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2009.12.22.TUE
本日の超最新情報
INDEX
★日程発表★
2010年Ｗ杯南アフリカ大会までの日本代表の日程発表！Ｗ杯までに１０〜１１試合を実施！
★合意★
浦和の日本代表DF田中マルクス闘莉王(28)の名古屋への移籍が合意！24日に仮契約が成立！
★獲得★
鹿島が京都から韓国代表DF李正秀＝イ・ジョンス(29)を獲得！
★追加融資せず★
Ｊリーグは経営難に陥っている大分に年内は２億５千万円の追加融資をしないことを決定！
★就任会見★
熊本の高木琢也新監督(42)が就任会見！磐田FW中山雅史(42)の獲得を熱望！
★ＭＶＰ★
2009年ＦＩＦＡ年間最優秀選手賞にバルセロナのアルゼンチン代表FWメッシ(22)が初受賞！世界年間最優秀選手『バロンドール』と合わせて史上１１人目のダブル受賞！
★プスカシュ賞★
新設された年間最優秀ゴール賞(プスカシュ賞)はレアル・マドリードのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(24)が受賞！
★市営運営★
計画されているＧ大阪の新スタジアム建設は吹田市の資産にして市営として運営！
★再建計画提出★
Ｊリーグに求めた２億５０００万円の追加融資を保留された大分が再建計画を提出！
★平均年齢２０．９歳★
来年1月6日のイエメン戦の日本代表メンバーの平均年齢は２０．９歳！
本日の超サカＦＬＡＳＨ
山形が小林伸二監督との契約を来季まで更新ほか
本文
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★日程発表★
日本サッカー協会は本日22日、2010年ワールドカップ（Ｗ杯）南アフリカ大会までの日本代表のスケジュールを発表した。Ｗ杯までに１０または１１試合をこなす。
国際親善試合のキリンチャンレンジカップは来年2月、4月、5月に計３試合。いずれも対戦相手は未定となっている。2月2日に大分・九州石油ドームで行われる同カップが、国内組主力の初戦となる。アジアカップ最終予選は1月6日にイエメン戦を敵地で、3月3日にバーレーン戦を愛知・豊田スタジアムで行う。
このほか、2月に東京で東アジア選手権の３試合があり、Ｗ杯直前に国内外で最大３試合の強化試合を計画している。キリンカップは日程の都合がつかないため、来年は開催されない。
日本協会は当初、2月2日の対戦相手を含めて記者会見で発表する予定だったが、本日22日までに相手が決まらず、会見は中止となった。原博実強化担当技術委員長は「正式契約が間に合わなかった。できるだけ強い相手とやるために交渉している」と説明した。
【岡田監督、誤算にぼやき】
サッカー日本代表の岡田武史監督は本日22日、来年の強化スケジュールが決まったことを受けて、来年1月に予定されている合宿を含めてバランス良く配置された日程を、「月１回は集まりたいと思っていた」と満足げに語ったが、アジア連盟（ＡＦＣ）の対応には不満を漏らした。
日本は来年3月3日に強豪国との対戦を検討したが、アジア連盟の決定で当初の予定通りアジアカップ最終予選のバーレーン戦を行う。「ワールドカップ（Ｗ杯）イヤーなのに、ＡＦＣが国際マッチデーにアジアカップ予選を入れているのが分からない。アジア勢にＷ杯で勝ってほしいのなら、こうはしないはず」と話した。
1月6日の同予選イエメン戦も日程変更できず、日本は主力以外のメンバーで臨む。主力メンバーの始動となる国内合宿は1月25日ごろから、２３選手を招集して行う予定。
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★合意★
