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2009.02.05.THU
本日の超最新情報
INDEX
★休養★
W杯アジア最終予選のオーストラリア戦(11日・日産ス)を控える日本代表は全体練習をキャンセルして休養!GK菅野孝憲、FW田中達也は2時間の自主練習!
★9.4%★
4日にTBS系列で生中継された日本代表vsフィンランド代表の平均視聴率は9.4%と低視聴率!
★帰国★
セルティックの日本代表MF中村俊輔(30)が帰国!明日、日本代表に合流!
★発表★
国際ユース大会(4月、ドイツ・デュッセルドルフ)に出場する高校選抜の選考合宿に参加する32名発表!
★プロ副審誕生★
プロフェッショナルレフェリー(旧スペシャルレフェリー)として国際副審の名木利幸氏(37)、相楽亨氏(32)が国内初のプロ副審に!
★新体制発表★
C大阪が大阪市内のクラブハウスで新体制を発表!3季目のクルピ監督は「目標はただ1つ。J1に上がること」
★首位快走★
オランダエールディビジ第21節
フェイエノールト1−0スパルタ
AZ1−0ローダ
AZが1980−1981年シーズン以来2度目の優勝に向けて首位快走!
★PK勝ち★
コパ・イタリア準々決勝
ユベントス0−0(PK4−3)ナポリ
ユベントスがPK戦の末に準決勝進出!
★敗退★
FAカップ4回戦再々試合
エバートン1−0リバプール
マージーサイドダービーは3度目の正直でエバートンに軍配!
★先勝★
スペイン国王杯準決勝第1戦
セビージャ2−1アスレティック・ビルバオ
セビージャが終了間際の逆転弾で先勝!
★記者会見★
サンテティエンヌの日本代表MF松井大輔がパリ郊外で記者会見!
★残留希望表明★
LAギャラクシーからミランに期限付き移籍しているイングランド代表MFベッカム(33)がLAギャラクシーを退団し、ミランに残留する希望を表明!
★放送権獲得★
2010年から3シーズンのイングランドプレミアリーグ生中継(英国内)の放送権を英衛星テレビ大手BスカイBが獲得!入札額は約1300億円以上!
★大勝★
国際親善試合
日本代表5−1
フィンランド代表日本は岡崎慎司の2ゴールなどで5ゴール大勝!
本日の超サカFLASH
国際親善試合、バーレーンvs韓国はドローほか
本文
※
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★休養★
サッカーのワールドカップ(W杯)アジア最終予選のオーストラリア戦(11日・日産スタジアム)を控える日本代表は本日5日、全体練習をキャンセルして休養に充てた。明日6日の練習再開を前に、欧州組では一足早くMF中村俊輔(セルティック)が帰国した。日本の司令塔はオーストラリアとの大一番に向けて「泥臭くてもいい。勝ち点3を取る」と力強く宣言した。
2006年W杯ドイツ大会グループリーグ初戦で逆転負けを喫した因縁の相手でもある。中村俊は「同じことを2度と繰り返してはいけない」と言い切った。最終予選グループAはオーストラリアが勝ち点9でトップを走り、日本は同7の2位。2位でも本大会の出場権は獲得できるが、ホームに最大のライバルを迎えるとあり、自然と気持ちは高ぶっているようだ。
既に、具体的なイメージも膨らませている。「2トップより、3トップで来こられた方が怖い」。大きな体格を生かしながら、サイドからではなく3人が中央になだれ込んでくるような攻めへの対応が大事と考えている。
日本は1月のアジアカップ最終予選2試合で精彩を欠いた。岡田武史監督も「俊輔や遠藤といった、秀でた選手がいないと…」と存在の大きさを認めた。4日のフィンランド戦に大勝して弾みをつけたチームは、大黒柱の加入で一層加速しそうな気配がある。
【
日本代表メンバー25名】
GK:
都築龍太(
浦和)
川島永嗣(
川崎)
菅野孝憲(
柏)
DF:
寺田周平(
川崎)
中澤佑二(
横浜M)
高木和道(
G大阪)
田中マルクス闘莉王(
浦和)
駒野友一(
磐田)
長友佑都(
FC東京)
安田理大(
G大阪)
内田篤人(
鹿島)
MF:
中村俊輔(
セルティック)
橋本英郎(
G大阪)
稲本潤一(
フランクフルト)
遠藤保仁(
G大阪)
中村憲剛(
川崎)
松井大輔(
サンテティエンヌ)
今野泰幸(
FC東京)
長谷部誠(
ボルフスブルク)
