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2009.10.10.SAT
日本代表がスコットランド代表に勝利!!本日の超最新情報

INDEX

勝利
国際親善試合
日本代表2−0スコットランド代表
日本は終盤の2ゴールで勝利!森本貴幸&岩政大樹がA代表デビュー!

波乱
第89回天皇杯全日本選手権2回戦
鳥栖5−0佐賀東高(佐賀)
水戸2−3福岡大(大学)
草津3−1SAGAWA SHIGA FC(JFL)
仙台1−0ツエーゲン金沢(石川)
名古屋4−0沖縄かりゆしFC(沖縄)
湘南0−1明治大(東京)
京都4−0ヴェルフェたかはら那須(栃木)
J2勢の湘南&水戸が大学勢に敗れる波乱!J1勢の名古屋&京都は揃って完勝!

準決勝進出
U-20W杯準々決勝
ハンガリー3−2イタリア
ガーナ3−2韓国
延長までもつれたハンガリーvsイタリアは、合計4選手が退場して両監督も退席処分を受けるという大荒れ試合!

W杯予選展望
W杯予選は本日10日に世界各地で32試合が開催!崖っ縁のアルゼンチンやポルトガルなどが大一番!

出場停止
天皇杯全日本選手権2回戦(10、11日)で横浜MのGK飯倉大樹ら6人が出場停止!

本日の超サカFLASH
熊本MF石井俊也が左膝内側側副靱帯損傷で全治8週間ほか


本文
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勝利
国際親善試合結果

日本代表2−0スコットランド代表

会場:日産スタジアム
観衆:61285人
主審:キム・サンウ(韓国)
天気:晴れ
気温:16℃
湿度:60%
ピッチ:全面良芝

≪得点者≫
日本:オウンゴール82、本田89

≪出場メンバー≫
日本代表
GK:
1.川島永嗣(川崎)
DF:
6.内田篤人(鹿島)
(65分24.徳永悠平(FC東京))
12.岩政大樹(鹿島)
2.阿部勇樹(浦和)
15.今野泰幸(FC東京)
MF:
20.本田圭佑(VVV)
27.橋本英郎(G大阪)
(65分16.大久保嘉人(神戸))
5.稲本潤一(レンヌ)(cap)
(81分3.駒野友一(磐田))
14.中村憲剛(川崎)
21.石川直宏(FC東京)
(65分8.松井大輔(グルノーブル))
FW:
19.前田遼一(磐田)
(56分28.森本貴幸(カターニャ))
ベンチ:
GK:
23.山本海人(清水)
DF:
4.田中マルクス闘莉王(浦和)
26.岩下敬輔(清水)
MF:
7.遠藤保仁(G大阪)
10.中村俊輔(エスパニョール)
FW:
13.佐藤寿人(広島)

フォーメーション
(4-5-1)

    19
14   21   20
   5  27
15  2  12   6
    1

スコットランド代表
GK:
1.ゴードン
DF:
3.ホイッテカー
4.マクマナス(cap)
13.ベラ
15.リー・ウォレス
MF:
18.ロス・ウォレス
(46分19.コウィ)
5.コルドウェル=65分
10.アダム
(67分6.ヒューズ)
11.コンウェイ
(74分16.リオーダン)
8.ドランズ
FW:
17.ミラー
(46分9.スティーブン・フレッチャー)
ベンチ:
21.ラングフィールド
12.マーシャル
14.バー

フォーメーション
(4-5-1)

    17
11   8   18
  10  5
15 13  4   3
    1

≪各種データ≫
日本スコットランド
ボール支配率:
58%:42%
シュート数:
17:1
直接FK数:
12:11
間接FK数:
7:4
CK数:
7:2
GK数:
6:17
PK数:
0:0
オフサイド:
7:4

