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2008.08.10.SUN
五輪男子日本代表のグループリーグ敗退が決定!!本日の超最新情報

INDEX

敗退決定
北京五輪男子サッカー・グループリーグ第2戦
グループB
日本時間18:00〜
ナイジェリア代表2−1日本代表
日本は2連敗でグループリーグ敗退が決定!

ドロー
J2第30節最終日
山形3−0愛媛
水戸2−2草津
鳥栖0−0岐阜
熊本1−1横浜FC
仙台1−1広島
首位独走中の広島は仙台とドロー!

後半出場
フランスリーグ1第1節(開幕戦)
バランシエンヌ1−0サンテティエンヌ
ソショー1−2グルノーブル
松井大輔は後半開始から出場、伊藤翔はベンチ外!

後半出場
DFBカップ1回戦
プフレンドルフ(4部)0−3フランクフルト
イエナ(3部)2−1カイザースラウテルン(2部)
稲本潤一は後半から出場、菊地直哉はフル出場!

開幕
スコティッシュプレミアリーグ第1節(開幕戦)
フォルカーク0−1レンジャーズ
セルティックのライバル、レンジャーズは白星発進!

優勝
アムステルダム・トーナメント
アーセナル1−1セビージャ
インテル1−0アヤックス
アーセナルが優勝!

女子も敗れる
北京五輪女子サッカー・グループリーグ第2戦
グループG
1−0日本女子代表
ニュージーランド代表0−1ノルウェー代表
グループE
スウェーデン1−0アルゼンチン
カナダ1−1中国
グループF
ナイジェリア0−1ドイツ
ブラジル2−1北朝鮮
なでしこジャパンは男子と同じく0−1負け!

本日の超サカFLASH
浦和FW田中達也が左足首捻挫のために9日の柏戦を欠場ほか


本文
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敗退決定
北京五輪男子サッカー・グループリーグ第2戦結果

グループB:

日本時間18:00〜
ナイジェリア代表2−1日本代表
(天津・42592人)
≪得点者≫
ナイジェリア:オビンナ59、アニチェベ74
日本:豊田79
≪出場メンバー≫
日本代表
GK:
1.西川周作(大分)
DF:
7.内田篤人(鹿島)
6.森重真人(大分)
4.水本裕貴(京都)(cap)
13.安田理大(G大阪)
MF:
8.本田圭佑(VVV)
2.細貝萌(浦和)
(75分10.梶山陽平(FC東京))
16.本田拓也(清水)
12.谷口博之(川崎)
14.香川真司(C大阪)
(64分11.岡崎慎司(清水))
FW:
17.李忠成()
(64分9.豊田陽平(山形))
ベンチ:
18.山本海人(清水)
3.吉田麻也(名古屋)
5.長友佑都(FC東京)
FW:
15.森本貴幸(カターニャ)

フォーメーション
(4-5-1)

   17
 14 12  8
  16  2
13  4  6  7
    1

 北京五輪のサッカーは本日10日、男子のグループリーグ第2戦が行われ、グループBの日本はナイジェリアに1−2で敗れて2連敗とし、1試合を残して2大会連続のグループリーグ敗退が決まった。
 日本は後半13分に先制され、29分にも追加点を献上。34分に豊田(山形)のゴールで1点を返したが及ばなかった。ナイジェリアは1勝1分けの勝ち点4。

五輪日本代表・反町康治監督
「悔いはない。自分達の力を全部出した。世界との差はスピード。技術や判断のスピードが足りない。その積み重ねがこの1点差に凝縮されている」

日本サッカー協会・犬飼基昭会長
「とても残念。2試合ともあと一歩のところでかわされてしまった。世界の強豪国にはあとちょっとのところまで近づいていると感じている。しかし、この「あとちょっと」の壁を乗り越えるのが大変だ」

【反町ジャパン、天津で夢破れる】
 アメリカ戦と負け方は同じだった。しかもスタンドは異様なムード。重圧に負けないようにと、積極的に試合を進めていた日本だったが、結局は後半開始から程ない時間の失点を取り返せない。オランダ戦を残して決勝トーナメント進出の望みがついえた。
 夏休みの日曜日とあって、日本からサポーターが大勢詰め掛けたが、客席の中国人は日本へのブーイングを響かせる。そしてナイジェリア応援団が楽器で奏でるアフリカのリズム。アウェーのような雰囲気の中、日本は前半必死に相手の速攻を止めた。守備的MFの本田拓が縦横に走ってタックルし、森重が最終ラインで体を張った。そして右の内田、左の安田理の両サイドバックが起点となって仕掛けたカウンター。アメリカ戦よりも深く敵陣に走り込み、低いクロスボールで前線の決定力に懸けた。しかし谷口らのシュートは阻まれた。
 後半開始10分を過ぎても同じような流れ。絶対欲しい先制点のため工夫が必要と思われた時間帯に、ナイジェリアの波状攻撃に遭った。一瞬のフェイントでサイドを破られ、GK正面からのシュートで失点。日本はまだ十分取り返せる残り時間にも関わらず、焦りを募らせた。さらに相手の個人技によるカウンターでとどめを刺された。後半交代出場した豊田のゴールで、チームの初得点は記した。
 優勝候補といわれるオランダとの最終戦は、勝利を目指したい。日本男子が過去3大会連続で出場している五輪で、1試合も勝てなかった大会はない。

