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2008.05.30.FRI
日本代表は完全非公開で東海大学と試合形式の実戦練習!!本日の超最新情報

INDEX

実戦練習
6月2日のW杯アジア3次予選第3戦のオマーン戦に向け、日本代表は完全非公開で東海大学と試合形式の実戦練習!

暫定8位
J2第17節第1日
草津2−0熊本
草津は快勝して暫定8位浮上!

J展望
明日31日はヤマザキナビスコカップ・グループリーグ第5節!

違反記録削除
川崎FW我那覇和樹(27)がドーピング禁止規定違反として受けた処分をCASが無効とする裁定を出した件で、我那覇の違反記録をFIFAが削除!

6+5ルール支持
FIFAのブラッター会長が提案した「6+5ルール」の導入をFIFAが支持!

51億円の黒字
FIFAが2007年度の収支決算を報告し、約51億4500万円の黒字!

夏高フットサル
フジテレビが7月29日から「第1回・夏の高校生フットサル大会(通称:夏高フットサル大会)」を開催!

ドロー
国際親善試合
オランダ1−1デンマーク
トルコ2−0フィンランド
アイルランド1−0コロンビア
ユーロ2008出場のオランダはドロー、トルコは快勝!

正式発表
インテルがマンチーニ監督(43)の解任を正式に発表!後任にはチェルシー元監督のモウリーニョ氏が就任!

開催地同時決定
日本が招致を検討しているW杯の2018年&2022年大会の両開催国を同時決定する案を10月のFIFA理事会で提案!

4位
トゥーロン国際大会
3位決定戦
U-23コートジボワール代表2−2(PK4−3)U-23日本代表
決勝
U-23チリ代表0−1U-23イタリア代表
日本は終盤に逆転するも、終了間際に追い付かれて2試合連続PK負け!

逆転負け
女子アジアカップ・グループリーグ第1戦
グループB
日本女子代表1−3韓国女子代表
日本は逆転負けで黒星スタート!

本日の超サカFLASH
U-23日本代表の反町康治監督が6月2日に行われる日本代表vsオマーン代表戦を視察ほか


本文
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実戦練習
 日本代表は本日30日、ワールドカップ(W杯)アジア3次予選の第3戦となるオマーン戦(6月2日・日産スタジアム)に向け、横浜市内で東海大学と試合形式の練習で調整した。
 メンバーを入れ替えながら前後半約30分ずつ、非公開で行われた。得点や経過も明らかにされなかったが、FWは玉田(名古屋)が先発し、1トップだった模様で、岡田監督によると、東海大には3バックを要請し、オマーン戦を意識した内容だったという。風邪の大久保(神戸)は2日連続で練習に不参加で、オマーン戦の先発出場は厳しい情勢となった。
 アジア3次予選は各グループ2位までが最終予選に進出する。日本は現在、グループ2の2位。同2日の試合後、アウェーでオマーン(同7日・マスカット)、タイ(同14日・バンコク)と対戦する。

日本代表メンバー25名
GK:
川口能活(磐田)
楢崎正剛(名古屋)
川島永嗣(川崎)
DF:
寺田周平(川崎)
中澤佑二(横浜M)
田中マルクス闘莉王(浦和)
駒野友一(磐田)
阿部勇樹(浦和)
井川祐輔(川崎)
長友佑都(FC東京)
内田篤人(鹿島)
MF:
中村俊輔(セルティック)
遠藤保仁(G大阪)
中村憲剛(川崎)
松井大輔(ルマン)
鈴木啓太(浦和)
山瀬功治(横浜M)
今野泰幸(FC東京)
長谷部誠(ボルフスブルク)
香川真司(C大阪)
FW:
高原直泰(浦和)
玉田圭司(名古屋)
巻誠一郎(千葉)
大久保嘉人(神戸)
矢野貴章(新潟)

NEW!
W杯アジア3次予選の
日本代表メンバー25名


【非公開、かん口令で緊張感】
 東海大との試合形式の練習は、報道陣を競技場から締め出して完全非公開で実施された。
 練習後の選手の発言などから、開始時は4−5−1の玉田(名古屋)の1トップに、2列目に中村俊(セルティック)、松井(サンテティエンヌ)、遠藤(G大阪)が並ぶ布陣であることが分かったが、得点者や試合経過はやぶの中。相手チームの東海大にも“かん口令”が敷かれ、大一番を前にした緊張感を醸し出した。岡田監督は「明日(31日)からずっと非公開でやる」と宣言した。