香川真司(
C大阪)
FW:
玉田圭司(
名古屋)
巻誠一郎(
千葉)
大久保嘉人(
ボルフスブルク)
田中達也(
浦和)
岡崎慎司(
清水)
【田中達らが自主練習】
日本代表で腰の違和感を訴えて4日のフィンランド戦を欠場したFW田中達也(浦和)が本日5日、千葉県習志野市内のグラウンドで約2時間の自主練習を行った。
この日は全体練習がなかった。田中達は回復具合を確かめながら、ランニングなど軽めの内容で体を動かした後、足早に引き揚げた。このほか、GK菅野孝憲(柏)も練習した。
【豪州、全員集合は決戦前日】
ワールドカップ(W杯)アジア最終予選(11日・日産スタジアム)で日本代表と対戦するオーストラリア代表は、試合前日にメンバー全員が揃うことが本日5日、明らかになった。
日本サッカー協会によると代表22人のうち21人が欧州でプレー中のため、来日スケジュールは各選手で異なっている。8日に2人、9日にMFケーヒル(エバートン)、FWマクドナルド(セルティック)ら14人、10日午前に6人が来日する予定。準備時間は限られており、日本には追い風となるかもしれない。
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★9.4%★
TBS系列で4日に放送されたサッカーの国際親善試合、日本代表vsフィンランド代表(午後7時15分〜)の視聴率は9.4%(関東地区)だったことがビデオリサーチの調べでわかった。
試合はW杯最終予選のオーストラリア戦(11日、午後7時20分開始)をにらんだテストマッチとして位置付けられ、2ゴールを挙げた岡崎や香川、安田理など若手の活躍で5−1と大勝したが、数字は伸び悩んだ。
2008年最後の試合となったW杯アジア地区最終予選バーレーン戦(11月19日深夜1時10分〜)の平均視聴率が10.0%、同予選イエメン戦(1月20日午後7時20分〜)の視聴率は10.8%だったことを考えると低い数字となってしまった。
また、オーストラリア戦の前売り入場券が完売しているのとは対照的に、フィンランド戦の売り上げは苦戦、最終的に観衆は34532人といまいち関心が低かったことも一因とみられる。
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★帰国★
スコティッシュプレミアリーグ、セルティックのMF中村俊輔(30)が5日、W杯最終予選・豪州戦(11日)に出場のため成田着の飛行機で帰国した。
招集された5人の欧州組の中で最初の帰国となった俊輔は「1日でも早いほうが練習できるし、コミュニケーションも取れるのでありがたい」と10時間以上に及ぶフライトの疲れも見せずに笑顔で語った。
俊輔は7日の3部リーグ相手のカップ戦を控えていたが、セルティックから欠場が認められ今回の早期帰国が実現した。代表には明日6日合流の予定。
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★発表★
日本サッカー協会は本日5日、国際ユース大会(4月、ドイツ・デュッセルドルフ)に出場する高校選抜の選考合宿に参加する32名を発表し、全国高校選手権優勝の広島皆実(広島)から主将のDF松岡祐介ら4人、同準優勝の鹿児島城西(鹿児島)からMF大迫希ら4人が選出された。
同選手権で史上最多の10得点を挙げた鹿児島城西のFW大迫勇也は、入団したJ1鹿島のチーム事情のため、今回の合宿は不参加となったが、今後の合宿メンバーに加わる可能性がある。
合宿参加メンバー32名は以下の通り。
監督:
砂金伸(八千代)
コーチ:
鈴木雅人(鹿島学園)
GKコーチ:
井上祐(鶴岡中央)
主務:
野付裕之(岸根)
GK:
1.村井泰希(四日市中央工業)
2.浅野伸吾(滝川第二)
3.平田俊英(佐賀東)
4.江藤大輔(大津)
5.阿渡真也(鹿島学園)
DF:
6.笛田祥平(前橋育英)
7.橋拓也(国学院大学久我山)
8.前島大輝(星稜)
9.清水良平(大阪桐蔭)
10.松岡祐介(広島皆実)
11.村田俊介(広島皆実)
12.井林章(広島皆実)
13.牟田雄祐(筑陽学園)
14.藤本大(大津)
15.藏薗友裕(鹿児島城西)
16.松井駿佑(鹿児島城西)
MF:
17.小谷駿介(鹿島学園)
18.佐藤穣(前橋育英)
19.中美慶哉(前橋育英)
20.米田賢生(前橋育英)
