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本日の超最新情報
2004.06.18.FRI

☆初勝利★
ユーロ2004グループリーグ・グループB結果

イングランド3−0スイス
≪得点者≫
イングランド:ルーニー23、75、ジェラード82
≪出場メンバー≫
イングランド
GK:ジェームズ
DF:G・ネビル、テリー、キャンベル、A・コール
MF:ランパード、ジェラード、ベッカム、スコールズ(70分ハーグリーブス)
FW:オーウェン(72分バッセル)、ルーニー(83分ダイアー)

ユーロ2004の第6日は17日、グループBの2試合が行われ、イングランドはルーニーのユーロ史上最年少ゴールなどでスイスに3−0で快勝し、今大会初白星を挙げた!初戦のフランス戦、90分間プラン通りに試合を進めていたにもかかわらず、ロスタイムに全てを失ったイングランド。そのショックを払拭しようと、立ち上がりから攻勢をかけるも、組織立った守備を見せるスイスを攻めあぐね、逆に不用意なファウルからセットプレーでゴールを脅かされる。しかし23分、その状況を一変させたのはルーニー。ベッカムのクロスをオーウェンがペナルティエリア左でフリーで受ける。切り返しを入れてシュートチャンスを探りつつ、視線の先にはルーニー。落ち着いて折り返しのクロスを上げると、ルーニーがヘッドで押し込む。18歳7カ月、ストイコビッチが1984年に記録した19歳3カ月を抜いてユーロ史上最年少得点者となった瞬間だった。「前半はスイスの方が良かった」。そうエリクソン監督も認めた通り、スイスは先制点を許したものの、前半のシュート数でイングランドを圧倒的に上回るなど内容は良く、後半も五分と五分。だが、60分にハースが2枚目のイエローで退場したことで、全てが崩れた。数的優位に立ったイングランドは75分、バッセルの粘りからルーニーがフリーでパスを受けると、ペナルティエリア内まで持ち込み、この日2得点目をマーク。82分にはオーバーラップして来たG・ネビルの折り返しをジェラードが落ち着いて押し込み、スイスにとどめを刺した。試合後、話題の焦点となったのは、やはりルーニー。「成熟ぶりが見えた。フランス戦でもよかったし、ゴールは生まれて当然だ」とキャプテンのベッカムが若きゴールハンターを絶賛すれば、エリクソン監督も「2ゴールともファンタスティックだった。ルーニーには素晴らしい才能がある」と殊勲者への賞賛を惜しまない。一方、スイスのクーン監督は「10人での試合はこれで2度目。みんな分かっていると思うけど、2点目のシーンはミュラーがファウルされていた。試合は11人対11人でやりたい、10人対12人ではなくてね」と審判の判定を批判していた。

クロアチア2−2フランス
≪得点者≫
クロアチア:ラパイッチ48=PK、プルソ52
フランス:オウンゴール22、トレゼゲ64
≪出場メンバー≫
フランス
GK:バルテズ
DF:テュラム、シルベストレ、デサイー、ガラス(82分サニョル)
MF:ビエラ、ダクール(79分ペドレッティ)、ヴィルトール(70分ピレス)、ジダン
FW:アンリ、トレゼゲ

