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2007.09.08.SAT

☆PK負け★
3大陸トーナメント第1戦結果

オーストリア代表0−0(PK4−3)日本代表
(オーストリア・ヒポグループ・アレナ・25000人)

主審:マルク(ドイツ)
天気:曇り
気温:17℃
湿度:28%
ピッチ状態:全面良芝

PK戦:
(オ)リンツ○
(日)中村俊輔○
(オ)アウフハウザー○
(日)遠藤保仁○
(オ)スタントフェスト○
(日)中村憲剛○
(オ)ガリクス○
(日)今野泰幸×
(オ)ヒデン×
(日)中澤佑二×

≪出場メンバー≫
【オーストリア代表】
GK:
1.ペイヤー
DF:
14.ガリクス
3.プレドル
4.ヒデン(cap)
5.フクス
MF:
7.スタンドフェスト
6.アウフハウザー
8.サウメル
(86分16.サルムッター)
10.レイトゲブ
FW:
11.クルジッチ
(75分19.ハルニク)
(84分15.プラガー)
18.メルツ
(59分9.リンツ)
ベンチ:
21.マニンガー
2.ゲルカリウ
13.パトツカ

フォーメーション
(4-4-2)

  18  11
 10     7
   8  6
5  4  3  14
    1

【日本代表】
GK:
1.川口能活(磐田)(cap)
DF:
21.加地亮(G大阪)
22.中澤佑二(横浜M)
4.田中マルクス闘莉王(浦和)
3.駒野友一(広島)
(89分2.今野泰幸(FC東京))
MF:
7.遠藤保仁(G大阪)
13.鈴木啓太(浦和)
17.稲本潤一(フランクフルト)
(71分14.中村憲剛(川崎))
10.中村俊輔(セルティック)
FW:
15.田中達也(浦和)
(71分16.松井大輔(ルマン))
20.矢野貴章(新潟)
(75分12.巻誠一郎(千葉))
ベンチ:
GK:
18.楢崎正剛(名古屋)
23.川島永嗣(川崎)
DF:
5.坪井慶介(浦和)
MF:
24.橋本英郎(G大阪)
8.羽生直剛(千葉)
25.山瀬功治(横浜M)
9.山岸智(千葉)
FW:
11.佐藤寿人(広島)

フォーメーション
(4-4-2)

  20  15
 10     7
  17  13
3  4  22  21
    1

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オーストリア遠征の
日本代表メンバー23名


≪各種データ≫
ボール支配率:
オーストリア…40%
日本…60%
シュート数:
オーストリア…4
日本…13
PK数:
オーストリア…0
日本…0
CK数:
オーストリア…0
日本…4
直接FK数:
オーストリア…10
日本…16
間接FK数:
オーストリア…2
日本…3
OS数:
オーストリア…2
日本…2

スイス代表2−1チリ代表

 3大陸トーナメントが7日、オーストリアで開幕し、日本代表はクラーゲンフルトで地元オーストリア代表と前後半を0−0で終了後、大会規定によるPK戦で3−4で屈した。オーストリアは勝ち点2、日本は同1。オシム監督就任後の通算成績は10勝5分け(PK戦は引き分け)3敗となった。
 オシム監督指揮下で初の欧州遠征となった日本は、序盤から中村俊(セルティック)を中心にパスをつなぎ優位に立った。しかし、後半途中からの松井(ルマン)の投入も実らず、最後までゴールを割れなかった。PK戦は4人目の今野(FC東京)5人目の中澤(横浜M)が相次いで失敗した。
 この大会はオーストリア、スイス、日本、チリが参加し、それぞれが2カ国と対戦し優勝を争う。ウィーンでのスイス代表vsチリ代表は2−1でスイスが勝った。日本は11日にスイスと対戦する。

