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2009.06.05.FRI
日本代表がウズベキスタンとの大一番に向けて最終調整!!本日の超最新情報

INDEX

最終調整
W杯アジア最終予選第8戦日程
グループA
6日()
日本時間23:05〜
ウズベキスタン代表vs日本代表
(パフタコルスタジアム)
日本代表が明日のウズベキスタンとの大一番に向けて最終調整!日本は勝てば4大会連続4度目のW杯出場が決定!予想スタメンUP!

誘致打診
日本代表が2010W杯南アフリカ大会への出場を決めた際の直前キャンプ地について、開催国の南アフリカ、ナミビア、ジンバブエ、ボツワナなどから誘致を打診!

発表
ブルキナファソ遠征のU-17日本代表メンバー22名発表!既にJ1デビューを果たしている宇佐美貴史(G大阪)らが選出!

新監督
稲本潤一が所属するフランクフルトの新監督に元レバークーゼン監督のスキッベ氏(43)が就任!

新監督
ガラタサライの新監督にバルセロナ前監督のライカールト氏(46)が就任!

連係確認
日本代表がウズベキスタン戦に向けて攻守の連係の確認!MF長谷部誠は疲労で途中離脱!

発表
コンフェデレーションズカップ(14日〜28日・南アフリカ)のイタリア代表メンバー23名発表!18歳のDFサントン(インテル)が初選出!

本日の超サカFLASH
福岡MF城後寿が右肩鎖関節の亜脱臼で全治3週間ほか


本文
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最終調整
W杯アジア最終予選第8戦日程

グループA:

6日()
日本時間23:05〜
ウズベキスタン代表vs日本代表
(パフタコルスタジアム)
≪予想スタメン≫
GK:
1.楢崎正剛(名古屋)
DF:
6.内田篤人(鹿島)
2.中澤佑二(横浜M)(cap)
4.田中マルクス闘莉王(浦和)
15.長友佑都(FC東京)
MF:
10.中村俊輔(セルティック)
17.長谷部誠(ボルフスブルク)
7.遠藤保仁(G大阪)
16.大久保嘉人(ボルフスブルク)
14.中村憲剛(川崎)
FW:
9.岡崎慎司(清水)

予想フォーメーション
(4-5-1)

    9
16   14   10
   7  17
15  4  2  6
    1

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最新TVスケジュール

 サッカー日本代表は明日6日午後7時(日本時間午後11時)から、タシケントのパフタコルスタジアムでW杯アジア最終予選第8戦のウズベキスタン戦を行う。この試合に勝てば4大会連続4度目のW杯出場が決定。これまで積み上げたサッカーの集大成をみせる大一番となる。
 国際サッカー連盟(FIFA)のランキングは日本の31位に対しウズベキスタンは78位。通算でも日本が4勝2分けと大きくリードしているが、攻守にバランスの取れた好チームで、昨年10月の埼玉スタジアムでの対戦では1−1で引き分けている。
 日本代表の岡田監督は本日5日、公式記者会見で「やるべきことは全てやった。選手が力を出し切れば良い結果が出る」と意気込みを語った。
 時折、笑みも浮かべて和やかなムードだったが「我々は、まだ何も手にしていない。勝負では恐ろしいどんでん返しが起こり得る」と気を引き締めた。対するカシモフ監督は「非常に楽しみだ。もちろん勝利を目指すが、結果は予想できない」と話した。
 会見後、日本代表は試合会場のパフタコル競技場で最終調整した。雨模様で気温22度と涼しく、25選手全員が芝の感触を確かめるようにパスゲームやクロスからのシュート練習を繰り返した。いつも通り、冒頭以外は非公開で準備を整えた。
 最新の国際サッカー連盟(FIFA)ランキングは日本が31位、ウズベキスタンは78位。昨年10月は1−1で引き分け、過去の対戦成績は日本の4勝2分け。

