎)
25.内田篤人(鹿島)
MF:
14.中村憲剛(川崎)
13.鈴木啓太(浦和)
8.山瀬功治(横浜M)
26.香川真司(C大阪)
FW:
19.高原直泰(浦和)
12.巻誠一郎(千葉)
20.矢野貴章(新潟)

予想フォーメーション
(4-4-2)

  11  16
 9     7
  17  5
27  4  22  3
   18

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キリンカップの
日本代表メンバー25名


 サッカーの国際親善試合、キリンカップ2008で日本代表は明日24日午後7時20分から、豊田スタジアムでコートジボワール代表と対戦する。両チームは本日23日、試合会場で最終調整となる公式練習を行った。
 ハーフコートでの実戦形式では、セットプレーからの攻撃、守備などを確認。3−5−2で戦った3月のバーレーン戦から、4−4−2にシステムを変更し、新戦力のDF長友(FC東京)も先発に名を連ねそうだ。
 DF安田理大(G大阪)は左太もも裏側の軽い肉離れのため、大事を取って離脱した。追加招集は行わない。
 コートジボワール代表は日本の前に軽く体を動かした。
 今大会は日本にとって6月のワールドカップ(W杯)アジア3次予選4連戦に向けた強化試合で、27日にはパラグアイ代表と顔を合わせる。
 国際サッカー連盟(FIFA)ランキングは日本が37位でコートジボワールが22位。対戦成績は日本の1勝。

【再出発の日本代表】
 サッカーのキリンカップ2008第2戦は明日24日、愛知・豊田スタジアムで行われ、世界ランキング37位の日本は同22位のコートジボワールと対戦する。
 日本らしいパスワークを発揮できないまま敗れた3月のワールドカップ(W杯)アジア3次予選のバーレーン戦後、最初の国際親善試合。6月のW杯予選4試合に弾みを付けるためにも、「どんな時でも、どんな相手でも変えない戦い方」(岡田監督)を目に見える形で示さなくてはなるまい。
 バーレーン戦を終え、岡田監督は「これからは思い通りにやらせてもらう」とオシム流との決別を宣言。4月の代表候補合宿、今回の直前合宿では、守備に力点を置いてきた。規律を重視し、ボールを奪われてもすぐに取り返す、素早い攻守の切り替えも強調。エースFWドログバ(チェルシー)を欠くとはいえ、個人技に勝るコートジボワールに積極的な守りがどこまで通用するのか。
 岡田監督になって初合流の欧州組と、国内組との融合も実戦を通じて向上させる必要がある。松井(サンテティエンヌ)、長谷部(ボルフスブルク)は先発が確実で、バーレーン戦から大幅にメンバーも変わりそう。2月の東アジア選手権からの4試合で3得点。決定力の向上も求められる。
 6月22日のW杯予選、バーレーン戦(ホーム)まで厳しい1ヶ月が続く。遠藤(G大阪)は「バーレーン戦から変わらなきゃ」と再出発を誓った。


発表
 日本サッカー協会は本日23日、女子アジアカップ(5月28日〜6月8日・ホーチミン=ベトナム)に出場する日本女子代表メンバー23名を発表した。
 DF池田(TASAKI)、MF澤、FW荒川(ともに日テレ)ら2月の東アジア選手権を制した主力メンバーのほか、宮城・常盤木学園高のDF熊谷とMF後藤が選ばれた。チームは明日24日にホーチミン入りする。
 大会には8カ国・地域が参加。4チームずつに分かれてグループリーグを行い、各グループ2位以上が準決勝に進む。グループBの日本は29日に韓国、31日に台湾、6月2日にオーストラリアと対戦する。
 日本女子代表メンバー23名は以下の通り。