21.六平光成(前橋育英)
22.松田浩太(国学院大学久我山)
23.田邉草民(国学院大学久我山)
24.谷本泰基(広島皆実)
25.登里享平(香川西)
26.谷口彰悟(大津)
27.大迫希(鹿児島城西)
FW:
28.忍穂井大樹(鹿島学園)
29.西澤厚志(前橋育英)
30.坂本一輝(野洲)
31.黒木一輝(大津)
32.野村章悟(鹿児島城西)
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★プロ副審誕生★
日本サッカー協会は本日5日、プロフェッショナルレフェリー(旧スペシャルレフェリー)として新たに契約を結んだ3人を発表し、国際副審の名木利幸(37)、相楽亨(32)両氏が国内初のプロとなる副審になった。国際主審の佐藤隆治氏(31)もプロに転向し、今季のプロ審判員は計12人となった。
2006年ワールドカップ(W杯)ドイツ大会で副審を務めた広嶋禎数氏(46)は引退し、審判員を養成する同協会のトップレフェリー・インストラクターに就任する。松崎康弘審判委員長は「副審の責任や重要性は増している。世界でもプロの副審は珍しいが、職業として目指す人が出てきてほしい」と話した。
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★新体制発表★
J2のC大阪は本日5日、大阪市内のクラブハウスで新体制を発表し、3季目のレビー・クルピ監督は「目標はただ1つ。J1に上がること」と誓った。
昨季は4位に終わり、勝ち点1差でJ1・J2入れ替え戦の出場も逃した。3年ぶりのチーム復帰で最年長となる32歳のFW西澤明訓は「J1に昇格し、J1で優勝争いするために、持っているものを全て出したい」と意気込んだ。今季の主将を務めるDF羽田憲司は「今年こそJ2で優勝」と力を込めた。
また、C大阪は大阪市内のグラウンドに住吉大社の宮司を招き、必勝祈願を行った。
昨季はJ1昇格の有力候補と言われながらも勝ち点1の差で4位に終わり、入れ替え戦出場を逃した。昇格に向けて攻撃の中心として期待される乾貴士は「試合に出て、C大阪をJ1に上げたい」と決意を口にした。
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★首位快走★オランダエールディビジ第21節結果
フェイエノールト1−0スパルタ
≪得点者≫
フェイエノールト:ビセスバール17
AZ1−0ローダ
≪得点者≫
AZ:エル・ハムダウィ76
トゥヴェンテ4−1NAC
≪得点者≫
トゥヴェンテ:アルナトビッチ22、ウィスヘルホフ31、エリア59、デンネボーム89
NAC:イダブデライ62
ユトレヒト3−0デフラーフスハップ
≪得点者≫
ユトレヒト:ファン・デルフン30、44、82
フローニンゲン2−0NEC
≪得点者≫
フローニンゲン:ベルグ25=PK、ファン・デラーク60
オランダエールディビジは4日、第21節の5試合が行われ、首位AZが16位ローダに1−0で勝利した。
ホームにローダを迎えたAZだったが、なかなか得点を奪うことができず、試合は0−0のまま推移。しかし後半31分、得点ランクのトップに立つエース・エル・ハムダウィが決勝弾を挙げ、1−0の完封勝利を収め、1980−1981年シーズン以来、2度目の優勝に向けて快走している。
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★PK勝ち★コパ・イタリア準々決勝結果
ユベントス0−0(PK4−3)ナポリ
コパ・イタリア(イタリアカップ)は4日、準々決勝の残り1試合が行われ、ユベントスがナポリをPK戦の末に下し、4強進出を決めた。ユーベは準決勝でラツィオと対戦する。
ナポリはラベッシが活躍を見せ、一方のユベントスは戦線復帰を果たしたばかりのトレゼゲ、デル・ピエロらが決定機を迎えたものの、試合は0−0のまま決着が付かず。迎えたPK戦を4−3で制したユーベがベスト4へと駒を進めることとなった。
準決勝のもう1試合の対戦カードは、インテルvsサンプドリアとなっている。
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★敗退★
FAカップ4回戦再々試合結果
エバートン1−0リバプール
