[PR]
夏の移籍市場完全
版ウイイレ10メモカver.3


本日の超最新情報
2006.09.04.MON

☆敗れる★
アジアカップ2007予選・グループA第3戦結果

サウジアラビア代表1−0日本代表
(アルファイサルスタジアム)

≪得点者≫
サウジアラビア:アルドサリ73

≪出場メンバー≫
【サウジアラビア代表】
GK:
42.ホウジャ
DF:
2.アルドキ
3.トゥカル
5.ナイフ
12.ハスラン
(59分27.アブド)
MF:
7.アミン
14.ハリリ
24.アブドゥルガニ(cap)
37.オマル
(56分46.ハグバニ)
FW:
19.エイサ
(71分31.アルスワイリ)
43.アルドサリ

フォーメーション
(4-4-2)

  43  19
37       7
  24  14
12  5  3  2
   42

【日本代表】
GK:
23.川口能活(磐田)(cap)
DF:
21.加地亮(G大阪)
20.坪井慶介(浦和)
45.田中マルクス闘莉王(浦和)
31.駒野友一(広島)
MF:
4.遠藤保仁(G大阪)
55.鈴木啓太(浦和)
(81分51.羽生直剛(千葉))
30.阿部勇樹(千葉)
14.三都主アレサンドロ(浦和)
FW:
38.田中達也(浦和)
(66分37.佐藤寿人(広島))
36.巻誠一郎(千葉)
(74分65.我那覇和樹(川崎))

フォーメーション
(4-4-2)

  36  38
14       4
  30  55
31 45  20  21
   23

≪各種データ≫
ボール支配率:
サウジアラビア…51%
日本…49%
シュート数:
サウジアラビア…15
日本…13
PK数:
サウジアラビア…0
日本…0
CK数:
サウジアラビア…1
日本…8
直接FK数:
サウジアラビア…13
日本…11
間接FK数:
サウジアラビア…3
日本…0
OS数:
サウジアラビア…3
日本…0

 アジアカップ2007予選、グループA第3戦は3日、ジッダ(サウジアラビア)のアルファイサルスタジアムで行われ、オシム監督就任後初のアウェー戦となった日本は0−1でサウジアラビアに敗れた。
 日本は新体制発足後、初黒星で通算2勝1敗の勝ち点6で同グループ2位に後退。サウジは3勝で同9に伸ばし首位に立った。各グループ2位までが来年7月に東南アジア4カ国で開催される本大会の出場権を得る。
 気温約33度という蒸し暑さの中、前半はほぼ互角の展開だったが、後半28分にシュートのこぼれ球をドサリに決められた。サウジアラビアとの通算対戦成績は日本の5勝1分け2敗となった。
 日本は4日にチャーター機でイエメンの首都サヌアに移動。6日にアウェーのイエメン戦に臨む。

【好機多くもネット揺らせず】
 チャンスは日本の方が多かったが、ゴールネットを揺らすシーンはなかった。「あそこは入れたかった。ただ、もっと多くのチャンスをつくらないと」と田中達は唇をかんだ。2度の決定機を逃した悔しさがにじんだ。
 前半30分、巻との連係から三都主が左クロス。DFに当たったボールに、田中達は体ごと詰めたがゴールにはならなかった。同43分は三都主が相手と競った球をさらって抜け出たが、シュートは左にそれてしまった。
 サイド攻撃を中心に何度となく好機はあった。遠藤は「ビッグチャンスに決めていれば楽だった」と振り返り、闘莉王は「先に点を取れば勝てた」と話した。後半に投入された佐藤寿と我那覇も不発。孤立する場面もあったFWだけを責めるのは酷だが、反省すべき点が多かったのは事実だ。
 「走るサッカー」を掲げる新生日本代表だが、中東の蒸し暑さの中では走力にも限界はある。終盤は膝に手を付いたり、足をつる選手もいた。決めるべき場面で決定力を欠けば、徐々にチームは追い詰められる。
 「FWだけの問題ではないが、それぞれ何かを感じないといけない」と佐藤寿。指揮官が代わっても、決定力不足という長年の課題は残されている。