日本代表メンバー25名
GK:
1.楢崎正剛(名古屋)
都築龍太(浦和)
川島永嗣(川崎)
DF:
2.中澤佑二(横浜M)
山口智(G大阪)
4.田中マルクス闘莉王(浦和)
駒野友一(磐田)
今野泰幸(FC東京)
15.長友佑都(FC東京)
槙野智章(広島)
6.内田篤人(鹿島)
MF:
10.中村俊輔(セルティック)
橋本英郎(G大阪)
7.遠藤保仁(G大阪)
14.中村憲剛(川崎)
松井大輔(サンテティエンヌ)
阿部勇樹(浦和)
17.長谷部誠(ボルフスブルク)
香川真司(C大阪)
本田圭佑(VVV)
FW:
玉田圭司(名古屋)
16.大久保嘉人(ボルフスブルク)
矢野貴章(新潟)
9.岡崎慎司(清水)
興梠慎三(鹿島)

【ウズベク戦へ向け最終調整】
 決戦に向けて日本の集中力は高まっている。前夜は選手同士でミーティングを行い、意思統一を図った。遠藤(G大阪)によると、先月のベルギー戦でスローイングのボールを相手に奪われることが多かった点について、多くの意見が出たという。
 ウズベキスタンの戦いぶりを映像でもチェックし、対策を確認した。遠藤は「特徴は頭に入った。後は立ち上がり10分ぐらいで相手の出方を見て対応したい」と試合展開を思い描いていた。

【日本代表・岡田監督Q&A】
明日の試合の抱負は?

「ウズベキスタンに来る前にキリンカップを2試合こなし、本当に順調にきている。ケガ人も戻ってきた。モチベーションも高まっている。あと1日あるが、やるべきことは全てやった。明日の試合で持てる力を全て出して、勝つために自分達のサッカーをすることに集中してくれれば、きっといい結果が出ると思う」

ここまでで一番チームが成長したところはどこ?また(右足首痛の)玉田の状態は?

「例えばチームコンセプトに関して、10回やるべきところで8回できたのを9回にするとか、そういう部分で少しずつステップアップしていると考えるとともに、勝負に対するスキや甘さを見せない姿勢が非常に良くなったと思う。玉田については少々痛みは残っているが、彼は『全然問題ない、プレーできます』と言ってくれている。全く関与できない状態ではない。戦力として考えている」

ウズベキスタンをどれくらい研究している(現地記者)?

「試合は全試合ビデオでみている。こないだのボスニア・ヘルツェゴビナの試合にもコーチを派遣してチェックした」

キリンカップではケガ人がいたようだが(現地記者)?

「1人、試合じゃないところでケガをした(山田直)が、それ以外のケガ人はいない」

指揮を執って27試合目、勝てばW杯出場が決まる。このサッカーでアジア予選を戦えると思ったのはいつごろか。また戦術が浸透してきたと感じたのはいつごろか?

「明日試合があるので振り返るのは難しいし、常に上を目指しているが、絶対に勝つということはあり得ない。勝つため、次にステップアップするためにトライする。これの繰り返し。こういうサッカーをやろうというイメージはあるが、毎日チャレンジしてステップアップするという繰り返し。浸透してきたというのも、表面上は勝ったり負けたり、引き分けたりいろいろあるが、チームは毎回小さなステップをしている。ほとんど進歩のない試合も確かにあったが、進歩していないおかげで、次の進歩があったと思う。そういう繰り返しだと思う」

監督が素晴らしい監督であることは知っているが、明日の試合で負けても監督を続ける(現地記者)?

「それは僕が決めることじゃない。明日(日本サッカー協会の犬飼)会長が来られるので、会長さんが判断する」

明日ウズベキスタンが勝つ可能性は?ウズベキスタンは何らかのサプライズを与えることができると思う(現地記者)?

