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2008.05.28.WED
W杯アジア3次予選の日本代表メンバー25名発表!!本日の超最新情報

INDEX

発表
W杯アジア3次予選のオマーン&タイ戦の3試合の日本代表メンバー25名発表!キリンカップメンバーと変更なし!

最終調整
日本女子代表が明日29日の女子アジアカップ・グループリーグ第1戦の韓国戦に向けて最終調整!

謝罪
川崎FW我那覇和樹がドーピング禁止規定違反でJリーグから受けた処分を無効とするCASの裁定を受け、Jリーグの鬼武健二チェアマンが全面謝罪!

記者会見
川崎FW我那覇和樹がCASの裁定を受けて記者会見し「自分を貫いて良かった。最高の結果で嬉しい」

PK負け
トゥーロン国際大会準決勝
U-23チリ代表2−1U-23コートジボワール代表
U-23イタリア代表0−0(PK5−4)U-23日本代表
日本は五輪優勝候補に大善戦もPK負け!明日の3位決定戦でコートジボワールと対戦!

快勝
国際親善試合
フランス2−0エクアドル
ドイツ2−2ベラルーシ
チェコ2−0リトアニア
オーストリア1−1ナイジェリア
ポーランド1−0アルバニア
モンテネグロ3−0カザフスタン
サウジアラビア2−1クウェート
カタール2−1レバノン
フランスはゴミ、チェコはコラーがそれぞれ2ゴールの活躍で快勝!

監督就任?
インテルがマンチーニ監督を解任し、前チェルシー監督のモウリーニョ氏が新監督に就任?

獲得
アーセナルがマルセイユからフランス代表MFナスリ(20)を獲得!

獲得
バルセロナがマンチェスター・ユナイテッドからスペイン人DFピケ(21)を獲得!4年契約で移籍金は約8億2000万円!

レアルに警告
マンチェスター・ユナイテッドが所属するポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの獲得を狙うレアル・マドリードに異例の警告!

発表
ユーロ2008のオランダ代表メンバー23名発表!FWファン・ニステルローイ、ロッベンらが順当に選出!

発表
ユーロ2008のロシア代表メンバー23名発表!MFパブレンコ&MFイバノフが落選!

主将テリー
イングランド代表のカペッロ監督が欧州CL決勝でPKを失敗したDFテリーを本日のアメリカ戦の主将に任命!

一時撤廃
FIFAが選手の健康を考慮して標高の高い場所で国際試合を禁止する規則を一時的に撤廃!

6月初会合
日本開催を目指す2018年W杯招致検討委員会の初会合は6月中に実施!

公式練習
女子アジアカップに出場する日本女子代表が試合会場となるホーチミンのスタジアムで約1時間の公式練習を実施!

記者会見
川崎FW我那覇和樹がJリーグから受けた処分を無効とするCASの裁定を受け、同選手の弁護団が記者会見!

初タイトル
キリンカップ2008第3戦(最終戦)
日本代表0−0パラグアイ代表
日本はキリンカップ2連覇で岡田ジャパン初タイトル!

本日の超サカFLASH
G大阪が参加する予定だった東北アジア4ヶ国クラブサッカー大会が中止ほか


本文
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発表
 日本サッカー協会は本日28、オマーン、タイと対戦するワールドカップ(W杯)アジア3次予選の3試合に向けた日本代表メンバー25名を発表した。キリンカップで招集した27名からケガ人を除いた顔触れで、中村俊(セルティック)、松井(サンテティエンヌ)、高原(浦和)らが順当にメンバー入りした。19歳の香川(C大阪)も選ばれた。
 岡田監督は「この25名のメンバーを1つのチームと考えて、これでアウェーのタイ戦までの3試合を乗り切りたい」とコメントを発表した。
 日本はオマーンと6月2日に日産スタジアム、同7日にマスカットで対戦。同14日にバンコクでタイと対戦する。3月にバーレーンに敗れた日本は現在グループ2の2位。各グループ2位までが最終予選に進む。
 日本代表メンバー25名は以下の通り。

GK:
川口能活(磐田)
楢崎正剛(名古屋)
川島永嗣(川崎)
DF:
寺田周平(川崎)
中澤佑二(横浜M)
田中マルクス闘莉王(浦和)
駒野友一(磐田)
阿部勇樹(浦和)
井川祐輔(川崎)
長友佑都(FC東京)
内田篤人(鹿島)
MF:
中村俊輔(セルティック)
遠藤保仁(G大阪)
中村憲剛(川崎)
松井大輔(ルマン)
鈴木啓太(浦和)
山瀬功治(横浜M)
今野泰幸(FC東京)
長谷部誠(ボルフスブルク)
香川真司(C大阪)
FW:
高原直泰(浦和)
玉田圭司(名古屋)
巻誠一郎(千葉)
大久保嘉人(神戸)
矢野貴章(新潟)

NEW!
W杯アジア3次予選の
日本代表メンバー25名



最終調整
 8チームが参加してアジア女王の座を争うサッカーの女子アジアカップは本日28日、ベトナムのホーチミンで開幕し、グループリーグ・グループAの中国vsベトナム、北朝鮮vsタイを実施する。
 2006年の前回大会4位で、初制覇を目指す日本女子代表は明日29日のグループB初戦で韓国と対戦。試合を翌日に控えた日本はホーチミン市内で最終調整を行い、ボールに触る回数を制限したゲーム形式のメニューなどで軽めに体を動かした。
 4チームずつに分かれて行うグループリーグで各グループ2位までが準決勝に進む。日本のグループBには韓国のほか、台湾とオーストラリアが入っている。


