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本日の超最新情報
2008.04.19.SAT

INDEX

6連勝
J1第7節第1日
名古屋3−2千葉
鹿島0−0G大阪
FC東京4−2川崎
新潟1−0京都
神戸1−1札幌
5−1東京V
横浜M1−1清水
首位名古屋は逆転勝利で破竹の6連勝!
J2第8節第1日
岐阜2−3横浜FC
愛媛1−1仙台
横浜FCは終了間際の劇的弾での逆転勝ちで暫定2位浮上!

追加招集
千葉合宿(21〜23日・習志野市)の日本代表候補メンバーに清水DF高木和道を追加招集!

正式発表
鹿島がバーゼルの元日本代表DF中田浩二(28)の復帰を正式に発表!

追突事故
FC岐阜のGK日野優(25)が横浜FC戦に向かう途中に追突事故を起こし、試合出場を自粛!

契約更新
マンチェスター・ユナイテッドがイングランド代表のDFファーディナンド(29)&MFキャリック(26)と契約更新!

4試合出場停止
セリエB降格危機のパルマの元ポルトガル代表DFコウトが4試合の出場停止処分!

剥奪撤回
サポーターが人種差別問題を起こしたメスの勝ち点1剥奪が撤回!2部降格は変わらず!

辞任?
2010年W杯を控える南アフリカ代表のパレイラ監督(65)に辞任の可能性が浮上!

10人放出?
チェルシーがFWシェフチェンコなど主力10人を一斉放出?

本日の超サカFLASH
セルティックMF中村俊輔は本日のアバディーン戦でもスタメン出場ほか


本文
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6連勝
J1第7節第1日結果

名古屋3−2千葉
(瑞穂陸・12214人)
≪得点者≫
名古屋:ヨンセン10=PK、67、杉本78
千葉:巻12、伊藤22

鹿島0−0G大阪
(カシマ・17292人)

FC東京4−2川崎
(味スタ・22283人)
≪得点者≫
FC東京:カボレ25、赤嶺43、大竹63、今野70
川崎:鄭大世19、谷口26

新潟1−0京都
(東北電ス・27115人)
≪得点者≫
新潟:アレッサンドロ4

神戸1−1札幌
(ホムスタ・11126人)
≪得点者≫
神戸:石櫃80
札幌:ダヴィ46

5−1東京V
(柏・8525人)
≪得点者≫
柏:太田8、83、李13、大谷21、アレックス71
東京V:富沢79

横浜M1−1清水
(日産ス・19763人)
≪得点者≫
横浜M:中澤85
清水:西澤46

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Jリーグディビジョン1
順位表&得点ランキング


 J1第7節第1日は本日19日、カシマスタジアムなどで7試合が行われ、名古屋グランパスは3−2でジェフ千葉に逆転勝ちし、6連勝で勝ち点を19として首位をキープした。
 前節ついに首位に立った名古屋は、開始10分に幸先良くPKで先制したが、その後2点を失い、リードを許して前半を折り返す。しかし、後半22分にヨンセンがこの日2点目となるゴールを奪い同点とすると、途中出場でピッチに入った杉本の3戦連続となるゴールで逆転に成功。6連勝を飾り、勝ち点を19にまで伸ばした。
 一方、前節に浦和レッズに敗れて首位を陥落した鹿島アントラーズはガンバ大阪と0−0で引き分けて同16で2位。
 FC東京は川崎フロンターレに4−2で逆転勝ちして同14で暫定3位。横浜F・マリノスと清水エスパルス、ヴィッセル神戸とコンサドーレ札幌はともに1−1で引き分けた。柏レイソルは東京ヴェルディに5−1で大勝した。
 アルビレックス新潟は3人が退場した京都サンガを1−0で下し、ナビスコ杯を合わせて今季初勝利を挙げた。

