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2005.04.06.WED

☆CL★
欧州チャンピオンズリーグ準々決勝第1戦第1日結果

リバプール(イングランド)2−1ユベントス(イタリア)
≪得点者≫
リバプール:ヒーピア10、ルイス・ガルシア25
ユベントス:カンナバーロ63
≪出場メンバー≫
【リバプール】
GK:
20.カーソン
DF:
3.フィナン
4.ヒーピア
21.トラオル
23.キャラガー
MF:
6.リーセ
8.ジェラード
10.ルイス・ガルシア
25.ビシュカン
FW:
5.バロシュ
(66分18.ヌニェス)
13.ル・タレ
(73分11.シュミチェル)
【ユベントス】
GK:
1.ブッフォン
DF:
19.ザンブロッタ
21.テュラム
27.ゼビナ
(81分4.モンテロ)
28.カンナバーロ
MF:
8.エメルソン
11.ネドベド
16.カモラネージ
20.ブラジ
(45分7.ペッソット)
FW:
9.イブラヒモビッチ
10.デル・ピエロ
(61分17.トレセゲ)

欧州チャンピオンズリーグは5日、準々決勝第1戦の2試合が行われ、アンフィールドでのリバプールvsユベントスの一戦は、20年前の『ヘイゼルの悲劇』で犠牲となった39人のサポーターに捧げるにふさわしい好勝負となった!試合前には、特別なセレモニーも用意された。リバプールサポーターからユベントスサポーターへ友好を示す横断幕が手渡され、1985年当時のリバプールのキャプテンだったフィル・ニール、その試合で唯一のゴールを決めたユベントスのミシェル・プラティニ、そしてリバプールとユベントスの両クラブでプレーしたイアン・ラッシュが、その光景を見守った。また、39名の犠牲者と2日亡くなったヨハネ・パウロ2世への黙祷の際には、スタンドからイタリア語で友情を意味する『AMICIZIA』の人文字が浮かび上がった。ただ、全てのユベントスサポーターがこのセレモニーを受け入れたわけではなく、抗議の口笛を吹いたり、ピッチに背中を向けたりする人も少なくなかった。ピッチ上では、前半はリバプールが完全に主導権を握ったのに対し、後半はユベントスが反撃。また、試合を裁いたベルギー人レフェリーのデ・ブリーケル氏は、イエローカードを1枚も出さなかった。序盤から試合を支配したリバプールは10分、ジェラードのCKからルイス・ガルシアがヘッドでつないで、最後はヒーピアが左足で鮮やかにボレーシュート。1−0と先制する。その後もジェラードのお膳立てから再三ユーベゴールを脅かすと、25分には先発に抜擢されたルタレクからのボールをルイス・ガルシア。強烈なボレーシュートでゴールネットを揺らし、2−0とその差を広げた。対するユーベは直後のイブラヒモビッチのシュートがポストに嫌われ、デルピエロのシュートはCL初出場となるGKカーソンの好守に阻まれるなど、前半は不発。それでも後半に立て直しを図ると、63分にはザンブロッタのクロスをカンナバーロがヘッドで決めて1点を返す。試合はこのままタイムアップを迎え、ユベントスは1−2と敗れたものの、貴重なアウェーゴールを手に入れた。リバプールのベニテス監督は「前半はパフォーマンスも良かったし、2点を取れて満足だ。ただ、後半はユベントスが持ち直して、ボールを支配されてしまった」と勝利にも反省の弁。一方、ユベントスのカペッロ監督は「キックオフから30分間は、何をやっていたのか、闘争心も寄せも足りなかった。相手にスペースを与えたら、そこを突かれるということだ。後半の反撃は良かった」とスロースタートを悔やんだ。

リヨン(フランス)1−1PSV(オランダ)
≪得点者≫
リヨン:マルダ12
PSV:コクー79
≪出場メンバー≫
【リヨン】
GK:
1.クーペ
DF:
3.クリス
5.カカパ
12.ラベレール
20.アビダル
MF:
4.エシアン
7.ディアッラ
8.ジュニーニョ・ペルナンブカーノ
10.マルダ
FW:
14.ゴブ
22.ヴィルトール
【PSV】
GK:
1.ゴメス
DF:
2.オーイエル
3.李栄杓(イ・ヨンピョ)
4.アレックス
5.バウマ
MF:
6.ファン・ボメル
8.コクー
14.フォゲル
FW:
7.朴智星(パク・チソン)
9.フェネホール・オフ・ヘッセリンク
17.ファルファン (71分11.ビーズリー)