謝罪
 J1川崎フロンターレの元日本代表FW我那覇和樹(27)がドーピング禁止規定違反でJリーグから受けた処分を無効とするスポーツ仲裁裁判所(CAS)の裁定を受け、Jリーグの鬼武健二チェアマンは本日28日、東京都内で記者会見し「裁定を真摯に受けとめる。我那覇選手には1年間苦労をかけた。本当に申し訳なかった」と謝罪した。
 鬼武チェアマンは「最終責任は私にある」と話したが、自らの処分については「検討していく」と述べるにとどめた。Jリーグは我那覇が受けた6試合の出場停止の記録を抹消し、その間の出場給を補償することも今後検討する。
 Jリーグ側は今回の裁定理由について「違反があったかどうか判断する必要がなく、制裁に値するものではなかった」と発表。その上で、鬼武チェアマンは「(我那覇が)ドーピングか否かに言及されなかった。将来に禍根を残す」と懸念も示した。
 川崎に科した制裁金1000万円について、羽生英之事務局長は「クラブへの処分はドーピング違反があったとしての管理責任を問うため。今のところ返す論拠がない」との見解を示した。

Jリーグ・鬼武健二チェアマン
「CASの裁定に従う。我那覇選手には1年間、精神的に辛い思いをさせ、申し訳なかった。今回の裁定がドーピング違反か否か判定されず、残念であり困惑している」


記者会見
 J1川崎フロンターレの元日本代表FW我那覇和樹は本日28日、ドーピング違反としてJリーグから科された処分を無効とするスポーツ仲裁裁判所(CAS)の裁定を受けて、川崎市内のクラブハウスで記者会見し、「自分を貫いて良かった。最高の結果で嬉しい」と喜びからか声を震わせた。
 処分されてからの1年間は苦しく、家族で外出中に見知らぬ人から「ドーピングの我那覇」と後ろ指を指されたこともあり、裁定の結果は一番に妻へ伝えたという。
 我那覇は「このようなことが起こらないでほしい」と話し、多くの支援者やサポーターのために「ピッチの上で恩返ししたい。これからが大事」と身を引き締めた。


PK負け
トゥーロン国際大会準決勝結果

U-23チリ代表2−1U-23コートジボワール代表
(トゥーロン)
≪得点者≫
チリ:モラレス6、オレジャナ60
コートジボワール:ジャクパ40

U-23イタリア代表0−0(PK5−4)U-23日本代表
(トゥーロン)
≪PK戦≫
日本:
○○○×○
イタリア:
○○○○○
≪出場メンバー≫
U-23日本代表
GK:
1.西川周作(大分)
DF:
14.中村北斗(福岡)
(74分2.細貝萌(浦和))
3.青山直晃(清水)
4.水本裕貴(G大阪)(cap)
9.森重真人(大分)
MF:
10.梶山陽平(FC東京)
6.青山敏弘(広島)
(88分7.水野晃樹(セルティック))
16.本田拓也(清水)
8.本田圭佑(VVV)
13.谷口博之(川崎)
FW:森本貴幸(カターニャ)
(76分23.エスクデロ・セルヒオ(浦和))
U-23イタリア代表
GK:
1.バッシ
DF:
2.モッタ
13.コーダ
6.ボッケッティ
16.シルベストリ
MF:
7.ランツァファーメ
(46分19.ペレ)
4.ノチェリーノ(cap)
21.チガリーニ
10.ジョビンゴ
11.マルキジオ
(75分18.カンドレーバ)
FW:
9.オスバルド
(69分17.アバーテ)

トゥーロン国際大会日程

3位決定戦:

日本時間29日
25:00〜
U-23コートジボワール代表vsU-23日本代表
(トゥーロン)

決勝:

日本時間29日
27:45〜
U-23チリ代表vsU-23イタリア代表
(トゥーロン)

 23歳以下で争われるサッカーのトゥーロン国際大会は27日、フランスのトゥーロンで準決勝が行われ、U-23日本代表はU-23イタリア代表と互角の攻防で前後半90分を0−0で終えたが、PK戦で4−5で敗れ、3位決定戦へ回った。
 日本は素早いテンポでパスをつなぎ、イタリアに主導権を渡さなかった。チャンスは生かせなかったが、前半の立ち上がりと後半ロスタイムに受けた猛攻も耐えた。しかし、PK戦で4人目の水野(セルティック)が失敗、イタリアは5人全員が成功した。
 チリはコートジボワールに2−1で競り勝った。3位決定戦の日本vsコートジボワール、決勝のイタリアvsチリは明日29日(日本時間30日未明)に行われる。

U-23日本代表・反町康治監督
「非常にいい試合だった。実力差はあったが、差を埋める何かを見つけられた。それを本番の五輪でも出していければいい。得るものが多かった」

