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2008.05.06.TUE
J1第11節第1日、浦和は最下位千葉に完勝して首位堅守!!本日の超最新情報

INDEX

首位堅守
J1第11節第1日
札幌1−3東京V
磐田1−4川崎
3−0神戸
新潟3−0清水
FC東京0−1名古屋
横浜M1−1大宮
浦和3−0千葉
浦和は完勝で首位堅守!名古屋が暫定2位、川崎が暫定3位浮上!最下位千葉は7連敗!
J2第12節
水戸0−2湘南
愛媛0−0山形
福岡2−4熊本
甲府2−1横浜FC
岐阜0−1鳥栖
広島0−1仙台
徳島2−3草津
仙台は終了直前の劇的弾で4位浮上!首位広島は連勝が3でストップ!

ACL展望
鹿島&G大阪が明日7日のアジアチャンピオンズリーグ・グループリーグ第5戦に向けて最終調整!

出番なし
フランスリーグ2第36節
ブローニュシュルメール0−1グルノーブル
伊藤翔は約6ヶ月ぶりに公式戦ベンチ入りするも出番なし!祖母井秀隆氏(56)がGMを務めるグルノーブルは1960−1961年シーズン以来の1部昇格が濃厚!

プレミア
イングランドプレミアリーグ第37節
ニューカッスル0−2チェルシー
チェルシーはマンチェスター・ユナイテッドと勝ち点84で並んで優勝の行方は11日の最終節に持ち越し!

決勝進出
オランダエールディビジ欧州CL出場プレーオフ1回戦第2戦
アヤックス3−1(TOTAL5−2)ヘーレンフェーン
プレーオフ決勝はアヤックスvsトゥヴェンテ!

入場券がビザ
モスクワで21日に行われる欧州CL決勝、チェルシーvsマンチェスター・ユナイテッド戦のチケットが入国ビザに代用!

獲得
ミランがアーセナルからフランス代表MFフラミニ(24)を獲得!移籍金なしの4年契約!

全治6ヶ月
バルセロナのアルゼンチン代表DFガブリエル・ミリート(27)が右膝前十字靱帯損傷で全治6ヶ月!

試合開催要望
ブラジルを除く南米サッカー連盟加盟の9カ国がボリビアのラパス(標高3600メートル)での試合禁止解除をFIFAに要求!

本日の超サカFLASH
鹿島FWマルキーニョスが左腹直筋挫傷で全治2週間ほか


本文
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首位堅守
J1第11節第1日結果

札幌1−3東京V
(札幌ド・16508人)
≪得点者≫
札幌:クライトン55
東京V:レアンドロ5、ディエゴ21、フッキ33

磐田1−4川崎
(ヤマハ・13602人 )
≪得点者≫
磐田:萬代9
川崎:谷口23、寺田47、ジュニーニョ59、61

3−0神戸
(柏・9398人)
≪得点者≫
柏:菅沼11、石川16、太田19

新潟3−0清水
(東北電ス・36403人)
≪得点者≫
新潟:千代反田2、アレッサンドロ61、83

FC東京0−1名古屋
(味スタ・30825人)
≪得点者≫
名古屋:杉本17

横浜M1−1大宮
(日産ス・27988人)
横浜M:大島51
大宮:デニス・マルケス16

浦和3−0千葉
(埼玉)
≪得点者≫
浦和:闘莉王59、相馬76、エジミウソン85

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Jリーグディビジョン1
順位表&得点ランキング


 J1第11節第1日は本日6日、札幌ドームなどで7試合が行われ、浦和レッズは3−0で今季未勝利のジェフ千葉に完勝し、勝ち点23で首位をキープした。千葉は7連敗。名古屋グランパスはFC東京に1−0で競り勝ち、連敗を3で止めて同22で2位に浮上した。ジュビロ磐田に4−1で圧勝した川崎フロンターレが総得点差でFC東京を上回り3位。
 前節13位の柏レイソルは3−0でヴィッセル神戸を退け、7位に順位を上げた。東京ヴェルディはコンサドーレ札幌を3−1で下した。札幌は4連敗。アルビレックス新潟は清水エスパルスに3−0で快勝。横浜F・マリノスは大宮アルディージャと1−1で引き分けた。
 鹿島アントラーズとガンバ大阪は明日7日にアジアチャンピオンズリーグの試合があるため、6月25日に今節の試合を行う。