暫定8位
J2第17節第1日結果

草津2−0熊本
(正田スタ・1819人)
≪得点者≫
草津:後藤4、山崎70

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Jリーグディビジョン2
順位表&得点ランキング


 J2第17節第1日は本日30日、正田醤油スタジアムで1試合が行われ、ザスパ草津がロアッソ熊本を2−0で下して勝ち点を20に伸ばし、暫定ながら8位に浮上した。熊本は同12のまま。
 草津は前半4分、後藤のゴールで先制。後半に山崎が追加点を挙げた。
 勝ち点35で首位のサンフレッチェ広島は、今節試合がない。


J展望
Jリーグ・ヤマザキナビスコカップ・グループリーグ第5節日程

31日()

グループA:

14:00〜
京都vs名古屋
(西京極)
19:00〜
神戸vs浦和
(ホムスタ)

グループB:

14:00〜
FC東京vs清水
(松本)
14:00〜
磐田vs東京V
(鴨池)

グループC:

15:00〜
川崎vs札幌
(等々力)
16:00〜
vs千葉
(柏の葉)

グループD:

14:00〜
大宮vs新潟
(熊谷陸)
14:00〜
大分vs横浜M
(九石ド)

ヤマザキナビスコカップ・グループリーグ第5節出場停止選手

松田直樹(横浜M)
バヤリッツァ(名古屋)
山口慶(名古屋)
レアンドロ(神戸)
深谷友基(大分)
森重真人(大分)

ナビスコカップグループリーグ順位表
(第4節終了時)

上段:
順位.チーム・勝ち点
下段:
試合数・勝・分け・敗・得点・失点・得失点

グループA:

1.名古屋 9
4 3 0 1 7 3 +4
2.神戸 6
4 2 0 2 2 3 -3
3.京都 5
4 1 2 1 5 5 ±0
4.浦和 2
4 0 2 2 6 9 -3

グループB:

1.清水 10
4 3 1 0 12 3 +9
2.FC東京 7
4 2 1 1 7 4 +3
3.磐田 4
4 1 1 2 5 7 -2
4.東京V 1
4 0 1 3 0 10 -10

グループC:

1.千葉 8
4 2 2 0 5 2 +3
2.札幌 5
4 1 2 1 4 4 ±0
3.柏 5
4 1 2 1 5 6 -1
4.川崎 3
4 1 0 3 5 7 -2

グループD:

1.横浜M 8
4 2 2 0 5 0 +5
2.大分 7
4 2 1 1 6 3 +3
3.新潟 3
4 0 3 1 3 6 -3
4.大宮 2
4 0 2 2 3 8 -5

J2第17節日程

30日(金)
19:00〜
草津vs熊本
(正田スタ)
31日()
13:00〜
水戸vs徳島
(ひたちな)
13:00〜
岐阜vs甲府
(長良川)
14:00〜
仙台vs湘南
(ユアスタ)
14:00〜
鳥栖vs福岡
(ベアスタ)
16:00〜
横浜FCvs山形
(ニッパ球)
16:00〜
C大阪vs愛媛
(長居)

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Jリーグディビジョン2
順位表&得点ランキング


J2第17節出場停止選手

松下裕樹(草津)
山口貴弘(湘南)
小峯隆幸(岐阜)
ドゥンビア(徳島)
柳楽智和(福岡)
金信泳(鳥栖)


違反記録削除
 J1川崎フロンターレのFW我那覇和樹(27)がドーピング禁止規定違反として受けた処分についてスポーツ仲裁裁判所(CAS)が無効とする裁定を出した件で、同選手の違反記録を国際サッカー連盟(FIFA)が削除したことが本日30日、明らかになった。FIFA総会に出席している日本協会の川淵三郎キャプテンが「FIFAに問い合わせたところ、記録を消したとの回答があった」と明言した。
 CASの裁定を受けてJリーグは同選手に科した出場停止の記録を抹消するが、FIFAの記録上は違反として残る可能性が指摘されていた。FIFA規定では2度のドーピング違反で永久追放処分となる。