U-23イタリア代表・カシラギ監督
「日本は組織力が素晴らしく、戦術的にも高いものがあった。イタリアの選手は最後まで勝とうとプレーし、結果には満足だ」

【勝ち切れず、PKに泣く】
 善戦及ばず、日本はPK戦で初の決勝進出を逃した。「勝てたゲームだった」。試合後の選手は異口同音に悔やんだ。ピッチで戦った実感だろう。だが、反町監督は「勝てなかったのには理由がある」とも話した。格上の強豪国から、金星を挙げるだけの勝負強さが日本には欠けていた。
 チャンスはあった。前半20分、梶山がワンタッチで送ったパスに森本が抜け出た。この上ない決定機も、DFに寄せられてシュートが打てない。「あれが決まれば1−0で勝てた。自分の責任」と、エースの期待がかかるFWは猛省。ダイレクトのパスがつながり、後半もペースを握った時間帯があった。しかし肝心のゴールが遠かった。
 後半ロスタイム、ピンチの連続に本田拓や谷口が体をなげうってシュートをブロック。課題のセットプレーでの守備も集中力を保った。無失点には胸を張っていい。反町監督は「実力差を埋める何かが見つけられた」と手応えも口にしている。
 個々の技術で勝る相手に「五分五分だった」と本田圭は話した。だが、最後に笑ったのはイタリアだ。強敵に善戦だけで終わるのか、それを勝利に結び付けるのか。紙一重のようだが、雲泥の差だ。主将を務めた水本は言った。「こういう相手に勝ち切る強さが必要。それが五輪への課題になる」

【「戦い方」はわかったが「勝ち方」は?】
 日本の“色”は出ていた。イタリアがボールを持つと1人が素早く寄せ、抜かれれば二の矢、三の矢を放って敵の攻撃を食い止めた。中盤で小気味良くパスを回して相手ゴールにも迫った。「局面局面で数的優位を作れた」と森重は振り返った。
 敵より汗をかき、多くの人手をかけ、五輪本番の優勝候補と互角に渡り合った。反町監督は「実力差を埋める『何か』を見つけられたのでは」と収穫を口にした。五輪でも直面する強豪との「戦い方」がピッチに描けたということだろう。
 ただ、何かが足りないから勝てないのも事実。反町監督は「うちは中2日、相手は中1日。向こうの足が止まった時間を突ける強さがあれば…」と指摘した。勝利を逃した選手が欠いたのは、したたかな駆け引きもできる「勝ち方」だった。
 3位決定戦でぶつかるコートジボワールも、イタリアと同じく1軍の“北京五輪仕様”。「勝って帰りたい」と西川。五輪グループリーグで対戦する仮想ナイジェリアになることはもちろん、「勝ち方」も体に刻み込む幕引きをしたい。

【3決でアフリカ勢と激突】
 日本は3位決定戦でコートジボワールと対戦する。反町監督は「アフリカ勢とできるのはプラス。五輪を考えてもメダルがあるのとないのでは大きく違う。銅メダルを取って3位で終わりたい」と前向きに話した。
 北京五輪グループリーグで日本はナイジェリアと同グループ。アフリカ勢の力を体感できる貴重な機会だ。西川は「絶対に倒して日本に帰りたい」と、大会最終戦へ向けて気合を入れ直した。

【森本「今日は自分の責任」】
 森本に絶好機が巡ってきたのは前半20分。本田圭、梶山とつないだパスに抜けだしGKと1対1となったが、ボールが落ち着かず相手DFに阻止された。「決めていれば勝てていた。今日は自分の責任」と森本は嘆いた。
 イタリアセリエAのカターニャ所属で、相手にはリーグでも戦う選手が多い。ライバル心剥き出しで前線からボールを追い、気持ちを前面に出したが無得点。「決めたかった。次は取りたい」と森本は3位決定戦で結果を残すことを誓った。

【水野「申し訳ないで済む問題じゃない」】
 後半43分から出場した水野は両チームでただ1人PKを外し、自分を戦犯にした。「PKも実力。最初から出ていた選手に申し訳ないといって済む問題じゃない 。全員で戦っていたのに…」と水野は下を向いた。
 キックの精度はU-23代表でも屈指。ただ、所属するセルティックでは今季、控え選手が出場するリザーブリーグにしか出られなかった。五輪メンバー入りへ不安もあるだけに「PKは2度と外さないように練習する」と失地回復を誓った。

【西川、屈辱的な場面も味わう】
 PK戦でイタリアに5本全てを決められたGK西川は「0−0にしたみんなを助けたかったけど…。悔しい」と唇を噛んだ。敵の4人目には動きを見切られ、ループで正面に決められる屈辱的な場面も味わった。
 90分間は「攻められても入れられる気がしなかった」と無失点。立ち上がりと終盤に許したイタリアの猛攻も「楽しかった」という。的確な指示と好守で守り切っただけに、PK戦で決勝進出を逃したゴールの番人もまた責任を感じていた。


快勝
国際親善試合結果

フランス2−0エクアドル
≪得点者≫
フランス:ゴミ59、86

ドイツ2−2ベラルーシ
≪得点者≫
ドイツ:クローゼ10、オウンゴール20
ベラルーシ:ブリィハ61、88

チェコ2−0リトアニア
≪得点者≫
チェコ:コラー39、62

オーストリア1−1ナイジェリア
≪得点者≫
オーストリア:キーナスト12
ナイジェリア:ウチェ19

ポーランド1−0アルバニア
≪得点者≫
ポーランド:ズラフスキ3

モンテネグロ3−0カザフスタン
≪得点者≫
ダロビッチ15、44、ドリンチッチ20

サウジアラビア2−1クウェート
≪得点者≫
サウジアラビア:モアド49、64
クウェート:アジャブ55

カタール2−1レバノン
≪得点者≫
カタール:ソリア45、52
レバノン:ガダール20

インド2−2台湾
エストニア1−1グルジア
ルクセンブルク1−1カポベルデ諸島

 6月のユーロ2008(欧州選手権)に出場する各国が27日、各地で国際親善試合を行い、フランスは初代表となった22歳の新鋭FWバテフィンビ・ゴミが2点を挙げてエクアドルに2−0で快勝した。代表デビュー戦2得点は、司令塔として活躍した元主将のジネディーヌ・ジダン以来。
 ベラルーシと対戦したドイツは2点のリードを守れず2−2で引き分けた。スイスとユーロ2008を共催するオーストリアはナイジェリアと1−1で引き分け。チェコはリトアニアを2−0で、ポーランドもアルバニアを1−0で下した。

