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2009.03.14.SAT
J1第2節第1日、G大阪は公式戦3戦連続の大勝で開幕2連勝!!本日の超最新情報

INDEX

開幕2連勝
J1第2節第1日
大分1−0京都
浦和3−1FC東京
神戸2−1川崎
1−1千葉
清水0−0横浜M
山形0−0名古屋
G大阪4−1磐田
アジア王者のG大阪は公式戦3戦連続の大勝で開幕2連勝!
J2第2節第1日
水戸1−0徳島
横浜FC1−2熊本
横浜FCはFW三浦知良(42)がPKを決め、自らの持つJリーグ最年長得点記録を42歳0カ月16日に塗り替えるも逆転負け!

フル出場
オランダ2部リーグ第30節
VVV2−0ヘルモンド
本田圭佑は3戦連続主将としてフル出場!

途中出場
ドイツブンデスリーガ第24節
ボルフスブルク4−3シャルケ
長谷部誠は後半26分から、大久保嘉人は同42分から出場!ボルフスブルクは6連勝で暫定2位浮上!

レンタル
トッテナムのメキシコ代表FWドス・サントス(19)がイプスウィッチ(2部)に今季終了まで期限付き移籍!

本日の超サカFLASH
ユベントスのブラジル人FWアマウリが右太もも肉離れで全治1ヶ月ほか


本文
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開幕2連勝
J1第2節第1日結果

大分1−0京都
(九石ド・16841人)
≪得点者≫
大分:ウェズレイ41

浦和3−1FC東京
(埼玉・50802人)
≪得点者≫
浦和:阿部4、エジミウソン48、ポンテ83
FC東京:オウンゴール13

神戸2−1川崎
(ホムスタ・15195人)
≪得点者≫
神戸:須藤47、松橋65
川崎:鄭大世44

1−1千葉
(柏・8723人)
≪得点者≫
柏:李26
千葉:坂本52

清水0−0横浜M
(アウスタ・19172人)

山形0−0名古屋
(NDスタ・12370人)

G大阪4−1磐田
(万博・16128人)
≪得点者≫
G大阪:遠藤35=PK、62=PK、パク・ドンヒョク54、レアンドロ66
磐田:ジウシーニョ56=PK

J1第2節最終日日程

15日():
14:00〜
新潟vs鹿島
(東北電ス)
14:00〜
広島vs大宮
(広島ビ)

 J1第2節第1日は本日14日、埼玉スタジアムなどで全7試合が行われ、浦和レッズは同点の後半、エジミウソンとポンテが得点してFC東京を3−1で振り切り、今季初勝利を挙げた。初陣を大勝で飾ったモンテディオ山形はホームでの名古屋グランパス戦を0−0で引き分けた。
 ガンバ大阪は4−1でジュビロ磐田に大勝して開幕2連勝を飾り、大分トリニータはウェズレイがゴールを決めて京都サンガに1−0で競り勝った。ヴィッセル神戸は後半20分、途中出場のFW松橋が決勝点を挙げ、2−1で川崎フロンターレに逆転勝ちした。
 千葉ダービーの柏レイソルvsジェフ千葉は1−1、清水エスパルスvs横浜F・マリノスは0−0でともに引き分けた。

J2第2節第1日結果

水戸1−0徳島
(笠松・2057人)
≪得点者≫
水戸:遠藤54

横浜FC1−2熊本
(ニッパ球・5431人)
≪得点者≫
横浜FC:三浦知12=PK
熊本:木島33、宇留野47

J2第2節最終日日程

15日():
13:00〜
栃木vs湘南
(栃木グ)
13:00〜
富山vs愛媛
(富山)
13:00〜
岐阜vs甲府
(長良川)
13:00〜
鳥栖vs札幌
(ベアスタ)
16:00〜
草津vs福岡
(正田スタ)
16:00〜
東京VvsC大阪
(味スタ)
16:00〜
岡山vs仙台
(岡山)

