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本日の超最新情報
2007.03.24.SAT

☆快勝★
国際親善試合結果

19:30〜
日本代表2−0ペルー代表
(日産スタジアム・60400人)

≪得点者≫
日本代表:巻19、高原54

≪出場メンバー≫
【日本代表】
GK:
1.川口能活(磐田)(cap)
DF:
21.加地亮(G大阪)
22.中澤佑二(横浜M)
4.田中マルクス闘莉王(浦和)
3.駒野友一(広島)
MF:
13.鈴木啓太(浦和)
(84分16.家長昭博(G大阪))
6.阿部勇樹(浦和)
(60分14.中村憲剛(川崎))
10.中村俊輔(セルティック)
(85分17.藤本淳吾(清水))
7.遠藤保仁(G大阪)
(68分15.羽生直剛(千葉))
FW:
9.巻誠一郎(千葉)
(68分20.矢野貴章(新潟))
19.高原直泰(フランクフルト)
(85分25.水野晃樹(千葉))

フォーメーション
(4-4-2)

  19  9
 7     10
   6 13
3  4  22  21
    1

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ペルー代表戦の
日本代表メンバー25名


【ペルー代表】
GK:
21.フローレス
(46分1.フォーサイス)
DF:
25.デラハザ
3.アルバラード
4.ビルチェス
5.イダルゴ
MF:
8.バサラル(cap)
(69分6.トレース)
10.マリーニョ
22.セスペデス
11.サンチェス
FW:
15.エレラ
19.ヒメネス
(68分18.モスト)

フォーメーション
(4-4-2)

  19 15
11       8
  22 10
5  4  3  25
   21

≪各種データ≫
ボール支配率:
日本…54%
ペルー…46%
シュート数:
日本…11
ペルー…4
PK数:
日本…0
ペルー…0
CK数:
日本…7
ペルー…2
直接FK数:
日本…17
ペルー…18
間接FK数:
日本…3
ペルー…0
OS数:
日本…3
ペルー…0

 日本代表は24日、横浜市の日産スタジアムで行われたペルー代表との国際親善試合、キリンチャレンジカップに2−0で快勝し、2007年を白星でスタートした。
 日本は昨年7月のオシム監督就任後初めて、欧州でプレーする中村俊輔(セルティック)と高原直泰(フランクフルト)を招集。6万400人の大観客が見守る中、前半に巻誠一郎(千葉)、後半には高原が、いずれも中村俊のFKによるアシストで2点を奪った。

【欧州組2人がインパクト】
 オシム監督が「ジョーカー」と呼んだ欧州帰りの2人の才能が、日本を目指す方向に強く後押しした。同監督が満を持して招集した中村俊、高原の2人が、欧州で鍛えた個人技で得点に絡み、日本の攻撃に大きなインパクトを与え続けた。
 口火を切ったのは中村俊。正確なサイドチェンジのパスで相手を揺さぶり、流れを掴んだ前半19分。「世界を意識したプレーをしたい」と言う中村俊が、狙い澄ましたようにゴール前の巻の頭に合わせ先制点をアシストした。後半9分には「強引でもゴールに直結するプレーをしたい」と話していた高原が、FWらしい大胆なプレーで追加点。中村俊からのFKをゴールに背を向けたまま左足で絶妙のトラップ。反転して右足で叩き込み、今季のドイツでの成長ぶりを示した。
 選手にポリバレント(複数の役割をこなす)な能力を求めるオシム監督だが、1分野で突出した能力を発揮するスペシャリストを否定はしない。正確なキックを持つ司令塔、中村俊もその1人だ。
 欧州にはさらに稲本(ガラタサライ)や松井(ルマン)ら特別な能力を持つ選手がオシム監督の招集を待っている。6月のキリンカップ、7月のアジアカップに向け、チームの進化は確実に次の段階に入った。

【オシム秘蔵っ子が初ゴール】
 オシム監督の秘蔵っ子が、やっとストライカーの仕事を果たした。前半19分、中村俊の鋭いFKがゴール前に上がる。「頭に吸い込まれるように、いいボールが来た」。巻がDFより頭一つ高いヘディングで叩き込んだ。昨年7月のオシム監督就任後、出場7試合目で待望の初ゴール。「チームに支えられて取ることができた」と喜んだ。
 最初の代表発表の段階でFWは高原1人だけだった。オシム監督は「ここ数試合のプレー内容への警告だ」と話し、巻も含めた代表常連FWに奮起を促した。危機感が募っていたのは間違いないだろう。
 周囲の目も確実に厳しくなったが、オシム監督は今回も最終的には招集し、そして起用した。不振脱出のきっかけを掴んだFWは、恩師の変わらぬ信頼に「感謝したい」と実感を込めて話した。
 欧州組が加わったチームには「ベースの部分は一緒だ」と話した。その基礎を築いてきた中心FWとしての座を譲る気はない。

