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本日の超最新情報
2008.04.29.TUE

INDEX

暫定首位浮上
J1第9節第1日
0−2清水
磐田2−0京都
新潟0−0東京V
浦和4−2札幌
FC東京1−0大分
横浜M3−0千葉
名古屋1−2川崎
浦和は逆転勝利で暫定首位浮上!名古屋は6連勝後の連敗で2位転落!
J2第10節
山形1−0湘南
水戸1−3岐阜
徳島1−4広島
仙台3−0鳥栖
熊本2−1甲府
福岡1−1草津
愛媛1−4C大阪
広島は圧勝で首位堅守!仙台は2位に、C大阪は3位に浮上!

CL展望
本日29日、30日は欧州チャンピオンズリーグ準決勝第2戦!

プレミア
イングランドプレミアリーグ第36節
ダービー2−6アーセナル
アーセナルはアデバヨールのハットトリックなどで大勝して3位以上が確定!

4試合出場停止
主審の腕を叩いて胸を押した柏のU-23日本代表FW李忠成に4試合の出場停止処分!

本日の超サカFLASH
イタリアセリエA最下位のリボルノのカモレーゼ監督が成績不振で解任ほか


本文
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暫定首位浮上
J1第9節第1日結果

0−2清水
(柏・11012人)
≪得点者≫
清水:フェルナンジーニョ41、岡崎72

磐田2−0京都
(ヤマハ・11642人)
≪得点者≫
磐田:田中3、西36

新潟0−0東京V
(東北電ス・35788人)

浦和4−2札幌
(埼玉・48031人)
≪得点者≫
浦和:阿部24、闘莉王28、エジミウソン50、86
札幌:砂川6、柴田25

FC東京1−0大分
(味スタ・20283人)
≪得点者≫
FC東京:赤嶺14

横浜M3−0千葉
(日産ス・20220人)
≪得点者≫
横浜M:中澤22、小宮山44、田中隼47

名古屋1−2川崎
(瑞穂陸・15061人)
≪得点者≫
名古屋:ヨンセン21
川崎:村上28、ジュニーニョ36

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Jリーグディビジョン1
順位表&得点ランキング


 J1第9節第1日は本日29日・埼玉スタジアムなどで7試合が行われ、浦和レッズがエジミウソンの2得点などでコンサドーレ札幌に4−2で逆転勝ちし、勝ち点19で暫定首位に立った。
 名古屋グランパスは川崎フロンターレに1−2で敗れて2連敗となり、得失点差で浦和に首位を譲った。勝ち点17の鹿島アントラーズは明日30日にホームでヴィッセル神戸と対戦する。
 FC東京は1−0で大分トリニータを下して同17で暫定4位。ジェフ千葉に3−0で完勝した横浜F・マリノスが5位。千葉は依然白星がない。ジュビロ磐田は京都サンガを、清水エスパルスは柏レイソルをそれぞれ2−0で下した。アルビレックス新潟と東京ヴェルディは無得点で引き分けた。

【藤本が攻守で存在感を発揮】
0−2清水
(柏・11012人)
≪得点者≫
清水:フェルナンジーニョ41、岡崎72
≪出場メンバー≫

GK:
21.南雄太
DF:
23.藏川洋平
5.古賀正紘
4.石川直樹
7.大谷秀和
MF:
14.太田圭輔
(66分15.菅沼実)
2.鎌田次郎
6.アレックス
22.鈴木達也
(46分17.永井俊太)
FW:
27.大津祐樹
(79分9.北嶋秀朗)
11.ポポ
清水
GK:
21.西部洋平
DF:
25.市川大祐
26.青山直晃
4.高木和道
2.児玉新
MF:
7.伊東輝悦
16.本田拓也
10.藤本淳吾
17.フェルナンジーニョ
FW:
9.矢島卓郎
19.原一樹
(64分23.岡崎慎司)