Ｊ１の名古屋グランパスの久米一正ゼネラルマネジャー（ＧＭ）は本日22日、Ｊ１浦和レッズを今季限りで退団する日本代表ＤＦ田中マルクス闘莉王(28)の名古屋への移籍が合意に達したと明らかにした。
同日未明に闘莉王の代理人から、久米ＧＭに「名古屋に行く決心をしました」と電話で連絡があった。
今後は細部を詰め、24日には仮契約が成立する見通し。年明けにメディカルチェックを経て正式契約するという。
ブラジル出身の闘莉王は16歳で千葉・渋谷教育幕張高に留学生として来日。2001年にＪ１広島に入団しＪリーグデビュー。2003年に水戸にレンタル移籍すると、ＤＦ登録ながら１０得点を挙げる活躍を見せた。また、この年に日本に帰化。翌年、浦和に完全移籍するとセカンドステージ制覇に貢献、その後もチームの大黒柱として天皇杯連覇やリーグ優勝を果たした。2006年にはＪリーグ最優秀選手にも選ばれ、2007年にはアジアチャンピオンズリーグ制覇を経験した。
2006年には日本代表に初招集され、空中戦の強さや積極的な攻撃参加を武器にチームの中心選手となった。Ｗ杯最終予選にも全試合フル出場し、来年南アフリカで行われる本戦でも活躍が期待されている。代表通算３０試合に出場、６得点。
【名古屋がついに闘莉王獲得】
今季の名古屋はアジアチャンピオンズリーグで４強入りを果たしたが、リーグ戦は９位に終わった。ストイコビッチ監督は「もっと戦術を理解した選手が欲しい」と話し、闘莉王の獲得を熱望していた。
日本代表ＤＦとしての守備力、戦術眼はもちろん、苦しい時に周囲を鼓舞する精神力もチームの助けとなる。久米一正ＧＭは「強いリーダーシップもあり、グランパスにない要素がある」と評価する。今季、センターバックに定着した吉田がオランダのクラブからオファーを受け、去就が流動的なチーム事情もあった。
闘莉王にとっても現実的な選択だろう。欧州などの海外クラブも獲得に興味を示していたが、約半年後に迫ったＷ杯南アフリカ大会を考えれば、出場機会が見込める日本でプレーした方が調整しやすく、日本代表ＧＫ楢崎と連係を深められる利点もある。
これまで、リーグ優勝のチャンスを何度も逃してきた名古屋。初制覇に向け、闘莉王に懸かる期待は大きい。
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★獲得★
Ｊ１の鹿島アントラーズは本日22日、京都サンガから韓国代表ＤＦ李正秀＝イ・ジョンス(29)を獲得したと発表した。登録名はカタカナでイ・ジョンスとなる。
イは今季、水原三星から京都入りし、リーグ戦３２試合に出場して５得点。ＪＯＭＯカップで最優秀選手にも選ばれた。韓国代表としては国際Ａマッチに１６試合に出場し１得点。クラブ広報を通じて「来年はＪリーグだけでなく、ＡＣＬでも良い結果を出せるよう全力でがんばります」とコメント。
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★追加融資せず★
Ｊリーグは本日22日、経営難に陥っている大分トリニータに年内は２億５千万円の追加融資をしないことを決めた。クラブの新社長が未定のまま、大分が21日に再提出した再建計画がリーグの要求に沿わないためで、大分は年内に必要な資金を地元金融機関のつなぎ融資で賄う見通し。
同日、大分県の広瀬勝貞知事が東京都内のＪリーグ事務局を訪れ、鬼武健二チェアマンらに大分への支援を要請。広瀬知事は「県を挙げて再建を応援する。Ｊリーグの条件を満たす努力をしたい。（大分）トリニータは県民が育てた財産、宝だ」と話した。