 J2第2節第1日は本日14日、ニッパツ三ツ沢球技場などで2試合が行われ、ロアッソ熊本が2−1で横浜FCに逆転勝ちした。横浜FCのFW三浦知は先発出場し、前半12分にPKを決めて先制点を挙げ、自らの持つJリーグ最年長得点記録を42歳0カ月16日に塗り替えたが、白星にはつながらなかった。水戸ホーリーホックは徳島ヴォルティスを1−0で下した。

【J最年長得点記録を更新】
 J2の横浜FCの元日本代表FW三浦知良(42)が熊本戦でPKを決め、J最年長得点記録を更新し、自らの持つJリーグ最年長得点記録を42歳0カ月16日に塗り替えた。
 カズは前半12分、PKのチャンスを得ると、落ち着いて左に蹴り込んだ。GKの右手に弾かれたものの、そのままゴールに突き刺さった。
 なお、通算151ゴール目で、ジュビロ磐田の中山雅史(157ゴール)に続いてJリーグ通算得点ランキングは2位。また、最年長得点記録とともに、1993年のJリーグ発足以来17年連続ゴールも達成した。
 カズは後半20分、池元と交代しピッチを退いた。チームは前半に追い付かれ、後半にも失点し、1−2で逆転負けした。

J1徹底詳細

【大分・ウェズレイが決勝弾】
大分1−0京都
(九石ド・16841人)
≪得点者≫
大分:ウェズレイ41
≪出場メンバー≫
大分
GK:
1.西川周作
DF:
22.上本大海
6.森重真人
25.小林宏之
MF:
3.ホベルト=52分
5.エジミウソン
33.藤田義明
8.金崎夢生
(87分2.坪内秀介)
11.鈴木慎吾
FW:
10.ウェズレイ
13.高松大樹
(70分28.清武弘嗣)
京都
GK:
21.水谷雄一
DF:
24.増嶋竜也
4.水本裕貴
14.李正秀
22.渡邉大剛
MF:
11.林丈統
(62分17.安藤淳)
26.角田誠
(87分8.中谷勇介)
3.シジクレイ
10.ディエゴ
FW:
13.柳沢敦
(62分20.パウリーニョ)
9.豊田陽平

 2試合連続ゴールで勝利を呼び込んだウェズレイは「ゴールよりもチームの勝利が大事」と控えめに笑った。
 前半41分、高松の右クロスに豪快な右足ボレーで合わせ、ネットを揺らした。この日は中盤まで下がって攻撃を組み立て、前線で走り回って守備にも貢献した。4月で37歳になるベテラン助っ人はゴール以外にも存在感を示し「しっかり体調を管理する。次の試合も勝ち点3を取る」と頼もしかった。

★京都は期待のディエゴが機能せず
 京都は期待の攻撃陣が機能せず、今季初黒星を喫した。
 3トップに新加入のディエゴを加え、ポジションチェンジを繰り返してゴールに迫ったが、引いて守る相手を崩しきれなかった。同じく今季から加わったFW豊田は「自分の特徴が生きていない。チームのやり方に順応していかないと」と連係不足を反省。加藤監督は「流れの中での1点が遠かった。次はもっとチームの形を出して、結果を残したい」と残念そうに話した。

【浦和、ホーム初戦で快勝】
浦和3−1FC東京
(埼玉・50802人)
≪得点者≫
浦和:阿部4、エジミウソン48、ポンテ83
FC東京:オウンゴール13
≪出場メンバー≫
浦和
GK:
23.都築龍太
DF:
6.山田暢久=63分
2.坪井慶介
4.田中マルクス闘莉王
3.細貝萌
MF:
13.鈴木啓太
22.阿部勇樹
24.原口元気
(57分19.高原直泰)
10.ポンテ
FW:
11.田中達也
(78分34.山田直輝)
17.エジミウソン
(86分20.堀之内聖)
FC東京
GK:
20.権田修一
DF:
5.長友佑都
15.平松大志
2.茂庭照幸
25.徳永悠平
MF:
6.今野泰幸
10.梶山陽平
22.羽生直剛
(66分18.石川直宏)
40.鈴木達也
(58分19.大竹洋平)
FW:
9.カボレ
32.近藤祐介
(60分24.赤嶺真吾)

