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2008.06.09.MON
ユーロ2008、オランダがイタリアに圧勝!!本日の超最新情報

INDEX

爆勝
ユーロ2008グループリーグ第1戦
グループC
ルーマニア0−0フランス
オランダ3−0イタリア
死のグループCはオランダがイタリアに圧勝!

完全休養
日本代表がW杯アジア3次予選第5戦のタイ戦(14日)が行われるバンコクに到着!疲労を考慮し、予定していた練習はキャンセルして完全休養!

合宿開始
12日のU-23カメルーン戦に向けたU-23日本代表候補の東京合宿がスタート!雷雨の中で約2時間の実戦練習を実施!

15億円
toto BIGの販売が絶好調でスポーツ界への助成金が見込み額の1.5倍の約15億円!

レンタル
京都が清水からMFフェルナンジーニョ(27)を来年1月1日までの期限付きで獲得!

ユーロ展望
ユーロ2008グループリーグ・グループC・第1戦、いよいよ死のグループCが開戦!

快勝発進
ユーロ2008グループリーグ第1戦
グループB:
オーストリア0−1クロアチア
ドイツ2−0ポーランド
ドイツはポドルスキの2ゴールで快勝発進!開催国オーストリアはスイスとともに黒星スタート!

初勝利
W杯アジア3次予選第4戦
グループ5
クウェート4−2シリア
最下位クウェートはアゼミのハットトリックで初勝利!

ドロー
W杯アフリカ2次予選第2戦
グループ1
モーリシャス0−3カメルーン
グループ3
ニジェール1−2アンゴラ
グループ5
レソト2−3ガーナ
グループ6
ガンビア0−0セネガル
グループ7
マダガスカル0−0コートジボワール
グループ11
スワジランド2−1トーゴ
エースのドログバが欠場したコートジボワールはスコアレスドロー!カメルーン、ガーナなどが2連勝!

出場絶望
7日のユーロ2008の開幕戦で負傷した主将のFWフレイが左膝靱帯断裂で全治6週間と診断され、残り試合の出場は絶望!

追加招集
ユーロ2008に参加しているロシア代表が負傷離脱したFWポグレブニャクの代替選手として、MFイバノフを追加招集!

解任
サウジアラビア代表のドスアンジョス監督が解任!後任には2002年W杯で同国を率いたジョハル氏(65)が就任!

優勝
女子アジアカップ決勝
北朝鮮女子代表2−1中国女子代表
北朝鮮が2大会ぶり3度目の優勝!澤穂希が大会MVPに選出!

本日の超サカFLASH
札幌FW宮沢裕樹が左足第5中足骨骨折で全治2ヶ月ほか


本文
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爆勝
ユーロ2008(欧州選手権)グループリーグ第1戦結果

グループC:

ルーマニア0−0フランス
(チューリヒ)
≪出場メンバー≫
ルーマニア
GK:
1.ロボンツ
DF:
3.ラツ
15.ゴイアン
4.ターマシュ
2.コントラ
MF:
5.キブ
6.ラドイ
(89分20.ディカ)
11.コチシュ
(89分8.コドレア)
FW:
10.ムトゥ
(78分18.マリウス・ニクラエ)
21.ダニエル・ニクラエ
16.ニコリツァ
フランス
GK:
23.クペ
DF:
3.アビダル
5.ギャラス
15.テュラム
19.サニョール
MF:
7.マルダ
6.マケレレ
20.トゥララン
22.リベリー
FW:
9.ベンゼマ
(72分18.ゴミ)
8.アネルカ
(78分11.ナスリ)

