[PR]
NEW!
ウイイレ10完全修正メモ
リーカード販売スタート☆


本日の超最新情報
2006.05.13.SAT

☆最下位★
キリンカップサッカー2006・第3戦(最終戦)結果

日本代表0−0スコットランド代表
(埼玉スタジアム2002・58648人)

主審:ゴンザレス
副審:ビラテ、アロンソ
第4審判:ダビラ
天気:雨

≪出場メンバー≫
【日本代表】
GK:
23.川口能活(磐田)
DF:
21.加地亮(G大阪)
22.中澤佑二(横浜M)
(50分20.坪井慶介(浦和))
5.宮本恒靖(G大阪)(cap)
14.三都主アレサンドロ(浦和)
MF:
15.福西崇史(磐田)
18.小野伸二(浦和)
4.遠藤保仁(G大阪)
(73分37.佐藤寿人(広島))
8.小笠原満男(鹿島)
FW:
28.玉田圭司(名古屋)
9.久保竜彦(横浜M)
(62分36.巻誠一郎(千葉))

フォーメーション
(4-4-2)

   9  28
 18    8
  15  4
14 22  5 21
    23

【スコットランド代表】
GK:
1.アレクサンダー
DF:
2.ウィア(cap)
16.マーティ
(80分20.マクナミー)
11.アンダーソン
3.ネイスミス
(46分14.マレー)
6.G・コルドウェル
MF:
13.マクローチ
(70分4.ミラー)
17.ティーレ
(60分19.バーク)
9.セベリン
(46分8.レイ)
7.フレッチャー
FW:
5.マクファデン
(60分18.ボイド

≪各種データ≫
ボール支配率:
日本…61%
スコットランド…39%
シュート数:
日本…15
スコットランド…8
枠内シュート数:
日本…10
スコットランド…4
PK数
日本…0
スコットランド…0
CK数
日本…9
スコットランド…2
直接FK数
日本…18
スコットランド…26
間接FK数
日本…1
スコットランド…2
OS数
日本…1
スコットランド…2

W杯ドイツ大会に出場する日本代表は13日、埼玉スタジアム2002での国際親善試合、キリンカップサッカー最終戦で古豪スコットランド代表と対戦し、0−0で引き分けた!W杯前の国内最終戦。W杯メンバー発表前最後の試合でもあり、当落線上の選手達は懸命にアピールしたが、勝利で飾れなかった。W杯代表メンバー23名は15日に発表される。日本は大柄な選手を揃えたスコットランドに対して前半から積極的に攻め立てた。しかし、小野伸二(浦和)らが前後半の絶好機にシュートを決めきれず、課題は解消できなかった。大会も1分け1敗で最下位に終わった。

【決め手なくW杯代表発表】
降りしきる冷たい雨の中、自陣ゴール前に引いて構えた黄色い壁を最後まで崩せなかった!W杯前の国内最終戦となったスコットランド戦は、壮行試合とは程遠い重苦しさを残して無得点引き分け。後半ロスタイム、三都主の直接FKがGKに弾かれた瞬間、スタンドからは大きなため息が漏れた。大型選手が揃う相手は、黄色いユニホーム姿も日本がW杯初戦で対戦するオーストラリアとそっくり。前線に1トップを残し、攻守の素早い切り替えでサイドからクロスを入れてくるスタイルも似ていた。優勝には3点差以上の勝利が必要な日本は、小野と小笠原の連係と、多彩なパスで攻め続けた。決定的なチャンスも得たが、結局決められなかったのはブルガリア戦と同じ。宮本は「勝たなくてはいけない。悔しい試合だった」とうなだれた。攻撃面の課題を残したまま、日本は15日のW杯メンバー発表を迎える。ジーコ監督は「今日の結果いかんにかかわらずメンバーは頭に描かれている」。やはり最後は欧州組頼みなのか。国内組の最後のアピールは届くのか。