 サッカーの国際親善試合、キリン・チャレンジカップの日本vsスコットランドは本日10日、横浜・日産スタジアムに6万1285人の大観衆を集めて行われ、日本が2−0で勝った。両チームの対戦成績は日本の1勝2分け。
 日本は前半、MF石川(FC東京)がスピードを生かして攻撃を仕掛けたが、無得点。後半途中には代表デビュー戦となるFW森本(カターニア)を投入し、37分にオウンゴールで先制。44分には本田(VVV)が追加点を挙げた。
 日本は14日に宮城スタジアムでトーゴと国際親善試合で対戦する。11月は14日にアウェーで親善試合の南アフリカ戦、18日にアジアカップ最終予選の香港戦を行い、年内の試合を終える。

内田篤人
「サイドバックだから、自分より前にいる人の良さを引き出そうと思った。やっぱり石川さんは面白い。走れるし、周りを生かせるし、シュートもある」

岩政大樹
「相手はロングボールが多かったが、そこで存在を示せればと思った。高さで勝たないと(代表に)呼ばれる意味がない。いつもよりヘディングをし過ぎて首が疲れた」

本田圭佑
「最初はボールを回せなくて、難しい時間が続いた。ゴールを取れて良かった。すごくいいところにこぼれてきて、決めるだけだった」

中村憲剛
「みんなチャレンジしていたと思う。全部うまくいったわけじゃないが、声を掛け合って修正できたところもあった」

石川直宏
「最初はちょっと緊張したが、始まったら自分のプレーをしようと思った。飛び出す動きのタイミングは分かってきた。最後の仕事はまだまだ」

前田遼一
「なかなかうまくいかなかった。連係の問題もあるけど、自分自身の力が足りないのかな…」

駒野友一
「1点目は練習通りのボールが行った。オウンゴールだったけれど、途中から出て積極的に上がって仕事ができた」

松井大輔
「途中から入って流れをこっちに持ってこれたと思う。前半は面白くなかったので、試合に出たら面白くしようと思った」

日本代表・岡田武史監督
「岩政、(石川)ナオ、森本はそれぞれ持ち味を出してくれた。十分、やっていける選手。次の試合は選手の組み合わせを考え、W杯へ向けてレベルアップできる試合にしたい」

スコットランド代表・バーリー監督
「ほとんど日本にボールを支配されてしまった。オウンゴールはガッカリだ。日本はパス回しがうまかった。W杯でもいいところまでいけるだろう」

日本代表メンバー
GK:
1.川島永嗣(川崎)
23.山本海人(清水)
18.西川周作(大分)
DF:
22.中澤佑二(横浜M)
4.田中マルクス闘莉王(浦和)
3.駒野友一(磐田)
2.阿部勇樹(浦和)
12.岩政大樹(鹿島)
15.今野泰幸(FC東京)
24.徳永悠平(FC東京)
25.長友佑都(FC東京)
26.岩下敬輔(清水)
6.内田篤人(鹿島)
MF:
10.中村俊輔(エスパニョール)
27.橋本英郎(G大阪)
5.稲本潤一(レンヌ)
7.遠藤保仁(G大阪)
14.中村憲剛(川崎)
8.松井大輔(グルノーブル)
21.石川直宏(FC東京)
17.長谷部誠(ボルフスブルク)
20.本田圭佑(VVV)
FW:
19.前田遼一(磐田)
13.佐藤寿人(広島)
16.大久保嘉人(神戸)
9.岡崎慎司(清水)
28.森本貴幸(カターニャ)

【新戦力発掘に一定の収穫】
 なかなかテンポの上がらない試合だったが、岡田監督には一定の満足感があった。「新しい選手や出番の少なかった選手が持ち味を出してくれた」。香港戦に出場した多くの主力が不在で、細かな連係不足はやむを得ない面もあった。その中で、テーマの1つだった新戦力のテストには大きな収穫があった。
 間延びしてリズムの悪かった前半、強い印象を残したのは石川だ。「始まったら自分のプレーをしようと思った」と振り返った通り、果敢に攻め込む姿勢と持ち味のスピードを6万人余の観衆に披露した。前半19分にはドリブルで駆け上がり、サイドへのパスは選択せず、強引に右から中へ切れ込んでシュートを狙った。
 さらに同41分、左サイドで縦パスを受け、フリーの中村憲へ絶好の鋭いクロス。岡田監督は「ゲームの流れを変える時に使える」との手応えをしっかりと感じ取った。
 センターバックで高さと強さを発揮した初出場の岩政や、後半途中出場で得点に絡んだ森本を含め、指揮官の目には計算できる戦力と映った。「これから(W杯の)メンバー選考に頭を悩ませなければならない。うれしい悲鳴だ」。新戦力がW杯まで生き残るのは容易でないが、チャンスは残されている。