 フィンケ新監督の下、再起を目指す浦和が開幕2戦目で初白星を手にした。
 5万人以上の観客で埋まったホーム開幕戦を制し、主将の鈴木は「サポーターがいつもいてくれるのは心強い。きょうはどうしても勝ちたかった」と安堵感を漂わせた。
 昨季までの個人の力に頼った単調なサッカーではなく、全員が連動してパスをつなぐサッカーへ。目指す形に一番近かったのは後半38分の3点目か。DF坪井が左サイドのスペースを突いて駆け上がり、中央へパス。18歳の山田直を経由して最後はポンテが蹴り込んだ。
 カウンターから2失点した鹿島との開幕戦に比べて、この日は攻守の切り替えが早く、相手の攻撃を封じた。
 “新生浦和”が踏み出した第一歩。それでも指揮官は慎重な姿勢を崩さない。「シーズンの初めだろうが、途中だろうが勝利の価値は同じ。間違った印象を残さないようにしたいのだが、我々がとても素晴らしかったわけではない」と厳しく手綱を締めた。
 一方、浦和の闘莉王が前半終了間際に相手選手と浮き球を競った際、頭部から流血した。その後も包帯を赤く染めながら奮闘し、フル出場で勝利に貢献した。チームによると、右前頭部の負傷で7針縫ったという。

★浦和に相性悪いFC東京
 FC東京は浦和との相性が悪い。2004年のヤマザキナビスコカップ決勝でPK勝ちして以降、ナビスコ杯を含め2分け9敗となった。
 後半早々に1−2とリードを許すと、その後は運動量が落ちて度々ピンチを招いた。城福監督は「ボールを追う時間が多くて、疲労が大きかった」。開幕2連敗となり、厳しい表情だった。

【神戸は須藤が移籍後初先発ゴール】
神戸2−1川崎
(ホムスタ・15195人)
≪得点者≫
神戸:須藤47、松橋65
川崎:鄭大世44
≪出場メンバー≫
神戸
GK:
1.榎本達也
DF:
25.石櫃洋祐
2.小林久晃=89分
14.宮本恒靖
28.大屋翼
MF:
26.松岡亮輔
6.金南一
10.ボッティ
(46分5.河本裕之)
22.馬場賢治
(78分27.岸田裕樹)
FW:
17吉田孝行=28分
19.須藤大輔
(60分11.松橋章太)
川崎
GK:
1.川島永嗣
DF:
8.山岸智
(66分19.森勇介)
4.井川祐輔
13.寺田周平
2.伊藤宏樹
MF:
14.中村憲剛
29.谷口博之
11.ヴィトール・ジュニオール
(72分6.田坂祐介)
FW:
34.レナチーニョ=44分
(57分12.横山知伸)
9.鄭大世=52分
10.ジュニーニョ

 移籍後、2季目で初めて先発に起用された神戸の須藤がホーム開幕戦でチームを勢いづける貴重な同点ゴール。吉田のパスで抜け出し、GKの上を越すループシュートを決め「得点できて、試合にも勝てて良かった」と喜びを爆発させた。
 8日の開幕戦でFWマルセウらが負傷し、先発の機会が回ってきた。先発起用は12日に監督から告げられたそうで「練習でいいプレーができていた。それを本番でできれば結果につながるという自信があった」と言う。
 甲府から加わった昨季は持病の股(こ)関節障害の悪化で早々と戦列を離脱。それだけに、カイオ・ジュニオール監督は「約1年、ケガで苦しんだ彼を信じていた」とねぎらっていた。

