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2008.11.20.THU
日本代表がドーハから帰国!!本日の超最新情報

INDEX

帰国
W杯アジア最終予選でカタール代表に完勝した日本代表が成田空港着のチャーター機でドーハから帰国!

直接会談
ナビスコカップを巡る対立問題で、日本サッカー協会の犬飼基昭会長とJリーグの鬼武健二チェアマンが27日ごろ直接会談!

退団
名古屋のノルウェー代表FWヨンセン(34)が今季限りで退団!

提訴却下
スポーツ仲裁裁判所(CAS)はアトレティコ・マドリードが求めていたホーム無観客試合の処分撤回の訴えを却下!

初陣飾る
国際親善試合
ブラジル6−2ポルトガル
スコットランド0−1アルゼンチン
スペイン3−0チリ
ドイツ1−2イングランド
オランダ3−1スウェーデン
フランス0−0ウルグアイ
セルビア6−1ブルガリア
ギリシャ1−1イタリア
デンマーク0−1ウェールズ
オマーン0−1パラグアイ
コロンビア1−0ナイジェリア
南アフリカ3−2カメルーン
イスラエル2−2コートジボワール
アルゼンチンのマラドーナ新監督は初陣を白星で飾る!イタリアのリッピ監督は31試合連続無敗!セルビア代表FWミロシェビッチは引退試合で2ゴール!

2位浮上
W杯欧州予選第4戦
グループ3
サンマリノ0−3チェコ
チェコはアウェーで快勝して2位浮上!

最終予選進出
W杯北中米カリブ海3次予選第6戦(最終戦)
グループ1
トリニダード・トバゴ3−0キューバ
アメリカ2−0グアテマラ
グループ2
ホンジュラス1−0メキシコ
グループ3
エルサルバドル1−3コスタリカ
ホンジュラス、メキシコ、トリニダード・トバゴの最終予選進出が決定!

初黒星
W杯オセアニア2次予選第6戦(最終戦)
ニュージーランド0−2フィジー
W杯大陸間プレーオフ進出のニュージーランドは最終戦で初黒星!

全治3ヶ月
アーセナルのイングランド代表MFウォルコットが右肩脱臼で全治3ヶ月!

公式球初披露
2009年コンフェデレーションズカップの公式試合球「コパンニャ」が南アフリカvsカメルーン戦で初披露!

新監督
イングランド2部リーグのQPRの新監督に元ポルトガル代表MFのパウロ・ソウザ氏(38)が就任!

浦和社長も否定的
浦和の藤口社長も浦和前社長の日本協会・犬飼会長が提唱するナビスコカップの改革案に否定的!

ドーハで完勝
2010年W杯南アフリカ大会アジア最終予選第4戦
グループA
カタール代表0−3日本代表
バーレーン0−1オーストラリア
グループB
UAE1−1イラン
サウジアラビア0−2韓国
日本代表はアウェーのドーハで完勝!グループBは韓国がサウジに快勝して首位堅守!

本日の超サカFLASH
今季限りで現役引退するC大阪の元日本代表MF森島寛晃が12月6日に行われる愛媛戦でベンチ入りほか


本文
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帰国
 サッカーのワールドカップ(W杯)アジア最終予選でカタールに3−0で完勝した日本代表が本日20日、成田空港着のチャーター機でドーハ(カタール)から帰国した。岡田監督は「(結果は)出来過ぎだが、チームが少しずつ良くなっている手応えを得られた」と述べ、予選突破に向けて収穫を得たことを強調した。
 GK川口(磐田)も「全員が自信を持ってプレーできた」と力強く話した。代表は今後、12月と来年1月に国内で合宿し、2月11日にホームで行われる最終予選のオーストラリア戦に備える。