FA(イングランド協会)カップは4日、引き分け再々試合となった4回戦の4試合が行われ、リバプールがエバートンに0−1で敗れた。
この2週間ですでに2度にわたって引き分けていた両者の一戦。本拠地を同じ街に構える宿敵同士の激突として注目を集めた「マージーサイドダービー」は、3度目の正直でエバートンに軍配が上がることとなった。
この日はフィジカルを全面に押し出した試合となり、チャンスは数えるほど。0−0のままスコアは動かなかったが、後半31分にリバプールのルーカスが2枚目の警告で退場となると、迎えた延長戦の後半13分にエバートンの若手MFゴスリングが決勝点を叩き出した。
一方、敗れたリバプールにとっては、このゲームは1つの敗戦以上に痛い結果となり、主将のジェラードが左太ももの肉離れで、開始わずか16分で途中交代を強いられる事態となっており、今後に向けて不安が募る状況に陥ってしまった。
なお、同日に行われたこのほかの試合では、アストンビラ、ブラックバーン、ダービー(2部)がそれぞれ勝ち抜きを決めている。
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★先勝★スペイン国王杯準決勝第1戦結果
セビージャ2−1アスレティック・ビルバオ
スペイン国王杯(コパ・デル・レイ)は4日、準決勝第1戦の1試合が行われ、セビージャがホームでアスレティック・ビルバオを2−1で下した。
土砂降りによって当初の予定より15分遅れでスタートした試合は、前半42分にジョレンテが頭で決め、アウェーのビルバオが先制する展開。しかし、ホームで負けるわけにはいかないセビージャもここから反撃。後半16分にドゥシェルの豪快な一発で同点に追い付くと、39分にはPKを獲得する。しかし、これはカヌーテが外してしまい、このまま1−1で試合終了かと思われたものの、迎えたロスタイム分にアコスタが値千金の決勝点を挙げた。
国王杯準決勝第1戦は、本日5日にバルセロナvsマジョルカの残り1試合が行われる。
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★記者会見★
フランスリーグ1、サンテティエンヌの日本代表MF松井大輔が4日、パリ郊外で記者会見し、11日に横浜・日産スタジアムで行われるワールドカップ(W杯)アジア最終予選のオーストラリア戦について「団結力は日本の方がある」と勝利への意欲を見せた。
松井は「アジア1位と2位の争い。日本でやるからには本当に負けられない」と強調。1月のアジアカップ最終予選でバーレーンに敗れたことも「かえってチームが引き締まる」と前向きにとらえた。
オーストラリアについては「欧州でプレーする選手が多いが、だからといって強いわけではない」とした上で「気持ちで負けないことが何よりも大事」と述べた。
所属するサンテティエンヌは現在2部への降格ラインぎりぎりで苦戦している。「(シーズン途中での)監督の交代が自分としてはとても良かったと思う」として、今後の挽回に自信を見せた。
松井はフランスを8日に出発、日本代表に合流する予定。
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★残留希望表明★
米プロサッカーリーグのロサンゼルス・ギャラクシーからイタリアセリエAのミランに期限付き移籍しているイングランド代表MFデイヴィッド・ベッカム(33)が4日、LAギャラクシーを退団し、ミランに残留する希望を表明した。
ベッカムは「まだ代理人はギャラクシーと交渉してないが、ミランに残りたいと伝えた。2010年(のワールドカップ)へのチャンスを得るには、残るのが最適だと思う」と話した。
ベッカムは1月にミラン加入後、リーグ戦5試合に出場し、2ゴール2アシスト。「これほどプレーを楽しめると期待してなかったし、毎試合出場できるとも思ってなかった」と心境が大きく傾いたことを明かし、ミランでキャリアを終える可能性にも、「そういうこともあるかもしれない」と話した。
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★放送権獲得★
イングランドプレミアリーグは4日、2010年から3シーズンの同リーグ生中継(英国内)の放送権を、英衛星テレビ大手BスカイBが獲得したと発表した。
