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2008.06.10.TUE
ユーロ2008、スペインはビジャのハットトリックなどで大勝発進!!本日の超最新情報

INDEX

ハットトリック
ユーロ2008グループリーグ第1戦
グループD
スペイン4−1ロシア
ギリシャ0−2スウェーデン
スペインはビジャのハットトリックなどで大勝発進!

初練習
W杯アジア3次予選第5戦のタイ戦(14日)を控える日本代表がバンコクで初練習!中村俊輔と長友佑都はともに右足首痛で別メニュー調整!

実戦練習
U-23カメルーン戦(12日・国立)に向け、U-23日本代表候補は9対9のミニゲームなどの実戦練習を実施!

過去最高額
5月17日の浦和vsG大阪(埼玉ス)のサポーター暴動問題で、Jリーグが浦和に過去最高額の2000万円、G大阪に1000万円の制裁金!

J2主審担当
3月1日のゼロックス杯の鹿島vs広島で警告や退場処分を繰り返し、Jリーグの主審の担当から外されていた家本政明主審の措置を一部解除し、15日のJ2で主審を担当!

同店舗で1等
第339回のtoto BIGの1等(6億円)1口が奈良県大和郡山市の『アピタ大和郡山店』で販売され、初めて同じ店舗から1等が2度出る!

辞任
元日本代表監督でフェネルバフチェのジーコ監督が今季限りで辞任!

ユーロ展望
ユーロ2008グループリーグ・グループD・第1戦、44年ぶりの優勝を目指すスペインは知将ヒディング監督率いるロシアと激突!

爆勝
ユーロ2008グループリーグ第1戦
グループC
ルーマニア0−0フランス
オランダ3−0イタリア
死のグループCはオランダがW杯王者イタリアに圧勝!

告発
マンチェスター・ユナイテッドのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドがレアル・マドリードへの移籍希望をほのめかしている問題で、マンUがFIFAに抗議文を提出!

本日の超サカFLASH
7日にTBS系列で放送されたオマーン代表vs日本代表戦の平均視聴率は18.3%、瞬間最高視聴率は25.1%ほか


本文
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ハットトリック
ユーロ2008(欧州選手権)グループリーグ第1戦結果

グループD:

スペイン4−1ロシア
(インスブルック)
≪得点者≫
スペイン:ビジャ20、44、75、セスク89
ロシア:パフリチェンコ86
≪出場メンバー≫
スペイン
GK:
1.カシージャス
DF:
15.セルヒオ・ラモス
4.マルチェナ
5.プジョル
11.カプデビラ
MF:
21.シルバ
(78分.14 シャビ・アロンソ)
19セナ
8.シャビ・エルナンデス
6.イニエスタ
(74分12.カソルラ)
FW:
7.ビジャ
9.フェルナンド・トーレス
(54分10.セスク)
ロシア
GK:
1.アキンフェエフ
DF:
18.シロコフ
8.コロジン
14.シロコフ
22.アニュコフ
MF:
15.ビリアレトジノフ
20.セムショフ
(57分7.トルビンスキー)
11.セマク
17.ズリアノフ
21.シチョフ
(46分23.ブイストロフ)
(70分6.アダモフ)
FW:
19.パブリュチェンコ

ギリシャ0−2スウェーデン
(ザルツブルク)
≪得点者≫
スウェーデン:イブラヒモビッチ67、ハンソン72
≪出場メンバー≫
ギリシャ
GK:
1.ニコポリディス
DF:
2.セイタリディス
16.キルギアコス
19.アンザス
5.デラス
(70分20.アマナティディス)
15.トロシディス
MF:
9.ハリステアス
6.バシナス
21.カツラニス
10.カラグーニス
FW:
17.ゲカス
(46分7.サマラス)
スウェーデン
GK:
1.イサクソン
DF:
2ニルション
4.ペッター・ハンソン
3.メルベリ
7.アレクサンデション
(78分5.ストール)
MF:
8.アンデルス・スベンション
9.リュングベリ
21.ビルヘルムソン
19.ダニエル・アンデション
FW:
10.イブラヒモビッチ
(71分11.エルマンデル)
17.ヘンリク・ラーション