Ｊリーグは11月に公式試合安定開催基金から最大６億円の融資を決定し、既に３億５千万円は融資した。大分の対応次第で1月中に残りの融資を行う方針で、鬼武チェアマンは「早く新社長と新体制を決めてもらいたい」と話した。
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★就任会見★
Ｊ２のロアッソ熊本は本日22日、高木琢也氏(42)の新監督就任を正式発表し、熊本市内で就任会見に臨んだ高木新監督は「結果はあとからついてくるものだが、やる以上はトップを狙いたい」とＪ１昇格への抱負を語った。契約の詳細は公表されていないが、関係者によると複数年契約を結んだという。
長崎県出身の新監督は「同じ九州で監督ができることに喜びと誇りを感じる」と話した。また、チームが獲得を目指すＦＷ中山雅史(42)について「いろんな意味で助けてくれる重要な選手」と、かつて日本代表でともにプレーした同級生の加入をあらためて熱望した。
また、来季Ｊ２の柏レイソルからＧＫ南雄太(30)を獲得したことも発表した。
南は静岡学園高から1998年に柏入り。不動の守護神として柏のゴールを守ってきたが、2008年にはリーグ戦への出場が１０試合と激減、今季はカップ戦３試合の出場にとどまった。リーグ戦通算はＪ１で２４６試合、Ｊ２で４５試合に出場。
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★ＭＶＰ★
国際サッカー連盟（ＦＩＦＡ）は21日、スイスのチューリヒで2009年の年間最優秀選手を発表し、男子はアルゼンチン代表のＦＷリオネル・メッシ(22)が初受賞した。同国の選手としても初受賞で、フランス・フットボール誌選出の世界年間最優秀選手「バロンドール」と合わせ、史上１１人目（１２度目）の同年ダブル受賞となった。
昨年まで２年連続で２位だったメッシは「何と言っていいか分からない。アルゼンチン人としての初受賞もとても名誉なことだ」と喜びを語った。
メッシはスペインリーガエスパニョーラの強豪バルセロナのエースで、昨季は同リーグとスペイン国王杯、欧州チャンピオンズリーグの３冠の原動力になった。19日のクラブワールドカップ（Ｗ杯）決勝でも決勝ゴールを決め、チームを初のクラブ世界一に導いた。
ＦＩＦＡ年間最優秀選手は世界１４７カ国・地域の代表監督と主将による投票で決定。メッシは１０７３点を獲得し、昨年の受賞者で２位のポルトガル代表ＦＷクリスティアーノ・ロナウドに３倍以上の大差をつけた。３位はスペイン代表ＭＦのシャビ・エルナンデスだった。
女子はマルタ（ブラジル）が初の４年連続受賞となった。
リオネル・メッシ（バルセロナ）
「全ての人に感謝したい。周囲の支えがなければ受賞することはできなかった。2009年はチームとして勝つべきタイトルを全て取れたし、個人としても様々なことを達成できた」
【メッシ、充実の2009年からＷ杯へ向かう】
バルセロナで欧州チャンピオンズリーグ、クラブＷ杯を含む主要タイトルを総なめし、個人としてもバロンドールに続く栄誉に輝いた。充実した2009年を締めくくり、ワールドカップ（Ｗ杯）が控える2010年に向かうメッシは「来年は重要な年。Ｗ杯で勝ちたい」と意気込む。
マラドーナ監督率いるアルゼンチンは南米予選で苦しんだ。最終戦で自動的にＷ杯出場が決まる４位ギリギリを確保。メッシ自身も１８試合で４得点に終わり、地元メディアからは「バルサでのパフォーマンスを代表では発揮していない」と皮肉られた。
過去、バロンドール受賞者の出身国は翌年のＷ杯で優勝したことがない。メッシはそのジンクス打破に挑むことになる。1986年、予選で苦しんだアルゼンチンは前評判を覆し、Ｗ杯を制した。伝説となるマラドーナの５人抜きのゴールもあった。「歴史が繰り返すといいね」とメッシは言った。
