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2008.06.23.MON
日本代表が8月にウルグアイ代表と対戦!!本日の超最新情報

INDEX

30日発表
24歳以上のオーバーエージ選手を初めて招集する北京五輪の男子日本代表候補メンバーは30日に発表!

記者会見
2シーズン目を迎えるフットサルのFリーグは7月12日に開幕!2連覇を狙う名古屋は開幕戦で湘南と対戦!

24年ぶり4強
ユーロ2008準々決勝
スペイン0−0(PK4−2)イタリア
スペインがPK戦の末にイタリアを下し、1984年大会以来の準決勝進出!

全10カ国決定
W杯アジア3次予選第6戦(最終戦)
グループ1
オーストラリア0−1中国
イラク0−1カタール
グループ3
韓国0−0北朝鮮
ヨルダン2−0トルクメニスタン
グループ4
サウジアラビア4−0ウズベキスタン
レバノン1−2シンガポール
グループ5
イラン2−0クウェート
UAE1−3シリア
カタールとUAEが最終予選進出を決め、最終予選出場の全10カ国が出揃う!アジア王者イラクは3次予選敗退!

首位浮上
W杯アフリカ2次予選第4戦
グループ3
アンゴラvsウガンダ
(試合延期)
グループ5
ガーナ2−0ガボン
グループ7
コートジボワール4−0ボツワナ
グループ12
エジプト2−0マラウィ
グループ7はコートジボワールが首位に浮上!アンゴラvsウガンダは審判の遅刻で延期!

12チーム決定
W杯北中米カリブ海2次予選第2戦
バルバトス0−1(TOTAL0−9)アメリカ
バーミューダ0−2(TOTAL2−3)トリニダード・トバゴ
アメリカ、トリニダード・トバゴ、スリナム、キューバ、エルサルバドル、ハイチの3次予選進出が決定し、3次予選に出場する全12チームが出揃う!

ユーロ絶望
ユーロ2008で準決勝に進出したトルコのFWニハトが右太もも負傷で残り試合を欠場!

新監督
ブラックバーンの新監督に元イングランド代表MFインス氏(40)が就任!プレミアリーグで英国生まれの黒人監督が就任するのは史上初!

ペレが強盗被害
ブラジルのサッカーの「王様」ペレ氏がサンパウロの路上で集団強盗の被害!

vsウルグアイ
W杯アジア最終予選進出を決めた日本代表が、最終予選前の8月に国内でウルグアイ代表と対戦!

1位突破
W杯アジア3次予選第6戦(最終戦)
グループ2
日本代表1−0バーレーン代表
オマーン代表2−1タイ代表
日本は後半ロスタイムの決勝弾で3次予選1位通過!

本日の超サカFLASH
日本代表vsバーレーン代表戦の平均視聴率は16.4%ほか


本文
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30日発表
 日本サッカー協会は本日23日、北京五輪に出場する男子日本代表候補を30日に発表することを明らかした。候補メンバーは7月7日から3日間の国内合宿を行う。
 原則23歳以下のチームに3人まで採用が認められている24歳以上のオーバーエージ(OA)選手を初めて招集するとみられている。
 五輪代表は7月中旬に発表予定で、24日にオーストラリア、29日にアルゼンチンと壮行試合を行う。


記者会見
 7月12日に2シーズン目の開幕を迎えるフットサルのFリーグは本日23日、東京都内で全8クラブの監督と選手の代表者が出席して記者会見を行い、2連覇を狙う名古屋のアジウ新監督は「連覇に向けてチーム一丸となって全力で戦う」と力強く抱負を述べた。
 Fリーグは来年2月8日の最終節まで3回戦総当たりで争う。開幕戦で名古屋は湘南と対戦する。
 Fリーグは2009年9月に始まる予定のシーズンから最大で2クラブの新規参入を認める。今年8月に募集を行い、10月9日に決定する。日本フットサル連盟の大仁邦弥会長は「最終的には16チームまで増やしたい」と話した。


