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2009.07.29.WED
本日の超最新情報
INDEX
★逆転劇★
ヤマザキナビスコカップ準々決勝第2戦
川崎3−0(TOTAL3−1)
鹿島
清水3−0(TOTAL4−2)
浦和
名古屋2−1(TOTAL3−6)
FC東京
横浜M1−2(TOTAL4−3)
G大阪
川崎と清水はともに3−0の逆転劇で準決勝進出!
★欧州挑戦★
元日本代表候補で流通経済大学4年のGK林彰洋(22)がルーマニア1部リーグのアストラと契約!
★軽めの調整★
エスパニョールの日本代表MF中村俊輔はジョギングなどで軽めの調整!
★入団会見★
インテルに新加入したカメルーン代表FWエトー(28)が入団会見!背番号は『9』!
★全治3週間★
バルセロナに新加入したスウェーデン代表FWイブラヒモビッチが骨折している左手を手術して全治3週間!
★開幕延期★
アルゼンチン1部リーグ所属の複数のクラブが財政難に陥ったために前期リーグの開幕が延期!
★獲得★
来季のJ2昇格を目指すJFLのガイナーレ鳥取が元日本代表MF岡野雅行(37)を獲得!
本日の超サカFLASH
名古屋に新加入したモンテネグロ代表MFブルザノビッチ(23)が入団会見ほか
本文
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★逆転劇★
Jリーグ・ヤマザキナビスコカップ準々決勝第2戦結果
川崎3−0(TOTAL3−1)
鹿島
(等々力・13581人)
≪得点者≫
川崎:ジュニーニョ89、レナチーニョ94、鄭大世102
清水3−0(TOTAL4−2)
浦和
(アウスタ・12014人)
≪得点者≫
清水:オウンゴール1、岡崎44、青山62
名古屋2−1(TOTAL3−6)
FC東京
(瑞穂陸・6463人)
≪得点者≫
名古屋:巻33、吉田65
FC東京:平山85
横浜M1−2(TOTAL4−3)
G大阪
(ニッパ球・9133人)
≪得点者≫
横浜M:長谷川23
G大阪:明神16、レアンドロ74
Jリーグ・ヤマザキナビスコカップ準々決勝第2戦は本日29日、等々力陸上競技場などで全4試合が行われ、初制覇を狙う川崎フロンターレ、昨年準優勝の清水エスパルス、ともに2度目の王座を目指すFC東京と横浜F・マリノスがベスト4進出を決めた。
川崎vs鹿島は2戦合計1−1で並び、延長に突入。川崎は延長前半に2点を追加して逃げ切った。清水は浦和に3−0で完勝して2戦合計4−2、FC東京は1−2で名古屋に敗れたが、2戦合計6−3で、ともに準決勝に駒を進めた。横浜MはG大阪に1−2で競り負けたが、2戦合計4−3で振り切った。
ホームアンドアウェー方式の準決勝は9月2日と6日に清水vsFC東京、川崎vs横浜M(ともに左が第1戦ホーム)で行われる。
【川崎、ラストプレーから大逆転】
4分と表示された後半のロスタイムも既に4分半になろうとしていた。第1戦で背負った1点差を追う川崎のおそらくラストプレー。ジュニーニョが右サイドの角度のないところから右足を振り抜く。劇的な同点ゴールが吸い込まれた。
「最後の最後まであきらめずにやった」と殊勲のジュニーニョは胸を張る。延長に入ると、勢いの差は明白だった。前半4分、ジュニーニョのクロスをDFの後ろでフリーになったレナチーニョが頭で合わせて勝ち越し。同12分、鄭大世が鮮やかな切り返しから試合を決める3点目を奪った。
7月だけで3度目の鹿島との対戦。5日のリーグ戦では先制し、さらに相手が1人少なくなった状況から追い付かれ引き分け。15日のナビスコ杯準々決勝第1戦は0−1で苦杯を舐めていた。リーグ戦で独走を許す鹿島に、カップ戦では何とか一矢を報いたかった。
2年ぶりのナビスコ杯4強。鄭大世が「この勢いで決勝までいきたい」と言えば、中村は「鹿島を倒したんで優勝しないといけない」と、さらに威勢がいい。難敵を下し、悲願の初タイトルが視野に入った。
