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2008.05.07.WED
アジアチャンピオンズリーグ、G大阪の初の決勝トーナメント進出が決定!!本日の超最新情報

INDEX

決勝T進出決定
アジアチャンピオンズリーグ・グループリーグ第5戦
グループF
鹿島8−1クルンタイ・バンク(タイ)
北京国安(中国)3−0ナムディン(ベトナム)
グループG
チョンブリ(タイ)0−2G大阪
全南ドラゴンズ(韓国)1−1メルボルン・ビクトリー(オーストラリア)
鹿島は8ゴール大勝で首位キープ!G大阪はクラブ史上初の決勝トーナメント進出が決定!

37位
最新FIFAランキング発表、日本は1ランクダウンの37位!

完売
キリンカップ、日本vsコートジボワール戦(24日・豊田)の入場券約3万7000枚が完売!

発表
女子アジアカップに向けた強化合宿(14〜23日・岡山)の日本女子代表候補メンバー28名発表!

解任
J1で最下位の千葉が成績不振でクゼ監督(55)を解任!後任は外部からの招聘が有力!

3試合保留
J2で10位の福岡がリトバルスキー監督の進退問題を第1クール最終戦の21日のC大阪戦まで保留!

全治1ヶ月
広島のU-23日本代表候補MF柏木陽介(20)が左恥骨筋断裂および左短内転筋の損傷で全治1ヶ月!

オープン
ザルツブルクDF宮本恒靖がプロデュースしたフットサルコートが東京都墨田区の丸井錦糸町店にオープン!

就任要請
マンチェスター・シティーがポルトガル代表のスコラリ監督(59)に来季からの監督就任を要請!

フル出場
ドイツブンデスリーガ第32節
ドルトムント3−2シュツットガルト
ボーフム0−3シャルケ
小野伸二は8試合ぶりの先発でフル出場も完敗!

決勝進出
クープ・デ・フランス準決勝
パリ・サンジェルマン1−0アミアン(2部)
リーグ戦で降格圏18位のパリSGが決勝進出!

新監督
バルセロナの新監督にバルセロナBチーム監督の元スペイン代表MFグアルディオラ氏(37)が就任!

ベスト4目標
FAが2010年W杯かユーロ2012でのベスト4進出を掲げた活動指針を発表!

コンフェデ杯で使用
2010年W杯南アフリカ大会組織委員会が建設が遅れているポートエリザベスの新スタジアムを2009年のコンフェデ杯で使用すると発表!

大勝発進
ビーチサッカーW杯アジア予選・グループリーグ第1戦
グループB
日本代表8−2フィリピン代表
日本は大勝発進!

首位堅守
J1第11節第1日
札幌1−3東京V
磐田1−4川崎
3−0神戸
新潟3−0清水
FC東京0−1名古屋
横浜M1−1大宮
浦和3−0千葉
浦和は完勝で首位堅守!名古屋が暫定2位、川崎が暫定3位浮上!最下位千葉は7連敗!
J2第12節
水戸0−2湘南
愛媛0−0山形
福岡2−4熊本
甲府2−1横浜FC
岐阜0−1鳥栖
広島0−1仙台
徳島2−3草津
仙台は終了直前の劇的弾で4位浮上!首位広島は連勝が3でストップ!

本日の超サカFLASH
JリーグがJ1第12節&J2第13節の出場停止選手を発表ほか


本文
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決勝T進出決定
アジアチャンピオンズリーグ・グループリーグ第5戦結果

グループF:

鹿島アントラーズ8−1クルンタイ・バンク(タイ)
(カシマ)
≪得点者≫
鹿島:岩政18、興梠20、田代44、野沢45、小笠原50、野沢66、ダニーロ73、81
クルンタイ・バンク:ピーラポン89
≪出場メンバー≫
鹿島
GK:
21.曽ヶ端準
DF:
19.伊野波雅彦
3.岩政大樹
4.大岩剛
(67分27.笠井健太)
7.新井場徹
MF:
15.青木剛
6.小笠原満男
10.本山雅志
(60分11.ダニーロ)
8.野沢拓也
FW:
9.田代有三
(76分17.佐々木竜太)
13.興梠慎三

北京国安(中国)3−0ナムディン(ベトナム)

グループG:

チョンブリ(タイ)0−2ガンバ大阪
(スパチャラサイ・スタジアム)
≪得点者≫
G大阪:山崎63、ルーカス76
≪出場メンバー≫
G大阪
GK:
1.松代直樹
DF:
21.加地亮
2.中澤聡太
5.山口智
13.安田理大
(81分19.下平匠)
MF:
27.橋本英郎
17.明神智和
10.二川孝広
(78分20.倉田秋)
FW:
9.ルーカス
18.バレー
11.播戸竜二
(62分30.山崎雅人)

全南ドラゴンズ(韓国)1−1メルボルン・ビクトリー(オーストラリア)

グループリーグ順位表
(第5節終了時)

上段:
順位.チーム・勝ち点
下段:
試合数・勝・分け・敗・得点・失点・得失点

グループF:

1.鹿島 12
5 4 0 1 24 3 +21
2.北京国安 12
5 4 0 1 11 4 +7
3.クルンタイ・バンク 4
5 1 1 3 15 24 -9
4.ナムディン 1
5 0 1 4 4 23 -19

グループG:

