『日本の超サッカー情報』
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2009.04.08.FRI
本日の超最新情報
INDEX
★3戦全勝★
アジアチャンピオンズリーグ・グループリーグ第3節
グループB
ペルセポリス(イラン)3−1アルガラファ(カタール)
アルシャルジャ(UAE)1−3アルシャバブ(サウジアラビア)
グループD
ブニョドコル(ウズベキスタン)2−2セパハン(イラン)
アルエティファク(サウジアラビア)4−1アルシャバブ(UAE)
グループF
山東魯能(中国)2−0FCソウル(韓国)
G大阪5−0スリウィジャヤ(インドネシア)
グループH
セントラルコースト(オーストラリア)0−5
川崎
浦項(韓国)1−0天津泰達(中国)
G大阪はレアンドロの2ゴールなどで完勝して3戦全勝!川崎は入籍した谷口博之のゴールなどで圧勝して首位堅守!
★痛恨DRAW★
欧州チャンピオンズリーグ準々決勝第1戦
マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)2−2ポルト(ポルトガル)
ビジャレアル(スペイン)1−1アーセナル(イングランド)
マンUは前東京VのポルトFWフッキなどに翻弄され、終了間際の失点で痛恨ドロー!マンUは史上初のCL2連覇&5冠獲得に黄信号!
★全治3ヶ月★
ビジャレアルのスペイン代表MFサンティ・カソルラ(24)が右足腓骨骨折で全治3ヶ月!
★新監督★
W杯に5カ国の監督として出場した経験を持つセルビア出身のミルチノビッチ氏がイラク代表の新監督に就任!
★2連勝★アジアチャンピオンズリーグ・グループリーグ第3節
グループA
サバ・バッテリー(イラン)0−2パフタコル(ウズベキスタン)
アルヒラル(サウジアラビア)2−1アルアハリ(UAE)
グループC
アルジャジーラ(UAE)0−0アルイティハド(サウジアラビア)
ウムサラル(カタール)1−0エステグラル(イラン)
グループE
名古屋1−1ニューカッスル(オーストラリア)
蔚山現代(韓国)1−0北京国安(中国)
グループG
アームド・フォース(シンガポール)1−4
鹿島上海申花(中国)2−1水原三星(韓国)
鹿島は大迫勇也の2試合連続弾などで快勝して2連勝!名古屋は2試合連続ドロー!
本日の超サカFLASH
磐田FW山崎亮平がバセドー病で長期離脱ほか
本文
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★3戦全勝★
アジアチャンピオンズリーグ・グループリーグ第3節結果
グループB:
ペルセポリス(イラン)3−1アルガラファ(カタール)
(テヘラン)
アルシャルジャ(UAE)1−3アルシャバブ(サウジアラビア)
(シャルジャ)
グループD:
ブニョドコル(ウズベキスタン)2−2セパハン(イラン)
(タシケント)
アルエティファク(サウジアラビア)4−1アルシャバブ(UAE)
(ダンマン)
グループF:
山東魯能(中国)2−0FCソウル(韓国)
(済南)
≪得点者≫
山東魯能:ル・チャン54、ハン・ペン72
G大阪5−0スリウィジャヤ(インドネシア)
(万博)
≪得点者≫
G大阪:レアンドロ39、44、オウンゴール49、山口51、安田理67
≪出場メンバー≫
【
G大阪】
GK:
22.藤ヶ谷陽介
DF:
2.中澤 聡太
5.山口智
19.下平匠
■=7分
MF:
7.遠藤保仁
16.佐々木勇人
17.明神智和
(46分30.山崎雅人)
27.橋本英郎
FW:
9.ルーカス
(63分13.安田理大)
18.チョ・ジェジン
(46分11.播戸竜二)
23.レアンドロ
グループH:
日本時間19:00〜
セントラルコースト(オーストラリア)0−5
川崎
(ゴスフォード)
≪得点者≫
川崎:鄭大世7、谷口21、ジュニーニョ36、中村49、レナチーニョ70
≪出場メンバー≫
【
川崎】
GK:
1.川島永嗣
DF:
2.伊藤宏樹
13.寺田周平
18.横山知伸
MF:
11.ヴィトール・ジュニオール
14.中村憲剛
19.森勇介
(57分4.井川祐輔)
26.村上和弘
29.谷口博之
(74分8.山岸智)
FW:
9.鄭大世
(65分34.レナチーニョ)
10.ジュニーニョ
浦項(韓国)1−0天津泰達(中国)
(浦項)
≪得点者≫