24年ぶり4強
ユーロ2008(欧州選手権)準々決勝結果

スペイン0−0(PK4−2)イタリア
(ウィーン)
≪出場メンバー≫
スペイン
GK:
1.カシージャス
DF:
15.セルヒオ・ラモス
5.プジョル
4.マルチョナ
11.カプデビラ
MF:
6.イニエスタ
(59分12.カソルラ
19.セナ
21.シルバ
8.シャビ
(60分10.ファブレガス)
FW:
7.ビシャ
9.トーレス
(85分17.グイサ)
イタリア
GK:
1.ブッフォン
DF:
19.ザンブロッタ
2.パヌッチ
4.キエッリーニ
3.グロッソ
MF:
22.アクイラーニ
(103分7.デル・ピエロ)
10.デ・ロッシ
13.アンブロジーニ
20.ペッロッタ
(58分16.カモラネージ)
FW:
18.カッサーノ
(75分11.ディ・ナターレ)
9.トニ

NEW!
超ユーロ2008特集

ユーロ2008(欧州選手権)準決勝日程

25日(水)
日本時間27:45〜
ドイツvsトルコ
(バーゼル)

26日(木)
日本時間27:45〜
ロシアvsスペイン
(ウィーン)

 ユーロ2008(欧州選手権)は22日、ウィーンのエルンスト・ハッペル・スタジアムで準々決勝の残り1試合が行われ、11大会ぶり2度目の優勝を目指すスペインがワールドカップ(W杯)覇者イタリアと0−0で迎えたPK戦を4−2で制し、1984年大会以来の準決勝進出を果たした
 試合は暑さもあってスローな展開のまま90分が経過し、準々決勝3試合目の延長戦へ。互いに決定機を作れないまま0−0で延長戦も終了した。
 PK戦では、スペインが3人続けて成功したのに対し、イタリアは2人目のデ・ロッシのキックがスペインGKカシージャスに止められ、3−1。イタリアGKブッフォンがスペイン4人目のグイサを止めたが、カシージャスもディ・ナターレを止め、最後はスペイン5人目のセスクが成功させて試合を決めた。
 大会は4強が出揃い、2日間の休養日を挟んで25日から準決勝がスタート。スペインは26日にウィーンでロシアと対戦する。

【スペイン、恐怖心とジンクスを克服】
 土俵際で踏ん張って結果を出す。これまでのスペインにとっては難しかったことだ。PK戦で2本のキックを止めたGKカシージャスは「延長戦とPK戦の前に恐怖心が頭をよぎった。でも勝って壁を打ち破れた」と実感を込めた。
 アラゴネス監督が「攻撃はテンポが遅く、美しくなかった」と認めたように、自慢のパス回しが精彩を欠いた。リズムに乗れず、若い攻撃陣には焦りがうかがえた。
 後半35分、セナの右足シュートをGKブッフォンがこぼしたが、ポストに跳ね返される。延長前半3分にはシルバ、同後半終了直前にはカソルラが、ともに決定的な一発を外した。
 スペインは「6月22日に準々決勝でPK戦負け」というジンクスを抱えていた。記憶に新しいのは韓国に屈した2002年W杯だが、1986年W杯と1996年欧州選手権でも同じ状況に置かれて敗退していた。
 先蹴りで1人目という重圧の中でビジャが力強く決め、流れを呼んだ。勝負強さに定評があるイタリアとのPK戦を制し、69歳の指揮官は「我が国にとって、これは偉業だ」と誇った。

【イタリアは苦手】
 スペインはW杯とユーロ(欧州選手権)を通じてイタリアに勝ったことがない。PK戦を制しても記録上は引き分けとして残るが、アラゴネス監督は「プライドが懸かっていた。大事な勝利だ」と誇らしげだった。
 国際試合の連勝は10に伸びた。2006年11月を最後に負けがなく「無敵艦隊」の愛称にふさわしい強さを維持している。