 清水の藤本が2得点に絡んだ。「自分で点を取れなかったので残念」と素っ気なかったが、攻守でその存在感が際立った。
 前線からボールを追い回して守備に貢献しつつ、正確なキックでチャンスメークも。藤本が生き生きとプレーした試合を長谷川監督は「言うことがない」と満足そうに評した。
 右もも裏を痛めていた藤本が26日のFC東京戦で先発に復帰してから今季初の2連勝。24歳は「やっと連勝できたので、もっと続けたい」と先を見据えた。

★柏はいいところなく2連敗
 柏はいいところがなく2連敗を喫した。主力選手を欠く中盤はボールを保持できず、リズムがつくれない。李はこの試合から4試合出場停止で、ゴール前の迫力もなかった。
 過密日程の中、中心選手不在のチームを立て直すのは容易でない。石崎監督は「今いるメンバーでやっていくしかない」と沈痛な表情で話した。

【上田が正確な左足で貢献】
磐田2−0京都
(ヤマハ・11642人)
≪得点者≫
磐田:田中3、西36
≪出場メンバー≫
磐田
GK:
1.川口能活
DF:
2.鈴木秀人
5.田中誠
15.加賀健一
MF:
25.駒野友一
6.河村崇大
27.上田康太
14.村井慎二
(56分17.犬塚友輔)
11.西紀寛
FW:
8.ジウシーニョ
(80分16.名波浩)
32.萬代宏樹
(62分9.中山雅史
京都
GK:
21.水谷雄一
DF:
20.平島崇
(39分7.徳重隆明)
24.増嶋竜也
6.森岡隆三
(46分4.中谷勇介)
5.手島和希
MF:
16.斉藤大介
3.シジクレイ
14.佐藤勇人
22.渡邉大剛
FW:
11.林丈統
(69分25.西野泰正
13.柳沢敦

 正確な左足が磐田に今季初の連勝をもたらした。U-23日本代表MFの上田は「まだ課題もあるが、点に絡めたのはうれしかった」と笑顔を交えて言った。
 試合序盤はFKで田中の得点をアシスト。36分には走り込んだ西に、左からカーブをかけたピンポイントのパスを送り、2点目につなげた。
 東京出身だが、高校から磐田の下部組織でプレー。元日本代表MF名波とプレースタイルが似ていることから名波2世と言われてきた。
 パスセンスに長けた守備的MFは「まだ自分でゲームをコントロールすることはできていない。もっとやれる」と貪欲だ。内山監督も「バックパスが多いという課題があったが、前に球を運ぶ意識が高まった。彼の展開力をもっと生かしたい」と信頼する。
 北京五輪を目指す21歳は「五輪に出るためにも結果を出し続けたい」とキッパリ言った。

★京都は無得点で3連敗
 京都は3試合連続の無得点で3連敗となった。加藤監督は「前半は前節までの悪い流れを引きずり、後手に回った」と語るなど、チームは浦和に大敗したショックからうまく切り替えることができなかったようだ。
 浦和戦でCKから失点したのに続き、この日もFKから先制点を献上。佐藤はセットプレーでの守りについて「集中力の問題かもしれない」と首をひねった。

【新潟は3連勝逃す】
新潟0−0東京V
(東北電ス・35788人)
≪出場メンバー≫
新潟
GK:
1.北野貴之
DF:
17.内田潤
5.千代反田充
3.千葉和彦
28.松尾直人
MF:
16.寺川能人
13.木暮郁哉
(51分8.ダヴィ
10.マルシオ・リシャルデス
(83分23.田中亜土夢)
7.松下年宏
FW:
9.アレッサンドロ
(76分20.河原和寿)
11.矢野貴章
東京V
GK:
1.土肥洋一
DF:
4.和田拓三
5.那須大亮
17.土屋征夫
22.服部年宏
MF:
14.富澤清太郎
(84分8.柴崎晃誠)
6.菅原智
11.大野敏隆
10.ディエゴ
FW:
9.フッキ
7.レアンドロ
(79分33.河野広貴)

 新潟は無得点の引き分けで3連勝を逃した。決定機は、後半8分にアレッサンドロのシュートがポストを叩いた1度だけだった。
 鈴木監督は「サイドを動かして攻撃を仕掛けたがあまり効果的ではなかった。質の高い試合ではなかった」と精度を欠いた攻めを残念がった。