浦項:キム・ジェソン66
サッカーのアジアクラブ王者を決めるアジアチャンピオンズリーグ(ACL)は本日8日、各地でグループリーグ第3戦が行われ、グループFのガンバ大阪とグループHの川崎フロンターレはともに大勝し、各グループの首位を守った。2チームとも次戦で決勝トーナメント進出を決める可能性が出てきた。
大会2連覇を狙うG大阪は万博記念競技場(大阪)でスリウィジャヤ(インドネシア)に5−0で大勝し、3戦全勝で勝ち点を9に伸ばした。前半にFWレアンドロが2得点するなど、一方的に攻めて格の違いを見せつけた。
川崎は敵地でセントラルコースト(オーストラリア)に5−0で圧勝し、通算2勝1分けの勝ち点7とした。前半に3点を先行し、後半もMF中村の得点などでリードを広げた。
グループリーグは各グループ2位までが決勝トーナメントに進み、優勝チームは12月にアラブ首長国連邦で行われるクラブワールドカップ(W杯)に出場する。
【レアンドロ、ACL男襲名?】
G大阪の圧勝劇の口火を切ったのは絶好調FWレアンドロだった。0−0で迎えた前半40分、MF佐々木の浮き球パスに反応すると、右足ダイレクトで豪快に先制点を叩き込んだ。「佐々木がトラップした瞬間に“ササ!”と大声で呼んだ。難しいボールだったけど、決められて良かった」。さらにその4分後には、FWルーカスの左クロスに頭で合わせて2点目を挙げた。これでグループリーグでは3戦連発の6得点。驚異的な決定力を誇るゴールマシーンが、この試合でも真価を発揮した。
開幕3連勝で早くも決勝トーナメント進出に王手。前日に64歳の誕生日を迎えた西野監督は「結果に関しては非常に満足している。しっかり準備して(グループリーグ突破を)次の試合でベスト16を決めたいと思う」と1日遅れのバースデープレゼントに頬を緩めた。
連覇へ向け順調そのもののアジア王者。それでもMF遠藤は「次は向こうのホームだし、気候も暑いから何が起きるか分からない」と気を引き締め直すことを忘れなかった。
【G大阪・安田理が途中出場でゴール】
G大阪の安田理は今季公式戦で初めて先発を外れたが、途中出場でゴールを決めた。4−0の後半18分に登場して、4分後に播戸の右クロスを右足でけり込み「1点取れたので良かった」とホッとした様子だった。
西野監督は安田理について「前回の試合で良くなかったから外した」と説明。本人は「ホームで5−0で勝てて良かったが、もっと仕事ができた」と満足していなかった。
【DF5人の作戦でも5失点】
スリウィジャヤはゴール前にDFを5人並べて猛攻をしのぐ作戦だったが、前半40分に先制を許すと、その後は失点を重ねた。ラフマット監督は「G大阪はあらゆる攻撃のバリエーションを持っている」と相手を称えるしかなかった。
21日の次戦はホームにG大阪を迎える。「今度は気候を含めて優位に立てる。見苦しい展開にならないように、勇気を持って戦いたい」と話した。
【川崎、アウエーで大量点奪い圧勝】
アウェーの不利を吹き飛ばし、川崎はオーストラリアの強豪セントラルコーストから大量5得点を奪って圧勝した。体格で勝る相手をスピードとパスワーク、運動量で圧倒した理想的な勝利。関塚監督は「(大差は)予想外だったが、こちらの良さを出せたのが勝因」と納得の表情だった。
口火を切ったのは鄭大世だ。前半8分、森の右クロスを頭で押し込んだ。さらに同22分、左CKを谷口がヘディングで決めた。Jリーグで今季初勝利を挙げた4日の名古屋戦でもゴールした2人が、勢いそのままにネットを揺らす。看板の攻撃が爆発し、その後も中村らがゴールを重ねた。
守っても川島、寺田らを軸にピンチをしのいで無失点。前回出場した2007年大会も含め、アウェーでは一度も負けていない。中村は「自分達のサッカーができれば勝てると思っていた」と話した。敵地を苦にせず、チームはアジアでの戦いに自信を深めている。
次戦の結果次第では早くも決勝トーナメント進出が決まる。目指すアジアの頂点へ向け、第一関門突破がくっきりと見えてきた。
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★痛恨DRAW★
欧州チャンピオンズリーグ準々決勝第1戦結果
マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)2−2ポルト(ポルトガル)
(オールド・トラフォード・76000人)
≪得点者≫