「我々はウズベキスタンの力を決して過小評価していない。今、勝ち点は4だが、力を持ったチームだ。明日も簡単な試合にならない。タフなゲームになる。その中でどちらが勝利を収めるかは、神様が決める」

4日はクロスへの守備練習を行っていた。これはウズベキスタン対策だと思うが、自分達のサッカーを追求することと、ウズベキスタン対策のバランスはどう取っている?

「基本的にその練習はチリ戦やベルギー戦の前にもやっている。チリだと逆サイドにも相手が残るので、サイドバックに絞るなというのはあるが、その程度。ウズベキスタンだったらこうしようとか、そういう1ポイントしかやっていない」

このグループの1位、2位はオーストラリアと日本で決まりだと思うが、3位はどこになると思う(現地記者)?

「決まりだと言うが、我々はまだ何も手にしていない。勝負は恐ろしいことにどんでん返しがしょっちゅう起こる。2位以内を手にしたので、3位はどこかなんてそんなおこがましいことはいえない。どのチームも2位、3位に入る可能性はある」

勝てば監督自身2度目のW杯になる。前回と比べてどんな違いがある?

「12年前のことは本当によく覚えていない。おそらく、今とはだいぶ違うだろうが、今は明日のウズベキスタンに勝つことを考えている。選手にも話しているが、別に出場権を取るのは後でもいいが、3試合のどこかでと考えていたら痛い目にあう。だから我々が集中すべきは出場権を取ることではなく、ウズベキスタンに勝つためにやるべきことをやる、自分達のサッカーをすること。出場権どうこうではなく、自分達のサッカーをすれば、勝って出場権が来るはず。そういうふうに考えている。今、ジョホールバル(フランスW杯出場を決めた地)と比べてどうかといわれても、そういう感覚ではない。後で聞いてもらえればわかるかもしれない。申し訳ない」

昨年10月の対戦(1−1)の結果に関する日本メディアの評価は(現地記者)?

「おそらく、あまり知らないが『クビにしろ』とか言っていたと思う。僕は内容自体全然悪くないと思っているし、勝負事なのでそういうこともあると思っていた。だが周りはそうだったのではないか。周りに(日本メディアが)たくさんいるので、聞いていただければ」

【ウズベキスタン報道陣も岡田ジャパンに関心】
 ウズベキスタンのメディアからも岡田監督に対して質問が飛んだ。「昨年10月の引き分けは日本でどのように報道されたのか」と問われた岡田監督は「おそらく首にしろとか、そう言われていたと思う」と苦笑いを浮かべた後、「日本の報道陣がたくさん来ているから、そちらに聞いて下さい」とかわした。
 さらに、6日の試合で敗れた場合は辞任するのかと問われ「それは僕が決めることではなく、(日本協会の犬飼)会長が決めること」と答えていた。

【ウズベク・カシモフ監督、懐かしく振り返る】
 ウズベキスタン代表のカシモフ監督は同国の元スター選手。12年前のタシケントでの対戦では選手として日本代表と戦った。岡田監督の代表初采配だったこの試合について「鮮明に覚えている。1−0で勝っていて、ロスタイムに追い付かれた」と懐かしそうに振り返った。
 W杯初出場が厳しい状況で、今回は監督としてホームで対戦する。この日朝、両国の報道陣の交流サッカーで日本が1−5で大敗したことを伝え聞き、勇気づけられたように笑った。

ウズベキスタン代表・カシモフ監督
「非常に興味深い試合になるだろう。日本は昨年10月の試合と全体的に変わっていない印象がある。我々の必要な結果を得るために、積極的に戦いたいと思う」

【芝の深い試合会場は厄介?】
 試合会場のパフタコルスタジアムは芝が深く、パス回しが持ち味の日本にとっては厄介だ。両サイドからのシュート練習でも、ゴール前に入れたゴロのクロスが勢いを失っていた。
 試合当日は雨の予報が出ており、芝が濡れればボールが滑るように走るため、状況判断がしっかりできれば好都合となる。DF内田(鹿島)は「海外で(何度も)やっているから、芝についてはとやかく言いません」と動揺している様子はなかった。