オランダ3−0イタリア
(ベルン)
≪得点者≫
オランダ:ファン・ニステルローイ26、スナイデル31、ファン・ブロンクホルスト79
≪出場メンバー≫
オランダ
GK:
1.ファン・デルサール
DF:
5.ファン・ブロンクホルスト
4.マタイセン
21.ブラルーズ
(77分3.ハイティンガ)
2.オーイェル
MF:
8.エンヘラール
17.デ・ヨング
10.スネイデル
23.ファン・デルファールト
18.カイト
(81分20.アフェライ)
FW:
9.ファン・ニステルローイ
(70分7.ファン・ペルシ)
イタリア
GK:
1.ブッフォン
DF:
19.ザンブロッタ
23.マテラッツィ
(54分3.グロッソ)
6.バルザッリ
2.パヌッチ
MF:
8.ガットゥーゾ
21.ピルロ
13.アンブロジーニ
11.ディ・ナターレ
(64分7.デル・ピエロ)
FW:
9.トニ
16.カモラネージ
(75分18.カッサーノ)

 ユーロ2008(欧州選手権)第3日は9日、スイスの2都市でグループリーグ・グループCの第1戦の2試合が行われ、ベルンでは前回4強のオランダが2年前のワールドカップ(W杯)ドイツ大会覇者のイタリアに3−0で完勝した。チューリヒではW杯準優勝のフランスがルーマニアと0−0で引き分けた。
 1988年大会以来2度目の優勝を目指すオランダは、前半26分にファン・ニステルローイが先制。5分後にはスナイデルが右足で加点し、後半34分にファン・ブロンクホルストがヘディングでダメ押しした。
 フランスは優勢に試合を進めたが、決め手を欠いた。

【オランダが伝統と決別し戦術変化】
 難しいバウンドを見極めて右足を鋭く振り抜き、飛び出すGKブッフォンの横を擦り抜けるシュートで2点目を奪ったスナイデルが興奮気味に言った。「完璧な仕事ができた。すごく自信が深まった」。時代錯誤と批判された伝統の戦術を見切ったオランダが、個々の力を素直に引き出してW杯王者を粉砕した。
 監督が誰だろうと、オランダはウイングの突破力を生かす4−3−3をかたくなに守ってきた。今大会の予選もそれで勝ち上がったが、最終戦でベラルーシに敗れたことが転機になった。
 イタリアやスペインで経験を積んだ主力達が、変化を求めてファン・バステン監督に直談判。43歳の指揮官は、手元に豊富な司令塔や2列目タイプの選手を、1トップの下に並べる4−2−3−1に切り替えた。
 練習試合で連係を磨いたチームは、サイド攻撃に偏重せず長短のパスを臨機応変につないだ。「最後まで機能的なサッカーができた。誇りに思う」と同監督。1978年以来勝てなかった苦手のイタリアに完勝し、新生オランダを強く印象づけた。

【イタリアは初の初戦黒星】
 イタリアはW杯を制した2年前の面影がなく、力負けした。ドナドーニ監督は「切り替えて残り2試合に臨みたい」と渋い表情。1980年大会から導入されたグループリーグで、イタリアが初戦に敗れるのは初めてだ。
 ファン・ニステルローイの先制点は、左後方からのシュートをゴール前で合わせた瞬間にオフサイドにも見えた。サポーターは主審に激しいブーイングを浴びせたが、同監督は「判定は覆らないのでしょうがない。あの時点では、まだ十分に挽回(ばんかい)できたはずだが」と、予想外の完敗にショックを隠せなかった。

【フランス、初戦で痛い引き分け】
 試合終了後の両サポーターの姿が全てを象徴した。勝ったように喜ぶルーマニアに対し、青色に染まった席からはブーイングとともにゴミが舞った。フランスには痛い0−0の引き分けだ。
 イタリア、オランダと強豪がひしめき「死のグループ」と形容されるグループリーグ・グループC。突破のためには最も力が劣るルーマニアに勝つ必要があった。だが、自陣を固める相手を崩す創造性がなかった。