【負けるのも悪くない】
 チーム構築の過程にある日本にとって、初のアウェー戦は大きな試練となった。短い準備期間と中東特有の酷暑。ともにW杯に出場したアジアのライバル、サウジアラビアに実に16年ぶりの黒星を喫した。
 しかし、オシム監督の表情は勝った過去の2戦とは裏腹に、静かな笑みさえたたえていた。数々の問題点を挙げたのはいつも通りだったが「内容はこちらの方が良かったが、結果は負けた。そこを考えることが大事」。運動量で勝り、相手を上回る決定機をつくったが、敗れた。「負けるのも悪くない。今後を研究する材料がたくさんある」と、むしろ敗戦を肯定的にとらえた。
 アジア杯予選は各グループ上位2位までが通過できる。グループAの力関係を考えれば、W杯から体制を継続した強豪相手の敵地での負けは十分、許容範囲内。老練な指揮官は、将来に向けむしろ負けから得る教訓の方に価値を見い出しているようだ。
 後半28分の失点は、中盤の鈴木と遠藤の連係ミスから、ボールを奪われ、一気にシュートまで持ち込まれたもの。たしかに、この日の中盤は明確な意図のないまま、ボールを単純に蹴り込んだりするプレーが多く、オシム監督は「子供病とでもいうのか…、子供のようなプレーをした」と嘆いて見せた。監督のメッセージは選手にも十分に伝わるだろう。本当に負けられない戦いはもっと先にある。

≪各選手コメント≫

加地亮(ガンバ大阪)
「暑さに関しては、相手も一緒。今日はサイドでボールをもらっても、選択肢が少なかった。もう1人くらい絡んできてくれれば突破できたという場面も結構あった。(後半のベンチからの指示は)1点負けているので、どんどん上がれと言われた。逆サイドにボールがある時も、クロスに備えて中に入れという指示だった」

田中マルクス闘莉王(浦和レッドダイヤモンズ)
「もっと自分達が練習でやってきたことをやらなくては駄目。(失点シーンは)中盤にスペースが空いていて、飛び込むとスルーパスを通されそうだった。残念ながら、結果的に足に当たってしまって、相手にボールがこぼれた。今日は単純なミスが多かった。自分達のやれることをやらないと負けてしまう。
(阿部がDFに下がったことについて)相手が2トップで来たら下げようと決めていた。うまくいかなかった部分もあったが、チャンスはあった。1点先に取ることができたら勝てたが、アンラッキーな試合だった」

駒野友一(サンフレッチェ広島)
「サウジアラビアは中央のDFが高いので、単純にアーリークロスを入れてもクリアされてしまった。もう少しボールを回して、中央のDFを引き出してからクロスを入れるといった工夫が必要だった。(ハーフタイムでのオシム監督の指示は)1対1を積極的に仕掛けて行けということは言われた。相手は横の動きに弱かったが、最後の部分で体を入れられてしまった。7番(アミン)が中に入ったり、いろいろな動きをしていて、それを誰が見るか、自分が付いていくのか、という部分で少しチグハグなところがあった」

鈴木啓太(浦和レッドダイヤモンズ)
「もっと前線にボールが入れば、いい形が作れたと思う。でも、自分達のミスや相手のプレスで、前線へのパスも五分五分のものになってしまった。(阿部がDFに下がって)中盤が広くなり過ぎた部分はある。コンパクトにできなかったし、セカンドボールもなかなか拾えない時間があった。アレックス(三都主)やヤット(遠藤)さんと、もっとコンパクトなブロックを作ることができればよかったが、広くなり過ぎてスペースを空けてしまった。最初の15分間はサッカーができていなかった。相手がどうこうというよりも、自分達の問題」

三都主アレサンドロ(浦和レッドダイヤモンズ)
「気持ちを切り替えて、次のイエメン戦では勝ち点3を取りたい。(ハーフタイムに監督は怒っていたのか?)そこまで怒っているという感じはなかった。信じられないパスミスが多いとは言っていた。1回や2回は許せるレベルだが、とにかくミスが多かった。その辺りはもっと集中して、無理にパスを出すのではなく、キープできるところはしなくてはいけない。(コンディションは)自分だけではなく、みんなもきつい。ただ今日の試合に関しては、動けなかったわけではない。コンディションの問題はあまり響いていないと思う。ちょっとしたミスで点を取られてしまい、こちらはチャンスで点を取ることができなかった」