★フッキ復帰も無得点
 東京Vは出場停止から戻ったフッキが噛み合わず。12本のシュートを放ったものの強引さが目立ち、決定機は限られた。
 柱谷監督はフッキについて「孤立する場面があった。直していかないと」と注文をつけ、服部も「フッキを使った連係を深めないと相手は怖くない」と話した。

【浦和、暫定首位に浮上】
浦和4−2札幌
(埼玉・48031人)
≪得点者≫
浦和:阿部24、闘莉王28、エジミウソン50、86
札幌:砂川6、柴田25
≪出場メンバー≫
浦和
GK:
23.都築龍太
DF:
12.堤俊輔
20.堀之内聖
22.阿部勇樹
MF:
6.山田暢久
3.細貝萌
4.田中マルクス闘莉王
14.平川忠亮
FW:
21.梅崎司
(87分16.相馬崇人)
7.高原直泰
(87分15.エスクデロ・セルヒオ)
17.エジミウソン
(89分26.高崎寛之)
札幌
GK:
28.高木貴弘
DF:
5.池内友彦
32.柴田慎吾
2.吉弘充志
19.坪内秀介
MF:
8.砂川誠
(81分9.石井謙伍)
29.ディビッドソン純マーカス
18.芳賀博信
24.西谷正也
(64分17.岡本賢明)
FW:
15.クライトン
22.西大伍

 2試合連続の4ゴール。浦和が力強く勝利をもぎ取り、暫定ながら今季初めて首位に立った。エンゲルス監督が「後半は攻撃のパワーが良かった」と満足げに話せば、ホーム初得点を含む2ゴールのエジミウソンは「ゴールは自然とやってくるもの。焦りはなかった。今日はチーム全体が良かった」と笑った。
 2度の先行を許す展開だったが、分厚い攻めで逆転した。今季2度目の先発で2アシストと活躍した梅崎は「後半はFWから中盤に下がった。(前線と後ろが)別々になると流動性がなくなるんで、自分からどんどん絡んでいった」。前半は3トップの右に構えていたが、後半に入ると中盤でボールに触る回数を増やし、活性化させた。
 闘莉王とともに守備的MFに入った細貝も、攻撃参加で存在感を見せた。細貝は「闘莉王さんが残っている時は、必ず攻め上がるようにと言われている」。2人が代わる代わる攻めに絡むことで、波状攻撃も可能となった。
 エンゲルス監督は「うちには得点力があるエジミウソン、闘莉王、高原がいる。チャンスを与えれば、当然結果が出てくる」と言った。大型補強で実現した強力な戦力の歯車が、いよいよ噛み合ってきた。

★札幌は2度のリード実らず
 札幌は前半の立ち上がりは互角以上の戦いをした。「25分くらいまでは、我々のやりたい形だった」と三浦監督。前半6分に縦パスに反応した砂川が先制すると、同25分には新人の柴田が直接FKを頭で決めた。
 しかし、後半に突き放されて逆転負け。2000年9月以来となる浦和戦の白星はならなかった。

【FC東京・赤嶺が決勝点】
FC東京1−0大分
(味スタ・20283人)
≪得点者≫
FC東京:赤嶺14
≪出場メンバー≫
FC東京
GK:
1.塩田仁史
DF:
25.徳永悠平
2.茂庭照幸
3.佐原秀樹
5.長友佑都
MF:
10.梶山陽平
6.今野泰幸
17.金沢浄
(70分7.浅利悟)
27.栗澤僚一
(59分30.大竹洋平)
FW:
24.赤嶺真吾
9.カボレ
(89分20.川口信男)
大分
GK:
1.西川周作
DF:
4.深谷友基
6.森重真人■■==86分警告2枚
22.上本大海
(83分18.市原大嗣)
MF:
3.ホベルト
5.エジミウソン
(70分2.小林亮)
11.鈴木慎吾
17.根本裕一
(57分19.前田俊介)■■==89分警告2枚
33.藤田義明
FW:
8.金崎夢生
21.松橋優