6+5ルール支持
 国際サッカー連盟(FIFA)は本日30日、シドニー(オーストラリア)で総会を開き、ブラッター会長が提案したクラブの試合で外国籍選手の先発を5人までに制限する「6+5ルール」の導入を支持することを決めた。
 同ルールは欧州連合(EU)から「労働者の域内移動の自由」を定めたEU法令に抵触すると警告されているため、すぐには成立しない。FIFAは6月上旬にEUの代表者と話し合い、制定への理解を求める。
 導入は段階的に行い、2010−2011年シーズンは外国籍選手の先発を7人までとし、翌年から1人ずつ減らす方針。交代選手については制限しない。
 また、選手が新しい国籍を取得して代表チームを変更する場合、条件として必要な在籍期間を最低2年から最低5年に増やした。


51億円の黒字
 国際サッカー連盟(FIFA)は本日30日、シドニー(オーストラリア)で開いた総会で2007年度の収支決算を報告し、4900万ドル(約51億4500万円)の黒字となった。8億3300万ドルの支出に対し、8億8200万ドルの収入があった。
 支出の大部分はワールドカップ(W杯)2010年大会関連の費用で、収入の半分以上がテレビ放送権料。マスターカード社との契約を解除した和解金9000万ドルの支出があった。
 また総会では、世界反ドーピング機関(WADA)が改訂した世界基準「新統一コード」に準拠することを承認。クラブW杯組織委員会は「クラブ委員会」に名称変更された。


夏高フットサル
 フジテレビは本日30日、7月29日から「第1回・夏の高校生フットサル大会(通称:夏高フットサル大会)」を開催すると発表した。
 高校生による国内最大規模のフットサル大会となる本大会は、関東・関西エリア内の計6カ所を舞台に地区予選大会を実施。各地区ごとに32チームが集結し、合計192チームが参加する。各地区を勝ち上がった上位2チームが、8月22日に川崎市とどろきアリーナで行われる決勝大会に進出し、高校フットサルのチャンピオンを決定する。
 なお、詳細は大会公式HP
http://au-school.jp/sports/index.php
より申し込み(募集期間=5月29日〜7月13日)ができる。


ドロー
国際親善試合結果

オランダ1−1デンマーク
≪得点者≫
オランダ:ファン・ニステルローイ29
デンマーク:ポウルセン57

トルコ2−0フィンランド
≪得点者≫
トルコ:トゥンカイ16、セントゥルク82

アイルランド1−0コロンビア
≪得点者≫
アイルランド:キーン2

 国際親善試合は29日、各地で行われ、来月開幕のユーロ2008(欧州選手権)に出場するオランダはデンマークと対戦し、1−1で引き分けた。
 オランダは前半29分にファン・ニステルローイのゴールで先制するが、その後は再三チャンスを迎えながらも追加点を挙げることができない。そして迎えた後半12分、デンマークのポウルセンにゴールを許すと、そのまま1−1で引き分けた。
 同じくユーロ2008に出場するトルコはフィンランドに2−0で快勝した。


正式発表
 イタリアセリエAで、3連覇を果たしたインテルは29日、ロベルト・マンチーニ監督(43)を解任したと正式に発表した。契約を4年残していた。後任には、チェルシー(イングランド)元監督のジョゼ・モウリーニョ氏の就任が確実視されている。
 今年3月の欧州チャンピオンズリーグで敗退した後、マンチーニ監督は今季限りで退団すると発言。翌日にその発言を撤回するなどの騒動があり、以来、マンチーニ監督の去就に注目が集まっていた。