【俊輔の突出を警戒?】
 日本代表はオシム監督就任後、欧州組2人を初招集して迎えた今年初戦のペルー戦で2−0と快勝、好発進した。中村俊(セルティック)が得意のFKから2得点を演出、高原(フランクフルト)も豪快なゴールを決めるなど、今後の欧州組、国内組の本格的な融合に向け、手応え十分かと思いきや、オシム監督の評価は意外に辛口だった。
 特に長短のパスを駆使し、司令塔として振る舞った背番号10への見方は厳しかった。「全て素晴らしいパスを狙っていましたが、そんな選手は世界にいない」とし「いつも天才であろうとすると結果は無残なものになる」と、もっと単純にスピードあるプレーを求めた。
 得点に直結するFKやスルーパス、単調な攻撃に独特の「ため」を生む感性はこれまでの国内組のチームにはないもの。しかし、見方を変えれば、それは全員がポジションに関係なく攻守に走り回るオシム流とは相反する可能性もはらんでいる。むしろ、若手が次々に出場した終盤を「日本サッカーの目指す方向の一端が一部のプレーに出た」と高く評価した。
 もっとも、オシム監督は過剰な期待を背負う欧州組の立場を気遣ってもいるようで、今回の評価はそれを軽減する伏線と受け取れなくもない。本音を明かさない老監督の胸の内は、今後の代表メンバーリストの顔触れから探るほかはない。

≪各選手コメント≫

加地亮(ガンバ大阪)
「(失点が)ゼロで終われたことが、一番よかった。先に失点してしまうと流れが悪くなってしまうので…。(欧州から2人が戻ってきたが、何か変わった点は?)キープ力があるので、それに周囲がどう動くかということ。今日はまだ時間が短かったこともあり、連携でうまくいかない部分もあったが、これからやっていくうちによくなっていくと思う。つなぎやコンビネーションの部分はもう少し時間が必要。個人的には最終ラインや逆サイドの駒野、ボランチとのバランスをみながらプレーした。(ボールをキープする時間が長かった割にはシュートが少なかったが?)最後のフィニッシュに持っていくところのつなぎがもう少し。ペナルティエリアの手前まではボールを運べたが、そこからもうひと工夫あればよかった」

中澤佑二(横浜F・マリノス)
「久しぶりに代表のユニフォームを着たわけですが、やはり代表のユニフォームを着ることの幸せを実感した。また、満員のスタジアムでプレーすることの喜びも感じることができた。今日に関しては、闘莉王や加地、駒野、啓太(鈴木)や阿部に言われたことを実践しただけ。これから自分のなりの考えもぶつけ、いい形を見付けられればいい。(2010年W杯に向けての第一歩?)そういう意識は全くない。今日見付かった課題を、次集まるときには修正できれば。(2得点につながった中村俊輔のFKについて)やはりいいボール、ゴールの匂いがするボールが来る」

駒野友一(サンフレッチェ広島)
「前半はいい形を作れたけれど、後半は相手のマークがしっかりしてきたので、崩し方を変えるとか、試合の中でもっと考えないといけない。(海外組2人について)ジーコの時からやっていたので違和感はない。シュンさん(中村俊輔)が右サイドにいて左利きで、こっちのサイドが見られるので、いいパスがいくつか来た。ただ、そこからがまだまだ。2人が入ったことで、そこにボールが入るとタメの時間ができるし、2人とも視野が広い。ボールが来ると確信して走った。(前半の惜しいシュートについて)真ん中が空いていたのでそこからシュートを狙ったが、もっと枠にいかせたかった」

鈴木啓太(浦和レッドダイヤモンズ)
「自分達のやりたいこと、ベースとなる部分を作れたところは多少あった。もう少しディフェンスラインと中盤との間で速いパス回しができればいい。相手は前からのプレスが強かったのでそこは臨機応変に対応して、前線に当ててチャンスを作ったりするなど、そういう部分は良かったと思う。(立ち上がりで)相手のボランチへのプレスができていなかったので、そこは修正した。高い精度があるセットプレーは日本の武器だと思う」