小さな体を卓越した技術で補ってきた。小刻みなステップ、ボールが足に吸い付くようなドリブル。マラドーナの後継者と呼ばれる逸材が、その指揮官の下で母国を世界一に導けるか。過去の伝説的な選手の系譜に名を連ねられるかどうかは、来年のＷ杯でのプレーに懸かっている。
【岡田監督＆中澤はメッシに投票】
ＦＩＦＡの年間最優秀選手は各国・地域の代表監督、主将の投票で決まる。日本の岡田監督は１位にメッシ、２位にカカ、３位にトーレス、中澤主将は１位メッシ、２位クリスティアーノ・ロナウド、３位シャビ・エルナンデスを選んだ。
代表監督は自らが指揮するチームの選手は選べないため、アルゼンチンのマラドーナ監督は１位にドログバ、２位ルーニー、３位イブラヒモビッチに投票した。
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★プスカシュ賞★
国際サッカー連盟（ＦＩＦＡ）は21日、新設した年間最優秀ゴール賞（プスカシュ賞）にポルトガル代表ＦＷクリスティアーノ・ロナウド（レアル・マドリード）がマンチェスター・ユナイテッドに所属していた4月15日の欧州チャンピオンズリーグ準々決勝第２戦、ポルト戦で挙げたゴールに決まったと発表した。
同じく新設の年間世界ベストイレブンはメッシ、シャビ・エルナンデス、イニエスタ、ダニエウ・アウベスとバルセロナ勢が最多の４人を占めた。ベストイレブンは以下の通り。
GK：
イケル・カシージャス(レアル・マドリード)
DF：
ジョン・テリー(チェルシー)
ネマニャ・ヴィディッチ(マンチェスター・ユナイテッド)
パトリス・エブラ(マンチェスター・ユナイテッド)
ダニエウ・アウベス(バルセロナ)
MF：
シャビ・エルナンデス(バルセロナ)
アンドレス・イニエスタ(バルセロナ)
スティーブン・ジェラード(リバプール)
FW：
リオネル・メッシ(バルセロナ)
クリスティアーノ・ロナウド(レアル・マドリード)
フェルナンド・トーレス(リバプール)
【最優秀ゴールは「説明できない」】
国際サッカー連盟（ＦＩＦＡ）の年間表彰式が21日、スイスのチューリヒで行われ、新設の最優秀ゴール賞（プスカシュ賞）に輝いたポルトガル代表のクリスティアーノ・ロナウド(24)が、ＦＩＦＡ公式サイトで受賞の喜びを語った。
「この賞がもらえることを誇りに思うし、とても光栄」
プスカシュ賞の対象となったのは、欧州ＣＬ準々決勝第２戦のポルト戦で決めた先制ゴール。「あれは本当に素晴らしかった」とスーパーゴールを自賛したロナウドは、「どうやってあのようなシュートを決めるのかと聞かれても、説明なんてできない。ただ思いっきりボールを蹴って、ゴールネットが揺れるまで見届ける。それだけ」と謙虚に主張した。
プスカシュ賞は今年から設けられた“ゴールを称える賞”で、１０の候補からネット投票によって選ばれる。今回は１２万人以上のファンが投票に参加し、１位のロナウドは１７．６８％の票を集めた。２位は１５．６４％の得票率でアンドレス・イニエスタ(25)＝バルセロナ＝が入った。
【世界ベストイレブン受賞者の声】
国際サッカー連盟（ＦＩＦＡ）の年間表彰式が21日、スイスのチューリヒで行われ、年間世界ベストイレブンに選ばれた選手達が、ＦＩＦＡ公式サイトで感想を語った。
ＧＫ：
イケル・カシージャス（Ｒマドリード）
「この賞は世界中のプロ選手たちの投票によって選ばれるので、大変うれしい。受賞者リストで自分の名前を見ると“これから先もリストに残り続けたい”と思える」
ＤＦ：
ジョン・テリー（チェルシー）
「毎週のように一緒に戦う仲間や、相手チームの選手達から選ばれて、非常に光栄」