【ズラタンは大歓迎】
 インテルが29日に、マンチーニ監督の解任を発表したことで、元チェルシー(イングランド)監督のモウリーニョ氏が新監督に就任することが確実視されているが、この発表に先立ち、インテルのスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチがモウリーニョ氏に期待を寄せるコメントを残した。
 イブラヒモビッチは「モラッティ(会長)の決断だから。彼がボスであり、彼が決定することであり、彼が決めたことならそれが正しい」と、今回の決定について語る。そして「モウリーニョは誰もが知っている通りの素晴らしい監督だ」とコメントし、すでに「モウリーニョ新監督」を受け入れているかのような言葉を残した。
 膝の負傷に悩まされ、リーグ戦最終節で復帰を果たしたばかりのイブラヒモビッチだが、それでも優勝のかかったその試合で2ゴールを決め、チームの3連覇に貢献し、今季のチーム最多得点者に輝いている。
 そのイブラヒモビッチは、スペインへの移籍が噂されているが、本人は「自分はインテルに馴染んでいるし、家族も満足している。スクデットを2度獲得したし、欧州チャンピオンズリーグでも優勝を果たしたい。喜んでここに残りたいと思っている」と、噂を一蹴していた。


開催地同時決定
 国際サッカー連盟(FIFA)のブラッター会長は29日、日本が招致を検討しているワールドカップ(W杯)の2018年大会と、その次の2022年大会の両開催国を同時決定する案を10月の次回理事会に諮る意向を明らかにした。
 2011年の理事会で開催国が決まる2018年大会には、既にイングランド、中国、オーストラリアなど8カ国以上が招致の意向を示している。一度に2大会の開催国を募ることで、立候補を分散させる狙いがあるとみられる。同会長は「2018年に名乗りを上げる国があまりに多いので措置が必要」と説明した。
 日本サッカー協会には、2022年大会の方が開催できる見込みが高いとの意見もある。小倉純二副会長は「そう(同時決定)なったら考えなければ」と、招致を2022年大会に変更する可能性も示唆した。


4位
トゥーロン国際大会結果

3位決定戦:

U-23コートジボワール代表2−2(PK4−3)U-23日本代表
(トゥーロン)
≪得点者≫
コートジボワール:フォファナ31、シセ89
≪PK戦≫
コートジボワール:
○×○○○
日本:
○○○××
日本:エスクデロ72、森重82
≪出場メンバー≫
U-23日本代表
GK:
21.林彰洋(流通経済大)
DF:
5.伊野波雅彦(鹿島)
4.水本裕貴(G大阪)(cap)
19.吉田麻也(名古屋)
12.田中裕介(横浜M)
MF:
7.水野晃樹(セルティック)
(70分8.本田圭佑(VVV))
2.細貝萌(浦和)
15.上田康太(磐田)
(70分9.森重真人(大分))
17.梅崎司(浦和)
(89分22.森本貴幸(カターニャ))
FW:
20.李忠成()
23.エスクデロ・セルヒオ(浦和)
U-23コートジボワール代表
GK:
1.オクア
DF:
13.メテ
19.ディアラスバ
8.ディオマンデ
15.ジャクパ
MF:
10.コネ(cap)
14.ワッタラ
(33分7.クリバリー)
6.アントニー
12.ジャジェジェ
(50分18.シセ)
11.フォファナ
FW:
9.ニアングホ
(67分3.ディアラスバ

決勝:

U-23チリ代表0−1U-23イタリア代表
≪得点者≫
イタリア:オスバルト70

 23歳以下で争われるサッカーのトゥーロン国際大会は29日、フランスのトゥーロンで行われ、3位決定戦でU-23日本代表はU-23コートジボワール代表と2−2の末にPK戦で3−4で敗れ、4位に終わった。
 前半に先制を許した日本は終盤にエスクデロ(浦和)と森重(大分)のゴールで逆転。しかし、ロスタイムの失点でPK戦にもつれ込み、李(柏)と水本(G大阪)が失敗した。準決勝のイタリア戦に続くPK負けとなった。決勝はイタリアがチリに1−0で競り勝って初優勝した。
 日本チームは31日に帰国予定。6月12日には東京・国立競技場でカメルーンと強化試合を行う。

U-23日本代表・反町康治監督
「試合自体はプラン通りだった面もあるが、勝ち切れなかった。この結果は、しっかりと足元を見つめ直せということ。ためになる全5試合だった」

