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本日の超最新情報
2007.07.13.FRI

☆快勝★
アジアカップ・グループリーグ第2戦結果

グループB:

日本時間22:35〜
UAE代表1−3日本代表
(ハノイ・ミーディンスタジアム・5000人)

主審:トンカン
天気:曇り
気温:33℃
湿度:86%
ピッチ状態:全面良芝(乾燥)

≪得点者≫
UAE:S・アルカス66
日本:高原22、27、中村42=PK

≪出場メンバー≫
【日本代表】
GK:
1.川口能活(磐田)(cap)
DF:
21.加地亮(G大阪)
22.中澤佑二(横浜M)
6.阿部勇樹(浦和)
3.駒野友一(広島)
MF:
10.中村俊輔(セルティック)
(71分15.水野晃樹(千葉))
13.鈴木啓太(浦和)
(77分2.今野泰幸(FC東京))
14.中村憲剛(川崎)
7.遠藤保仁(G大阪)
FW:
19.高原直泰(フランクフルト)
12.巻誠一郎(千葉)
(67分8.羽生直剛(千葉))
ベンチ:
GK:
18.楢崎正剛(名古屋)
23.川島永嗣(川崎)
DF:
5.坪井慶介(浦和)
MF:
9.山岸智(千葉)
24.橋本英郎(G大阪)
28.太田吉彰(磐田)
29.伊野波雅彦(FC東京)
FW:
11.佐藤寿人(広島)
20.矢野貴章(新潟)

フォーメーション
(4-4-2)

  12  19
 7     10
  14  13
3  6  22  21
    1

アジアカップの
日本代表メンバー23名


【UAE代表】
GK:
1.M・ナスル
DF:
21.H・ファヘル
6.ラシド・A
14.B・サイード=53分一発退場
8.H・アリ
MF:
2.A・ジュマ(cap)
20.H・サイード
5.E・アリ
(46分19.S・アルカス
FW:
7.K・ダルビッシュ
(46分13.A・モハメド)
10.I・マタル
15.M・アル・シェッヒ
(56分22.M・カシム)
ベンチ:
12.W・サレム
28.I・ラビー
3.M・ハミス
17.Y・ジャバー
4.A・ムサリ
18.A・ムバラク
9.N・ムバラク
11.F・ハリル
23.S・モハメド

フォーメーション
(4-3-3)

   10
 15    7
   20
   5  2
8  14  6  21
    1

≪各種データ≫
ボール支配率:
UAE…42%
日本…58%
シュート数:
UAE…8
日本…15
PK数:
UAE…0
日本…1
CK数:
UAE…2
日本…5
直接FK数:
UAE…9
日本…13
間接FK数:
UAE…5
日本…1
OS数:
UAE…5
日本…0

アジアカップ・グループリーグ・グループB順位表
(第2戦終了時)

上段:
順位.チーム・勝ち点
下段:
試合数・勝・分け・敗・得点・失点・得失点

1.日本 4
2 1 1 0 4 2 +2
2.ベトナム 4
2 1 1 0 3 1 +2
3.カタール 2
2 0 2 0 2 2 ±0
4.UAE 0
2 0 0 2 1 5 -4

グループA:

イラク3−1オーストラリア
≪得点者≫
イラク:アクラム22、ハワー・モハメド60、ジャッシム86
オーストラリア:ビドゥカ47

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アジアカップ2007
日程&結果


 アジアカップ第7日は13日、ハノイ(ベトナム)などでグループリーグ2試合が行われ、グループBの日本代表は第2戦でアラブ首長国連邦(UAE)と対戦し、FW高原(フランクフルト)の2得点などで3−1で快勝した。3連覇を目指す日本は勝ち点4とし、ベトナムを総得点で上回り同グループ首位に立った。
 初戦のカタール戦を1−1で引き分けた日本は、高原と巻(千葉)の2トップが先発。前半22分、27分の高原の連続ゴールで2点をリード。42分にはMF中村俊(セルティック)がPKを決めリードを広げた。後半はややもたつき1失点したが逃げ切った。
 日本は16日のグループリーグ最終戦で勝ち点4で並ぶ地元ベトナムと対戦し、勝つか引き分ければグループリーグ突破が決まる。
 グループAではイラクがオーストラリアに3−1で勝った。