 ユーロ2008(欧州選手権)第4日は10日、オーストリアの2都市でグループリーグ・グループDの第1戦の2試合が行われ、インスブルックではスペインがFWビジャの今大会第1号ハットトリックなどでロシアに4−1と圧勝した。ザルツブルクでは前回優勝のギリシャがスウェーデンに0−2で敗れた。
 ビジャは前半20分に横パスを流し込んで先制し、同44分と後半30分にも決めた。終了間際の4点目はMFセスクが頭で押し込んだ。スウェーデンは後半22分にFWイブラヒモビッチが豪快に右足で先制し、5分後にDFハンソンが加点した。

【ビジャがハットトリック達成】
 スペインが緩急自在な動きで試合のペースを握り、ロシアに本領を発揮させなかった。“らしさ”を演出したのが、ハットトリックで殊勲者のFWビジャだ。
 ビジャは前半20分、2トップを組んだエースFWフェルナンド・トーレスが相手GKを引きつけて出したパスに走り込んで楽々と先制点。前半終了間際にはエースが守備陣を引き付けたおかげでスルーパスにタイミング良く反応できて2点目を挙げた。後半30分には速攻から3点目をもぎ取った。
 ハットトリックはユーロ(欧州選手権)史上7人目の快挙。スペイン選手では初めてで、2度のプラティニ欧州連盟(UEFA)会長やファンバステン・オランダ監督らビッグネームの仲間入りを果たした。「最初の2点はフェルナンド・トーレスのおかげ。3点目は彼に譲ろうと思ったんだけど」と上機嫌。
 今季、ビジャが所属するバレンシアはスペインリーグで最後まで残留争いを繰り広げ、辛いシーズンを送った。うっぷんを晴らすかのようなゴールラッシュ。しかも主将として長らく代表を牽引してきたラウールの背番号「7」を引き継いでの活躍。アラゴネス監督は「簡単な勝利のように見えるが、そうじゃない。この勝利は我々を心理的に助けてくれるだろう」と称賛した。
 移籍したリバプールで好成績を残したフェルナンド・トーレスや、アーセナルのセスクら若手がイングランドプレミアリーグで脚光を浴びる中、一気に存在感を浮かび上がらせた。「この日のパフォーマンスを続けないと」とビジャ。1964年の地元開催以来の2度目の優勝を見据えた。

【ロシア、エースの出場停止が響く】
 ロシアは1−4のスコアほどスペインとの実力差はなかった。ボール支配率は相手を上回り、好機を何度もつくったが決定力不足。欧州連盟(UEFA)カップでゼニトの優勝に大きく貢献したエースFWアルシャビンを出場停止で欠いた影響が大きかった。
 ヒディング監督は「運がなかった。結果には失望しているが、まだ2試合ある」と前を向いたが、エースは次のギリシャ戦も出場停止で苦しい状況だ。

【イブラヒモビッチが圧巻ゴール】
 スウェーデンは後半22分にエースFWイブラヒモビッチが豪快に右足で先制ゴールすると、5分後にはDFペッター・ハンソンが追加点を奪った。
 スウェーデンは動きの切れと気迫でギリシャを圧倒した。ラーゲルベック監督は「完璧に近い出来だった。100パーセント、勝利に値した」と満足そうだった。
 イブラヒモビッチが決めた先制点が圧巻だった。後半22分、DF2人の間を抜く強いパスをヘンリク・ラーションへ通すと、すぐ戻された球に走り込んで右足で左上隅に強烈な大砲を叩き込んだ。
 代表では約2年半、15試合ぶりのゴールに「左上に狙いどころが見えたので迷わずに蹴った。最高だよ」と大喜びだった。

【前回王者ギリシャにブーイング】
 目を覆いたくなるような光景だった。前半の終わりに近づくとギリシャはDF間で横パスを回し続けた。攻める意思を全く見せず、耳をつんざくブーイングを誘った。
 とても連覇を狙うチームとは思えないふがいなさ。前回大会で奇跡的な優勝に導いたドイツ人のレーハーゲル監督は「これほどひどい試合をするとは思わなかった」と切り捨てた。ほぼ5バックで臨み、相手のエースFWイブラヒモビッチを密着マークさせたが、あまりに守備的な戦術が選手の積極性を奪ったか。
 今大会のギリシャは、ドイツブンデスリーガで得点王になった実績を持つゲカスら新戦力を上乗せし、ワールドカップ(W杯)予選で敗退した3年前より格段にレベルアップしたと評判だった。だが、この日の戦いぶりからは浮上の気配はうかがえなかった。