【鹿島はまさかの逆転負け】
鹿島は悪夢とも言える逆転負けを喫し、アジアチャンピオンズリーグに続いてタイトル奪取に失敗した。後半ロスタイムまで第1戦で奪った1点を守ったが、土壇場で同点ゴールを献上。延長では緊張の糸が切れたのか、失点を重ねた。
「延長は守備をしっかりいこうと思ったが、川崎の勢いがあった」と内田。オリベイラ監督は4分と表示されたロスタイムが4分を過ぎたことについて「正しい判定がされていないという疑問がある」と恨み節だった。
【清水、3得点で浦和を粉砕】
試合開始から50秒もたたないうちの出来事だった。左クロスをヨンセンがゴール中央へ折り返すと、浦和の阿部がオウンゴール。第1戦を1−2で落とした清水が、あっという間に先制した。
前半キックオフの時点でスタジアムにはうっすらともやがかかり、湿度は95%。まるで東南アジアを思わせるような、蒸した気候の中で始まった一戦だった。清水は1−0のままでも準決勝へ勝ち上がれるため、パスを回す浦和の攻撃をしっかりと受け止め、時折鋭いカウンターで対抗した。
昨年のナビスコ杯は、決勝まで勝ち進みながら大分に敗れてタイトル獲得に失敗した。敗戦が決まった直後、岡崎は「サッカーで悔しさを味わった。それはサッカーで返す」とリベンジを誓った。前半ロスタイムには、その岡崎が頭で追加点。後半には青山がダメ押しのゴールを決め、浦和を粉砕した。
清水はシーズン開幕直後のもたつきが響き、リーグ戦は優勝を狙うのが厳しい状況だが、1996年以来2度目となるナビスコ杯制覇に向け、準決勝ではFC東京に立ち向かう。
【浦和、攻守に精彩欠き4強逃す】
浦和は2005年以来となるベスト4入りを逃した。公式戦3試合連続無得点で、2試合連続の3失点。フィンケ監督は「試合の内容は結果ほど悪くない」と強気に話すが、攻守に精彩を欠いている感は否めない。
レギュラーを固定できない左サイドバックには18歳の永田を先発起用。しかし、ミスもあって前半だけで交代した。指揮官は「若い選手はしっかり学んで将来につなげてほしい」と話した。
【FC東京は5年ぶり4強にも不満】
FC東京は5年ぶりの4強進出を決めたものの、内容には不満が残った。
第1戦での4点差があり、第2戦は早々に1点を奪えば相手の戦意をそぐことができたが、決めたのは後半40分。城福監督は「次のステージを目指すので、息の根をもっと早く止めなければならない」と厳しかった。
それでもタイトルに向けて前進した。第1戦に続いてゴールを挙げた平山は「みんな(の表情は)暗くない」と話し、指揮官も「出た選手は頑張ってくれた」と労をねぎらうことを忘れなかった。
【名古屋、2点しか奪えず敗退】
名古屋の勝ちが決まった試合終了後、観客席からの拍手はまばらだった。アウェーでの第1戦は1−5の惨敗。準決勝進出の最低条件は4得点だったが2点しか奪えず、ストイコビッチ監督は「勝ったが十分じゃない」と淡々と語った。
大量得点を狙うためには序盤から仕掛ける必要があったが、相手のパス回しについていけなかった。前半33分に巻、後半20分には吉田が得点したがここまで。チャンスで決めきれずに時間だけが過ぎた。巻は「4点を取りたかった…」と悔しさをにじませた。
主力の玉田や中村らはベンチにすら入らなかった。若手に経験を積ませたものの、準決勝進出へ最善を尽くしたとは言い難い。指揮官は「リーグとACLに焦点を絞って前に進んでいきたい」と話したが、この日のような戦いぶりでは、道は険しくなる。
【中澤負傷退場で冷や汗勝利】
最後は冷や汗をかいたが、横浜Mは踏ん張って4強入りを決めた。「勝ち負けよりも、上に進むことが大事だった」と木村監督。自陣ゴール前を固め、3−1で勝った第1戦のリードを何とか守り抜いた。
前半の終盤に守備の要を失った。中澤がルーカスとの接触で右目周辺を強打し、負傷交代。後半はG大阪の攻撃にさらされたが、ベテラン松田を中心に1失点でしのいだ。「正直負けたのは悔しいが、初戦のリードを計算しながら戦うような経験も、この若いチームには必要」と松田は言う。