【ウズベク、NHKを閉め出し】
 ウズベキスタンが“超厳戒態勢”を敷いていることが4日、明らかになった。練習会場、時間などを日本協会側に伝えず、さらにウズベクの練習会場で偶然、機材の準備をしていたNHK関係者らを排除する徹底ぶり。なりふり構わない姿勢が、日本に大きな脅威となる。
 「協会に情報が入らないことはよくあること。ただ、ここまでは異常」。日本サッカー協会関係者が顔をしかめるのも無理はない。ウズベキスタン協会が超厳戒態勢を敷いていることが明らかになった。
 日本協会側が情報収集のため、ウズベク協会に練習会場、場所を問い合わせると、故意に誤った情報まで流され、結局は練習情報は全く得られない。
 さらに、中継するNHKが、試合会場で現地時間の3日午後6時に中継機材のセットアップを行っていたところ、偶然にもウズベク代表が練習を開始。日本代表にも情報が入り、慌ててテクニカル・スタッフが到着したが、ものの5分でNHKとともに会場から排除された。翌4日も午後5時30分から試合会場で練習を始めると、同じように日本報道陣は会場外に追いやられ、NHKは中継準備を再び中断せざるを得ない状況となった。
 日本は非公開練習が不可能な、周囲を公共の道路で囲まれた会場での練習を余儀なくされ、勝手に練習場の芝が約15ミリ刈られるなど“アウェーの洗礼”を受けている状況。「本当は最後に非公開にできた方がいいんだけどね」とMF中村俊輔も苦笑いを浮かべるしかなかった。

ウズベキスタン
 中央アジアの中心に位置する。1991年に旧ソ連の解体とともに独立。大陸性気候で昼夜の気温差が激しく、年間の降雨量が少ない。首都はタシケント。人口約2780万人。面積44万7400平方キロ(日本の約1・2倍)。公用語はウズベク語。通貨はスム。元首はイスラム・カリモフ大統領。カシモフ監督が5月28日に招集したメンバーにはエースFWのシャツキフは不在で、代表のアドバイザーだった元日本代表監督のジーコも現在はCSKAモスクワを指揮している。現在グループAで4位の同国は、グループBとのプレーオフに進む3位を狙う。

【韓国優位、イランは迷走】
 サッカーのワールドカップ(W杯)アジア最終予選は、グループAでは6日にも首位のオーストラリアと2位の日本の本大会出場が決まる。一方のグループBは大混戦。首位の韓国から4位のイランまでが本大会出場の可能性を残し、最後まで目が離せない展開だ。
 3試合を残して勝ち点11と優位に立つ韓国は、6日に同グループ最下位のアラブ首長国連邦と、10日には残り2試合で勝ち点10の3位に付けるサウジアラビアとそれぞれ対戦。7大会連続出場を懸ける。
 注目は残り3試合で勝ち点6と低迷するイラン。3月にサウジアラビアに敗れ、国民的英雄のダエイ監督が解任。後任のマエリコハン監督もわずか2週間で退任し、ゴトビ氏が就任。迷走は続いた。
 韓国代表チームで、ヒディンク監督らの下でコーチを務めたゴトビ監督は、アジアサッカー連盟(AFC)のインタビューで「ヒディンクから学んだことはポジティブな雰囲気を構築し、目の前のことに集中して仕事をすること」と、2大会連続4度目の出場へ巻き返しを誓った。
 そのイランの6日の対戦相手は、2試合を残して勝ち点10で2位の北朝鮮。4月に韓国に敗れて首位を滑り落ちた北朝鮮にとっても、イラン戦は本大会出場へ絶対に負けられない一戦になる。