BスカイBが入札で獲得したのは、リーグ戦の放送権を6組(1組23試合)に分けたうちの4組分(92試合)。英紙タイムズは入札額が10億ポンド(約1300億円)以上と報じている。残り2組分は、別途入札で決まる。
同リーグの実況放送権はBスカイBの独占が続いていたが、欧州委員会の独禁当局の指導で2007年シーズン分から、他のテレビ局にも振り分けられるようになった。
現在、世界で最も活況といわれる同リーグが手にする巨額放映権収入は各クラブに分配され、選手獲得などに使われる主要な資金源となっている。
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★大勝★国際親善試合結果
日本代表5−1
フィンランド代表
会場:国立霞ヶ丘競技場
観衆:34532人
主審:コウ・シュンケツ(中国)
天気:晴れ
気温:8℃
湿度:20%
ピッチ:全面良芝
≪得点者≫
日本:岡崎15、32、香川44、中澤57、安田86
フィンランド:ポロカラ50
≪出場メンバー≫
【
日本代表】
GK:
18.都築龍太(
浦和)
DF:
6.内田篤人(
鹿島)
(72分3.駒野友一(
磐田))
22.中澤佑二(
横浜M)(cap)
4.田中マルクス闘莉王(
浦和)
(55分24.高木和道(
G大阪))
15.長友佑都(
FC東京)
MF:
27.橋本英郎(
G大阪)
14.中村憲剛(
川崎)
7.遠藤保仁(
G大阪)
(77分5.今野泰幸(
FC東京))
29.香川真司(
C大阪)
(80分21.安田理大(
G大阪))
FW:
11.玉田圭司(
名古屋)
(84分12.巻誠一郎(
千葉))
33.岡崎慎司(
清水)
ベンチ:
GK:
23.川島永嗣(
川崎)
26.菅野孝憲(
柏)
DF:
2.寺田周平(
川崎)
FW:
9.田中達也(
浦和)
【
フィンランド代表】
GK:
1.マーノヤ
DF:
5.ハルスティ
14.クイバスト
2.アホ
15.トゥルネン
(55分16.ライタラ)
MF:
17.スパルフ
20.ポロカラ
21.アルキブオ
(85分11.P・ヘテマイ)
6.クヤラ
(46分8.M・ヘテマイ)
FW:
10.リトマネン(cap)
(68分18.プッキ)
9.タルバヤルビ
(78分19.パリッカ)
ベンチ:
12.シランパー
4.ポルティン
3.ケネーネン
13.レハメーネン
7.オヤラ
≪各種データ≫
日本:
フィンランドボール支配率:
62.7%:37.3%
シュート数:
14:7
直接FK数:
12:15
間接FK数:
0:3
CK数:
7:4
GK数:
6:15
PK数:
0:0
オフサイド:
0:3
2010年のサッカーのワールドカップ(W杯)南アフリカ大会出場を目指す日本代表は本日4日、東京・国立霞ヶ丘競技場でフィンランド代表と国際親善試合のキリンチャレンジカップ2009を戦い、5−1で大勝し、W杯予選に向けて弾みを付けた。岡田監督就任後の通算成績は12勝3敗7分け。
W杯アジア最終予選グループAの日本は、11日に同グループで最大のライバルとなるオーストラリア戦(横浜・日産スタジアム)を控えている。この日は大型選手揃えたフィンランドを“仮想豪州”に見立てて戦い、岡崎慎司(清水)の2得点などで圧倒した。
日本代表・岡田武史監督
「できたところと甘かったところがある。これまで出場機会のなかった選手が何人か、海外組に取って代われる力を示してくれた。守備面で遅い部分があったのとクロスの精度は悪かった」
フィンランド代表・バクスター監督
「日本は動きが速く、パスもうまかった。簡単に得点を奪われてしまった。我々の守備はオーストラリアと同様、速く動くわけではない。日本の守備陣はクロスに上手に対処していた」
日本サッカー協会・犬飼基昭会長
「11日(オーストラリア戦)に向け元気が出る試合ができて良かった。ただし、ああいう失点が一番怖い。オーストラリアはもっと強くてラフだろう。よほど気を引き締めていかないといけない」
中澤佑二
「セットプレーで点を取られて残念。得点はたくさん入ったのでオーストラリア戦に弾みをつけられた。次の試合は精一杯頑張って勝利をもぎ取る」
中村憲剛
「オーストラリア戦に向けて、ここで結果が出せたのは大きい。前のバーレーン戦でできなかった中盤の動きや、前からのプレスもできて良かった」
岡崎慎司
「いいボールが来たので、決められて良かった。前半は裏に抜けられたが、後半はまだまだ。この勢いでオーストラリアを倒したい」