 FC東京のFW赤嶺が序盤にゴールネットを揺らし、これが決勝点に。「思い切りシュートを打った方が後悔しない。入らなくても跳ね返ったり、可能性が広がる」と照れた。
 負傷者に代わって21日からの日本代表候補合宿に参加したが、今は代表入りに関心がないという。「呼ばれている人はチームの主力ばかり。でも自分は違う」と、不動のレギュラーの座を勝ち取ることに躍起だった。

★大分は終了前に2人が退場
 大分はリーグ戦4試合ぶりの黒星。シャムスカ監督は「前線でのキープやボール回しが効果的にできなかった。守備も今日は機能しなかった」と残念がった。
 試合終了前に2度目の警告で2人が相次いで退場となり、敗戦ムードが一層濃くなった。判定についてシャムスカ監督は「対応はクラブに任せてある。自分は現場に集中したい」とコメントを避けた。

【連敗ストップも山瀬は課題挙げる】
横浜M3−0千葉
(日産ス・20220人)
≪得点者≫
横浜M:中澤22、小宮山44、田中隼47
≪出場メンバー≫
横浜M
GK:
1.榎本哲也
DF:
7.田中隼磨
4.栗原勇蔵
22.中澤佑二
26.田中裕介
MF:
13.小宮山尊信
3.松田直樹
(62分17.長谷川アーリアジャスール)
10.山瀬功治
8.ロペス
(76分17.兵藤慎剛)
FW:
9.ロニー
(67分11.坂田大輔)
18.清水範久
千葉
GK:
30.岡本昌弘
DF:
3.斎藤大輔
4.ボスナー
14.池田昇平
MF:
2.坂本將貴
15.中島浩司
6.下村東美
22.米倉恒貴
(34分8.馬場憂太)
31.青木良太
(61分7.工藤浩平)
16.谷澤達也
(78分9.青木孝太)
FW:
11.新居辰基

前節は敗れている横浜Mは危なげなく千葉に快勝。ただ引いた相手の崩し方に課題もあったようで、山瀬功は「連敗しないのはいいけど…」と、内容には満足はできないようだった。
 先制ゴールを挙げた中澤は「ゴール前でFKを与え過ぎた」と辛口に自己評価し、次節に向けて気持ちを切り替えていた。

★2季ぶりの泥沼5連敗
 トンネルの出口がまるで見えない。未だJ1で唯一開幕から白星のない千葉は、2シーズンぶりとなる泥沼の5連敗。最下位脱出の光明が見えないクゼ監督は「簡単にゴールされすぎ。良い形も何度かあったが、得点を決める力もなかった」と不機嫌に振り返った。
 負けが込んでいる時ほど先制点の重要性は増すが、前半22分、相手のCKでマークが甘く、あっけなくゴールを許した。さらに小宮山のシュートが中島に当たってコースが変わり、不運な失点。リーグ最多失点の守備が踏ん張れず、全く勝機を見い出せなかった。
 オフに水野、羽生、山岸、佐藤、水本ら日本代表クラスがごっそり抜けた。当初から苦戦は予想されていた上に、巻やフルゴビッチの故障が苦境に追い打ちをかける。さらに毎試合のようにシステムやメンバーが変わり、方向性が見えないのも気掛かりだ。
 9試合で勝ち点2は、あまりに寂しい。坂本は「何と言っていいのか…。もう一度チームの方向性を決める必要がある」と危機感を口にした。まだシーズン序盤なのに、J2降格の不安が頭をよぎる。

【川崎、2戦連続の逆転勝ち】
名古屋1−2川崎
(瑞穂陸・15061人)
≪得点者≫
名古屋:ヨンセン21
川崎:村上28、ジュニーニョ36
≪出場メンバー≫
名古屋
GK:
1.楢ア正剛
DF:
2.三木隆司
3.バヤリッツァ
16.増川隆洋
6.阿部翔平
MF:
8.マギヌン
7.中村直志
(80分10.藤田俊哉)
13.山口慶
(56分19.杉本恵太)
18.深井正樹
(56分29.小川佳純)
FW:
11.玉田圭司
9.ヨンセン
川崎
GK:
1.川島永嗣
DF:
4.井川祐輔
13.寺田周平
2.伊藤宏樹
MF:
17.菊地光将
(89分18.横山知伸)
29.谷口博之
14.中村憲剛
26.村上和弘
(80分6.田坂祐介)
8.山岸智
FW:
16.鄭大世
(62分7.黒津勝)
10.ジュニーニョ