誘致打診
 日本サッカー協会の小倉純二副会長は本日5日、国際サッカー連盟(FIFA)年次総会が開かれたバハマから帰国し、日本が2010年ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会への出場を決めた際の直前キャンプ地について、開催国の南アフリカを含め、近隣各国の関係者から誘致を打診されたことを明らかにした。
 FIFA理事を務める小倉副会長によると、ナミビア、ジンバブエ、ボツワナなどの関係者から「(候補地として)見に来てほしい」と言われたという。同副会長は、南アフリカ国内の候補地の情報は大使館や外務省経由で得ているとし、「日本から(ファンが)たくさん来ることを期待しているようだ」と語った。
 日本はW杯アジア最終予選グループAで現在2位。6日の敵地ウズベキスタン戦に勝てば4大会連続のW杯出場が決まる。

【駐日南ア大使、開催に自信】
 南アフリカ共和国のガート・J・グロブラー駐日特命全権大使は本日5日、大阪市内で記者会見し、2010年に同国で開催されるサッカーのワールドカップ(W杯)について、「大自然、歌や踊りなどをちりばめ、見たこともないようなW杯になる」と展望を語った。
 大会期間中の治安に関しては「世界的な警備会社と連携して(治安の)態勢を強化する。大きな事件はほとんど起こらないと確信している」と自信を示した。アジア最終予選を戦っている日本代表にも触れ、「日本チームは必ず南アフリカに来るだろう。多くの日本の方々に観戦に来てほしい」とアピールした。
 グロブラー大使はこの日、大阪・花園ラグビー場でラグビー20歳以下世界選手権の南アフリカ戦を観戦した。


発表
 日本サッカー協会は本日5日、ブルキナファソに遠征するU-17(17歳以下)日本代表の22選手を発表し、既にJ1デビューを果たしている宇佐美(G大阪)と宮吉(京都)の両FWらが名を連ねた。
 チームは13日に日本を出発し、U-17ブルキナファソ代表などと3試合を行い、22日に帰国する。U-17日本代表は10〜11月にナイジェリアで行われるU-17ワールドカップ(W杯)に出場する。

U-17日本代表メンバー22名
GK:
1.嘉味田隼(神戸ユース)
18.渡辺泰広(新潟ユース)
DF:
20中島龍基(青森山田高)
3.内田達也(G大阪ユース)
4.岡本拓也(浦和ユース)
5.廣木雄磨(FC東京ユース)
6.夛田(ただ)凌輔(C大阪ユース)
7.内田恭兵(磐田ユース)
8.高野光司(東京Vユース)
MF:
9.神田圭介(鹿島ユース)
10.小林祐希(東京Vユース)
11.宮崎泰右(大宮ユース)
12.鮫島晃太(鹿児島城西高)
13.小島 秀仁(前橋育英高)
14.高木善朗(東京Vユース)
15.堀米勇輝(甲府ユース)
FW:
16.原口拓人(G大阪ユース)
17.宇佐美貴史(G大阪)
19.宮吉拓実(京都)
20.杉本健勇(C大阪ユース)
21.宮市亮(中京大中京高)
22.小野裕二(横浜Mユース)


新監督
 ドイツブンデスリーガでMF稲本潤一が所属するフランクフルトは本日5日、新監督にミハエル・スキッベ氏が決まったと公式ホームページで発表した。
 43歳の同氏は2005年から2008年までレバークーゼンの監督を務め、その後、トルコスーパーリーグのガラタサライを指揮したが今年2月に解任された。フランクフルトは今季13位に終わり、5年間チームを指揮したフンケル監督が退任していた。


