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2009.10.15.THU
本日の超最新情報
INDEX
★インフル感染★
名古屋DF増川隆洋(29)がA型インフルエンザ感染!他の選手やスタッフに感染者はなし!
★W杯出場決定★
W杯欧州予選第10戦(最終戦)
グループ1
デンマーク0−1ハンガリー
ポルトガル4−0マルタ
スウェーデン4−1アルバニア
グループ2
ギリシャ2−1ルクセンブルク
ラトビア3−2モルドバ
スイス0−0イスラエル
グループ3
チェコ0−0北アイルランド
ポーランド0−1スロバキア
サンマリノ0−3スロベニア
グループ4
アゼルバイジャン1−1ロシア
ドイツ1−1フィンランド
リヒテンシュタイン0−2ウェールズ
グループ5
ボスニア・ヘルツェゴビナ2−5スペイン
トルコ2−0アルメニア
エストニア2−0ベルギー
グループ6
アンドラ0−6ウクライナ
カザフスタン1−2クロアチア
イングランド3−0ベラルーシ
グループ7
リトアニア2−1セルビア
ルーマニア3−1フェロー諸島
フランス3−1オーストリア
グループ8
ブルガリア6−2グルジア
アイルランド0−0モンテネグロ
イタリア3−2キプロス
スイスの2大会連続9度目、スロバキアは分離独立後、初のW杯出場が決定!ポルトガルはプレーオフ進出!
★W杯出場決定★
W杯南米予選第18戦(最終戦)
ブラジル0−0ベネズエラ
パラグアイ0−2コロンビア
チリ1−0エクアドル
ウルグアイ0−1アルゼンチン
ペルー1−0ボリビア
アルゼンチンの4位が確定し、10大会連続15度目のW杯出場が決定!5位ウルグアイは北中米カリブ海4位のコスタリカとプレーオフ!
★W杯出場決定★
W杯北中米カリブ海最終予選第10戦(最終戦)
アメリカ2−2コスタリカ
トリニダードトバゴ2−2メキシコ
エルサルバドル0−1ホンジュラス
ホンジュラスの3位が確定し、7大会ぶり2度目のW杯出場が決定!4位コスタリカは南米5位のウルグアイとプレーオフ!
★快勝★
国際親善試合
韓国2−0セネガル
アンゴラ0−0カメルーン
チュニジア0−1サウジアラビア
カタール2−2コンゴ
UAE3−1ヨルダン
韓国はホームでセネガルに快勝!
★G大阪、首位に肉薄★
J1でG大阪が勝ち点19差からの大逆転優勝を狙う!
★大勝★国際親善試合
日本代表5−0
トーゴ代表
日本は岡崎慎司のハットトリックや森本貴幸の初ゴールなどで大勝!
