☆CL★
欧州チャンピオンズリーグ・決勝トーナメント1回戦第1戦結果
バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)3−1アーセナル(イングランド)
(オリンピアスタディオン)
≪得点者≫
バイエルン:ピサロ4、58、サリハミジッチ65
アーセナル:トゥレ88
≪出場メンバー≫
バイエルン:
GK:
1.カーン
DF:
2.サニョル
3.ルシオ
5.R・コバァチ■
69.リザラス
MF:
6.デミチェリス■
8.フリングス
11.ゼ・ロベルト
(57分7.ショル)
20.サリハミジッチ
(75分23.ハーグリーブス)
FW:
10.マカーイ
14.ピサロ
(68分33.ゲレーロ)
アーセナル:
GK:
1.レーマン
DF:
12.エタメ・マイヤー■
18.シガン
22.グリシ
(83分3.A・コール)
28.トゥレ
MF:
4.ビエラ■
7.ピレス
8.リュングベリ
(76分11.ファン・ペルシー)
17.エドゥ
(36分16.フラミニ)
FW:
9.レジェス
14.アンリ
欧州チャンピオンズリーグ、決勝トーナメント1回戦第1戦第1日は22日、欧州各地で4試合が行われ、バイエルン・ミュンヘンはホームでアーセナルに3−1で快勝した!ピサロの2ゴールの活躍でベスト8進出に向けて前進したバイエルンに対し、アーセナルも終盤にトゥーレが1点を返し、セカンドレグに望みをつないだ。イングランド代表のキャンベルとA・コールを、それぞれ負傷と風邪で欠いたアーセナルの守備の不安を、バイエルンは逃さなかった。開始4分、トゥーレのクリアミスを突いてピサロのボレーで先制すると、58分にも途中出場のショルのFKにヘッドで合わせたピサロのシュートがトゥーレに当たってゴール。2−0とリードを広げる。さらに、その7分後にもピサロのお膳立てからサリハミジッチが追加点を挙げると、終始主導権を握り続けたバイエルン。一方のアーセナルはアンリ、レジェスに決定的なチャンスはほとんどなかった。それでも88分、ビエラのシュートがポストに弾かれたところをトゥーレ。序盤のミスを挽回するアウェーゴールで、一矢を報いた。バイエルンのマガト監督は「満足はしてない。アーセナルはホームで3、4点取ることだってできる強豪だ。ダウン寸前で、希望も失ってた相手に戦う意欲を取り戻させてしまうなんて理解できない。4点目を取って、勝負を決めておくこともできていた」と勝利にも厳しいコメント。対するアーセナルのベンゲル監督も「今日はこれまでのCLでの戦いで、最悪の出来だった。簡単にゴールを与え過ぎたし、満足にはほど遠い」と不満を口にした。ただ、「(トゥーレの)ゴールはすごく大きい。2週間後のセカンドレグに望みをつなげた」とプラス材料も挙げた。また、ドイツ代表正GKを争うカーンとの直接対決となったアーセナルのGKレーマンは「0−3だったら、チャンスはなかったかもしれないけど、1点取ったから良かった。セカンドレグに2−0で勝てばいいんだ」と気持ちを切り替えた。
リバプール(イングランド)3−1レバークーゼン(ドイツ)
(アンフィールド・ロード)
≪得点者≫
リバプール:ガルシア15、リーセ35、ハマン90
レバークーゼン:フランサ90
≪出場メンバー≫
リバプール:
GK:
1.ドゥデク■
DF:
3.フィナン
4.ヒーピア
21.トラオル
23.キャラガー
MF:
6.リーセ
(90分11.シュミチェル)
10.ガルシア
16.ハマン■
25.ビシュカン
FW:
5.バロス
(86分34.ポッター)
7.キューウェル
(77分13.ル・タレ)
レバークーゼン:
GK:
1.ブット
DF:
4.ジュアン
25.シュナイダー
29.カルセン・ブラッカー
35.プラセンテ
MF:
7.ポンテ■
(69分23.ドノバン)
10.フロイアー■
(83分13.ビーロフカ)
16.クルジノベク
28.ラメロウ
FW:
9.ベルバトフ
12.ボローニン
(69分11.フランサ)
リバプールvsレバークーゼンは、ホームのリバプールが3−1で先勝した!3−0とリードを奪ったところまでは良かったが、終了間際のGKデュデクのミスがお祭りムードに水を差した。リバプールはキャプテンのジェラードを出場停止で欠き、前所属のレアル・マドリードでCLに出場しているため、出場資格のないモリエンテスも不在ながら、それを感じさせないプレーを見せた。ビスチャンのスルーパスに反応したルイス・ガルシアが決めて15分に先制すると、35分にもリーセのFKで追加点。さらにロスタイムにハマンが同じくFKを沈めて3−0とし、セカンドレグを待たずしてベスト8の座を大きく引き寄せたかに思われた。ところが、GKデュデクがベルバトフのシュートをファンブル。そのボールを拾った途中出場のフランサがゴールネットを揺らした。レバークーゼンにとっては、貴重なアウェーゴール。これで、3月9日のホームでのセカンドレグに2−0で勝てば準々決勝に進出できる。試合の流れが変わったのは、30分前後。1点を追うレバークーゼンは、相手のバックパスを拾ったベルバトフが同点ゴールの決定機を逃したのに対し、リバプールはリーセがFKで追加点を挙げた。その後も再三のチャンスはあったリバプールだが、バロシュも、ケガから復帰したキューウェルもそれを活かせなかった。リバプールのベニテス監督は「デュデクを責めるつもりはない。すごく良いプレーをしてたし、2度のファインセーブもあった」と守護神を擁護。「ドイツでのセカンドレグでも、目標を果たせると確信してる。0−2で負ければダメだけど、間違いなく1点は取れると思っている」と自信を覗かせた。