【森本、鋭い反転シュートで存在感】
 後半11分、21歳の森本がピッチ脇に歩み寄ると6万人を超える大観衆から大歓声がわき起こった。今回の代表で最も注目されたストライカーの待望の代表デビュー。森本は「小さい頃からテレビで見ていた。本当にうれしい」とピッチに飛び出した。
 見せ場は後半44分だった。左サイドの駒野から低いクロスが入る。中央でトラップした森本は鋭く反転して右足シュート。惜しくも相手選手に当たったが、こぼれ球を本田が押し込んで日本に貴重な追加点が生まれた。
 森本は「最初は緊張したけど、点に絡めた。自分の持ち味を出せた」と納得顔だ。昨季、イタリアセリエAで7ゴール。今季も既に3点の決定力はやはり魅力的だ。岡田監督も「ゴール前に入っていく迫力など、期待以上のものがあった」と褒めた。ゴールはなかったが、存在感を十分に示した代表デビューだった。

【石川に「決め手」になりそうな可能性】
 最後に本田のシュートが決まるまで、日本は消化不良の内容に終始した。香港戦に出場した多くの主力が不在では、やむを得ない面もあった。岡田監督は「全体が、ガタガタになることはない」と予想していたが、統率された守備でピンチは少なく、攻撃もパスは回った。ただ、最後の決め手がなかった。
 この日は新戦力のテストが1つのテーマだった。その中で、岡田体制下で初出場となった石川は「決め手」になりそうな可能性を感じさせた。「最初からチャレンジしていきたい」と意欲的だった攻撃的MFは、前半19分にボールを受けるとドリブルを開始。外を走る選手へのパスは選択せず、強引に右から中へと切れ込んでシュートを狙った。
 さらに同41分、左サイドで縦パスを受け、フリーの中村憲へ絶好の鋭いクロス。得点にならなかったが、果敢な姿勢と持ち味の速さは代表でも十分に武器になりうることを印象づけた。
 後半途中出場の森本を含め、ここからW杯メンバーへ生き残ることは容易でない。残された時間は長くないが、岡田監督は「新陳代謝のためにも新しい力は必要」と言う。誰にもチャンスは残されている。

【主将・稲本、反省そして奪還へ】
 守備的MFで先発した稲本はキャプテンマークを巻いて後半36分までプレーした。前半は連係でちぐはぐな面もあり「初めてのメンバーで前半やりにくさはあった。前に前にという気持ちが強すぎた」と反省点を口にした。
 過去2大会のワールドカップ(W杯)に出場しているが、岡田ジャパンでは遠藤(G大阪)と長谷部(ボルフスブルク)にレギュラーの座を譲っている。稲本は「今日出たメンバーがレギュラーに食い込んでいくことでチーム力は底上げされる」と定位置の“奪還”に意欲をみせた。

【本田「ゴールを取れて良かった」】
 試合終了間際、本田は森本のシュートのこぼれ球に詰めていた。「おいしいというか、9割はラッキー」。左足で冷静に押し込んだ。
 体全体から少し焦りのような雰囲気が漂っているように見えた。ミドルシュートを強引に狙うと枠の外へ。直接FKではGKの好セーブに遭った。「自分のイメージでシュートを打てず、納得できない。でも、そういう時でも点に絡む仕事がしたかった」
 自らの存在価値は「ゴールを決めること」と公言する。それがなければ、代表に呼ばれる意味がないと思っている。中村憲と並びチーム最多となる4本目のシュートがようやくネットを揺らし、ホッとした表情を浮かべた。