★川崎は後半開始直後の失点悔やむ
 川崎は前半終了間際に先制しながら、後半2分に追い付かれるなど守備がほころび逆転負け。関塚監督は「後半立ち上がり15分を集中して行こうとハーフタイムに話したんだが…」と前節の柏戦に続く、同じ時間帯での失点を悔やんだ。
 シュート数は前半が12本で、後半は4本。11日のアジアチャンピオンズリーグの試合から中2日の影響もあってか、後半は息切れも目立った。それでも関塚監督は「そうではなく、ミスが失点につながっている」と説明した。

【李がサポーター酔わす先制弾】
1−1千葉
(柏・8723人)
≪得点者≫
柏:李26
千葉:坂本52
≪出場メンバー≫

GK:
33.菅野孝憲
DF:
25.村上佑介
5.古賀正紘
13.小林祐三
4.石川直樹
MF:
28.栗澤僚一=32分
34.杉山浩太
FW:
11.ポポ
(69分14.太田圭輔)
20.李忠成
(80分27.大津祐樹)
15.菅沼実
(80分9.北嶋秀朗)
10.フランサ
千葉
GK:
17.櫛野亮
DF:
2.坂本將貴
14.池田昇平
4.ボスナー
31.青木良太
MF:
16.谷澤達也
(89分11.新居辰基)
8.中後雅喜
6.下村東美=82分
9.深井正樹
(66分19.ミシェウ)
5.アレックス
FW:
18.巻誠一郎

 今季初ゴールを挙げた柏のFW李は「2節目で点が取れて、いいスタートになった」。ゴール前に入った球に頭から飛び込んでしぶとくネットを揺らし、ホームのサポーターを酔わせた。
 開幕戦の川崎戦に続き、先制後に追い付かれての1−1。勝ち点3を逃しただけに「引き分けは悔しい」と残念がった。

★千葉のミラー監督は納得
 千葉のミラー監督は「前半は風も強く、難しい条件だった。ドローの結果に納得している」と話した。開幕戦はホームでG大阪に0−3と完敗。敵地で勝ち点1を拾い、安堵感を漂わせた。
 後半の同点ゴールで連敗阻止に貢献したDF坂本は「あの場面はあんまり覚えていない。得点はプラスアルファの仕事。DFとしてしっかり守備をしなければ」と自らに言い聞かせていた。

【清水は2戦連続スコアレスドロー】
清水0−0横浜M
(アウスタ・19172人)
≪出場メンバー≫
清水
GK:
21.西部洋平
DF:
25.市川大祐
3.青山直晃
5.岩下敬輔
2.児玉新
MF:
13.兵働昭弘
(82分10.藤本淳吾)
7.伊東輝悦
17.山本真希
(56分6.マルコス・パウロ)
8.枝村匠馬
FW:
18.ヨンセン
23.岡崎慎司
(76分11.原一樹)
横浜M
GK:
1.榎本哲也
DF:
7.栗原勇蔵
3.松田直樹
22.中澤佑二=80分
MF:
18.清水範久
30.小椋祥平
17.兵藤慎剛=53分
13.小宮山尊信
FW:
14.狩野健太
(79分39.ハーフナー・マイク)
10.山瀬功治
(73分11.坂田大輔)
9.渡邉千真
(68分19.齋藤学)

 清水は開幕2戦連続のスコアレスドローに終わった。序盤からミスを連発し、自滅する場面が多く攻撃の形すらつくれなかった。終盤は横浜Mを攻め立て惜しい場面もつくったが、ゴールまでは至らなかった。移籍後初ゴールをまたしてもお預けとなった清水FWヨンセンは「サポートが少なかったし、パスミスが多すぎた」と肩を落とした。今季初のホーム、アウスタでの試合。「大事なことは、各自が自信を持ってプレーすること」と、ベテランFWは前を向いた。それでも、守備においては2試合連続の完封試合。長谷川健太監督は「きちっと0に抑えた。ミスはあったけど評価したい」と選手を称えた。

