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2006.05.09.TUE

☆敗れる★
キリンカップサッカー2006・第1戦結果

日本代表1−2ブルガリア代表
(大阪長居スタジアム・44851人)

主審:ダビラ
副審:アロンソ、ビラテ
第4審判:ゴンザレス
天気:曇り一時雨

≪得点者≫
日本:巻76
ブルガリア:S・トドロフ1、ヤネフ89

≪出場メンバー≫
【日本代表】
GK:
23.川口能活(磐田)
DF:
2.田中誠(磐田)
(61分8.小笠原満男(鹿島))
5.宮本恒靖(G大阪)(cap)
22.中澤佑二(横浜M)
MF:
21.加地亮(G大阪)
25.村井慎二(磐田)
(44分14.三都主アレサンドロ(浦和))
15.福西崇史(磐田)
(61分18.小野伸二(浦和))
30.阿部勇樹(千葉)
(83分35.長谷部誠(浦和))
4.遠藤保仁(G大阪)
FW:
28.玉田圭司(名古屋)
36.巻誠一郎(千葉)
(77分37.佐藤寿人(広島))

フォーメーション
(3-5-2)

  36  28
25   4   21
  15  30
 22  5  2
   23

【ブルガリア代表】
GK:
1.コレフ
DF:
6.キリロフ
3.トプザコフ
20.アンゲロフ
2.ミラノフ
(46分5.V・イリエフ)
MF:
8.ヤンコビッチ
(26分18.G・イリエフ)
4.ルシオ・ワグネル
21.テルキスキー
17.M・ペトロフ(cap)
(86分11.ヤネフ)
FW:
9.S・トドロフ
(63分14.ドモフチスキー)
13.Y・トドロフ

≪各種データ≫
ボール支配率:
日本…52%
ブルガリア…48%
シュート数:
日本…20
ブルガリア…8
枠内シュート数:
日本…6
ブルガリア…5
PK数
日本…0
ブルガリア…0
CK数
日本…9
ブルガリア…1
直接FK数
日本…12
ブルガリア…12
間接FK数
日本…4
ブルガリア…0
OS数
日本…4
ブルガリア…0

国際親善試合、キリンカップサッカー2006は9日、大阪・長居陸上競技場で開幕し、日本代表はブルガリア代表に1−2で敗れた!日本は試合開始直後に右サイドへのロングパスから崩されて先制点を許した。後半31分に先発の巻(千葉)がゴール前で三都主(浦和)のシュートの角度を変えて一度は同点に追いついたが、試合終了間際にFKを直接決められた。7日にJリーグの試合があった浦和と鹿島の選手は先発から外れた。日本は13日にスコットランド代表と対戦し、15日にW杯に臨む23選手が決まる。

【W杯前に重い教訓】
W杯を前に、日本にとっては教訓が残る開始直後の失点となった!一度は同点としたが、後半ロスタイムにFKから痛恨の失点。結局、開始直後の失点が重くのしかかった。キックオフから1分。マークやポジションも整わない中でゴールを許した。相手の鋭いサイドチェンジのパスが日本の3バックの左を突く。Y・トドロフが中澤をかわしてクロス。近いサイドに走り込んだS・トドロフがボールを押し込んだ。その後は日本ペース。トップ下に入った遠藤がボールを動かし、玉田が復調を印象づける素早い動きで再三シュートにつなげるが、決まらない。小野、小笠原を投入し、後半31分に同点としながら最後は1点に泣いた。ジーコ監督は「点を取れる時に取っておかないと痛い目に遭う」と言った。同点に追いついた反発力は評価できるが、W杯では序盤の失点は致命傷となる。頑強なDFが揃うオーストラリア、クロアチアに先制されては、日本の攻撃力でこじ開けるのは難しい。W杯まで残り1ヶ月。この教訓を生かすかどうかが、日本の命運を握っている。

【嗅覚感じさせるゴール】
FWとしての嗅覚を感じさせる同点ゴールだった!後半31分、代表生き残りに闘志を燃やす巻が見せた。「ボールが来そうなコースに入っていけた」という位置取りの良さが光った。三都主が放ったシュート制のボールがDFをすり抜け巻の足下に。「この辺に当たった」と右ふくらはぎを指して活躍シーンを振り返った。出発前のホテルで先発出場を告げられたという。「心も体も準備していたから焦りはなかった」。前線で守備にも駆け回り、前半25分には福西のロングボールから右足でボレー。「もうちょっとという場面が何度かあった」と悔やんだが、ゴールへの意欲はピッチから強く伝わってきた。今季のJリーグでは6ゴールと必死のアピールを続け、勢いそのままに代表では今年3点目。「自分のいいところを全部出したい」と話していたFWがまさに有言実行。W杯への夢をつないだ。

≪各選手コメント≫

宮本恒靖(ガンバ大阪)
「(最後の失点シーンは)難しいボールだった。ラインを早く下げてしまったので、もう少し遅くしていたら、キーパーにも見える時間があったかもしれない。勝ちたいという気持ちと、キリンカップで優勝したいという気持ちがあって、全体的に前掛かりになっていたと思う。あの時間帯(終了間際)でセットプレーを与えないようにしないといけない。最初の失点も、試合の入り方が悪くて、裏に走られたところから。見直す必要がある。最初と最後を修正しないと。ただし、今日はポジティブな面もあった、前半で自分達の流れを作ることができたし、4−4−2になってもシュートを打つことができた。セットプレーも惜しいものがいくつかあった」