昨年はナビスコ杯、天皇杯ともG大阪に屈した。その難敵を打破し、リーグ戦を制した2004年以来、5年ぶりのタイトル奪取に可能性を残した。「タイトルを目指しているというモチベーションは、Jリーグの方にも生きるはず」と、右目に眼帯をした中澤は話した。
【G大阪、1点届かず無冠の危機】
攻勢を続けたG大阪は明神とレアンドロがゴールを奪ったが、2戦合計で1点及ばず敗退した。西野監督は「果敢にチャレンジできたが、万博のゲーム(第1戦)が重かった」と悔しがった。
既にアジアチャンピオンズリーグは敗退し、Jリーグも首位鹿島と勝ち点15差がついている。無冠の危機に立たされているが、遠藤は「内容は良かったし、みんな自信を取り戻してきた。タイトルをあきらめるのは、まだ早い」と自らに言い聞かせるように話した。
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★欧州挑戦★
サッカーの元日本代表候補で流通経済大学4年のGK林彰洋(22)がルーマニア1部リーグのアストラ・プロイェシティと契約したことが本日29日、明らかになった。流通経大の中野雄二監督が明らかにした。林は既にチームに合流しており、8月2日に行われる開幕戦でデビューする可能性もある。鹿島、横浜Mなど複数のJリーグクラブが獲得に乗り出していたが、大学に在籍したまま、希望していた欧州挑戦を決断した。
林は194センチの長身で、オシム監督時代の2007年には日本代表候補合宿に招集された経歴を持つ。同年のU-20(20歳以下)ワールドカップ(W杯)では主力として活躍し、ベスト16入りに貢献。北京五輪予選でも代表入りした。
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★軽めの調整★
スペインリーガエスパニョーラ、エスパニョールの日本代表MF中村俊輔は28日、移籍後の対外試合第2戦となる本日29日の練習試合・パラフルジェル(スペイン6部)戦に向け、ジョギングなど軽めの調整を行った。
27日午後のミニゲームでは右MFに入り、今回もこの位置で起用される可能性が高くなった。また、会見したFWサハルは「彼はビッグプレーヤーで、注目が集まるのは理解できる。その分、僕へのプレッシャーが少なくなっていいかもね」と笑った。
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★入団会見★
イタリアセリエAのインテルへの移籍が決まったカメルーン代表FWサミュエル・エトー(28)が同クラブの練習場で入団会見に臨み、移籍した心境を語った。
27日にスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチとの大型トレードという形で移籍が決定したエトーだが、会見では「モウリーニョ監督のスタイルが嫌いとは決して言っていない。今まで彼のもとでプレーする機会はあったし、彼との問題なんてない。信頼に応えたい」とコメントした。
エトーはさらに、「モウリーニョのもとでプレーすることは名誉なこと」と語り、インテルでのプレーへの意気込みを示した。なお、背番号は『9』になることが決まり、8月8日に中国の北京で行なわれるイタリア・スーパーカップにも出場する見込みとなっている。
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★全治3週間★
スペインリーガエスパニョーラのバルセロナに新加入したスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチが骨折している左手を手術し、3週間ほどチームから離脱することが28日、明らかになった。