 先制を許しても慌てず、前半28分に中村のパスを受けた村上が右足で決めて同点。同36分には相手GKがシュートを弾いたこぼれ球にジュニーニョが詰めて勝ち越し。勝利への意欲がみなぎる激しいプレーを展開、高畠監督は「選手が判断してやってくれた」と頼もしそうだった。
 後半は名古屋に押し込まれる場面もあったが、体を張ってリードを守り切った。指揮官は「この勝利をともに戦っているサポーターに捧げたい」と気持ち良さそうに言った。

★名古屋、2連敗で首位陥落
 名古屋は6連勝の後に2連敗。勝ち点19で浦和に並ばれ、得失点差で首位を明け渡した。
 前半21分にヨンセンのヘディングで先制したが、主導権を握れなかった。ゴールへ向かう強い姿勢が見られた川崎の攻撃陣に対応しきれず、前半に2失点。GK楢崎は「相手に簡単にやられ過ぎた」と悔しさをにじませた。
 昨季も開幕から4連勝したものの、その後は失速して最後は11位に沈んだ。昨年からチームが成長したことを示せるか。5月3日の次節はG大阪が相手。正念場に、楢崎は「自分達が自信を持ってプレーしないといけない」と課題を口にした。

名古屋・ストイコビッチ監督
「前半は相手にスペースを与えすぎた。後半は目を覚ましてくれた。次はいいゲームを見せたい」

J2第10節結果

山形1−0湘南
(NDスタ・4787人)
≪得点者≫
山形:長谷川50

水戸1−3岐阜
(笠松・1971人)
≪得点者≫
水戸:荒田40
岐阜:森山26、片山76、89

徳島1−4広島
(鳴門大塚・7254人)
≪得点者≫
徳島:西河12
広島:森崎浩9、14、佐藤10、86

仙台3−0鳥栖
(ユアスタ・13461人)
≪得点者≫
仙台:平瀬57、岡山73、関口84

熊本2−1甲府
(熊本・4464人)
≪得点者≫
熊本:小森田26、矢野52
甲府:藤田48=PK

福岡1−1草津
(レベスタ・6432人)
≪得点者≫
福岡:久永59
草津:島田73

愛媛1−4C大阪
(ニンスタ・3782人)
≪得点者≫
愛媛:横山20
C大阪:小松24、アレー27、ジェルマーノ33、香川89

NEW!
Jリーグディビジョン2
順位表&得点ランキング


 J2第10節は本日29日、茨城県笠松運動公園陸上競技場などで7試合が行われ、サンフレッチェ広島は佐藤寿と森崎浩がそれぞれ2得点し徳島ヴォルティスに4−1で圧勝、勝ち点20で首位を守った。
 ベガルタ仙台はサガン鳥栖を3−0で破って同16で2位、愛媛FCに4−1で逆転勝ちしたセレッソ大阪が得失点差で3位にそれぞれ浮上した。
 モンテディオ山形は湘南ベルマーレを1−0で下した。FC岐阜は水戸ホーリーホックを3−1で退け、ロアッソ熊本は2−1でヴァンフォーレ甲府に競り勝った。
 アビスパ福岡とザスパ草津は1−1で引き分けた。


CL展望
欧州チャンピオンズリーグ準決勝第2戦日程

29日()
日本時間27:45〜
マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)vsバルセロナ(スペイン)
(オールド・トラフォード)

30日(水)
日本時間27:45〜
チェルシー(イングランド)vsリバプール(イングランド)
(スタンフォード・ブリッジ)