1.G大阪 13
5 4 1 0 13 7 +6

2.チョンブリ 5
5 1 2 2 6 7 -1
3.全南 5
5 1 2 2 7 9 -2
4.メルボルン 4
5 1 1 3 7 10 -3

…決勝トーナメント進出

 アジアクラブ王者を決めるアジアチャンピオンズリーグは本日7日、各地でグループリーグ第5戦が行われ、グループGで首位のガンバ大阪はバンコクでチョンブリ(タイ)を2−0で下し、勝ち点13としてクラブ史上初のグループリーグ突破を決めた。日本勢の8強入りは昨年優勝の浦和レッズ、川崎フロンターレに次いで3クラブ目。
 G大阪は後半に途中出場の山崎が先制し、ルーカスが追加点を挙げた。
 グループFの鹿島アントラーズは茨城県鹿嶋市のカシマスタジアムでクルンタイ・バンク(タイ)に8−1と大勝。ナムディン(ベトナム)を3−0で下した北京国安(中国)と勝ち点12で並び、得失点差で首位を守った。野沢、ダニーロが2点ずつを挙げるなど、格下相手に得点を重ねた。
 グループリーグはグループA〜Gの各1位と前回優勝の浦和が準々決勝に進む。優勝チームは日本で12月に開催されるクラブワールドカップ(W杯)出場権を得る。

【G大阪が悲願のグループリーグ突破】
 蒸し暑い敵地での厳しい戦いを制し、G大阪が1試合を残して悲願のグループリーグ突破を決めた。
 引き分けでも1位が決まる状況だったが、西野監督は「そういう気持ちで試合はしない」と話していた。タイに乗り込む前のミーティングでも選手にそう伝えた。
 開始早々にいきなりミスから招いたピンチをGK松代の好守で切り抜けると、何度も決定機をつくった。山口のヘディング、播戸のシュートでゴールネットを揺らしたが、ともに反則で得点にならない。バレーの一撃はクロスバーを直撃した。
 攻撃的な姿勢が実ったのは後半だ。途中出場の山崎が安田理の左クロスを頭で合わせ、最初のタッチで先制ゴール。さらに、加地の右クロスをルーカスがうまく右足で蹴り込み、勝負を決めた。
 この大会に初出場した2年前は敵地の3試合で1勝しかできずにグループリーグ敗退に終わった。今季はJリーグでは調子が上がらない中でも、ACLでは厳しいアウェー戦を3戦全てをものにする力強さ。西野監督は「うちのスタイルがうまく出た。大きな目標を1つクリアできた」と充実感をにじませた。

【鹿島がホームで8発大勝】
 過密日程による疲労の影響で主力にケガ人が増えた鹿島にとっては、久々に胸がすく一戦だった。8得点の猛攻で4月9日のACL第3節以来4週間ぶり、公式戦7試合ぶりの勝利。得失点差を21にまで伸ばしてグループリーグ突破に向けて前進した。
 故障した日本代表DF内田に代わり、鹿島が勝てなくなった4月13日の浦和戦から右サイドDFを務めてきた伊野波は「勝てたことが良かったし、いい薬にもなった」とホッとした表情だった。
 前回対戦で9−1と圧勝した格下に序盤から襲いかかった。前半19分は小笠原のCKから岩政が先制し、2分後も小笠原のFKから興梠が2点目。44分に田代が頭で加点すると後半にも野沢とダニーロらが5点を加えるなど力の差を示した。
 J1の2連覇とアジア制覇を目指し、3月1日のゼロックス・スーパーカップで今季をスタートしてから16試合目。現在のメンバーは未体験のハードな日程と格闘している。主将の小笠原は「しばらく勝てない時期が続いたが、これでいい方向に持っていきたい」と、再びチームを連勝街道に導くことを誓った。
 また、鹿島のオリベイラ監督は久々の勝利に「最後の失点は気の緩みを反省すべきだが、勝って勝ち点3を得る目標を達成したのが何より重要」と笑顔を交え、落ち着いた口調で話した。
 白星から遠ざかるごとに温厚さが消えていた。最近は「チームが悪い報道の仕方をされているように感じる」と、メディアにも苛立っていたほど。格下相手とはいえ意味のある1勝となったようだ。


37位
 国際サッカー連盟(FIFA)は本日7日、最新の世界ランキングを発表し、アジアでトップの日本は前回の36位から37位に順位を下げた。今月、国際親善試合のキリンカップで対戦するコートジボワールは22位、パラグアイは24位。
 ワールドカップ(W杯)アジア3次予選で日本と同グループのバーレーンは72位、オマーンは79位、タイは96位。1位アルゼンチン、2位ブラジル、3位イタリアなど上位に変動はなかった。

NEW!
最新FIFAランキング


完売
 日本サッカー協会は本日7日、国際親善試合キリンカップ、日本vsコートジボワール(24日・豊田スタジアム)の入場券約3万7000枚が完売となり、当日券を発売しないと発表した。
 日本代表戦の入場券が前売りで完売となるのは2007年8月のカメルーン戦(大分)以来。岡田監督が就任してからは初めて。
 コートジボワール戦ではセルティックMF中村俊輔ら欧州組の招集、コートジボワールもチェルシーFWドログバら主力の招集が見込まれている。


発表
 日本サッカー協会は本日7日、ベトナムで28日に開幕する女子アジアカップに向けた強化合宿(14〜23日・岡山)に参加する日本代表候補メンバー28名を発表し、FW永里亜(日テレ)、DF長船(東京電力)、MF川澄(INAC)、MF有吉(日体大)の4名が初選出された。
 永里亜は今回もメンバーに入ったFW永里優(日テレ)の妹。MF澤、FW荒川(ともに日テレ)らも名を連ねた。合宿最終日の23日に代表23名が発表され、24日にベトナムへ出発する。
 日本女子代表候補メンバー28名は以下の通り。