GK:
山郷のぞみ(浦和)
福元美穂(岡山湯郷)
海堀あゆみ(INAC)
DF:
池田浩美(TASAKI)
柳田美幸(浦和)
下小鶴綾(TASAKI)
安藤梢(浦和)
近賀ゆかり(日テレ)
岩清水梓(日テレ)
熊谷紗希(常盤木学園高)
MF:
加藤與惠(日テレ)
澤穂希(日テレ)
宮間あや(岡山湯郷)
川澄奈穂美(INAC)
鮫島彩(TEPCO)
阪口夢穂(TASAKI)
宇津木瑠美(日テレ)
後藤三知(常盤木学園高)
FW:
荒川恵理子(日テレ)
丸山桂里奈(TEPCO)
北本綾子(浦和)
大野忍(日テレ)
永里優季(日テレ)


減俸処分
 J1の浦和レッズは本日23日、J1第13節のG大阪戦(17日)でサポーター同士がもみ合いとなるなどトラブルが発生したことを受け、クラブ内の処分などを発表した。新田博利常務取締役事業本部長は1ヶ月間の減俸5%。藤口光紀社長は1ヶ月間、報酬の5%を自主返上することになった。
 運営面の対応策としては、不測の事態に即座に対応できる特別セキュリティーチームの新設や、現在は1000席分ある緩衝地帯を2000席分に増やすことなどを検討する。


続投
 J2のアビスパ福岡は本日23日、成績不振で去就が注目されていたピエール・リトバルスキー監督(48)の続投を決めた。今月6日の熊本戦後、監督が自らの進退に言及したことから始まった今回の進退問題は、ひとまず決着した。
 都筑興社長は「流れが変わる兆しが感じられた」と続投の理由を説明した。しかし、チームは今季ここまで15チーム中14位。進退問題の区切りと位置付けられていた21日のC大阪戦で競り負け、5連敗を喫した。低迷が続く中、監督交代に踏み切れなかったという見方もある。

福岡・リトバルスキー監督
「自分でこの状況を変えていきたい。第2クール(他チームとの今季2試合目となる14試合)はもっと良くなっていくことを確信しているし、順位を7位ぐらいまで上げたい」

福岡・都筑興社長
「監督に続投でお願いしたいと、今朝話をした。華々しい結果は出していないが、流れが変わる兆しを感じた。全体的なことを考えて、今回の決定をした」

福岡・田部和良ゼネラルマネジャー
「ここ1ヶ月ぐらい試行錯誤して、選手と監督がお互いのアプローチを変えて、少しずつ問題点が整理されてきた」

【解任できず、前途多難の福岡】
 リトバルスキー監督は昨季オフ、所属する31人のうち、半数以上にあたる16人を自らの構想外として大量放出した。さらに横浜FC時代にコンビを組んだ田部和良氏をゼネラルマネジャー(GM)として迎え入れるなど、チームづくりのほぼ全権を握った。黒星が続く中で、責任問題が出てくるのは、当然の流れだった。
 フロントは、21日のC大阪戦までの3試合を進退問題の区切りとした。その「追試3試合」で3戦全敗。それでもC大阪戦後、都筑社長は「慎重に考える」と、解任に踏み切れなかった。
 田部GMは「続投を前提でやってきた」と後任探しを否定したが、ギリギリまで結論を先送りした上での続投決定は不可解。未だにユニホームの胸スポンサーが決まらないなど経営に苦しむ中で、新監督を迎える体力が球団になかったという見方が強い。
 ある選手は「3試合で決めるというのも、誰が言いだしたのかよく分からない。(騒動は)クラブの管理不足」と不満を漏らした。指揮官は「これからは選手がやりやすい環境をつくっていきたい」と意欲を口にしたが、問題は監督の手腕のみにとどまらないだけに、前途は多難だ。


奇跡的3連覇
スコティッシュプレミアリーグ第38節(最終節)結果

ダンディー・ユナイテッド0−1セルティック
≪得点者≫
セルティック:フェネホール・オフ・ヘッセリンク72

アバディーン2−0レンジャーズ
≪得点者≫
アバディーン:リー・ミラー63、マッキー77

ハイバーニアン0−2マザーウェル

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スコティッシュプレミアリーグ
最終順位表&得点ランキング