リヨンvsPSVの一戦はPSVが79分のコクーのゴールで1−1の引き分けに持ち込んだ!決勝トーナメント1回戦ではブレーメンを2試合合計スコアで10−2と圧倒し、この日もホームで主導権を握っていたリヨン。12分にマルダのゴールで幸先のいいスタートを切りながら追加点が奪えず、得意のホームで手痛い引き分け。これで初のベスト4進出を果たすには、アウェーのセカンドレグでの勝利が絶対条件となった。2日に亡くなったヨハネ・パウロ2世への黙祷の後、キックオフとなったゲームを序盤から支配したのはリヨン。ヴィルトールとゴブを中心とした攻撃にオランダナンバー1の守備力を誇るPSVもバランスを失った。12分、右サイドでゴブがDFをかわすと、ヴィルトールを経由して最後はマルダ。得意の左足ではなく、右足でゴールネットを揺らした。その後もリヨンが攻勢を仕掛けたが、PSVも必死の守りを見せ、2点目は許さず。34分にはエシアンがヘッドで狙うも、GKゴメスに阻まれた。迎えた後半、戦い方を変えてリヨンのリズムを崩そうとしたPSV。これが功を奏し、リヨンの後半のチャンスは1度だけ。62分のゴブのシュートは、GKゴメスのダイビングセーブに遭った。一方、時間の経過とともに、徐々に流れをつかんだPSVは79分、この試合初めての決定機をコクーが逃さなかった。リヨンのル・グエン監督は「何度かあった追加点のチャンスを逃して、あんな風に失点するのはイライラする。だが、まだ終わったわけじゃない。セカンドレグには相当の決意を持って臨むつもりだ」と力強く語った。PSVのヒディンク監督は「前後半で対照的だった。前半はミスから失点したが、後半は良くなった。前半はリヨンの中盤の方が上だった。しかし、後半は盛り返した。リヨンがアウェーでも危険なチームだということは十分分かっている」と気を引き締めた。

☆CL展望★
欧州チャンピオンズリーグは現地時間の本日6日、準々決勝第1戦の残り2試合が行われ、2年ぶりの欧州制覇をめざすミランは地元のライバル、インテルと欧州に舞台を移したダービーで激突する!巨額を投じて補強を行いながら、この10年間のタイトルといえばUEFAカップを2度制しただけのインテル。40年ぶりとなる悲願の欧州制覇実現のためには、ライバルであるミランを破るのは避けて通れない道となる。MFスタンコビッチは「ミランは敗れてもスクデット争いがあるが、僕らはCLに敗れたら何も手にできない。現実を見れば確かにミランの下馬評の方が高いだろう。彼らは首位で、試合運びもうまく、前回の対決でも勝利を収めた。しかも、うちは今季のダービー2試合でゴールを奪えていない。しかし、僕らは、それらを全てモチベーションに代えて戦う」と、タイトルへの望みを懸けた一戦への意気込みを語る。インテルではFWアドリアーノが膝の状態が思わしくなく先発から外れ、ビエリもコンディションが微妙のため、マルティンスとクルスの2トップが予想されている。一方のミランにとって、インテルは2年前に欧州の頂点に立った際にも準決勝で勝利を収めたゲンのいい相手。こちらは、頬(ほお)骨骨折で戦列を離れていたエースのシェフチェンコが2月19日以来の実戦復帰を果たすのが大きい。シェフチェンコ離脱後も7戦で6勝と勢いは止まらないミランだが、攻撃力に翳りが見えているのは事実。久々のコンビとなるシェフチェンコとクレスポの2トップが、インテルを相手にどんなプレーを見せてくれるのか期待が高まっている。一方、もう1試合では、注目のチェルシーがホームにバイエルンを迎える。この試合は、前のラウンドのバルセロナ戦で不当な発言をしたモウリーニョ監督がベンチ入り禁止処分。しかし、ドイツ人DFフートは「処分が間違いだということをプレーで証明しようと、みんな意気込んでいる」と話し、逆にそれがチームのモチベーションとなっていることを明かす。チェルシーではFWケジュマンが出場停止のほか、足首を傷めているロッベンが欠場予定。好調を維持しているグジョンセン、コール、ダフのコンビでバイエルン守備陣に挑むことになる。対するバイエルンは、マカーイが直前まで離脱していた上に、週末のリーグ戦でピサロが負傷。だが、ゼネラルマネージャーのウリ・ヘーネス氏は「ピサロの穴はそれほど恐れることはない。我々にはゲレーロという戦力がいる」と、攻撃力低下を心配する声を打ち消す。イングランド勢とのアウェーゲームは過去7戦でわずか1敗と相性が悪くないだけに、持ち前の手堅いサッカーでセカンドレグへつなげたいところだ。

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