【ルーマニア、極端な守備が的中】
 ルーマニアのピチュルカ監督は「いい結果だったと思う」と引き分けに落胆の様子はなかった。攻撃時でも自陣に5人ほどを残す極端な守備的戦略で、フランスに得点を与えなかった。
 強豪揃いのグループCで最も評価が低いルーマニアには、グループリーグ突破に向けて貴重な勝ち点1。同監督は「フランスにとっては最悪の試合だったのでは?」と相手を気遣う余裕も見せた。


完全休養
 サッカーの日本代表は本日9日、ワールドカップ(W杯)アジア3次予選第5戦のタイ戦が行われるバンコクに到着したが、選手の疲労などを考慮し、予定していた練習をキャンセルして休養に充てた。7日のオマーン戦で退場となり、次戦出場停止となる大久保嘉人(神戸)もチームに同行した。
 気温40度に迫るマスカットでのオマーン戦は1−1で引き分けた。8日深夜から約6時間半のフライトで時差もあることから、休養を優先させた。チームの広報担当者は「試合までの日数も空いている。リフレッシュが目的」と説明した。選手は深夜の移動と現地の湿度に一様に疲れた表情で移動のバスに乗り込んだ。ほぼ同時刻に、バーレーンとのアウェー戦を終えたタイ代表も帰国した。
 タイ戦は14日午後5時20分(日本時間同7時20分)キックオフ。日本がタイに勝つか引き分ければ、バーレーンvsオマーンの結果次第で最終予選進出が決まる。

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W杯アジア3次予選の
日本代表メンバー24名



合宿開始
 北京五輪日本代表候補は本日9日、カメルーン五輪代表候補との親善試合(12日・国立競技場)に向け東京都内で練習を開始し、欧州組の水野(セルティック)や森本(カターニャ)らがミニゲームなど実戦形式の内容で約2時間、汗を流した。
 練習は雷雨のため一時中断された。8日のナビスコカップに出た選手は別メニューで調整した。
 カメルーン戦は五輪代表決定前の最後の実戦。反町監督は「今回の参加選手から試合(の内容)と試合への姿勢を加味する」と選考方針を示し、五輪でのオーバーエージ(OA)選手の代表入りには「監督の私が判断する。今は明言できない」と言葉を濁した。

U-23日本代表
GK:
山本海人(清水)
西川周作(大分)
DF:
伊野波雅彦(鹿島)
水本裕貴(G大阪)
田中裕介(横浜M)
青山直晃(清水)
森重真人(大分)
吉田麻也(名古屋)
MF:
本田拓也(清水)
谷口博之(川崎)
水野晃樹(セルティック)
梶山陽平(FC東京)
青山敏弘(広島)
上田康太(磐田)
細貝萌(浦和)
本田圭佑(VVV)
梅崎司(浦和)
FW:
李忠成()
興梠慎三(鹿島)
森本貴幸(カターニャ)
エスクデロ・セルヒオ(浦和)

【森本「とにかくやるだけ」】
 練習の最後は試合に近いサイズのピッチで行った4対4の拡大版ミニゲームだった。8日に所属クラブの試合がなかった選手や、シーズンオフ中の欧州組のために用意された。
 反町監督は「体力の維持と、長く走らないと好機ができないことを意識付けするため」と意図を説明した。必死に走り回った森本は「とにかくやるだけ」と気合十分。持ち前の運動量を示した水野も「いいムードを保ちながら練習ができた」と明るかった。


15億円
 日本スポーツ振興センターは本日9日、サッカーくじ(愛称toto)の2007年度売り上げをまとめ、スポーツ界への助成金が見込み額の1.5倍の約15億円になったと発表した。BIGの販売が絶好調で、売上額は史上2番目の約637億円だった。
 助成金の配分先は約8億6000万円分が決定。6月末まで助成事業の追加募集を行い、残りの配分先を決める。