U-23コートジボワール代表・ジリ監督
「どちらが勝ってもおかしくなかった。日本は非常に良いチームで、体も強かった。難しい試合だった」

【五輪出場国に勝てず4位】
 掴みかけた勝利と3位が目前で逃げていった。後半ロスタイムはすでに3分が経過。スローインを受けたフォファナが中央へ上げた球を、最後はシセに押し込まれる。同点。降りしきる雨の中、日本イレブンは負けたかのようにがっくりとうなだれた。
 「防げた失点。五輪なら3位と4位では全然違う」と、PK戦の5人目で外してしまった水本は悔やみ切れない様子だ。グループリーグ突破後はイタリアとコートジボワールを破れず、反町監督は「五輪に出場する国には勝てなかった。この現実を受け止めないといけない」と険しい表情だった。
 前半に相手の高度な個人技から失点したが、後半は盛り返した。李の左クロスを初招集のエスクデロがボレーで決めて同点。さらにCKから森重のヘディングで逆転した。劣勢を跳ね返して勝てば大きな自信を掴めたが、土壇場で暗転。本田圭は「良かったのは、これが五輪本番じゃなかったこと」と漏らした。
 「1点を争うゲームは北京でもある」と反町監督。浮き彫りになったのは、そこで競り勝てない日本の姿だ。五輪への厳しい現実を突き付けられ、トゥーロンの戦いが終わった。

【森重、代表入りへアピール】
 後半25分から途中出場した森重が大車輪の活躍を見せた。守備的MFに入り、果敢なドリブル突破から同点ゴールを演出。さらに梅崎のCKを頭で合わせて逆転ゴールを挙げた。
 今大会は4バックの中央やサイドバックでもプレーし、複数の役割を十分にこなした。五輪代表入りへ猛アピールし「自分の特長は出せた。個人としてはトゥーロンで結果を残せた」と胸を張った。

【エスクデロが初ゴール】
 エスクデロが初ゴールを挙げた。後半27分に冷静にボレーシュートを決めて同点とすると、雄たけびを上げながら日本ベンチへ駆け寄って喜びを爆発させた。
 だが、勝利には結び付かなかった。「ゴールはうれしかったけれど、最後に追い付かれてしまうと水の泡になる」と悔しそう。今大会は「自分がこういうプレーをするというのを見せられた。悔いはない」と総括した。


逆転負け
女子アジアカップ・グループリーグ第1戦結果

グループB:

日本女子代表1−3韓国女子代表
(ベトナム・ホーチミン)
≪得点者≫
日本:永里10
韓国:チャ・ユンヒ18、パク・ヒヨン31、54

 8チームが出場して争われるサッカーの女子アジア・カップ第2日は29日、ホーチミン(ベトナム)でグループリーグ・グループBの第1戦の2試合が行われ、前回4位で大会初優勝を目指す日本女子代表は韓国女子代表に1−3で逆転負けし、黒星スタートとなった。
 日本は前半10分、FW永里優(日テレ)のゴールで先制。しかし、18分に同点とされると、31分には勝ち越し点を許した。後半9分にも韓国に加点され、リードを広げられた。後半途中からFW荒川(日テレ)らを投入したが、実らなかった。
 グループBのもう1試合はオーストラリアが台湾に4−0と快勝した。
 今大会には日本に加え、中国と北朝鮮(ともにグループリーグ・グループA)の北京五輪出場3チームが参加。グループリーグ・グループA、Bの各グループの上位2チームが6月5日の準決勝に進み、8日に決勝と3位決定戦を行う。

日本女子代表・佐々木則夫監督
「勝負どころで甘さがあった。今日のようなピッチの状態なら、こういう試合になりうる。反省するところは反省して今後に結びつけたい」

【劣悪なピッチにリズム狂う】
 日本は先制しながら、韓国に3連続失点し逆転負けした。必勝を期していた初戦でのよもやの完敗。佐々木監督は「勝負どころで甘さがあった」と悔やんだ。
 北京五輪の本番を想定して、このグループリーグ初戦に照準を定めてきた。しかし、劣悪なピッチにリズムが狂う。試合前に降った雨をたっぷり吸い込んだ芝は、日本から素早いパス回しを奪った。逆に韓国のロングボールの処理に手を焼く場面が目立った。
 同点ゴールはDF池田とGK山郷の連係ミスから。3点目は滑るボールをGK山郷がキャッチしきれなかったものだった。佐々木監督は1失点目の場面を振り返り「あいまいなプレーで失点につながった。最終的な責任感を負うことが必要」と厳しい表情を浮かべた。
 日本は2月の東アジア選手権(重慶=中国)では初優勝した。今大会は内容を伴う結果を出して、五輪へ弾みをつけることが狙いだった。北京の地で念願のメダル獲得を目指すなでしこジャパンには苦しいスタート。主将の池田は「敗戦をマイナスに考えず、いいイメージを取り戻したい」と前を向いた。