【J1最多出場】
 J1清水のMF伊東輝悦(33)が本日6日、新潟市の東北電力ビッグスワンスタジアムで行われた新潟戦にフル出場し、藤田俊哉(名古屋)の持つJ1最多試合出場記録の414に並んだ。
 伊東は静岡・東海大一高(現東海大翔洋高)から1993年に清水入りし、1994年6月11日のG大阪戦で初出場した。1995年から主力としてプレーし13年連続で20試合以上出場。2006、2007年は全34試合に先発し、今季も開幕から11戦連続でフル出場している。

【東京Vはブラジル人トリオが揃い踏み】
札幌1−3東京V
(札幌ド・16508人)
≪得点者≫
札幌:クライトン55
東京V:レアンドロ5、ディエゴ21、フッキ33
≪出場メンバー≫
札幌
GK:
28.高木貴弘
DF:
33.鄭容臺
(32.柴田慎吾)
21.平岡康裕
(70分8.砂川誠)
2.吉弘充志
19.坪内秀介
MF:
7.藤田征也
29.ディビッドソン純マーカス
(46分25.宮澤裕樹)
18.芳賀博信
24.西谷正也
FW:
15.クライトン
10.ダヴィ
東京V
GK:
1.土肥洋一
DF:
4.和田拓三
17.土屋征夫
(73分14.富澤清太郎)
5.那須大亮
22.服部年宏
MF:
23.福西崇史
10.ディエゴ
6.菅原智
11.大野敏隆
(80分2.福田健介)
FW:
7.レアンドロ
(67分33.河野広貴)
9.フッキ

 東京VはJ1復帰後初の2連勝。前半5分、レアンドロのリーグ戦初ゴールを契機にディエゴ、フッキのブラジル人が揃って得点した。ディエゴは「チーム全員で喜んでいる」と笑顔を振りまいた。
 柱谷監督は前線の3人がゴールを決めた前半の戦いぶりを「やりたいサッカーができた」と評価。「我慢とアグレッシブさの判断が良くなってきた」と試合内容の向上を実感していた。

★三浦監督「申し訳ない」
 札幌は4連敗を喫した。戦う姿勢を示せないまま3失点した前半のふがいなさに、三浦監督は「サポーターに申し訳ない」と謝罪した。
 不出来の要因を立ち上がりの失点に求めた指揮官は「自分の責任で失点した選手が、1試合引きずるメンタルの弱さがある」と分析。チームの苦境に坪内は「試合に出ている1人1人が危機感を持たないと」と話した。

【川崎は4戦連続逆転勝ち】
磐田1−4川崎
(ヤマハ・13602人 )
≪得点者≫
磐田:萬代9
川崎:谷口23、寺田47、ジュニーニョ59、61
≪出場メンバー≫
磐田
GK:
1.川口能活
DF:
4.大井健太郎
5.田中誠
15.加賀健一
MF:
25.駒野友一
17.犬塚友輔
(62分28.船谷圭祐)
27.上田康太
14.村井慎二
11.西紀寛
(80分76.名波浩)
FW:
29.山崎亮平
(56分18.前田遼一)
32.萬代宏樹
川崎
GK:
1.川島永嗣
DF:
4.井川祐輔
13.寺田周平
2.伊藤宏樹
MF:
19.森勇介
(65分26.村上和弘)
17.菊地光将
(82分18.横山知伸)
29.谷口博之
8.山岸智
14.中村憲剛
FW:
16.鄭大世
10.ジュニーニョ
(74分7.黒津勝)

 川崎が4試合連続の逆転勝ちと完全に調子を取り戻した。高畠監督は「先制しようと言っていたんだが…」と笑うが、今の勢いは失点も意に介さない。
 中村が3アシストで、ジュニーニョが2得点と攻撃の柱が申し分のない働き。先制されたが23分に中村の右FKを谷口が頭で流し込み同点。後半開始早々に中村の右CKを寺田が頭で合わせて簡単に勝ち越すと、後は昨季得点王がネットを2度揺らした。
 中村は「チームとして機能している」と満足げ。高畠監督は「もともと力を持った選手らが、本来の力を出し切れているだけ」と当然といった表情だった。