本日の超サカFLASH
横浜MのMF山瀬功治(28)が右ハムストリング筋損傷で全治2〜3週間ほか
本文
※
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★インフル感染★
J1名古屋グランパスは本日15日、DF増川隆洋(29)が豊田市内の病院で検査を受け、A型インフルエンザ陽性と判定されたと発表した。新型ではなく、現時点で他の選手やスタッフに感染者はいないという。
名古屋はこの日、予定通り練習を行ったが、感染拡大防止のため、選手らはサポーターとの握手や記念撮影などを自粛した。クラブは、ファンとの交流は当面自粛するが、練習の見学はこれまで通り可能としている。
増川は15日から入院し、経過観察後に自宅療養する予定。21日にサウジアラビアのジッダで行われるアジアチャンピオンズリーグ(ACL)準決勝第1戦の遠征に参加するかは未定。
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★W杯出場決定★
W杯欧州予選第10戦(最終戦)結果
グループ1:
デンマーク0−1ハンガリー
ポルトガル4−0マルタ
スウェーデン4−1アルバニア
グループ2:
ギリシャ2−1ルクセンブルク
ラトビア3−2モルドバ
スイス0−0イスラエル
グループ3:
チェコ0−0北アイルランド
ポーランド0−1スロバキア
サンマリノ0−3スロベニア
グループ4:
アゼルバイジャン1−1ロシア
ドイツ1−1フィンランド
リヒテンシュタイン0−2ウェールズ
グループ5:
ボスニア・ヘルツェゴビナ2−5スペイン
トルコ2−0アルメニア
エストニア2−0ベルギー
グループ6:
アンドラ0−6ウクライナ
カザフスタン1−2クロアチア
イングランド3−0ベラルーシ
グループ7:
リトアニア2−1セルビア
ルーマニア3−1フェロー諸島
フランス3−1オーストリア
グループ8:
ブルガリア6−2グルジア
アイルランド0−0モンテネグロ
イタリア3−2キプロス
サッカーのワールドカップ(W杯)南アフリカ大会欧州予選は14日、各地で最終節が行われ、スイスとスロバキアが来年の本大会出場を決めた。前回4強のポルトガル、同8強のウクライナのほか、ギリシャ、スロベニアは11月14、18日のプレーオフに進出した。
スイスはイスラエルと0−0で引き分け、グループ2首位で2大会連続9度目のW杯切符を手にした。スロバキアはポーランドを1−0で下してグループ3の首位を維持し、1993年にチェコと分離独立して以来初めての本大会進出を果たした。
グループ1のポルトガルはエースのクリスティアーノ・ロナウドが負傷で欠場したが、マルタに4−0と快勝して2位を守った。過去11回出場の強豪スウェーデンはFWイブラヒモビッチ(バルセロナ)を擁しながら3位に終わった。
グループ5の欧州王者スペインはボスニア・ヘルツェゴビナに5−2で圧勝して10戦全勝とした。
プレーオフは8チームが残り4枠を争う。16日発表の国際サッカー連盟ランキング上位4チームがシードされ、19日に組み合わせ抽選を行う。
なお、プレーオフに進むのは、ポルトガル、ギリシャ、スロベニア、ロシア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、ウクライナ、フランス、アイルランドの8カ国。
残る出場枠はアフリカ3、欧州と大陸間プレーオフの6で来月18日に出場32チームが出揃う。
【スイスが首位通過】
スイスはGKベナリオやエースFWフレイら攻守の主軸を欠いたが、難敵イスラエルと引き分けて首位通過した。
昨年途中から指揮を執るヒッツフェルト監督は、かつてドイツの強豪バイエルンを欧州制覇に導いた。「スイスでは何も達成できないと言われたことがあるが、私は自分の母国の可能性を信じている」と、本大会へ期待を膨らませた。