【岩政が代表デビュー】
 中澤(横浜)、闘莉王(浦和)に続くセンターバック候補として期待の岩政が、代表デビューを果たした。
 187センチ、85キロの体格を生かして空中戦で引けを取らず、相手をシュート1本に封じた。後半には中村憲のFKを頭で合わせて惜しいシュートを放つ場面も。フル出場で対人プレーの強さをアピールした岩政は「いつもよりヘディングし過ぎて首が疲れました」と、充実した表情を浮かべた。

≪超サカ採点表≫
日本代表
GK:
1.川島永嗣 6.5
1対1でビッグセーブ見せた
DF:
6.内田篤人 5.5
決定機を決めれず
(65分24.徳永悠平 5.5)
試合の流れに乗れず
12.岩政大樹 6.0
初キャップも落ち着いて対応
2.阿部勇樹 6.0
岩政とのコンビに問題なし
15.今野泰幸 5.5
SBで持ち味出せず
MF:
20.本田圭佑 6.0
強引な突破やパスでリズム生んだ
27.橋本英郎 6.0
上手くバランス保った
(65分16.大久保嘉人 5.0)
見せ場なかった
5.稲本潤一 5.5
守備面では貢献した
(81分3.駒野友一 --)
14.中村憲剛 6.0
珍しくシュートが枠にいかず
21.石川直宏 6.5
躍動感あるプレー見せた
(65分8.松井大輔 6.0)
得意のドリブルからチャンス作った
FW:
19.前田遼一 5.5
起点としては貢献
(56分28.森本貴幸 6.0)
動き出しの質は秀逸で上々のデビュー
スコットランド代表
GK:
1.ゴードン 6.0
落ち着いた反応見せた
DF:
3.ホイッテカー 5.5
飛び出す相手を捕まえ切れず
4.マクマナス 6.0
強さを見せつけた
13.ベラ 5.5
日本のスピードに苦戦
15.リー・ウォレス 5.5
スペースを突かれた
MF:
18.ロス・ウォレス 5.5
攻撃に絡めなかった
(46分19.コウィ 5.0)
中盤の主導権握れず
5.コルドウェル 6.0
中盤でバランス保った
10.アダム 5.5
中盤での対応が遅かった
(67分6.ヒューズ 5.5)
守備に追われた
11.コンウェイ 6.0
左サイドから何度も仕掛けた
(74分16.リオーダン 5.0)
目立った活躍なし
8.ドランズ 5.0
決定的な仕事できず
FW:
17.ミラー 5.5
ボールが回ってこなかった
(46分9.スティーブン・フレッチャー 5.5)
川島との1対1を決めれず