マンU:ルーニー15、テベス80
ポルト:クリスティアン・ロドリゲス4、マリアーノ・ゴンサレス89
ビジャレアル(スペイン)1−1アーセナル(イングランド)
(エル・マドリガル・23000人)
ビジャレアル:セナ10
アーセナル:アデバヨール66
欧州チャンピオンズリーグ準々決勝第1戦日程
8日(水)
日本時間27:45〜
リバプール(イングランド)vsチェルシー(イングランド)
(アンフィールド)
バルセロナ(スペイン)vsバイエルン(ドイツ)
(カンプ・ノウ)
サッカーの欧州チャンピオンズリーグ(CL)は7日、各地で準々決勝第1戦の2試合が行われ、昨季覇者のマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)はホームでポルト(ポルトガル)と2−2で引き分けた。
3季ぶりの決勝進出を目指すアーセナル(イングランド)は敵地でビジャレアル(スペイン)と1−1で引き分けた。
マンUは0−1の前半15分にルーニーが決め、後半40分にテベスが勝ち越し点。ポルトは4分後にM・ゴンサレスが同点とした。マンUは史上初のCL2連覇と史上初の5冠獲得に黄信号が灯った。
ビジャレアルは前半10分にセナが先制し、アーセナルは後半21分にアデバヨールが鮮やかなオーバーヘッドシュートを決めた。
ともに第2戦は15日に行われる。
【土壇場の失点でポルトと痛恨ドロー】
マンUがホームにポルトを迎えての一戦は、開始早々の4分に試合が動いた。マンUはクリスティアーノ・ロナウドとエバンスのミスによってポルトのロドリゲスに渡ると、ロドリゲスはそのままエバンスにドリブルで勝負をしかけ、コースが開くとすかさず左足を一閃。ファーポスト際に見事なシュートを決め、アウェーのポルトにリードもたらす。
先制点を与えてしまったマンUだったが、15分に思わぬ形で同点弾を得る。ポルトのDFブルーノ・アウベスがGKに向けて不注意なバックパスを出すと、狙っていたルーニーがそれをカット。GKとの1対1を冷静に沈め、試合を振り出しへと戻してみせた。
その後、GKファン・デルサールの好守でポルトの猛攻を凌いだマンUは、1−1のまま迎えた後半40分、スローインからのボールをルーニーが巧みなヒールパスで後方に流すと、走り込んでいた途中出場のテベスが右足で勝ち越し弾。苦しい展開の中で逆転のゴールを挙げることに成功する。
ところがその直後の44分、ポルトに左サイドを崩されたマンUは、ファーサイドでマリアーノ・ゴンザレスをフリーにしていまい、痛すぎる失点。試合終了間際に同点弾を許し、勝利を目前で逃す結果となった。
【マンUは課題残る内容】
まずい試合運びでマンチェスター・ユナイテッドはホームで引き分けてしまった。試合後のロナウドは「今日は話せない。申し訳ない」と、悲愴(ひそう)感を漂わせて足早に会場を後にした。
出足の鋭い相手に戸惑ったのか、開始早々にちぐはぐなプレーが続いた。ロナウドがパスをミスするなどして反撃され、早々に先制点を許した。国内リーグでもここ3試合で8失点ともろさを露呈する守備陣は最後まで踏ん張れなかった。2−1とリードしていた終了間際の単純な相手のクロスにも対応しきれず、無防備でシュートを打たれては、名GKファン・デルサールもなすすべがなかった。
唯一の光明は攻撃を牽引するFWのルーニー。1得点1アシストの活躍で、チームの欧州CLでの無敗記録を22試合とする立役者となった。
(UEFA)欧州サッカー連盟によれば、過去にポルトと対戦したイングランド勢は敵地で勝利を収めていない。この事実を知ったファーガソン監督は「我々が(ポルトに勝つ)一番目のチームになるチャンスだ」と強気だった。そんな発言とは裏腹に課題が残る内容だった。
【元東京Vのフッキがフル出場で活躍】
Jリーグの東京ヴェルディなどで大活躍したフッキがポルトでフル出場し、切れ味鋭いドリブルと積極果敢なシュートで、マンチェスター・ユナイテッドの守備陣を翻弄した。
強豪との引き分けに「ポルトはいつも自信を持っている。チーム全体が良いプレーをし、アウェーで重要なゴールを挙げられた」と満足そうだった。
【アーセナル・ベンゲル監督も絶賛】
アーセナルはアデバヨールが貴重なアウェーゴールを奪った。ベンゲル監督が「目を疑うほど素晴らしかった」と絶賛する技ありの一発だった。