★磐田の川口「話にならない」
 今季ワーストの4失点の敗戦に、磐田のGK川口は「正直、話にならない」と言った。
 前半9分の萬代のゴールで幸先いいスタートを切りながら、守備の乱れを突かれて失点を重ねた。川口は「マークにつくべき選手がついていない。基本中の基本ができていない」とバスに乗り込む直前になっても、怒りが収まらなかった。

【柏・菅沼が技ありヘッド】
3−0神戸
(柏・9398人)
≪得点者≫
柏:菅沼11、石川16、太田19
≪出場メンバー≫

GK:
33.菅野孝憲
DF:
23.藏川洋平
5.古賀正紘
13.小林祐三
4.石川直樹
(81分34.杉山浩太)
MF:
14.太田圭輔
2.鎌田次郎
7.大谷秀和
6.アレックス
FW:
15.菅沼実
(76分22.鈴木達也)
11.ポポ
(89分9.北嶋秀朗)
神戸
GK:
1.榎本達也
DF:
25.石櫃洋祐
2.小林久晃
32.柳川雅樹
20.鈴木規郎
MF:
8.栗原圭介
(25分26.松岡亮輔
6.金南一
10.ボッティ
(60分18.田中英雄)
16.古賀誠史
FW:
22.馬場賢治
(50分17.吉田孝行)
13.大久保嘉人

 柏の菅沼が技ありのヘディングシュートで快勝に貢献した。前半11分、左後方からポポが蹴ったFKのコースに体を入れ、ゴールに背を向けながら低い球に頭を合わせた。弾道をループシュートのように変え、相手GKの頭上を破った。
 これが今季初得点のFWは「イメージはあったが、あんなにうまくいくとは」と満面の笑み。チームを今季初の連勝に導き「これまで外すことが多かった。勝利に貢献できたのが一番」と胸を張った。

柏・石崎監督
「前節から先発のGK菅野が、前半の危ない場面を止めたのが大きかった。流れを変えてくれた」

★大久保がチームに苛立ち
 神戸は前半の3失点がのしかかり、いいところなく敗れた。キャプテンマークを着けてプレーした大久保は「全体的に良くなかった。出足も遅かった」と波に乗れないチームを評した。
 もっとも自身は判定への不満で一杯。後半、相手との接触で倒れたが反則を取ってもらえなかったことに激高し、主審に詰め寄って警告を受けた。「蹴られて(口から)血が出てるのに、それは見ない。『(カードを)出すぞ』と言うから『出せよ』と言った」と怒りを隠さなかった。

【新潟は松下が全3得点に絡む活躍】
新潟3−0清水
(東北電ス・36403人)
≪得点者≫
新潟:千代反田2、アレッサンドロ61、83
≪出場メンバー≫
新潟
GK:
1.北野貴之
DF:
28.松尾直人
5.千代反田充
6.永田充
2.中野洋司
MF:
23.田中亜土夢
(79分10.マルシオ・リシャルデス)
3.千葉和彦
16.寺川能人
(85分15.本間勲)
7.松下年宏
FW:
9.アレッサンドロ
11.矢野貴章
清水
GK:
21.西部洋平
DF:
25.市川大祐
26.青山直晃
4.高木和道
3.山西尊裕
(66分11.戸田光洋)
MF:
7.伊東輝悦
16.本田拓也
(58分13.兵働昭弘)
10.藤本淳吾
17.フェルナンジーニョ
FW:
19.原一樹
(58分20.西澤明訓
9.矢島卓郎

 新潟の松下が全3得点に絡む活躍で勝利に貢献した。「イメージ通りの弾道」というFKで2点をアシスト。後半38分には正確なパスで3点目の起点となった。
 G大阪からの期限付き移籍で2006年6月から新潟に在籍する24歳。昨季は途中からの起用が多かったが、最近3試合はフル出場と定位置を掴みつつある。「3点も取れたことは今後につながる」という口ぶりに中核選手としての自覚がにじんだ。

★長谷川監督「してやられた」
 清水は序盤の失点が響いた。リードして守りに重点を置いた新潟を最後まで崩せなかった。
 中盤ではボールを支配していたが、ゴール前で工夫がなく簡単に跳ね返された。徐々に焦りが出てきた後半にセットプレーとカウンター攻撃で失点を重ねた。長谷川監督は「新潟にうまくしてやられた」と表情を曇らせた。