レンタル
 J1の京都サンガは本日9日、清水エスパルスからMFフェルナンジーニョ(27)が来年1月1日までの期限付きで加入すると発表した。FWもこなせるフェルナンジーニョは、2004年からG大阪、2007年からは清水でプレー。リーグ戦は今季13試合に出場して1得点、通算では127試合で33得点。
 フェルナンジーニョは14日の鹿児島合宿からチームに合流し、左アキレス腱断裂のため、現在、ブラジルに帰国中のパウリーニョに関しては、近日中に登録を抹消する。


ユーロ展望
ユーロ2008(欧州選手権)グループリーグ第1戦日程

グループC:

日本時間25:00〜
ルーマニアvsフランス
(チューリヒ)

日本時間27:45〜
オランダvsイタリア
(ベルン)

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超ユーロ2008特集

 ユーロ2008(欧州選手権)は本日9日、グループCの第1戦の2試合が行われる。イタリアとオランダの強豪対決は、両チームとも主力の故障に悩まされているが、どちらが、その穴を埋めて強豪ひしめくグループの主導権を握るかに注目したい。また、もう1試合ではフランスがルーマニアと対戦する。
 20年ぶりの優勝を目指すオランダは、7日の練習中にロッベンが股関節を痛め、初戦を欠場する見込み。さらにはバベルが足首を傷めてすでにチームを離れ、ファン・ペルシもコンディション不良で別メニューが続くなど、ファン・バステン監督はウィンガーのやりくりに頭を痛めている。
 対するイタリアでは、カンナバーロが足首の故障で大会を欠場し、パヌッチも直前にヒザの故障。前回のユーロ2004を最後に一旦代表から離れていたパヌッチは、「できる限り欠場はしたくない。自分の感触では試合に間に合うと思うし、そこで全力を尽くしたい」と、久しぶりの大舞台への抱負を話した。そして、「オランダには最高レベルのFWがいて、素晴らしいポゼッションを誇る強いチーム。しかし、DFには少し隙がある。我々としては、果敢にそこを突いていかなければならない」と、初戦を見据える。
 イタリアのドナドーニ監督は、最後の調整試合となった先月30日のベルギー戦で実験的な4−3−3システムを試した後、システムやメンバーに関する質問には口をつぐんでいる。大方の予想では、マテラッツィとバルザッリがセンターバックを組み、中盤はアンブロジーニとデ・ロッシが軸。デル・ピエロは、ベンチスタートとみられている。
 もう1試合では、フランスとルーマニアが対戦する。フランスにとっては長い間チームを引っ張ってきたジダン引退後初のビッグトーナメント。オランダ、イタリアとの戦いが控えているだけにドメネク監督は、「この試合に、我々が大会をうまく戦えるか、湖に滑り落ちるかがかかっている」と、ルーマニアとの初戦の重要性を強調した。
 フランスは、アンリとベンゼマが2トップを組む4−4−2システムで臨む見込み。最終ラインは大ベテランのテュラムが仕切り、ビエラが負傷欠場濃厚の中盤は、マケレレとトゥラランが試合をコントロールする。MFマケレレは、「我々の強さは守備にある。まず、集中して失点を避けること。守備面の自信を失わないことが大事で、それができれば、攻撃陣にはいつでも点を奪う能力がある」と展望を話していた。


快勝発進
ユーロ2008(欧州選手権)グループリーグ第1戦結果

グループB:

オーストリア0−1クロアチア
(ウィーン)
≪得点者≫
クロアチア:モドリッチ4=PK
≪出場メンバー≫
オーストリア
GK:
21.マチョ
DF:
4.ポガテツ
3.シュトランツル
15.プレドル
19.サウメル
(61分7.バスティッチ)
MF:
6.アウフハウザー
12.ゲルカリウ
(69分11.コルクマズ)
10.イバンシッツ
2.シュタントフェスト
FW:
9.リンツ
(73分18.キーナスト)
20.ハルニク
クロアチア
GK:
1.プレティコサ
DF:
22.プラニッチ
3.シムニッチ
4.ロベルト・コバッチ
5.チョルルカ
MF:
19.クラニツァール
(61分15.クネジェビッチ)
14.モドリッチ
10.ニコ・コバッチ
11.スルナ
FW:
21.ペトリッチ
(72分20.ブダン)
18.オリッチ
(83分8.ブコエビッチ)