後半21分、ペナルティーエリア内でゴールを背にしてセスクのパスを呼び込んだ。胸で頭上に押し上げるようにトラップし、流れるような動作で右足オーバーヘッドをゴール右隅へ蹴り込んだ。
2月上旬に太ももを痛めて離脱し、3月下旬に復帰したばかりだが、ブランクを感じさせないゴールラッシュを演じている。
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★全治3ヶ月★
スペインリーガエスパニョーラのビジャレアルは7日、右足を骨折し手術を受けたスペイン代表MFサンティ・カソルラ(24)が、全治まで3ヶ月を要する見込みであると発表した。
カソルラは4日に行われたリーガエスパニョーラ第29節のアルメリア戦で右足腓骨を骨折をしていた。クラブによれば、6日に受けた手術は成功し、全治までは3ヶ月を要する見込みであるとのこと。
なお、カソルラは今季国内リーグの残り9試合と、スペイン代表として出場する予定だったコンフェデレーションズカップ(6月)への欠場が決定的となった。
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★新監督★
サッカーのワールドカップ(W杯)に5カ国の監督として出場した経験を持つ、セルビア出身のボラ・ミルチノビッチ氏が7日、イラク代表監督としてコンフェデレーションズカップ(6月)で指揮を執ることに同意した。同氏が「イラクからのオファーを受けることにした」と語った。
ただ、2月にブラジル人のビエイラ監督を解任したイラク・サッカー協会側は、代表監督の人選は完了していないとしている。ミルチノビッチ氏が最後に代表監督を務めたのはジャマイカで、2007年に解任されていた。
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★2連勝★アジアチャンピオンズリーグ・グループリーグ第3節結果
グループA:
サバ・バッテリー(イラン)0−2パフタコル(ウズベキスタン)
(タブリーズ)
アルヒラル(サウジアラビア)2−1アルアハリ(UAE)
(リヤド)
グループC:
アルジャジーラ(UAE)0−0アルイティハド(サウジアラビア)
(アブダビ)
ウムサラル(カタール)1−0エステグラル(イラン)
(ドーハ)
グループE:
名古屋1−1ニューカッスル(オーストラリア)
(瑞穂陸)
≪得点者≫
名古屋:玉田65
ニューカッスル:エルリッヒ8
≪出場メンバー≫
【
名古屋】
GK:
1.楢崎正剛
DF:
32.田中隼磨
4.吉田麻也
3.バヤリッツァ
2.竹内彬
MF:
10.小川佳純
7.中村直志
13.山口慶
(76分19.杉本恵太)
8.マギヌン
27.花井聖
(46分11.玉田圭司)
FW:
9.ダヴィ
蔚山現代(韓国)1−0北京国安(中国)
(蔚山)
≪得点者≫
蔚山現代:オ・ジャンウン69
グループG:
アームド・フォース(シンガポール)1−4
鹿島(シンガポール)
≪得点者≫
アームド・フォース:オスマン25
鹿島:本山23、内田42、大迫47、オウンゴール89
≪出場メンバー≫
【
鹿島】
GK:
21.曽ヶ端準
DF:
2.内田篤人
(66分7.新井場徹)
3.岩政大樹
19.伊野波雅彦
35.パク・チュホ
MF:
15.青木剛
■=42分
40.小笠原満男
10.本山雅志
■=57分
8.野沢拓也
(74分14.増田誓志)
FW:
34.大迫勇也
(78分13.興梠慎三)
18.マルキーニョス
■=44分
上海申花(中国)2−1水原三星(韓国)
(上海)
≪得点者≫
上海申花:バルカノフ18、B・フレブ76
水原三星:リ・ウェイフォン66
アジアクラブ王者を決めるアジアチャンピオンズリーグ(ACL)は7日、各地でグループリーグ第3節が行われ、グループGの鹿島アントラーズはアウェーでアームド・フォース(シンガポール)に4−1で快勝し、2連勝で通算2勝1敗とした。同グループは水原(韓国)、鹿島、上海申花(中国)が勝ち点6で並ぶ混戦になった。
グループEの名古屋グランパスは名古屋市瑞穂陸上競技場でニューカッスル(オーストラリア)と1−1で引き分け、1勝2分けで同グループ首位を守った。
鹿島は1−1の前半終盤にDF内田のゴールで勝ち越すと、後半開始早々に新人FW大迫が追加点。終了間際にもオウンゴールで加点した。名古屋は先制を許し、後半から出場したFW玉田がFKを直接決めて同点としたが勝ち越せなかった。