GK:
山郷のぞみ(浦和)
福元美穂(岡山湯郷)
天野実咲(TEPCO)
海堀あゆみ(INAC)
DF:
池田浩美(TASAKI)
柳田美幸(浦和)
安藤梢(浦和)
近賀ゆかり(日テレ)
矢野喬子(浦和)
岩清水梓(日テレ)
長船加奈(TEPCO)
熊谷紗希(常盤木学園高)
MF:
加藤與惠(日テレ)
澤穂希(日テレ)
宮間あや(岡山湯郷)
川澄奈穂美(INAC)
鮫島彩(TEPCO)
有吉佐織(日体大)
阪口夢穂(TASAKI)
宇津木瑠美(日テレ)
後藤三知(常盤木学園高)
FW:
荒川恵理子(日テレ)
鈴木智子(INAC)
丸山桂里奈(TEPCO)
北本綾子(浦和)
大野忍(日テレ)
永里優季(日テレ)
永里亜紗乃(日テレ)


解任
 J1で最下位と低迷しているジェフユナイテッド市原・千葉は本日7日、今季から指揮を執っていたクロアチア出身のヨジップ・クゼ監督(55)を解任すると発表した。
 昼田宗昭チーム統括本部長は「シーズンの3分の1までの結果が節目だと思った」と解任の理由を説明。次期監督について、同本部長は「明日、あさってには発表したい。この状況を打破できる人ということで、外部からが有力」と話した。
 千葉はオフに羽生(FC東京)、山岸(川崎)ら日本代表経験者の主力が大量に移籍し、戦力が低下。今季リーグ戦で2分け9敗とまだ勝利がなく、6日の浦和戦にも0−3で敗れ、7連敗となっていた。

【ショック療法で状況の打開なるか?】
 J1で最下位に沈む千葉が本日7日、ヨジップ・クゼ監督(55)の解任を発表した。シーズンの約3分の1の11試合を消化して、2分け9敗で勝ち点はわずか2。残留圏内の15位新潟とは既に勝ち点10差という苦境に追い込まれ、クラブはショック療法に出た。
 主力選手の大量移籍で、開幕前から厳しい戦いが予想されていた。クラブ側は1月にアマル・オシム監督から引き継いだクゼ監督のスタイル確立を待ったが、攻守ともに連係は噛み合わないままで「浦和戦(6日)を見て、これは何かしないといけないと思った」(昼田チーム統括本部長)。6月の中断期間まで2試合というタイミングで決断した。
 クラブは新監督を9日までに発表する運びで、外部から招聘する場合は、リバプール(イングランド)のコーチらの名前が挙がっている模様。ただ、京都戦が10日に迫っているため、内部から霜田、越後両コーチが昇格する可能性もある。
 チームのまとめ役である坂本は「新しい監督が来たからといって勝てるかといったら、そんなに甘いものじゃない。選手も意識改革をしないと」と危機感を募らせる。古河電工を前身とし、日本リーグ時代を含めて2部降格の経験がない伝統クラブの巻き返しはなるか。


3試合保留
 J2アビスパ福岡の都筑興社長は本日7日、2−4のスコアで敗れた6日の熊本戦後、自らの進退に言及したピエール・リトバルスキー監督を、全チームとの対戦が一通り終わる第1クール最終戦の21日のC大阪戦までの3試合は続投させる方針を示した。
 福岡はここまで3勝3分け5敗で10位と低迷。都筑社長は、リトバルスキー監督に辞意がないことを強調した上で「(監督交代は)今は考えていない。3試合の結果、内容を見てから考えると伝えた」と話した。
 田部和良ゼネラルマネジャー(GM)は「お互いプロ。全てのことは否定できない」と、今後の監督交代の可能性については明言を避けた。


全治1ヶ月
 J2のサンフレッチェ広島は本日7日、U-23(23歳以下)日本代表候補のMF柏木陽介(20)が、左恥骨筋断裂および左短内転筋の損傷で全治1ヶ月と診断されたと発表した。6日の仙台戦で左足付け根部に強い痛みを感じた柏木は、本日午後、広島市内の病院で検査を行った。
 今回の負傷により、今夏の北京五輪での柏木のメンバー入りは微妙となった。


オープン
 サッカー・オーストリアブンデスリーガ、ザルツブルクのDF宮本恒靖がプロデュースしたフットサルコート「MIYAMOTO FUTSAL PARK」が本日7日、東京都墨田区の丸井錦糸町店10階にオープンした。フットサルを気軽にプレーできる場を作りたいと今後も増やしていく考えという。
 5人制のフットサルは年齢や性別を問わずにプレーできることから、欧州やブラジルでは人気が高い。日本でもプロリーグが出来るなど、人気が高まっており、コートの確保が難しくなってきてるという。宮本は、かねてからフットサルに関心を持ち、サッカーの普及を図る狙いもあって、自身がイメージキャラクター契約を結んでいる「丸井」と提携し、第1号のオープンにこぎ着けた。
 開設されたフットサルコートは屋外全天候型で、FIFA公認人工芝を利用。シャワー付きのロッカールームもある。レンタルコートが中心だが、フットサル大会やサッカースクールなども予定している。
 宮本は「欧州でプレーしていると、サッカーが生活に溶け込んでいることを実感する。日本にもさらなるサッカー文化が根付くことを期待してオープンした」とコメントしている。