【名古屋は杉本弾を楢崎好セーブで守る】
FC東京0−1名古屋
(味スタ・30825人)
≪得点者≫
名古屋:杉本17
≪出場メンバー≫
FC東京
GK:
1.塩田仁史
DF:
25.徳永悠平
3.佐原秀樹
8.藤山竜仁
5.長友佑都
MF:
6.今野泰幸
17.金沢浄
27.栗澤僚一
(76分18.石川直宏)
22.羽生直剛
(46分30.大竹洋平)
FW:
24.赤嶺真吾
(60分32.近藤祐介)
9.カボレ
名古屋
GK:
1.楢ア正剛
DF:
3.バヤリッツァ
34.吉田麻也
16.増川隆洋
6.阿部翔平
MF:
8.マギヌン
(85分30.竹内彬)
7.中村直志
14.吉村圭司
(88分13.山口慶)
29.小川佳純
FW:
19.杉本恵太
(69分5.米山篤志)
9.ヨンセン

 名古屋がFC東京に競り勝ち、連敗を3で止めた。前半立ち上がりに杉本が小川のパスに反応し、快足を飛ばして走り込み、左足で先制弾。このリードをGK楢崎の驚異的なセーブなどで守り切って、4試合ぶりの勝利を掴んだ。
 杉本は3日が愛妻と次女の誕生日。バースデーゴールを狙った同日のG大阪戦では不発だっただけに、3日遅れの祝弾に笑顔。「勝てたことがすごくうれしい」と話した。
 ストイコビッチ監督は「とても満足している。ハードワーク、組織だったプレーのたまものだ。勝利に値するゲームをやってくれた」と選手を称えた。

★FC東京は梶山の出場停止響く
 FC東京は司令塔、梶山の出場停止が響いた。城福監督は「名古屋の気持ちに押された。梶山を欠いて決定機をつくれない。これが今の実力」と話した。
 後半34分にカボレが倒されて得た近藤のPKはバーを直撃、同点のチャンスを生かせなかった。左脚痛から復帰、5試合ぶりに出場した羽生は「PKの失敗は仕方ない。動きに連動性がなく、ミスが多かった」と悔しがった。

【大宮がアウェーで果敢に勝負】
横浜M1−1大宮
(日産ス・27988人)
横浜M:大島51
大宮:デニス・マルケス16
≪出場メンバー≫
横浜M
GK:
1.榎本哲也
DF:
7.田中隼磨
4.栗原勇蔵
22.中澤佑二
26.田中裕介
MF:
10.山瀬功治
8.ロペス
(46分17.兵藤慎剛)
3.松田直樹
13.小宮山尊信
FW:
9.ロニー
(85分18.清水範久)
15.大島秀夫
(84分11.坂田大輔)
大宮
GK:
21.江角浩司
DF:
19.村山祐介
3.レアンドロ
5.冨田大介
4.波戸康広
MF:
8.小林大悟
32.小林慶行
6.片岡洋介
23.金澤慎
(67分28.土岐田洸平)
11.藤本主税
(81分14.森田浩史)
FW:
10.デニス・マルケス
(88分7.佐伯直哉)

 大宮は前節に大敗したショックを感じさせず、アウェーでも果敢なサッカーを展開した。特に前半は横浜Mを圧倒し、分厚い攻撃でデニス・マルケスが先制ゴール。「最初に来たチャンスを決められたのがうれしい」とエースFWは喜んだ。
 後半に追い付かれたものの、連敗を避けたのは大きい。樋口監督は「勝ち点1は残念だが、前の試合のミスをしっかり修正して選手はタフに戦った」と前向きだった。

★横浜M、監督の還暦祝えず
 またも横浜Mは相性の悪い大宮に勝てなかった。これでリーグ戦通算3分け4敗と未勝利が続く。同点ゴールの大島は「前半が悪すぎた。最初から後半のようなサッカーができれば…」と、低調だった前半の内容を悔やんだ。
 前日に60歳の誕生日を迎えた桑原監督は「後半勝負と思っていたが、前半に先行されて計画が狂った」と苦笑い。勝利で還暦を祝うことはできなかった。