【インパクト残せず】
代表生き残りを目指す2人のFWは、最後に強烈なインパクトを残せなかった!巻は後半17分、佐藤寿は同28分から大声援に後押しされてピッチに入ったが、ともにシュートを打てずに終了のホイッスルを聞いた。「もちろんゴールを意識していた。チャンスがなかったのが悔しい」と巻。後半44分、三都主が放った直接FKのコースを変えようと頭から飛び込んだが、わずかに届かず唇をかんだ。佐藤寿は前線で好機をうかがい、後半40分に玉田の決定機をお膳立てしたが、ゴールにつながらず。「勝てなかったのが残念。ゴールできなかったのは自分の力不足です」。引いて守る屈強な相手守備陣に風穴をあけることはできなかった。互いに今季Jリーグでゴールを量産し、今年の代表戦で巻は3得点、1月の宮崎合宿で初招集された佐藤寿は2得点。出場時間は決して長くなかったが、必死のアピールを続け、チームにも活力を与えてきた。「やることはやった。あとは待つだけ」という巻と、「厳しい状況は自分が一番分かっているが、入ったら頑張るだけ」という佐藤寿。ジーコ監督の決断はいかに。15日、答えが出る。

≪各選手コメント≫

加地亮(ガンバ大阪)
「(右ポストを直撃したミドルシュートのシーンについて)相手に引かれてなかなか押し込めなかったので、ミドルシュートが有効だと思った。攻めではサイドで、1対2の(劣勢の)場面を作られることが多かった。もう少し外に人数を掛けるべきだった。1人で打開できればよかったけれど…。でも、本番はあそこまでドン引きはないと思う。今日は(キリンカップで優勝するために)3点以上取らなければいけなかったし、勝てなかったのは残念だけれど、一方で失点をしなかったこと、バランスを崩さなかったことは良かったと思う。攻めている時の、カウンターへの備えはできていた」

福西崇史(ジュビロ磐田)
「今日は4バックだったし、ストッパーがサイドに流れると、人数が足りなくなるので、カバーに入れるようなポジションを意識した。ポジショニングについては、試合前も試合中も、宮本と話をした。(サイドに)つり出されると中が薄くなるので、そこはうまくやらないといけない。(今日は相手に引いて守られたが?)ペナルティーエリアの前で人数を掛けられたし、相手は高いし、足も長かった。今後、ああいう形になったら、今日の経験は生かせると思う」

小野伸二(浦和レッドダイヤモンズ)
「(キリンカップで)1勝もできなかった。それでも、今日はそんなに悪くなかった。点を取る意識はあった。(決定的だったシュートシーンについて)止めてすぐに行こうとしたが、ちょっとボールが前に出て、相手が来ていたので、つま先で蹴った。相手は高さがあったけれども、足元の1タッチ2タッチでチャンスを作ることはできた」

玉田圭司(名古屋グランパスエイト)
「(日本代表に選ばれるようになってから)この3年間あっという間だった。W杯本大会に出たいという気持ちはもちろんある。(ジーコから試合後何か言われたか?)みんなに感謝していると言っていた。(結局、点は取れなかったが?)焦りはないし、仕方がない。相手が引いていたことで、難しさがあった」

巻誠一郎(ジェフユナイテッド市原・千葉)
「今日は3点差以上(でキリンカップ優勝)ということで、ゴールを取ることをまず目標として意識していた。相手に守備を固められ、思うようにできなかった。高い位置でボールが取れれば、と意識していた。また前線の位置で起点になれるように、常にゴールを意識していた。(3トップになった時のポジショニングについて)前線からどんどん狙っていくような意図だったと思う。自分は真ん中に位置するようにしていた。この2試合を通じて、やれることはやった。(W杯登録メンバー23名に)選ばれるかもしれないし、選ばれないかもしれないけど、これで全てが終わるわけではない。明日のナビスコは出るか出ないかは(ジェフ千葉のオシム)監督次第」