【名古屋が6連勝で首位堅守】
名古屋3−2千葉
(瑞穂陸・12214人)
≪得点者≫
名古屋:ヨンセン10=PK、67、杉本78
千葉:巻12、伊藤22
≪出場メンバー≫
名古屋
GK:
1.楢ア正剛
DF:
30.竹内彬
3.バヤリッツァ
34.吉田麻也
6.阿部翔平
MF:
29.小川佳純
7.中村直志
14.吉村圭司
(64分19.杉本恵太)
8.マギヌン
(86分13.山口慶)
FW:
11.玉田圭司
(81分18.深井正樹)
9.ヨンセン
千葉
GK:
30.岡本昌弘
DF:
2.坂本將貴
3.斎藤大輔
4.ボスナー
31.青木良太
MF:
16.谷澤達也
(72分20.苔口卓也)
19.伊藤淳嗣
(80分11.新居辰基)
15.中島浩司
40.フルゴビッチ
(72分8.馬場憂太)
FW:
9.青木孝太
18.巻誠一郎

 名古屋が2002年シーズン以来の6連勝を飾り、首位を守った。ストイコビッチ監督が常々口にする「ネバーギブアップ」の精神を選手がピッチで表現し、後半に逆転。守護神のGK楢崎は「(劣勢を)跳ね返す力を見せられたのが、すごく良かった」と満足げに話した。
 1−2で迎えた後半。名古屋は本来のテンポのあるパス回しが機能し始める。徐々にペースを掴み、後半22分にヨンセンが鮮やかなボレーシュートを決めて追いつく。勢いは止まらず、33分には玉田からのパスを杉本が右足で合わせて勝ち越した。リーグ戦3試合連続得点の杉本は「思い切ってプレーしていこうと思った」と、充実感を漂わせる。
 リードを許してもあきらめず、ひたむきに自分達のサッカーを続ける精神的な強さが今の名古屋にはある。この試合2得点のヨンセンは「チームが勝つことを信じているのでうれしかった」と笑みを浮かべた。
 快進撃は簡単には止まりそうにない。ストイコビッチ監督は「ハードワークのおかげ。最後まであきらめない気持ちが出ている」と、大きな手応えを掴んだようだった。

☆千葉、初勝利ならず
 千葉は今季リーグ戦初勝利を逃した。先制を許しながらも、巻、伊藤のゴールで2−1として前半を終えた。しかし、後半に入ると体を張った守備も実らず名古屋の攻めに屈した。巻は「全体的に後手後手になった。しんどかったですね」とサバサバと話した。
 なかなか白星を掴めず苦しい戦いが続くが、クゼ監督は「毎試合毎試合修正できているところもあるし、プラスに考える」と前向きだった。

【鹿島、またも強豪相手に勝てず】
鹿島0−0G大阪
(カシマ・17292人)
鹿島
≪出場メンバー≫
GK:
21.曽ヶ端準
DF:
19.伊野波雅彦
3.岩政大樹
4.大岩剛
22.石神直哉
MF:
15.青木剛
40.小笠原満男
10.本山雅志
(73分7.野沢拓也)
11.ダニーロ
FW:
18.マルキーニョス
9.田代有三
(81分13.興梠慎三)
G大阪
GK:
22.藤ヶ谷陽介
(32分1.松代直樹)
DF:
27.橋本英郎
2.中澤聡太
5.山口智
13.安田理大
MF:
17.明神智和
7.遠藤保仁
10.二川孝広
9.ルーカス
FW:
18.バレー
30.山崎雅人
(69分16.佐々木勇人)

 試合終了の笛が鳴ると、雨中の激闘でユニホームをビッショリ濡らした選手達が思わず膝に手をついた。前節で浦和に敗れた悔しさを晴らすはずが、昨季はリーグ戦で2連敗し、ナビスコ杯でも敗れた難敵を打ち破れなかった。
 主将の小笠原は「この2試合で1点も取れなかったことが悔しい」と、強豪との連戦で結果を出せなかったことを悔やんだ。
 後半開始直後には右折り返しをマルキーニョスが合わせたが、鋭く反応したGK松代に弾き出された。小笠原の再三のFKは得点につながらなかった。オリベイラ監督は「浦和やG大阪でも、守って2、3人で速攻を狙う作戦でくるようになった」と強豪が鹿島戦での対策を変えてきたことを指摘する。ただ内田と新井場の攻撃的な両サイドDFをケガで欠いた影響か、この日の鹿島は攻めが単調だった。
 オリベイラ監督はあくまで揺るぎない自信を持っている。「強い相手に対し、押し込むことができている。好機をつくり続けるのが大事」と肯定的にとらえていたが…。