就任要請
 英紙タイムズは本日7日、イングランドプレミアリーグ、マンチェスター・シティーが、ポルトガル代表のスコラリ監督(59)に来季からの監督就任要請を行ったと報じた。マンCはスウェーデン人のエリクソン監督を今季終了後に解任する可能性が高くなっている。
 2002年日韓ワールドカップ(W杯)で母国ブラジルを優勝に導いたスコラリ氏に対し、年俸320万ポンド(約6億6000万円)を提示。ただ、ポルトガルを率いて出場する6月のユーロ2008(欧州選手権)前の返答を求めているという。同氏は2年前に、当時イングランド代表監督だったエリクソン氏の後任候補になったが、基本合意後に就任を辞退した。


フル出場
ドイツブンデスリーガ第32節結果

ドルトムント3−2シュツットガルト
≪得点者≫
ドルトムント:ティンガ35、フレイ59、79
シュツットガルト:ゴメス55、83

ボーフム0−3シャルケ
≪得点者≫
シャルケ:アサモア34、ラキティッチ67、ボルドン85

ハノーバー3−0ハンザロストク
≪得点者≫
ハノーバー:バーリッチュ19、ローゼンタル47、87

カールスルーエ1−1コットブス
≪得点者≫
カールスルーエ:ブック65
コットブス:リビッチ60

 ドイツブンデスリーガは6日、第32節の4試合が行われ、MF小野伸二の所属する11位ボーフムは、ホームで3位シャルケに0−3で敗れた。小野は8試合ぶりの先発でフル出場し、鋭い動きを見せたが、決定機はつくれなかった。シャルケは暫定で2位に浮上した。
 一方、欧州チャンピオンズリーグ出場へわずかな望みを残す5位シュツットガルトは、アウェーで13位ドルトムントと対戦したが、2−3で敗れ、CL出場は絶望的となった。

【小野、先発フル出場も決定機なし】
 久々に先発した小野は、トップ下で立ち上がりから切れのあるボールさばきを見せた。チームは完敗したが、小野は各国代表が居並ぶシャルケを相手に、安定したプレーぶりだった。
 足首のケガから復帰後2試合目で今季2度目のフル出場。「大事な試合で使ってもらい、絶対勝とうと思った。特別なことはやらずにシンプルにと心掛けた。自分の感覚としては良かった」と明るい表情で話した。
 自分のファウルで与えたFKから失点し、がっくり肩を落とす場面も。ただ試合後は気持ちを切り替え「この結果は悔しいけど、残り2試合を頑張る」と意欲を口にした。


決勝進出
クープ・デ・フランス準決勝結果

パリ・サンジェルマン1−0アミアン(2部)

 クープ・デ・フランス(フランスカップ)は6日、準決勝が行われ、リーグ戦では不振にあえぐパリ・サンジェルマンが、アミアン(2部)を1−0で下して決勝進出を果たした。
 試合前にはパリSGサポーターが無理やりチケットを手に入れようと騒動を起こしたところに、警官隊から催涙ガスがまかれる事態になっていたこの一戦。前半30分には一旦試合が中断され、その10分後に再開するという荒れ模様の展開となったが、無事に試合終了は迎えることとなった。
 残り2試合となったリーグ戦で、現在降格圏の18位に低迷するパリSGは、今季はリーグカップで優勝を飾っているものの、この試合でもサポーターが差別的な横断幕を掲げるなど騒ぎを起こし、来季のリーグカップ出場権が剥奪される羽目になっている。
 クープ・デ・フランス決勝は24日にスタッド・ドゥ・フランスで行われる。


新監督
 スペインリーガエスパニョーラ、バルセロナの次期監督に同クラブのキャプテンを務めていた元スペイン代表MFペップ・グアルディオラ氏(37)が就任することが6日、決定的になった。
 5日にはジョアン・ラポルタ会長やスポーツディレクターを務めるチキ・ベギリスタイン氏らが会合を持ち、今季終了後におけるフランク・ライカールト監督の後任にグアルディオラ氏が推薦された。クラブからは声明は出されていないものの、シーズン終了後には正式に発表される見込み。
 バルセロナ出身のグアルディオラ氏は、ヨハン・クライフ氏が監督を務めていた1990年代初頭に名を馳せた中盤の選手として知られる。国内リーグ4連覇、さらには欧州カップも制した“ドリームチーム”の中心で、キープレーヤーとしてチームを引っ張った。また、バルセロナ五輪では金メダルを獲得し、A代表では通算47キャップを記録した。
 2001年にはバルセロナからイタリアセリエAのブレシアに移籍したものの、ここではドーピング疑惑で4ヶ月の出場停止を受ける事態になったが、その後粘り強く疑惑を否定し続けたグアルディオラ氏は、昨年10月に無罪を勝ち取っている。カタールやメキシコでのプレーを経て、2006年11月には現役引退を発表。昨年6月からはバルセロナのBチームの監督を務めていた。


ベスト4目標
 イングランドサッカー協会(FA)は6日、2010年ワールドカップ(W杯)かユーロ2012(2012年欧州選手権)でのベスト4進出を掲げた活動指針を発表した。
 今夏のユーロ2008(欧州選手権)の予選で24年ぶりに本大会出場を逃したことを受け、FAの活動を抜本的に見直した。指針は2018年W杯の招致成功や、難航している強化拠点「ナショナル・フットボール・センター」を2010年中に設立することも掲げ、代表チームは「2012年までに主要大会で予選を通過し、最低でも準決勝に進出する」とした。