【老将の思いに選手応える】
 第2戦での初勝利で、日本は勝ち点を4に伸ばした。オシム監督は「アジアカップで勝つことが最優先課題ではない」と報道陣に繰り返していたが、選手には「恥をかきたくなければ、チャンピオンの誇りを持ってグループリーグを突破しろ」とハッパを掛けていた。老将の思いに選手達が応えた。
 これで勝ち点はベトナムと並んだ。ただ、手放しでは喜べない。まだ準々決勝進出は決まっておらず、次のベトナム戦の結果次第ではグループリーグ敗退もありうる。勝ち点4のままではカタールに越される可能性があり、楽観は禁物だ。
 また、1位と2位の通過では大きな差がある。1位で抜ければ準々決勝、準決勝ともハノイ開催で、移動の負担や微妙な環境の変化に煩わされることはない。しかし2位ならバンコク、クアラルンプールへの移動を強いられ、余計な労力を割くことになる。ベトナムを下し、1位を確保できるかが次の焦点になる。
 高原は「勝つことでチームはまとまり、結束も高まる」と話していた。3連覇に向けて勢いが生まれ、グループB・1位の座を掴めるか。

【エースが勢い生んだ】
 出すべき人が出して、取るべき人が取った。前半22分、中村俊が左サイド深くから正確なクロス。高原が頭で押し込み、理想的な形で先制点を奪った。さらに日本のエースは5分後、攻め上がった加地の右クロスを丁寧にトラップし、右足でゴール左隅に決めた。2試合連続のゴールでチームを勢いづけた。
 初戦で終了間際に痛恨のゴールを決められたGK川口は「連動していていい流れで崩せた」と、3点を奪った前半の攻撃に手応えを示した。初戦より攻撃的な姿勢を打ち出し、中村俊や遠藤らも遠めからのシュートを果敢に狙う。徐々にUAEを押し込み、ストライカーが着実に2得点。ゴール前の落ち着き払ったプレーはさすがだった。
 初戦の引き分け後は選手の甘さに激高し、「日本は危険な状態に置かれている」と危機感を募らせていたオシム監督もこの日は「タフなゲームだった。高温多湿の困難なコンディションの中で良くやってくれた」と選手の踏ん張りを称えた。
 練習ではゴール前の連係を重点的に確認。つなぐ横パスだけでなく「相手が怖がるプレー」(中村俊)の意識を徹底した。
 指揮官の意図を日本は前半から実践。後半はやや勢いを失ったが、終了間際に失点した初戦と同じ轍(てつ)を踏むことなく勝ち点3を得た。日本に再びアジア王者の自信を取り戻す1勝だった。

【高い決定力を見せつける】
 高原が高い決定力を見せつけた。前半22分に力強いヘディングシュートを決めると、同27分には右足で鋭いシュートを蹴り込んだ。「自分達が優位に戦っていくために、ぜひ勝ち点3がほしい」と意気込んでいた試合で2ゴールし、エースが日本を勝利に導いた。
 今季はドイツブンデスリーガのフランクフルトで、欧州主要リーグで日本人最多記録の11ゴールと大暴れ。その後、十分な休養を取ることなく今大会に臨んでいる。「ゆっくり体づくりをしながら準備することができなかったので、キツい」と話していたが、蒸し暑い東南アジアの舞台でも求められる結果を残した。
 アジアカップは相性がいい。ジーコ監督が国内組を中心に代表を構成した前回はメンバーから外れたが、2000年レバノン大会では、5試合に出場して5得点。今大会でも2試合連続で計3点を奪っている。
 これで日本代表通算22得点。かつてJ1磐田で2トップを組んだ中山の21得点を抜いて歴代6位となった。名実ともに現在の日本代表を牽引するエースが、初戦でつまずいた日本に勢いをもたらした。

【体調不良でも大奮闘】
 引き分けたカタールとの初戦でのうっぷんを晴らすような内容。立役者は2ゴールを決めたエースFW高原だった。だが、後半に自ら申し出て途中交代。発熱と体調不良でピッチを去り、周囲を心配させた。
 前半22分に中村俊の左クロスを頭で押し込み、同27分には加地の右クロスをトラップし、右足でゴール。「良い形で前半に点を取って、試合を決められた」。貫録を示す立て続けの2得点でチームを勢いづけたが、後半は明らかに動きが鈍くなった。「前夜に寝付けず、試合が進むに連れて熱っぽくなった」。午後9時を過ぎても気温30度を超す蒸し暑さの中で徐々に体に変調をきたしたようだ。
 オシム監督は「高原がいなくなると日本が駄目になるわけではない。だが、大きな問題にはなる」と言う。大きな信頼を寄せるストライカーは、大会を勝ち抜くには不可欠な存在だ。万が一離脱すれば、チームへの打撃は計り知れない。
 16日のベトナム戦はグループリーグ突破、さらにはグループB・1位通過も懸かる重要な一戦。本人は不安を打ち消すように「出る気で準備する。休むつもりはない」と力強く言い切った。

【中村俊にイエロー】
 中村俊(セルティック)が前半42分にPKを蹴る際に遅延行為で警告を受けた。アジアサッカー連盟が14日、公式記録を発表し、明らかになった。
 中村俊が16日のベトナム戦で警告を受けると、日本がグループリーグを突破しても、21日の準々決勝には出場できなくなる。