★横浜Mは初勝利ならず
 横浜Mは風上の前半に猛攻を仕掛け、新人の渡辺や山瀬功らがゴール前に詰め、試合終盤には194センチのハーフナーを投入したが実らなかった。優位に立ちながら初勝利を飾れなかった木村監督は「狙い通りに攻めたんだが…」と煮え切らない表情だった。
 開幕戦はJ1に復帰した広島に4失点を喫して敗れた。DF中澤は「広島戦を考えれば、0点に抑えたのは大きい。これからですよ」と前を向いた。

【山形、雪のホーム初戦飾れず】
山形0−0名古屋
(NDスタ・12370人)
≪出場メンバー≫
山形
GK:
1.清水健太
DF:
14.宮本卓也
3.レオナルド
23.石井秀典=25分
13.石川竜也
MF:
16.キム・ビョンスク=39分
(69分10.財前宣之=81分)
19.秋葉勝
17.佐藤健太郎
7.宮沢克行
(57分11.北村知隆)
FW:
15.長谷川悠
9.古橋達弥
(78分5.渡辺匠)
名古屋
GK:
1.楢崎正剛
DF:
32.田中隼磨
4.吉田麻也
5.増川隆洋
6.阿部翔平
(67分19.杉本恵太)
MF:
7.中村直志
(73分13.山口慶)
14.吉村圭司=23分
10.小川佳純
8.マギヌン
(82分17.巻佑樹)
FW:
11.玉田圭司
9.ダヴィ

 記念すべき山形のJ1初ホームゲームはあいにくの雪。ピッチは後半開始前に真っ白となり、カラーボールが投入された。
 前半は押し気味に試合を進めた山形も、足下の技術にたけた選手の揃う名古屋に防戦一方となり、GK清水の再三の好セーブで引き分けに持ち込むのがやっと。それでも開幕2戦を無敗でしのぎ、小林監督は「いい形で入れている」と納得の表情を浮かべた。
 ただ殊勲の清水は「できればいい天気の中でやりたかった」と嘆き節。Jリーグの「秋開幕、翌春閉幕」(秋春制)が論議となる中での雪に、名古屋のある選手は「こんなんで秋春とかやったら死んじゃう」と天を仰いだ。ハーフタイムには山形のサポーターが秋春制反対を訴える歌を合唱。改めて雪国の抱える課題が浮き彫りとなった。

★玉田「目が見えなかった」
 名古屋は後半攻め続けたが、1点が奪えなかった。雪の影響で、うまくボールがつながらない場面も多く、ストイコビッチ監督は「難しい試合になった。こういう気候には慣れてないので」と振り返った。
 10日に韓国でアジアチャンピオンズリーグの蔚山戦を消化し、移動続きの厳しい日程だった。同監督は「ゲームの流れは良かった。勝ち点3に値する」と選手をたたえた。
 一時はピッチが真っ白になり、視界が煙るほど激しく雪が降った。ボールを見えやすくするため、後半からオレンジ色の球を使用した。
 名古屋の玉田は「こんな雪でやったのは初めて。目が見えなかった」と苦笑いを浮かべ、山形の古橋は「カラーボールなんて使ったことなかった」。サッカー界では冬にも試合を行う秋春シーズン制導入が議論されているが「これじゃ無理」と話す選手もいた。

【G大阪、新兵器でゴール量産】
G大阪4−1磐田
(万博・16128人)
≪得点者≫
G大阪:遠藤35=PK、62=PK、パク・ドンヒョク54、レアンドロ66
磐田:ジウシーニョ56=PK
≪出場メンバー≫
G大阪
GK:
22.藤ヶ谷陽介
DF:
13.安田理大
(82分4.高木和道)
6.パク・ドンヒョク=67分
5.山口智=56分
19.下平匠
MF:
27.橋本英郎
7.遠藤保仁
16.佐々木勇人
(76分32.大塚翔平)
FW:
9.ルーカス
18.チョ・ジェジン
(76分11.播戸竜二)
23.レアンドロ
磐田
GK:
1.川口能活
DF:
17.犬塚友輔
6.那須大亮
(71分4.大井健太郎)
3.茶野隆行
5.駒野友一
MF:
7.太田吉彰
(83分13.萬代宏樹)
23.山本康裕
16.ロドリゴ=39分
11.西紀寛
FW:
8.ジウシーニョ=72分
(77分24.松浦拓弥)
18.前田遼一