【セックスよりサッカー大事】
 欧州サッカー連盟(UEFA)が主催する4年に一度のユーロ2008(欧州選手権)が6月に開幕するが、世論調査によると、欧州のサッカーファンの約半分が、セックスよりも試合観戦の方が重要だと考えていることが27日、明らかになった。
 調査は2000人のサポーターを対象に行われた。試合観戦のほうがセックスより重要と答えた者の割合は国によって様々。長らく優勝から遠ざかっているスペインで驚くことに72%に達した。しかし、「愛の国民」イタリア人はその名に恥じず、25%にとどまった。
 また、回答した2000人の60%が、彼らにとってサッカーとは宗教のようなものだと答えている。


監督就任?
 イタリアの通信社ANSAは27日、イタリアセリエAのインテルが、3連覇を達成したロベルト・マンチーニ監督を解任し、後任に前チェルシー監督のジョゼ・モウリーニョ氏を招く方針だと報じた。
 ANSAよると、インテルのモラッティ会長は既にマンチーニ監督と25分間会談し、クラブ側が同監督を必要としていないことを通告したという。そして「モウリーニョ氏が近く後任に指名されるだろう」と報じている。ただ、マンチーニ監督の代理人は「解任の事実を確認していない」と述べている。
 モウリーニョ氏は2004年にポルト(ポルトガル)を率いて欧州チャンピオンズリーグを制覇、翌年からイングランドプレミアリーグ、チェルシーの指揮を執り、2季連続のリーグ優勝を果たした。しかし、オーナーとの対立で、昨年9月に監督を辞任し、野に下っていた。
 マンチーニ監督はリーグ3連覇を果たしたものの、一昨年シーズンはユベントスが八百長スキャンダルで優勝を剥奪された後の繰り上げ優勝、昨季はスキャンダルの余波でミランなど強豪チームがマイナス勝ち点を科された中での優勝、今季も後半にもたついて最終節に優勝が決まるという状態で、その評価は必ずしも高くなかった。またCLで活躍できなかったことで、更迭説がささやかれていた。


獲得
 イングランドプレミアリーグのアーセナルがマルセイユ(フランス)からフランス代表MFサミル・ナスリ(20)を獲得することが27日、決定的になった。
 ナスリの代理人を務めるジャン・ピエール・ベルネス氏は、「ナスリはマルセイユを退団する。数日中に移籍が決まるだろう」とコメントし、「ナスリはアーセナルからのオファーに興味を示した」と語り、移籍先としてはアーセナルを第一候補として考えていることを明かし、アーセナルのベンゲル監督も、「彼の移籍決定はユーロ前になるだろう」と語った
 2004年にマルセイユでプロキャリアをスタートさせたナスリは2007年3月にフランス代表としてデビューを飾っており、ユーロ2008(欧州選手権)に向けたフランス代表候補30名の中にも名を連ねている。
 なお、ナスリは今年に入ってからマルセイユとの契約を2012年まで延長していた。


獲得
 スペインリーガエスパニョーラのバルセロナは27日、マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)に所属するスペイン人DFジェラール・ピケ(21)と、4年契約を結ぶことで合意に達したと発表した。移籍金は約500万ユーロ(約8億2000万円)。
 かつてバルセロナのユースチームに所属していたピケが、再びブラウ・グラナ(バルセロナの愛称)のユニフォームに袖を通すことになった。同選手は2004年にマンチェスターUへ移籍し、2006−2007シーズンにはレンタル選手としてサラゴサ(スペイン)でもプレーしていた。
 今季リーグ戦で3位に終わったバルセロナは、既に同じスペインのセビージャからマリ代表MFセイドゥ・ケイタの獲得を発表している。


レアルに警告
 イングランドプレミアリーグ、マンチェスター・ユナイテッドは27日、所属するポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの獲得意思を公言しているスペインリーガエスパニョーラのレアル・マドリードに対して不快感を示し、状況が改善されない場合は国際サッカー連盟(FIFA)に告発すると発表した。
 異例の声明は、「レアルを警告する」と題したもので、2012年まで契約を残すロナウドを放出する意思が全くないにも関わらず、レアルがメディアなどを通じて、ロナウドにラブコールを送る行為を、「明らかに規則違反で、これ以上容認できない」としている。
 ロナウドは将来的にスペインでのプレーを希望しており、マンUが9シーズンぶりに欧州王者に輝いた21日の欧州チャンピオンズリーグ決勝後も、マンU残留意思を明言しなかった。


発表
 オランダ代表のマルコ・ファン・バステン監督は27日、ユーロ2008(欧州選手権)に臨む最終メンバー23名を発表し、FWルート・ファン・ニステルローイ、アルヤン・ロッベン(以上レアル・マドリード)らが順当にメンバー入りを果たした一方、これまで候補に残っていたDFハリド・ブラルーズ(セビージャ)が落選した。
 オランダは来月に開幕を迎えるユーロ2008で、イタリア、フランス、ルーマニアと同じ激戦区のグループCに入っている。
 オランダ代表メンバー23名は以下の通り。