【イナが本領発揮】
 オシムジャパンで2試合目の稲本潤一が攻守に持ち味を発揮した。「体は動けていた。個人としては良かった」。途中交代で退くと胸を張って指揮官と手を合わせた。
 前回出場した6月のコロンビア戦は、慣れないトップ下で戸惑った。今回は所属するフランクフルトと同じで得意の守備的MF。立ち上がりから積極的にタックルを仕掛け、パス回しにもスムーズに絡んだ。
 前半20分、ペナルティーエリア手前でシュート体勢に入ろうとしたMFアウフハウザーから鋭いスライディングでボールを奪った。「あの選手がちょこまかやるのが危ないと分かっていた」と相手戦力をしっかり見極め、ピンチの芽を摘んだ。
 前半終了直前には、鋭い縦パスで中村俊がGKと1対1になる絶好機をつくった。「いくつかあったチャンスを決めていれば違う結果になっていた」と遠回しに言ったが、頭にはこの場面が浮かんでいただろう。
 「何回も中盤でボールを取ったし、みんなに僕がどういう選手か分かってもらえた」。頼もしい選手が帰ってきた。

【松井は見せ場なし】
 フランスリーグ1で今季好調の松井大輔が、オシム監督の下で初めてプレーした。後半26分からトップ下に入り、何度か得意のドリブルで突破を狙った。
 出場時間が短く、目立った活躍はなかった。久しぶりの代表復帰で、周囲のペースに合わせるのに苦労しているようだった。「体が重かった。練習にもついていけていないし、まだまだです」と浮かない表情だった。

≪各選手コメント≫

川口能活(ジュビロ磐田)
「相手の守備がしっかりしていたし、相手が高かったので、クロスを何本か上げたけど相手の組織的守備を崩しきれなかった。みんな時差もあるし、完璧なパフォーマンスを求めることは酷だとは思う。でもそういう中で選手達はスキルを出していた。全部が全部うまくいかないけど、やろうという姿勢は見えたと思う。ただ、勝負に行く部分が足りない。散らすパスだけになってしまう。そこは修正する必要があった。散らすだけの攻めが多かった中で、松井(ルマン)が途中から入ってアクセントになったし、攻撃にリズムが生まれてきた。ああいう形だと変化がつけられると思う」

田中マルクス闘莉王(浦和レッドダイヤモンズ)
「アウェーの雰囲気に慣れるのが久しぶりだったが、自信を持ってやった。主導権を握っていたが、もう少しチャンスを生かすようにしたい。もう少しリスクを冒す必要がある。チャンスのところでは体を張ったり、飛び込むところだったり、そういう攻めをやっていかないと。正直、もっと前線に上がりたかったけれど、仲間を信じることも大切。チームとしてはいい方向に向かっている」

遠藤保仁(ガンバ大阪)
「全体的にタテに間延びしてしまった。それで能活さん(川口)のキックが多くなった。もっと自分達が高い位置でボールをもらうようにしたかった。まずはしっかりボールを回すこと。どうしてもディフェンスラインが下がったり、中盤も僕やシュン(中村俊)が下がってしまった。そのあたりは修正が必要だと思う」

稲本潤一(フランクフルト)
「チーム全体として、シュートやスピードの変化が足りなかった。ベンチからサイド攻撃や、速いクロスを入れろという指示が出ていたが、あれだけでかい人がゴール前にいるとなかなか崩せない。でも後半になって(中村)憲剛が入って、シュートの意識は出ていた。自分も、もう少しシュートの意識を持てればいいと思う」

中村俊輔(セルティック)
「欲を言えば勝てた試合。アタッキングエリアに入った時の、FWとの連係がもっと良くなるといい。全体によく動くけれど、単調になってしまうので、前で張っている選手がダイレクトで出してのワンツーや、それを使う振りをしてまた別に展開するといった工夫をしていかないと。ただ、ゴールへの動き方は良かった。(松井については)ドリブルで前まで持って行ってくれる。松井君みたいなタイプは今までにいなかった。1人で持っていけるから、周りがサポートできればいい。監督はシンプルにやれと言うが、チーム全体がいい形を作ろうとしすぎる。松井君みたいに自分で仕掛けていいと思う」

田中達也(浦和レッドダイヤモンズ)
「僕が最初のチャンスを決めていれば、チームとして残り時間をもっと楽に戦えたと思うので申し訳ない。コンビをもっと高めていけばさらに良くなると思う」