【余力なかったイタリア】
 イタリアは粘って無失点に抑えたが、PK戦に勝つ余力はなかった。ともに試合中に脚を痛めたデ・ロッシとディナターレが威力不足のキックを止められ、W杯に続く優勝への道が途絶えた。
 「すごく残念だが、全力は尽くした。これ以上は求められない」とドナドーニ監督。決定的なラストパスを出せるピルロと、執拗な守備で相手の戦意を喪失させるガットゥーゾを出場停止で欠いた穴は埋めきれなかった。
 悔やまれるのは後半39分。右クロスに合わせてトニが必死で右足を伸ばしたが、シュートはできなかった。触らずに流していれば、フリーで走り込んでいたグロッソへの絶好のパスとなったはずだ。必死さが裏目に出た。
 W杯王者の貫禄は示せなかった。ドナドーニ監督は「重くのしかかる敗退だ」と正直だった。

【トニは最後まで不発】
 イタリアは予選でチーム最多5得点のトニが本大会で不発に終わった。ドイツブンデスリーガ得点王としても期待されたストライカーは「申し訳ない」と下を向いた。
 フランスを破ったグループリーグ最終戦で再三の好機を逃し、バイエルン(ドイツ)の同僚クローゼに「ボールという親友とケンカしてばかりだよ」と携帯電話でメッセージを送ったという。最後まで“仲直り”はできなかった。


全10カ国決定
W杯アジア3次予選第6戦(最終戦)結果

グループ1:

オーストラリア0−1中国
≪得点者≫
中国:孫祥12

イラク0−1カタール
≪得点者≫
カタール:セイド・ベシル77

グループ3:

韓国0−0北朝鮮

ヨルダン2−0トルクメニスタン
≪得点者≫
ヨルダン:ハサン・マフムード66、67

グループ4:

サウジアラビア4−0ウズベキスタン
≪得点者≫
サウジアラビア:ハウサフィ37、88、アテーフ6、アル・ハルシ56

レバノン1−2シンガポール
≪得点者≫
レバノン:アメル・ハン70
シンガポール:オウンゴール75、ウィルキンソン76

グループ5:

イラン2−0クウェート
≪得点者≫
イラン:ネクナム17、レザイー89

UAE1−3シリア
≪得点者≫
UAE:イスマイル・マタル80=PK
シリア:アル・フセイン34、51、アル・ハティブ89

W杯アジア最終予選出場国

グループ1

オーストラリア
カタール

グループ2

日本
バーレーン

グループ3

韓国
北朝鮮

グループ4

ウズベキスタン
サウジアラビア

グループ5

イラン
UAE(アラブ首長国連邦)

 ワールドカップ(W杯)アジア3次予選最終戦は22日、各地で行われ、カタールとアラブ首長国連邦(UAE)が突破を決めて9月からの最終予選に進む10カ国が出揃った。
 カタールは昨年のアジアカップを制したイラクを1−0で破り、グループ1・2位で最終予選に進出。UAEはシリアに1−3で敗れて勝ち点で並ばれたが、得失点差でグループ5・2位をキープして3次予選を通過した。
 最終予選の組み合わせ抽選は27日にクアラルンプールで行われる。

【4位と5位どちらが有利?】
 日本はサッカーのワールドカップ(W杯)ドイツ大会の成績がオーストラリア、韓国、イランに次ぎ、サウジアラビアと並んで4位。このため27日のアジア最終予選組み合わせ抽選直前のくじ引きでサウジアラビアと日本の4、5位を決定する。
 日本は4位となれば3位の強豪イランとは別のグループに振り分けられる。一方で日程は、9月6日の初戦と来年6月17日の最終戦がアウェーでの戦いを強いられる。
 5位の場合は初戦と最終戦がホームでできるメリットがあり、さらに来年6月6、10、17日の3連戦は6日の試合がないため2連戦に軽減される。ただしイランかサウジアラビアのどちらかとは必ず同グループになる。