【谷間広がる連続敗退】
 「谷間の世代」と呼ばれたアテネ五輪世代に続く、2大会連続のグループリーグ敗退。日本サッカーの「谷間」は「谷底」へと広がった感が漂う。
 23歳以下で争われる五輪の男子サッカーは、ワールドカップ(W杯)に次ぐ世界大会。日常的に高レベルを経験できる欧州と違い、日本にとっては「世界基準」を肌で知れる貴重な機会だ。だからこそ、より勝負の真剣度が増す準々決勝以降を逃したのは日本サッカー界全体の損失だろう。
 1993年のJリーグ発足を契機にした日本の右肩上がりの成長は、育成年代の強化のたまものだった。「黄金世代」を擁して準優勝した1999年世界ユースが、それを象徴する。言い換えれば、そこの経験値が下がれば、A代表も尻すぼみになる。黄金世代の賞味期限が過ぎ、その傾向が表れ出しているのは、アテネでの惨敗とも無縁ではなかろう。北京での敗退は、さらに暗雲を広げる可能性すらある。
 今回の反町ジャパンには、既にA代表デビューを飾っている選手もいる。望んだ結果は得られなかったが、彼らを中心に、悔しい思いをどう今後の糧にするか。

【痛かった司令塔不在】
 北京五輪サッカー男子のグループリーグで、23歳以下の世代を揃えた日本はナイジェリアに2敗目を喫し、決勝トーナメント進出を逃した。同リーグと決勝トーナメントの2段階方式になった大会で比較すると、日本は1964年東京五輪から過去5大会に出場し、全敗で終わったことはない。強豪オランダとの13日の最終戦は、最低限引き分けて勝ち点1は取り、意地を見せられるかに絞られた。
 反町康治監督がこの世代のチーム編成に着手して2年。24歳以上のオーバーエージ(OA)枠を入れるかを含め、選手の最終選考は難航した。結局はOA枠を使わずに連敗。同監督はナイジェリア戦後「選考過程に悔いはない」と言い切った。
 選手からは「攻撃の精度を高めれば、負けてはいなかった」との言葉が聞かれた。その意味で、日本代表に定着したDF内田篤人(鹿島)の「軸となる選手がいなかった。チームとして形がなかった」という指摘は、他の選手も同感だろう。
 Jリーグやフル代表のワールドカップ予選が優先され、早くからベスト布陣で合宿を行うのが難しい状況。だからこそ、チームの方向性を熟知するリーダーが欲しかった。OA枠で呼ばれながら病気で辞退したMF遠藤保仁(G大阪)さえいれば、という話でもない。
 昨年の最終予選以来、FW陣は決定力不足を指摘され続けた。強い守備力から攻撃に切り替えるつなぎ役、前線の選手の特徴を生かしパスを供給できる「司令塔」の適任者がいなかった。結果、7月の最終メンバー決定の直前に呼ばれた内田らがサイドからクロスを上げるパターンに頼った。19歳で2列目を任された香川真司(C大阪)が大一番でミスをしたのが失点に結び付いたのは、不幸な巡り合わせとも言える。4年後のロンドン五輪世代は、オランダ戦で自信を取り戻せるか。

【豊田のゴールも反撃ののろしならず】
 2点差とされ意気消沈する日本の中で、後半途中出場の豊田が34分に唯一のゴールを挙げた。得点後、素早くボールを抱えてピッチ中央に戻り、もう1点を狙う姿勢を見せたが、反撃ののろしとはならなかった。
 谷口のパスからの得点場面には「冷静に相手GKの動きを見て蹴れた」と話したが、早々の敗退に「グループリーグを突破するために来たので悔しい」と、こわばった表情だった。

【谷口、悔い残るシュートミス】
 トップ下で2試合連続先発出場の谷口は、持ち前のファイト溢れるプレーでナイジェリア守備陣と渡り合ったが、無得点に終わった。
 前半32分には左サイドの安田理の突破から決定的なチャンスを迎えたが、右足で慎重に合わせたシュートがGKに防がれた。どうしても先制点が欲しい状況での逸機に「やれる手応えはあったが、それだけでは駄目。決めないと」と悔しさを隠せなかった。