☆途中出場のGK松代が好セーブ連発
 G大阪は前半32分から途中出場したGK松代が好セーブを連発し、勝ち点1獲得に大きな役割を果たした。
 先発の藤ケ谷が左肩を痛めて退くと、今季初の出番となった松代は冷静なプレーで味方を救った。「いつもすんなり試合の流れに入れるように練習している」と胸を張った松代。西野監督も「いい集中力、いいパフォーマンスだった」と高く評価した。

G大阪・西野監督
「両チームともハードワークを続けたいい試合だった。勝ち点1に満足はしていないが、内容を考えれば引き分けは妥当」

【FC東京が多摩川クラシコ制す】
FC東京4−2川崎
(味スタ・22283人)
≪得点者≫
FC東京:カボレ25、赤嶺43、大竹63、今野70
川崎:鄭大世19、谷口26
≪出場メンバー≫
FC東京
GK:
1.塩田仁史
DF:
25.徳永悠平
3.佐原秀樹
8.藤山竜仁
5.長友佑都
MF:
7.浅利悟
10.梶山陽平
6.今野泰幸
27.栗澤僚一
(63分30.大竹洋平)
24.赤嶺真吾
FW:
9.カボレ
(84分20.川口信男)
川崎
GK:
1.川島永嗣
DF:
4.井川祐輔
13.寺田周平
2.伊藤宏樹
MF:
19.森勇介
(84分23.久木野聡)
14.中村憲剛
29.谷口博之
8.山岸智
(74分7.黒津勝)
24.大橋正博
(63分20.養父雄仁)
FW:
16.鄭大世
10.ジュニーニョ

 FC東京は若手2人が原動力となって、逆転での3連勝を飾った。
 勝利に導いたのは18歳の大竹だ。165センチのMFは、ピッチに送り出されて1分もたたない後半18分にプロ初ゴール。「DFに囲まれて(コースは)上しかないと思った」。左足外側で蹴り上げ、ゴール左上に決まる芸術的な勝ち越し点だった。勝負を決定付ける4点目も大竹の絶妙なスルーパスから生まれた。
 日本代表候補に初招集された21歳の長友も存在感を示した。左サイドのDFは積極的にドリブルで仕掛け、前半終了直前には同点ゴールをアシスト。「代表でもしっかりアピールしたい」と威勢が良かった。

FC東京・城福監督
「(流れるようなパス回しからの)4点目は練習でやってきたことが具現化でき、選手も自信を持てたんじゃないかと思う」

【ようやく呪縛から脱出】
新潟1−0京都
(東北電ス・27115人)
≪得点者≫
新潟:アレッサンドロ4
≪出場メンバー≫
新潟
GK:
1.北野貴之
DF:
17.内田潤
5.千代反田充
3.千葉和彦
28.松尾直人
MF:
7.松下年宏
(68分23.田中亜土夢)
16.寺川能人
13.木暮郁哉
(73分6.永田充)
8.ダヴィ
(59分10.マルシオ・リシャルデス)
FW:
9.アレッサンドロ
11.矢野貴章
京都
GK:
1.平井直人
DF:
22.渡邉大剛
24.増嶋竜也■■==82分警告2枚
3.シジクレイ■■==41分警告2枚
4.中谷勇介
MF:
2.アタリバ=80分一発退場
14.佐藤勇人
15.中山博貴
(76分7.徳重隆明)
11.林丈統
(46分20.平島崇)
FW:
9.田原豊
10.パウリーニョ
(44分6.森岡隆三)

 開幕から1ヶ月以上が過ぎ、ナビスコ杯を合わせて10戦目での今季初勝利。しかし退場者続出で最後は8人になった相手に青息吐息。鈴木監督は「数的優位でも質の高いプレーができなかった」と心底から喜べない様子だった。
 右サイドでのボール奪取から逆襲し、アレッサンドロが先制したのは前半4分。最高の立ち上がりだったが、プレー内容は時間を追って衰えた。「これまで勝っていない自信のなさ。怖がって前からプレッシャーをかけられない」と鈴木監督。後半は人数の少ない京都に逆に試合を支配され、シュート0に終わった。
 昨季6位と健闘しただけに、矢野は「1勝するまでこんなに長いとは思っていなかった」。1勝の呪縛から脱し、浮上の足掛かりにしたいところだ。