波乱
第89回天皇杯全日本選手権2回戦結果

鳥栖5−0佐賀東高(佐賀)
(佐賀陸)
≪得点者≫
鳥栖:山瀬44、オウンゴール63、トジン72、池田88、サムエル89

水戸2−3福岡大(大学)
(ひたちなか)
≪得点者≫
水戸:荒田9、55
福岡大:藤田直之8、高橋祐太郎69、永井謙佑112

草津3−1SAGAWA SHIGA FC(JFL)
(群馬サ)
≪得点者≫
草津:櫻田39、後藤44、都倉46
SAGAWA:山根伸泉81

仙台1−0ツエーゲン金沢(石川)
(ユアスタ)
≪得点者≫
仙台:関口91

名古屋4−0沖縄かりゆしFC(沖縄)
(刈谷)
≪得点者≫
名古屋:三都主43、ブルザノビッチ69、79、巻86

湘南0−1明治大(東京)
(平塚)
≪得点者≫
明治大:三田啓貴31

京都4−0ヴェルフェたかはら那須(栃木)
(西京極)
≪得点者≫
京都:林15、柳沢24、宮吉76、ディエゴ79

第89回天皇杯全日本選手権2回戦日程

11日()
13:00〜
鹿島vsアルテ高崎(群馬)
(カシマ)
13:00〜
愛媛vs福岡
(ニンスタ)
13:00〜
神戸vs東海大(神奈川)
(ホムスタ)
13:00〜
vsジェフリザーブズ(JFL)
(柏の葉)
13:00〜
広島vsJAPANサッカーカレッジ(新潟)
(コカ広島ス)
13:00〜
G大阪vs流通経済大(茨城)
(万博)
13:00〜
横浜MvsV・ファーレン長崎(長崎)
(長崎県)
13:00〜
C大阪vs福島ユナイテッドFC(福島)
(長居)
13:00〜
川崎vsレノファ山口(山口)
(等々力)
13:00〜
富山vs岡山
(富山)
15:00〜
FC東京vsカマタマーレ讃岐(香川)
(味スタ)
13:00〜
ソニー仙台(宮城)vs大宮
(秋田陸)
13:00〜
松本山雅FC(長野)vs浦和
(松本球)
13:00〜
岐阜vs栃木
(長良川)
13:00〜
大分vs横河武蔵野(JFL)
(大分陸)
13:00〜
東京Vvsホンダロック(宮崎)
(西が丘)
13:00〜
磐田vs高知大(高知)
(ヤマハ)
13:00〜
徳島vs鹿屋体育大(鹿児島)
(徳島球)
13:00〜
山形vs日本文理大(大分)
(NDスタ)
13:00〜
奈良クラブ(奈良)vs新潟
(福井テクノ)
19:00〜
熊本vs横浜FC
(熊本)
13:00〜
清水vs佐川印刷(京都)
(アウスタ)
13:00〜
札幌vsガイナーレ鳥取(JFL)
(札幌厚別)
13:00〜
甲府vs関西大(大阪)
(小瀬)
12日()
13:00〜
千葉vsHonda FC(静岡)
(フクアリ)

 サッカーの第89回天皇杯全日本選手権は本日10日、各地でJリーグ勢が登場して2回戦7試合を行い、J2の湘南、水戸が相次いで大学勢に敗れる波乱があった。湘南は明大(東京)に0−1、水戸は延長で全日本大学トーナメント優勝の福岡大に2−3で屈した。
 J1勢は名古屋が沖縄かりゆしFC(沖縄)に、京都はヴェルフェたかはら那須(栃木)にともに4−0で大勝し3回戦に進んだ。
 このほかJ2勢は鳥栖が佐賀東高(佐賀)に5−0で圧勝。草津は日本フットボールリーグ(JFL)のSAGAWA・SHIGAを3−1、仙台は延長でツエーゲン金沢(石川)を1−0で下した。明日11日には2回戦24試合が行われる。

【明大「奇跡ではない」】
 明大が格上の湘南に勝利した。プロチームを破る快挙にも神川監督は「奇跡ではない。Jリーグのチームを倒すためにやってきた。その目標が実現しただけ」と喜びは控えめだ。
 若手主体のメンバーで立ち上がり動きの鈍い湘南に対し、持ち味のパスをつなぐサッカーで攻め込んだ。前半31分、左サイドからのセンタリングをMF三田が左足で合わせ、貴重な決勝点をもぎ取った。「大舞台に強いから」という指揮官の起用に応えた19歳は「緊張はなかった。相手の応援もこっちの力にしようと考えていた」と強心臓ぶりをのぞかせた。
 後半、反撃に転じた湘南の猛攻を受けたが、GK笠原の好セーブなどで最後まで得点を許さなかった。
 3回戦ではJ1山形と対戦する可能性がある。神川監督が「Jリーグのチームに劣るとは思っていない」と、強気に言い切る明大が再び、波乱を起こせるか。

【湘南、昨年に続き初戦敗退】
 湘南はリーグ日程との兼ね合いで一部の主力を温存し、試合経験の少ない選手中心で臨んだが、昨年に続いて初戦敗退の屈辱を味わう羽目に陥った。
 「若い選手のフレッシュな力を試したかった」という反町監督の狙いは外れ、簡単にボールを奪われるなど、随所に緩慢なプレーが目立った。
 後半途中から出場したFW田原は「アマチュア相手なので絶対勝たないといけない。プロとしてのプライドを考えさせられる試合だった」と力なく話した。