首位浮上
W杯アフリカ2次予選第4戦結果

グループ1:

カポベルデ諸島3−1モーリシャス

グループ2:

ギニア4−0ナミビア
ジンバブエ0−0ケニア

グループ3:

ベニン2−0ニジェール
アンゴラvsウガンダ
(審判の遅刻で23日に延期)

グループ5:

ガーナ2−0ガボン

グループ7:

コートジボワール4−0ボツワナ
モザンビーク3−0マダガスカル

グループ8:

エチオピア6−1モーリタリア

グループ10:

マリ3−0スーダン
コンゴ2−0チャド

グループ12:

エジプト2−0マラウィ
DRコンゴ5−1ジプチ

 2010年ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会のアフリカ2次予選は22日、各地で第4戦が行われ、グループ7のコートジボワールはボツワナに4−0で大勝し、勝ち点を8に伸ばして首位に浮上した。
 このほか、エチオピアはモーリタニアに6−1の勝利。コンゴ民主共和国は5−1でジブチに勝利した。
 なお、アンゴラvsウガンダの試合では、審判団の遅刻により翌日の23日に延期された。
 審判団は20日に現地入りする予定であったが、FIFAが発表したところによればケニア人の審判団がまだケニアにいたことが発覚。このため、試合は22日のキックオフまで数時間というところでやむなく延期が決定された。


12チーム決定
W杯北中米カリブ海2次予選第2戦結果

バルバトス0−1(TOTAL0−9)アメリカ

バーミューダ0−2(TOTAL2−3)トリニダード・トバゴ

ガイアナ1−2(TOTAL1−3)スリナム

キューバ4−0(TOTAL8−3)アンティグア・バーブーダ

エルサルバドル3−1(TOTAL3−2)パナマ

オランダ領アンティル0−1(TOTAL0−1)ハイチ

 W杯北中米カリブ海2次予選第2戦は22日、6試合が行われ、アメリカ、トリニダード・トバゴ、スリナム、キューバ、エルサルバドル、ハイチの3次予選進出が決定し、3次予選に出場する全12チームが出揃った。
 3次予選は12チームが3グループに分かれてリーグ戦を行い、各グループ上位2チームが4次予選に進出する。3次予選は8月20日から11月19日まで行われる。
 3次予選の組み合わせは以下の通り。

W杯北中米カリブ海3次予選組み合わせ

グループ1:

アメリカ、グアテマラ、トリニダード・トバゴ、キューバ

グループ2:

メキシコ、ジャマイカ、ホンジュラス、カナダ

グループ3:

コスタリカ、スリナム、エルサルバドル、ハイチ


ユーロ絶望
 トルコ・サッカー協会は22日、ユーロ2008(欧州選手権)で準決勝に進出した代表チームからFWニハト・カフベチが故障で離脱したと発表した。残り試合には出場しない。
 ニハトは今大会2得点で同国初の4強入りに貢献したが、クロアチアをPK戦の末に破った20日の準々決勝の途中に右太ももを痛めた。


新監督
 イングランドプレミアリーグのブラックバーンは22日、来季からの新監督として元イングランド代表MFのポール・インス氏(40)と3年契約を結び、就任を発表した。ブラックバーンは今季まで指揮を執ったマーク・ヒューズ前監督が、同じリーグのマンチェスター・シティー監督に転任していた。
 インス氏は現役時代、マンチェスター・ユナイテッド、リバプールなどで活躍し、母国代表で1度のワールドカップ(W杯)、2度のユーロ(欧州選手権)に出場。今季率いたミルトンキーンズでイングランド4部リーグを制し、同3部へ昇格させた。イングランドプレミアリーグで、英国生まれの黒人監督が就任するのは初めて。