ダニエウ・アウベス（バルセロナ）
「今年はバルサで６つのタイトルを手にして、さらに個人的な賞までもらえるなんて。気持ちがいい」
ネマニャ・ヴィディッチ（マンチェスター・ユナイテッド）
「このような賞をもらえるなんて、夢にも思っていなかった」
パトリス・エブラ（マンチェスター・ユナイテッド）
「同業者からベストイレブンに選んでもらえるなんてこれ以上の喜びはない。これからも頑張る」
ＭＦ：
シャビ・エルナンデス（バルセロナ）
「素晴らしい気持ち。同じプロ選手達に選んでもらうことに大きな意味がある。今、この場にいられることが素直に嬉しい」
スティーブン・ジェラード（リバプール）
「仲間から選出してもらい、嬉しいと同時に大変光栄」
ＦＷ：
リオネル・メッシ（バルセロナ）
「素直に嬉しい。一番重要なのは、この賞は私と同じプロ選手達が投票している、ということ」
フェルナンド・トーレス（リバプール）
「また来年も選ばれたい。今年はチームが無冠に終わったが、個人的にはバランス良く仕事ができたと思う」
年間ベストイレブンは今年から新設され、世界中のプロサッカー選手が投票して決める。
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★市営運営★
大阪府吹田市の阪口善雄市長は21日、Ｊ１のガンバ大阪の新スタジアム建設計画で、完成したスタジアムを市の資産にするための議案を来年3月市議会に提出する考えを示した。
新スタジアムは、Ｇ大阪が建設を計画。建設費約１３０億円は企業やサポーターからの寄付で賄う。完成後の維持管理費などの一部を吹田市が負担するため、市の資産にし、市営として運営する。
議会で承認後、寄付金を募集する団体を立ち上げる。スタジアムを市の資産にすることで、寄付金への税制優遇措置も受けやすくなるという。
一方、阪口市長は21日、市役所でＧ大阪の金森喜久男社長、日本サッカー協会の川淵三郎名誉会長と会談。川淵氏はスタジアム建設を推進するよう要請。これに対し、阪口市長は、建設した場合の土地賃貸料や修繕費用の負担問題を「最大のハードル」としながらも、協力に前向きな姿勢を見せた。
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★再建計画提出★
Ｊリーグに求めた２億５０００万円の追加融資を保留された来季Ｊ２の大分トリニータは21日、融資条件だった新社長選出や年間運営費の９億円への削減を盛り込めないまま再建計画を提出した。年内に追加融資を受けるのは厳しいとみられ、クラブ存続のために今月中の支払いに必要な資金は県内の金融機関に緊急のつなぎ融資を申請して賄う方針。
大分の青野浩志経営企画部長（代表取締役代行）は「年内に融資してもらえるかは微妙。県内の財界などにご支援をお願いしたい」と話した。人件費などで年内に１億５千万円、来年1月末までに１億円が不足しているという。Ｊリーグ側は羽生英之事務局長が広報を通じ「今後は精査を行います」とコメントした。
新社長の人選に関わる大分県の広瀬勝貞知事は同日の定例会見で「年内は無理だと思うが、来年の早い時期にしたい」との見通しを示した。
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★平均年齢２０．９歳★
日本サッカー協会は21日、南アフリカワールドカップ（Ｗ杯）イヤー初戦となる来年1月6日のアジア杯最終予選・イエメン戦（アウェー）の日本代表メンバー１９名を発表。主力組は休養させるため、初招集１３名、平均年齢２０．９歳のフレッシュな顔触れとなった。
