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本日の超最新情報
2004.08.15.SUN

☆準々決勝進出★
アテネ五輪女子サッカー・グループリーグ結果

グループE:

日本0−1ナイジェリア

≪得点者≫
ナイジェリア:オコロ55

≪出場メンバー≫
女子日本代表
GK:
1.山郷のぞみ
DF:
3.磯崎浩美
5.川上直子
12.山岸靖代
(84分7.山本絵美)
13.下小鶴綾
MF:
6.酒井與惠
8.宮本ともみ
(20分15.柳田美幸)
16.小林弥生
(60分14.丸山桂里奈)
FW:
9.荒川恵理子
10.澤穂希
11.大谷未央

アテネ五輪サッカー女子は14日、グループリーグを行い、グループEの日本はナイジェリアに0―1で敗れたが、準々決勝進出が決まった!日本は1勝1敗の勝ち点3でリーグ戦の日程を終え、グループFの中国vsメキシコが1―1で引き分けたため、3位の場合でも、8強入りを争うグループF3位より成績で上回ることが確定した。グループEの順位は17日のスウェーデンvsナイジェリアの結果で決まる。 日本は後半、カウンター攻撃からオコロに先制点を決められ、その後、沢(日テレ)、大谷(TASAKI)らが決定的な場面で同点を狙ったが、決められなかった。

☆順位の行方★
8強入りを決めた女子日本代表のグループリーグ・グループEの順位は、17日のスウェーデンvsナイジェリア戦の結果次第となる!スウェーデンが1−0で勝った場合は、3チームが勝ち点、得失点、総得点で並び、警告、退場数が少ないチームが上位となる。日本は2試合警告なし、スウェーデンも0、ナイジェリアは1。スウェーデンが2点差以上で勝つか、ナイジェリアが勝つか引き分ければ、日本は2位。スウェーデンが2得点以上奪って1点差で勝った場合、日本は3位となる。

☆復帰宣言★
右太ももに8針の裂傷を負い、途中退場した宮本は「スパイクで削られたけど、(チームドクターに)次の試合には間に合うと言われたので、早く直して戻ってきたい」と、松葉づえを使いながらも、気丈に復帰を誓った!「なでしこジャパン」の攻守を支え、チームに欠かせない存在。治療後もベンチで試合を見守り、前向きな姿勢は少しもなくしていない。日頃から宮本へのエールを送り続けている日本サッカー協会の川淵三郎会長は「ケガの具合が心配だ。彼女はキーパーソンだからね」と気遣った。

【準々決勝進出】
なでしこジャパンが、初のベスト8進出を決めた!女子サッカー・グループEで日本はナイジェリアと対戦、0−1で惜敗したが、最低でもグループFの3位を勝ち点で上回るため、自動的に決勝トーナメント進出が決まった。試合は、予想以上に身体能力の高いナイジェリアに手を焼き後半10分、FWオコロに先制点を献上。女子史上初となったアフリカ勢との対戦はほろ苦い結果となった。日本はこれでグループリーグ2試合を終了、決勝トーナメント1回戦の相手は17日に行われる他カードの結果で決まる。死力を尽くした選手たちは、試合後、ピッチに倒れこんだ。「ナイジェリアは負ける相手じゃない、スウェーデンは勝てない相手じゃない」。上田監督が推し進めてきたコンセプトが、初めて通じなかった。後半10分、下小鶴の懸命のタックルをかわしたFWヌコチャに、右サイドからクロスを許した。ヌコチャに気を取られたDF陣は、トップスピードで走り込むFWオコロをフリーにしてしまう。ファインセーブを繰り返してきたGK山郷の右を抜かれ、先制を喫した。日本は、初めて対戦するアフリカ勢に、ペースを握られた。先にスタートを切ったはずが、先にボールに届くのは、ナイジェリアの速くて長い足。前半20分に攻守の要MF宮本が右太ももを8針も縫う重傷で退場するアクシデント。それでも焦らず、チャンスを待った。年明けからの厳しいフィジカルトレを乗り越え、基礎体力を大幅アップさせた自負があったからだ。昨年のW杯グループリーグ敗退を教訓に、2月の約20日に及ぶ長期合宿では、間欠的持久力(10〜30メートルを何度でも走れる持久力)強化を図った。上田監督がA代表の里内フィジカル・コーチに相談し、戦術的面とバランスを考えながら、当たり負けしない強さを身に付けた。その結果、守備でも攻撃でも、1対1の局面で負けなくなった。フィジカルに弱点のあったMF小林はこの練習で体力アップ。すでに会得していた高い技術を、厳しい局面でも使えるようになった。11日のスウェーデン戦で沢へ送ったスルーパスは、テレビ観戦したA代表のMF中村俊輔から絶賛された。しかし、ナイジェリアにはあと一歩、通じなかった。失点してから高い技術で猛攻をかけた。後半34分のFKで、川上のクロスに沢がヘッド。GKがはじいたこぼれ球をDF下小鶴が押し込もうとするが、合わなかった。同43分にはFW大谷の右足シュート、ロスタイムには沢がミドルを放ったが、いずれもゴールには至らなかった。それでも、初の五輪8強をつかみ取り、女子の歴史に、大きな足跡を刻んだ。踏まれて一層、なでしこたちはたくましさを増すはずだ。

≪各選手コメント≫

下小鶴綾(スペランツァFC高槻)
「何をしてくるか分からない未知のチームで難しかった。油断していたわけではないけれど、向こうの方がボールに集中してガツガツ来ていた」

大谷未央(TASAKIペルーレFC)
「結果は結果として、修正点を反省する。もう少し(好機に)きっちり決められればよかった。最初はバタバタしたけれど、試合中に立て直すことができたのは収穫」

オコロ(ナイジェリア)
「勝つために一生懸命戦った。我々にとってはいい試合だった。得点もファンタスティックなゴール。チームを勝利に導くことができたので、非常にうれしい。次に戦うスウェーデンについては、少ししか知らないが勝てると信じている」

女子日本代表・上田栄治監督
「0−1で負けたが、我々としてはそんなに悪いゲームではなかったと思う。相手が非常に良かった、そう感じている。私としては、前半の宮本選手の退場は非常に痛かったが、まだ次があるので、それに向けてしっかりと準備をしていきたい」

女子ナイジェリア代表・マボ・イスマイラ監督
「今大会での初めての勝利を挙げられてうれしい。日本も非常に良いチームだったが、我々はよくやったと思う。次の相手スウェーデンは、シドニー五輪で0−3と敗れており、もう一度戦うチャンスを得た。日本と戦うための準備については、信じられないだろうが、試合前に彼女たちのプレーを見ていなかった。選手たちには「フィールドで戦って来い」と言った」

川淵三郎・日本サッカー協会会長
「この前より少し出来が悪かった。この前、頑張った疲れが残っていたようだ。それにしても宮本は心配だ。彼女がいないと攻守ともうまくいかない」

≪採点表≫

女子日本代表
GK:
1.山郷のぞみ 5.5
DF:
3.磯崎浩美 5.5
5.川上直子 5.5
12.山岸靖代 5.0
(84分7.山本絵美 --)
13.下小鶴綾 5.0
MF:
6.酒井與惠 5.0
8.宮本ともみ --
(20分15.柳田美幸 5.0)
16.小林弥生 6.0
(60分14.丸山桂里奈 5.0)
FW:
9.荒川恵理子 5.5
10.澤穂希 5.0
11.大谷未央 5.0

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