玉田圭司(名古屋グランパスエイト)
「(かつて柏レイソルでチームメートだったブルガリア代表のストイコチフ監督について)昔かわいがってもらったので、今日は自分の成長した姿を見せたかった。(ジーコの期待には?)応えられていない。課題は、やっぱりフィニッシュ。(どうやったら決められるんですかね?)それはこっちが知りたい。力がないということだと思う。(巻と遠藤と組むのは初めてということだが?)悪くはなかったと思う。もっと絡めればよかった」

巻誠一郎(ジェフユナイテッド市原・千葉)
「あと1本、ゴールできたと思う。ああいう展開では決定力が必要。(ゴールについては)DFの足に当たったけれど、ちょっとでもコースを変えるように意識していた。こっちに(ボールが)来ると思って、しっかり準備はしていた。次もチャンスがもらえると信じている。(スタメンについては)今日言われた。ただし、勝ちにつながらず残念」

佐藤寿人(サンフレッチェ広島)
「(小笠原からのフィードを受けて、シュートを打てたかもしれないシーンについて)あれは、足が届かなかったわけではない。ボールが悪かったわけでもなくて、もっとスピードで調整できたと思う。キーパーの頭越しに、ゴールを決められていたら格好よかったね、と(小笠原)満男さんと試合後に話をした。今日が最後の試合ではないし、あともう1回(13日のスコットランド戦)で結果を残さないと。いい形でこの大会を終えたい。もう負けられないし、個人としてもアピールしなければならない。日本での最後の試合なので、いいゲームをサポーターには見てもらいたい」

小野伸二(浦和レッドダイヤモンズ)
「もっと簡単にワンタッチ、ツータッチで、パスをつなごうとか、中を使ったら次は外ということを意識した。後半は相手も疲れていた。自分のコンディションは悪くない。前の方でやらせてもらったので、ゴールを狙う気持ちだった。そんなにプレッシャーもなくて、はっきりいって余裕を持ってプレーする時間があった」

日本代表・ジーコ監督
「悪い展開ではなかったが、チャンスをつくりながら得点を決められず、序盤と最後に決められて痛い目にあった。取るところで確実に取らなければいけない。(最終選考に迷いを感じさせる選手はいた?また、久保はなぜ出場しなかった?)今日は多くの選手がピッチに立ったわけだが、みんな気持ちを入れてやってくれた。1人1人の力は分かっているが、みんな(プレーに)気持ちが入っていて自分としてはうれしかった。彼らの頑張りは賞賛に値する。ただし最終メンバーについてのベースは頭にある。久保については昨日の練習で、ドクターから、練習後に踏み込んだときに違和感があるという報告があった。今日、診てもらって骨には異常はないということだったが、ちょっと怖さがあるということで巻をスタメンで使った。本人から申し出があったことはプロらしい行為だったと思うし、しっかりと治して次の試合に臨んでほしいと思う。(試合とは離れるが、来日して15年で日本から学んだこと、それから監督就任から4年を振り返って感じることは?)日本に来て一番学んだのは、人権の尊さ、他人を尊重すること、生きているもの全てに対する日本人の感性の豊かさ、といったものだ。これらは自分の中で教訓となっているし、今後、自分がどこで何をするにしても生かしていくことができると思う。それから監督になって4年になる。日本のサッカーの経験、技術といったものが高まっている中での就任となったが、そこで自分がやりたかったのが、精神的な問題。リードされても、リードしていても、バランスを取るということ。それが技術を生かす意味で重要だと思った。そうしたことは、自分が就任してやれていると思うし、それができるようになれば、日本も勝負強くなれると思う。はやる気持ちを抑えながら、前後左右のバランスを整えながら気持ちを前に出せるような戦い方。それからミスを恐れないこと。もちろんミスというものは最小限にとどめなければならないものだが、ミスを恐れるあまり積極性がなくなってしまうと、消極的なプレーになってしまい、トライしなくなってしまう。同じミスを繰り返さずにトライするということ、そうした強い気持ちは今でも日本の選手に学んでほしいと思う」

ブルガリア代表・ストイチコフ監督
「とても満足している。ブルガリアから来て時差ボケもあったし、プレッシャーもあったが、選手はいいプレーをしたと思う。(日本代表の印象と、今日の具体的な勝因は?)昨日も言ったが、日本は強いチーム。ジーコ監督も実力のある監督で、全体的に今日の試合、日本代表の印象はよかった。ただ、どうすれば勝てるかということは分かっていたし、その自信もあった。(日本がW杯でクロアチアに勝つためのアドバイスは?)ジーコ監督にアドバイスをする権利は私にはない。ただ、監督が選手の特徴を理解し、しっかりとした戦術を考えることが大切だと思う」

日本サッカー協会・川淵三郎キャプテン
「点は取れる時に取らないといけない。シュートは枠の中に打たないと入らない。面白い試合だったが、終わり方にはストレスが残る。残り10分くらいから、何となく(選手が)ボーッとしていた感じがした」

≪採点表≫
【日本代表】
GK:
23.川口能活 4.5
DF:
2.田中誠 5.0
(61分8.小笠原満男 5.5)
5.宮本恒靖 5.0
22.中澤佑二 5.0
MF:
21.加地亮 5.5
25.村井慎二 6.0
(44分14.三都主アレサンドロ 6.0)
15.福西崇史 5.0
(61分18.小野伸二 6.5)
30.阿部勇樹 5.5
(83分35.長谷部誠 --)
4.遠藤保仁 6.0
FW:
28.玉田圭司 5.5
36.巻誠一郎 6.5
(77分37.佐藤寿人 5.5)

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