レアル・マドリード(スペイン)1−0ユベントス(イタリア)
(サンティアゴ・ベルナベウ)
≪得点者≫
R・マドリード:エルゲラ31
≪出場メンバー≫
R・マドリード:
GK:
1.カシージャス
DF:
2.サルガド
(9分15.ラウル・ブラボ)
3.ロベルト・カルロス■
6.エルゲラ
19.サムエル■
MF:
5.ジダン
10.フィーゴ
16.グラベセン■
23.ベッカム
FW:
7.ラウル
9.ロナウド
(76分11.オーウェン)
ユベントス:
GK:
1.ブッフォン
DF:
19.ザンブロッタ■
21.テュラム■
27.ゼビナ
28.カンナバロ
MF:
8.エメルソン
11.ネドベド
(37分24.オリベラ■)
16.カモラネージ
20.ブラジ■
(69分3.タッキナルディ■)
FW:
9.イブラヒモビッチ
10.デル・ピエロ■
(81分25.サラジェタ)
欧州チャンピオンズリーグ、決勝トーナメント1回戦、大注目のレアル・マドリードvsユベントスは超満員のベルナベウでレアルが1−0で勝ち、決勝トーナメント初戦を飾った!CL9度優勝のレアルと、2度優勝のユベントス。序盤から主導権を握ったのはレアルだった。31分、左サイドからMFベッカムのFKにDFエルゲラがヘッドで合わせ先制。MFグラベセンが中盤を統率、後半もセットプレーから相手ゴールを脅かすなど、攻守に圧倒した。ユーベ攻撃陣はレアルDFブラボら最終ラインに削られ続けた。FWイブラヒモビッチへの縦パスが通らず、今大会初黒星を喫した。膝の故障を押して出場したMFネドベドは、DFロベルト・カルロスと空中戦で接触、負傷交代。FWデル・ピエロもキレを欠き、途中交代するなど、多くの不安を残した。レアルのルシェンブルゴ監督は「何より嬉しかったのは、選手たちの試合に臨む姿勢だ。今日のような試合は、たとえ99%の力が発揮できたとしてもダメで、100%のプレーができなければ意味がない。選手たちは、まさにそれを実践してくれた」と、激戦に競り勝った選手たちを称えた。殊勲の決勝ヘッドを決めたエルゲラは「こういう試合ではセットプレーが重要になるし、昨日の非公開練習でも3、40回は繰り返した。それがうまくいった」と、してやったりの表情。さらに「後半から、ユーベがロングボール狙いに切り替えてくるのは予想していた。カバーリングなどでうまく対応できたし、カウンターも許さなかった」と、守備面でも手応えを感じているようだった。一方、敗れたユーベのカペッロ監督は、「素晴らしい試合だったが、セットプレーからやられてしまった。失点以外にCKからサムエルのヘッドがバーを叩いたシーンもあったし、相手をあんなにフリーにするべきじゃなかった」と敗戦を分析していた。第2戦は3月9日、イタリア・トリノのデッレ・アルピで行われる。
PSV(オランダ)1−0モナコ(フランス)
(フィリップス・スタディオン)
≪得点者≫
PSV:アレックス8
≪出場メンバー≫
PSV:
GK:
1.ゴメス
DF:
2.オーイエル
3.李栄杓(イ・ヨンピョ)
4.アレックス
5.バウマ
MF:
6.ファン・ボメル
8.コクー
14.フォゲル■
FW:
7.朴智星(パク・チソン)
9.ヘッセリンク
17.ファルファン
(52分11.ビーズリー)
モナコ:
GK:
30.ローマ
DF:
3.エブラ
13.マイコン
27.ロドリゲス■
32.ジベ
MF:
6.プラシル
7.ベルナルディ
8.カロン
15.ジコス
FW:
9.サビオラ
24.アデバヨル
(82分18.ノンダ)
PSVが序盤にCKからアレックスのヘッドで挙げた1点を守り切り、1−0で昨季準優勝のモナコを下した!今季は国内リーグでもわずか1敗と好調で、17年ぶりの欧州制覇を目指すPSV。立ち上がりの9分、CKからアレックスのヘッドで先手を取ると、バランス良い中盤からのプレスで試合を支配する。対して、昨季準優勝のモナコは開始前に降った雪で滑りやすいピッチにも苦しみ、なかなか形が作れない。それでも後半は何度かチャンスをつかみ、47分には左サイドのアデバヨルからゴール前のサビオラに絶好のクロスが渡ったものの、シュートはクロスバーの上。PSVも追加点は奪えず、結局、試合は1−0でホームのPSVが勝利を収めた。
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