矢野貴章(アルビレックス新潟)
「前半はバタバタしていて、最初はボールの起点を作るポイントがなかなかできなかった。ポジションごとの動きも少なかったし、中盤の選手との出入りがもっとできたらいいと思ったので、ハーフタイムにそういう話をして、修正できた。後半はある程度起点になれたし、攻撃も徐々にいい形になったと思う。(田中達との連係は)試合前からお互いの距離やタイミング、動き出しなどを話し合っていた。ただ、練習ではなかなか一緒にプレーする時間がなかったし、難しかった。決定的な仕事をしたかったが、できなくて悔しい」

松井大輔(ルマン)
「みんな1対1で行こうとしていなかったので、自分は行きたいと思った。1人、2人と抜ければ良かったが、抜けなくて、もうちょっと。チームとしてパスは回るので、あとは最後の仕掛け。ポゼッションでもいい時間帯はあるし、タイミングや状況によるけれど、そこを選手が分かればいい。(途中出場するまでベンチで)見ていて歯がゆかった。もっとガンガン行っても、失うものは何もない。自分はそういうことをやったつもり。でも、あまり存在感は示せなかった。まだ時間が足りない面はある。まだまだ動けていない。正直、全然満足していないけれど、次につなげられたらいい」

今野泰幸(FC東京)
「(PKの時はGKが左に動いたのが見えた?)全然見えてない。コースは最初から決めていた。(残り3分間で何をやろうとしていた?)急だったので、いつも通りに。まず失点しないようにして、チャンスがあれば攻めようと思っていた。(ベンチから見ていて)日本の方がチャンスは多かったので早く点数が入らないかなと思っていた。(アウェーのスタジアムの雰囲気については)もっとすごいのかなと思っていた。ピッチは悪かった。(スイス戦については)まだ整理できていない。明日からの練習をしっかりやりたい」

オーストリア代表ヒッケルスベルガー監督
「皆さんがご覧になった通り、客観的に見て(日本は)自分達より高いレベルの相手だった。0−0というスコアは、運が良かったと思う。PK戦で勝ったが、パフォーマンス面で、まだまだ向上できる部分がある。選手には、あらかじめ日本の情報を渡していたので、どういった展開になるか、彼らは想像していたと思う。日本はオーストリアまで来て、新しいスタジアムの写真を撮りに来たわけでない。彼らは優秀なカメラを作るだけでなく、優秀なサッカーをすることを証明したと思う。
 日本は中盤において、我々よりも素晴らしい。ペナルティーエリアまでは、我々は押されていた。ただし日本には、決定力のあるFWがいない。オシムにとって、これは難しい状況だ。しかし、我々も中盤には優秀な選手がいない状況だ。我々の問題は、中盤の選手の能力だけでなく、ボールがないところでの動き、フリーランニングが足りなかった。日本のような、いいコンビネーションを見せることもできなかった。
 スタジアムのブーイングについては理解できる。しかしブーイングが、我々の大きな助けになるわけではない。後半はパフォーマンスが多少は向上したが、まだまだ満足できるものではなかった。今日は私にとって長い夜になる。チームのビデオを見て、なぜこんなプレーをしたのかを考えたい。明日の昼に会見が予定されているが、そこでもう少し詳しい話ができると思う。どうしても今、聞きたいことがあれば答えるが――ないようなので、これにて切り上げたい」

【日本代表・オシム監督Q&A】

(地元記者)オーストリアから離れて数年経つが、オーストリアはどのくらい進歩したと思う?

「まず、美しいスタジアムができた。このようなものは、私がいた時にはなかった。サッカーのレベルも上がったと思う。全ての分野において言えることだが、人生と同じで、サッカーも進歩している。皆さんは今日のパフォーマンスには満足していないようだが、20年前のサッカーと比べれば圧倒的に進歩している。ノスタルジックな要素を皆さんお持ちだろうが、それはネガティブなものが含まれている」

アジアカップと同様、日本のクオリティーの高さが見られたと同時に、問題も見られたと思う?