【福岡大がJ2水戸を撃破】
 全日本大学トーナメントで初優勝し、シードされて出場した福岡大はインフルエンザから復帰したばかりの永井がエースらしい活躍でチームを勝利に導いた。
 チーム17本のうち7本のシュートを放ち、決勝点を奪った永井は「プロで通用すると思う」と話す自慢の快足を生かし、何度も好機を演出。「ここ一番で決めてくれるのが永井」と乾監督も手放しで褒めた。
 3回戦では前回大会覇者のG大阪と対戦する可能性がある。永井は「福岡大らしく、全力で走ってプレッシャーを与えたい」とJリーグ勢連破に意気込んだ。

【名古屋、後半に本領発揮】
 名古屋が後半に3点を奪って突き放した。前半は沖縄かりゆしFCの激しいプレスを受けて苦戦。ストイコビッチ監督は「難しいゲーム。今日は2つの違った面が出たと思う」と、白星にも表情は晴れなかった。
 前半は三都主のPKによる1点のみ。後半は相手のサイド攻撃にゴールを脅かされる場面もあった。重苦しい雰囲気を変えたのはブルザノビッチ。後半23分に右足で決め、同35分にも杉本からの右センタリングに合わせて得点。「コンビネーションが良く、自分の2点もそれがつながったもの」と謙虚に喜んだ。
 チームはアジアチャンピオンズリーグで4強入りしているが、リーグ戦では現在9位。来季のACL出場権を得るためにも天皇杯で優勝したい。DF吉田は「結果を出し続けていかないといけない」と表情を引き締めた。

【草津、Jリーグの実力発揮】
 J2草津がJFL首位を走るSAGAWA・SHIGAを下してJリーグの実力をみせつけた。草津の佐野監督は「相手は得点力のある素晴らしいチーム。しかし、うちは要所で攻守の切り替えができた」と勝因を振り返った。
 一方のSAGAWA・SHIGAは佐川急便東京と佐川急便大阪が合併後、昨年から現在のチーム名に変更。リーグ戦で快進撃を続けている。中口監督は「ボールを動かして攻めることはできたが、ゴールに結び付かなかった」とがっかり。Jリーグ勢を倒して新たな歴史を、というチームの目標達成は来年に持ち越した。

【佐賀東は力負け】
 番狂わせはならなかったが、手応えも得たようだ。今大会唯一の高校生チーム、佐賀東高は鳥栖に力負け。高校がJクラブを破れば史上初の快挙だったが、蒲原監督は「そう簡単にはいかない」と苦笑いを浮かべた。
 終始ボールを支配されたが、体を投げ出しての守備と、U-18日本代表でエースの赤崎を中心としたカウンターで対抗。前半終了間際まで0−0と健闘した。競り合いではプロを吹っ飛ばし、持ち前のスピードでゴールを脅かした背番号10は「体力的な面では負けないと思った」と胸を張った。鳥栖の岸野監督は「赤崎はバランスが取れている。チームはふてぶてしい」と粘り強い高校生にしかめっ面だった。
 明日11日には全国高校選手権の県大会初戦となる2回戦に臨む。強行日程にも赤崎は「この経験を無駄にしたくない」と前向きに話した。


準決勝進出
U-20W杯準々決勝結果

ハンガリー3−2イタリア
ガーナ3−2韓国

 サッカーのU-20(20歳以下)ワールドカップ(W杯)は9日、エジプトのスエズで準々決勝2試合を行い、ハンガリーがイタリア、ガーナが韓国を、ともに3−2で破った。両チームは準決勝で対戦する。
 延長までもつれたハンガリーvsイタリアは、合計4選手が退場して両監督が退席処分を受けるという、大荒れの試合だった。


