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2006.07.02.SUN

☆王者撃破★
2006年ワールドカップドイツ大会・準々決勝結果

ブラジル0−1フランス
(フランクフルト・48000人)

主審:ルイス・メディーナ・カンタレホ(スペイン)
天気:晴れ
気温:27℃
マン・オブ・ザ・マッチ:ジネディーヌ・ジダン(フランス)

≪得点者≫
フランス:アンリ57

≪出場メンバー≫
【ブラジル】
GK:
1.ジーダ
DF:
2.カフー
(76分13.シシーニョ)
3.ルシオ
4.ジュアン
6.ロベルト・カルロス
MF:
17.ジウベウト・シウバ
11.ゼ・ロベルト
19.ジュニーニョ・ペルナンブカーノ
(63分7.アドリアーノ)
8.カカ
(79分23.ロビーニョ)
10.ロナウジーニョ
FW:
9.ロナウド

フォーメーション
(4-4-2)

    9
 10    8
 11 17 19
6  4   3  2
    1

【フランス】
GK:
16.バルテズ
DF:
19.サニョル
15.テュラム
5.ギャラス
3.アビダル
MF:
6.マケレレ
4.ビエラ
22.リベリー
(77分9ゴブ)
7.マルダ
(81分11.ヴィルトール)
10.ジダン
FW:
12.アンリ
(86分14.サハ

フォーメーション
(4-5-1)

   12
7   10   22
  6   4
3  5   15  19
   16

≪各種データ≫
ボール支配率:
ブラジル…55%
フランス…45%
シュート数:
ブラジル…7
フランス…9
枠内シュート数:
ブラジル…1
フランス…5
PK数:
ブラジル…0
フランス…0
CK数:
ブラジル…5
フランス…7
FK数:
ブラジル…22
フランス…24
OS数:
ブラジル…2
フランス…5

 ワールドカップ(W杯)ドイツ大会第21日は1日、フランクフルトなどで準々決勝残り2試合を行い、フランスがブラジルに1−0で勝ち、自国開催で優勝した1998年大会以来のベスト4進出を果たした。連覇を狙ったブラジルは前回大会からの連勝記録が11で止まった。
 フランスは後半12分、ジダンの左FKをゴール右でフリーになったアンリが右足ボレーで決めた。前半からマケレレ、ビエラの精力的な動きで中盤を支配したことが、ブラジルの攻めを封じた。
 ブラジルは守備的MFを3人に増やして、ロナウジーニョを前線に上げる布陣の変更が逆効果。終盤にアドリアーノ、シシーニョ、ロビーニョを投入し、攻撃が活性化したが、交代も遅く決定的チャンスを掴めないまま終わった。
 これまで最多の5度優勝しているブラジルが、ベスト4入りを逃したのは1990年大会以来。
 一方、ポルトガルは0−0からのPK戦でイングランドを下し、1966年大会以来、40年ぶりに準決勝へ進んだ。
 大会は2、3日が休養日。準決勝は4日(日本時間5日)に、ともに4度目の優勝を目指すドイツvsイタリアが対戦。5日(同6日)のカードはポルトガルvsフランス。4強を全て欧州勢が占めたのは1982年大会以来4度目。

【希代の点取り屋も「失望」】
 カナリア色に染まったスタンドの一角は静まり返っていた。悔しさを押し殺すように、ロナウドは脇目も振らずにピッチから引き揚げた。「本当に悲しいし、失望している。もっと上まで進むつもりだったが…」。前の試合でW杯通算得点記録を更新した希代のストライカーも、準々決勝は沈黙。通算16点目は決められずに終わった。
 世界最強の攻撃陣を誇ったサッカー王国のイメージとは懸け離れた寂しい内容だった。放ったシュートは7本で、枠内に飛んだのはわずか1本。ゴールが遠かった。集中力を欠いた失点シーンも悔やまれる。後半12分にジダンがけった相手FK。最も警戒すべきアンリをノーマークにしてしまっては、GKジーダも防ぎようがなかった。
 必死の反撃もリズムが噛み合わない。ロナウジーニョは即座に2、3人に囲まれた。ロナウドも苦し紛れのプレーが目立ち、後半40分に左足で放ったミドルシュートも右にそれた。「相手がブラジルより良かった。勝利に値する」。レアル・マドリードで同僚だったジダンが光ったフランスを称えるしかなかった。
 パレイラ監督は最後まで、「太りすぎ」と批判されたロナウドの起用に固執した。「史上最高の選手をピッチに残すのは当然のこと。今日ブラジルに3度あったチャンスには、全て彼が絡んでいた」。ブラジルのメディアからの疑問には、そう反論した。
 だが、明らかに少ない運動量でフランスの堅守を揺さぶることはできなかった。絶対の信頼を置いた「背番号9」と心中した格好だ。豊かな才能に彩られた優勝候補の大本命が、W杯を去った。

【「戦犯」探しも始まる】
 ブラジルが敗退した1日、同国各地の路上や広場に設置された大型テレビの前で応援していたファン達は静まり返り、涙を流した。今年のブラジル代表は「史上最強」と前評判が高かっただけに、準々決勝での敗退は大きなショックとなった。
 リオデジャネイロ北部の路上では、試合が終わると黄色と緑のユニホームを着た大勢のファンが頭を抱えてしゃがみ込んだ。中には道路にあおむけになって大声で泣きじゃくる男性も。ある中年男性は地元テレビに「(フランスに決勝で敗れた)1998年の繰り返し。ブラジル人にはサッカーが何より大切なのに、この結果はひどい」とまくしたてた。
 民放テレビの解説者は「ブラジルはフランスがプレーするのを眺めていただけ。優勝したいなら、攻める姿勢が必要なのに」とチームを酷評した。
 悲嘆にくれる一方、早くも「戦犯」探しも始まった。ニュースサイトが実施した敗北の責任者を問うアンケートでは「パレイラ監督」との回答が76%でワースト。選手ではロベルト・カルロスとカフーが約16%で最も評判が悪かった。

≪採点表≫
【ブラジル】
GK:
1.ジーダ 6.0
DF:
2.カフー 5.0
(76分13.シシーニョ 6.0)
3.ルシオ 5.5
4.ジュアン 5.5
6.ロベルト・カルロス 5.0
MF:
17.ジウベウト・シウバ 5.0
11.ゼ・ロベルト 6.0
19.ジュニーニョ・ペルナンブカーノ 5.0
(63分7.アドリアーノ 5.0)
8.カカ 5.0
(79分23.ロビーニョ --)
10.ロナウジーニョ 5.0
FW:
9.ロナウド 5.5
【フランス】
GK:
16.バルテズ 5.5
DF:
19.サニョル 6.0
15.テュラム 6.5
5.ギャラス 6.0
3.アビダル 6.0
MF:
6.マケレレ 7.0
4.ビエラ 7.0
22.リベリー 7.0
(77分9ゴブ --)
7.マルダ 5.5
(81分11.ヴィルトール --)
10.ジダン 7.0
FW:
12.アンリ 6.5
(86分14.サハ --)

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