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本日の超最新情報
2004.02.12.THU

☆勝利★
国際親善試合結果

日本代表2−0イラク代表
(国立・38622人)
≪得点者≫
日本:柳沢47、三都主84

≪出場メンバー≫
日本代表
GK:
1.楢崎正剛
DF:
2.山田暢久
3.坪井慶介
5.宮本恒靖
14.三都主アレサンドロ
MF:
17.山田卓也
(13分15.福西崇史)
19.遠藤保仁
8.小笠原満男
10.藤田俊哉
(71分25.中村俊輔)
FW:
9.久保竜彦
24.柳沢敦
(78分20.大久保嘉人)

フォーメーション
(4-4-2)

   9  24
10      8
  19  17
14  5   3  2
    1

国際親善試合、日本代表vsイラク代表は本日、東京・国立競技場に3万8622人の観客を集めて行われ、日本は復興を目指すイラクに苦戦の末、2―0で勝った!W杯アジア1次予選初戦のオマーン戦(18日・埼玉)に向けた最後の強化試合としては、一抹の不安を残した。日本は後半2分に柳沢(サンプドリア)が頭で先制。同27分にはこの日帰国したばかりの中村(レッジーナ)も起用し、同39分に三都主(浦和)が追加した。しかし、前後半に1度ずつ、坪井(浦和)のミスから決定的な場面を許すなど、ピリッとしない内容だった。ジーコ監督就任以降の通算成績は8勝6分け6敗となった。

『厳戒態勢』
東京・国立競技場はテロなどを警戒し、2年前のW杯並みの厳しい警備体制が敷かれた。警視庁四谷署と交通機動隊から合計400人の警察官が配置され、1008人の自主警備隊と連携して観客の手荷物検査などを行った。たばこの包装銀紙にも反応するという高精度の金属探知機も導入。四谷署の割地副署長は「イラク情勢を考え、不審物や爆発物を警戒している。通常の試合の3、4倍の人員」と説明した。

≪各選手コメント≫

楢崎正剛(名古屋グランパスエイト)
「内容的には素晴らしいものではなかったが、負けなくてよかったという感じ。合宿がずっと続いてきてコンディション的にも難しかったと思うが、本番へ向けて悪いところが出たと思えばいいかなと。また、明日から合宿があるので、話し合ったりして修正していきたい。(連続無失点記録に関しては)あまり関係ない。仮想オマーンとは言っても、イラクがオマーンと同じチームではないのでなんとも言えないが、ああいう粘り強く来るチームという共通点はあると思うので、闘争心とかで負けないようにしたい。また、中盤で簡単にボールを奪われるシーンがあったので、このあたりも気をつけていきたい」

宮本恒靖(ガンバ大阪)
「中東勢のリーチの長さや粘り強さを体感できたことは良かった。危ないシーンもあったが、本番へ向けて中盤でのボールの失い方の悪さを修正したいと思う。18日は、とにかく勝つこと、それだけ」

三都主アレサンドロ(浦和レッドダイヤモンズ)
「前半はあまりよくなかったが、後半は積極的に行こうと思っていた。2−0で終わってホッとしている。あの1点目は、自分が合わせたというよりも、中が(柳沢が)合わせてくれたという感じ。自分としてはボールを持ってからライン際に運んでセンタリングを上げるという持ち味を出せたかなと思う。また今日はジーコから、ボールを運んでワンツーで上がっていくようなプレーをしろと言われていたので、2点目は狙い通りだった。(これで相手から警戒されるのでは?)その警戒をさらに乗り越えていくことが自分のためになると思う」

小笠原満男(鹿島アントラーズ)
「次に大事な試合が控えている中で、2−0という結果は良かったかなと思う。立ち上がりは相手に勢いがあって、ボールを失うことがあり、ちょっと戸惑った部分もあった。ハーフタイムにみんなで、立て直そうと話した。個人としては、だいぶボールにも馴染んできたし、フィジカルも上がってきたので、これからだと思う。18日は取りこぼしが許されないので、欧州組が帰ってきて競争も生まれてくると思うし、チーム力も上がってくるなどメリットは多いと思う。左からの攻撃に関しては、アレックス(三都主)が前に行くと、攻撃が生きるので、どんどん上がってもらって、ボランチでカバーしようということを特に話していた」

柳沢敦(サンプドリア)
「得点に関しては、いいボールがアレックス(三都主)から来たので、自分は決めるだけだった。本番に向けて最後の試合だったので、内容とともに結果にもこだわった。前半は全体的にも個人的にも満足できなかった。相手の勢いを感じて、ズルズルとプレーしてしまった部分がある。ハーフタイムには、監督からFWの久保と自分のどちらかが、相手の25番のボランチ(ヘイル)にもう少しプレッシャーをかけるように指示された。予選本番では、今日の前半のようなこともあるかもしれないので、そういうときはいかに我慢して、やれるかだと思う」

中村俊輔(レッジーナ)
「午前中軽く汗を流して、本当は上から試合を見るという選択肢もあったのですが、みんなと試合をする方がいいかな、という最終選択で試合に出た。久しぶりの雰囲気に体を馴染ませたいというのもあったし…。時間がもう少し長ければ感じなかったかもしれないけれど、ちょっと短かったこともあって、体がきつかった部分もあった。前半は外から見ていてイラクのプレッシャーが早かったので、もう少し中盤でいくつかつないでからサイドに回す方がサイドが生きてくるかなと思ったので、そういうプレーを心掛けた。課題というのはあまり感じないが、みんな落ち着いているし、雰囲気もいい。予選は始めが肝心だと思うので、いい形で波に乗っていきたい。自分としては、まずコンディションを上げること。中東のチームは速いカウンターと粘り強いという印象がある。この辺を気をつけていきたい」

ジーコ・日本代表監督
「勝ちはしたが、厳しい内容と認めざるを得ない。前半はイラクの勢いを受けて後手に回った。今日のような試合を次にどうつなげるか。オマーン戦は同じように厳しくなると思う。教訓として次に生かしたい」

シュタンゲ・イラク代表監督
「両者に大きな差があるとは思わない。我々は2度のチャンスを逃し、日本は決めた。日本はチームのまとまりは優れているが、絶好機を与える弱さも見せた」

川淵三郎・日本サッカー協会会長
「前半は戦術がどうというより、戦う姿勢がないかのようだった。坪井が3度も決定的なミスをするなんて信じられない。疲労のどん底というところなのかな。初戦は来週だし、必死の思いで頑張ってほしい」

≪採点表≫

日本代表
GK:
1.楢崎正剛 6.5
DF:
2.山田暢久 5.5
3.坪井慶介 4.5
5.宮本恒靖 6.0
14.三都主アレサンドロ 6.0
MF:
17.山田卓也 --
(13分15.福西崇史 6.0)
19.遠藤保仁 5.5
8.小笠原満男 6.5
10.藤田俊哉 5.5
(71分25.中村俊輔 --)
FW:
9.久保竜彦 5.5
24.柳沢敦 6.0
(78分20.大久保嘉人 --)

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