コンフェデ杯で使用
 2010年ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会の組織委員会は6日、建設が遅れているポートエリザベスの新スタジアムを2009年6月のコンフェデレーションズカップで使用すると発表した。
 南アフリカ大会の会場は建設作業員のストライキなどで建設が遅れているが、国際サッカー連盟(FIFA)は一貫して大会開催に自信を見せている。


大勝発進
ビーチサッカーW杯アジア予選・グループリーグ第1戦結果

グループB:

日本代表8−2フィリピン代表

 ビーチサッカーのワールドカップ(W杯)アジア予選は6日、ドバイでグループリーグ2試合が行われ、グループBの日本代表は初戦でフィリピン代表を相手に8−2で大勝した。日本は明日8日にイランと対戦する。グループAはアラブ首長国連邦(UAE)がウズベキスタンを6−2で下した。
 この予選には6カ国が出場し、上位3カ国が7月にフランスで行われるW杯に出場する。


首位堅守
J1第11節第1日結果

札幌1−3東京V
(札幌ド・16508人)
≪得点者≫
札幌:クライトン55
東京V:レアンドロ5、ディエゴ21、フッキ33

磐田1−4川崎
(ヤマハ・13602人 )
≪得点者≫
磐田:萬代9
川崎:谷口23、寺田47、ジュニーニョ59、61

3−0神戸
(柏・9398人)
≪得点者≫
柏:菅沼11、石川16、太田19

新潟3−0清水
(東北電ス・36403人)
≪得点者≫
新潟:千代反田2、アレッサンドロ61、83

FC東京0−1名古屋
(味スタ・30825人)
≪得点者≫
名古屋:杉本17

横浜M1−1大宮
(日産ス・27988人)
横浜M:大島51
大宮:デニス・マルケス16

浦和3−0千葉
(埼玉)
≪得点者≫
浦和:闘莉王59、相馬76、エジミウソン85

NEW!
Jリーグディビジョン1
順位表&得点ランキング


 J1第11節第1日は6日、札幌ドームなどで7試合が行われ、浦和レッズは3−0で今季未勝利のジェフ千葉に完勝し、勝ち点23で首位をキープした。千葉は7連敗。名古屋グランパスはFC東京に1−0で競り勝ち、連敗を3で止めて同22で2位に浮上した。ジュビロ磐田に4−1で圧勝した川崎フロンターレが総得点差でFC東京を上回り3位。
 前節13位の柏レイソルは3−0でヴィッセル神戸を退け、7位に順位を上げた。東京ヴェルディはコンサドーレ札幌を3−1で下した。札幌は4連敗。アルビレックス新潟は清水エスパルスに3−0で快勝。横浜F・マリノスは大宮アルディージャと1−1で引き分けた。
 鹿島アントラーズとガンバ大阪は明日7日にアジアチャンピオンズリーグの試合があるため、6月25日に今節の試合を行う。

【J1最多出場】
 J1清水のMF伊東輝悦(33)が6日、新潟市の東北電力ビッグスワンスタジアムで行われた新潟戦にフル出場し、藤田俊哉(名古屋)の持つJ1最多試合出場記録の414に並んだ。
 伊東は静岡・東海大一高(現東海大翔洋高)から1993年に清水入りし、1994年6月11日のG大阪戦で初出場した。1995年から主力としてプレーし13年連続で20試合以上出場。2006、2007年は全34試合に先発し、今季も開幕から11戦連続でフル出場している。

【東京Vはブラジル人トリオが揃い踏み】
札幌1−3東京V
(札幌ド・16508人)
≪得点者≫
札幌:クライトン55
東京V:レアンドロ5、ディエゴ21、フッキ33
≪出場メンバー≫
札幌
GK:
28.高木貴弘
DF:
33.鄭容臺
(32.柴田慎吾)
21.平岡康裕
(70分8.砂川誠)
2.吉弘充志
19.坪内秀介
MF:
7.藤田征也
29.ディビッドソン純マーカス
(46分25.宮澤裕樹)
18.芳賀博信
24.西谷正也
FW:
15.クライトン
10.ダヴィ
東京V
GK:
1.土肥洋一
DF:
4.和田拓三
17.土屋征夫
(73分14.富澤清太郎)
5.那須大亮
22.服部年宏
MF:
23.福西崇史
10.ディエゴ
6.菅原智
11.大野敏隆
(80分2.福田健介)
FW:
7.レアンドロ
(67分33.河野広貴)
9.フッキ

 東京VはJ1復帰後初の2連勝。前半5分、レアンドロのリーグ戦初ゴールを契機にディエゴ、フッキのブラジル人が揃って得点した。ディエゴは「チーム全員で喜んでいる」と笑顔を振りまいた。
 柱谷監督は前線の3人がゴールを決めた前半の戦いぶりを「やりたいサッカーができた」と評価。「我慢とアグレッシブさの判断が良くなってきた」と試合内容の向上を実感していた。

★三浦監督「申し訳ない」
 札幌は4連敗を喫した。戦う姿勢を示せないまま3失点した前半のふがいなさに、三浦監督は「サポーターに申し訳ない」と謝罪した。
 不出来の要因を立ち上がりの失点に求めた指揮官は「自分の責任で失点した選手が、1試合引きずるメンタルの弱さがある」と分析。チームの苦境に坪内は「試合に出ている1人1人が危機感を持たないと」と話した。