W杯予選展望
 W杯予選は10日に各地域で32試合が行われる。南米予選で5位に低迷する3連敗中のアルゼンチンはホームで最下位ペルーと対戦。負ければ、北中米カリブ海4位とのプレーオフに進出する5位からも転落する可能性が高い。崖っ縁に追い込まれたマラドーナ監督だが「監督に就任してから最もタフな試合になるが自信はある」とあくまで強気な姿勢を崩さなかった。
 マラドーナ監督は事前練習のゲーム形式で初招集のイグアインをメッシらとともに主力組に抜擢。昨季レアル・マドリードでチーム最多22得点を挙げた21歳を、大一番で起用する可能性が出てきた。ビラルドGMとの確執もあり、既に指揮官は予選終了後に自身の進退を検討することを明言しているが、ホームで最下位に敗れるようなら即解任の可能性もゼロではない。10大会連続のW杯出場を目指すアルゼンチンの英雄が正念場を迎える。
 一方、ポルトガルはホームのハンガリー戦に引き分け以下なら、最終戦を残して欧州予選敗退決定の可能性もある。9月30日の欧州チャンピオンズリーグ・マルセイユ戦で右足首を痛めたクリスティアーノ・ロナウドだが、強行先発が濃厚。スペイン紙マルカは「C・ロナウドがW杯出場を逃した場合にR・マドリードの被る経済損失は推定1億ユーロ(約131億円)」と報道。グッズ売り上げ減少やマーケティング戦略面で大きな打撃を受けるとしている。

【ロナウドが出場OK】
 サッカーのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(レアル・マドリード)は9日、痛めていた足首が回復し、本日10日にホームのリスボンで行われるハンガリーとのワールドカップ(W杯)欧州予選に出場できることを明らかにした。
 ロナウドは前週の欧州チャンピオンズリーグ、マルセイユ(フランス)戦で同箇所を負傷し、国内リーグ戦を欠場していたが、「状態はほぼ100パーセント。今日と(試合当日の)明日の治療で万全のプレーができる」と話した。
 前回大会4強のポルトガルは同予選グループ1で3位と大苦戦しており、残り2試合を連勝してもプレーオフに進む2位にも入れない危機に立たされている。


出場停止
 日本サッカー協会は9日、天皇杯全日本選手権2回戦(10、11日)で横浜MのGK飯倉大樹ら6人を出場停止にすると発表した。
 飯倉は9月に行われたナビスコカップ準決勝第2戦で相手選手を強く押し倒して退場を命じられ、その後も執拗に抗議して主審の胸を両手で押すなどして天皇杯を含む6試合の出場停止となっていた。
 飯倉以外の5選手は、草津のMF松下裕樹、岐阜のDF秋田英義、栃木のFW崔根植、徳島のMF六車拓也のJリーグ勢と、北信越フットボールリーグ、ツエーゲン金沢のMF三原雅俊。


超サカFLASH

発熱
 J1浦和FW高原直泰が9日、発熱のため練習を休んだ。明日11日に行われる天皇杯2回戦・松本山雅FC戦は欠場する見通し。

全治8週間
 J2熊本は本日、MF石井俊也が左膝内側側副靱帯損傷で全治8週間と診断されたと発表した。8日の練習中に負傷した。

ドロー
 来年のサッカーのワールドカップ(W杯)南アフリカ大会に出場する北朝鮮代表は9日、フランスのラロシュシュルヨンで同国2部リーグのナントと親善試合を行い、激しい闘志でプレーしたが0−0で引き分けた。北朝鮮は8強入りした1966年W杯イングランド大会以来、43年ぶりの欧州遠征。13日にはコンゴ共和国とフランスのルマンで対戦する。

計画案発表
 サッカーの2018年、2022年ワールドカップ(W杯)の招致を目指すロシアは9日、14都市に15のスタジアムを整備する計画案を発表した。国際サッカー連盟(FIFA)の条件を満たす競技場はモスクワに1つあるだけで、今後は5競技場を新設、既存の10競技場を大幅に改修するという。両大会招致には日本、イングランド、アメリカ、オーストラリアなども立候補している。


[提携サイト]
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