ペレが強盗被害
 ブラジルのサッカーの「王様」ペレ氏が今月13日、同国サンパウロ州沿岸部のグアルジャの路上で自動車に乗っていたところ、約10人の武装した集団に囲まれ、携帯電話や金のネックレス、腕時計などを奪われた。ペレ氏と運転手にケガはないという。22日付の地元紙エスタド・ジ・サンパウロが報じた。
 犯人側は直後に車内にいたのがペレ氏だと気付き、運転手から奪った品々は返したものの、ペレ氏の品物はそのまま持って逃げたという。
 ペレ氏はサンパウロから自宅があるグアルジャに帰る途中だった。現場近くには「ファベーラ」と呼ばれるスラム街があり、トンネル近くを走行中に集団に止められたという。


vsウルグアイ
 W杯最終予選進出決めた日本代表が、最終予選を前にウルグアイ代表と国際親善試合で対戦することが22日、明らかになった。
 日本サッカー協会はまだ発表していないが、8月の親善試合(ホーム)で対戦する。ウルグアイは第1回ワールドカップ(W杯)の優勝国で、W杯2度制覇の古豪。FIFA(国際サッカー連盟)ランクは26位(日本は38位)。これまで日本とは親善試合で3度対戦し1勝1分1敗。
 現在、W杯南米予選を戦っており、ブラジルに次いで6位。ただ、6試合を終えた時点で15得点はトップで、南米随一の得点力を誇る。無条件でW杯出場となる4位以内を目指している。
 中心選手ははFWフォルラン(アトレティコ・マドリード)で、今季のスペインリーガエスパニョーラで16得点を挙げ、リーグ4位に貢献した。ほかにもFWレコバ(トリノ)など、多くの選手が欧州でプレーしている。岡田ジャパンにとって貴重なテストの場となりそうだ。


1位突破
W杯アジア3次予選第6戦(最終戦)結果

グループ2:

日本代表1−0バーレーン代表

会場:埼玉スタジアム2002
観衆:51180人
主審:イルマトフ(ウズベキスタン)
天気:雨
気温:20℃
湿度:90%
ピッチ:全面良芝

≪得点者≫
日本:内田89

≪出場メンバー≫
日本代表
GK:
18.楢崎正剛(名古屋)
DF:
6.内田篤人(鹿島)
2.中澤佑二(横浜M)(cap)
4.田中マルクス闘莉王(浦和)
15.安田理大(G大阪)
(73分5.今野泰幸(FC東京))
MF:
10.中村俊輔(セルティック)
7.遠藤保仁(G大阪)
14.中村憲剛(川崎)
17.本田圭佑(VVV)
(80分12.巻誠一郎(千葉))
FW:
9.佐藤寿人(広島)
(64分8.山瀬功治(横浜M))
11.玉田圭司(名古屋)
ベンチ:
GK:
1.川口能活(磐田)
DF:
3.高木和道(清水)
MF:
13.鈴木啓太(浦和)
FW:
16.矢野貴章(新潟)

フォーメーション
(4-4-2)

  11  9
 17    10
  14  7
15  4  2  6
   18

NEW!
W杯アジア3次予選の
日本代表メンバー25名


バーレーン代表
GK:
1.サイド・モハメド・ジャファル
DF:
16.サイド・モハメド・アドナン
8.アッバス・サイード・アヤド
(72分6.ラシド・イサ・アルアラン)
2.モハメド・フセイン
12.ファウジ・ムバラク・アイシュ
MF:
15.アブドゥラ・イスマイール・オマール
5.ハマド・ラケア・アルアネジ
13.マフムード・アブドゥルラフマン
14.サルマン・イサ
7.サイド・マフムード・ジャラル・アルワダエイ(cap)
FW:
11.イスマイール・アブドゥルラティフ・イスマイール
(78分9.ラシド・ジャマル・サレム)
ベンチ:
18.アッバス・アフメド・アリ
17.サイド・シュバー・エブラヒム
4.マフムード・アッバス
3.ジャマル・ラシェド