【川崎は4戦連続逆転勝ち】
磐田1−4川崎
(ヤマハ・13602人 )
≪得点者≫
磐田:萬代9
川崎:谷口23、寺田47、ジュニーニョ59、61
≪出場メンバー≫
磐田
GK:
1.川口能活
DF:
4.大井健太郎
5.田中誠
15.加賀健一
MF:
25.駒野友一
17.犬塚友輔
(62分28.船谷圭祐)
27.上田康太
14.村井慎二
11.西紀寛
(80分76.名波浩)
FW:
29.山崎亮平
(56分18.前田遼一)
32.萬代宏樹
川崎
GK:
1.川島永嗣
DF:
4.井川祐輔
13.寺田周平
2.伊藤宏樹
MF:
19.森勇介
(65分26.村上和弘)
17.菊地光将
(82分18.横山知伸)
29.谷口博之
8.山岸智
14.中村憲剛
FW:
16.鄭大世
10.ジュニーニョ
(74分7.黒津勝)

 川崎が4試合連続の逆転勝ちと完全に調子を取り戻した。高畠監督は「先制しようと言っていたんだが…」と笑うが、今の勢いは失点も意に介さない。
 中村が3アシストで、ジュニーニョが2得点と攻撃の柱が申し分のない働き。先制されたが23分に中村の右FKを谷口が頭で流し込み同点。後半開始早々に中村の右CKを寺田が頭で合わせて簡単に勝ち越すと、後は昨季得点王がネットを2度揺らした。
 中村は「チームとして機能している」と満足げ。高畠監督は「もともと力を持った選手らが、本来の力を出し切れているだけ」と当然といった表情だった。

★磐田の川口「話にならない」
 今季ワーストの4失点の敗戦に、磐田のGK川口は「正直、話にならない」と言った。
 前半9分の萬代のゴールで幸先いいスタートを切りながら、守備の乱れを突かれて失点を重ねた。川口は「マークにつくべき選手がついていない。基本中の基本ができていない」とバスに乗り込む直前になっても、怒りが収まらなかった。

【柏・菅沼が技ありヘッド】
3−0神戸
(柏・9398人)
≪得点者≫
柏:菅沼11、石川16、太田19
≪出場メンバー≫

GK:
33.菅野孝憲
DF:
23.藏川洋平
5.古賀正紘
13.小林祐三
4.石川直樹
(81分34.杉山浩太)
MF:
14.太田圭輔
2.鎌田次郎
7.大谷秀和
6.アレックス
FW:
15.菅沼実
(76分22.鈴木達也)
11.ポポ
(89分9.北嶋秀朗)
神戸
GK:
1.榎本達也
DF:
25.石櫃洋祐
2.小林久晃
32.柳川雅樹
20.鈴木規郎
MF:
8.栗原圭介
(25分26.松岡亮輔
6.金南一
10.ボッティ
(60分18.田中英雄)
16.古賀誠史
FW:
22.馬場賢治
(50分17.吉田孝行)
13.大久保嘉人

 柏の菅沼が技ありのヘディングシュートで快勝に貢献した。前半11分、左後方からポポが蹴ったFKのコースに体を入れ、ゴールに背を向けながら低い球に頭を合わせた。弾道をループシュートのように変え、相手GKの頭上を破った。
 これが今季初得点のFWは「イメージはあったが、あんなにうまくいくとは」と満面の笑み。チームを今季初の連勝に導き「これまで外すことが多かった。勝利に貢献できたのが一番」と胸を張った。

柏・石崎監督
「前節から先発のGK菅野が、前半の危ない場面を止めたのが大きかった。流れを変えてくれた」

★大久保がチームに苛立ち
 神戸は前半の3失点がのしかかり、いいところなく敗れた。キャプテンマークを着けてプレーした大久保は「全体的に良くなかった。出足も遅かった」と波に乗れないチームを評した。
 もっとも自身は判定への不満で一杯。後半、相手との接触で倒れたが反則を取ってもらえなかったことに激高し、主審に詰め寄って警告を受けた。「蹴られて(口から)血が出てるのに、それは見ない。『(カードを)出すぞ』と言うから『出せよ』と言った」と怒りを隠さなかった。

【新潟は松下が全3得点に絡む活躍】
新潟3−0清水
(東北電ス・36403人)
≪得点者≫
新潟:千代反田2、アレッサンドロ61、83
≪出場メンバー≫
新潟
GK:
1.北野貴之
DF:
28.松尾直人
5.千代反田充
6.永田充
2.中野洋司
MF:
23.田中亜土夢
(79分10.マルシオ・リシャルデス)
3.千葉和彦
16.寺川能人
(85分15.本間勲)
7.松下年宏
FW:
9.アレッサンドロ
11.矢野貴章
清水
GK:
21.西部洋平
DF:
25.市川大祐
26.青山直晃
4.高木和道
3.山西尊裕
(66分11.戸田光洋)
MF:
7.伊東輝悦
16.本田拓也
(58分13.兵働昭弘)
10.藤本淳吾
17.フェルナンジーニョ
FW:
19.原一樹
(58分20.西澤明訓
9.矢島卓郎