【スロバキア悲願達成】
スロバキアは相手のオウンゴールで舞い込んだ先制点を死守し、悲願の初出場を遂げた。
アウェー戦で、風雪の厳しい気象条件だった。さらにリバプール(イングランド)のDFシュクルテルら4選手が出場停止で苦戦を強いられたが、集中力を保ち続けた。ワイス監督は「スロバキアの全国民に幸せを届けられた。夢心地だよ」と感激に浸った。
【ロナウド不在も望みつないだ】
ポルトガルは世界年間最優秀選手のC・ロナウドが不在だったが、代役のナニや司令塔デコらが活躍して格下のマルタを粉砕。ケイロス監督は「激しい2位争いを制した。W杯を終着点とするマラソンを走り続けられる」と胸をなで下ろした。
前半14分のナニが左足で先制ゴール。10日のハンガリー戦で2得点したシモンらの追加点で畳み掛けた。今回の予選は予想外に出遅れたが、尻上がりに調子を上げてきた。この日2得点に絡んだデコやシモンらベテランが復活し、ナニら若手も成長ぶりを示した。C・ロナウドが戻るはずのプレーオフは期待できそうだ。
【ベンゼマが先発で奮起】
グループ7・2位でプレーオフ進出が確定していたフランスは、ホームでオーストリアに3−1で快勝した。世代交代の旗頭ベンゼマや大黒柱アンリら前線の役者が得点し、昨年9月の予選初戦で1−3と苦杯を舐めた相手を打ち負かした。
巨額の移籍金で名門レアル・マドリード(スペイン)に入り、すぐに定位置を奪ったベンゼマの活躍はプレーオフに向けての好材料だ。代表では久々のスタメンで鮮やかなヘディングシュートを決め「先発で何ができるか見せたかった」と胸を張った。
【フランスは攻撃陣に手応え】
サッカーのワールドカップ(W杯)欧州予選は本大会進出の9チームと、来月のプレーオフで残り4枠を争う8チームが出揃った。14日には、それぞれのグループで2位に甘んじてプレーオフに回った前回準優勝のフランスと同4強のポルトガルが快勝し、“最終決戦”へ弾みをつけた。
フランスはリベリーら主軸の多くが外れたが、オーストリアに3−1で快勝。新エースと期待されながら定位置を奪えなかったベンゼマが久々に先発し、先制点を奪った。アンリやジニャク、アネルカが好調な攻撃陣が、さらに厚みを増した。
ポルトガルはエースのクリスティアーノ・ロナウドが負傷欠場した影響もなくマルタを4−0で一蹴した。デコやシマンらベテランが復調し、安定感を取り戻した。
今回のプレーオフは、国際サッカー連盟のランキング上位4チームをシードとすることが9月に突然決まった。強豪同士の対戦を回避するためとの指摘が多いが、ジェコとイビセビッチの2トップが強力なボスニア・ヘルツェゴビナなど下位勢も侮れない。
既にプレーオフ進出が確定していたフランスのオーストリア戦は消化試合だったが、本拠地は約8万人で埋まった。ドメネク監督は責任の大きさを再認識したように「この段階(プレーオフ)で楽な相手などない。厳しい戦いを覚悟している」と口元を引き締めた。
【和解演出も外では投石騒ぎ】
アルメニアのサルキシャン大統領とトルコのギュル大統領は14日夜、トルコ西部ブルサで、W杯南アフリカ大会欧州予選の両国代表の対戦を一緒に観戦した。両大統領は試合中に何度も握手し、1915年のアルメニア人「大量虐殺」を巡る歴史認識などで対立してきた両国の和解を演出した。
両国は10日、国交樹立に関する合意文書に署名。しかし実際の国交樹立にはそれぞれの議会での批准が必要で、「サッカー外交」は和解ムードを高め、両国内の慎重派の抵抗を抑える狙いがあるとみられる。
試合は2−0でトルコが勝利。トルコメディアなどによると、会場では「平和の象徴」として白い鳩が放たれ、観客席から大きな拍手が上がった。一方、周辺ではアルメニア人記者団が乗ったバスに対する投石騒ぎがあったが、ケガ人はなかった。