 スコティッシュプレミアリーグは22日、各地で最終節(第38節)の3試合が行われ、MF中村俊輔の所属するセルティックが1−0でダンディー・ユナイテッドを下し、3シーズン連続42度目の優勝を飾った。
 中村は右MFで先発し、序盤は好パスでチャンスをつくった。しかし途中からややミスが目立ち、0−0の後半17分に退いた。同27分にフェネホール・オフ・ヘッセリンクが頭で決勝点を挙げた。
 セルティックはこの日の最終戦を残し、レンジャーズと勝ち点86で並んでいたが、レンジャーズは0−2でアバディーンに敗れた。セルティックは終盤に怒涛の7連勝を決めた。
 中村は今季リーグ戦26試合に出場し6得点だった。
 また、MF中村俊輔は22日のダンディーでの今季最終戦終了後、来季もセルティックでプレーする意向を明らかにした。
 2005年夏に加入した中村の契約は、当初は今夏までだったが、クラブ側が1年延長する権利を持っている。中村は「まだ契約が残っている。(移籍金を)15〜16億円出すチームがあっても(自分を)出さないと言っているくらいだから、信頼されていると思っている」と述べた。

セルティック・中村俊輔
「レンジャーズ(のスコア)がいくつか分からなかったけど、絶対に勝たなきゃいけないゲームだった。セルティックに来てから3年連続の優勝。ほぼレギュラーで出ているし、少しは貢献できたと思う」

【俊輔の加入と重なる3連覇】
 セルティックの決勝ゴールにつながった左CKのキッカーは、いつもの中村ではなかった。背番号「25」は0−0の後半17分に早々と交代。3連覇決定の瞬間はベンチから見守った。
 序盤こそ的確なパスで好機を演出したが、途中から中村にしては珍しいコントロールミスを繰り返した。後半開始早々にはペナルティーエリア内で倒れたプレーをシミュレーションと取られ警告を受けた。「イエローカードを1枚もらっていたし、中盤をつくるというゲーム展開でもなかったから」と強がったが、表彰式での表情には寂しさも漂った。
 それでもシャワーで汗を流して出てきた顔は、充実感が勝っていた。中村の加入と重なる3連覇に「3年連続は簡単なことじゃない。ほぼレギュラーで出てるしね」と胸を張る。
 シーズン中盤に左膝の故障で長期間戦列を離れた今季は、リーグ最優秀選手に輝いた昨季のような華々しさはなかったが、欠かせぬ戦力であることを証明し「自分のプレーの引き出しは増やせたかなと思う」と成長を実感した。

【中村俊輔Q&A】
3連覇の実感は?
「来てから3年連続の優勝。スコットランドだって弱いわけじゃないし…。フィジカル重視だから自分は浮いてしまい、むしろ難しいリーグ。その中で、レギュラーを取られずにやるのは簡単じゃない」

今季は故障もあったが?
「右MFをスコット・ブラウンがやったり、ロブソンも来た。でも絶対に(ポジションを)取られたくないと思った。負けないパフォーマンスを維持するだけじゃなく、チームに何が必要かを考えてプレーした。結局、ロブソンはボランチに追いやった」

成長した点は?
「こぼれ球(の処理)やヘディング、スライディングとか。自分のプレーの引き出しは増やせたかなと思う。頭を働かせて、意識して練習していれば、いろんなことが出てくる。年齢も関係ない。来季はドリブルで縦に行くとか、幅を広げることに貪欲になりたい」

日本代表の試合が待っているが?
「あとはワールドカップ(W杯)予選。切り替えるというよりは、このままの流れでやる。優勝を喜ぶ時間がないのは寂しいが、やるべきことを早く把握したい。(6月のW杯予選で)4連勝するまでがオレのシーズンだ」


五輪出場表明
 スペインリーガエスパニョーラ、バルセロナに所属するアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(20)は22日、母国の代表として北京五輪に出場する意思を明らかにした。
 メッシは「五輪は、二度とプレーできないかもしれない大舞台。とても楽しみにしている」と話した。先にクラブから五輪出場許可を得たと明かしていたが、バルセロナが来季の欧州チャンピオンズリーグで予選からの出場となり、日程が同五輪と重なることから、決断が注目されていた。
 メッシは「バルセロナは勝つために、自分だけに頼ることはない。クラブもファンも理解してくれるはずだ」と付け加えた。アルゼンチンは2004年アテネ五輪で金メダルを獲得している。