 新潟の松下が全3得点に絡む活躍で勝利に貢献した。「イメージ通りの弾道」というFKで2点をアシスト。後半38分には正確なパスで3点目の起点となった。
 G大阪からの期限付き移籍で2006年6月から新潟に在籍する24歳。昨季は途中からの起用が多かったが、最近3試合はフル出場と定位置を掴みつつある。「3点も取れたことは今後につながる」という口ぶりに中核選手としての自覚がにじんだ。

★長谷川監督「してやられた」
 清水は序盤の失点が響いた。リードして守りに重点を置いた新潟を最後まで崩せなかった。
 中盤ではボールを支配していたが、ゴール前で工夫がなく簡単に跳ね返された。徐々に焦りが出てきた後半にセットプレーとカウンター攻撃で失点を重ねた。長谷川監督は「新潟にうまくしてやられた」と表情を曇らせた。

【名古屋は杉本弾を楢崎好セーブで守る】
FC東京0−1名古屋
(味スタ・30825人)
≪得点者≫
名古屋:杉本17
≪出場メンバー≫
FC東京
GK:
1.塩田仁史
DF:
25.徳永悠平
3.佐原秀樹
8.藤山竜仁
5.長友佑都
MF:
6.今野泰幸
17.金沢浄
27.栗澤僚一
(76分18.石川直宏)
22.羽生直剛
(46分30.大竹洋平)
FW:
24.赤嶺真吾
(60分32.近藤祐介)
9.カボレ
名古屋
GK:
1.楢ア正剛
DF:
3.バヤリッツァ
34.吉田麻也
16.増川隆洋
6.阿部翔平
MF:
8.マギヌン
(85分30.竹内彬)
7.中村直志
14.吉村圭司
(88分13.山口慶)
29.小川佳純
FW:
19.杉本恵太
(69分5.米山篤志)
9.ヨンセン

 名古屋がFC東京に競り勝ち、連敗を3で止めた。前半立ち上がりに杉本が小川のパスに反応し、快足を飛ばして走り込み、左足で先制弾。このリードをGK楢崎の驚異的なセーブなどで守り切って、4試合ぶりの勝利を掴んだ。
 杉本は3日が愛妻と次女の誕生日。バースデーゴールを狙った同日のG大阪戦では不発だっただけに、3日遅れの祝弾に笑顔。「勝てたことがすごくうれしい」と話した。
 ストイコビッチ監督は「とても満足している。ハードワーク、組織だったプレーのたまものだ。勝利に値するゲームをやってくれた」と選手を称えた。

★FC東京は梶山の出場停止響く
 FC東京は司令塔、梶山の出場停止が響いた。城福監督は「名古屋の気持ちに押された。梶山を欠いて決定機をつくれない。これが今の実力」と話した。
 後半34分にカボレが倒されて得た近藤のPKはバーを直撃、同点のチャンスを生かせなかった。左脚痛から復帰、5試合ぶりに出場した羽生は「PKの失敗は仕方ない。動きに連動性がなく、ミスが多かった」と悔しがった。

【大宮がアウェーで果敢に勝負】
横浜M1−1大宮
(日産ス・27988人)
横浜M:大島51
大宮:デニス・マルケス16
≪出場メンバー≫
横浜M
GK:
1.榎本哲也
DF:
7.田中隼磨
4.栗原勇蔵
22.中澤佑二
26.田中裕介
MF:
10.山瀬功治
8.ロペス
(46分17.兵藤慎剛)
3.松田直樹
13.小宮山尊信
FW:
9.ロニー
(85分18.清水範久)
15.大島秀夫
(84分11.坂田大輔)
大宮
GK:
21.江角浩司
DF:
19.村山祐介
3.レアンドロ
5.冨田大介
4.波戸康広
MF:
8.小林大悟
32.小林慶行
6.片岡洋介
23.金澤慎
(67分28.土岐田洸平)
11.藤本主税
(81分14.森田浩史)
FW:
10.デニス・マルケス
(88分7.佐伯直哉)

 大宮は前節に大敗したショックを感じさせず、アウェーでも果敢なサッカーを展開した。特に前半は横浜Mを圧倒し、分厚い攻撃でデニス・マルケスが先制ゴール。「最初に来たチャンスを決められたのがうれしい」とエースFWは喜んだ。
 後半に追い付かれたものの、連敗を避けたのは大きい。樋口監督は「勝ち点1は残念だが、前の試合のミスをしっかり修正して選手はタフに戦った」と前向きだった。

★横浜M、監督の還暦祝えず
 またも横浜Mは相性の悪い大宮に勝てなかった。これでリーグ戦通算3分け4敗と未勝利が続く。同点ゴールの大島は「前半が悪すぎた。最初から後半のようなサッカーができれば…」と、低調だった前半の内容を悔やんだ。
 前日に60歳の誕生日を迎えた桑原監督は「後半勝負と思っていたが、前半に先行されて計画が狂った」と苦笑い。勝利で還暦を祝うことはできなかった。

【闘莉王が1得点1アシスト】
浦和3−0千葉
(埼玉)
≪得点者≫
浦和:闘莉王59、相馬76、エジミウソン85
≪出場メンバー≫
浦和
GK:
23.都築龍太
DF:
12.堤俊輔
20.堀之内聖
22.阿部勇樹
MF:
6.山田暢久
4.田中マルクス闘莉王
(77分19.内舘秀樹)
16.相馬崇人
21.梅崎司
9.永井雄一郎
(46分3.細貝萌)
FW:
7.高原直泰
(77分15.エスクデロ・セルヒオ)
17.エジミウソン
千葉
GK:
1.立石智紀
DF:
3.斎藤大輔
4.ボスナー
14.池田昇平
(11.新居辰基)
31.青木良太
MF:
7.工藤浩平
6.下村東美
15.中島浩司
(53分22.米倉恒貴)
40.フルゴビッチ
(59分19.伊藤淳嗣)
FW:
10.レイナウド
20.苔口卓也