≪各選手コメント≫

川口能活(ジュビロ磐田)
「前半、いい形で得点を重ねられた。いい時間帯に先制して、相手が前に出てきたところをうまく突けた。ただし失点については、3点リードしたところで、気の緩みが出たのかもしれない。ボールを奪われて、1本のパスでシュートまで持っていかれた。その前に体を寄せていかないと。(相手が退場で)1人少ない状況で失点したことは、反省しなければならない」

加地亮(ガンバ大阪)
「後半ちょっと締まらないゲームというか、向こうのロングボールの攻撃やカウンターの守りがダメだった。最初から今日は2点目、3点目を狙っていた。
 (昨日とは違う組み合わせがスタメンだったが)しょっちゅうなんで。誰が出るか分からない。今日はUAEも苛立っていたと思う。
(2点目のアーリークロスは)あれはたまたま。相手がそんなにケアしてこなかった。数的優位を作れる場面が多くて攻めやすかった。2トップになって攻めやすい部分もあったと思う」

阿部勇樹(浦和レッドダイヤモンズ)
「次は勝った方が1位なんで、勝利を目指していきたいと思う。相手のホームだし、いいプレッシャーの中でやれると思う。相手が少なくなってから失点したことは、もう1回考えなければならない。自分達のペースでやっていながらカウンターから1点を取られた。ボールの奪われ方も悪かった。そういうミスは上に行けば行くほど危険」

駒野友一(サンフレッチェ広島)
「(右足首の)ケガの方は問題ない。今日はシュートの場面が多かったが、縦に抜ける動きを意識していた。いいところにボールが入ってきたので、打ちたい気持ちがあった。けど、シュートはことごとく相手に止められたり、コースが甘かったりしたので、もう少しコースを狙っていければよかった。こういう暑い時こそ、タイミングをよく見ながら上がることが大切、そういうことを考えながらプレーした。
 最後は、うまく時間を使えたと思う。前半に3点取れたことで、楽になった部分はあった。ただ後半に何本かチャンスがあったので、そこは決めなければいけなかった。(終盤はもう1点を取りに行くというよりも、逃げ切りの意識が強かったのか?)相手も10人になっていたので、出てこなかった。次の試合のこともあるし、相手が出てくれば前にということもあったが…。その辺はチームとして、意思統一ができていたと思う」

中村俊輔(セルティック)
「この大会はオーストラリアも苦しんでいる。ワールドカップで決勝トーナメントに進出した国が1分1敗なんて、やっぱり暑さが影響しているのかもしれない。普通なら動けて技術のあるチームが厳しくなる。それがアジアカップの特徴だし、難しいと思う。
 (PKの得点について)3点目を取れば、試合が終わるというのはみんな頭にあった。2点目を取ったら、3点目を取りに行くと。あの時のイエローカードについては、全く分からない。ボールを置いたらイエローをもらった。
 (グループリーグ最終戦のベトナム戦は)移動したくないから絶対に勝ちたい(2位通過だとタイに移動)。でも今日も、後半だけを見たら負けている。失点シーンも人数が揃っていたのにやられた。反省しなければいけない」

鈴木啓太(浦和レッズ)
「(足のケガについて)詳しくは分からないが、右足のすねのところ。最初はプレーできていたが、途中で足を着いた瞬間に、できないかなと思った。
 今日は早い時間に点を取れたことで、焦らずに試合を進められた。(グループリーグ最終戦のベトナム戦については)いい準備をしたいし、勝てば1位通過できる。ただ、相手より休みが1日少ないし、厳しくなると思う。今日の失点の場面も自分が絡んでいるので、反省しないといけない」

中村憲剛(川崎フロンターレ)
「前半にうまく3点取れて、自分達の狙っていた中東勢の弱点、特にボールウォッチャーになる部分を突くことができた。サイドを崩してのセンタリングなどが、うまくハマった。(第1戦の)カタール戦は追いつかれたので、そうならないように最後までコミュニケーションを取っていこうと話していた。
 自分の役割は、サイドチェンジとボールを回すこと。フリーの選手を簡単に使いながら、前に行くことも仕事だった。2点目の場面は加地君がフリーだった。カタールよりUAEの方が引いてこなかったので、入れやすかった。(3点目のPKにつながったパスは、)ヤット(遠藤)さんの声が聞こえたので、あの場面ではシュートを選択せずに出した」