直接会談
 日本サッカー協会の犬飼基昭会長は本日20日、Jリーグのヤマザキナビスコカップを原則23歳以下の大会にするとの同会長の私案にJリーグの鬼武健二チェアマンが反発した問題について「どういうことが耳に入り、言ったのか分からないので話をしたい」と述べ、27日ごろに直接会って話し合う方針を明らかにした。
 鬼武チェアマンは18日に「JリーグのことはJリーグで決める」と会長案に反対。ドーハでこれを聞いた犬飼会長が「Jは協会傘下の一組織。頭が混乱しているとしか思えない」と批判するなど波紋が広がっていた。


退団
 J1名古屋グランパスのノルウェー代表のFWフロード・ヨンセン(34)が今季限りで退団することが本日20日、明らかになった。来年1月末で契約が満了するが、クラブは新たな契約を結ばない方針。
 2006年に加入したヨンセンは長身を生かした力強いヘディングを武器に、昨季までの2シーズンで計23得点。今季はここまで31試合に出場し、11得点でチームの優勝争いに貢献している。


提訴却下
 スポーツ仲裁裁判所(CAS)は本日20日、スペインリーガエスパニョーラ、アトレティコ・マドリードが求めていたホーム無観客試合の処分撤回の訴えを却下した。罰金は半分の7万5000ユーロ(約900万円)に減額した。26日に行われる欧州チャンピオンズリーグのPSV(オランダ)戦が観客なしで実施される。
 A・マドリードは10月1日の欧州CL、マルセイユ(フランス)戦でサポーターが人種差別的な行動や暴動を起こしたとして欧州サッカー連盟(UEFA)から処分を受けた。


初陣飾る
国際親善試合結果

ブラジル6−2ポルトガル
スコットランド0−1アルゼンチン
スペイン3−0チリ
ドイツ1−2イングランド
オランダ3−1スウェーデン
フランス0−0ウルグアイ
セルビア6−1ブルガリア
ギリシャ1−1イタリア
デンマーク0−1ウェールズ
オマーン0−1パラグアイ
コロンビア1−0ナイジェリア
南アフリカ3−2カメルーン
イスラエル2−2コートジボワール
エジプト5−1ベナン
アイルランド2−3ポーランド
ガーナ0−0チュニジア
ベネズエラ0−0アンゴラ
マルタ0−1アイスランド
アゼルバイジャン1−1アルバニア
リトアニア1−1モルドバ
モンテネグロ2−1マケドニア
スロバキア4−0リヒテンシュタイン
キプロス2−1ベラルーシ
ウクライナ1−0ノルウェー
ルーマニア2−1グルジア
モロッコ3−0ザンビア
スロベニア3−4ボスニア・ヘルツェゴビナ
オーストリア2−4トルコ
ルクセンブルク1−1ベルギー
スイス1−0フィンランド
北アイルランド0−2ハンガリー

 サッカーの国際親善試合は19日、世界各地で行われ、ディエゴ・マラドーナ監督の初采配となったアルゼンチンは英国・グラスゴーで、1−0でスコットランドを下した。メッシやリケルメを欠く陣容ながら、前半8分にロドリゲスが先制し、母国の英雄の初陣を白星で飾った。
 イタリアはギリシャに先制を許したが、トニのゴールで1−1で引き分けた。イタリアのリッピ監督は連続無敗を31試合とした。イングランドはテリーの決勝点で2−1でドイツを下した。
 ユーロ2008(欧州選手権)のスペインはビジャ、フェルナンド・トーレスらのゴールで3−0でチリに完勝。オランダは3−1でスウェーデンに勝った。フランスはウルグアイと0−0で引き分けた。
 ブラジリアで行われたブラジルvsポルトガルはブラジルが6−2で大勝。ブラジルはルイス・ファビアーノが前半2得点、後半1得点のハットトリックを達成した。2010年ワールドカップ(W杯)開催国の南アフリカは3−2でカメルーンを下した。

