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本日の超最新情報
2004.06.17.THU

☆初勝利★
ユーロ2004グループリーグ・グループA結果

ギリシャ1−1スペイン
≪得点者≫
ギリシャ:ハリステアス66
スペイン:モリエンテス28
≪出場メンバー≫
スペイン
GK:カシージャス
DF:マルチェナ、プジョル、エルゲラ、ラウル・ブラボ
MF:バラハ、アルベルダ、ビセンテ、エチェベリア(46分ホアキン)
FW:ラウル(80分トーレス)、モリエンテス(65分バレロン)

ユーロ2004は16日、大会5日目を迎え、グループAのギリシャvsスペインの一戦は1−1の引き分けに終わった!この結果、初戦をともに勝利していた両チームは勝ち点を4に伸ばし、決勝トーナメント進出の望みをグループリーグ最終戦につなげた。その最終戦では、ギリシャがすでにグループリーグ敗退の決まったロシアと、スペインがホスト国ポルトガルと顔を合わせる。試合は序盤から、攻撃的な姿勢を見せたスペインが主導権を握る。第1戦同様、トップのモリエンテスを中心に、右のエチェベリア、左のビセンテが積極的な動きでリズムを作ると、幾度となく好機を演出。そして28分には、ペナルティエリア内でルーズボールを拾ったラウルが絶妙なヒールキックを見せると、これを受けたモリエンテスがDFをかわして、難なく先制弾を叩き込んだ。1点を先制したスペインは、後半開始と同時に右サイドのエチェベリアを下げ、ホアキンを投入すると、そのホアキンが度々右サイドから好クロスを供給。53分にはラウルの頭にピタリと合わせたが、シュートは惜しくもバーの上に。62分にもDFを振り切りセンタリングを試みたが、このボールはわずかに受け手とのタイミングを逸した。どうしても2点目が欲しいスペインは65分、モリエンテスを下げ、バレロンを起用した。しかし、その1分後、ギリシャがスペインDFの一瞬の隙を突き、ハリステアスが左足で同点ゴールをマーク。後半途中からジャンナコポウロス、カラグーニスを下げ、ニコライディス、ツァルタスらを投入し、攻撃的布陣にシフトしていたギリシャが試合を振り出しに戻すことに成功した。その後も地力に勝るスペインが優勢に進めたが、再びゴールネットが揺れることはなかった。75分には右CKにフリーのイバン・エルゲラがヘッドで合わせたがGK正面。77分にも右CKからバレロンがボレーで狙ったが、ギリシャDFの体を張った守りに阻まれた。試合後、1点のビハインドを跳ね返し、グループリーグ突破に向け、貴重な勝ち点1を挙げたギリシャのレーハーゲル監督は「(この結果)決勝トーナメント進出へのチャンスは十分ある。スペインの攻撃は素晴らしかったが、私たちも最後まで戦い続けた。後半途中から、リスクを冒して3トップにしたことが同点ゴールにつながったと思う」と満足げにコメント。一方、勝ち点1は挙げたものの、最終戦にホスト国ポルトガルとの一戦を残すスペイン。サエス監督は「後半の一度のミスで引き分けに終わってしまった。よく攻めてたけど、決定力が足りなかった。前半はすごくいい感じで、ゴールも決まった。ギリシャに同点にされたのには驚いた。それでも、我々はチャンスを作り続けていたのに…。ゴール前ではツキがなかったけど、やり方は間違ってない」と振り返った。

ロシア0−2ポルトガル
≪得点者≫
ポルトガル:マニシェ7、ルイ・コスタ89
≪出場メンバー≫
ポルトガル
GK:リカルド
DF:ミゲル、リカルド・カルバーリョ、アンドラーデ、ヌーノ・バレンテ
MF:コスティーニャ、マニシェ、デコ、シモン(63分ルイ・コスタ)、フィーゴ(78分C・ロナウド)
FW:パウレタ(57分ヌーノ・ゴメス)