ドイツ2−0ポーランド
(クラーゲンフルト)
≪得点者≫
ドイツ:ポドルスキ20、72
≪出場メンバー≫
ドイツ
GK:
1.レーマン
DF:
2.ヤンセン
17.メルテザッカー
21.メッツェルダー
16.ラーム
MF:
20.ポドルスキ
13.バラック
8.フリンクス
4.フリッツ
(56分7.シュバインシュタイガー
FW:
11.クローゼ
(89分22.クラニイ)
9.ゴメス
(75分15.ヒツルスペルガー)
ポーランド
GK:
1.ボルツ
DF:
4.ゴラニスキ
(75分11.サガノフスキ)
6.ボンク
14.ジェフワコフ
13.ワシレフスキ
MF:
8.クジヌベク
18.レワンドフスキ
5.ドゥドカ
17.ウォボジンスキ
(65分16.ビシュチェク)
FW:
9.ジュラフスキ
(46分20.ゲレイロ
7.スモラレク

 オーストリアとスイスが共催するサッカーのユーロ2008(欧州選手権)第2日は8日、オーストリアの2都市でグループリーグ・グループBの第1戦の2試合が行われ、クラーゲンフルトでは最多4度目の優勝を狙うドイツが2−0で初出場のポーランドに快勝した。ウィーンではクロアチアが初出場の地元オーストリアを1−0で下した。
 ドイツはFWポドルスキが2得点。前半20分にFWクローゼの横パスを合わせ、後半27分には左足ボレーを蹴り込んだ。クロアチアは前半4分、FWオリッチが倒されて得たPKをMFモドリッチが真ん中に決めた。
 前日のスイスに次いでオーストリアも敗れ、両ホスト国が初戦を落とす形となった。

【ポドルスキが鮮やか2得点】
 ドイツは大会予選で最多の35得点をマークしている。高い攻撃力を象徴するような2得点を挙げたのは、FWながら攻撃的MFで先発したポドルスキだった。
 前半20分、右サイドでゴメスがポンと浮かしたボールを受けたクローゼがGKと1対1に。ポドルスキはその左に走り込んでパスを受け楽々と決めた。後半27分には、豪快なボレーシュートでネットを揺らした。「いいハーモニーが奏でられた」と自賛したが、出身のポーランドからのゴールとあってかどこか喜びは控えめだった。
 所属のバイエルンでは控えの23歳を起用し続けるレーウ監督には批判の声もあった。それでも若手を積極的に起用し、チーム力の底上げを図ってきた指揮官の信念が結果につながった。
 サッカー強国ドイツだが、ビッグタイトルから遠ざかっている。3度の優勝を誇る今大会は1996年以来、W杯では1990年イタリア大会以来、勝っていない。新鋭のゴメスなど若い世代が台頭し、柱となるバラックらが健在の今大会では優勝候補に挙げられている。「勝つことは大事だが、まだ一歩にすぎない」。そう語ったレーウ監督に揺るぎない自信が感じられた。

【ポーランドはまたドイツに敗れる】
 初出場のポーランドは歴史的にも関わりが深い隣国ドイツに敗れた。過去の対戦では1度も勝ったことがない。相手を圧倒する、地響きのようなサポーターの声援も力にならなかった。
 後半は押し込む時間もあったが、あと一歩でドイツ守備陣の高い壁に弾き返された。ベーンハッカー監督は「我々はとても落胆しているが、希望をまだ持っている」と前向きに話した。