【闘莉王が1得点1アシスト】
浦和3−0千葉
(埼玉)
≪得点者≫
浦和:闘莉王59、相馬76、エジミウソン85
≪出場メンバー≫
浦和
GK:
23.都築龍太
DF:
12.堤俊輔
20.堀之内聖
22.阿部勇樹
MF:
6.山田暢久
4.田中マルクス闘莉王
(77分19.内舘秀樹)
16.相馬崇人
21.梅崎司
9.永井雄一郎
(46分3.細貝萌)
FW:
7.高原直泰
(77分15.エスクデロ・セルヒオ)
17.エジミウソン
千葉
GK:
1.立石智紀
DF:
3.斎藤大輔
4.ボスナー
14.池田昇平
(11.新居辰基)
31.青木良太
MF:
7.工藤浩平
6.下村東美
15.中島浩司
(53分22.米倉恒貴)
40.フルゴビッチ
(59分19.伊藤淳嗣)
FW:
10.レイナウド
20.苔口卓也

 頼りになるのはやはりこの男だった。攻め込みながら無得点で前半を終えた浦和。しかし、後半に入って守備的MFからトップ下へポジションを上げた闘莉王が1得点1アシストと活躍し、チームを勝利へと導いた。
 後半14分、左クロスに反応した。右足のシュートはポストに当たって枠の中へ。勝負の流れを手繰り寄せる先制点に「時間はかかったけど、それからは自分達のペースでできた」と安堵の表情を浮かべた。同31分にはゴール前での競り合いで粘り、相馬のゴールを演出した。
 前半途中の接触プレーで右肩を負傷し、大事を取って後半32分に退いた。闘莉王は「痛い。これから検査する。何でもなければいいけど…」と話した。
 ケガの具合は心配だが、首位をがっちりキープする勝ち点3に、自然と表情は明るい。シーズンはまだ約3分の1を終えたところだが「このまま突っ走りたい」と威勢のいい言葉も飛び出した。

★千葉は連続勝ちなし試合「17」
 千葉は開幕から11試合勝ち星なし。昨季の終盤から続く連続勝ちなし試合は、J1史上3番目の不名誉な記録となる「17」にまで伸びた。
 前半は懸命に走り回り、個々の能力が高い浦和を封じた。しかし後半に入って運動量が落ち、突き放された。攻守の要である下村は「1点目を失ってから、バラバラになった」とうつむいた。

J2第12節結果

水戸0−2湘南
(笠松・2653人)
≪得点者≫
湘南:阿部63、坂本88

愛媛0−0山形
(ニンスタ・3917人)

福岡2−4熊本
(レベスタ・10822人)
≪得点者≫
福岡:大久保8、グリフィス41
熊本:高橋28、33、72、小森田57

甲府2−1横浜FC
(小瀬・14521人)
≪得点者≫
甲府:久野14、藤田33
横浜FC:アンデルソン73

岐阜0−1鳥栖
(長良川・4347人)

広島0−1仙台
(広島ビ・13116人)
≪得点者≫
仙台:中原89

徳島2−3草津
(鳴門大塚・3247人)
≪得点者≫
徳島:石井19、大島65
草津:後藤13、田中86、高田87

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Jリーグディビジョン2
順位表&得点ランキング


 J2第12節は本日6日、広島ビッグアーチなどで全7試合が行われ、首位のサンフレッチェ広島が試合終了間際の失点でベガルタ仙台に0−1で惜敗し、連勝は3で止まった。仙台は4位浮上。湘南ベルマーレは水戸ホーリーホックを2−0で、サガン鳥栖は1−0でFC岐阜を下して勝ち点21に伸ばし、広島と同2差に詰め寄った。得失点差で湘南が2位。
 ヴァンフォーレ甲府は横浜FCを2−1で破った。ロアッソ熊本は4−2でアビスパ福岡に、ザスパ草津は3−2で徳島ヴォルティスにそれぞれ逆転勝ちした。愛媛FCとモンテディオ山形は0−0で引き分けた。

【福岡はリティ監督が辞意?】
 福岡は2試合続けて4失点を喫しての連敗。しかも、この日の相手は今季から参入の熊本。試合後は、サポーターが怒りの声を上げた。
 これで3勝3分け5敗。リトバルスキー監督からは「大量失点に関しては、監督の私が修正できなかった。今日か明日、社長と将来について話す。私が(チームに)残るか残らないかは、社長が判断する」と、弱気な発言も出た。都筑社長は「監督には続けてほしい。とにかく話をしないといけない」と話した。


ACL展望
アジアチャンピオンズリーグ・グループリーグ第5戦日程

グループF:

7日(水)
19:00〜
鹿島アントラーズvsクルンタイ・バンク(タイ)
(カシマ)