【マラドーナ監督、落ち着いて見守る】
 アルゼンチンのマラドーナ新監督は初陣のゴールの瞬間を落ち着いた表情で見守った。前半8分、早々とロドリゲスが先制点。周りから促されるようにベンチから立ち上がり、控えめな笑みを浮かべた。
 現役当時、そして引退後も数々のスキャンダラスな話題を振りまいた伝説的な選手の初采配。1986年W杯メキシコ大会の「神の手」「5人抜き」の当事者だった元イングランド代表DFブッチャー氏がスコットランド代表のコーチを務める因縁も重なった。グラスゴーは時ならぬ「場外戦」に沸いたが、試合が始まれば極めて冷静に戦況を見守るマラドーナ監督の姿があった。
 試合後も「最初の25分間は素晴らしい出来だった。だが、多くのチャンスを生かせなかった」と、落ち着いて内容を分析した。就任後はW杯南米予選の不振にあえぐチームから「負けることへの恐れを取り除こうとした」と若い選手を鼓舞。主力を欠きながらの勝利で、ひとまず悪い流れは断ち切ったかに見える。
 会場は18歳だった1979年にアルゼンチン代表として初得点し、英雄としての第一歩を記したスタジアムだった。偉大な指導者として名を残せるかは、今後待ち受けるW杯南米予選の結果に懸かっている。

【リッピ監督が31試合連続無敗】
 国際親善試合でイタリアは敵地でギリシャと1−1で引き分け、リッピ監督は31試合連続無敗となった。クレメンテ元スペイン監督とバシーレ前アルゼンチン監督に並び、代表の指揮官としては最多記録だ。
 白髪の名将は「記録そのものは大した意味がない。その過程でW杯を制したということが大事」と話した。ギリシャ戦はユーロ2008(欧州選手権)で不発だったFWトニが久々のゴールを決め、好材料を手にした。

【引退試合で2ゴール】
 国際親善試合で、セルビアがブルガリアに6−1で大勝した。この試合が代表引退試合となったセルビア代表FWサヴォ・ミロシェビッチが、2ゴールを挙げる活躍を見せた。
 今季限りでの現役引退を表明している35歳のミロシェビッチは、ユーゴスラビア代表、セルビア・モンテネグロ代表として101試合に出場し、35ゴールを記録。セルビアとモンテネグロがそれぞれ別の国家となって以降は代表戦でプレーしていなかった同選手が、セルビア代表として最初で最後の試合に臨んだ。
 先発出場を果たしたミロシェビッチは、開始早々の6分にPKのチャンスを得るが、これは失敗。さらに16分にも再びPKを蹴ったが、またもや失敗してしまう。しかし、28分にようやく得点すると、34分にもゴール。代表最後の試合を2ゴールの活躍で飾った。
 試合後、ミロシェビッチは「代表でのキャリアを締めくくるには最高の形だった」とコメント。さらに「若い選手には付いていくだけで精一杯だったよ。彼らには輝かしい将来が待っていると思う」と続け、セルビア代表の未来を次世代の選手達に託した。


2位浮上
W杯欧州予選第4戦結果

グループ3:

サンマリノ0−3チェコ

 2010年ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会欧州予選第4戦は19日、サンマリノでグループ3の1試合が行われ、チェコが3−0でサンマリノに快勝した。
 チェコは2勝1分け1敗の勝ち点7で、2位に浮上した。欧州予選は年内の日程を終了し、来年2月に再開する。


最終予選進出
W杯北中米カリブ海3次予選第6戦(最終戦)結果

グループ1:

トリニダード・トバゴ3−0キューバ
アメリカ2−0グアテマラ

グループ2:

ホンジュラス1−0メキシコ
ジャマイカ3−0カナダ

グループ3:

スリナム1−1ハイチ
エルサルバドル1−3コスタリカ

 ワールドカップ(W杯)北中米カリブ海3次予選は19日、各地で最終戦が行われ、グループ2はホンジュラスが1−0でメキシコを破り、勝ち点12の首位で最終予選進出を決めた。メキシコも勝ち点10の2位で3次予選を突破した。
 グループ1はトリニダード・トバゴが3−0でキューバに勝ち、2位で最終予選行きを決定。
 最終予選は、既に出場を決めていたアメリカ、コスタリカ、エルサルバドルを加えた6チームで争う。