イブラヒモビッチは今後、同クラブのアメリカツアーに帯同した後、8月19日のマンチェスター・シティー(イングランド)との親善試合、もしくはその後の週末に行われる、アスレティック・ビルバオ(スペイン)とのスペイン・スーパーカップ第2戦でデビューする予定となっている。
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★開幕延期★
アルゼンチン・サッカー協会(AFA)は28日、世界的な景気後退の影響で、同国1部リーグ所属の複数のクラブが財政難に陥ったため、前期の開幕が当初予定の8月14日から延期される見通しだと明らかにした。
一部の選手が選手組合に対して、負債のあるチームが契約選手を使用することは許されない、と申し立てた。AFAの広報担当者は「選手組合が制限を解除するまで、全ての試合は延期される」と語った。
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★獲得★
来季のJ2昇格を目指すJFLのガイナーレ鳥取が、元日本代表MF岡野雅行(37)の獲得交渉で大筋合意に達したことが28日、明らかになった。関係者によれば、既に岡野自身も25日には鳥取vsTDK戦を視察するなど移籍に前向きだったという。
J準加盟クラブの鳥取は現在J2昇格圏内の4位をキープ。悲願の昇格に向けた“切り札”として、経験豊富な岡野の獲得に踏み切った。岡野は昨年12月に浦和を退団。今年6月に香港1部リーグのTSWペガサスとの契約が満了し、国内での移籍先を模索していた。37歳と円熟味を増した野人が、鳥取を悲願のJ2昇格へと導くことになる。
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【超サカFLASH】
★追加招集
★
日本サッカー協会は本日、水原国際ユース大会(8月2〜6日・水原=韓国)に出場するU-20(20歳以下)日本代表からDF大野、MF木暮(以上新潟)MF山本康(磐田)がケガで外れ、DF当間(鹿島)MF渡部(大宮)MF安田晃(G大阪)を追加招集すると発表した。
★発表
★
日本サッカー協会は本日、10月に開幕するU-17(17歳以下)ワールドカップ(W杯)ナイジェリア大会に向けた強化の一環としてスペインに遠征する日本代表メンバー20名を発表し、宇佐美(G大阪)宮吉(京都)の両FWらを選出した。8月5〜18日で2つの国際ユース大会に出場し、ミラン(イタリア)レアル・マドリード(スペイン)などと対戦する。
★入団会見
★
J1名古屋に新加入したMFブルザノビッチ(23)が本日、名古屋市瑞穂陸上競技場で入団会見し「目標はシーズン終わりまでに10ゴール」と話した。モンテネグロ代表経験のあるブルザノビッチは、準々決勝に進んでいるアジア・チャンピオンズリーグにも「優勝を目標に頑張りたい」と意欲的だった。
★獲得オファー
★
J1千葉がドイツ3部リーグのイエナに所属していたMF菊地直哉(24)の獲得に動いていることが28日、明らかになった。
★移籍
★
ケガの治療のためJ2札幌を退団したMFクライトン(31)がアトレチコ・パラナエンセ(ブラジル)に移籍したことが28日、明らかになった。
★初ゴール
★
スペインリーガエスパニョーラ、レアル・マドリードに移籍したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが28日、国際試合のピースカップ、リガ・デ・キト(エクアドル)戦の後半3分にPKを決め、移籍後初ゴールを挙げた。試合はレアルが4−2で勝った。
★敗れる
★
欧州チャンピオンズリーグ予備予選3回戦は28日、各地で第1戦の4試合が行われ、昨季16強のパナシナイコス(ギリシャ)は敵地でスパルタ・プラハ(チェコ)に1−3で敗れた。MF水野晃樹のセルティック(スコットランド)、MF小林大悟のスターベク(ノルウェー)は本日29日に第1戦が行われる。
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