中村俊輔(セルティック)
「今日は相手の8番(バサラル)のマークが空いていたので、自分が付くようにしていた。コートの3分の2まではボールを運ぶことができるけれど、そこから先の3分の1でどう崩していくか、シュートまで持っていけるか。ボランチが運んできたら、そこでトップ下のような形になるし、自分だったらFWみたいなプレーもできないと。(鈴木)啓太にしろ、(中村)憲剛にしろ、みんなサッカー観が似ていると思った。みんなとしゃべっていると分かる。あとはFWとの連係。誰かが誰かを意識して動くから、チームとして連動しているし、どんどん良くなると思う。自分としてはやるべきことが多かったので、チームの流れを止めないように気をつけた。やることは多いし、体調もちょっと厳しかった。新しいチームだし、自分で仕掛けることとかよりセーフティーに散らして散らして、勝負に行く瞬間が少なかった。自然とシュートも少なくなったけれど、チームに合わせるのが先決だった。変に突っかけて、ボールを取られてしまってもね。個人のプレーでリスクを負うことをしないように、ボールと人が動くことを意識した。(FKのアシストについて)1点目はGKとDFの間に3人くらい味方が固まっていたので、その中の誰かをと思って狙った。2点目は、本当はヤット(遠藤)のポジションだったんけれど、監督と目が合って首で合図されたので(自分が)蹴った」

遠藤保仁(ガンバ大阪)
「(今日はよくボールが回ったが)いや、それほどでもない。こちらは2回動けばフリーになる。ダイレクト(プレー)がまだまだ少ない。海外組2人が入ることで、タカ(高原)は前でキープできるし、シュン(中村俊)からは正確なパスが出る。ただ、全体的に攻撃の形があまり作れていない。外から何とか崩せたけれど、もっとスムーズにいきたい。ビデオとかを見て課題を見つけたい」

高原直泰(フランクフルト)
「(ゴールシーンについて)落ち着いてトラップができたので、流れのままに反転して打てた。ユウジ(中澤)に先を越されそうになったのでちょっと慌てた。俺がトラップしたのに(笑)。初めてこのチームでプレーした割には、そこそこできたと思う。中盤に引いてボールをもらったりそこからさばいたりすることはできたが、あとはゴール前でいかにボールを受けるか。チームの方向性はやっていて面白い。ボールが動けば全員で反応する。もっとそれが徹底できればボールも回る。サイドチェンジは有効だったし、加地や駒野も積極的に仕掛けていった。前(ジーコ)のチームとは全然違う。自分は何ができるかという意味で、1点取れてよかった。まあ、欲を言えば流れの中から点を取りたかった。スコアは2−0だし、失点が0だったのはよかった。FWとして結果は出せた。移動の疲れもあるが、気持ち的にはプラスになると思う。クラブに集中してプレーできたことがプラスになった。ドイツで点を取っていなければここには呼ばれなかったと思う」

水野晃樹(ジェフユナイテッド市原・千葉)
「(初のフル代表のピッチだったが?)あまり意識せず集中して入れた。短い時間ながら、約10分間プレーできたことは自分にとっていい経験になった。持ち味である攻撃の仕掛けの部分は出せたし、それでいい場所でのFKも得ることができた。ああいう位置でFKをもらえれば、得点チャンスになる。そういう意味で、積極性は出せたと思う。(U-22代表に比べ、フル代表は)中盤でボールが回るし、やりやすい。みんな質が高いし、いいボールが出てくる」

矢野貴章(アルビレックス新潟)
「(前半ベンチで見ていて)相手のプレスが効いていたけど、後半は疲れてくるだろうから、裏から狙っていこうと思った。羽生さんと一緒に出て、裏を見ていてくれと言われた。今日は出場できたことで自分はいっぱいいっぱい。もっと長い時間出られるようになりたい。緊張感は特になかった。(海外組を見て)プレッシャーの中で非常に落ち着いている。見習いたい」

【日本代表・オシム監督Q&A】

「印象として肉でも魚でもない。あまりよくない、という意味だ。(選手たちは)ナーバスというか、自分の力を試したいという気持ちがあまりにも強すぎたので、神経質になってしまったのかもしれない。そのために不必要なところでミスをして、ボールを奪われることが何度かあった。ペルーが欧州組を含めたフルメンバーを揃えていたら、もっと厳しい試合になっていただろう。だから、勝ったといって浮かれることはできない。それが現実だ。日本は勝ったし、内容も良かった。それは認める。ただし、勝利そのものは良いことだが、その中にはダーティーな面もあった。それから、ペルーがチャンスらしいチャンスを作れなかったという現実もあった。(そうした現実に)目を向ける方には見えるだろうし、そうでない方には見えないだろう、もうひとつ別の事柄がある。特に後半だ。後半やったようなプレーを90分間続けなければならない。それができるかどうかはまた別問題だが、日本のサッカーの目指す方向性が、今日の後半の一部の時間帯に行ったプレーに表れていた。中には、後半の残り時間が少なくなり、相手が白旗を揚げていた時間帯だから、そんなに意味はないとお書きになる方もいらっしゃるかもしれない。だが、そういう事情があったにせよ、ああいうスピーディーなタッチの少ないボール回しを、試合の最初から行わなければならないと思う」

ペルーにチャンスらしいチャンスがなかったが、それはペルー側に問題があったのか、それとも日本の守備がしっかりしていたから?