田中達也(浦和レッドダイヤモンズ)
「FWはもっと守備をやらなければいけない。今日は相手に自由にやらせ過ぎた。それに僕らFWが決めていれば勝っていた。気持ちをしっかりと切り替えたい。まだ11月にホーム戦もある。(FWが孤立していたが)相手に押し込まれる時間帯も結構あったし、それはある程度しょうがない。守備陣は頑張ってくれていたと思う。前半もチャンスがあったが決めきれず、後半にもチャンスがあった。そういったチャンスに決めることができなかった。勝てる試合だった」

巻誠一郎(ジェフユナイテッド市原・千葉)
「試合の流れとしてはよく我慢できていたし、悪くはなかった。相手のDFがボールを持った時には、プレスをかけるようにしていた。前線でもうちょっと起点になれればよかったと思う。自分はクサビを受けやすかったが、(田中)達也の方は少し厳しそうだった。クサビがうまく入った時はチャンスになっていたので、そういうプレーをもっと増やさなければいけなかった。慌ててミスをして、ボールを失うという展開が、特に前半は多かった」

佐藤寿人(サンフレッチェ広島)
「(無得点は)FWだけの問題ではない。全体として点が取れなかったということ。ただFWとして、動き出しとか、まだまだ改善しなければいけないところはたくさんある。(今日の出場時間は)十分にもらったと思っている。その中で仕事をしなければいけない。時間がどのくらいであっても、FWとして点を取らなければいけない」

サウジアラビア代表・パケタ監督
「何人かの主力を欠いたが、若い選手に信頼を置いている。日本に対し、力を示すことができた」

日本サッカー協会・田嶋幸三専務理事
「敗戦から学ぶこと、刺激になることもある。次につなげてくれるはず。決定的なチャンスはいくつか作った。ただ、自分達がやろうとしているサッカーができていないのは事実。まずは2位に入って予選を突破することが大事」

【日本代表・オシム監督Q&A】

今日は中盤でボールを取られることが多かったが、それは相手が良かったからか?それともこちらが未熟だったから?

「チャンスの数がどちらに多かったか、考えてほしい。得点ではなく、チャンスの数は、日本とサウジ、どちらに多かったと思う?
 試合の内容を表す意味で(その数字は)雄弁だ。残念ながら相手には数少ないチャンスで得点を奪われてしまったが、全体的な内容としては悪くはなかった。中盤のボールについては、試合なのでいろいろなことがある。特にサウジは中盤に人数をかけてきて、それぞれの選手もうまかった。こちら側としては左サイドに問題があった。しかし問題はそこにあったのではないと思う。最大の問題は前半15分くらいの間に、奪ったボールを全てプレゼントしてしまったこと。精神的なプレッシャーとか、疲れとか、そういう問題がないところで、持っているボールを簡単に相手に渡してしまった。だから私は怒った。相手がタックルを仕掛けてきたわけでもないのに、10回ボールを持ったら10回とも渡してしまうとは、どういうことか。それは今日の試合に限った話ではなく、日本のサッカーが抱えている問題だと思う。その時間帯の後は、かなり落ち着いてボールを扱えるようになった。それについては、良い部分、悪い部分、両方をとらえておく必要がある。準備に時間はかけられなかったし、サッカーは一種のオートマティズムが必要になるスポーツだ。そういったコンビネーションがないチームは、いい試合ができない。だから試合の中の部分部分では、非常にしっかりできていたとは思う。
 特にオフェンスの選手の中に問題が集中していたかもしれない。それは一朝一夕で改善できる問題ではない。ある意味で選手達が、これから学ばなければならない問題だと思う。それはネガティブなオートマティズム、必要のない癖がついていることだ。サイドでボールを持ったらすぐにセンタリングしてしまう。中に選手がいないとか、逆サイドにスペースがあるというのに、密集地帯にボールをフィードするとか、考えていないセンタリングをする。そういった問題を除いては、走ること、アグレッシブに戦うこと、そういった点は良かったと思う。だからこそ、日本の数多くのチャンスにつながったのだと思う。
 結果として負けたのだから、ジャーナリストの皆さんは怒って、もっときつい質問をしていいと思う。サポーターの皆さんも(厳しくて)当然だと思う。しかし我々は、現実からスタートしなければならない。もし相手がブラジルだったら、ひとつの試合に負けたということで、なぜ負けたかについて延々と話してもいいだろう。しかし相手はブラジルではない。そして目指している方向、運動能力を高めようということ、サウジアラビアよりも走るということ、そういう点では勝っていたと思う。だから内容に反して結果が出なかったということ。選手達には個々人、それぞれ言いたいことはたくさんある。しかし(彼らが)冷静に考えられるまで、待とうと思う。(Jの)試合の翌日に出発して、十分なトレーニングもできないまま、時差ボケ、高温多湿、そういうコンディションで、しかも今日の試合には負けてしまった。選手達にとっては、大変気の毒なことだと思う」

