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2005.04.13.WED

☆CL★
欧州チャンピオンズリーグ準々決勝第2戦第1日結果

バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)3−2(TOTAL5−6)チェルシー(イングランド)
≪得点者≫
バイエルン:ピサロ65、ゲレーロ90、ショル90
チェルシー:ランパード30、ドログバ80
≪出場メンバー≫
【バイエルン】
GK:
1.カーン
DF:
2.サニョル
3.ルシオ
5.R・コバッチ
69.リザラズ
(78分20.サリハミジッチ)
MF:
6.デミチェリス
(52分7.ショル)
11.ゼ・ロベルト
13.バラック
31.シュバインシュタイガー
FW:
10.マカーイ
(73分33.ゲレーロ)
14.ピサロ
【チェルシー】
GK:
1.ツェフ
DF:
6.カルバーリョ
13.ガラス
26.テリー
29.フート
MF:
4.マケレレ
8.ランパード
10.J・コール
(92分33.ヌノ・モライス)
11.ダフ
(71分30.チアゴ)
FW:
15.ドログバ
22.グジョンセン
(88分14.ヌジタプ)

欧州チャンピオンズリーグは12日、準々決勝第2戦の2試合が行われ、チェルシーが2シーズン連続のベスト4進出を果たした!バイエルンの驚異的な粘りもあってロスタイムに逆転を許し、第2戦には2−3と敗れたものの、2試合合計スコアで6−5と競り勝った。これで準決勝では、本日13日に試合を行うユベントスvsリバプールの勝者と激突する。序盤から積極的な攻撃を見せたのは、ホームのバイエルン。ゼ・ロベルトとシュバインシュタイガーの両ウィングがチェルシーの両サイドバック(フート、ガラ)を苦しめた。しかし、ケガから復帰した2トップ、マカーイとピサロに本来のキレがなく、5分のピサロのシュートはGKツェフに阻まれる。また、バラックも決定機を活かせなかった。バイエルンがチャンスをものにできなかった一方で、ワンチャンスを活かしたのは第1戦を4−2で制していたチェルシー。30分、ランパードのミドルシュートがDFルシオに当たり、ラッキーな形で1−0とリードを奪う。それでもこの日がCLでの通算100試合目となったバイエルンも65分、バラックのヘッドがGKツェフに弾かれた後、ポストに跳ね返ったところにピサロが詰めて、1−1の同点に追い付いた。その後も攻勢をかけたバイエルンは、バラックがCKから再びヘッドで狙うも、グジョンセンにゴールライン上でクリアされる。するとチェルシーは80分、カウンターからドログバがヘッドを決め、2−1と再びリード。これで勝負あったかに思われたが、あきらめないバイエルンは90分にゲレーロ、ロスタイムにショルと途中出場の2人が決めて3−2と逆転に成功した。バイエルンのマガト監督は「チェルシーが2点目を取るまでは、行けると思っていた。我々が先に2点目を入れていたら、3点目のチャンスは十分あると信じてたんだ。しかし、チェルシーの2点目で私の中では終わっていた」と振り返った。マガト監督は昨シーズンも、シュツットガルトを率いてCLでチェルシーに敗れている。一方、ファーストレグに続いてベンチ入り禁止処分だったチェルシーのモウリーニョ監督は、ホテルで戦況を見守ったという。フィットネスコーチのルイ・ファリアは「監督とはまだ話していないが、もちろん喜んでいると思う。今日はいい出来だった。結果には反映しなかったが…」と話した。なお、バイエルンは今シーズン終了後に本拠地を新スタジアムに移すため、オリンピア・スタディオンでのヨーロッパの戦いは、これが最後となった。

インテル(イタリア)0−1(TOTAL0−3)ミラン(イタリア)
◆後半28分で中止
≪得点者≫
ミラン:シェフチェンコ30
≪出場メンバー≫
【インテル】
GK:
1.トルド
DF:
2.コルドバ
4.サネッティ
16.ファバッリ
23.マテラッツィ
MF:
6.ザネッティ
(45分11.ミハイロビッチ)
7.ファン・デル・メイデ
14.ベロン
18.ゴンサレス
(45分9.クルス)
19.カンビアッソ
FW:
10.アドリアーノ
(51分30.マルティンス)
【ミラン】
GK:
1.ジーダ
(72分46.アッビアッティ)
DF:
2.カフー
3.マルディーニ
13.ネスタ
31.スタム
MF:
20.セードルフ
21.ピルロ
22.カカ
23.アンブロジーニ
FW:
7.シェフチェンコ
11.クレスポ
(69分10.ルイ・コスタ)