明日8日はグループFのガンバ大阪vsスリウィジャヤ(インドネシア)、グループHのセントラルコースト(オーストラリア)vs川崎フロンターレが行われる。
【鹿島、貴重なアウェー初白星】
東南アジア特有の高温多湿の気候と、慣れない人工芝のピッチ。アウェーの過酷な条件に苦しみながらも、鹿島が貴重な勝ち点3を手にした。
総合力を見れば鹿島が大きく上回るが、韓国で水原に1−4の大敗を喫したように海外での戦いは何が起こるか分からない。この日も、前半に本山の右足ボレーで先制した直後、FKからあっさり同点に追いつかれ、ピッチには緊張が走った。
だが、選手は落ち着いていた。前半終盤に相手のCKをクリアすると、そこから得意の速攻。最後は内田が冷静に右足でネットを揺らして勝ち越した。後半には18歳の大迫が頭でACL2戦連発のゴール。GK曽ケ端はPKを防ぎ相手の追い上げムードを断ち切った。
「普通にやればうちのチームは強い」と内田が話していたように、局面での冷静なプレーが光った。アジア制覇を目指す鹿島にとって、チームを軌道に乗せる意味あるアウェー初白星だった。
【名古屋、勝ち点3取れず】
名古屋はホームで不満の残る引き分けに終わった。序盤で相手に先制を許し、何とか追い付く展開。ストイコビッチ監督は「いい結果だと思う。前半は苦しんだが、後半は自分達のペースだった」と淡々と話した。
前半はトラップミスやパスミスを連発して、思うように攻撃を組み立てられなかった。そこを突かれた。9分にはドリブルで切り込まれ、相手のシュートをGK楢崎が必死に防ぎ、ポストに当たったこぼれ球をエルリッチに押し込まれた。マークもしっかり付いておらず、守備も不安定だった。指揮官も「自分達自身で問題をつくっている」とハーフタイムに苦言を呈した。
巻き返しを図り、後半に玉田を投入。それまで流れの悪かった前線の動きが活性化した。持ち味のサイド攻撃が機能し始め、チャンスも増えた。後半20分にはゴール正面右寄りの位置で得たFKを、玉田が左足で壁を越し、ゴール右に直接蹴り込んで同点とした。
勝ち点1は得たが「前半は相手がいいというより、自分たちが悪かった」と玉田。鮮やかなゴールを決めたが「勝てなかったのが残念」と、歯切れが悪かった。
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【超サカFLASH】
★全体練習合流
★
右足内転筋に違和感を訴えているスコティッシュプレミアリーグ、セルティックMF中村俊輔が7日から全体練習に合流し、本日8日に行われるフォルカーク戦でもスタメン出場する見込みとなった。
★長期離脱
★
J1鹿島DF内田篤人が7日に行われたアジアチャンピオンズリーグのアームド・フォース戦で頭部を強打し、脳震盪(しんとう)を起こした。本日8日にも検査を受ける見込みとなった。
★長期離脱
★
J1磐田FW山崎亮平がバセドー病で長期離脱することが明らかになった。
★調査
★
1日にギリシャのイラクリオンで行われた2010年W杯欧州予選のギリシャvsイスラエル戦で、地元の観客がイスラエルのGKに対しレーザー光線で妨害行為を働いたことについて、国際サッカー連盟(FIFA)が調査を開始したことが7日、明らかになった。ギリシャは昨年10月にホームで行われたスイス戦でも、同様にサポーターが相手選手を妨害する事件が起き、FIFAから警告されている。イスラエル戦でギリシャは、PKによる決勝点で2−1で勝利した。
★解任
★
スペインリーガエスパニョーラ、ベティスは6日、パコ・チャパーロ監督(66)を解任すると発表した。後任はBチームの監督を担当していたホセ・マリア・ノゲス監督が昇格する。ベティスは4日のヌマンシア戦で引き分け、7試合連続で勝ち星から見放されており、降格圏とはわずか勝ち点1差の16位に低迷していた。チャパーロ監督は2007年の12月に就任。ベティスの監督を務めるのは2度目だった。
★解任
★
ベルギー・サッカー協会は7日、同国代表のルネ・バンデレイケン監督を成績不振を理由に解任したと発表した。ベルギーはW杯欧州予選で振るわず、現在は勝ち点7でグループ5で首位のスペインと同11差、2位のボスニア・ヘルツェゴビナとは同5差。バンデレイケン監督は2006年1月に就任した。
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