試合に先立ち、両首脳は会談。ギュル大統領は「我々は歴史をつくっている」と和解を強調、サルキシャン大統領は「周辺の国々全てが両国の(国交樹立への)動向を注視している」と応じた。
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★W杯出場決定★
W杯南米予選第18戦(最終戦)結果
ブラジル0−0ベネズエラ
パラグアイ0−2コロンビア
チリ1−0エクアドル
ウルグアイ0−1アルゼンチン
ペルー1−0ボリビア
サッカーのワールドカップ(W杯)南アフリカ大会南米予選は14日、モンテビデオなどで最終戦を行い、アウェーでウルグアイと対戦したアルゼンチンは1−0で勝って勝ち点28とし、4位で10大会連続15度目の本大会出場を決めた。ウルグアイは同24の5位で、北中米カリブ海4位のコスタリカとプレーオフで対戦する。
パラグアイがコロンビアに敗れたため、ベネズエラと引き分けたブラジルの予選1位突破が決まった。3大会連続出場を目指したエクアドルは既に本大会出場を決めているチリに0−1で敗れ、勝ち点23で予選敗退となった。
【苦境脱したマラドーナ監督】
南アフリカ行きを引き寄せる終盤の決勝ゴールに、アルゼンチンのマラドーナ監督はタッチライン沿いで両手を突き上げ、喜びを爆発させた。「この勝利を国民全てに捧げたい。選手に感謝している」と感激に浸った。
自動的に本戦出場が決まる4位を懸け、ウルグアイと敵地で直接対決した。黒星なら1970年以来の予選敗退の危機に陥っていた。0−0のまま迎えた後半39分。相手DFカセレスの退場で数的優位に立った直後に、途中出場のボラッティがついにゴールネットを揺らした。
マラドーナ監督はW杯予選途中の昨年11月に就任して以来、ボリビア、エクアドル、パラグアイに敗れ、ホームでブラジルに負けて進退問題も浮上していた。「(監督を)続けるかどうか思案中だ」と悩みも深かった国民的英雄が苦境を脱した。
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★W杯出場決定★
W杯北中米カリブ海最終予選第10戦(最終戦)結果
アメリカ2−2コスタリカ
トリニダードトバゴ2−2メキシコ
エルサルバドル0−1ホンジュラス
サッカーのワールドカップ(W杯)南アフリカ大会の北中米カリブ海最終予選は14日、サンサルバドルなどで最終戦を行い、ホンジュラスがエルサルバドルに1−0で勝って勝ち点16とし、3位で7大会ぶり2度目の本大会出場を決めた。
コスタリカはアメリカと2−2で引き分け、勝ち点16でホンジュラスと並びながら得失点差で4位にとどまり、南米5位のウルグアイとのプレーオフに回った。コスタリカは後半ロスタイムに追い付かれた。
既に本大会出場を決めていたアメリカが予選1位、メキシコが2位となった。
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★快勝★
国際親善試合結果
韓国2−0セネガル
アンゴラ0−0カメルーン
チュニジア0−1サウジアラビア
カタール2−2コンゴ
UAE3−1ヨルダン
サッカーの国際親善試合、韓国vsセネガルは14日、ソウルで行われ、韓国が2−0でセネガルを下した。韓国は来年1月にセルティック(スコットランド)へ移籍する奇誠庸が先制点を挙げた。
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★G大阪、首位に肉薄★
J1でガンバ大阪が大逆転優勝を狙っている。前半戦が終わった第17節で首位と19差の勝ち点が第28節を終え、50で並ぶ首位の清水、2位の鹿島とわずか1差の49にまで迫った。
1シーズン制でこれまで最も勝ち点差が開きながら逆転で制覇したのは2005年のG大阪だが、当時は12差。「選手がやることをぶれずにやった結果だけど、気がつけばビッグチャンスになっている」と西野監督の胸も高鳴る。