準々決勝第2戦、インテルvsミランのダービーマッチは70分過ぎにサポーターの投げ込んだ発煙筒がミランGKジーダを直撃して中断。約25分後に再開されたものの、スタンドからの投げ込みが止むことはなく、数10秒後に試合打ち切りが決定された。インテルFWアドリアーノの復帰でインテルの反撃が期待された試合だったが、ミランも持ち前の堅守で相手の組み立てを分断し、チャンスを作らせない。30分、インテル守備陣のバランスが崩れた隙を見逃さずにシェフチェンコが約20メートルの距離から左足を振り抜くと、これがサイドネットに突き刺さってミランが先制。2試合合計でのリードを3点と広げ、試合の行方をほぼ決定付ける。一方でホームのインテルサポーターは、後半に入ってもなかなか反撃のきっかけがつかめない展開にイライラが募り始める。70分、カンビアッソのヘッドがネットを揺らしたが、手前でファウルがあったとしてメルク主審は認めない。これで不満が頂点に達したインテル側スタンドから発煙筒やペットボトルの雨が降り注ぎ、そのうち1つの発煙筒がミランGKジーダの肩を直撃。試合は一旦中断となり、約25分後に再開されたものの、投げ込みが止まなかったことから試合打ち切りが決定された。「いくつものダービーを見てきたが、こんな事態となったのは記憶にない。単にインテル側が責任を負うだけでなく、ミラノ市民全体の責任として受け止めなくてはならない」と、選手時代から数々のダービーを戦ってきたアンチェロッティ監督。そして、肩を負傷したジーダは火傷と打撲を負っていることを明かした。主催のUEFA側は、メルク主審から提出されるレポートを待ってこの試合の扱いを決定するとしている。ミラノ市警の担当者によると、入場の段階で大量の発煙筒を没収していたものの、それでも数百人に及ぶインテルサポーターから発煙筒やペットボトル、さらには傘などの投げ込みが行われたという。これで、今季のCLが途中打ち切りとなったのは9月のローマvsディナモ・キエフ戦に続いて2試合目。いずれもイタリア国内での試合ということもあり、本日13日にイタリア・トリノで行われるユベントス対リバプール戦についても緊張が高まっている。なお、インテルには15日に処分が下される。

☆CL展望★
欧州チャンピオンズリーグは本日13日に準々決勝第2戦の残り2試合が行われ、いよいよベスト4が出揃う!9年ぶりの欧州王座を目指すユベントスは、アウェーで背負った1点のビハインドを追い、ホームのスタディオ・デッレ・アルピでリバプールを迎え撃つ。ゼビナがケガで、タッキナルディが出場停止で不在のユベントス。ペッソット、ブラージがその穴を埋める見込みだが、ホームでは今季のCLグループリーグ以降で無失点という記録を誇るだけに、1点を追う状況にも悲壮感は見られない。さらに、週末の国内リーグでは、中田英寿の所属するフィオレンティーナに3度に渡って先行を許しながらも、イブラヒモビッチの2ゴールなどでそのたびに追い付き、3−3のドローに持ち込んでいる。カペッロ監督は「3回のビハインドを跳ね返せたということが、チームに何かを残した」と、攻撃陣の爆発が必須の試合を前にして手応えを感じているようだった。対するリバプールは、MFながらCLと国内リーグ合わせて9ゴールとチーム2位の得点を叩き出しているジェラードがケガで出られないのが痛い。それでもベニテス監督は、「トリノでの試合は全く違ったものになるだろう。だが、我々はメンタル面でも上向きだし、準備は万端だ」と、リードを守り切る自信を見せていた。もう1試合では、17年ぶりのベスト4進出を懸けてPSVがリヨンをホームに迎える。国内リーグでは過去17回優勝を果たしているPSVが唯一欧州の頂点に立ったのはヒディンク監督時代の1988年。ファーストレグは1−1のドローながらアウェーゴールという貯金があるだけに、PSVサポーターの間には、ヒディンク監督が再びチームにビッグタイトルをもたらしてくれるという期待が日に日に高まりつつある。一方のリヨンも欧州カップでベスト4に進出すれば41年ぶりの快挙。数字の上ではPSVに分があるとはいえ、今季のリヨンはCLでのアウェー4戦のうち、マンチェスター・ユナイテッドには敗れたものの、残る3戦で全て勝利を収めるなど、敵地での強さが光る。DFルビエールは「確かにファーストレグの結果は期待外れで、僕らにはアウェーでの得点が必要となった。だが、もしPSVがスコアレスドロー狙いで守備に専念するならば、彼らは苦しむことになるだろう」と、相手を牽制する。ル・グエン監督も「試合はまだまだ決まったわけではないし、不利だとも思っていない」とあくまで強気な姿勢を貫いていた。

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