フォーメーション
(4-5-1)

   11
 14  7  15
  13  5
12  2  8  16
    1

≪各種データ≫
日本バーレーン
ボール支配率:
64%:36%
シュート数:
13:7
直接FK数:
12:14
間接FK数:
3:4
CK数:
9:2
GK数:
5:11
PK数:
1:0
オフサイド:
2:3

オマーン代表2−1タイ代表
(マスカット)
≪得点者≫
オマーン:アマド・アリ58、85
タイ:タワン・スリパン3

W杯大会アジア3次予選順位表
(全日程終了)

上段:
順位.チーム・勝ち点
下段:
試合数・勝・分け・敗・得点・失点・得失点

グループ2:

1.日本 13
6 4 1 1 12 3 +9
2.バーレーン 11
6 3 2 1 7 5 +2

3.オマーン 8
6 2 2 2 5 7 -2
4.タイ 1
6 0 1 5 5 14 -9

…アジア最終予選進出

 2010年ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会アジア3次予選は22日、各地で最終戦の第6戦が行われ、既にアジア最終予選進出を決めていたグループ2の日本代表は埼玉スタジアムでバーレーン代表を1−0で下し、勝ち点を13に伸ばして同グループ1位となった。日本とともに突破が決まっているバーレーンは同11で2位。
 激しい雨が降る中の一戦。日本は開始早々に得たPKを中村俊(セルティック)が外し、その後も得点機を逃して苦しんだ。しかし終了間際に内田(鹿島)がゴール前に上げたヘディングがそのまま決まり、3月26日のアウェー戦で敗れたバーレーンへの雪辱を果たした。
 グループ2のもう1試合ではオマーンがタイを2−1で下した。オマーンは同8で3位、タイは同1で4位。
 10チームが2グループに分かれて争うアジア最終予選は9月に始まり、各組上位2チームが自動的に2010年W杯本大会出場権を得る。最終予選の組み合わせ抽選は27日の日本時間午後6時から、マレーシアのクアラルンプールで行われる。

【通過順位は影響なし】
 日本はバーレーンを下して3次予選グループ2を1位で通過したが、27日にクアラルンプールで行われるアジア最終予選の組み合わせ抽選には影響しない。
 5チームずつの2グループに分かれる最終予選組み分けは、3次予選を突破したチームのうち、2006年ワールドカップ(W杯)ドイツ大会の成績により決められたシード順をもとに決まる。1位オーストラリアと2位韓国、3位イランと4位チームをそれぞれA、Bの2グループへ別々に振り分ける。4位は日本とサウジアラビアが並んでいるため、抽選で4、5位を決める。7〜10位は単純に抽選で2カ国ずつに分ける。
 このため日本はオーストラリアか韓国のどちらかと必ず同グループになる。

【日本、幸運なゴールで雪辱果たす】
 誰もが0−0の引き分けを覚悟した試合終了間際だった。相手のクリアをヘディングで中央に入れた内田のボールが、幸運にもそのままゴール。「プライドを懸けた戦い。勝ちにいく」と闘志を燃やしていた岡田監督が派手なガッツポーズで喜ぶ。3月に敗れたバーレーンに雪辱し、日本が3次予選の1位通過を果たした。
 前半5分、大黒柱の中村俊がまさかのPK失敗。前線からの厳しいプレッシャーと、リズム良くつながるパスで日本の持ち味を発揮しても、どこか歯車が噛み合わない。前半ロスタイムは遠藤の直接FKがクロスバーに跳ね返り、フリーで走り込んだ本田圭がこの上ない決定機を外す。ジリジリとした時間は土壇場で歓喜へと結び付いた。
 「同じ相手に2度負けるわけにはいかない」と、中澤や中村憲ら多くの選手が繰り返してきた。ふがいない黒星を喫した3月の雪辱だけではない。「バーレーンとは最終予選でも同じグループになる可能性がある」(岡田監督)との共通認識もあった。そんな相手に嫌なイメージを残したまま3次予選を終えなかったのは大きい。形はともかく価値ある勝利だった。
 決定力に課題は残したが、前回のバーレーン戦での悪いイメージは振り払った。9月からの最終予選に向け、岡田監督は「ここからが本番。この先も山あり谷あり。もっともっと強くならないといけない」。その声色が自信を帯びてきた。

