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本日の超最新情報
2004.04.26.MON

☆敗れる★
国際親善試合結果

ハンガリー代表3−2日本代表
(ザラエジェルツェグ)

≪得点者≫
ハンガリー:クトル53、ユハース67、フスティ89=PK
日本:玉田75、久保77

≪出場メンバー≫
日本代表
GK:
1.楢崎正剛
DF:
3.坪井慶介
22.田中誠
5.茶野隆行
MF:
8.西紀寛
(61分21.加地亮)
15.福西崇史
(62分17.三浦淳宏)
4.遠藤保仁
14.三都主アレサンドロ
16.藤田俊哉
(72分19.本山雅志)
FW:
20.玉田圭司
11.久保竜彦

フォーメーション
(3-5-2)

  20  11
14  16   8
  4   15
 5  22  3
    1

日本代表は25日、東欧遠征第1戦となる国際親善試合で古豪ハンガリー代表に2―3で競り負けた!国内組だけで臨んだ日本は西(磐田)ら3人が初代表というフレッシュな布陣。前半は相手の激しい当たりに戸惑い、後半8、23分に2点を奪われたが、途中出場した本山(鹿島)のアシストで30分に玉田(柏)が代表初ゴール、2分後には久保(横浜M)がいったん同点とした。しかし、後半ロスタイムにPKで決勝点を奪われた。ジーコ監督就任後の日本代表は通算10勝6分け7敗。敗戦は昨年9月のセネガル戦以来11試合ぶりとなった。 28日のチェコ代表戦(プラハ)には中田英(ボローニャ)ら欧州組が合流する。

≪各選手コメント≫

田中誠(ジュビロ磐田)
「ジュビロではラインディフェンスだが、今回は一人余るという感じでカバーに徹した。今日はラインが少し下がり過ぎたと思う。(アピールできたか?)チームが負けたのであまり…。でもやれることはやったと思う。多少移動の疲れはあるが、思ったよりはできたと思う。(内側から見た代表は)やはり守備の面でバランスが悪いと思う。相手が大きいことは分かっていたが、ペナルティーエリアの近くでのファウルが多かった。今回はジャッジ的にも不利だった。中盤でゲームが作れなかったので、ラインを上げるタイミングを作ることができなかった」

茶野隆行(ジェフユナイテッド市原)
「悔しいデビュー戦。自分の出来は全体的には悪くはなかったが、最初はやはり固かった。グラウンド状態が悪いということもあって、ミスも多く、集中力に欠けることもあった。アウエーということで、自分としてはいい勉強になった。(内側から見た代表は)みんな質が高い選手で、悪いというイメージはない。自信がついてきたし、今回のいい経験を次につなげていきたい。(練習時間が少ないが)それは、選手のレベルが高いのでそんなに問題ではなく、少ない時間で自分たちがどれだけできるかということが大切」

三都主アレサンドロ(浦和レッドダイヤモンズ)
「言い訳だけれども、ピッチのせいで自分たちのつなぐサッカーができなかった。3バックの方がやりやすい部分もあるし、やりにくい部分もある。ただ、クラブでやっているので個人としてやりにくいことはない。今日は相手のプレッシングが速くて、好きなプレーをさせてもらえなかった」

藤田俊哉(ジュビロ磐田)
「セットプレーから2点を取られて、その後に2点を取り返して、最後に残念な失点で負けてしまった。悪くても引き分け、もしかしたら勝てた試合をもったいない。セットプレーで点を取られたが、崩されて点を取られたわけではないから、もったいない。今回はありがちなアウエーの試合ということで、最後のPKのシーンはやはり軽率だった。PKの判定には納得がいかないが、あれがアウエーのサッカー。アウエーということが分かっていたから、もっと不要なファウルをしないようにしないといけない。ピッチの状態が悪かったことはあったが、その中でどういうサッカーをしたらいいのか、いい選択をしなければいけない。ゲーム前のミーティングでは、みんなで勝とうという話し合いがあって、いい感じで試合に臨めたのだが…。コンディションも万全ではないが、そういう中で自分たちはやっていかなければいけない。自分たちは海外組とか国内組とか分けずに、代表というひとつのチームで考えている。(ほかの選手に指示を出していたが)もう少しアタック陣がポジションをチェンジして、マークをずらしたかった。(キャプテンとしては)結果が出なかったことが残念。(練習日数が不足しているが)ないことはないですが、まあ、それでもやらないといけない。次のチェコ戦は勝つことだけを考えている」

久保竜彦(横浜F・マリノス)
「玉田との2トップについては、走るのが速くて勝負ができる選手だからやりやすかった。(2点目のゴールは)本山からいいボールが出てきた。GKの位置を見て、決めた。ただ、チームが負けたら意味がない」

本山雅志(鹿島アントラーズ)
「自分が入った時間帯では、相手はもうバテていたから、ディフェンスとボランチの間のスペースを突くことを意識した。2点目のアシストについては、久保さんがプルアウエーでいい動きをしてくれたから、パスを出せた。最後(後半42分)にFKを奪ったシーンでは、自分でフィニッシュまで持っていくことができていれば、3−2という結果もあった。みんなはグラウンド状態が悪い中、辛抱強く頑張っていた。追いついて、同点か勝ちで終わらなければいけない試合だったのに、それができていない。そういう意味では自分の仕事ができていなかったと思う」

ジーコ・日本代表監督
「負けには値しない試合だった。選手たちは最後まであきらめずに戦う気持ちを見せてくれた。PKの判定で試合を台無しにされた。両チームとも、拮抗したいい試合をした。玉田と久保は代表のレギュラーとしてやっていける活躍だった」

マテウス・ハンガリー代表監督
「2点差を追いつかれたのは、われわれに国際経験が不足していたからだ。日本はテクニックを十分に発揮してよく戦ったと思う」

≪採点表≫
日本代表
GK:
1.楢崎正剛 6.0
DF:
3.坪井慶介 5.0
22.田中誠 6.5
5.茶野隆行 6.0
MF:
8.西紀寛 5.5
(61分21.加地亮 --)
15.福西崇史 6.0
(62分17.三浦淳宏 --)
4.遠藤保仁 6.0
14.三都主アレサンドロ 5.0
16.藤田俊哉 5.0
(72分19.本山雅志 --)
FW:
20.玉田圭司 5.5
11.久保竜彦 5.5

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