GK:
エドウィン・ファン・デルサール(マンチェスターU:ENG)
マールテン・ステケレンブルク(アヤックス)
ヘンク・ティメル(フェイエノールト)
DF:
ビルフレッド・バウマ(アストンビラ:ENG)
ティム・デクレル(フェイエノールト)
ジョン・ハイティンハ(アヤックス)
ヨリス・マタイセン(ハンブルガーSV:GER)
マリオ・メルキオット(ウィガン:ENG)
アンドレ・オーイェル(ブラックバーン:ENG)
MF:
イブラヒム・アフェライ(PSV)
ジョバンニ・ファン・ブロンクホルスト(フェイエノールト)
オルランド・エンゲラール(トゥヴェンテ)
ナイジェル・デヨング(ハンブルガーSV:GER)
ウェズリー・スナイデル(レアル・マドリード:ESP)
ラファエル・ファン・デルファールト(ハンブルガーSV:GER)
デミー・デゼーブ(AZ)
FW:
ライアン・バベル(リバプール:ENG)
クラース・ヤン・フンテラール(アヤックス)
ディルク・カイト(リバプール:ENG)
ルート・ファン・ニステルローイ(レアル・マドリード:ESP)
ロビン・ファン・ペルシ(アーセナル:ENG)
アルヤン・ロッベン(レアル・マドリード:ESP)
ヤン・フェネホール・オフ・ヘッセリンク(セルティック:SCO)

※ENG=イングランド、GER=ドイツ、ESP=スペイン、SCO=スコットランド


発表
 ロシア代表のフース・ヒディンク監督は27日、ユーロ2008(欧州選手権)に臨む最終メンバー23名を発表。事前に発表されていた25名の候補から、MFアレクサンドル・パブレンコ(スパルタク・モスクワ)、オレグ・イバノフ(クリリア・ソビエトフ・サマラ)が落選した。
 代表チームが合宿を行っているドイツのロッタッハで記者団の取材に応じたヒディンク監督は、2選手の落選について「彼らはいい印象を残してはいたが、残念ながら我々は選択をする必要があった」とコメント。「2010年W杯予選では、必ず彼らを起用する機会が出てくるだろう」と両選手を気遣った。
 ロシアは来月に開幕を迎えるユーロ2008で、ギリシャ、スペイン、スウェーデンと同じグループDに入っている。
 ロシア代表メンバー23名は以下の通り。

GK:
イゴール・アキンフェエフ(CSKAモスクワ)
ビチェスラフ・マラフェエフ(ゼニト・サンクトペテルブルク)
ブラディミール・ガブロフ(アムカル・ペルム)
DF:
セルゲイ・イグナシェビッチ(CSKAモスクワ)
アレクセイ・ベレズツキー(CSKAモスクワ)
バシリー・ベレズツキー(CSKAモスクワ)
アレクサンドル・アニュコフ(ゼニト・サンクトペテルブルク)
デニス・コロディン(ディナモ・モスクワ)
レナト・ヤンバエフ(ロコモティフ・モスクワ)
MF:
ディニヤル・ビジャレトディノフ(ロコモティフ・モスクワ)
ユーリ・ジルコフ(CSKAモスクワ)
イゴール・セムショフ(ディナモ・モスクワ)
ドミトリー・トルビンスキー(ロコモティフ・モスクワ)
ウラディミール・ブイストロフ(スパルタク・モスクワ)
コンスタンティン・ズリアノフ(ゼニト・サンクトペテルブルク)
ロマン・シロコフ(ゼニト・サンクトペテルブルク)
セルゲイ・セマク(ルビン・カザン)
FW:
アンドレイ・アルシャビン(ゼニト・サンクトペテルブルク)
パベル・ポグレブニャク(ゼニト・サンクトペテルブルク)
ロマン・パブリュチェンコ(スパルタク・モスクワ)
ドミトリー・シチェフ(ロコモティフ・モスクワ)
ロマン・アダモフ(FKモスクワ)
イバン・サエンコ(ニュルンベルク:ドイツ)


主将テリー
 イングランド代表のファビオ・カペッロ監督は27日、本日28日に行われるアメリカとの親善試合でDFジョン・テリーを主将に任命すると発表した。
 チェルシーに所属するテリーは、22日の欧州チャンピオンズリーグ決勝のPK戦で失敗。マンチェスター・ユナイテッドに敗れる要因となったが、カペッロ監督は「この機会にテリーに主将を任せることは、彼にとっても良いことだ」とコメントした。
 チェルシーのチームメートでもあるフランク・ランパード、ジョー・コール、アシュリー・コールの3人も含め、敗戦後にすぐに試合ができるのはプラスになると語った。
 イングランドはアメリカ戦の後、来月1日にトリニダード・トバゴでの親善試合を予定している。


一時撤廃
 国際サッカー連盟(FIFA)は27日、シドニー(オーストラリア)で開いた理事会で、選手の健康を考慮して標高の高い場所で国際試合を禁止する規則を一時的に撤廃することを決めた。
 FIFAは昨年12月の理事会で、2750メートルを超える高地での試合を原則禁止。例外的に実施する場合でも、事前の高地順応を義務付けた。
 今回の理事会で、順応に必要な日数が事実上は確保できないことが指摘された。既にワールドカップ(W杯)予選で高地での試合を行っており、途中からの禁止が不公平を招くことも問題視された。
 また、2009年にエジプトで開くU-20(20歳以下)ワールドカップ(W杯)の日程を当初予定の8月から9月25日〜10月16日に変更したことも発表され、U-20W杯2011年大会をコロンビアで開催することも決まった。