佐藤寿人(サンフレッチェ広島)
「(点が取れなかったことについて)それ以外の部分で、自分では持ち味を出したつもりだけれど、点を取ってほしいというところで出場したので、その意味では満足していない。今日は勝てなかったことの方が、自分としては悔しい。ジーコからは、『23人を選ばなければならない。選ばれた人間は厳しいトレーニングが待っているし、落ちた選手はモチベーションを落とすことなくやってほしい』と言われた。(15日の発表について)W杯開幕まで誰かにアクシデントがあるかもしれないので、もし外れたからといって、モチベーションを下げていてはプロではないと思う。明日のナビスコカップについては、自分では出るつもりだったけれど、移動もあって、コンディション的に難しいと言われたので、出なくてもいいことになった。とにかくしっかり休んで、15日の発表を待ちたい」

日本代表・ジーコ監督
「満足のいく試合だった。3点取らなければというプレッシャーの中で、前も後ろもしっかりしていた。(W杯のメンバーについては?)この4年間、数多くの試合をこなしてきたが、全てがいい経験だったし、その全てが最終メンバーの選考の材料だった。それはこの2試合に限らず、大きな材料になると思う。試合後に選手に話したことは、今まで数多くの選手と仕事できた。今日の23人は欧州組が来られなかったため国内組だけだったが、これまでやってきたことでの力や貢献度、それらを合わせて公平に最終的な23人を選びたいと。それは決してえこひいきではなくて、今、日本のために、W杯で期待できる23人を選ぶ、というのがプロとしての自分のミッションであるし、それを完成させなければならないということ。そしてたまたま、今日の23人の中で漏れた場合、プロとしての選択の中で、与えられたシチュエーションの中で、自分がベストを尽くし、虎視眈々(こしたんたん)と次のチャンスを狙うのが、自分が職業として選んだサッカーというもの。選ばれなかったといって、腐ってしまっては何にもならない。そこで強い気持ちを持つということ。5分しか、あるいは2分しか出場機会がなくても、確実に自分の持っているいいパフォーマンスを出して、上を目指して進んでいってほしい、ということ。これだけいい選手がいても、1つのポジションに2人しか選べない。難しい作業ではあるけれど、明日あさってで選んで、皆さんに発表したいと思う。選手も分かってくれると思うし、国内、欧州関係なく、今日本のベストとなるメンバーを自信を持って選びたい。(23人以外のリザーブ選手を選ぶ予定がある?柳沢、久保は万全ではないが選ぶ?)23人以外を選ぶつもりはない。自分の頭の中で、かなり決まっている部分が多いし、初戦までにケガ人が出たら替えることができるレギュレーションも含めて、1つのポジションに2人ということを貫きたい。例えばこの間の村井のように、長期のケガを余儀なくされた選手、彼なんかはアレックス(三都主)と同じポジションということで(バックアップとして)組んだ。ああいった形(左膝前十字じん帯断裂で全治6カ月)になってしまったが、今の状況でも1ポジションに2人は確保できるので、選手達にも23人で行くことを伝えたばかりだ。その考えを貫徹したいと考えている。全ては15日にお伝えする」

スコットランド代表・スミス監督
「難しい試合だった。40時間前に1試合(ブルガリア戦)したばかりで(コンディションが悪く)、ディフェンスに多くの時間を割かねばならなかった。2回ほどチャンスはあったのだが決められなかった。GKとDFが頑張り、無失点に抑えたことは良かった。(日本代表の出来について)非常によくプレーした。自分達がよくボールを追ったので、日本にとっても難しかったのではないか。運がよければゴールできたと思う」

日本サッカー協会・川淵三郎キャプテン
「2試合ともストレスが残る試合だった。ただこれから約1ヶ月、(W杯メンバー)23人がチームづくりに励むのだから、良い方向にいくのは間違いない」

≪採点表≫
【日本代表】
GK:
23.川口能活 6.0
DF:
21.加地亮 6.5
22.中澤佑二 6.0
(50分20.坪井慶介 6.0)
5.宮本恒靖 6.0
14.三都主アレサンドロ 6.0
MF:
15.福西崇史 6.0
18.小野伸二 6.5
4.遠藤保仁 6.0
(73分37.佐藤寿人 5.5)
8.小笠原満男 6.0
FW:
28.玉田圭司 5.5
9.久保竜彦 5.0
(62分36.巻誠一郎 5.5)

日本の超サッカー情報
TOP PAGE