【俊輔、まさかのPK失敗に苦笑い】
 右足首痛で出場が心配された中村俊はフル出場した。
 前半5分にはPKをまさかの失敗。得意の左足でゴール右を狙ったが、GKに阻まれ「(GKの動きを)察知してなかったね」と苦笑いした。それでも試合中には焦りなどはなかったそうで、同34分にはGKが前に出ているのを見て自陣からロングシュートを放つ視野の広さも見せた。
 3次予選は苦しみながら1位通過したが、最終予選はさらに手強い相手との試合が待っている。日本の司令塔は「いつも言っているように1+1が3にも4にもなっていかないと、強い国が相手のときには難しい」と気持ちを引き締めた。

【楢崎、連続無失点】
 正GKの座を川口から奪った印象が強い楢崎が2試合連続の無失点勝利に貢献した。攻撃に人数を割かないバーレーンの狙いはミドルシュート。前半41分と後半7分にヒヤリとするシュートを打たれたが、どちらも右へ鋭く跳んで止めた。
 32歳は先発メンバーの中で最年長。堅守が辛勝につながり「難しい試合だったが、あきらめずにやった結果」と話した。

【本田圭、フル代表初出場】
 五輪代表候補としても活躍する本田圭がフル代表初出場を果たした。開始直後のFKを志願して蹴るなど積極的に存在をアピールし、前半44分には遠藤のFKのこぼれ球にいち早く反応してゴール前でフリーになったが、ボールをとらえきれずチャンスを逃した。
 本田圭は「シュートが少ない。相手にとって怖いプレーをするのが課題。満足してない」と悔しがった。

【佐藤寿が久々の先発】
 アウェーの遠征には招集されていなかった佐藤寿が、玉田と2トップで先発した。2006年10月のガーナ戦以来となる先発出場に、試合開始から元気よく前線で走り回った。
 ゴールは挙げられなかったが、合宿中から岡田監督の目指す攻守の切り替えを意識したサッカーを体感。佐藤寿は「代表に来て一番驚いたのは前線からのプレス(の激しさ)。チーム(広島)に帰っても高い意識を持って続けたい」と、代表定着を狙っていた。

【玉田、強引さ実らず】
 玉田は、中村俊と並んで最多の4本のシュートを放った。2年前の6月22日、W杯ドイツ大会のブラジル戦でゴールを挙げた。だがこの日はゴールネットを揺らせなかった。「強は強引にやったが、実らなかった」と視線を落とした。
 3次予選のバーレーン戦から代表に復帰した点取り屋は、今予選では無得点。「最終予選では自分に運が向けばいい」と気持ちを切り替えた。

【長谷部、松井らはベンチ外】
 これまでのアジア3次予選5試合で警告を受けた長谷部、松井、駒野(磐田)はベンチからも外れた。
 岡田監督は前日に「最終予選の初戦をいい状態でやれる可能性と選択肢を残しておきたい」と話しており、警告累積で大事な試合で出場停止となることを避けたとみられる。

【キャプテンが最後の代表観戦】
 7月に任期満了で退任する日本サッカー協会の川淵三郎キャプテンは任期中で最後となる日本代表戦を観客席で見守った。
 勝ったとはいっても、終盤まで得点が入らない展開に欲求不満を募らせていた様子。川淵キャプテンは「代表の試合を見てイライラしないことはあまりなかった。そういう意味では最後まで全うさせてもらったということかな?」と苦笑いを浮かべた。