グループG:

7日(水)
日本時間21:30〜
チョンブリ(タイ)vsガンバ大阪
(スパチャラサイ・スタジアム)

グループリーグ順位表
(第4節終了時)

上段:
順位.チーム・勝ち点
下段:
試合数・勝・分け・敗・得点・失点・得失点

グループF:

1.鹿島 9
4 3 0 1 16 2 +14
2.北京国安 9
4 3 0 1 8 4 +4
3.クルンタイ・バンク 4
4 1 1 2 14 16 -2
4.ナムディン 1
4 0 1 3 4 20 -16

グループG:

1.G大阪 10
4 3 1 0 11 7 +4
2.チョンブリ 5
4 1 2 1 6 5 +1
3.全南 4
4 1 1 2 6 8 -2
4.メルボルン 3
4 1 0 3 6 9 -3

 アジア・クラブ王者を決めるアジアチャンピオンズリーグ・グループリーグ第5戦は明日7日、各地で行われる。勝つか引き分けでグループG通過が決まるガンバ大阪は敵地でチョンブリ(タイ)、前節の初黒星で首位に並ばれたグループFの鹿島アントラーズはホームでクルンタイ・バンク(タイ)と対戦する。
 鹿島は本日6日午前、茨城県鹿嶋市内で2時間練習し、セットプレーの連係を確認。前回のクルンタイ・バンク戦は9−1で大勝したが、好調のFWマルキーニョスが腹筋の故障で欠場する。公式記者会見でのオリベイラ監督は「今回は大勝より、あくまで勝利を狙う」と慎重だった。

【興梠、佐々木の2トップも】
 3月からJリーグとACLを並行して戦い続けてきた鹿島に故障者が増えてきた。この日も腹筋を痛めたマルキーニョス、左膝痛の田代の両FWに加え、右膝を痛めた本山も別メニュー調整を強いられた。
 FK、CKの練習では21歳の興梠、20歳の佐々木が主力組の2トップを組み、今季初めて2人が揃って先発する可能性が出てきた。興梠は「調子はさほどよくないが、その分試合で走り回る」と言い、佐々木も「今年出たゲームはいつも興梠さんと組んでいるので問題はない」と緊張気味に話した。


出番なし
フランスリーグ2第36節結果

ブローニュシュルメール0−1グルノーブル

 フランスリーグ2(2部)で、グルノーブルに所属するFW伊藤翔は5日、アウェーでの16位ブローニュシュルメール戦で、昨年11月のフランスカップ以来の公式戦ベンチ入りを果たしたが、出場機会はなかった。
 グルノーブルは1−0で勝利。3位のグルノーブルは2試合を残して4位トロワとの勝ち点差を5に広げ、次節のシャトールー戦に勝つか、引き分ければ、1960−1961年シーズン以来の1部昇格が決まる。伊藤は「昇格がほぼ間違いなくなって良かった。調子はいいし、もちろん試合に出たい。ベンチ入りの回数を増やしていきたい」と話した。
 グルノーブルは、イビチャ・オシム前日本代表監督をジェフ千葉の監督に招聘したことで有名な、日本人の祖母井(うばがい)秀隆氏(56)がゼネラルマネージャーを務めている。


プレミア
イングランドプレミアリーグ第37節結果

ニューカッスル0−2チェルシー
≪得点者≫
チェルシー:バラック60、マルーダ82

NEW!
イングランドプレミアリーグ
順位表&得点ランキング


 イングランドプレミアリーグは5日、英・ニューカッスルで第37節の残り1試合が行われ、アウェーのチェルシーが2−0でニューカッスルを下し、首位マンチェスター・ユナイテッドと勝ち点84で並んだ。
 両チームとも1試合を残し、優勝の行方は11日の最終日に持ち越されたが、得失点差ではマンチェスターUが優位に立っている。最終戦はチェルシーはホームで16位ボルトンと、マンチェスターUはアウェーで13位ウィガンと対戦する。
 この日のチェルシーは前半からニューカッスルFWオーウェンに決定的なシュートを打たれ、テリーがゴールライン上で辛うじてクリアするなど、劣勢の展開で試合を折り返す。
 それでも、ハーフタイムを境に立て直したチェルシーは、後半16分に右サイドでFKを獲得。ドログバの蹴ったボールをバラックがヘッドで合わせ先制に成功する。さらに37分、途中出場のランパードのスルーパスからマルダが流し込んで追加点を挙げて試合を決めた。