以前、敗北から得るものがあると言っていたが、今回の敗戦は若い選手に対してどのような意味を持つ?

「まず、負ける場合もあるということを学ばなければならない。負けること、そのものがためになるのではない。内容はこちらが良かった、しかし負けた。そこから何が学べるかということだ。そこを考える姿勢が大事だ。サウジにとっては、とにかく1−0で勝ったことが重要なので、試合の内容については明後日には忘れてもかまわない、ということになるだろう」

最初の15分間、相手にパスをプレゼントしてしまったと言ったが、それはパスの出し手と受け手、どちらに問題があった?

「たぶん白と青の区別がつかなかったのだろう。よくあることだ。特にこれまで対戦したことのない相手、しかもブラジルスタイルの相手と対戦する時には、そういうことが起こる。ブラジルスタイルというのは、選手が動きながら、そこにボールが来ることを予測する、そういうスタイルだ。先を読むことに慣れていない選手は、相手にパスすることになってしまう。また相手もパスのコースを予想しながらカットするように動いてくるから、注意深くプレーしないといつもカットされることになる。しかし15分以降、ずいぶん内容は改善されたと思う。改善できそうな小さな問題だろうが、もっとアグレッシブにいけばミスは少なくなるだろう。もちろんスキルの向上も必要だろうが、それは一朝一夕には難しい話だ」

巻に何かトラブルが起きた?

「もっと多くの問題を抱えた選手がいた。巻のプレーに問題があったわけではない。彼は大変よく動いて戦った。それは評価していいと思う。他の選手の足りなかった部分を補ってくれた。そういう中でゴール前でチャンスをもらっても、集中力が欠けることはあり得る話だ。彼はゴール前で待っているようなタイプのセンターFWではない。ものすごくエネルギーが必要なのだ。特に今日の試合では、相手のセンターバックが2人とも大きかったので大変だったと思う。だから巻に問題があったというよりは、中盤全体に問題があったというべきだろう。前線で、巻と田中達也が動き回ったとしても、中盤の遠藤やアレックス(三都主)や阿部や鈴木や駒野、そういった選手が前線にからんでこなければ、せっかく動いても、ただの無駄走りになってしまう。そこに問題があったのだと思う。チャンスはあったのに残念だ。もう少し落ち着いてプレーしていれば、1点、2点、3点は取れたように思う。
 最初の話に戻るが、負けることも悪くない、ということはある。主導権を得て、相手よりも多く走ってチャンスを得て、それで勝ってしまっていたら、そこから学ぶものはあっただろうか。今日の敗戦には、今後のための研究材料がたくさんある」

今日の敗戦を受けて、次のイエメン戦でメンバーを変えることは?またターンオーバーのようなことは考えている?

「24人の選手を連れてきたのは、そういう意図があったからだ。疲労や不慮の負傷もあり得るし、巻も問題を抱えているそうだから(笑)。ひょっとしたら他の選手も『実は問題を抱えている』と申し出るかもしれない」

中盤の連動の問題を指摘されていたが、押し上げが全体に不足していたのは、アウェーの要素もあった?