【
日本代表メンバー25名】
GK:
都築龍太(
浦和)
川島永嗣(
川崎)
菅野孝憲(
柏)
DF:
寺田周平(
川崎)
中澤佑二(
横浜M)
高木和道(
G大阪)
田中マルクス闘莉王(
浦和)
駒野友一(
磐田)
長友佑都(
FC東京)
安田理大(
G大阪)
内田篤人(
鹿島)
MF:
中村俊輔(
セルティック)
橋本英郎(
G大阪)
稲本潤一(
フランクフルト)
遠藤保仁(
G大阪)
中村憲剛(
川崎)
松井大輔(
サンテティエンヌ)
今野泰幸(
FC東京)
長谷部誠(
ボルフスブルク)
香川真司(
C大阪)
FW:
玉田圭司(
名古屋)
巻誠一郎(
千葉)
大久保嘉人(
ボルフスブルク)
田中達也(
浦和)
岡崎慎司(
清水)
【大勝も守りに課題残す】
攻撃が不発に終わり、無得点で敗れたバーレーン戦から1週間が経過。日本は、岡田監督が就任以来最多の5得点で大勝し、嫌な流れを断ち切るとともに、大一番のオーストラリア戦に向けて弾みも付けた。
攻め急いでリズムを崩したバーレーン戦の反省点を修正し、余裕を持ってパスをつないだ。戦列に復帰した司令塔の遠藤は「全員が冷静さを保ってプレーできた。球離れも速く、人も動いた」と好感触を得た様子。
前半15分の先制点は、内田が守備ラインの裏を突くピンポイントのパスを出し、岡崎が反応して生み出された。同32分も同様に中村憲のパスに岡崎が抜け出して決めた。この精度の高さを再現できれば、オーストラリアにも通用するはずだ。
ただし、フィンランドの守りはプレッシャーがなく、楽にボールを保持でき、パスも回せた。W杯最終予選で3試合無失点中のオーストラリアの守備陣と対した場合、この日ほど余裕を持って球を回せないだろう。そこを勘違いすべきでない。
中村俊らの欧州組が合流すればチーム力はアップするはずだが、3試合連続でセットプレーから失点するなど課題も残る。岡田監督は「オーストラリア戦は、そう簡単にはいかないと思う」と、ライバルへの警戒心を緩める気配はなかった。
【岡崎&香川、ゴールで存在感示す】
1週間後に大事な決戦を控え、若い伏兵がアピールした。22歳の岡崎と19歳の香川が、ゴールという形で結果を残した。
前半15分と32分、いずれも絶妙のタイミングで裏に飛び出した岡崎がゴールを奪った。「特長を生かせた。個人的にも自信になる」と充実の表情だった。同44分に観衆を沸かせたのは香川。右からのボールを自らふわりと浮かせ、3人のDF陣をかわして冷静にシュート。「ミスも多かったが、1点取れたのは本当に良かった」と喜んだ。
昨年8月の北京五輪で3戦全敗の屈辱を味わった2人は、今着実にフル代表の戦力となりつつある。ただ、香川は「僕は代表の常連でも何でもない。危機感はある」と繰り返す。立場は岡崎も同じだ。欧州組5人が戻ってくるオーストラリア戦は、2人に出番があるか分からない。
その現実を本人達は熟知しているが、岡崎は「次も自分にできることがあるはず。出たらゴールを狙う」と力を込める。主力の座を脅かし、次戦のピッチに立てるか。岡田監督は「欧州組に取って代われる力を示してくれた。うれしい誤算」と一定の評価をしているようだった。チャンスは確実に広がっている。
【中澤&闘莉王のコンビ復活】
昨年12月に左膝の手術を受けた闘莉王が3試合ぶりの出場。中澤とのセンターバックの主力コンビが復活した。
W杯最終予選のオーストラリア戦を想定して高さのあるフィンランドとの対戦だったが、競り合いでは2人の強さが目立った。それでも闘莉王は大事な一戦をにらみ「今日10−0で勝っても(オーストラリアに)0−1で負けたら意味がない。こんな甘いもんじゃない」ときっぱり。中澤も「またセットプレーからやられたのは反省しないと」と気を引き締めた。
【5年ぶり代表戦出場も失点悔やむ
】
GK都築が2004年2月の国際親善試合、マレーシア戦(カシマ)に途中出場して以来、約5年ぶりに出場した。出場間隔が開いた長さでは歴代8位で、Jリーグ開幕以降では最長ブランクだ。
先発に限れば2001年10月の国際親善試合のセネガル戦(ランス)以来、約7年4カ月ぶりという久々のチャンスだった。しかし後半、CKを相手選手と競り合い、こぼれ球を決められてしまった。都築は「代表だからという緊張はなかった。でも、失点したところは反省しないと」と悔やんでいた。