決勝進出
オランダエールディビジ欧州CL出場プレーオフ1回戦第2戦結果

アヤックス3−1(TOTAL5−2)ヘーレンフェーン

 オランダエールディビジは5日、来季の欧州チャンピオンズリーグ出場権をかけたプレーオフ1回戦第2戦の残り1試合が行われ、今季リーグを2位で終えたアヤックスが同5位のヘーレンフェーンにホームで3−1と快勝。2試合合計スコア5−2で、順当に決勝進出を果たした。
 前半39分に退場者を出したヘーレンフェーンにアヤックスが快勝。前半終了間際、ペレスがPKを沈めて先制点を奪うと、ロンメダールが追加点を挙げ、さらに再びペレスがネットを揺らした。その後1失点を喫したアヤックスだったが、余裕で逃げ切ってみせた。
 これにより、プレーオフ決勝はアヤックスと前日に勝ち抜きを決めていたトゥヴェンテが対戦することになり、決勝第1戦は10日、第2戦は18日に行われ、勝利チームはCL予備戦3回戦からの出場権を獲得。敗れたチームはUEFAカップに回る。


入場券がビザ
 欧州サッカー連盟(UEFA)は5日、モスクワで21日に行われる欧州チャンピオンズリーグ決勝、チェルシーvsマンチェスター・ユナイテッド(ともにイングランド)の入場券が入国ビザの代用になると発表した。
 入場券を持つサポーター計5万人はビザなしでも、19日から23日の間は72時間の滞在が可能となる。


獲得
 イタリアセリエAのミランは5日、イングランドプレミアリーグのアーセナルからフランス代表MFマシュー・フラミニ(24)を獲得したと公式サイトで発表した。契約期間は7月1日から4年間。2004年にマルセイユ(フランス)からアーセナル入りしたフラミニは、今季で同クラブとの契約を満了するため自由移籍となる。
 ハードワークができるフラミニは記者団に対し、「大変幸せ。本当にありがとう」と喜びを語っている。


全治6ヶ月
 スペインリーガエスパニョーラのバルセロナは5日、アルゼンチン代表DFガブリエル・ミリート(27)が膝の手術を受けて6ヶ月の戦線離脱となる見込みだと発表した。
 G・ミリートは先週行われたマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)との欧州チャンピオンズリーグ準決勝第2戦で右膝の前十字靱帯損傷で手術を受けることになっていた。
 今季開幕前にサラゴサ(スペイン)から移籍金2050万ユーロ(約33億3000万円)でバルセロナに加入し、1年目ながら守備のキーマンとして活躍したG・ミリートだが、2001年にも右膝の前十字靱帯を切ったことがあり、それが理由で2003年にはレアル・マドリー(スペイン)への移籍が破談になったことがあるが、バルサのドクターによれば、今回のケガと古いケガとの関係性はないとのこと。
 現在リーグ3位のバルサは、レアル・マドリードの優勝が決まったため、目標は本戦からのCL出場権が得られる2位の確保となる。残り3試合でミッションを達成する上で、G・ミリートの離脱は痛手となりそうだ。
 また、同クラブのコートジボワール代表MFヤヤ・トゥーレも、今季終了後に椎間板ヘルニアの手術を受ける見込みとなっている。


試合開催要望
 ブラジルを除く南米サッカー連盟加盟の9カ国は5日、国際サッカー連盟(FIFA)が定めた標高2750メートルを超える高地での試合禁止について、ボリビアのラパス(標高3600メートル)を除外するようFIFAに求めることを明らかにした。
 27日にオーストラリアのシドニーで開かれるFIFAの理事会で、ブラッター会長に禁止除外の嘆願書を提出する予定。
 FIFAは昨年12月に選手の健康を守るため、高地での試合の実施を原則禁止するとしていた。


超サカFLASH

全治2週間
 J1鹿島FWマルキーニョスが左腹直筋挫傷で全治2週間と診断されたことが明らかになった。7日に行われるアジアチャンピオンズリーグ・クルンタイ・バンク戦は欠場する。

練習参加
 鹿児島城西FW大迫勇也が5日、J1柏の練習に参加した。大迫には浦和、鹿島、FC東京、大分なども獲得に動いている。


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