初黒星
W杯オセアニア2次予選第6戦(最終戦)結果

ニュージーランド0−2フィジー

 2010年ワールドカップ(W杯)オセアニア2次予選は19日、フィジーのラウトカで最終戦を行い、既にオセアニア1位を決めているニュージーランドが0−2でフィジーに敗れた。ニュージーランドは通算5勝1敗で勝ち点15、フィジーは2勝1分け3敗で同7で3位だった。
 ニュージーランドは来年の大陸間プレーオフでアジア5位と対戦する。


全治3ヶ月
 イングランドプレミアリーグ、アーセナルのアルセーヌ・ベンゲル監督は19日、負傷した同クラブのイングランド代表MFテオ・ウォルコットが、少なくとも3ヶ月の戦線離脱となる見込みであることを明かした。
 ベンゲル監督は、19日に行われた国際親善試合・フランスvsウルグアイの解説の中で、「彼は練習中に右肩を脱臼した。少なくとも3ヶ月はチームから離れることになるだろう」とコメント。18日に、ベルリンでのイングランド代表の練習中に負傷したウォルコットの状態について説明した。


公式球初披露
 サッカーのワールドカップ(W杯)2010年大会を開催する南アフリカで来年行われるコンフェデレーションズカップの公式試合球が19日、W杯会場となるルステンブルクで行われた南アフリカvsカメルーンでお披露目された。
 南ア南部の言語で「一緒に」を意味する「コパンニャ」と名付けられたボールは、アフリカ初のコンフェデ杯をイメージし、エスニックなデザインが施されている。


新監督
 イングランド2部リーグのQPRは19日、元ポルトガル代表MFのパウロ・ソウザ氏(38)が新監督に就任したと発表した。契約期間は2年半。ポルトガルの黄金世代の一員で代表51キャップを誇り、母国のベンフィカやインテル、ユベントス(以上イタリア)でもプレーした経験のあるパウロ・ソウザ氏は、ポルトガル代表の指揮官を務めていたルイス・フェリペ・スコラーリ監督のもとで、5年に渡ってアシスタントコーチを務めていた。


浦和社長も否定的
 J1浦和レッズの藤口社長は19日、浦和前社長の日本協会・犬飼会長が提唱するヤマザキナビスコカップの改革案について否定的な見解を示した。
 「リーグと協会が決めることだけど、リーグでしょ。ナビスコ杯が若手の登竜門であることは間違いないが、チームによって(編成が)異なるし、(年齢を)一律で決めるのは難しいと思う」。拒否の姿勢を明確にしているJリーグ・鬼武チェアマンに同調した。


ドーハで完勝
2010年W杯南アフリカ大会アジア最終予選第4戦結果

グループA:

カタール代表0−3日本代表

会場:アルサッド・クラブ・スタジアム
観衆:13000人
主審:ソン・ボウジェ(中国)
天気:晴れ
気温:21℃
湿度:62%
ピッチ:全面良芝

≪得点者≫
日本:田中達19、玉田47、闘莉王68

≪出場メンバー≫
カタール代表
GK:
1.M・サクル
DF:
2.メサド・アフメド
16.ラジャブ=89分
4.アブドゥル・マジェド=89分
6.アブダウード(cap)
MF:
17.イスマイール
(59分9.アリベシル)
15.タラル
5.マジディ
(80分12.マジド・ハサン=89分)
14.ハルファン
11.モンテシン
(68分10.アブドゥルラーブ)
FW:
18.セバスティアン
ベンチ:
3.アブドゥルアジズ
7.ユセフ
8.アルシャマリ
13.ムスタファ

フォーメーション
(4-5-1)

   18
14  11   17
   5  15
6  4  16  2
    1

日本代表
GK:
1.川口能活(磐田)(cap)
DF:
3.内田篤人(鹿島)
2.寺田周平(川崎)
4.田中マルクス闘莉王(浦和)
15.長友佑都(FC東京)
MF:
10.中村俊輔(セルティック)
17.長谷部誠(ボルフスブルク)
7.遠藤保仁(G大阪)
16.大久保嘉人(神戸)
(86分13.岡崎慎司(清水))
FW:
11.玉田圭司(名古屋)
(89分12.佐藤寿人(広島))
8.田中達也(浦和)
(71分9.松井大輔(サンテティエンヌ))
ベンチ:
GK:
18.都築龍太(浦和)
DF:
6.阿部勇樹(浦和)
MF:
14.中村憲剛(川崎)
5.今野泰幸(FC東京)