19差の時点で優勝は「現実的な数字じゃなかった」と明神は振り返る。当時は8位で「順位を1つずつ上げていくだけだった」と言う。後半戦は8勝2分け1敗の快進撃。独走していた鹿島が5連敗するなど信じられない失速で、差は一気に詰まった。チーム得点王だったレアンドロが8月下旬に中東のクラブに引き抜かれたものの、レアンドロ頼みから脱却したことで逆に攻撃パターンは多彩となり、得点力が増した。
残り6試合。今後は勝ち点45で6位の広島との次戦を含め、清水、鹿島との上位対決は全て敵地で迎える。大黒柱の遠藤は「僕らは勝ち続けるしかない。ここまで来たら結果が全て。上位に全部勝てれば」と力を込めた。
←
★大勝★国際親善試合結果
日本代表5−0
トーゴ代表
会場:宮城スタジアム
観衆:32852人
主審:ミクルスキ(ポーランド)
天気:晴れ
気温:13℃
湿度:74%
ピッチ:全面良芝
≪得点者≫
日本:岡崎5、8、65、森本11、本田85
≪出場メンバー≫
【
日本代表】
GK:
1.川島永嗣(
川崎)
DF:
24.徳永悠平(
FC東京)
(46分6.内田篤人(
鹿島))
22.中澤佑二(
横浜M)(cap)
4.田中マルクス闘莉王(
浦和)
25.長友佑都(
FC東京)
MF:
10.中村俊輔(
エスパニョール)
(82分21.石川直宏(
FC東京))
17.長谷部誠(
ボルフスブルク)
7.遠藤保仁(
G大阪)
(46分20.本田圭佑(
VVV))
14.中村憲剛(
川崎)
(69分15.今野泰幸(
FC東京))
FW:
28.森本貴幸(
カターニャ)
(46分16.大久保嘉人(
神戸)
■=64分)
9.岡崎慎司(
清水)
(78分13.佐藤寿人(
広島))
ベンチ:
GK:
18.西川周作(
大分)
DF:
3.駒野友一(
磐田)
26.岩下敬輔(
清水)
MF:
5.稲本潤一(
レンヌ)
8.松井大輔(
グルノーブル)
フォーメーション
(4-4-2)
9
28
14 10
7 17
25 4 22 24
1
【
トーゴ代表】
GK:
1.オビラレ(cap)
DF:
2.タワリ
5.アカクポ
12.アキンソラ
6.アシミウ・トゥーレ
(78分3.トクプル)
MF:
14.マニ
10.アホディクペ
(69分11.ウォメ)
13.マンゴ
8.ブランネル
■=60分
18.ガクペ
FW:
7.クパトゥンビ
ベンチ:
16.ジャバカティエ
フォーメーション
(4-5-1)
7
18
8 10 14
13
6 12 5 2
1
≪各種データ≫
日本:
トーゴボール支配率:
63%:37%
シュート数:
30:1
直接FK数:
16:17
間接FK数:
2:3
CK数:
13:1
GK数:
2:14
PK数:
0:0
オフサイド:
2:3
サッカーの国際親善試合、キリン・チャレンジカップの日本代表vsトーゴ代表は14日、宮城スタジアムで初対戦し、日本は岡崎(清水)が8日の香港戦に続く1試合3得点のハットトリックを達成するなど、5−0で大勝した。日本は10月の3試合を全勝で終えた。
日本は前半10分までに岡崎が2得点する絶好の滑り出しを見せ、初先発した森本(カターニャ)の代表戦初ゴールで3−0とした。後半には岡崎のヘディングシュートと途中出場の本田(VVV)がこぼれ球を決めてダメを押した。
日本は11月14日に敵地で南アフリカと親善試合を行った後、同18日には敵地でアジアカップ最終予選の香港戦に臨み、年内の全日程を終える。
徳永悠平
「タイミング良く(攻め)上がることができた。最後、もう少しいいボールを上げられれば良かった」
中澤佑二
「立ち上がりのゴールで余裕という雰囲気が流れた。その中でモチベーションを保ってやることを考えた」
田中マルクス闘莉王
「自分達のやるべきことをやるだけ。格下相手でもこうやって点を取ることは難しい」