手術
 イタリアセリエAのミランは22日、所属するブラジル代表MFカカが左膝の手術を受けると発表した。同選手は今季、慢性的な痛みに悩まされていた。手術は本日23日にブラジルで行われる。
 地元メディアは6月のワールドカップ(W杯)予選の2試合(パラグアイ戦、アルゼンチン戦)を欠場する可能性もあると伝えている。


獲得
 イングランドプレミアリーグのフルハムは22日、ミドルスブラからオーストラリア代表GKマーク・シュウォーツァー(35)を獲得したことが明らかになった。契約期間は2年。
 2010年W杯アジア予選に臨むため、この日オーストラリアに帰国したシュウォーツァーは、報道陣に対してフルハムとサインしたことを発表。約10年にわたってプレーしたミドルスブラを去ることを明らかにした。
 オーストラリアは明日23日に国際親善試合のガーナ戦に臨み、シュウォーツァーもこれにスタメン出場する見込みだが、同選手は交渉のため、試合直前までイングランドに留まることを許可されていた。


新監督
 スペインリーガエスパニョーラのバレンシアは22日、来季からの新指揮官に、今季同じスペインのアルメリアを率いていたウナイ・エメリー監督(36)を招聘すると発表した。契約期間は2年。
 2006−2007シーズンにアルメリア指揮官に就任したエメリー監督は、初年度でチームを1部昇格に導くと、今季はレアル・マドリードに2−0で完封勝利を収めるなどの好成績を残し、驚きの8位という好成績を残しており、その手腕が注目を浴びていた。
 今季不振に苦しんだバレンシアは、昨年10月末にキケ・サンチェス・フローレス監督を解任すると、ロナルト・クーマン氏に指揮を委ね、スペイン国王杯(コパ・デル・レイ)で優勝を果たす。しかしリーグでは一向に成績が振るわず順位を下げ続け、またも指揮官が交代。4月にサルバドール・ゴンサレス“ボロ”氏が新監督に就任し、降格を免れるとともに10位で今季を終えていた。


出揃う
 アジアチャンピオンズリーグ(ACL)は22日、中国の長春でグループリーグ最終戦の残りの1試合が行われ、アデレード(オーストラリア)が0−0で長春亜泰(中国)と引き分けてグループE首位を守り、準々決勝進出を決めた。
 各グループ1位で勝ち上がったガンバ大阪と鹿島アントラーズのほか、クルブチ(ウズベキスタン)、サイパ(イラン)、アルカラマ(シリア)、アルカディシア(クウェート)に前回優勝の浦和レッズが加わり、9月17、24日にホームアンドアウェー方式で準々決勝を行う。組み合わせ抽選は明日24日、日本時間の午後2時から行われる。優勝チームは12月に日本で開催されるクラブワールドカップ(W杯)出場権を得る。


内規新設
 Jリーグは22日、相次ぐ不祥事への対応策を練るために臨時の1部(J1)2部(J2)合同実行委員会を開き、道路交通法違反などに対するクラブや選手への制裁を明確にする内規の新設を決めた。J1が再開する6月28日までにまとめる。
 制裁について触れたJリーグ規約では、どんな場合にどの制裁を科すかまでは明示されていない。最近の不祥事例をかんがみ、ピッチ外での審判員への異議や侮辱行為、競技場の安全を損なう行為などへの制裁基準を設ける。
 前例がない無観客試合や勝ち点没収といった厳しい制裁をも視野に入れ、再発防止に取り組む。また全クラブに対し、法令順守や安全なスタジアムづくりなどを求める文書を出した。