初練習
 ワールドカップ(W杯)アジア3次予選第5戦のタイ戦(14日)を控える日本代表は本日10日、バンコク入りしてから初めての練習を行った。
 中村俊(セルティック)は右足首痛で長友(FC東京)とともに別メニューで調整。日本サッカー協会の広報担当は「7日の試合(オマーン戦)で痛めたのではなく、もともと痛みがあった。今日は気になったので、大事を取った。14日の出場は支障がない見込み」と話した。
 バンコクへ到着した9日は、予定していた練習を中止して疲労回復に努めた。
 敵地での7日のオマーン戦を1−1と引き分けた日本は、グループ2で2勝1分け1敗の勝ち点7で2位につける。同1で最下位のタイに勝つか引き分ければ、もう1試合のバーレーン(同10)vsオマーン(同4)の結果次第で日本の同グループ2位以内が確定し、最終予選進出が決まる。

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W杯アジア3次予選の
日本代表メンバー24名


【涼しく感じるぐらい】
 練習場の気温は34度で湿度も高めだったが、マスカットの酷暑を経験してきた岡田監督は「むしろ涼しく感じるぐらい。これで一雨あればもっといい」と暑さは気にならない様子だ。
 中澤(横浜M)は「やってみないと分からないが、気候がどうこうで結果の言い訳はしたくない。条件は相手も同じ」と数々の修羅場をくぐったベテランらしく頼もしかった。

【川口が練習復帰】
 マスカット(オマーン)では体調を崩し静養していたGK川口(磐田)が練習に復帰した。一時は下痢と胃痛で「寝返りを打つのも苦しいぐらい」というほどだったが、何とか回復した。
 この日はGK練習のメニューを全てこなし「まずはこうして練習できる幸せを感じている」と久しぶりの笑顔を見せた。原因は不明だが、バンコクでは「なるべく火が通ったものだけを食べるようにしている」と細心の注意で体調維持に努めている。


実戦練習
 北京五輪のU-23日本代表候補は本日10日、カメルーン五輪代表候補との親善試合(12日・国立競技場)に向けて東京都内で調整し、実戦練習で戦術を確認した。
 反町監督は、五輪のグループリーグ3試合が全て午後5時開始という点を意識し、同じ時間帯にコート全面を使た9対9のミニゲームなどを組んだ。「食事時間など、本番のために生活リズムを変えてみた」という試み。同監督は「チームに競争心が生まれており、(自分が)何も言わなくても盛り上がってきている」と手応えを話した。
 9対9のミニゲーム形式では主力組で李(柏)、森本(カターニャ)が2トップを組み、素早いパス回しやサイドチェンジのタイミングを徹底した。前日の練習で左足首を痛めた伊野波(鹿島)は全体練習に参加しなかった。
 五輪代表決定前の最後の実戦となるカメルーン戦は、北京で顔を合わせるナイジェリアに見立てられる相手。ミニゲームで精力的に得点したエスクデロ(浦和)は、「五輪に出たいのはみんな一緒。アフリカとはいい試合になると思う」と話した。

U-23日本代表
GK:
山本海人(清水)
西川周作(大分)
DF:
伊野波雅彦(鹿島)
水本裕貴(G大阪)
田中裕介(横浜M)
青山直晃(清水)
森重真人(大分)
吉田麻也(名古屋)
MF:
本田拓也(清水)
谷口博之(川崎)
水野晃樹(セルティック)
梶山陽平(FC東京)
青山敏弘(広島)
上田康太(磐田)
細貝萌(浦和)
本田圭佑(VVV)
梅崎司(浦和)
FW:
李忠成()
興梠慎三(鹿島)
森本貴幸(カターニャ)
エスクデロ・セルヒオ(浦和)

【五輪のシミュレーション】
 通常は直後に行われる試合時間に合わせて練習を行うが、この日は午後4時半と早めに開始した。
 北京五輪は午後5時に試合開始となるため、反町監督は「本番の試合時間に合わせて生活形態も変えた。選手のパフォーマンスにどういう影響があるか見てみたかった」と、朝食や昼食の時間も変更して、本番へのシミュレーションを行ったと説明した。少ない時間を有効に利用し、2ヶ月後に迫った大会へ備えている。