ドロー
J2第30節最終日結果

山形3−0愛媛
(NDスタ・5322人)
≪得点者≫
山形:宮沢11、長谷川15、78

水戸2−2草津
(笠松・4776人)
≪得点者≫
水戸:荒田41、平松49
草津:後藤18、山崎53

鳥栖0−0岐阜
(ベアスタ・6318人 )

熊本1−1横浜FC
(熊本・5274人)
≪得点者≫
熊本:高橋3
横浜FC:山田70

仙台1−1広島
(ユアスタ・18445人)
≪得点者≫
仙台:菅井70
広島:佐藤寿61

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Jリーグディビジョン2
順位表&得点ランキング


 J2第30節最終日は本日10日、ユアテックスタジアム仙台などで残りの5試合が行われ、首位のサンフレッチェ広島は、1−1でベガルタ仙台と引き分け、勝ち点65とした。仙台は同45で5位。
 モンテディオ山形は3−0で愛媛FCに勝ち、同50で2位をキープした。サガン鳥栖は0−0でFC岐阜と引き分けて同46の3位。ザスパ草津は水戸ホーリーホックと2−2、横浜FCはロアッソ熊本と1−1だった。


後半出場
フランスリーグ1第1節(開幕戦)結果

バランシエンヌ1−0サンテティエンヌ
≪得点者≫
バランシエンヌ:ダニック26

ソショー1−2グルノーブル
≪得点者≫
ソショー:エルディング77
グルノーブル:アクロワール86、モレイラ88

オセール2−1ナント
ボルドー2−1カーン
ルアーヴル1−0ニース
ルマン0−1ロリアン
モナコ1−0パリ・サンジェルマン
ナンシー0−0リール
レンヌ4−4マルセイユ

 フランスリーグ1(アン)は9日、開幕戦となる第1節の9試合が行われ、ルマンからサンテティエンヌに移籍したMF松井大輔は敵地でのバランシエンヌ戦に後半開始から出場したが、チームは0−1で敗れた。
 松井はサイドでプレーし、後半7分に右足でループシュートを放ったが、GKにセーブされた。
 1部昇格したグルノーブルはアウェーでソショーを2−1で破ったが、FW伊藤翔はベンチ入りしなかった。

【消極パス目立つ】
 松井が加入したサンテティエンヌは、過去10度の1部優勝を誇る古豪だ。かつて「将軍」プラティニも袖を通した伝統ある緑のユニホームで公式戦デビューを果たした27歳は「もうちょっと自分の良さを出したかった」と不満そうに話した。
 チームはギニア代表の司令塔ファンドゥノを軸とした素早いパスが特長で、技巧派の松井を熱心に誘ったのがうなずける。だが松井はサイドから切れ込みながらファンドゥノへの横パスで終わる場面が目立ち、本人も「自分でいけばいいのか戸惑った」と反省した。
 権威あるフランス・フットボール誌の表紙をほかのスター選手たちと一緒に飾るなど、注目度は高い。初戦は敗れたが「まだ100パーセントじゃない。連係とかも、これから上げていきたい」と次を見据えた。


後半出場
DFBカップ1回戦結果

プフレンドルフ(4部)0−3フランクフルト

イエナ(3部)2−1カイザースラウテルン(2部)

 ドイツブンデスリーガで、MF稲本潤一が所属するフランクフルトは9日、DFB(ドイツ協会)カップ1回戦で4部リーグのプフレンドルフとアウェーで対戦し、3−0で勝って2回戦に進んだ。稲本は後半からボランチで出場。得点には絡まなかった。
 また、MF菊地直哉の所属するイエナ(3部)はカイザースラウテルン(2部)と対戦し、2−1で勝利している。この結果、フランクフルト、イエナともに2回戦進出が決定した。


開幕
スコティッシュプレミアリーグ第1節(開幕戦)結果

フォルカーク0−1レンジャーズ
≪得点者≫
レンジャーズ:ヴェリツカ64

ハーツ3−2マザーウェル
キルマーノック1−0ハイバーニアン
アバディーン0−2インバーネス

 スコティッシュプレミアリーグは9日、今季開幕戦を迎え、優勝候補のレンジャーズはファルカークに1−0と勝利し、白星で初陣を飾った。
 MF中村俊輔、MF水野晃樹が所属する昨季王者セルティックは、本日10日にホームでセントミレンと対戦する。