 頼りになるのはやはりこの男だった。攻め込みながら無得点で前半を終えた浦和。しかし、後半に入って守備的MFからトップ下へポジションを上げた闘莉王が1得点1アシストと活躍し、チームを勝利へと導いた。
 後半14分、左クロスに反応した。右足のシュートはポストに当たって枠の中へ。勝負の流れを手繰り寄せる先制点に「時間はかかったけど、それからは自分達のペースでできた」と安堵の表情を浮かべた。同31分にはゴール前での競り合いで粘り、相馬のゴールを演出した。
 前半途中の接触プレーで右肩を負傷し、大事を取って後半32分に退いた。闘莉王は「痛い。これから検査する。何でもなければいいけど…」と話した。
 ケガの具合は心配だが、首位をがっちりキープする勝ち点3に、自然と表情は明るい。シーズンはまだ約3分の1を終えたところだが「このまま突っ走りたい」と威勢のいい言葉も飛び出した。

★千葉は連続勝ちなし試合「17」
 千葉は開幕から11試合勝ち星なし。昨季の終盤から続く連続勝ちなし試合は、J1史上3番目の不名誉な記録となる「17」にまで伸びた。
 前半は懸命に走り回り、個々の能力が高い浦和を封じた。しかし後半に入って運動量が落ち、突き放された。攻守の要である下村は「1点目を失ってから、バラバラになった」とうつむいた。

J2第12節結果

水戸0−2湘南
(笠松・2653人)
≪得点者≫
湘南:阿部63、坂本88

愛媛0−0山形
(ニンスタ・3917人)

福岡2−4熊本
(レベスタ・10822人)
≪得点者≫
福岡:大久保8、グリフィス41
熊本:高橋28、33、72、小森田57

甲府2−1横浜FC
(小瀬・14521人)
≪得点者≫
甲府:久野14、藤田33
横浜FC:アンデルソン73

岐阜0−1鳥栖
(長良川・4347人)

広島0−1仙台
(広島ビ・13116人)
≪得点者≫
仙台:中原89

徳島2−3草津
(鳴門大塚・3247人)
≪得点者≫
徳島:石井19、大島65
草津:後藤13、田中86、高田87

NEW!
Jリーグディビジョン2
順位表&得点ランキング


 J2第12節は6日、広島ビッグアーチなどで全7試合が行われ、首位のサンフレッチェ広島が試合終了間際の失点でベガルタ仙台に0−1で惜敗し、連勝は3で止まった。仙台は4位浮上。湘南ベルマーレは水戸ホーリーホックを2−0で、サガン鳥栖は1−0でFC岐阜を下して勝ち点21に伸ばし、広島と同2差に詰め寄った。得失点差で湘南が2位。
 ヴァンフォーレ甲府は横浜FCを2−1で破った。ロアッソ熊本は4−2でアビスパ福岡に、ザスパ草津は3−2で徳島ヴォルティスにそれぞれ逆転勝ちした。愛媛FCとモンテディオ山形は0−0で引き分けた。

【福岡はリティ監督が辞意?】
 福岡は2試合続けて4失点を喫しての連敗。しかも、この日の相手は今季から参入の熊本。試合後は、サポーターが怒りの声を上げた。
 これで3勝3分け5敗。リトバルスキー監督からは「大量失点に関しては、監督の私が修正できなかった。今日か明日、社長と将来について話す。私が(チームに)残るか残らないかは、社長が判断する」と、弱気な発言も出た。都筑社長は「監督には続けてほしい。とにかく話をしないといけない」と話した。


超サカFLASH

欠場
 スイススーパーリーグでDF中田浩二の所属する首位のバーゼルは6日、敵地でザマックスと2−2で引き分けた。中田は出場しなかった。2位のヤングボーイズが勝ったため、バーゼルとヤングボーイズの勝ち点差は1となり、優勝の行方は最終節の直接対決に持ち越された。

3部降格決定
 ドイツ2部リーグでMF菊地直哉が所属するイエナは6日、敵地でアウエに0−5で大敗した。菊地は出場しなかった。イエナは2試合を残して18チーム中15位以下が確定し、3部リーグへの降格が決まった。

出場停止
Jリーグは本日、J1第12節&J2第13節の出場停止選手を発表した。

J1第12節
坪内秀介(札幌)
李忠成(柏)
那須大亮(東京V)
バヤリッツァ(名古屋)
ボッティ(神戸)

J2第13節
大和田真史(水戸)
グリフィス(福岡)

次節出場未定
 J1浦和は本日、DF田中マルクス闘莉王が右肩の靱帯損傷との診断を受けたと発表した。6日の千葉戦(埼玉)で負傷し、途中交代していた。10日の川崎戦(等々力)の出場については患部の状態を見て決めるという。

退団
 J1新潟は本日、MFダヴィ(24)についてレンタル元のブラガンチーノ(ブラジル)から復帰を前提とした照会があり、同選手とクラブとの協議の結果、双方合意の上で登録を抹消すると発表した。

欠場
 J1の横浜MのMFロペスが6日の大宮戦で右太腿裏を負傷し、11日に行われるG大阪戦を欠場する見込みとなった。


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