新監督
 トルコスーパーリーグの名門ガラタサライは本日5日、来季の新監督にバルセロナ(スペイン)前監督で元オランダ代表のフランク・ライカールト氏(46)が就任すると発表した。契約期間は2年。
 オランダ人の同氏はバルセロナ監督を5年間務めた。国内リーグを2度制し、2006年の欧州チャンピオンズリーグ優勝に導いたが、昨年5月にバルセロナを解任してから1年間、ライカールト氏はフリーだった。
 ガラタサライは今季5位と低迷し、ビュレント・コルクマズ監督が辞任。新監督を巡っては、オランダでは「アドリアーンセ氏(レッドブル・ザルツブルク前監督)が新監督の最有力候補の1人」と伝えられていた。そのほか、フアンデ・ラモス氏(レアル・マドリード前監督)も有力候補だったようだが、結局、ガラタサライはライカールト氏が新監督に就任することを公式ウェブサイトで発表した。


連係確認
 サッカーのワールドカップ(W杯)アジア最終予選グループAで日本代表は6日、タシケントのパフタコルスタジアムでウズベキスタン代表と対戦する。この試合に勝つと4大会連続4度目のW杯出場が決まる日本は4日の練習で、攻撃陣と守備陣に分かれて連係の確認をした。
 午前中の強い日差しが消え、夕方からの練習開始時には前日とは一転し、気温が30度を下回る曇り空となった。相手のクロスに対する位置取りを確認した守備陣の主力組は、DF中澤(横浜M)、闘莉王(浦和)などキリンカップのベルギー戦と同じメンバーだった。MF長谷部(ボルフスブルク)は疲労の蓄積がみられたため、岡田監督の指示により途中で練習を切り上げた。
 開催国の南アフリカを除き、世界で最初の本大会出場が懸かる大一番を前に、岡田監督は「選手に厳しさが出てきた」とムードの良さを感じ取っていた。

【主力守備陣がマーク確認】
 ウズベキスタン戦で先発するとみられる守備陣がマークの受け渡しなどを入念に確認した。4バックの右から内田(鹿島)、中澤(横浜M)、闘莉王(浦和)、長友(FC東京)で、守備的MFには長谷部(ボルフスブルク)と遠藤(G大阪)が入った。
 岡田監督はタシケント入り後、「先発メンバーはだいぶ固まった」と話しており、決戦に向けて練習は大詰めの段階に入った。

【全力プレー誓う俊輔】
 中村俊(セルティック)は決戦に向けて「自分達のサッカーを信じること」を、あらためて最重要テーマに挙げた。なかなかゴールを奪えない展開に陥っても「決定的なシーンを何度もつくること。岡田監督も貫いているし、僕らも信じて変えないことが重要」と言葉に力を込めた。
 故障している右股関節については「痛みがないと言えばウソになるが、試合になれば気にならない。全力でやるだけ」と気合を入れていた。

【長谷部が疲労で途中離脱】
 MF長谷部(ボルフスブルク)が4日の練習を途中離脱。不動のボランチに一大事か、と思われたが、岡田監督は「疲れが他よりあったから。どこかが痛いとかではない」と大事を取っての措置を強調した。長谷部も「明日は全然できる。張りがあって、疲れている感じ」とし、単なる疲労と説明。ただ、練習離脱は自己申告したもので、キリン杯2試合で先発し、ウズベクへの移動中も一睡もできなかったことも打ち明けており、心配は残る。

【リバウドらが代表練習を見学】
 ウズベキスタンのブニョドコルでプレーする元ブラジル代表のリバウドが、クラブの施設で行われている日本代表の練習を見学に訪れた。2002年W杯日韓大会の優勝メンバーだったリバウドは「何も話すことはないよ」と報道陣の質問には答えなかったが、ブラジル生まれの闘莉王(浦和)と談笑。日本から駆けつけたサポーターの求めに応じ、気さくにサインしていた。
 かつてJリーグの柏や広島などでプレーしたサンパイオも一緒に見学。「日本には昔から知っている仲間もいるし、楽しかった」と懐かしそうだった。