フォーメーション
(4-4-2)

   8  11
16      10
   7  17
15  4  2  3
    1

≪各種データ≫
カタール:日本
ボール支配率:
46%:54%
シュート数:
5:12
直接FK数:
17:25
間接FK数:
2:4
CK数:
2:9
GK数:
5:6
PK数:
0:0
オフサイド:
1:4

バーレーン0−1オーストラリア
(マナマ)
≪得点者≫
豪州:ブレシアーノ89

グループB:

UAE1−1イラン
(アブダビ)
≪得点者≫
UAE:ジュマー20
イラン:バゲリ81

サウジアラビア0−2韓国
(リヤド)
≪得点者≫
韓国:イ・グンホ77、パク・チュヨン89

 サッカーの2010年W杯南アフリカ大会アジア地区最終予選で、グループAの日本代表は19日、ドーハ(カタール)のアルサッド・クラブ・スタジアムで第4戦のカタール戦を行い、3−0で完勝した。
 中東独特の雰囲気に気押されたか、序盤はやや動きの固い日本だったが、前半19分、田中達がエリア右から右足でシュートを放ちGKの股間を抜きゴール。日本が1−0と先制。右太もも負傷で欠場していた田中達は13日に行われたキリンチャレンジカップのシリア戦から代表復帰し、大事な一戦で大きな仕事をやってのけた。
 後半2分には長谷部のパスを玉田が左足で豪快に突き刺して2−0。完全に主導権を握った日本はさらに後半23分、左膝を痛めている中村俊からのクロスを闘莉王が頭で合わせ3−0。その後、カタールの反撃を凌いだ日本は3−0で勝利し貴重な勝ち点3を手に入れた。日本はカタール戦初勝利。対戦成績は日本の1勝3分け2敗。日本代表のドーハでの試合は「ドーハの悲劇」として知られる1993年のW杯米国大会アジア最終予選以来。因縁の地でW杯4大会連続出場への手応えを得た。
 グループAでは2勝の勝ち点6で首位に立つオーストラリアが敵地で、1分け1敗のバーレーンと対戦。後半ロスタイム、ブレシアーノのゴールで1−0とオーストラリアが競り勝った。
 順位はバーレーンに勝利したオーストラリアが3試合を終え勝ち点を9に伸ばし首位。日本は3試合を終え2勝1分けの勝ち点7の2位。カタールは4試合を終え1勝1分け2敗の同4点で3位となっている。
 最終予選は10チームが2グループに分かれてホーム・アンド・アウェー方式で争われ、各グループ2位以上が本大会出場権を獲得。3位同士で行う5位決定戦の勝者は、オセアニア1位のニュージーランドとの大陸間プレーオフに回る。
 日本の次戦は来年2月11日、ホームでのオーストラリア戦となる。

川口能活
「年内最後の試合を勝って終われて良かった。これで来年も前向きにスタートすることができる。無失点は僕にも自信になるし、チームにも自信になる」

田中マルクス闘莉王
「(中村俊からボールが)来ると思っていたし、いいボールだった。完封は難しいことだけどできて良かった」

寺田周平
「1点与えると勢いを与えてしまうと思っていた。3点目が大きかった。試合前から緊張はなかったが、あり得ないミスがあった。こういう場でできる幸せを感じながらやった」

中村俊輔
「(試合の)空気や流れが読めるようになってきた。チームとして何が必要なのか分かってきた。予選ではなくW杯(本大会)みたいにやらないと。次(オーストラリア戦)はもっと何かが見えてくる」