【安田理が代表初ゴール】
後半36分から途中出場した安田が代表初ゴールを決めた。41分、中央に切り込んでから右足で思い切りシュート。GKの正面を突いたが、相手が弾いてラッキーなゴールとなった。
一方的な試合展開となっていただけに、喜び爆発とはいかなかったが、21歳の安田理は「(日本の)5点目なんでね…。でもうれしい。ガンバでもなかなか点を取れないので」と笑った。
【日本、3年ぶりの大量得点】
日本が5点以上を挙げたのは、ジーコ監督時代の2006年2月22日にアジアカップ予選(日産ス)のインド戦で6−0と圧勝して以来、3年ぶりとなった。
2008年に岡田監督が代表を率いてからは、同年2月6日のワールドカップ(W杯)3次予選のタイ戦(埼玉)で4−1と快勝した時を上回り、最多得点となった。
【オーストラリアのピム監督が視察】
11日のW杯最終予選で対戦するオーストラリア代表のピム監督が視察に訪れたが、試合後は足早に会場を離れ、口は開かなかった。
来日前には「フィンランド戦自体には興味がないが、私がそこにいることを(日本側に)知ってもらえればいい」と、日本にプレッシャーを与えるように話していた。決戦が迫る中、果たして日本のプレーはどのように映ったか。
【ワースト免れた観衆3万4532
人】
国際親善試合、キリンチャレンジカップ2009(4日、日本代表5−1フィンランド代表、国立競技場)で国立霞ヶ丘競技場には3万4532人の観衆が詰めかけた。前日3日までの前売り入場券の売れ行きは約2万3000枚止まり。1997年の第1次岡田政権発足以降、国内での日本代表戦の最低観客数だった2008年1月30日のボスニア・ヘルツェゴビナ戦(国立)の2万6971人を下回るピンチだったが、当日券を求めたサポーターが多く来場した。11日のオーストラリア戦は完売している。
≪超サカ採点表≫
【
日本代表】
GK:
18.都築龍太 5.5
簡単なミス目立った
DF:
6.内田篤人
6.5
先制点をアシスト。効果的な上がり見せた
(72分3.駒野友一 6.0)
試合の流れに沿ってプレー
22.中澤佑二
6.0
カウンターの対処に改善の余地あり
4.田中マルクス闘莉王 6.0
ピンチの場面少なかった
(55分24.高木和道
6.0)
無難にこなし、高さを披露
15.長友佑都 6.0
積極的な攻撃参加見せた
MF:
27.橋本英郎
6.0
中盤のスペースをケア
14.中村憲剛 6.5
2点目をアシスト
7.遠藤保仁
6.5
試合を上手くコントロール
(77分5.今野泰幸 --)
29.香川真司
6.0
3点目のゴールはお見事
(80分21.安田理大 --)
FW:
11.玉田圭司
6.5
フリーでボールを受けるなど、起点になった
(84分12.巻誠一郎 --)
33.岡崎慎司
7.0
裏を突く動きで2ゴールを連取
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【超サカFLASH】
★代表選出
★
J1川崎は4日、FW鄭大世=チョン・テセ(24)がワールドカップ(W杯)アジア最終予選の北朝鮮代表メンバーに選出されたため、明日6日から12日までチームを離れると発表した。11日にサウジアラビア戦がある。
★入院
★
J1のFC東京は本日、GK塩田仁史が熱中症およびへんとう腺の腫れからくる体調不良のため入院すると発表した。検査結果、退院日は後日発表される。
★全治2〜3週間
★
J2札幌FW中山元気が右膝内側靱帯損傷で全治2〜3週間と診断されたことが明らかになった。
★新監督
★
JFLのMIOびわこ草津は昨年までJ1のG大阪のコーチを務めていた和田治雄氏(39)の監督就任が決定したと発表した。
★ドロー
★
国際親善試合結果
バーレーン2−2韓国
サウジアラビア2−1タイ
★決勝進出
★
フランスリーグカップ準決勝結果
パリ・サンジェルマン0−3ボルドー
ニース1−1(PK3−4)バンヌ(2部)
★獲得
★
元イングランド代表FWロビー・ファウラー(33)が、オーストラリアAリーグの新設クラブ、ノースクイーンズランド・フューリーと2年契約を結んだことが4日、明らかになった。同選手は昨年12月からフリーの状態となっていた。
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