【得意げな韓国の安監督】
 韓国にとっては2003年6月以来となる日本戦での勝利となった。
 ロングボールの競り合いで日本に挑んだ。体格で勝るだけに、1対1の局面では優位に立つことが多かった。韓国の安益秀監督は、東アジア選手権のリベンジを果たし「今回はいい準備ができた。私の目指す形がチームに浸透してきたから勝てたのだ」と得意げに笑っていた。


超サカFLASH

当日券販売
 日本サッカー協会は本日、ワールドカップ(W杯)アジア3次予選、日本vsオマーン(6月2日・日産スタジアム)の当日券約4000枚を販売すると発表した。試合会場は約7万2300人収容だが、前売り入場券の販売は本日30日までで約3万2300枚にとどまっている。

芝を無償提供
 日本サッカー協会は29日、グラウンド5面分(5万平方メートル)に相当する芝生の苗30万株を都道府県サッカー協会、サッカークラブ、小中学校などに無償で提供すると発表した。全国のグラウンドや広場の芝生化を推進するため。

視察
 U-23日本代表の反町康治監督が6月2日に行われる日本代表vsオマーン代表戦を視察し、DF長友佑都など23歳以下の選手をチェックすることが明らかになった。

復帰
 怪我のため長期離脱していたJ1浦和MFポンテが明日31日に行われるナビスコカップ・神戸戦で復帰する可能性が濃厚となった。

全治2ヶ月
 J1川崎は本日、左膝半月板損傷の診断を受けていたMF森勇介が横浜市内の病院で手術を受けたと発表した。全治まで2ヶ月程度かかる見込み。

全体練習合流
 J1磐田への入団内定後にメディカルチェックで血栓症が見つかり、選手契約が延期されているMF山本脩斗が29日、全体練習に合流した。

CM出演
 J2広島MF柏木陽介(20)がMEN’S TBCのテレビCMに出演することが明らかになった。6月1日からオンエアされる予定。

新監督
 イタリアセリエAのカリアリがダビデ・バッラルディーニ前監督の後任に、マッシミリアーノ・アッレグリ氏を招聘したことが29日、明らかになった。契約期間は1年。アッレグリ氏は今季サッスオーロを率いてセリエB(2部相当)への昇格を果たしていた。

新監督
 来季からイタリアセリエB(2部相当)で戦うパルマは29日、新指揮官として今季エンポリを率いていたルイージ・カーニ氏を招聘したと発表した。エンポリもパルマ同様に降格が決まっており、エンポリ側は、今季のリーグ戦第31節までカターニャを率いていたシルヴィオ・バルディーニ氏を新監督に迎えている。

新監督
 スペインリーガエスパニョーラからの降格が決まったサラゴサが、今季ラシン・サンタンデールを率いていたマルセリーノ氏を新監督として招聘したことが29日、明らかになった。契約期間は2年。マルセリーノ氏は今季ラシンをリーグ6位に導き、クラブ史上初のUEFAカップ出場権獲得を達成したが、監督を辞任していた。

MVP
 2007年度のチェコ年間最優秀選手にミラン(イタリア)に所属する同国代表DFマレク・ヤンクロフスキ(31)が初受賞したことが29日、明らかになった。ヤンクロフスキは2006−2007シーズンの欧州チャンピオンズリーグで、チームの優勝に貢献したほか、昨年12月のクラブW杯でも世界王者を経験。代表でも、チームの大黒柱として活躍し、ユーロ2008(欧州選手権)予選突破に尽力した。

獲得
 チェコ1部リーグの強豪スパルタ・プラハは29日、アストンビラ(イングランド)から元チェコ代表MFパトリック・ベルガー(34)を獲得したと発表した。契約期間は2年。


[提携サイト]
日本代表ニュース

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