中村俊輔
「こういう試合はトップ下に座ってアシストやゴールをした方が評価されるけれど、それでは先につながらないから動いてハードワークをした。相手は抜きにして、自分達のためには有意義な10日間だった」
長谷部誠
「まだ代表で点を取れていない。最近狙っているが、欲が出ると駄目」
中村憲剛
「どこで点を取るか、お互いが感じることが大事。(自身がアシストした2点目について)岡崎と自分の考えがシンクロして取れた」
森本貴幸
「点が取れて良かった。動けばパスが出てくるので、すごく良かった。(代表定着へ)自分は自分のいる場所でしっかり頑張って、毎日毎日努力したい」
岡崎慎司
「クロスの質が良くて、決めるだけだった。(ゴール前が)空いていたので狙ってくるだろうと、出し手と受け手の意思が合った。中に勢いよく入ればフリーでもらえるんだなと思った」
本田圭佑
「(自身のゴールに)その前にヘディングで外していたので、ラッキーです。取れて良かった」
石川直宏
「代表チームで自分のやることがより具体的になった。W杯というイメージも、代表に来る前より確実に具体的になった。まだ足りないところはあるが、第一歩は踏み出せたと思う」
日本代表・岡田武史監督
「選手は本当に高い意識でやってくれた。新しい選手もそれぞれに持ち味を出してくれ、チームの幅も広がってきた。W杯まであと8ヶ月、ここからが勝負」
トーゴ代表・ベリュ監督
「長旅で日本に来て、我々に不利な面もあった。日本は技術とチーム力が高いが、体力は足りないかもしれない」
日本サッカー協会・犬飼基昭会長
「相手の力は想像していた通り。もっと緊迫した試合をやらせないといけない。(森本は)自信を持ってくれればいい。そういう意味では良かった」
【
日本代表メンバー】
GK:
1.川島永嗣(
川崎)
23.山本海人(
清水)
18.西川周作(
大分)
DF:
22.中澤佑二(
横浜M)
4.田中マルクス闘莉王(
浦和)
3.駒野友一(
磐田)
2.阿部勇樹(
浦和)
12.岩政大樹(
鹿島)
15.今野泰幸(
FC東京)
24.徳永悠平(
FC東京)
25.長友佑都(
FC東京)
26.岩下敬輔(
清水)
6.内田篤人(
鹿島)
MF:
10.中村俊輔(
エスパニョール)
27.橋本英郎(
G大阪)
5.稲本潤一(
レンヌ)
7.遠藤保仁(
G大阪)
14.中村憲剛(
川崎)
8.松井大輔(
グルノーブル)
21.石川直宏(
FC東京)
17.長谷部誠(
ボルフスブルク)
20.本田圭佑(
VVV)
FW:
19.前田遼一(
磐田)
13.佐藤寿人(
広島)
16.大久保嘉人(
神戸)
9.岡崎慎司(
清水)
28.森本貴幸(
カターニャ)
【戦意喪失のトーゴを圧倒】
W杯出場権を逃した上、長旅に疲れ果てたトーゴの戦意は初めから乏しかった。日本は開始11分で3点を決め、30本のシュートを浴びせて5得点を奪った。強化試合としては参考にならない相手だが、得点は目指していた形から生まれていた。
課題の「ゴール前の迫力」を出すため、今回の3連戦は相手DFとGKの間に速いクロスを放り込む練習を繰り返してきた。その通りに、遠藤、中村憲のパスに岡崎が飛び込んでゴールネットを揺らした。
岡田監督は「徐々に形になってきた」と一定の評価を下し、弱い相手だろうが自分達の形を貫いた選手を褒めた。期待された新戦力の森本は得点を決め、石川も持ち味のスピードで見せ場をつくった。「(W杯まで)ここからが勝負」と岡田監督。新旧の選手の中で競争が生まれ、チーム内が活性化してきたことも、この3連戦の収穫と言えるだろう。
【岡崎、2戦ハットの離れ業】
岡崎は出場した2試合連続でハットトリックの離れ業を演じ、“不動のエース”にまた一歩前進した。代表では釜本邦茂と高木琢也に続く史上3人目の快記録となった。ただ、本人は個人的な記録よりもチーム戦術の成熟に手応えを感じていた。「クロスへの入り方を意識して、上げる方の質も高かった。チームの狙いが合ってきた」
