[PR]
2億円のチャンス!
20150名様に当る!


本日の超最新情報
2004.08.18.WED

☆敗戦★
国際親善試合結果

日本代表1−2アルゼンチン代表
(静岡スタジアム)

≪得点者≫
日本:鈴木73
アルゼンチン:ガレッティ4、サンタナ40

≪出場メンバー≫
日本代表
GK:
1.楢崎正剛
DF:
3.田中誠
(46分18.松田直樹)
5.宮本恒靖
22.中沢佑二
(46分16.藤田俊哉)
MF:
21.加地亮
15.福西崇史
(57分4.遠藤保仁)
6.中田浩二
14.三都主アレサンドロ
8.小笠原満男
(58分19.本山雅志)
FW:
11.鈴木隆行
20.玉田圭司
(80分26.山田卓也)

フォーメーション
(3-5-2)

  20  11
14   8  21
  6   15
 22  5  3
    1

国際親善試合のキリン・チャレンジカップは本日18日、静岡スタジアムで行われ、日本代表は1―2でアルゼンチン代表に敗れた!これで日本はアルゼンチンに対し6戦全敗となった。ジーコ監督就任以来の通算成績は20勝8分け8敗。日本は前半4分、ガレッティに先制点を許し、40分にはサンタナに追加された。後半28分に左CKを鈴木(鹿島)が頭で合わせて1点を返したが、最後までアルゼンチンの巧みな攻守に翻弄された。

【世界の壁】
日本の守備ラインが「世界」の前に大きな課題を突きつけられた!アジアカップを制した3バックが通用しない。前半で喫した2失点。控え中心のアルゼンチンに力でねじ伏せられた内容は、数字以上にショッキングだった。「ギャップに戸惑った」とDF田中が顔をしかめる。アジアの頂点を極めても世界は甘くなかった。「1度防ぐとホッとしてしまうことがあった。向こうはそういうミスを見逃さない」とDF中沢。前半4分に失った先制点が象徴的だった。右サイドを強引に突破され、束になってかかってようやく止めたと思った瞬間、加地と田中がクリアを譲り合って失点につながった。前半40分も左サイドを破られ、ゴール前でつながれた屈辱的な失点。3バック、加地と三都主の両サイドが個人技で完全に力負けした。後半は中沢と田中を代え、松田と宮本がセンターバックを組む急造4バックに修正。失点こそ防いだが「もっと挑戦したかったが回された」と松田は悔しさをにじませた。「4バックにしても前に攻められなかった。守備の組織力を見つめ直さないといけない」。DFリーダー宮本も唇をかむ。個人の出場連続不敗記録も19試合でストップ。同時に、チームがドイツへ向かって進むべき道も分岐点に立たされた。ジーコジャパン発足時の4バックから、今年4月の東欧遠征後は3バックに移行。結果と自信を手にしていたが、今後に不安が残った。W杯1次予選インド戦後に控える大一番のオマーン戦、さらに最終予選まで見据え、噴出した「宿題」は少なくない。

≪各選手コメント≫

田中誠(ジュビロ磐田)
「今日はディフェンス面で1対1で相手に負けてしまうことが多かった。アジアカップ優勝の流れで今日は試合に臨んだけれども、世界との差を感じた。1人1人の力、判断の速さ、向こうの方が一枚上手だった。試合序盤でスペースを与えすぎてしまったし、もっとプレスをかけなければいけない。特にサイドを崩されてしまった。まだまだ力が足りない。(インド戦に向けては)今日の相手とはレベルが違うけれども、自分たちの役割をきちんとこなして、チーム一丸となって臨みたい」

宮本恒靖(ガンバ大阪)
「(後半4バックになって)何とかこれでいけるかなと思ったけれど、なかなか前に攻めることができなかった。特にボールを回された時の、ボールの奪い方に課題が残った。これだけレベルが高い、組織力のある相手に対して、もっと(対策を)詰めていかないといけない。とにかく、カバーリングと、チャレンジをしっかりしようと心掛けた。アルゼンチンと戦って、久々に気合が入った。ただし、いい形でのプレスができても、やっぱり個の力でかわされてしまう。放り込みもうまかった。相手のディフェンスについては、日本もあれくらいの守備ができればと思う。試合の流れの中でどう対応するか、選手の間でコミニュケーションを取るということは、今日はできたと思う。いずれにしても、次の試合(インド戦)が大事」

鈴木隆行(鹿島アントラーズ)
「相手の守備が堅くて、なかなか攻め手がなかった。個人的にはもっとシュートを打ちたかった。ペナルティーエリアに入るのも非常に厳しくて、外から攻めていってクロスを上げようと心掛けたけれど、なかなかそれもできなかった。CKからのゴールは練習どおり。自分が前に走って、そのときにマークが付いていなかったので決めることができた。代表として出ているわけだし、ベンチで試合に出られない選手たちもいるんだから、とにかく結果を出さないといけないと思った。(アルゼンチンの印象は)厳しい相手であることは分かっていた。けれども、力の差はあまり感じなかった。特に驚きはなかった」

玉田圭司(柏レイソル)
「ある程度ボールを持たせてもらったが、最後の最後でなかなかシュートを打たせてもらえなかった。今日の攻撃については、やっぱりセットプレーでしか点が取れない。攻撃にもっとバリエーションが欲しい」

藤田俊哉(ジュビロ磐田)
「(途中出場は)非常に難しかった。チームに慣れるのが精いっぱいだった。1人でプレッシャーをかけてもかわされてしまうし、そこでパスを回されてしまうし、個人的には課題ばかりが残った。チームとしてどうこうという話ではない。(課題は)当たり前の話だが、簡単にボールを失わないこと。1人でサッカーをしているわけではなく、グループでしっかりサッカーをしないといけない」

山田卓也(東京ヴェルディ1969)
「(今日の途中出場は)どこのポジションと言われたわけではなかった。(中田)浩二の前に入って、本山を押し出すような感じ。わりと自由にやらせてもらった。相手も結構疲れていたけれども、そこでもっとボールを奪って、支配率を上げて相手を脅かすようにしないと。自然と(次の)インド戦は意識した。また(代表に呼ばれるよう)Jリーグで頑張る」

日本代表・ジーコ監督
「早いうちに点を取られてしまった。コンディション的にも(アジアカップの)疲れが残っていた。チームがいつもの動きができずに硬かった。後半は持ち直したが、最後まで足が出ない部分もあったし、いつもの戦い方ではなかった。それでも選手たちからは、何とかしようという気迫がうかがえた。今回の試合の位置付けは、親善試合。次のインド戦はW杯予選。厳しい試合になると思うので、頭を切り替えてキチッとした戦いができるようにしたい。時間もあるのでいい準備をして、結果を出したい」

アルゼンチン代表・ビバス監督代行
「前半はアルゼンチン本来のサッカーだった。選手たちのプレーはよく、今後の選考の幅は広がった。過去の対戦ほど、日本はたやすい相手ではなかった」

≪採点表≫

日本代表
GK:
1.楢崎正剛 5.0
DF:
3.田中誠 5.0
(46分18.松田直樹 5.5)
5.宮本恒靖 5.5
22.中沢佑二 5.0
(46分16.藤田俊哉 5.0)
MF:
21.加地亮 4.5
15.福西崇史 5.5
(57分4.遠藤保仁 5.0)
6.中田浩二 5.5
14.三都主アレサンドロ 5.5
8.小笠原満男 5.0
(58分19.本山雅志 5.0)
FW:
11.鈴木隆行 6.0
20.玉田圭司 5.5
(80分26.山田卓也 --)

日本の超サッカー情報
TOP PAGE