【2年ぶりに日本で試合の森本】
 約2年ぶりに日本で試合をする森本は「出たら自分が点を取って勝ちたい。いろんな人が見てくれると思うので、いいゲームを見せたい」とカメルーン戦に向けて意欲十分だ。試合形式の練習では主力組に入り、先発出場の可能性は高い。
 5月下旬のトゥーロン国際大会で初招集。まだ連係不足は否めないが「チームに加わって間もないので、いまは戦術を理解している途中。試合では問題ない」と前向きに話した。


過去最高額
 Jリーグは5月17日に埼玉スタジアムで行われたJ1の浦和レッズvsガンバ大阪の試合後に両チームのサポーターがもみ合いとなり、G大阪のサポーター約800人が足止めされた問題で本日10日、浦和に過去最高額の制裁金2000万円を、G大阪には制裁金1000万円を科した。
 試合を主催した浦和は警備体制に不備があったこと、G大阪はサポーターの挑発行為を防げなかったことが理由とされた。両チームはけん責処分も受けた。2選手が酒気帯び運転などで摘発された鹿島はけん責処分と制裁金300万円を科された。
 柏の選手が少年だった2001年に住居侵入と窃盗で起訴された事件については、柏と当時の所属先だった神戸の責任は問えないとして処分しなかった。
 鬼武健二チェアマンは「サッカースタジアムが危険という印象を社会に与えてしまった責任は重大」と浦和への厳罰の理由を説明した。


J2主審担当
 日本サッカー協会の松崎康弘審判委員長は本日10日、ゼロックス・スーパーカップ(3月1日)の鹿島vs広島で警告や退場処分を繰り返し、Jリーグの主審の担当から外されていた家本政明主審の措置を一部解除し、15日のJ2で主審を務めると明らかにした。当面はJ2で笛を吹く。J1への復帰時期は審判委員会が判断する。
 家本主審は国際試合やJリーグのサテライトリーグ、練習試合で主審を担当するなどして、審判技術の向上に取り組んだ。松崎審判委員長は「この3ヶ月間で改善の兆しが見える」と話した。


同店舗で1等
 サッカーくじを運営する日本スポーツ振興センターは本日10日、第339回のtoto BIGで2口出た6億円の1等当選のうち、1口は奈良県大和郡山市の「アピタ大和郡山店」で販売されたと発表した。
 同店からは第278回にも1等(当選金額は約5億6300万円)が出ており、同じ店舗から2度出たのは初めて。


辞任
 トルコスーパーリーグ、フェネルバフチェは本日10日、ジーコ監督と来季の契約を更新しないと発表した。アジズ会長は「ジーコ氏と話し合った結果、同意できなかった。双方に希望があり、歩み寄れなかった」と話した。
 元日本代表監督のジーコ監督はフェネルバフチェ就任1年目の2006−2007年シーズンにリーグ優勝に導いた。今季は欧州チャンピオンズリーグでクラブ史上初のベスト8に勝ち進んだが、国内リーグは2位だった。


ユーロ展望
ユーロ2008(欧州選手権)グループリーグ第1戦日程

グループD:

日本時間25:00〜
スペインvsロシア
(インスブルック)

日本時間27:45〜
ギリシャvsスウェーデン
(ザルツブルク)