「両方。彼らのチーム力(の問題)もある。逆にこちらから聞きたいが、今日の試合は何らかのアンラッキーな要素によって負ける試合だっただろうか。勝利に値しない試合内容だっただろうか。そうやって議論し合うほうが、記事を書くのに役に立つと思う。だが今の質問からすると、どちらのチームを応援していたかと聞きたくなる。どちらのチームを応援していたか?という質問にだけでも、お答えいただけるだろうか」

もちろん日本代表をいちファンの視点として見ていたが、ペルー側の視点も持つことはあまり問題にならないと思うが?

「私はこの結果には満足していない。そのことについてはご理解いただけただろうか。ペルーがもし欧州から選手を連れてきていたら、違う結果になっていた。日本がミスを犯す時間帯が多かったことを申し上げた。それは私が最初に申し上げた印象であり、つまり喜んではいないことを別の言葉で言ったまでだ。いい試合だったとは言ってはいない。通訳が間違っていたのかもしれないが」

中村俊輔が特定のマークを持たず、相手の5バックの一番右の選手がフリーになっていて、後半そこから攻められるような場面が見られたが?

「中村俊輔が弱点を持っていたということか。そういうふうに答えればいいのか?中村俊輔が、どういうプレーができて、どういうプレーができないか、知っていての質問なのか?彼はマラソン選手ではない。だが、以前よりは長い距離を走れるようになった。それからアイデアのある選手であることは皆さんよくご存じだろう。そして人間だから、当然疲れる。疲れたらアイデアが出なくなる。彼の改善点を教えるとすれば、プレーのスピードを上げることは、彼の力ならできるはずだ。それは自分でも知っていること。しかし今日の試合は、彼にとって難しい試合だった。彼自身も何か特別のことをやろうという気負いのようなものがあった。プレッシャーが自分の中にあった。つまり、1本1本のパス全てが、ナイスパスとなることを狙っていたのかもしれない。だが、世界中探してもそんな選手はいない。彼がやるべきは単純なプレーであり、天才ぶりを発揮する場面というのは何回かに1回だ。いつも天才であろうとすると、結果は無残なものになる。ただし、今日の中にもいいプレーはあっただろう」

高原についてはどういう評価か?

「試合の始まった直後はかなり苦労していた。つまり、チームに合流して間もないということでフィット感がなかった。だが、時間の経過とともにプレーはよくなった。彼も1人だけでプレーするわけではない。周囲との関係が大事になるわけだが、そこで自信がなかった。あるいはアイデアのないプレーしかできなかった。そういう状態だと、FWというポジションは難しい。しかし時間が経過するごとに非常に良くなった。高原という選手がなぜドイツブンデスリーガでプレーできているか。それが偶然ではないことが分かった」

ペルー代表・ウリベ監督
「前半は日本に思ったようなプレーをさせなかった。後半は消耗してしまったが、前半は我々が勝っていた」

≪超サカ採点表≫
【日本代表】
GK:
1.川口能活 6.0
DF:
21.加地亮 5.0
22.中澤佑二 5.5
4.田中マルクス闘莉王 5.5
3.駒野友一 6.5
MF:
13.鈴木啓太 6.0
(84分16.家長昭博 --)
6.阿部勇樹 5.0
(60分14.中村憲剛 6.0)
10.中村俊輔 7.0
(85分17.藤本淳吾 --)
7.遠藤保仁 5.5
(68分15.羽生直剛 6.0)
FW:
9.巻誠一郎 6.5
(68分20.矢野貴章 5.0)
19.高原直泰 6.5
(85分25.水野晃樹 --)
【ペルー代表】
GK:
21.フローレス 5.5
(46分1.フォーサイス 5.5)
DF:
25.デラハザ 5.0
3.アルバラード 5.0
4.ビルチェス 6.0
5.イダルゴ 5.0
MF:
8.バサラル 5.5
(69分6.トレース 5.0)
10.マリーニョ 5.5
22.セスペデス 5.0
11.サンチェス 5.5
FW:
15.エレラ 5.5
19.ヒメネス 5.5
(68分18.モスト 5.0)

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