☆京都は4人も退場
 京都は3人の退場者を出し、さらに加藤監督も退席と、後味の悪い敗戦となった。J1で1チームの退場者3人は、2002年9月、名古屋戦での柏以来6度目。
 前半41分にシジクレイが2度目の警告を受けレッドカード。後半35、37分にアタリバと増嶋が相次いで退場となると、激高した指揮官も処分を受けた。代行して会見した上野コーチは監督からの言葉として「選手はフェアに闘った。人数が減らないようにするには(手を使えないように)手錠をかけてプレーするしかない」と話し、判定への不満を隠さなかった。

【石櫃「来た、打った、入った」】
神戸1−1札幌
(ホムスタ・11126人)
≪得点者≫
神戸:石櫃80
札幌:ダヴィ46
≪出場メンバー≫
神戸
GK:
1.榎本達也
DF:
25.石櫃洋祐
4.北本久仁衛
32.柳川雅樹
20.鈴木規郎
MF:
8.栗原圭介
(60分11.松橋章太)
6.金南一
10.ボッティ
16.古賀誠史
FW:
22.馬場賢治
(73分17.吉田孝行)
13.大久保嘉人
札幌
GK:
28.高木貴弘
DF:
21.平岡康裕
(83分17.岡本賢明)
32.柴田慎吾
2.吉弘充志
19.坪内秀介
MF:
8.砂川誠
(67分24.西谷正也)
18.芳賀博信
29.ディビッドソン純マーカス
22.西大伍
(78分5.池内友彦)
FW:
15.クライトン
10.ダヴィ

 神戸は右サイドバックの石櫃がミドルシュートを決め、引き分けに持ち込んだ。後半35分、ペナルティーエリア付近から吉田が戻したボールに走り込み、右足を振り抜いた。「来た、打った、入ったという感じ」。糸を引くような弾道でゴール左上に突き刺さった。
 2試合連続の得点だが、松田監督は「ああいうシュートは彼の持ち味。そう驚くことではない」と平然と言う。本人は「チャンスがあればどんどん攻めたい。クロス、シュートで点に絡みたい」と意気盛んだった。

神戸・松田監督
「非常に残念な結果だが、後半は5点くらい入る攻撃を見せてくれた。こういう試合をしていけば、いつか報われると思う」

☆札幌・坪内とディビッドソンが古巣相手に奮闘
 札幌は昨季まで神戸に在籍していた坪内とディビッドソンがフル出場。守備で古巣相手に奮闘し、敵地での勝ち点1獲得に貢献した。
 坪内は後半4分に激しいタックルで警告も受け「最初は変な感じだった。でも敵なんで思い切りいった」と笑顔。中盤で存在感を示したディビッドソンは「楽しみにしていた試合。勝てなかったが、あのスーパーゴールは石櫃を褒めるしかない」と同い年の元同僚を称えた。

札幌・三浦監督
「前半終了間際に与えたPKが入らなかったのが大きかった。お互いのチャンスの数からいえば妥当な結果」

【李が3得点に絡む活躍】
5−1東京V
(柏・8525人)
≪得点者≫
柏:太田8、83、李13、大谷21、アレックス71
東京V:富沢79
≪出場メンバー≫

GK:
21.南雄太
DF:
23.藏川洋平
5.古賀正紘
13.小林祐三
7.大谷秀和
MF:
14.太田圭輔
(89分26.大島嵩弘)
6.アレックス
2.鎌田次郎
22.鈴木達也
FW:
20.李忠成
(88分27.大津祐樹)
11.ポポ
(63分4.石川直樹)
東京V
GK:
1.土肥洋一
DF:
4.和田拓三
(77分2.福田健介)
5.那須大亮
17.土屋征夫
22.服部年宏
MF:
14.富澤清太郎■■==86分警告2枚
23.福西崇史
(74分11.大野敏隆)
7.レアンドロ
10.ディエゴ
33.河野広貴
(72分16.飯尾一慶)
FW:
19.船越優蔵