１９名全員の記録を足しても、国際Ａマッチ出場４試合、同出場時間は１５４分。半分以上の１０人が2012年ロンドン五輪を狙うU-20（20歳以下）世代。超フレッシュな顔が日本代表に連なった。
「最終目標はＷ杯。ここで今の代表は休ませないと厳しくなるので」と岡田監督。ＭＦ遠藤（Ｇ大阪）ら代表常連組にきっちりとオフを与えるための、苦渋の総入れ替えだ。
一方で指揮官は、「日本もこれくらいの選手で戦える力をつけないといけない。ある意味チャンスかもしれない」と新戦力の出現に期待。「今回の中からピックアップする選手もいるかもしれない」と、常連組の新年始動となる来月下旬からの国内合宿に、継続招集の可能性も示した。
ただ、試合はれっきとした公式戦。イエメンは格下とはいえ、直近２試合はともに１点差での辛勝だった。しかも、標高２３００メートルでの敵地戦。勝つか引き分ければ2011年の本大会（カタール）出場が決まるが、若武者達はどこまで戦えるのか。期待と不安の混じる『未知数ジャパン』は、2010年Ｗ杯イヤーの元日から始動。2日には敵地へと旅立つ。
【
日本代表１９名】
GK：
西川周作(
大分)
23歳/183cm/79kg
権田修一(
ＦＣ東京)
20歳/187cm/80kg
DF：
菊地直哉(
大分)
25歳/181cm/77kg
槙野智章(
広島)
22歳/180cm/74kg
太田宏介(
清水)
22歳/178cm/74kg
吉田麻也(
名古屋)
21歳/187cm/81kg
村松大輔(
湘南)
酒井高徳(
新潟)
18歳/175cm/72kg
MF：
柏木陽介(
広島)
22歳/174cm/68kg
乾貴士(
Ｃ大阪)
21歳/169cm/59kg
金崎夢生(
大分)
20歳/180cm/70kg
青木拓矢(
大宮)
20歳/179cm/73kg
山村和也(流通経済大)
20歳/183cm/72kg
山田直輝(
浦和)
19歳/167cm/63kg
米本拓司(
ＦＣ東京)
19歳/176cm/63kg
FW：
平山相太(
ＦＣ東京)
24歳/190cm/87kg
渡邉千真(
横浜Ｍ)
23歳/181cm/75kg
永井謙佑(福岡大)
20歳/177cm/68kg
大迫勇也(
鹿島)
19歳/182cm/70kg
【
大学生は１８年ぶり】
1991年の磯貝（東海大）、森山（順大）ら以来、大学生として１８年ぶりに福岡大のＦＷ永井謙佑と流通経大のＭＦ山村和也が日本代表入りした。
永井は各年代別代表でも活躍し、今夏のユニバーシアードでは得点王にも輝いた大学サッカー界の逸材。岡田監督は「実際には１度しか見ていないが、瞬間的なスピードがある。興梠（鹿島）といい勝負じゃないか？」と招集の理由を述べた。
【国見２トップ熱望】
初招集された今年のＪリーグ新人王、横浜ＭのＦＷ渡邉千真は国見高の１年先輩に当たる平山相太とのコンビ結成を熱望した。
「２トップでやりたい。高校の時は僕がトップ下だったので」。今季、城彰二の新人記録を１５年ぶりに塗り替える１３得点をマークし、待望の代表入り。「練習からアピールすれば6月につながるかもしれない」と逆転メンバー入りも見据えた。
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【超サカＦＬＡＳＨ】
★誕生
★
Ｊ１のＦＣ東京は本日、ＤＦ徳永悠平(26)に第１子（長男）が誕生したと発表した。徳永は10月、日本代表に初招集。同月8日のアジア杯最終予選・香港戦に途中出場し代表デビュー戦でアシストを決める活躍を見せた。キリンチャレンジ杯のトーゴ戦では代表初先発を果たし11月の南アフリカ戦にも出場するなど、2010年南アＷ杯の戦力として期待されている。
★トップ昇格
★