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超ユーロ2008特集

 ユーロ2008(欧州選手権)は本日10日にグループD第1戦の2試合が行われる。毎回優勝候補の一角に挙げられながら久しくタイトルから遠ざかっているスペインは、ロシアと対戦。44年ぶりの優勝を目指してスタートを切る。また、前回優勝のギリシャはスウェーデンと対戦する。
 目下16試合連続無敗と好調で、44年ぶりの優勝への期待も高まるスペイン。だが、MFイニエスタは、「何かが起こっても、我々の戦術を変える必要はない。とにかく自分達のプレーに集中すること。それが実行できて、我々らしいプレーができれば勝利できるだろう。相手は主力2人を欠いているが、ロシアの怖さは特定の個人の力ではなくチーム全体にある」と気を引き締める。
 スペインは、2、3月の親善試合でフランスとイタリアに連勝するなど、結果だけを見ると仕上がりは順調だ。しかし、フェルナンド・トーレス、ビジャ、グイサと自慢のFW陣を抱えながら、最近5試合で2得点以上がわずかに1回。得点力不足に苦しむアラゴネス監督は、以前の1トップから2トップに変更し、ロシア戦にはF・トーレスとビジャを前線に据えてくる見込み。なお、これによってセスク・ファブレガスがベンチに回り、中盤はシャビ・エルナンデス、シャビ・アロンソ、セナを軸に組むと見られている。
 対するロシアでは、アルシャビンが出場停止の上にポグレブニャクが膝の故障で戦線離脱と主力2選手が不在。知将ヒディンク監督は、「今は嘆くことしかできない。なんとかチーム全体でカバーできることを信じているが、とにかく希望のある試合がしたい。サポーターは、リスクを恐れず攻撃的に戦うチームを見たがっている。それを目指すため、少し戦術的に手を入れている」と語り、スペインに対して攻撃的に挑むことを宣言していた。
 もう1試合では、ディフェンディングチャンピオンのギリシャとスウェーデンが激突する。前回大会の優勝をフロックだという声もあったギリシャだが、今大会予選を悠々トップ通過し、そんな周囲を黙らせた。守備的なイメージの強かったスタイルも、予選では12試合で25得点を挙げるなど攻撃的なオプションも獲得。今大会はまずベスト8進出を第一の目標に掲げている。
 ゲカス、アマナティディスとともに3トップの一角として先発する可能性が高いFWハリステアスは、「得点はしたいけれど、大事なのは試合に勝つこと。特に初戦は重要。お互いフィジカルが強く、戦術を重視して速攻を狙うという意味で似たチーム同士だといえる」と、展望を話した。
 一方のスウェーデンは、ラーションとイブラヒモビッチの超強力2トップが何よりも注目を集める。このところ非公開でセットプレーの練習を多く行っていたラガーバック監督は、「ギリシャは、基本に忠実でよく組織されたチーム。我々のスタイルとも共通点が多い。クレバーに戦うことが重要で、攻め過ぎて守備に穴が空かないよう注意深く戦わなければ」と、慎重な展開を予測していた。


爆勝
ユーロ2008(欧州選手権)グループリーグ第1戦結果

グループC:

ルーマニア0−0フランス
(チューリヒ)
≪出場メンバー≫
ルーマニア
GK:
1.ロボンツ
DF:
3.ラツ
15.ゴイアン
4.ターマシュ
2.コントラ
MF:
5.キブ
6.ラドイ
(89分20.ディカ)
11.コチシュ
(89分8.コドレア)
FW:
10.ムトゥ
(78分18.マリウス・ニクラエ)
21.ダニエル・ニクラエ
16.ニコリツァ
フランス
GK:
23.クペ
DF:
3.アビダル
5.ギャラス
15.テュラム
19.サニョール
MF:
7.マルダ
6.マケレレ
20.トゥララン
22.リベリー
FW:
9.ベンゼマ
(72分18.ゴミ)
8.アネルカ
(78分11.ナスリ)

オランダ3−0イタリア
(ベルン)
≪得点者≫
オランダ:ファン・ニステルローイ26、スナイデル31、ファン・ブロンクホルスト79
≪出場メンバー≫
オランダ
GK:
1.ファン・デルサール
DF:
5.ファン・ブロンクホルスト
4.マタイセン
21.ブラルーズ
(77分3.ハイティンガ)
2.オーイェル
MF:
8.エンヘラール
17.デ・ヨング
10.スネイデル
23.ファン・デルファールト
18.カイト
(81分20.アフェライ)
FW:
9.ファン・ニステルローイ
(70分7.ファン・ペルシ)
イタリア
GK:
1.ブッフォン
DF:
19.ザンブロッタ
23.マテラッツィ
(54分3.グロッソ)
6.バルザッリ
2.パヌッチ
MF:
8.ガットゥーゾ
21.ピルロ
13.アンブロジーニ
11.ディ・ナターレ
(64分7.デル・ピエロ)
FW:
9.トニ
16.カモラネージ
(75分18.カッサーノ)