NEW!
最新TVスケジュール

 本日29日、30日に欧州チャンピオンズリーグ準決勝第2戦が行われ、いよいよ今シーズンの決勝進出の2チームが決定する。
 第1戦ではマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)がアウェーでバルセロナ(スペイン)と0−0のスコアレスドロー、チェルシーも敵地でリバプール(以上イングランド)に1−1という結果を残したことで、プレミアリーグでもタイトルレースを争う2チームが決勝進出のアドバンテージを握っており、史上初となるイングランド勢同士の決勝の可能性が高まっている。
 リバプールにとっては、終了間際のリーセのオウンゴールが痛恨だった。これで勝ち上がりためには最低1点が必要となったが、チェルシーのホームであるスタンフォード・ブリッジでは2004年以来得点を挙げておらず、厳しい戦いが予想される。
 また、ホームでスコアレスドローに終わったバルセロナにも嫌なデータが残っている。欧州チャンピオンズカップからCLに変更された1992−1993シーズン以降、第1戦のホームゲームを0−0で終えたチームが次のステージに駒を進めたケースは20回のうちでわずか6回しかなく、バルサもその険しい道のりに挑戦しなければならない。
 ただ、その一方でリバプールにもバルセロナにもアドバンテージはある。両者ともリーグタイトルレースでは脱落しているため、週末の試合では主力を温存。リバプールはフェルナンド・トーレス、ジェラードほか半数程度の主力を使わず、バルセロナもメッシ、エトー、シャビなど数多くのレギュラーを休ませた。
 それに対し、マンチェスター・ユナイテッドとチェルシーはプレミアの覇権を争って直接対決となり、ハイテンションの試合でかなりの消耗を強いられた。特にマンチェスターUはその試合に敗れた上に、ルーニーが負傷して第2戦の出場が微妙と、かなりの痛手を負っている。
 4チームの中で数字的に一番厳しい条件なのは、90分以内に少なくとも1点を挙げなければならないリバプールだが、キャプテンのジェラードは下を向いていない。苦手スタンフォード・ブリッジでの決戦にも「トーレスのようなプレーヤーと一緒にスタンフォード・ブリッジに行ったことがなかったのが、今までとの違い。トーレスがいれば、必ずチャンスは来る。彼は僕らにとって史上最高の優れた選手だ」と、エースのフェルナンド・トーレスが結果を出してくれると期待していた。
 バルセロナのシウビーニョも、「最近のリーグ戦の出来を考えれば、我々に疑問を持つ人々の気持ちは理解できる。しかし、CLは別。決勝に行けるチャンスはあると思っている」と、逆境を跳ね返せると自信を見せる。事実、バルセロナは第1戦でこれまでの不調がウソであったかのような好パフォーマンスを見せていただけに、シウビーニョの発言にも説得力が宿る。
 数字の上ではマンチェスターUとチェルシーが有利で、コンディション的にはバルセロナとリバプールに軍配。白熱の激戦が期待される第2戦から目が離せそうにない。

【ロナウド「最高のサポーターがいる」】
 欧州チャンピオンズリーグ準決勝第2戦のバルセロナ(スペイン)戦を前に、マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)所属のポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが28日、意気込みを語った。
 第1戦を0−0で折り返し、第2戦ではホームで戦うアドバンテージを得るマンチェスターUだが、ロナウドは「僕らのサポーターはいつも凄いんだけど、この1ヶ月は信じられないぐらいだった」とコメント。「残りの試合でもこの状況が続くことを願っているし、特にバルサとの一戦ではなおさらね」と続け、サポーターの後押しで一気にスペインの雄を押し切りたいと話した。
 バルサ所属のアルゼンチン代表FWリオネル・メッシとの対決に視線が注がれる中、第1戦ではPKを外してしまう場面も見られたロナウドだが、勝負を決める一戦でどのようなプレーを披露するか俄然注目が集まっている。