グループAのもう1試合、ロシアとポルトガルの対戦はマニチェのゴールで先制した地元ポルトガルが2−0と勝利を収め、大会初白星を飾った!敗れたロシアは1試合を残してグループリーグ敗退が決まり、大会からの敗退第1号となってしまった。格下とみられていたギリシャに初戦で敗れ、風当たりの強くなっているポルトガルのスコラリ監督は、ルイ・コスタに代えてデコを先発に起用するなど開幕戦から先発メンバーを4人変更。特に最終ラインは、ベテランのコウトもベンチに下げ、3人を入れ替える大手術を敢行してきた。このテコ入れがいきなり実を結ぶ。立ち上がりからサイドを使ったテンポのよいパス回しを披露していたポルトガルは7分、デコからのグラウンダーの早いクロスを中央のマニチェが振り向きざまにゴールへ叩き込んで先制。アドバンテージを握る。ロシアの方も4日前の敗戦から4人のメンバーを入れ替えて臨んできた。しかし、45分、不用意なバックパスに飛び出したGKオフチンニコフがエリア外でハンドを犯して退場に。2試合連続して10人での戦いを強いられてしまう。この数的優位を活かし、早く安全圏に逃げ切りたいポルトガル。しかし、攻めながらもなかなかゴールが奪えず、64分のフィーゴの決定的なシュートもポストに嫌われてしまう。ようやく終了1分前、途中出場のC・ロナウドのクロスを中央に走り込んだルイ・コスタが決めて追加点。2−0とロシアを突き放した地元ポルトガルが大会2戦目で初勝利を飾った。グループリーグ最終戦にベスト8進出の希望をつないだポルトガルのスコラリ監督は「後半はナーバスになってしまい、相手に付け入る隙を与えてしまった。前半に2点目を入れていれば、また展開が違ったんだろうが…」と試合を振り返る。また、チームに大改革を施したのかという質問には、「フィーゴをめぐる役割に少し手を入れ、数人の選手を入れ替えただけだ」と否定。「いずれにせよ、次のスペイン戦に勝たなくてはいけないんだ」と気持ちはすでに強敵相手の最終戦に向いていた。一方、2連敗を喫し早くも敗退の決まったロシアのヤルツェフ監督は、「選手たちに文句を言うことはできない。よく戦った若い選手たちを誇りに思うし、責任はすべて監督の私にある」と肩を落としていた。

☆ユーロ展望★
ユーロ2004は本日17日に大会6日目を迎える!初戦のイングランド戦では後半ロスタイムにジダンが2ゴールを挙げ、劇的な逆転勝ちを収めたフランス。レイリアでクロアチアに勝てば、準々決勝進出が決まる。肩に痛みを抱えていたマケレレも試合への出場は問題ないとのこと。クロアチア戦には、イングランド戦と同じメンバーで臨むと思われる。サンティニ監督は「クロアチアとスイスが初戦で引き分けているため、ここで勝ち点を6にすることができれば、決勝トーナメントに進出できるだろう。ただ、クロアチアがスイス戦のような戦いをしてくれば、我々も何か打開策を見出さなければならない」とコメントした。対するクロアチアは、フランス戦では引き分け狙いを公言している。このため、3戦目のイングランド戦をにらんで、プルソ、ラパイッチらスイス戦で警告を受けたメンバー5人のうちの数人を温存する可能性がある。ただ、初戦のスイス戦で出場停止だったトゥドールは復帰できる。アシスタントコーチのラディッチは「フランス戦では、勝つことより負けないことの方が重要だ。初めから3戦目のイングランド戦が勝負だと思っていたが、まさにそういう展開になっている」とコメントした。もう1試合では、イングランドがスイスと対戦する。決勝トーナメント進出に望みをつなぐためにも、ぜひとも勝利が欲しいイングランドは、フランス戦での悔しさをコインブラでの一戦にぶつけたいところ。エリクソン監督は「(フランス戦後半ロスタイムの)残り3分のことは忘れて、初戦と同じようなプレーをしないといけない。スイス戦に限らず、残りのゲーム全部」とコメント。また、フランス戦で痛恨のPK失敗を喫したキャプテンのベッカムは「僕らはフランス戦で、スイスも(クロアチア戦の)引き分けで、それぞれフラストレーションが溜まっているはず。早く次のゲームをしたかったし、彼らも攻めてくるだろうが、僕らもスタートから攻撃的に行きたい」と意気込みを語った。ケガ人に関しては、一長一短である。ハムストリングを傷め、フランス戦を欠場したDFテリーは戻って来られるが、スコールズは足首の捻挫で欠場が濃厚。代わりに左サイドに入るのはハーグリーブスになると思われる。一方、スイスはクロアチア戦で退場となったMFフォーゲルが出場停止。劣勢が予想される中、勝ち点を挙げて、グループリーグ突破に向け望みをつなぐことができるか?

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