【新統一コードに準拠を承認】
 国際サッカー連盟(FIFA)は27日にシドニーで開いた理事会で、世界反ドーピング機関(WADA)が改訂したドーピング取り締まりの世界基準「新統一コード」に準拠することを承認した。
 新統一コードでは、選手が出場停止期間中にもチーム練習には参加が許可されることなどが盛り込まれている。
 四川大地震に襲われた中国へは20万ドル(約2080万円)、サイクロンに見舞われたミャンマーへは10万ドル(約1040万円)、集中豪雨で洪水が発生したチリに1万ドル(約104万円)を寄付することも決めた。


6月初会合
 日本サッカー協会の小倉純二副会長は27日、委員長を務める2018年ワールドカップ(W杯)招致検討委員会の初会合を6月中に開く意向を明らかにした。
 6月4日からの国際オリンピック委員会(IOC)理事会で東京が2016年夏季五輪の立候補都市として第1次選考で残るかを見届けてからとなる。小倉副会長は「それまで変に動いて東京の五輪招致を邪魔したくない。会合では開催コンセプト案などを検討する」と説明した。


公式練習
 サッカーの女子アジアカップに出場する日本女子代表は27日、試合会場となるホーチミンのスタジアムで23選手全員が参加して約1時間の公式練習を実施した。MF澤(日テレ)ら主力組と控え組に分かれて約30分の紅白戦を行い、みっちりと汗を流した。
 大会は本日28日に開幕。24日に現地入りして調整を続けてきた日本は29日のグループリーグ・グループBの初戦で韓国と顔を合わせる。初優勝を目指す日本の佐々木監督は「実戦的なトレーニングを続けてきた。順調にきている」と手応えを口にした。

日本女子代表メンバー23名

GK:
山郷のぞみ(浦和)
福元美穂(岡山湯郷)
海堀あゆみ(INAC)
DF:
池田浩美(TASAKI)
柳田美幸(浦和)
下小鶴綾(TASAKI)
安藤梢(浦和)
近賀ゆかり(日テレ)
岩清水梓(日テレ)
熊谷紗希(常盤木学園高)
MF:
加藤與惠(日テレ)
澤穂希(日テレ)
宮間あや(岡山湯郷)
川澄奈穂美(INAC)
鮫島彩(TEPCO)
阪口夢穂(TASAKI)
宇津木瑠美(日テレ)
後藤三知(常盤木学園高)
FW:
荒川恵理子(日テレ)
丸山桂里奈(TEPCO)
北本綾子(浦和)
大野忍(日テレ)
永里優季(日テレ)


記者会見
 J1川崎フロンターレの元日本代表FW我那覇和樹がJリーグから受けた処分を無効とするスポーツ仲裁裁判所(CAS)の裁定を受け、同選手の弁護団は27日、東京都内で記者会見し、望月浩一郎主任弁護士は「正当な判断をしたCASに敬意を表する」と話した。我那覇は本日28日に記者会見する予定。
 弁護団は「我那覇選手の潔白が明らかになった。チームドクターの治療が正当な医療行為だと認められた」と裁定を評価。Jリーグに対し、我那覇と点滴をした後藤秀隆医師、関係者に謝罪して名誉回復に適切な措置を取ることなどを求めた。
 弁護団によると、仲裁にかかった費用は4500万円以上になる。選手や一般からの募金は約1600万円に達したというが、今後は選手の金銭的負担を減らすためにも、Jリーグはスイスに本部を置くCASではなく日本スポーツ仲裁機構で仲裁を行うべきだと主張した。

【巨額費用負担して潔白証明】
 巨額を費やして、我那覇が身の潔白を証明した。27日、川崎市内でのチーム練習後に「いい方向に出て良かった。長く苦しい道のりだった」と安堵の表情を見せた。
 仲裁にかかった費用は実に4500万円を越えた。「サッカーを裏切るようなことはしてない」「子供のためにも胸を張ってプレーしたい」という純粋な思いは受け入れられたが、金銭的負担は1人のサッカー選手には重いものだった。
 多くの人達から支援された。選手やチームドクターはもちろん、一般のサポーターも有志が中心になって募金活動に奔走した。その総額は1600万円に達したという。我那覇は「多くの人に支えられている」と、感謝を繰り返した。ただ実際は精神的にも経済的にも相当苦しい思いをしたはずだ。
 この騒動が起こって以来、我那覇はJリーグなどの公式戦で1点も取っておらず、日本代表からも遠ざかっている。心機一転、支えてくれた人達のためにもピッチ上で恩返ししたいところだ。

【Jリーグは「汚点」残す】
 静脈内注入(点滴)がドーピング違反とされたことに端を発し、J1川崎のFW我那覇和樹がJリーグの処分を不服として提訴した問題で、スポーツ仲裁裁判所(CAS)は27日、「我那覇勝訴」の裁定結果を発表した。
 今回の問題では、日本サッカー界のドーピングに対する意識と危機感のなさが浮き彫りになった。CASに判断を全面的に覆されたJリーグは、1993年の発足以来の「汚点」を残すことになった。