優勝
アムステルダム・トーナメント結果

アーセナル1−1セビージャ

インテル1−0アヤックス

 アムステルダム・トーナメントは9日、アムステルダム(オランダ)で行われ、アーセナル(イングランド)はセビージャ(スペイン)と1−1で引き分け、最近4年で3度目となる同大会優勝を果たした。
 前日に地元アヤックス(オランダ)を3−2と逆転勝利で退けていたアーセナルは、試合開始3分、メキシコの若き新星ベラが左サイドから強引にねじ込んで先制に成功。欧州チャンピオンズリーグ予備予選に備えて控え選手中心ということもあって、セビージャにボールこそキープされたものの、GKファビアンスキの好守もあってゴールは許さない。
 しかし、終了8分前にはヘスス・ナバスのお膳立てからチェバントンに同点弾を許し、結局このまま試合終了。とはいえ、これで勝ち点(得点も加算)を8としたアーセナルは、見事トップを確定する結果となった。
 なお、同日に行われたもう1試合、インテル(イタリア)vsアヤックスの一戦は1−0でインテルが勝利。主力選手を温存してきたアヤックスを寄せ付けず、アドリアーノが決勝点を挙げた。前日のセビージャ戦を0−0のスコアレスドローで終えていたインテルは勝ち点5に留まり、アーセナルに一歩及ばなかった。


女子も敗れる
北京五輪女子サッカー・グループリーグ第2戦結果

グループG:

1−0日本女子代表
(秦皇島・16912人)
≪得点者≫
アメリカ:ロイド27
≪出場メンバー≫
日本女子代表
GK:
1.福元美穂
DF:
2.近賀ゆかり
4.岩清水梓
3.池田浩美(cap)
(82分9.荒川恵理子)
5.柳田美幸
MF:
7.安藤梢
(62分12.丸山桂里奈)
10.澤穂希
15.阪口夢穂
(65分13.原歩)
8.宮間あや
FW:
17.永里優季
11.大野忍
ベンチ:
GK:
18.海堀あゆみ
DF:
14.矢野喬子
MF:
6.加藤與惠
16.宇津木瑠美

ニュージーランド代表0−1ノルウェー代表
≪得点者≫
ノルウェー:ウィーク8

グループE:

スウェーデン1−0アルゼンチン

カナダ1−1中国

グループF:

ナイジェリア0−1ドイツ

ブラジル2−1北朝鮮

 北京五輪サッカーは本日9日、女子グループリーグ第2戦が行われ、グループGの日本はアテネ五輪金メダルのアメリカに0−1で敗れ、初勝利はならなかった。日本は1敗1分けで勝ち点1のまま。アメリカは1勝1敗の勝ち点3。
 グループFで、昨年のワールドカップ(W杯)覇者のドイツは1−0でナイジェリアを下し、1勝1分けとした。グループEでスウェーデンはアルゼンチンに勝った。

【ノルウェー戦勝利が絶対条件】
 日本はグループリーグ2試合を終え、勝ち点1でニュージーランドと並んでグループGの3位。準々決勝に進出するためには、既にベスト8入りを決めたノルウェー戦で勝ち点3を挙げることが絶対条件となる厳しい状況となった。
 準々決勝にはグループリーグ各グループ2位までと、3位のうち上位2チームが進出する。第2戦を終え、他グループは3チームが勝ち点3以上になっているため、引き分けでは敗退が決まる。

【積極性溢れるアメリカ】
 第1戦でノルウェーに敗れたアメリカが、前半から勝ち気満々で日本に向かってきた。昨年の女子ワールドカップでは3位に終わり、今回は得点源のFWワンバックが足の骨折で欠場。ベストメンバーではない分、どこからでもシュートを狙う積極性で五輪連覇を目指す。決勝点を挙げたロイドは「人生最大のゴール。世界規模の大会で自分が決められるなんて」と興奮気味だった。

【中国が8強へ前進】
 地元の大声援を受けた中国は前半34分、DFの浅いクリアを拾われ、先制点を喫したが、わずか2分後。FW徐媛が絶妙な飛び出しから相手GKをかわし、無人のゴールへ同点弾を流し込む、見事な反発力を見せた。
 湿度65%の蒸すような暑さの中、体格で上回るカナダに2倍の20本のシュートを浴びたが、踏ん張り切った。金星を挙げた初戦のスウェーデン戦でも先制点をマークしていた徐は、「タフな相手だった。引き分けは受け入れられる結果」。勝ち点をカナダと並んで4とし、グループリーグ突破へ大きく前進した。


超サカFLASH

欠場
 J1浦和FW田中達也が左足首捻挫のため、9日の柏戦を欠場した。当初は先発メンバーに入っていたが、試合前のウオーミングアップ中に痛みを感じたため、エジミウソンが代わりに先発出場した。


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