グループBのもう1試合、クロアチアとフランスの対戦はフランスが先行すればクロアチアがひっくり返す接戦となり、最終的には64分のトレゼゲのゴールでフランスが2−2に追い付き、勝ち点1を分け合った!フランスは初戦で先発したピレスに代えてヴィルトールを起用。司令塔のジダンを中心に安定したパスワークを披露し、さすがに余裕を感じさせる立ち上がりを見せる。22分、ジダンの蹴った左45度からのFKをシルベストルがわずかにコースを代えるとこれがクロアチアDFトゥドールに当たってゴール。1−0のリードで前半を折り返し、このままフランスが勝ち切るかと思われた。しかし、後半開始直後にクロアチアがラッシュを見せる。48分、MFロッソが倒されて得たPKをラパイッチが決めて同点。これで息を吹き返したクロアチアは、その4分後にもプルソがうまいトラップと切り返しから豪快に叩き込んで逆転に成功。フランス相手に逆にリードを奪った。前回王者のプライドにかけても負けるわけにはいかないフランス。再びプレッシャーをかけ始めると、64分、クロアチアDFの不用意なバックパスを見逃さずに詰めたトレゼゲがGKのクリアボールを奪い、そのまま無人のゴールへ。2−2の振り出しに戻った試合はその後、フランスはアンリ、クロアチアはモルナルが決定的なチャンスを迎えたが両GKの攻守でネットは揺らせず、このまま2−2のドローでタイムアップを迎えた。クロアチアはこれで1998年W杯準決勝以来の対フランス3連敗を断ち切り、同カード初の勝ち点を獲得した。バリッチ監督は「欧州最強チームの1つを相手にこのような試合ができて満足している。試合をこなすごとにチームが成長してきた」と話す。そして「我々は、フランス、スイスというスタイルの違う相手とうまく戦った。イングランド相手にそれができない理由はないだろう」とベスト8進出をかけた最終戦に自信を見せた。一方、フランスのサンティニ監督は「今日はポジションやタックルが悪く、相手の長所を出させてしまった。イングランド戦とは逆に我々の方が短時間でゴールを奪われてしまったが、今後、この原因を修正していきたい。今日の試合がチームを目覚めさせる刺激になってくれればと思っている」と、冷静に語っていた。

☆ユーロ展望★
ユーロ2004は本日18日に大会7日目を迎える!初戦では、デンマークの巧みなサイド攻撃に苦しみ、スコアレスドローに終わったイタリア。その上、エースのトッティがデンマークのMFポウルセンに向かってつばを吐いたため、3試合の出場停止処分を受けることに。イタリアのトラパットーニ監督も、ドラゴン(ポルト)でのスウェーデン戦では攻撃のやり方を変えざるを得ないだろう。予選からずっと4−2−3−1の布陣を基本に戦ってきたイタリアだが、ブルガリア戦で大量5ゴールを挙げたスウェーデンに対しては、よりコンパクトな4−3−3を採用する見込み。中盤の3人には、ピルロ、ガットゥーゾ、ザネッティの先発が濃厚で、3トップはビエリ、デルピエロ、カッサーノが有力視されている。トラパットーニ監督は「フランチェスコ(トッティ)は残念がっているし、後悔してる。でも、サッカーでは、こういう時ほどチームワークが生まれるものだ。彼はチームにとって大事なプレーヤーだけど、これまでも不在のゲームはあったし、他のメンバーの奮起に期待する」と結束力の重要さをアピール。また、トッティの欠場によって先発のチャンスを与えられそうなピルロは「彼は自分のしたことをよく分かっているはず。準決勝まで勝ち上がり、彼が戻ってくるのを待っている」とコメントした。対するスウェーデンは、ラーションとイブラヒモビッチの2トップに、攻撃の仕掛け役・リュングベリが第1戦でゴールに絡むなど、好調をキープ。5−0と圧勝したブルガリア戦同様の布陣で臨み、一気にグループリーグ突破(2位以内)を決めたいところだ。一方、初戦でスウェーデンに0−5と大敗したブルガリアは、ブラガでデンマークと対戦する。ブルガリアはケガ人が悩みの種。特に足首を傷めているDFパシンと筋肉の張りを訴えているMFフリストフは不安視されている。エースのベルバトフは「スウェーデン戦は散々な結果だったけれど、もう立ち直ったし、ブルガリアがいいプレーをできるところを証明したい。デンマーク戦ではゴールを狙いたい」と意気込んでいる。対するデンマークはグレンケアが母親の葬儀を終えて、チームに合流。グラベセンの出場停止も解けたため、オルセン監督の持ち駒は揃った。イタリア戦ではコンディションの良さを発揮していたが、ゴールネットを揺らせず引き分け。このため、ブルガリア戦で初勝利を目指す。

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