長谷部誠
「自分が出したパスを玉田さんが決めてくれ、点につながる仕事ができて良かった。今まではいい試合をしていても勝てなかったが、今日はパーフェクト」

田中達也
「日本らしいサッカーができた。アウェーで勝ち点3をとれたことが大きい。前線から追ってコンパクトにできた。(先制のシュートは)枠に蹴ることだけを考えた」

玉田圭司
「(得点は)入る予感がしていたし、迷いはなかった。気持ちで相手を上回った。勝つことしか考えてなかった。予選突破の自信はある」

岡崎慎司
「試合に出られて良かった。チームの攻撃がすごく良かった」

日本代表・岡田武史監督
「選手はひるまず良さを出してくれた。感謝している。少しずつチームは良くなっている。(最終予選の)先は長いので、さらに精度を上げたい」

カタール代表・メツ監督
「今回の試合で日本の強さを痛感した。個人個人の技術でカタールに勝っていた。うちのチームが初歩的なミスをしてしまったのも敗因の1つだ」

日本サッカー協会・犬飼基昭会長
「勝とうという気持ちが出ていた。逃げることなく向かっていった良いサッカー。最終予選は気持ちが強い方が勝つ。(チームとして)一皮むけた」

日本代表メンバー25名
GK:
川口能活(磐田)
都築龍太(浦和)
川島永嗣(川崎)
DF:
寺田周平(川崎)
田中マルクス闘莉王(浦和)
高木和道(清水)
阿部勇樹(浦和)
駒野友一(磐田)
長友佑都(FC東京)
安田理大(G大阪)
内田篤人(鹿島)
MF:
中村俊輔(セルティック)
橋本英郎(G大阪)
遠藤保仁(G大阪)
中村憲剛(川崎)
松井大輔(サンテティエンヌ)
今野泰幸(FC東京)
長谷部誠(ボルフスブルク)
香川真司(C大阪)
FW:
玉田圭司(名古屋)
巻誠一郎(千葉)
佐藤寿人(広島)
大久保嘉人(神戸)
田中達也(浦和)
岡崎慎司(清水)

【危機意識が力生む】
 日本がアウェーで迎えた年内最後の試練を見事にはねのけた。ドーハでは険しい表情ばかりだった岡田監督に試合後、ようやく笑みがのぞいた。「一丸となって戦ってくれた選手に感謝したい」
 中澤は負傷離脱し、中村俊は左膝にケガを抱えた。攻守の柱がぐらついた上、欧州組のチーム合流が遅れて連係にも不安があった。そんな状況で生まれた選手の危機意識が本来の力を引き出した。
 前半19分の先制点が象徴的だった。中村俊のパスを右サイドで受けた内田がゴール前にボールを放り込む。この時、長谷場が前方の中村俊を猛然と追い越し、ボールに走り込んだ。それに相手DFがつられ、フリーになった田中達が蹴り込んだ。
 ホームで引き分けたウズベキスタン戦では相手の出足の鋭い守備に臆(おく)し「ボールは動いても人が動かない」と岡田監督はぼやいた。それが、長谷部が「やりたいことと結果が伴った」と言うように、相手のプレッシャーを軽くいなしてパスをつなぎ、人も動き続けた。
 相手がボールを持つと複数の選手が連動して奪い返した。無失点での完勝。最近続いたカウンターからの失点という悪癖も克服した。玉田は「誰が入っても同じ形のサッカーができると思っていた」と自負した。選手はピンチで結束し、15年前に日本が「悲劇」を経験したこの地で「歓喜」を味わった。