初タイトル
キリンカップ2008第3戦(最終戦)結果

日本代表0−0パラグアイ代表

会場:埼玉スタジアム2002
観衆:27998人
主審:パウロ
天気:晴れ
気温:21℃
ピッチ:全面良芝

≪出場メンバー≫
日本代表
GK:
18.楢崎正剛(名古屋)
DF:
6.阿部勇樹(浦和)
(69分3.駒野友一(磐田))
2.寺田周平(川崎)
4.田中マルクス闘莉王(浦和)
27.長友佑都(FC東京)
MF:
10.中村俊輔(セルティック)
14.中村憲剛(川崎)
(85分5.今野泰幸(FC東京))
13.鈴木啓太(浦和)(cap)
(63分17.長谷部誠(ボルフスブルク))
7.遠藤保仁(G大阪)
(46分9.松井大輔(サンテティエンヌ)
8.山瀬功治(横浜M)
(77分16.大久保嘉人(神戸)
FW:
12.巻誠一郎(千葉)
(63分19.高原直泰(浦和))
ベンチ:
GK:
1.川口能活(磐田)
23.川島永嗣(川崎)
DF:
22.中澤佑二(横浜M)
24.井川祐輔(川崎)
25.内田篤人(鹿島)
MF:
26.香川真司(C大阪)
FW:
11.玉田圭司(名古屋)
20.矢野貴章(新潟)

フォーメーション
(4-5-1)

   12
 7  8  10
  13  14
27  4  2  6
   18

NEW!
キリンカップの
日本代表メンバー25名


パラグアイ代表
GK:
1.ゴメス
DF:
4.カニサ(cap)
2.ベロン
3.ベニテス
14.ヌニェス
(82分5.バルブエナ)
MF:
6.ブリテス
(80分10.L・カセレス)
16.E・ゴンサレス
(79分15.V・カセレス)
8.アキノ
(88分19.アギラル)
18.マルティネス
(80分9.エスコバル)
17.エスティガリビア
FW:
11.ボハド
(66分7.ロペス)
ベンチ:
GK:
12.H・ゴンサレス
MF:
13.パレデス

フォーメーション
(4-5-1)

   11
 17    18
  8 16  6
14  3  2  4
    1

≪各種データ≫
日本パラグアイ
ボール支配率:
60%:40%
シュート数:
9:6
直接FK数:
17:18
間接FK数:
3:1
CK数:
5:3
GK数:
8:12
PK数:
0:0
オフサイド:
3:1

 3カ国で争うサッカーのキリンカップ2008最終日は27日、埼玉スタジアム2002で最終戦の第3戦が行われ、日本代表はパラグアイ代表と0−0で引き分けた。日本は1勝1分けで昨年に続き2連覇を達成。岡田監督就任後、初めてのタイトルを獲得した。
 日本は24日のコートジボワール戦から先発を7人入れ替えて臨み、左足付け根炎症のMF中村俊(セルティック)も先発出場。前半から中盤を支配し押し込んだがチャンスを生かせず、後半にはMF松井(サンテティエンヌ)ら攻撃的な選手を相次いで投入したものの、最後まで得点を奪えなかった。
 日本は来月2日のオマーン戦からW杯アジア3次予選の4試合に臨む。

【個人技頼みで得点なし】
 オマーンとのW杯アジア3次予選は6日後。堅守と試合運びにたけたパラグアイとの一戦は、中東勢との真剣勝負を想定した格好の「練習問題」だったが、日本はこれといった答えを示せないまま0−0で引き分けた。
 岡田監督は「ボール保持率は非常に高かったが、守備ラインの裏が取れなかった」と課題を挙げた。チーム全体がよく走って積極的な守備から、活路を開いたコートジボワール戦から先発7人を交代。中盤は2列目に合流したエースの中村俊と山瀬功、遠藤、3列目にも中村憲が入るテクニシャン揃いの陣容となった。足元でパスは回るが、攻撃はいっこうにスピードアップせず、もどかしいままに時間が過ぎた。松井、長谷部、高原と後半、次々と入った攻撃陣も個人技頼みで、最後まで守備を固めるパラグアイの堅守をこじ開けることはできなかった。
 「どの選手が出てもある程度やれる」と選択肢が広がったことを岡田監督は喜んだが、焦点が絞れていた第1戦からむしろ試合内容は散漫な印象になった。遠藤は「攻撃的な守備の形は見えた。取ったところからどうつなぐか」と攻撃面の課題を挙げたが、次戦に向けて残された時間はさほど多くない。
 既にバーレーンに1敗し、勝ち点3が求められるホームでのオマーン戦。ゴールがなければ勝ち点3はない。

【俊輔の存在感は前半だけ】
 岡田監督体制下で初出場した中村俊にとっての収穫は、6月のワールドカップ(W杯)アジア3次予選を前に、実戦で連係を確認できたことぐらいか。存在感を見せられたのは前半だけだった。
 前半17分、左サイドでの細かいパス交換で相手の注意をひきつけ、遠いサイドに絶妙のクロス。闘莉王のヘディングはGKに阻まれたが、精度の高いパスは健在だった。
 だが見せ場はこれぐらい。「前半はみんなで形をつくろうと意識したのが良かったが、後半は個人プレーが目立って連係が乱れた」と反省した。
 とはいえ、左太もも痛を抱えながら90分間プレーできた。新戦力の左サイドバック、長友を使った攻撃の形をイメージできたことも前向きにとらえている。
 岡田監督も「プレーの精度、試合展開を読む力を改めて感じた」と日本の軸として期待する。あとは背番号10が、どれだけチームに溶け込めるか。残された時間は少ない。