【ランパードが練習合流】
 チェルシーに所属するイングランド代表MFフランク・ランパードが28日、母親の死を乗り越えてチーム練習に合流した。
 24日に母親のパットさんを亡くしたランパードは、その2日後に行われたマンチェスター・ユナイテッドとの国内リーグの大一番を欠場。しかし、欧州チャンピオンズリーグ準決勝第2戦のリバプール戦(30日)を前に、練習に復帰することになった。
 ただ、マンU戦(26日)で2ゴールを挙げたバラックを筆頭に現在MF陣が好調なチェルシーだけに、アブラム・グラント監督はランパードの起用法について迷うことになりそうだ。


プレミア
イングランドプレミアリーグ第36節結果

ダービー2−6アーセナル
≪得点者≫
ダービー:マッケベリー31、アーンショウ77
アーセナル:ベントナー25、ファン・ペルシ40、アデバヨール59、81、89、ウォルコット79

 イングランドプレミアリーグは28日、第36節の残り1試合が行われ、アーセナルがダービーに6−2で大勝した。アデバヨールが後半だけの出場でハットトリックを演じた。3位アーセナルは勝ち点を77とし、3位以上が確定。残り2試合で、数字上は逆転優勝の可能性も残した。
 一方、敗れたダービー(同11)は1992年のプレミアリーグ開幕以来、史上最低の勝ち点でシーズンを終えることが濃厚となっている。

【プレミア昇格】
 イングランド・チャンピオンシップ(2部相当)で首位に立つウェスト・ブロムウィッチ・アルビオンがサウサンプトンと1−1で引き分け、事実上、来季のプレミアリーグ昇格が決定した。
 この日の引き分けで1ポイントを加算したウェスト・ブロムウィッチは勝ち点を78とし、3位ハル・シティーに同3差を付けた。残り1試合の結果次第では、まだハル・シティーに並ばれる可能性が残るものの、ウェスト・ブロムウィッチの得失点差「+31」に対して、ハル・シティーは「+19」と12点の差があるため、事実上2位以内が確定。2006年に2部降格を余儀なくされ、昨季はプレーオフで敗退するなど、2シーズンを2部で過ごしたウェスト・ブロムウィッチが嬉しい1部復帰を果たすこととなった。


4試合出場停止
 Jリーグは28日の規律委員会で、J1柏の北京五輪代表候補、FW李忠成に4試合の出場停止処分を科した。対象はリーグ戦で、本日29日の第9節、清水戦から5月10日の第12節、FC東京戦まで。
 李は26日の川崎戦で試合終了後にイエローカードを示した主審の腕を叩き、胸を押した。これを「主審および副審に対する傷害の意図のない乱暴な行為」に相当すると判定した。
 また、暴力行為で退場処分となったJ1札幌のダヴィとJ1京都の田原豊は、2試合の出場停止処分とした。


【超サカFLASH】

ベンチ外
 フランスリーグ2で、FW伊藤翔が所属するグルノーブルは28日、ホームでアジャクシオと0−0で引き分けた。伊藤はベンチ入りしなかった。グルノーブルは勝ち点を59とし、残り3試合で1部昇格圏の3位を守った。

プロA契約
 J1のFC東京のMF大竹洋平(18)の契約が近日中にプロC契約からプロA契約に変更される見込みとなった。

300試合出場
 J2仙台のMF永井篤志(33)が本日29日の鳥栖戦でJ2通算300試合出場を達成した。史上3人目。

練習再開
 右足骨折のため離脱しているJ2山形FW豊田陽平が28日、屋外での練習を再開した。5月下旬の復帰が濃厚。

解任
 イタリアセリエAで最下位に沈んでいるリボルノのジャンカルロ・カモレーゼ監督が解任され、前監督のフェルナンド・オルシ氏が新監督に就任することが28日、明らかになった。

獲得
 オランダエールディビジのアヤックスは28日、バンフィエルド(アルゼンチン)に所属するアルゼンチン人FWダリオ・チビタニッチ(23)を獲得したと発表した。契約期間は5年、移籍金は700万ユーロ(約11億4000万円)。

辞任
 オランダエールディビジのフィテッセは28日、アード・デモス監督(61)が辞任すると発表した。2006年に3年契約を結びフィテッセを率いてきたデモス監督だが、リーグ戦12位でシーズンを終えた今季は、数名の選手、およびクラブの上層部と衝突していた。


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