香港、トーゴに歯応えがなかったのは事実だが、重要なのは岡田監督が目指す「得点パターン」が徐々に形になってきたことだ。左右からの素早いクロスにピンポイントで合わせる戦術で、長年の課題だった決定力不足の解消を狙う。そのチームの象徴的存在が、18試合で14得点の岡崎だ。
前半5分、遠藤の左クロスを森本の後方で受けてゴール。3分後は中村憲の鋭い右クロスを右足のヒールで流し込む。仕上げは後半20分、強いクロスに頭で合わせた。岡田監督も「彼の成長スピードは驚きだ」と目を丸くした。
岡崎は「もっと早いタイミングで入って、さらにクロスもポイントに来れば」と話し、この戦術を磨けば世界でも通用する予感を抱く。既に、この23歳はW杯メンバー“当確”と言えそうだ。
【森本の代表初ゴールが唯一の収穫】
開始早々の岡崎の連続得点で勝敗への興味はそがれた。トーゴはワールドカップ(W杯)予選の敗退直後でエースFWアデバヨールら主力が来日せず、わずか14人の陣容。日本にとっては、課題としてきたクロスからの攻撃をテストする試合にすぎなかった。
そんな中、代表初先発のFW森本がストライカーとしての存在感を示した。前半12分、左サイドからのクロスを中央で受けると、ワントラップで体を反転させながら左隅に代表初ゴール。長身のDFを背負いながらも倒れることがなかった体幹の強さは、イタリアセリエAで経験を積んできた証しだろう。
今回初めて代表に参加。普段から口数は少なく、他の選手は「あいつは、よく分からない。(性格が)変わってます」と口を揃える。それでも8日間練習をともにし、MF中村憲は「特徴は分かってきた。ラインが高かったら裏を狙う動き出しをするし、点を取りたいというシンプルな部分に共感できる」と話す。
森本は前半で交代したが、岡田監督も「ゴール前の迫力に関しては期待以上のものがある」と目を細める。「日本の中盤は普通にレベルは高いと思う。パスを引き出せるようにしたい」と森本。レベルが低い相手とのマッチメークを重ねることに大きな意義は見い出せないが、21歳のストライカーが初めてチームに融合できたことは収穫に違いない。
【岡田監督「チームに幅広がった」】
日本代表の岡田武史監督は3連戦を終え、「選手は本当に高い意識でやってくれた。新しい選手もそれぞれに持ち味を出してくれ、チームの幅も広がってきた。W杯まであと8ヶ月、ここからが勝負だ」と本番への手応えを語った。
一方、トーゴ代表のベリュ監督は「長旅で日本に来て、我々に不利な面もあった。日本は技術とチーム力が高いが、体力は足りないかもしれない」と日本代表のW杯での活躍には疑問を示した。
【3連戦でシュート4本だけ】
香港戦から続いた3連戦で、相手が放ったシュートは合計わずか4本。守備陣にとっては強化にならなかった。
楢崎(名古屋)と都築(浦和)の故障で正GKの立場だった川島は「ゼロに抑えられたのは良かった」と話したが、スコットランド戦とトーゴ戦で相手のシュートは1本ずつ。力を示す場面はなく、胸の内は複雑そうだった。
【犬飼会長「マッチメーク難しい」】
スコットランドに続き、トーゴも物足りない相手だった。日本サッカー協会の犬飼会長は「スコットランドとトーゴが(W杯予選で)落ちるとは思わなかった。W杯予選の年のマッチメークは難しい」と嘆いた。
今後はW杯へ向け、1試合1試合が貴重な場になる。岡田監督は来年3月の国際試合日について、現時点ではアジアカップ最終予選のバーレーン戦が予定されているが、「弾丸(日程)でもいいからこちらから出向いて(アウェーで)やりたいという要望を出している」と日程の変更を求めていた。
【宮城で代表戦、まずますの入り】