「一口では言えない、様々な要素があったと思う。中盤とは、非常に複雑なフィールドだから。ひとつには対戦相手がどういうチームか、そして自分達がどういうプレーをしたか。それから自分達のプレーの中で、どれだけリスクを冒したか。いろいろな角度で考える必要がある。例えばサイドについて見ても、片方は機能したけれど、もう片方は機能しなかった。右か左か、具体的には言わないが、機能しなかったサイドの選手は、経験のある選手だったので、非常に残念な誤算だった。
 理想のチームが出来上がったわけではないので、不完全なままで、しかもリスクを冒していくことが、時には必要となる。あらゆるものを望んでも、それが全て手に入るわけではない。はっきりしているのは、優れたストッパータイプの選手が不足しているということだ。背の高い、しっかりしたボールさばきができるストッパー。すぐにプレーできなくても、控えでいつでも準備ができている、そういうストッパーはいるだろうか。皆さんの方がたくさん試合を見ているだろうから、聞いてみたいものだ。
 ストッパーというのは、時にリスクを冒すものだ。MFの鈴木や阿部を含めて、坪井、闘莉王、そういった選手が時にはミスを犯すわけだが、逆に攻撃にも参加してチャンスを作る。その際に大事なのは、誰がいないのかな?と味方のことを考えるのではなく、対戦相手のことを考える。今日のサウジには優れた選手がたくさんいた。その点では、向こうの方が優れていたのかもしれない。だから、選手達に「負けたのは君達のせいだ、走らなかったからだ」と言うつもりはない。それは不公平、フェアではない。サッカーというものは、学ぶことが多い。選手を代えて点が入るなら、私は代える。メンバー交代をしたら、次の試合に勝てるというのなら、そうするだろう。だが、誰をどう代えるべきか、それは分析しないと分からない。選手交代の時に(交代の選手が)タッチラインに立っている。誰が交代するのかなと見ていて、そこで集中力が切れる選手もいる。後から投入した選手が、疲れてベンチに引っ込んだ選手よりもひどいプレーをすることもある。
 もうひとつ大事なことに、第4の審判が選手交代の時間をかけすぎたという問題もある。残念ながら今日の試合では、選手交代を待っている間に失点してしまった。Jリーグでも5試合ほど、そういうシーンを見た記憶がある。特にジェフの負けた試合で。こういうことは、連鎖反応するものだろうか。だからといって、負けたことを正当化するつもりはない。ディテールを分析するということで、お話ししているだけだ。
 残り数分というところで、追いつくためにプレーを急いで、中盤で日本がキープしている。そして4人がディフェンスラインでボールを回している。闘莉王は相手ゴール前でヘディングで競る準備をしている。闘莉王の頭にボールを蹴れば、点が入るかもしれないという状況。そして審判が終了のホイッスルを吹くのを待っていたかのように、ディフェンスラインで4回も5回もパス回ししている。つまりは自己破壊をしてしまっている。しかし彼らは成人した、大人なのだ。
 また最初の話に戻るが、今日は負けて本当によかったのかもしれない。ただし、負けて痛みがないわけではない。私も胸が痛むが、選手の方がもっと悔しいだろう。
(プレスオフィサーが「そろそろバスも出てしまうので。選手も待っているので」)
 選手と一緒のバスには乗りたくない。歩いて帰ろうかな…」

≪採点表≫

【サウジアラビア代表】
GK:
42.ホウジャ 6.0
DF:
2.アルドキ 6.0
3.トゥカル 5.5
5.ナイフ 5.5
12.ハスラン 6.0
(59分27.アブド 5.5)
MF:
7.アミン 6.0
14.ハリリ 5.5
24.アブドゥルガニ 5.5
37.オマル 5.5
(56分46.ハグバニ 5.5)
FW:
19.エイサ 5.0
(71分31.アルスワイリ --)
43.アルドサリ 6.5

【日本代表】
GK:
23.川口能活 5.0
DF:
21.加地亮 5.5
20.坪井慶介 5.0
45.田中マルクス闘莉王 5.5
31.駒野友一 5.5
MF:
4.遠藤保仁 5.5
55.鈴木啓太 5.0
(81分51.羽生直剛 --)
30.阿部勇樹 5.5
14.三都主アレサンドロ 5.5
FW:
38.田中達也 5.5
(66分37.佐藤寿人 5.0)
36.巻誠一郎 5.0
(74分65.我那覇和樹 5.0)

日本の超サッカー情報
TOP PAGE


[PR]
中田英寿“誇り”
Tシャツ限定販売開始