 開幕から2試合で7点を挙げ、2連勝。G大阪が「高さ」という新たな武器を加えてゴールを量産している。
 後半9分が象徴的だった。遠藤が蹴った右CKを朴東赫が相手DFに競り勝ってヘディングで叩き込んだ。7日の開幕戦の千葉戦では後半22分にチョ・ジェジンがFKを頭で合わせて得点している。
 昨季はセットプレーで山口に合わせる場面ばかりだった。今季新加入した朴東赫は187センチでチョ・ジェジンは185センチと長身。ゴール前での制空権を握れる布陣が揃った。
 西野監督は「バリエーションが増えたと感じるし、相手にとっては標的を絞りきれない。選択肢が増えればチャンスが膨らむ」と満足げに話す。キッカーの遠藤も「いいボールさえければ良くなった。誰かに合えばいいし」と充実ぶりを感じ取っている。

【遠藤、コロコロにこだわらない?】
 G大阪の遠藤がPKで2得点。遠藤のPKといえば、GKが跳ぶ方向とは逆へ、あざ笑うかのように転がす「コロコロPK」が有名だが、この日は2本とも力強く蹴り込んだ。
 「2本目は完全にコースを狙った。(GK川口と)日本代表でいっぱい練習していたので、いつもの蹴り方とは変えた」と遠藤。今後のPKについても「その日によって決めたい」と臨機応変な姿勢で臨むようだ。

★川口、2試合で10失点
 日本代表の名が泣く。磐田のGK川口が2試合で何と10失点だ。
 失点の責任はGKばかりにあるわけではないが、後半21分のプレーはまずかった。レアンドロが放った正面へのシュートを弾いて後逸。そのままゴールに吸い込まれてしまった。川口は「あれはもう…。いちいち説明することもない」とさすがに歯切れが悪かった。
 ホームで迎えた開幕戦でJ1に昇格したばかりの山形に2−6。この日は4失点と惨敗続きだ。「(PKで2失点だったので)守備を崩された得点でないことは収穫。次の週に向けて気持ちを切り替え、1つずつよくしていくしかない」とため息交じりに話した。


フル出場
オランダ2部リーグ第30節結果

VVV2−0ヘルモンド
≪得点者≫
VVV:リーマンス30、カンテルベルグ40

 オランダ2部リーグ(ジュピラーリーグ)は13日、第30節が行われ、MF本田圭佑が所属するVVVフェンロは、ホームでヘルモンドを2−0で下した。本田は得点に絡むことはできなかったが、3試合連続でキャプテンマークを着けてフル出場した。
 VVVは勝ち点を64に伸ばして首位キープ、2位RKC(同55)、3位カンブール(同52)と続いている。