≪超サカ採点表≫
日本代表
GK:
18.楢崎正剛 6.5
雨のピッチでビッグセーブ連発
DF:
6.内田篤人 5.5
ラッキーゴールあるも、裏のスペースを簡単に抜かれた
2.中澤佑二 6.0
高さ、強さ、判断力の良さでDF統率
4.田中マルクス闘莉王 5.5
ミスあるも果敢にオーバーラップ
15.安田理大 5.0
ミス目立ち、本来のキレなかった
(73分5.今野泰幸 5.5)
短時間で果敢にチャレンジ
MF:
10.中村俊輔 5.5
PK失敗含め、全体としても精度欠いた
7.遠藤保仁 5.5
中盤の潤滑油になる
14.中村憲剛 5.5
パスは散らすも決定機につながらず
17.本田圭佑 5.0
初出場のためか、五輪代表のような落ち着きなかった
(80分12.巻誠一郎 --)
FW:
9.佐藤寿人 6.0
動き出しの速さはお見事
(64分8.山瀬功治 6.0)
自分の役割理解してゴール前に飛び出す
11.玉田圭司 5.5
数回あった決定機で決めたかった
バーレーン代表
GK:
1.サイド・モハメド・ジャファル 4.5
PK止めるも、最後はありえないミス
DF:
16.サイド・モハメド・アドナン 6.0
果敢にオーバーラップし、守備も及第点
8.アッバス・サイード・アヤド 5.5
まずまずのカバーリング
(72分6.ラシド・イサ・アルアラン 5.0)
存在感なかった
2.モハメド・フセイン 5.0
ヘディングに大きな課題
12.ファウジ・ムバラク・アイシュ 6.0
積極的攻撃参加と強烈なミドルシュート披露
MF:
15.アブドゥラ・イスマイール・オマール 5.0
1つ1つのプレー精度が低かった
5.ハマド・ラケア・アルアネジ 5.5
守備を意識し、バイタルエリアで構えた
13.マフムード・アブドゥルラフマン 6.0
中盤できっちりパスを散らした
14.サルマン・イサ 5.5
スピードは脅威だった
7.サイド・マフムード・ジャラル・アルワダエイ 5.5
献身的に守備で奮闘
FW:
11.イスマイール・アブドゥルラティフ・イスマイール 6.0
ボールが来なくても攻守に渡って走り続けた
(78分9.ラシド・ジャマル・サレム 5.0)
流れは変えられなかった


超サカFLASH

16.4%
 ビデオリサーチ社は本日、22日にテレビ朝日系列で放送された日本代表vsバーレーン代表戦の平均視聴率(関東地区)が16.4%だったと発表した。

欠場
 J1のG大阪の日本代表MF安田理大が左足首捻挫のため、25日の京都戦を欠場することが本日、決まった。22日の日本−バーレーン戦で負傷した。安田理は「試合後は歩けないくらい痛かったが、骨に異常はない」と話した。29日の札幌戦以降の復帰を目指す。

一時帰国
 J2福岡は本日、DFルダンが4月に手術を受けた右膝の検査のため、7月3日までオーストラリアへ一時帰国すると発表した。

獲得
 J2徳島は本日、J1京都との契約を解除したMF倉貫一毅(29)を獲得したと発表した。

スペイン移籍
 フットサルのFリーグ、浦安は本日、元日本代表の高橋健介(26)がスペイン1部リーグのセゴビアに移籍すると発表した。スペイン1部リーグは世界屈指のレベルを誇る。セゴビアは昨季、17チーム中9位だった。

復帰
 コカイン使用の陽性反応により2年間の出場停止処分を受けていたイタリアセリエAの元サンプドリアFWフランチェスコ・フラーキ(33)が、今季セリエB(2部相当)へと降格したエンポリでキャリアを再開することが22日、明らかになった。フラーキは2007年1月にコカイン使用の陽性反応が出たため、サンプドリアを解雇されていた。


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