Ｊ１神戸は本日、神戸ユースＧＫ嘉味田隼(17)の来季のトップチーム昇格が決定したと発表した。嘉味田は今年のU-17ワールドカップ（Ｗ杯）に出場した。
★契約更新
★
Ｊ１山形は本日、小林伸二監督と契約を更新し、来季も指揮を執ることが決定したと発表した。小林監督は2002年に大分の監督としてＪ２優勝。2004年7月〜2006年4月にはＣ大阪でも監督を務めた。2008年に山形監督に就任、チームをＪ１昇格に導き、今季は１５位ながらＪ１残留を決めた。
★獲得
★
Ｊ１湘南は本日、新潟からＤＦ松尾直人(30)が移籍加入すると発表した。完全移籍となる。松尾は近大和歌山高から1998年に神戸入り。2007年に新潟に移籍した。リーグ戦通算１４５試合に出場。
★獲得
★
Ｊ２甲府は本日、札幌ＧＫ荒谷弘樹(34)を完全移籍で獲得したと発表した。荒谷は今季３０試合に出場した。
★契約延長
★
Ｊ２甲府は本日、大分から期限付き移籍しているＦＷ松橋優(24)のレンタル移籍期間延長を発表した。期間は2011年1月31日まで。
★獲得
★
Ｊ２の東京Ｖは本日、Ｊ２水戸からＭＦ菊岡拓朗(24)が移籍加入すると発表した。菊岡は静岡・清水東高から法政大を経て2008年に水戸入り。２季でリーグ戦通算６８試合に出場した。
★獲得
★
Ｊ２富山は本日、来季Ｊ１のＣ大阪からＤＦ江添建次郎(27)、ＦＷ苔口卓也(24)を獲得すると発表した。江添は１年間の期限付き移籍、苔口は完全移籍。
★完全移籍
★
Ｊ２の横浜ＦＣは本日、Ｊ１大宮からＤＦ田中輝和(24)が完全移籍で加入すると発表した。田中は三重・四日市中央工高から2004年に大宮入り。今季は横浜ＦＣに期限付き移籍し、リーグ戦４１試合に出場した。
★獲得
★
Ｊ２岡山は本日、Ｊ１浦和からＤＦ近藤徹志(23)を完全移籍で獲得すると発表した。近藤は東福岡高から2005年に浦和入り。Ｊ２愛媛に期限付移籍した2007年にはリーグ戦４０試合に出場したが、浦和では出場機会に恵まれなかった。近藤は「浦和では結果を残すことができず残念。これから岡山で頑張ります」とコメントした。
★罰金処分
★
イタリアサッカーリーグは21日、セリエＡのユベントスに１万ユーロ（約１３０万円）の罰金処分を科したと発表した。20日のカターニャ戦で、サポーターが人種差別的なチャントを行い、さらに爆竹を使用したため。また、サポーターが相手ＧＫにレーザー光線を当てたとして、ナポリには１万５０００ユーロ（約１９５万円）の罰金処分が下された。
★練習合流
★
イタリアセリエＡのミランに期限付き移籍する米ＭＬＳ・ＬＡギャラクシーのイングランド代表ＭＦデイヴィッド・ベッカム(34)が、28日からミランの練習に合流することが21日、明らかになった。レオナルド監督は右サイドバックでの起用も検討しており、ＤＦベッカムが実現する可能性も出てきた。
★試合延期
★イングランドプレミアリーグ第１８節結果
ウィガンvsボルトン
(凍結で延期)
21日に行われる予定だったイングランドプレミアリーグのウィガンvsボルトンの一戦が延期となった。スタジアムの周辺が凍結したため。
★解任
★
ドイツブンデスリーガのニュルンベルクは21日、成績不振でミヒャエル・オエニング監督を解任したと発表した。オエニング監督は昨季、チームを１部昇格へと導いたが、今季のブンデスリーガでは１７位と低迷していた。
★敗退
★
ＫＮＶＢカップ４回戦結果
ヘラクレス０−１ゴー・アヘッド・イーグルス(２部)
ＫＮＶＢ（オランダ協会）カップは21日、４回戦が行われ、ヘラクレスはゴー・アヘッド・イーグルス（２部）に０−２で敗れた。
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