解雇せず
 J1鹿島アントラーズの大東和美社長は22日、酒気帯び運転で摘発されたMF大道広幸(20)と、同乗していたMF船山祐二(23)の処分について「いろんな意見はあると思うが、解雇までは考えていない。慎重に決める」と話した。2選手は現在、謹慎している。
 Jリーグの鬼武健二チェアマンは「若いので更生させる方がいいのではと感じている」とクラブの方針に理解を示した。

【3ヶ月の出場停止処分】
 J1鹿島が、18日早朝に茨城・神栖市内で酒気帯び運転したMF大道広幸(20)と同乗したMF船山祐二(23)に、3ヶ月の出場停止処分を下す考えであることが22日、明らかになった。この日、クラブの幹部会で決定し、Jに報告書を提出した。
 来週のJ裁定委員会の結論を待って正式決定するが、報告書を検討した鬼武健二チェアマンは「クラブの判断は大きく間違ってない。まだ若いし、更生させる道の方が正しいかと思う」と、話した。停止期間中、2選手はボランティア活動などで、社会奉仕する。鹿島は、罰金などの細部を詰めて、本日23日に、新たにJへ報告書を提出する。


岡ちゃんDVD
 日本代表の岡田武史監督(51)は22日、名古屋市内の宿舎で練習前に1時間弱のミーティングを行い、自らのコンセプトを説明。15分間に編集したDVDには、ポルトガル代表でマンチェスター・ユナイテッドのクリスティアーノ・ロナウドら世界的な選手も労を惜しまずに走り回っている姿が収められており、目指すサッカーを示した。練習ではキリン杯コートジボワール戦(24日)へ向けて攻守の切り替えなどをチェックした。
 フランス代表FWアンリ、ドイツ代表FWクローゼ、イタリア代表MFトッティ、ポルトガル代表MFフィーゴ、チェコ代表MFネドベドなどなど、ワールドクラスの選手も、ボールを奪われたら必死になって取り返しに走る。練習開始を20分遅らせてまで、岡田監督はDVDを見せた。
 岡田監督編集のオリジナルDVDは、日本サッカー協会技術委員会が作成したドイツワールドカップ(W杯)の映像や今夏のユーロ2008(欧州選手権)の予選のものの中から、目指すサッカーに合致する場面だけを抜き出してまとめた。DF長友は「海外の一流選手でも、ボールを奪われたらしっかり戻って取り返していた。それも何回も。攻守の切り替えが大事だっていう岡田さんの戦術が分かりやすく伝わった」と振り返った。
 現代サッカーでは、パスがきれいに何本もつながって得点が生まれることは少なく、むしろ、泥臭いプレーの連続から生まれる。世界のトップ選手も汗を流しまくっている。DVD上映会はMF松井ら岡田ジャパン初招集の選手もいることから開かれたが「あれはいいビデオでした」とDF中澤。選手達の心を確実に掴んだ。
 DVDの最後は、ドイツW杯直前の親善試合、日本vsドイツが編集されていた。2−2で引き分けた試合は世界を驚かせたが、DVDの中では、当時の日本代表も必死になって走っていた。
 「おまえたちもやっていたじゃないか」と、岡田監督がメッセージを込めたエンディング。映像が消えると指揮官は「さあ、いこう」と練習場へ向かった。
 真の岡田ジャパンがいよいよ明日24日にベールを脱ぐ。


準決勝進出
トゥーロン国際大会グループリーグ第2戦結果

グループA:

U-23フランス代表1−2U-23日本代表
(フランス・イエール)
≪得点者≫
フランス:クルシア71
日本:梅崎17、森本60
≪出場メンバー≫
U-23日本代表
GK:
1.西川周作(大分)(cap)
DF:
14.中村北斗(福岡)
3.青山直晃(清水)
19.吉田麻也(名古屋)
5.伊野波雅彦(鹿島)
MF:
6.青山敏弘(広島)
(84分2.細貝萌(浦和))
16.本田拓也(清水)
15.上田康太(磐田)
17.梅崎司(浦和)
(72分8.本田圭佑(VVV))
FW:
11.岡崎慎司(清水)
(44分23.エスクデロ・セルヒオ(浦和))
22.森本貴幸(カターニャ)