【クロアチア、音楽かけて勝利祝う】
 クロアチアは1996年大会以来の白星を挙げた。ビリッチ監督は「やっと勝てたことが大きい。弾みがつく」と胸をなで下ろした。
 予選でチーム最多10得点をマークしたエドゥアルドを故障で欠く。戦力低下が心配されたが、エースの代役オリッチが誘ったPKを、同国史上最高額の約40億円でイングランドに移籍した新鋭MFモドリッチが大胆にゴール中央にけり込んだ。
 ロックバンドの一員という一面も持つ39歳の指揮官は「攻撃の選手は良くやってくれた。ロッカールームでは音楽をかけて祝ったよ」と上機嫌だった。

【オーストリアは今後へ明るい兆しも】
 オーストリアが主要国際大会に出場するのは、1998年W杯フランス大会以来。低迷が続いたが、この日は今後へ明るい兆しもうかがえた。
 「序盤は緊張して浮足立っていた。だが後半は盛り返し、試合を支配できた」とヒッカースベルガー監督。最大の同点機は後半34分、元Jリーグ名古屋のMFバスティッチが惜しいヘディングシュートを放つと、5万人の大観衆が沸いた。


初勝利
W杯アジア3次予選第4戦結果

グループ5:

クウェート4−2シリア
≪得点者≫
クウェート:アゼミ2、20、63、オウンゴール57

 ワールドカップ(W杯)アジア3次予選第4戦は8日、クウェートでグループ5の1試合が行われ、クウェートが4−2でシリアを下し、勝ち点を4とした。クウェートはエースのアゼミがハットトリックを達成した。
 同グループはイランが勝ち点6で首位で同1差でアラブ首長国連邦とシリアが続いている。


ドロー
W杯アフリカ2次予選第2戦結果

グループ1:

モーリシャス0−3カメルーン
≪得点者≫
カメルーン:ビケイ14、エトー27、エムバングエ87

グループ2:

ジンバブエ2−0ナミビア

グループ3:

ニジェール1−2アンゴラ
≪得点者≫
ニジェール:コナテ4
アンゴラ:フラビオ30、ヤンバ・アシャ71

ベナン4−1ウガンダ

グループ5:

レソト2−3ガーナ

グループ6:

ガンビア0−0セネガル

グループ7:

マダガスカル0−0コートジボワール

モザンビーク1−2ボツワナ

グループ8:

エチオピア1−2ルワンダ

グループ10:

コンゴ1−0スーダン

グループ11:

スワジランド2−1トーゴ
≪得点者≫
スワジランド:ドラミニ55、サレルワコ72
トーゴ:オルファデ88

グループ12:

DRコンゴ2−0マラウィ

 サッカーの2010年ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会のアフリカ2次予選は8日、各地で第2戦が行われ、グループ7でエースのドログバが欠場したコートジボワールはマダガスカルと0−0で引き分け、1勝1分けとなった。グループ11のトーゴはスワジランドに1−2で敗れ、2戦目で初黒星。
 グループ1のカメルーン、グループ3のアンゴラ、グループ5のガーナは2連勝でそれぞれ首位に立っている。


出場絶望
 スイスサッカー協会は8日、バーゼルで7日に行われたユーロ2008(欧州選手権)の開幕戦で負傷した主将のFWアレクサンダー・フレイ(ドルトムント)が、左膝の靱帯断裂で全治6週間と診断されたと発表した。29日まで開催の同大会で残り試合の出場は絶望的となった。
 フレイは同国代表の最多得点記録保持者で、0−1で敗れた7日のチェコ戦の前半に負傷した。


追加招集
 UEFA(欧州サッカー連盟)は8日、ユーロ2008(欧州選手権)に参加しているロシア代表に、負傷離脱したFWパベル・ポグレブニャクの代替選手として、MFオレグ・イバノフ(クリリア・ソビエトフ・サマラ)が加わったと発表した。
 先月末に行われたセルビアとの国際親善試合で膝を負傷したポグレブニャクの代わりとして指名されたのは、21歳のイバノフだった。この日正式に追加招集が認められた同選手は、先月中旬に発表されたロシア代表候補25名には名を連ねていたが、最終メンバーからは漏れていた。
 ロシアは、スペイン、スウェーデン、ギリシャと同居するグループDに入っており、明日10日にスペインとの初戦を迎える。