「どのような質問だろうか。もちろん私も同じものを見ていた。どう答えればいいのだろう。私もよく観察していたから分かるが、パフォーマンスに問題があるからといって、選手をチームから出したとしても、それでパフォーマンスが上がるものではない。サッカーはそんなに単純なものではない。非常に複雑なもの」

(地元記者)ヒッケルスベルガー監督が、日本代表はオーストリア代表よりレベルが高いといっていたが?

「2人とも立場が違うので、自分としては逆のことを言いたい。こちらにも修正点があった。オーストリアもそれなりのプレーをしていた。確かに、コンビネーションやカウンターなどでうまくいかないところはあったが、それらは全て個人的なミスによるものだった。スペースがなかったり、トラップミスしたり、そのような細かいミスがあったと思う。ただし、守備を固めてカウンターという方向性は間違いなかったと思う」

ヒッケルスベルガー監督は「16メートルまでは素晴らしい。ただ、その後が」と言っていたのが「ストライカーがよくない」と訳されていた。オシム監督は「内容が大事だ」と言っていたが、それは「しっかりしたシュートチャンスを作る」という意味だったと思う。そこでの課題があったと思うが?

「もしかしたらピッチの縦の両サイドを16メートル狭くしたら、日本はもっと点が取れるかもしれない。もちろん、ボールを奪ってからゴールに向かうまでには距離がある。もっと効率よくチャンスを作らないといけない」

(地元記者)16メートルまでは素晴らしいのに点が取れないというのは、欧州でプレーできるようなFWがいないということ?

「根本的に優秀なFWというのは、どのチームにも必要である。ただし、例えばバルセロナなどを見ていても、彼らは素晴らしいFWがたくさんいるにも関わらず、毎年新しい選手を探している。これは全てのチームに当てはまることだと思う。質の高い優秀なFWを探し求めるのは、どこのチームでも苦労している。我々には、フランクフルトでプレーしている非常に優秀なFW(高原直泰)がいるが、彼だけに頼ることはできない。ケガやレッドカードで出られない状況も考えて、今日の試合はある意味、良いテストになったと思う。もちろんイングランドやイタリアなどでも、優秀なFWというものは求められている。Jリーグでは、FWのポジションはよくブラジル人選手がスタメンでプレーしているので、日本人の個の高い能力を持ったFWが出てくるのは難しいかもしれない。ブラジル人が日本人になるには、少なくとも6〜7年はかかるだろう。その頃には、私は死んでいるかもしれない(笑)」

(地元記者)オーストリアが前半38分頃からブーイングを受けたことについて、どう思う?ビックリした?

「数年前なら驚いたが、今は驚かない。素晴らしいではないか、観客は38分までブーイングしなかった。そこまで待ってくれたのだから、優しいではないか。チームによっては、試合が始まってすぐにブーイングを受けることもある。場合によっては、試合が始まる前からブーイングが起こることもある。だから、38分までブーイングなしでプレーができて、幸せだったのではないか(笑)」

(地元記者)PK戦でまたロッカールームに引っ込んだが、これはノスタルジアによるもの?

「PK戦になると、自然に体がロッカールームに向かう(笑)」

≪超サカ採点表≫
【オーストリア代表】
GK:
1.ペイヤー 6.0
DF:
14.ガリクス 5.5
3.プレドル 5.0
4.ヒデン 5.5
5.フクス 5.5
MF:
7.スタンドフェスト 5.5
6.アウフハウザー 5.0
8.サウメル 5.5
(86分16.サルムッター --)
10.レイトゲブ 5.5
FW:
11.クルジッチ 505
(75分19.ハルニク --)
(84分15.プラガー --)
18.メルツ 5.5
(59分9.リンツ 5.5)
【日本代表】
GK:
1.川口能活 5.5
DF:
21.加地亮 5.0
22.中澤佑二 6.5
4.田中マルクス闘莉王 6.0
3.駒野友一 6.0
(89分2.今野泰幸 --)
MF:
7.遠藤保仁 6.0
13.鈴木啓太 6.5
17.稲本潤一 7.0
(71分14.中村憲剛 6.0)
10.中村俊輔 7.0
FW:
15.田中達也 5.5
(71分16.松井大輔 6.0)
20.矢野貴章 5.5
(75分12.巻誠一郎 5.5)

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