U-23オランダ代表0−2U-23チリ代表

 23歳以下で争われるサッカーのトゥーロン国際大会は22日、フランスのイエールでグループリーグ・グループAの2試合が行われ、北京五輪を控える日本は梅崎(浦和)、森本(カターニャ)の得点でフランスを2−1で破った。2連勝の勝ち点6で同グループ2位以内を確定し、準決勝進出が決まった。
 日本は前半16分に梅崎のヘディングで先制し、後半にもゴール前のこぼれ球を森本が押し込んだ。攻め込まれる場面は多かったが、フランスの反撃を1点に抑えた。
 チリはオランダに2−0で勝ち、同じく2連勝で準決勝進出。日本は24日にチリと同グループ1位を懸けて対戦する。

U-23日本代表・反町康治監督
「やりがいのある試合だった。今までFWが決定機を生かせなかったが、いい方向に向かっている。あと3試合できるので、実りのある大会にしたい」

U-23フランス代表・ガリス監督
「前半の内容が悪過ぎた。後半は良くなったが、点を入れない限りサッカーは勝てない。日本は少ないチャンスで2点を決め、堅実な試合をした」

日本サッカー協会・小野剛技術委員長
「選手は落ち着いてプレーし、内容的にも良かった。新たな選手も出てきて反町監督はうれしい悲鳴ではないか」

【日本、北京へ多い収穫】
 オランダに続きフランスも撃破し、日本が2連勝で準決勝進出を決めた。複数の選手が絡んだ素早い連係から奪った2ゴール。反町監督は「得点場面は日本らしい、いい形だった」と手応えを口にした。北京五輪へ向けた収穫は多かった。
 前半16分、青山直から上田、岡崎とつないで右サイドを崩し、クロスを梅崎が頭で決めた。後半15分は梅崎のパスを受けた上田が左から折り返しエスクデロがシュート。GKが弾くと、すかさず森本が左足で詰めた。
 決定力不足が嘆かれたFW陣が2試合連続で勝負を決めるゴール。初招集で大きな期待を背負う森本は「90分やれば1点は取れる自信がある。このチームはチャンスをつくってくれる。僕はゴールに入れるだけ」。イタリアで成長を遂げた新戦力FWは発言も心強い。
 第1戦と先発9人を入れ替えても遜色はなく、選手層への自信も深まった。伊野波は「誰が出ても問題はない」と話す。苛立つフランスに一触即発の荒れた空気も漂ったが、冷静に対処。5連覇を狙った強国のホームで反撃を1点に抑えた。
 これで真剣勝負の国際試合をあと3戦経験できる。どこか非力な印象があった日本の若い世代が、この遠征で一皮むけようとしている。

【闘志むき出し&決定機逃さず】
 今夏の北京五輪に出場する日本がグループリーグの1試合を残して早々と4強入りを決めた。
 オランダ、フランスと強豪国の若い世代を相手に、巧みな試合運びで連勝。ともに相手が北京に向けたチームではなかったことを割り引いても、U-23日本イレブンの目指す共通意識が高いレベルにあることをうかがわせた。オランダ戦で決定力不足を感じさせたが、フランス戦では前線に森本(カターニャ)らを配した布陣で得点機を逃さず、反町監督はその点を評価。「闘志むき出しに、自分達の攻撃をしていた。チームがいい方向に行っている」と語った。
 各選手も自分の役割を果たした手応えを口にする。昨夏までフランスリーグ2のグルノーブルに所属し、先制点も決めたMF梅崎(浦和)は「激しく攻めてきた相手を、かわすくらいの気持ちでやれた。(U-23で)初めて組んだ森本との連係も機能したし、もっとコンビネーションを高めて五輪へのいい準備にしたい」。踏ん張った守備陣からも「最後まで日本らしくできた。相手の地元でアウェーの雰囲気を味わえたのは、北京に向けてもいい経験」(GK西川=大分)との声が聞かれた。
 明日24日のチリ戦は、グループリーグの1位を懸けた対戦。準決勝でどこと当たるかによって、優勝の期待が膨らんでくる。