試合が行われた宮城スタジアムでの日本代表戦は約4年ぶり。大分から急遽会場変更となった影響で告知が遅れ、プロ野球楽天の躍進に押されて集客の心配された一戦だったが、まずまずの入りとなった。
前売りは伸び悩んだが、直前に2連勝したことや注目の新戦力、森本らが代表入りしたことで持ち直した。バックスタンドに空席が目立ったものの、ゴール裏のサポーター席は満員となった。
仙台市出身のDF今野(FC東京)やJリーグの仙台でプレー経験のある佐藤寿(広島)など、宮城と縁のある選手もベンチ入りした。
【TBSが走破距離を調査】
中継局のTBSが日本代表選手の走破距離を調査。1位は長友と長谷部で11.78キロで、10.44キロの中村俊が3位に入った。途中交代を考えれば実質トップ。「こういう相手だからこそハードワークをしないと」と胸を張り、「有意義な10日間だった」と笑顔をみせた。
≪超サカ採点表≫
【
日本代表】
GK:
1.川島永嗣 6.0
ピンチはなかった
DF:
24.徳永悠平
6.0
積極的に仕掛ける
(46分6.内田篤人 5.0)
流れに乗れなかった
22.中澤佑二
6.0
だらけずに集中していた
4.田中マルクス闘莉王 6.0
攻撃の組み立てに参加する余裕
25.長友佑都
6.0
落ちない運動量はさすが
MF:
10.中村俊輔 6.0
ボールによく絡んだ
(82分21.石川直宏
-)
17.長谷部誠 6.0
中盤で確実に繋いだ
7.遠藤保仁 6.0
サイドにも顔出ししてアシストを記録
(46分20.本田圭佑
6.0)
積極的プレーでゴールGET
14.中村憲剛 6.5
決定的パスを連発
(69分15.今野泰幸
5.5)
中盤起用も目立たず
FW:
28.森本貴幸 6.0
嬉しい代表初ゴール
(46分16.大久保嘉人
5.0)
ゴールを狙う姿勢が空回り
9.岡崎慎司 7.0
スペースに飛び出してハットトリック
(78分13.佐藤寿人
--)
【
トーゴ代表】
GK:
1.オビラレ
4.0
キャッチもパンチもキックも×
DF:
2.タワリ 4.0
何度も侵入許した
5.アカクポ
4.0
マークがルーズ過ぎた
12.アキンソラ 4.0
岡崎&森本のスピードについていけず
6.アシミウ・トゥーレ
4.5
1対1の対応が遅れた
(78分3.トクプル 4.0)
何も出来ず
MF:
14.マニ
4.5
右サイドでボール持てず
10.アホディクペ 4.0
ボールキープすら出来ず
(69分11.ウォメ
4.0)
プレーの精彩欠いた
13.マンゴ 4.0
アンカーの位置にいて選手捕まえれず
8.ブランネル
4.5
プレーがラフだった
18.ガクペ 4.5
左サイドから突破するも中途半端
FW:
7.クパトゥンビ
4.0
前線で孤立していた
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【超サカFLASH】
★全治2〜3週間
★
J1の横浜Mは本日、MF山瀬功治(28)が右ハムストリング筋損傷で全治2〜3週間の診断を受けたと発表した。山瀬は11日に行われた天皇杯2回戦のV・ファーレン長崎戦で負傷した。
★相談役就任
★
J2の東京Vは本日、Jリーグ理事や日本体育協会国体委員などの経験があるスポーツプロデューサーの杉山茂氏(73)が相談役に就任すると発表した。任期は16日から2011年1月末まで。
★辞任
★
W杯欧州予選グループ3のチェコは14日、北アイルランドと0―0で引き分け、同グループ3位でプレーオフ進出を逃した。7月に就任したイワン・ハシェック監督(46)は試合後「これが最後」と話し、辞任を表明した。今後は同国サッカー協会会長職に専念する。ミラン(イタリア)のDFマレク・ヤンクロフスキ(32)もチェコ代表からの引退を明らかにした。
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