【勝負決めたFW陣】
 決定力不足を指摘されてきたFW陣が、アウェーの大一番で気を吐いた。欲しかった先制点と貴重な追加点を奪ったのは、2トップを組んだ田中達と玉田だった。
 前半19分、内田が前方へボールを入れる。長谷部の動きにつられた相手DFの隙を突いて、田中達が抜け出した。「枠に入れることだけ考えた」と放った右足シュートは、GKの股間を抜けてネットを揺らす。前線で献身的に攻守に駆け回り、ゴールという最大の仕事も果たした。
 「FWとして1点を取れたことが良かった。日本らしいサッカーができた」。故障がちでJリーグでは今季わずか2得点で代表でも思うように活躍できていなかった鬱憤を晴らす一撃だ。
 後半開始早々には玉田が目の覚めるようなミドルシュートを突き刺す。「入る予感がしていた。迷いはなかった。チームとしてチャンスがつくれていることが大きい」と、代表3試合連続ゴールに充実感を漂わせた。
 点を取るべきFWがチャンスを生かし、勝負を決定付ける理想的な展開。田中達は「目標はもっと上にある」と話し、玉田は「予選突破の自信はある」と言い切った。日本FW陣が少しずつ頼もしくなってきた。

【田中達、勢いづかせる先制弾】
 「ホッとしている」。田中達は正念場のカタール戦を勝利で飾り、安堵の溜め息をもらした。167センチとチーム一小柄なストライカーが、かさにかかって攻めてきた相手の勢いを止めるだけでなく、日本を勢いづかせたのは間違いなく、この日のヒーローだった。
 前半19分、内田のアーリークロスにタイミング良く飛び出した。「枠に入れることだけ考えて」放ったシュートがGKの股間を抜く。「ドーハの悲劇」に象徴される因縁も、カタールに勝ったことがないという嫌なデータも、田中達が全て吹き飛ばした。
 猛烈な運動量と前線からの守備でかき回す。岡田監督の目指すサッカーが、そのまま彼のプレースタイルだ。それは、出場した3月のバーレーン戦に勝ち、負傷で欠場した先月のウズベキスタン戦で引き分けたチームの結果が物語る。
 この日、スタジアムを訪れていたトルシエ元日本代表監督は「田中はとても重要な選手だ」と高く評価した。岡田監督も改めて、田中達の価値を実感したことだろう。負ければ進退問題に発展しかねない1戦に快勝し、気分良く新年を迎えられるのだから。
 先月11日に次女が生まれた。「2人(の娘)にはサッカーをやってもらって、将来はなでしこ(ジャパン)を目指してほしい」とはにかむ顔は、父でありサッカー小僧そのもの。「今日に限っては岡田さんの目指すサッカーができたが、目標はもっと上にある。まだまだ」。日本を、家族をW杯へ連れて行くため、田中達は全力疾走を続ける。

【俊輔「オシム時代から良い方向」】
 司令塔の中村俊は痛めている左膝をテーピングで固め、90分間を走り回った。「守備に力を入れていた」と言う。攻め込まれた時は故障を抱えているとは思えない闘志でゴール前まで戻ってピンチの芽を摘んだ。
 本調子ではないとはいえ、後半23分に闘莉王に合わせたクロスの精度はさすが。「オシムさんの時代からサッカーが良い方向にきている」と、手応えを感じた様子だった。

【DF陣、6試合ぶりの完封にホッ】
 中澤不在の影響が心配された守備陣。闘莉王と寺田のセンターバックコンビは、最後まで安定していた。予選初出場の寺田は「こういう場でできる幸せを感じながらやっていた。失点ゼロでよかった」と満足げ。
 闘莉王は頭でダメ押しの3点目も叩き込み、「(過去2戦のミスが)これでチャラかな。(中沢)佑二さんもナラさん(楢崎)も安心して見られた試合だと思う」と、6試合ぶりの完封に胸を張った。

【カタール・メツ監督、日本に白旗】
 カタールはオーストラリア戦の4失点に続き、今回も3失点と守備が崩壊。頼みのエースのセバスティアンも完全に封じられ、いいところなく完敗した。
 「強いチームと戦う時はミスを最小限に抑えないといけないのに…。日本の強さを痛感した」と、メツ監督も完全に白旗。「夢は見たいが、これで2位は厳しくなった。現実的な目標は3位狙いだが、それも難しい」と、最後まで元気がなかった。