解任
 サウジアラビアサッカー協会は8日、同国代表のドスアンジョス監督を解任した。後任は2002年ワールドカップ(W杯)日韓大会で同国を率いた65歳のジョハル氏。
 サウジアラビアは現在、W杯アジア3次予選のグループ4でウズベキスタンに次ぐ2位となっているが、7日のW杯アジア3次予選第4戦のレバノン戦では、アウェーで2−1と勝利を挙げていた。


優勝
女子アジアカップ結果

3位決定戦:

オーストラリア女子代表0−3日本女子代表
(ベトナム・ホーチミン)
≪得点者≫
日本:永里15、宮間77、澤86

決勝:

北朝鮮女子代表2−1中国女子代表
(ベトナム・ホーチミン)

 女子アジアカップ最終日は8日、ベトナムのホーチミンで行われ、日本女子代表は3位決定戦でオーストラリア女子代表に3−0で完勝した。澤穂希(日テレ)が大会最優秀選手(MVP)に選ばれ、日本はフェアプレー賞を受賞した。
 決勝は北朝鮮女子代表が2−1で前回優勝の中国女子代表を下し、2大会ぶり3度目の優勝(前身のアジア選手権を含む)を果たした。
 日本は前半15分に縦パスに抜け出した永里優(日テレ)が決めて先制。後半33分に宮間(岡山湯郷)が直接FKを蹴り込むと、同42分には澤(日テレ)が加点した。GK海堀(INAC)の好守もあり、オーストラリアの反撃を封じた。

日本女子代表・佐々木則夫監督
「1−0の時間が長くて(準決勝で敗れた)中国戦のような展開だったが、バランスを保てた。中国戦がいい経験になった。選手は大会を通じて成長した」

澤穂希
「(MVP選出に)ビックリしている。アジアのMVPはめったにないこと。大事な試合で点を取れたし、攻守にわたってチームに貢献できたからかな?」

【なでしこ、我慢の守備で勝利】
 なでしこジャパンが勝利で大会を締めくくった。岡山合宿スタートから1ヶ月弱。佐々木監督は「試合の流れを感じながら戦い方を変えていくという点で成長した。若い選手の質も上がっている。コンセプトも浸透してきた」と総括した。
 先制後に攻め込みながら得点できないのは、中国に敗れた準決勝と同じだった。しかし選手は慌てない。「共通の意識を持って守備ができた」と永里優。約束事を徹底し、集中力は途切れなかった。我慢が実を結び、終盤に突き放した。
 準決勝の翌日、チームはホテルの外へ出掛け、焼き肉としゃぶしゃぶで英気を養った。17歳から33歳まで幅広い年齢構成のメンバーはピッチ外でも一層結束を強めた。勝負の北京五輪では当然今回の顔触れが軸となる。念願のメダル獲得へ、大黒柱の澤は「チームとしてまとまりつつある」と手応えを口にした。


超サカFLASH

来日
 日本サッカー協会は本日、国際親善試合(12日・国立競技場)で日本五輪代表候補と対戦するカメルーン五輪代表候補18人が8日に来日したと発表した。メンバーには24歳の選手1人が、オーバーエージ枠で入っている。

欠場
 スペイン2部リーグで、FW福田健二のラスパルマスは8日、ホームでシェレスと0−0で引き分けた。福田は欠場した。

全治2ヶ月
 J1札幌は本日、FW宮沢裕樹が左足の第5中足骨骨折で、全治2ヶ月と診断されたと発表した。8日の柏戦で負傷した。

親善
国際親善試合結果

アメリカ0−0アルゼンチン
チリ4−0パナマ
トリニダード・トバゴ1−1ジャマイカ
チリ0−0パナマ
ホンジュラス3−1ハイチ


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