遠藤保仁(ガンバ大阪)
「(後半の1失点は)完全にやってはいけない点だった。相手のゴールエリア付近から誰も触れず失点してしまったので、あそこは反省しなければ。得失点差を考えても痛い。今日の試合はまず、先制点を取って、失点しないことを考えていた。勝つことが第一だった。その面では、ベンチを含めて意思統一できて戦えたと思う。
 (高原が下がったあたりから、攻撃の形が作れなくなったが?)最後は回すだけになったが、一時期リズムが悪い時間もあったのは課題。終盤は相手に退場者も出てラッキーな面もあった。1つ勝ったことで、勢いが付くと思う。次が一番手強い相手。1位で通過できれば、またここでできるし、負けることは許されない。
 (次戦のベトナムの印象は)とにかくよく走るし、あれだけのサポーターの後押しを受けて勢いに乗っているので、気を付けなければいけないと思う」

高原直泰(フランクフルト)
「昨夜は全然寝られずに、体調を崩した。試合前にだいぶよくなったが、試合をやるにつれて悪くなった。無理してプレーするより、フレッシュな選手を入れる方がチームのためだと思ったので、自分で交代を要請した。今はだいぶ落ち着いてきた。次のベトナム戦も、もちろんやるつもりで準備する。休むつもりは全くない。(2得点について)フィニッシュの場面で、ゴールできる場所にいることが大事。監督からは引かなくていいと指示されていたので、前気味のポジションを取って、タイミングを見てスペースに入りながら動いた。
 勝たなければいけない試合で、勝てたことが良かった。勝たないとチームの雰囲気が上がってこない。結果を出すことで、次に向けて頑張っていこうという、リズムを掴みたかった。こういう大会は、勝ち進めば勝ち進むほど力になる」

【日本代表・オシム監督Q&A】

非常に暑い中で、選手のプレーはよくなった?

「一番うれしいことは私だけでなく、選手達が元気に試合を終えることができたこと。試合結果よりも、選手・スタッフの誰もが心臓発作を起こさなかった。それほど困難な気象条件だったと思う」

高原のケガの状況は?

「それほど深刻なケガではないと期待している。しかし高原が出られなければ、日本がダメになるということでもない」

このような条件でエレガントなプレーができたことについては?

「ゲームを左右したのは、どちらが相手を走らせることができたか、ということ。結果として、我々の方がボールをより多く動かして、対戦相手をより走らせて疲れさせることができた。今日の試合は90分どころか、45分でも大変だったと思う。しかしボールは疲れないので、気温には関係なく走らせることができる。結果的にはこちらのペースで試合を運べたし、勝つことができた。しかし、もしUAEが先制していたら、どんな試合になっていたか分からない。その場合、我々の方が走らされていたかもしれない」

日本の終盤のパフォーマンスについては?

「その時が一番良い試合をしていたかもしれない。論理的ではないが。その時間から試合終了までの間、おそらく日本のボールポゼッションが95パーセントくらいで、UAEはほとんどボールに触れることができなかった、そういう試合展開だったと思う」

選手交代の目的は?

「交代理由は、リードしている状況で、間違いなく試合を無事に終わらせることだった。ある選手には少し休みを与えて、別の選手には代表のレギュラーになるようなアピールのチャンスを与えた」

高原はゴールへの嗅覚が抜群だが、ほかの日本の選手についてはどう?

「彼がドイツでプレーしているのは、それが理由だ。つまり高原がドイツでプレーしているのは偶然ではないということ」

高原はどこをケガした?

「(この後も)プレーができればいいと思う。もし高原が出場できなければ、大きな問題になるだろう。代わりの選手を出場させて、埋め合わせしなければならない。方法はいくらでもある。負傷ではなくて、疲れではないだろうか。疲れてくると、体全体に痛みを感じるものだ」

≪超サカ採点表≫
【日本代表】
GK:
1.川口能活 5.5
DF:
21.加地亮 5.0
22.中澤佑二 6.0
6.阿部勇樹 5.5)
3.駒野友一 6.0
MF:
10.中村俊輔 6.5
(71分15.水野晃樹 6.0)
13.鈴木啓太 6.5
(77分2.今野泰幸 --)
14.中村憲剛 5.0
7.遠藤保仁 5.5
FW:
19.高原直泰 7.0
12.巻誠一郎 5.0
(67分8.羽生直剛 6.0)
【UAE代表】
GK:
1.M・ナスル 5.5
DF:
21.H・ファヘル 5.5
6.ラシド・A 5.0
14.B・サイード 4.0
8.H・アリ 5.0
MF:
2.A・ジュマ 6.0
20.H・サイード 5.5
5.E・アリ 5.5
(46分19.S・アルカス 6.0)
FW:
7.K・ダルビッシュ 6.0
(46分13.A・モハメド 5.5)
10.I・マタル 6.0
15.M・アル・シェッヒ 5.5
(56分22.M・カシム 5.5)

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