 柏のFW李が3得点に絡む活躍を見せた。
 前半8分に思い切りのいい左足のミドルシュート。「コースが開いたら打つことを心がけていた」という積極性が実を結び、味方がこぼれ球に詰めて先制点が生まれた。
 5分後にはヘディングでゴール。さらに前半21分の3点目では中央から左へ展開する重要な働きをした。やや引き気味にポジションを取って東京Vの守備陣を混乱させた。
 21日からは北京五輪に向けたU-23日本代表候補の合宿が始まる。「自分は(日本)国籍取得したこともあるし、みんなとは懸ける思いが違う。(最終メンバーから)落ちたくはない」と力を込めた。

柏・石崎監督
「激しくボールを取りにいこうという気持ちが、よく出ていた。前半に3点取れたのが良かった。ただ1失点はいらない点だった」

☆東京Vはまたも5失点
 東京Vは5失点と守備が崩れた。16日のナビスコ杯でも清水に0−5と大敗しており、チームには重苦しい雰囲気が漂う。
 この日はポポ、李の両FWとMFアレックスへのマークがはっきりせず、前半8分から同21分までの短い時間帯で3失点。柱谷監督は「しっかりとつかまえられないうちに3点を取られた。そこで勝負あった」と前半の内容を悔やんだ。

【中澤が貴重な同点弾】
横浜M1−1清水
(日産ス・19763人)
≪得点者≫
横浜M:中澤85
清水:西澤46
≪出場メンバー≫
【横浜M】
GK:
1.榎本哲也
DF:
7.田中隼磨
(68分18.清水範久)
4.栗原勇蔵
22.中澤佑二
26.田中裕介
MF:
17.兵藤慎剛
(74分20.水沼宏太)
10.山瀬功治
3.松田直樹
13.小宮山尊信
FW:
15.大島秀夫
9.ロニー
(74分11.坂田大輔)
【清水】
GK:
21.西部洋平
DF:
25.市川大祐
26.青山直晃
4.高木和道
2.児玉新
MF:
7.伊東輝悦
16.本田拓也
8.枝村匠馬
(32分10.藤本淳吾)
17.フェルナンジーニョ
FW:
19.原一樹
(83分5.岩下敬輔)
20.西澤明訓
(64分9.矢島卓郎)

 今季本拠地で勝ちっ放しの横浜Mがホーム初黒星を免れた。後半40分、山瀬功のCKにフリーで飛び込んだ中澤のヘディングで同点。「コミ(小宮山)が僕のマークをブロックしてくれたり、みんなで取った同点ゴール」と、大詰めの貴重なゴールを振り返った。
 新人の兵藤が強烈なミドルシュートや華麗なオーバーヘッドでゴールに迫るなど、チームにも収穫はあった。桑原監督は「プラス思考で、この引き分けをとらえたい」と表情は明るかった。

☆西澤が2季ぶりゴール
 清水は後半1分に右CKを西澤が頭で決めた。昨季リーグで無得点に終わったFWは「(藤本)淳吾がいいボールをくれた。決まって良かった。うれしい」とほおを緩めた。リーグ戦では清水移籍後初ゴールで、C大阪時代の2006年11月以来の得点だ。
 交代後にチームは追い付かれたが、連敗は3で止まった。長谷川監督は「今の状況を考えれば大きな勝ち点1。内容的にも次のホームの試合につながる」と前向きだった。