途中出場
ドイツブンデスリーガ第24節結果

ボルフスブルク4−3シャルケ
≪得点者≫
ボルフスブルク:グラフィッチ25=PK、74、84、ゼコ44
シャルケ:ベスターマン9、ジョーンズ76、クラニー89

 ドイツブンデスリーガは13日、第24節の1試合が行われ、MF長谷部誠と大久保嘉人が所属する4位ボルフスブルクは、ホームで8位シャルケを4−3で下し、6連勝で暫定2位に浮上した。
 長谷部は後半26分から右MFで途中出場し、惜しいクロスを上げるなど見せ場をつくった。大久保は後半42分からピッチに立ったが、目立った活躍はできなかった。
 ここまでリーグ5連勝中のボルフスブルクは、開始9分に失点するも、25分にグラフィッチが自ら得たPKを沈めて試合を振り出しに戻す。すると44分、今度はそのグラフィッチがゼコのゴールをお膳立てし、ボルフスブルクが2−1の逆転に成功する。
 両者の一進一退の攻防は後半も続いた。後半29分にグラフィッチがネットを揺らすと、シャルケもその2分後にジョーンズのゴールで反撃。1点差に迫られたボルフスブルクだが、39分にまたしてもグラフィッチが得点を挙げると、終了間際に1点を返されながらもそのまま逃げ切り、6連勝をマークした。
 これにより、勝ち点を45としたボルフスブルクは、ホッフェンハイムとバイエルンをかわして暫定2位に浮上。翌日に試合を控える首位ヘルタ・ベルリンとの勝ち点差も暫定ながら1とした。ハットトリックを達成したグラフィッチは今季ゴール数を17に伸ばし、得点ランク2位タイにつけている。

【長谷部、勝利も守備反省】
 長谷部は後半26分から右MFで途中出場し、惜しいクロスを上げるなど見せ場をつくった。
 後半途中から出場したボルフスブルクの長谷部は「点も取れるし、すごくいいチームになってきた」と、大量4ゴールを挙げたチームの攻撃力に感心しきりだった。
 ただ、自身が出場してから失点を重ねたことには反省しきり。「しっかり守備をするように言われたので、そこで2失点したのは悔しい」と話した。


レンタル
 イングランドプレミアリーグのトッテナムは13日、メキシコ代表FWジオバンニ・ドス・サントス(19)がイプスウィッチ(2部)に今季終了まで期限付きで移籍すると発表した。同選手は昨夏にバルセロナ(スペイン)から移籍。トッテナムで通算12試合に出場し、前月に行われたUEFAカップで加入以来初ゴールを挙げた。
 トッテナムはそのほか、モロッコ代表MFアデル・タラブト(19)が今季終了までQPR(2部)に期限付きで移籍することも発表。同選手はランス(フランス2部)からの期限付き移籍期間を経て2007年夏にトッテナムに完全移籍。前月に行われたチェコとの国際親善試合でモロッコ代表としてデビューを飾った。
 このところ若手の下部リーグへの期限付きが相次ぐトッテナムだが、12日にはDFクリス・ガンター(19)も今季終了までのレンタルでノッティンガム・フォレスト(2部)へ移籍することが発表されている。


超サカFLASH

決勝進出
 フットサルの全日本選手権第5日は本日、東京・国立代々木競技場で準決勝を行い、Fリーグ王者の名古屋とFUGA MEGURO(東京)が決勝進出を決めた。名古屋は前半のリードを守り、大阪に4−3で競り勝ち、FUGAは着実に得点してFリーグ3位の神戸に5−1で快勝した。

全治1ヶ月
 イタリアセリエAのユベントスは13日、ブラジル人FWアマウリが12日の練習中に右太ももを傷め、ふくらはぎ肉離れで全治1ヶ月と診断されたと発表した。

エール
オランダエールディビジ第27節結果

フローニンゲン2−0ローダ
≪得点者≫
フローニンゲン:ホラ72、マタブス85

登録書送付
 韓国サッカー協会は本日、2018年と2022年のワールドカップ(W杯)の招致登録書を国際サッカー連盟(FIFA)あてに送付したことを明らかにし、立候補を正式に表明した。招致登録書の提出期限は16日で、FIFAは両大会の開催地を来年12月に決める予定。

登録書送付
 ロシアサッカー協会のソロキン会長は13日、2018年と2022年のワールドカップ(W杯)の招致登録書を同日、国際サッカー連盟(FIFA)あてに送付したことを明らかにし、立候補を正式に表明した。招致手続きの一環となる招致登録書の提出は16日が期限。FIFAは2018年と2022年W杯の開催地を来年12月に決める予定。


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