 ユーロ2008(欧州選手権)第3日は9日、スイスの2都市でグループリーグ・グループCの第1戦の2試合が行われ、ベルンでは前回4強のオランダが2年前のワールドカップ(W杯)ドイツ大会覇者のイタリアに3−0で完勝した。チューリヒではW杯準優勝のフランスがルーマニアと0−0で引き分けた。
 1988年大会以来2度目の優勝を目指すオランダは、前半26分にファン・ニステルローイが先制。5分後にはスナイデルが右足で加点し、後半34分にファン・ブロンクホルストがヘディングでダメ押しした。
 フランスは優勢に試合を進めたが、決め手を欠いた。

【オランダが伝統と決別し戦術変化】
 難しいバウンドを見極めて右足を鋭く振り抜き、飛び出すGKブッフォンの横を擦り抜けるシュートで2点目を奪ったスナイデルが興奮気味に言った。「完璧な仕事ができた。すごく自信が深まった」。時代錯誤と批判された伝統の戦術を見切ったオランダが、個々の力を素直に引き出してW杯王者を粉砕した。
 監督が誰だろうと、オランダはウイングの突破力を生かす4−3−3をかたくなに守ってきた。今大会の予選もそれで勝ち上がったが、最終戦でベラルーシに敗れたことが転機になった。
 イタリアやスペインで経験を積んだ主力達が、変化を求めてファン・バステン監督に直談判。43歳の指揮官は、手元に豊富な司令塔や2列目タイプの選手を、1トップの下に並べる4−2−3−1に切り替えた。
 練習試合で連係を磨いたチームは、サイド攻撃に偏重せず長短のパスを臨機応変につないだ。「最後まで機能的なサッカーができた。誇りに思う」と同監督。1978年以来勝てなかった苦手のイタリアに完勝し、新生オランダを強く印象づけた。

【イタリアは初の初戦黒星】
 イタリアはW杯を制した2年前の面影がなく、力負けした。ドナドーニ監督は「切り替えて残り2試合に臨みたい」と渋い表情。1980年大会から導入されたグループリーグで、イタリアが初戦に敗れるのは初めてだ。
 ファン・ニステルローイの先制点は、左後方からのシュートをゴール前で合わせた瞬間にオフサイドにも見えた。サポーターは主審に激しいブーイングを浴びせたが、同監督は「判定は覆らないのでしょうがない。あの時点では、まだ十分に挽回(ばんかい)できたはずだが」と、予想外の完敗にショックを隠せなかった。

【フランス、初戦で痛い引き分け】
 試合終了後の両サポーターの姿が全てを象徴した。勝ったように喜ぶルーマニアに対し、青色に染まった席からはブーイングとともにゴミが舞った。フランスには痛い0−0の引き分けだ。
 イタリア、オランダと強豪がひしめき「死のグループ」と形容されるグループリーグ・グループC。突破のためには最も力が劣るルーマニアに勝つ必要があった。だが、自陣を固める相手を崩す創造性がなかった。

【ルーマニア、極端な守備が的中】
 ルーマニアのピチュルカ監督は「いい結果だったと思う」と引き分けに落胆の様子はなかった。攻撃時でも自陣に5人ほどを残す極端な守備的戦略で、フランスに得点を与えなかった。
 強豪揃いのグループCで最も評価が低いルーマニアには、グループリーグ突破に向けて貴重な勝ち点1。同監督は「フランスにとっては最悪の試合だったのでは?」と相手を気遣う余裕も見せた。


告発
 イングランドプレミアリーグ、マンチェスター・ユナイテッドのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドがレアル・マドリード(スペイン)への移籍希望をほのめかしている問題で、マンUは9日、レアルが再三獲得の意思を公言してロナウドを誘導しているとして、国際サッカー連盟(FIFA)に抗議文を提出したことを明らかにした。
 ロナウドは2012年までマンUと契約を結んでいるが、一部メディアにレアルへの移籍希望を語ったとされ、ユーロ2008(欧州選手権)終了後に去就を明らかにするとしている。マンUはロナウド放出の意思がないことを明確にしている。


超サカFLASH

18.3%
 ビデオリサーチ社は9日、7日にTBS系列で放送されたオマーン代表vs日本代表戦の平均視聴率(関東地区)は18.3%、瞬間最高視聴率は25.1%だったと発表した。

vsボーフム
 J1の横浜Mは本日、ドイツブンデスリーガでMF小野伸二が所属するボーフムと7月31日に日産スタジアムで親善試合を行うと発表した。キックオフは午後7時の予定。

親善
国際親善試合結果

メキシコ4−0ペルー


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