【史上4位の年長デビュー】
 32歳359日での史上4番目の年長デビューとなった川崎のDF寺田は「いい緊張感を持って臨めたし、幸せな気持ちになった」と感慨深い様子だった。
 闘莉王とのセンターバックコンビは安定。身長189センチの高さを生かし、攻撃ではCKなどで再三攻め上がった。寺田は「闘莉王がリーダーシップをとってくれたのでやりやすかった。ただ、セットプレーの場面でもっとアピールしなければ」と反省を交えた。
 日本代表の最年長初出場記録は与那城ジョージ(読売クラブ)の34歳332日。

【過去最低の入場者数】
 パラグアイ戦の入場者数は2万7998人に終わり、埼玉スタジアムでの日本代表戦の過去最低を下回った。これまでの最低は2005年2月2日の国際親善試合、シリア戦の3万2832人。平日夜の開催で前売り入場券の発売不振が響いた格好。
 日本サッカー協会の川淵三郎キャプテンはW杯3次予選に向け「オマーン戦はスタンドに来て応援してほしい」とファンに呼び掛けた。

【日本代表のバスが接触事故】
 27日午後5時5分ごろ、さいたま市浦和区の市道で、キリンカップ(埼玉スタジアム)に出場するサッカー日本代表を乗せたバスが小学4年の男児(9歳)の自転車と接触した。男児は右膝に軽いケガを負った。日本代表選手にケガはなかった。埼玉県警浦和署はバスを運転していた男性から事情を聴いている。
 これについて日本サッカー協会の渡辺真人代表チーム部長は、「世間のみなさんにお詫びしたい。今後は十分に注意する」と陳謝した。

≪超サカ採点表≫
日本代表
GK:
18.楢崎正剛 5.5
飛び出すタイミングに難あり
DF:
6.阿部勇樹 5.5
慣れないポジションに苦しむ
(69分3.駒野友一 5.5)
交代直後に良いクロス見せる
2.寺田周平 6.0
初出場も完封に貢献
4.田中マルクス闘莉王 6.5
ハードタックルと高さでしっかり守る
27.長友佑都 6.0
豊富な運動量で攻守に貢献
MF:
10.中村俊輔 7.0
前半の好機演出はさすが
14.中村憲剛 7.0
的確にボール散らして落ち着かせた
(85分5.今野泰幸 --)
13.鈴木啓太 5.5
守備で好プレーもパスに難あり
(63分17.長谷部誠 6.0)
途中出場でダイナミックにプレー
7.遠藤保仁 5.5
好パスあるも前半で交代
(46分9.松井大輔 5.5)
テクニックを見せるにとどまる
8.山瀬功治 5.5
序盤の決定機は決めたかった
(77分16.大久保嘉人 6.0)
奮闘するもシュートに課題
FW:
12.巻誠一郎 5.5
ポスト役としては及第点
(63分19.高原直泰 5.0)
キレの無さがトラップに表れた
パラグアイ代表
GK:
1.ゴメス 6.0
前半のピンチ防ぐ
DF:
4.カニサ 5.0
守勢に回って良さ出せず
2.ベロン 6.0
最終ライン統率して無失点
3.ベニテス 6.0
競り合いに高さ見せFW抑える
14.ヌニェス 6.0
強烈FKで日本を脅かす
(82分5.バルブエナ --)
MF:
6.ブリテス 6.5
タイトなマークでプレッシャー与えた
(80分10.L・カセレス --)
16.E・ゴンサレス 6.0
パスカットなど守備で貢献
(79分15.V・カセレス --)
8.アキノ 5.5
前線にパス供給できず
(88分19.アギラル --)
18.マルティネス 5.0
長友を崩せず苦戦
(80分9.エスコバル --)
17.エスティガリビア 5.0
後半開始直後以外は消えていた
FW:
11.ボハド 5.0
ボールもらえず孤立
(66分7.ロペス 5.5)
カウンターでは攻撃に絡む


超サカFLASH

大会中止
 J1のG大阪が参加する予定だった東北アジア4ヶ国クラブサッカー大会(韓国)が中止されることが明らかになった。北京国安(中国)が四川大地震などの影響で出場を自粛する意向を固めたため、大会の実現が不可能となった。なお、G大阪は予定通り韓国で合宿を行う予定。

プロA契約
 J1清水は本日、MF山本真希(20)との契約をプロCからプロAに変更したと発表した。25日のナビスコ杯、磐田戦で通算試合出場時間がA契約締結条件の450分を超えた。

特別指定選手
 日本サッカー協会は27日、専大のDF渡部博文(20)を大学に所属したままJリーグの試合に出場できる特別指定選手として承認したと発表した。受け入れ先はJ1の柏。

練習参加
 千葉・市立船橋高MF中村充孝(3年)、福岡・筑陽学園高DF牟田雄祐(3年)が27日から磐田の練習に参加した。本日28日までの予定。

新社長
 J1札幌を運営する北海道フットボールクラブの新社長は道新文化事業社社長の矢萩竹美氏、常務は地崎商事副社長の岡田俊介氏に内定した。6月26日に行われる取締役会で承認され、7月11日に行われる臨時株主総会、取締役会で正式決定する。

全治3ヶ月
 J2仙台は本日、MF菅井直樹が同日の練習中に負傷し、右鎖骨骨折で全治3ヶ月と診断されたと発表した。

就任
 J2福岡は27日、分析担当コーチに志垣良氏(28)が就任したと発表した。

退任&新監督
 今季のイタリア・セリエAを13位で終え、1部残留を果たしたシエナは27日、マリオ・ベレッタ監督が退任し、後任として前カリアリ(イタリア)監督のマルコ・ジャンパオロ氏を迎えると発表した。


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