J2第8節第1日結果

岐阜2−3横浜FC
(長良川・6269人)
≪得点者≫
岐阜:片山20、吉村60
横浜FC:オウンゴール44、八田81、アンデルソン89

愛媛1−1仙台
(ニンスタ・3271人 )
≪得点者≫
愛媛:内村89
仙台:梁勇基25

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Jリーグディビジョン2
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 J2第8節第1日は本日19日、岐阜長良川球技場などで2試合が行われ、6位横浜FCは4位FC岐阜に3−2で逆転勝利を挙げ、勝ち点を13に伸ばして、暫定ながら2位に浮上した。
 アウェーの地に赴いた横浜FCが、うれしい白星を手にした。前半20分に片山に決められ1点を失うも、相手のオウンゴールで同点に追い付く。その後、再び1点のビハインドに立たされたが、後半36分に八田がネットを揺らして試合を振り出しに戻すと、終了間際にはアンデルソンが強烈シュートを叩き込んで勝利をもぎ取った。
 もう1試合では、13位愛媛FCと5位ベガルタ仙台が1−1で引き分けた。先手を奪ったのはアウェーの仙台。前半25分に梁勇基が今季2ゴール目を挙げて優位に立つ。ここ3試合、先制しながら追い付かれて勝ち点2を失う結果に終わっていただけに、追加点が欲しかったが、この日もここから攻撃陣が沈黙。試合終了間際には愛媛の内村に同点弾を喫し、またもドローを演じてしまった。
 この結果、横浜FCが勝ち点13で暫定2位に浮上し、愛媛(同7)は11位に順位を上げた。仙台(同12)の5位は変わらず、岐阜(同11)は6位に順位を落としている。


追加招集
 日本サッカー協会は本日19日、日本代表候補メンバーにDF高木和道(清水)を追加招集すると発表した。高木は初めての招集。代表候補は21日から23日まで、千葉県習志野市内で合宿を実施する。
 高木は2000年に京都産業大から清水に入団、2004年の神戸へのレンタル移籍を経て2005年に清水に復帰。その後は清水でレギュラーに定着。昨季はリーグ戦でチーム唯一の全34試合にフル出場したDFリーダー。

【招集知らされビックリ】
 清水の高木が日本代表候補合宿に追加招集された。試合後に長谷川監督から知らされ「ビックリした。まさかという感じ」と目を丸くした。
 これまで年代別日本代表入りの経験もなかった27歳。「こういう自分みたいな選手が代表に入れば、子供達にも夢を与えられると思う。精一杯やりたい」と意気込んだ。


正式発表
 J1の鹿島アントラーズは本日19日、スイススーパーリーグのバーゼルに所属する元日本代表のDF中田浩二(28)が、6月30日のバーゼルとの契約終了後に復帰すると正式に発表した。
 DF、MFとして幅広くポジションをこなす中田は1998年から2004年まで鹿島でプレーし、2005年にフランスリーグ1の名門マルセイユに移籍。2006年のバーゼル加入後は、スイスカップの2連覇に貢献した。代表としてワールドカップ(W杯)2002年日韓大会、2006年のドイツ大会に出場した経験を持つ。
 現在は6日のスイスカップ決勝で痛め、手術を受けた右膝の回復に専念している。


追突事故
 19日午前10時ごろ、岐阜市の市道でJ2のFC岐阜のGK日野優(25)の乗用車が停車中の乗用車に追突した。乗用車の男性と日野にケガはなかった。
 岐阜南署によると、現場は片側一車線の直線道路。同署が事故の原因を調べている。
 FC岐阜の広報によると、日野は同日午後の横浜FCとの試合に出場するため、市内の集合場所に向かう途中だった。日野は予定されていた出場を自粛した。


契約更新
 イングランドプレミアリーグ、マンチェスター・ユナイテッドのアレックス・ファーガソン監督は18日、イングランド代表DFリオ・ファーディナンド(29)とMFマイケル・キャリック(26)と契約を更新する意向であることを明らかにした。
 ファーガソン監督は報道陣に対し、「ふさわしいタイミングで長期的契約を結ぶという理念は続いている。我々が懸命に取り組んでいるのは、ファーストチームのいい流れを維持すること。現代ではそれは簡単なことではないが、最善を尽くしている」とコメントした。
 なお、マンU側は契約内容について詳細を明らかにしていないが、ファーディナンドとは5年、キャリックとも長期契約を結ぶ意向。前日にはイングランド代表DFウェス・ブラウン(28)と4年延長することで合意に至ったとの報道もあり、同クラブはイングランドが誇る3選手を長期的に確保したいようだ。
 現在勝ち点80でリーグ戦首位に立ち、本日19日のブラックバーン戦で勝利すれば、タイトル獲得に向け王手をかける勢いにあるマンUだが、今季リーグトップの28得点を挙げ、チーム躍進の原動力となったポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドとの新規契約締結も間近ではないかと見込まれている。