【2強ともに予断許さず 】
 ワールドカップ(W杯)アジア最終予選グループAで、日本は2勝1分け、勝ち点7の2位で年内の試合を終えた。1位は3戦全勝で勝ち点9のオーストラリアで、2強の様相を呈している。
 3位は1勝1分け2敗で同4のカタール、1分け2敗の同1で並ぶ2国は得失点差でバーレーンが4位、ウズベキスタンが5位。
 2位以内が自動的にW杯出場権を得るため日本は好位置にいる。だが、同予選は来年6月までの長丁場で1試合多いカタール以外の各国は5試合を残しており、今後も予断は許さない。
 日本の次戦はホームのオーストラリア戦(来年2月11日)。勝てば日本は首位に立ち、4大会連続のW杯出場に大きく前進する。ライバルに独走を許さないために負けられない一戦となる。

【グループBは韓国首位】
 ワールドカップ(W杯)アジア最終予選グループBは19日、各地で行われ、韓国はリヤドでサウジアラビアに2−0で勝ち、通算2勝1分けで勝ち点7の首位を守った。サウジは1勝1分け1敗の同4で4位。
 韓国は0−0で折り返した後半、李根鎬、朴主永の得点で突き放した。
 グループBのもう1試合はドバイで行われ、アラブ首長国連邦(UAE)とイランが1−1で引き分けた。先制されたイランだが、後半にバゲリのゴールで追いついた。イランは1勝2分けの勝ち点5で2位、UAEは1分け3敗の同1で最下位。北朝鮮は試合がなかった。

≪超サカ採点表≫
カタール代表
GK:
1.M・サクル 5.0
2点目の玉田のシュートは触りたかった
DF:
2.メサド・アフメド 5.5
無難なプレー内容
16.ラジャブ 5.0
対応を誤って失点に絡む
4.アブドゥル・マジェド 5.0
スピードの遅さが問題
6.アブダウード 5.5
内田の攻め上がりを牽制
MF:
17.イスマイール 6.0
右サイドで起点になる
(59分9.アリベシル 5.5)
効果的な動きできず
15.タラル 5.0
攻守で存在感見せれず
5.マジディ 5.5
キックの精度は高かった
(80分12.マジド・ハサン 5.0)
何もできず
14.ハルファン 5.5
前線に飛び出して攻撃をフォロー
11.モンテシン 5.5
エゴなドリブルでボールを何度も奪われる
(68分10.アブドゥルラーブ 5.5)
いつものキレはなかった
FW:
18.セバスティアン 5.5
狡猾な動きでファウル誘う
日本代表
GK:
1.川口能活 6.0
ブランク見せない素晴らしい判断
DF:
3.内田篤人 6.0
俊輔との連動性良く攻め上がった
2.寺田周平 5.5
高さはさすがも足下の技術にやや難
4.田中マルクス闘莉王 6.0
3点目は俊輔とのお得意ヘッド
15.長友佑都 6.5
気持ち&玉際の強さ発揮
MF:
10.中村俊輔 7.0
ケガを抱えても攻守でチームを牽引
17.長谷部誠 7.0
守備はもちろん、前線への絡みが絶妙
7.遠藤保仁 6.0
後方で試合をコントロール
16.大久保嘉人 6.0
守備面での貢献のほうが光る
(86分13.岡崎慎司 6.0)
前線からの守備で貢献
FW:
11.玉田圭司 7.0
値千金のミドルで追加点GET
(89分12.佐藤寿人 --)
8.田中達也 7.0
多くの好機に絡んで先制弾GET
(71分9.松井大輔 6.0)
抜群のキープ力で試合を落ち着かせた


超サカFLASH

来日
 J1浦和の来季監督就任が有力と報じられているフォルカー・フィンケ氏が本日20日に来日した。23日に行われる清水戦を視察する予定。

ベンチ入り
 今季限りで現役を引退するJ2のC大阪の元日本代表MF森島寛晃が12月6日に行われる愛媛戦でベンチ入りする可能性が濃厚となった。

全治3ヶ月
 J2愛媛は本日、GK川北裕介が右膝内側の軟骨の骨折で全治3ヶ月と診断されたと発表した。8日の熊本戦で負傷した。


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