【“隠し球”が代表デビュー】
 北京五輪を控えるU-23日本代表の“隠し球”が、ついに日の丸を背負ってピッチに立った。フランスで開催中のトゥーロン国際大会で、FWエスクデロ(浦和)が22日のフランス戦に途中出場でデビュー。「うれしさでいっぱいだった」と素直に喜びを表した。
 前半44分に負傷した岡崎(清水)に代わって投入された。後半15分に左からの折り返しをダイレクトシュート、GKが弾いた球を森本(カターニャ)が押し込んだ。「枠を外さず、GKの取れないところに打った。得点ではないけれど結果は残せた」と胸を張る。存在感を示し、2−1の勝利に貢献した。
 スペイン生まれのアルゼンチン育ち。父もかつて浦和でプレーした関係で、日本でも幼少期を過ごした。昨年6月に日本国籍を取得した19歳を、本番まで3ヶ月を切ったタイミングで初招集した反町監督は「あれだけの力を出せることが分かった」と高く評価。五輪への一歩を踏み出した。
 同じく初招集の森本とは同学年で、中学時代にも一緒にプレーした経験がある。エスクデロは「2トップを組めば、いい攻撃ができると思う」。8月の中国でも暴れ回るつもりだ。

【梅崎、鮮やかな先制点】
 梅崎が右クロスをヘディングで鮮やかに決め、日本に先制点をもたらした。「岡ちゃん(岡崎)がドンピシャのクロスをくれた。合わせるだけだった」と喜んだ。
 相手のラフプレーに対する報復行為で警告を受けたのは反省点だが、持ち味を存分に発揮。「相手は本気だった。こういう激しい試合に勝てたことは大きい」と価値ある1勝をかみしめた。

【西川、正GKの力発揮】
 西川が好セーブで正GKの力を見せつけた。最大のピンチは後半4分。スルーパスに抜け出したケルシアと1対1となったが、鋭い反応でシュートを弾いた。「先に動かないように最後まで我慢した。何とか防げた」と、相手の同点機を食い止めた会心のプレーを振り返った。
 敵地で挙げた大きな1勝。「完全アウェーの状況は北京でもあるかもしれない。いい経験ができた」と、キャプテンマークを巻いた守護神は満足げだった。


超サカFLASH

帰国
 アジアチャンピオンズリーグで準々決勝進出を決めたJ1鹿島が22日、ベトナムから帰国した。

代表入り
 J1川崎は22日、FW鄭大世(チョン・テセ)が2010年ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会アジア3次予選に臨む北朝鮮代表メンバーに選出されたと発表した。北朝鮮は6月2、7日にトルクメニスタン、14日にヨルダン、22日に韓国と対戦する。

全治3週間
 J1川崎は22日、MF原田拓が左膝の内側側副靱帯損傷で全治3週間程度と診断されたと発表した。18日にサテライトリーグの磐田戦で負傷した。

再離脱
 J1磐田FW前田遼一が22日、右ふくらはぎ痛のため離脱した。

登録完了
 Jリーグは本日、J1千葉のアレックス・ミラー新監督を追加登録したと発表した。25日のナビスコ杯グループリーグ、札幌戦(函館)からベンチで指揮を執れる。ミラー新監督は今月10日に来日したが、登録手続きが間に合わず、リーグ戦2試合を沢入重雄ヘッドコーチが代行した。

トップ登録
 J1千葉は本日、下部組織のジェフリザーブズFW奥山泰裕のトップチームへの移籍手続き、登録変更を行ったと発表した。

練習合流
 ブラジル人FWアンデルソン・ルイス(30)が22日、練習生としてJ1札幌に合流した。期間は6月9日まで。

全治3週間
 J2徳島は本日、MF玉乃淳が左足前距腓靱帯損傷で全治約3週間と診断されたと発表した。21日の山形戦で負傷した。

業務提携
 J2岐阜は本日、岐阜経大と業務提携すると発表した。クラブと大学が協力してマーケティングを行ったり、大学が選手に学ぶ場を提供したりしていくという。


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