4試合出場停止
 イタリアセリエA、パルマに所属する元ポルトガル代表DFフェルナンド・コウトが、合計4試合の出場停止処分を受けたことが18日、明らかになった。
 コウトは16日のユベントス戦で、ユーベDFキエッリーニを殴ったとして退場処分。直後に3試合の出場停止処分を受けたが、その後さらに1試合の出場停止処分が科された。
 イタリアセリエAは今週末の試合を含めて残り5試合。降格ゾーンとわずかに勝ち点1差で17位に留まるパルマにとって、コウトの4戦欠場は痛恨の判定となった。


剥奪撤回
 フランスサッカー協会は18日、サポーターが人種差別問題を起こしたフランスリーグ1のメスに対し、一度剥奪した勝ち点1を復活させると発表した。
 これによりメスは勝ち点が18から19となるものの、残留圏内にはまるで届かず、順位は最下位のまま。ポイント復活も、降格を覆す力にはならなかった。


辞任?
 サッカーの南アフリカ代表を率いるブラジル人のパレイラ監督(65)が辞任する可能性が18日、浮上した。同国協会と本人の間で話し合いが進行しているという。
 詳細は不明だが、同国協会幹部は「パレイラ氏は南アフリカの監督で、契約は2010年ワールドカップ(W杯)まで。だが、明日何が起こるかは誰も分からない」と辞任の可能性を否定していない。契約途中での協議は、同監督の夫人がブラジルのメディアに「彼は決断した。来月にはブラジルに帰国する」と語ったことを受けて行われたとしている。
 パレイラ監督は1994年W杯アメリカ大会で母国を優勝に導き、再びブラジルを指揮した2006年ドイツW杯後に、南アフリカの監督に就任した。辞任が決定した場合、南アフリカは自国開催の2010年W杯に向け、強化方針の変更を迫られる。


10人放出?
 マンチェスター・ユナイテッドが2連覇へ向け首位に立つサッカーのイングランドプレミアリーグは、早くも各チームの来季の構想が地元紙をにぎわせている。内紛に揺れるリバプールはベニテス監督の去就が毎日のように取りざたされ、タイムズ紙はこのほど「チェルシーが最大レギュラー10人を放出か」と報じた。
 同紙によると、チェルシーは今季途中で解任されたモウリーニョ前監督が整備した戦力を大幅に見直す。期待外れに終わったFWシェフチェンコを放出するほか、現体制に不満を持つFWドログバ、MFランパードらも退団する可能性があり「退団者は2ケタに達するかもしれない」と予測した。グラント監督が続投するかどうかも分からないという。
 リバプールは共同オーナーのヒックス、ジレット両氏の関係が険悪化。これにフロント幹部が絡み泥沼の政争が続いている。昨秋にクラブ首脳がクリンスマン前ドイツ代表監督と密会していたことにベニテス監督は不信感を募らせており「来季は他クラブへ移るのでは」との憶測が絶えない。
 また17日付の各紙は、今季からマンチェスター・シティーを率いて現在8位のエリクソン元イングランド代表監督の将来も不透明と一斉に報じた。


【超サカFLASH】

視察
 日本代表の岡田武史監督は本日行われるJ1の鹿島vsG大阪戦、横浜Mvs清水戦、明日20日に行われる磐田vs大分戦を視察する予定。

スタメン
 スコティッシュプレミアリーグ、セルティックMF中村俊輔は本日行われるアバディーン戦でもスタメン出場予定。

ベンチ外
 フランスリーグ2で、FW伊藤翔が所属するグルノーブルは18日、アウェーでモンペリエを1−0で下した。伊藤はベンチ入りしなかった。グルノーブルは勝ち点58で、1部昇格圏内の3位をキープした。

正式発表
 J1浦和は18日、ドイツブンデスリーガのバイエルンと7月31日に埼玉スタジアムで親善試合を行うと正式に発表した。2006年7月にも両チームは親善試合を行い、浦和が1−0で勝った。

全治6ヶ月
 J1磐田は本日、MF太田吉彰が右膝前十字靱帯損傷と診断されたことを発表した。9日の練習中に負傷していた。太田は5月中旬に手術を受ける予定。全治まで6ヶ月と見込まれている。

獲得
 J2水戸が韓国・崇実大のU-23韓国代表候補MFパク・チュホ(21)を獲得することが18日、明らかになった。早ければ今月末にも正式発表される。


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