発表
 イタリア代表のマルチェッロ・リッピ監督は4日、6月のコンフェデレーションズカップ南アフリカ大会(14日〜28日)に出場する同国代表メンバー23名を発表し、18歳のDFサントン(インテル)を初選出した。同選手はインテルで1月にトップデビューを果たし、左サイドバックの定位置を獲得した。
 若くして頭角を現した左サイドバックということで、元イタリア代表の名DFパオロ・マルディーニの再来ともいわれているサントンは、メンバー発表前のインタビューで、「インテルのマルディーニになりたい。彼がお手本だと思ってきたし、これからもそうしたい」と語った。
 また膝の故障で今季大半を棒に振ったMFガットゥーゾ(ミラン)もメンバー入りした。
 イタリアは同大会にドイツW杯王者として出場し、グループリーグで、アメリカ、ブラジル、エジプトと対戦する。
 イタリア代表メンバー23名は以下の通り。

GK:
ジャンルイージ・ブッフォン(ユベントス)
マルコ・アメーリア(パレルモ)
モルガン・デサンクティス(ガラタサライ:TUR)
DF:
ファビオ・カンナバーロ(ユベントス)
ジョルジョ・キエッリーニ(ユベントス)
アンドレア・ドッセーナ(リバプール:ENG)
アレッサンドロ・ガンベリーニ(フィオレンティーナ)
ファビオ・グロッソ(リヨン:FRA)
ニコラ・レグロッターリエ(ユベントス)
ダヴィデ・サントン(インテル)
ジャンルカ・ザンブロッタ(ミラン)
MF:
マウロ・カモラネーシ(ユベントス)
ダニエレ・デ・ロッシ(ローマ)
ジェンナーロ・ガットゥーゾ(ミラン)
リカルド・モントリーボ(フィオレンティーナ)
アンジェロ・パロンボ(サンプドリア)
アンドレア・ピルロ(ミラン)
FW:
アルベルト・ジラルディーノ(フィオレンティーナ)
ビンツェンツォ・イアクィンタ(ユベントス)
シモーネ・ペペ(ウディネーゼ)
ファビオ・クアリアレッラ(ナポリ)
ジュゼッペ・ロッシ(ビジャレアル:ESP)
ルカ・トニ(バイエルン:GER)

※TUR=トルコ、ENG=イングランド、FRA=フランス、ESP=スペイン、GER=ドイツ


超サカFLASH

セミナー開催
 日本サッカー協会とJリーグは4日、東京都内でJリーグ36クラブの選手契約担当者らが出席して「選手の地位および移籍に関するFIFA規則」のセミナーを開いた。国際サッカー連盟(FIFA)の基準に従い契約満了選手の移籍金を撤廃するなど、年内に予定されている国内規定の改定に備えて実施された。スペインから3人の講師を招き、本日5日まで行われる。

復帰
 怪我のため離脱していたJ1大分MFエジミウソン、FW高松大樹が13日に行われるナビスコカップ・新潟戦で復帰する見込みとなった。

チーム練習合流
 昨年12月に左膝膝蓋骨の矯正手術を受けて長期離脱していたJ1磐田FWカレン・ロバートが4日、チーム練習に合流した。8日に行われる練習試合で実戦復帰する予定。

獲得
 J2の甲府は本日、ブラジル人FWガウボン(26)を完全移籍で獲得したと発表した。契約期間は6月1日から来年の1月1日まで。2005年には広島でプレーした経験がある。

全治3週間
 J2福岡は本日、MF城後寿が右肩鎖関節を亜脱臼し、全治3週間と診断されたと発表した。3日の横浜FC戦で負傷した。

レンタル
 J2愛媛は本日、J1柏のMF永井俊太(26)を期限付きで獲得したと発表した。期間は6月5日から来年1月31日まで。

トップ昇格
 J2岡山は本日、ファジアーノ岡山ネクストMF小寺優輝(22)をトップチームに登録変更すると発表した。

親善
国際親善試合結果

中国1−4サウジアラビア


[提携サイト]
日本代表ニュース

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