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2008.05.17.SAT
J1第13節、首位浦和がG大阪に敗れる!!本日の超最新情報

INDEX

レッズvsガンバ
J1第13節第1日
札幌1−3名古屋
浦和2−3G大阪
磐田1−2FC東京
京都1−0横浜M
鹿島1−1
千葉1−0大分
川崎2−3大宮
首位浦和がG大阪に敗れて11試合ぶりの黒星!2位名古屋は逆転勝ちで勝ち点で浦和と並ぶ!
J2第14節第1日
鳥栖0−1広島
C大阪2−0湘南
広島は佐藤寿人の決勝弾で首位快走!C大阪は暫定2位浮上!

敗れる
フットサル・アジア選手権準決勝
日本代表0−1イラン代表
日本は前回優勝のイランに敗れる!3位決定戦で中国と対戦!

途中出場
フランスリーグ2第38節(最終節)
セダン2−1グルノーブル
伊藤翔は後半17分から途中出場し、11月24日以来の公式戦出場!

移籍明言
ルマンの日本代表MF松井大輔(27)がサンテティエンヌへの移籍を明言!

退団
元ブラジル代表のDFカフー(37)とDFセルジーニョ(36)が今季限りでミランを退団!

退団
元スペイン代表GKカニサレス(38)が今季限りでバレンシアを退団!

辞任
ヘタフェのラウドルップ監督(44)が今季限りで辞任!

発表
ユーロ2008のドイツ代表候補メンバー26名&オランダ代表候補メンバー25名発表!

出場に消極的
レアル・マドリードの元スペイン代表FWラウールがユーロ2008出場に消極的な姿勢!

今月末合流
ザルツブルクの元日本代表DF宮本恒靖は28日からチームの練習に合流!

衝突事故
75歳の男性の乗用車と札幌の平岡康裕(21)の乗用車が衝突事故!同乗の3選手含めてケガ人はなし!

本日の超サカFLASH
ルマンからサンテティエンヌに移籍する日本代表MF松井大輔は20日に名古屋で入団会見ほか


本文
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レッズvsガンバ
J1第13節第1日結果

札幌1−3名古屋
(札幌ド・16631人)
≪得点者≫
札幌:宮沢16
名古屋:マギヌン50、玉田69、ヨンセン80=PK

浦和2−3G大阪
(埼玉・57050人)
≪得点者≫
浦和:梅崎53、エジミウソン79
G大阪:中澤7、山崎44、遠藤68

磐田1−2FC東京
(ヤマハ・10958人)
≪得点者≫
磐田:大井22
FC東京:赤嶺48、62

京都1−0横浜M
(鴨池)
≪得点者≫
京都:オウンゴール61

鹿島1−1
(カシマ・20361人)
≪得点者≫
鹿島:小笠原36=PK
柏:太田42

千葉1−0大分
(フクアリ・11616人)
≪得点者≫
千葉:谷澤27

川崎2−3大宮
(等々力・14235人)
≪得点者≫
川崎:オウンゴール35、ジュニーニョ43
大宮:土岐田53、デニス・マルケス75、小林慶8

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Jリーグディビジョン1
順位表&得点ランキング


 J1第13節第1日は本日17日、埼玉スタジアム2002などで7試合が行われ、浦和レッズがガンバ大阪に2−3で敗れ、11試合ぶりに黒星を喫した。名古屋グランパスがコンサドーレ札幌に3−1で逆転勝ちし、浦和と勝ち点26で並んだが、得失点差で浦和が首位を守った。
 鹿島アントラーズは柏レイソルと1−1で引き分け、7試合連続で勝利なし。FC東京は2−1でジュビロ磐田に逆転勝ちした。磐田は3連敗。大宮アルディージャは川崎フロンターレに3−2で逆転勝ちした。京都サンガは1−0で横浜F・マリノスに競り勝った。ジェフ千葉は大分トリニータを1−0で破り2連勝。
 ワールドカップ(W杯)アジア3次予選に臨む日本代表の活動のため、J1は約1ヶ月半の中断期間に入る。

【浦和vsG大阪戦後にもみ合い】
 本日17日午後4時ごろ、埼玉スタジアム(さいたま市)で行われJ1の浦和レッズvsガンバ大阪の試合終了後、観客席にいた両チームのサポーターがもみ合いになり、ガンバのサポーターの男性が観客席からピッチに転落、足にケガをした。
 その後、数千人のレッズのサポーターが会場の出入り口付近を取り囲み、ガンバのサポーター約千人がスタジアムで約3時間足止めされた。埼玉県警が約200人で警戒に当たる騒ぎになった。
 浦和東署などの調べでは、ガンバのサポーターが水風船をレッズ側の観客席に投げ入れたことをきっかけに、レッズのサポーターが謝罪を要求。サポーターを隔てる柵を挟んで、ペットボトルや応援用の旗ざおを投げ合い、柵が倒されるなどした。
 ガンバの男性サポーター(35)は「(スタジアムを)出ようとしたら、物が飛んできた。警備員から危険なので中に戻るように指示があった」と話した。
 レッズ側は足止めされたサポーターのために約20台のバスを手配し、近隣の駅に輸送。試合は3−2でガンバが勝ったが、試合中から主審の判定を巡って選手の抗議が続くなど荒れた雰囲気だった。
 一方、この問題を受け、浦和の藤口光紀社長が「非常に大きな問題と思っている。サポーターの安全を第一に考えたこともあり対応に時間がかかった」と陳謝した。
 マッチコミッショナーから既にJリーグへ緊急報告書が提出されており今後、Jリーグの裁定委員会で処分が検討される可能性がある。過去のサポーター関連のトラブルではJ1の柏とFC東京に1000万円の制裁金が科されたことがある。

【名古屋は後半3得点で逆転勝ち】
札幌1−3名古屋
(札幌ド・16631人)
≪得点者≫
札幌:宮沢16
名古屋:マギヌン50、玉田69、ヨンセン80=PK
≪出場メンバー≫
札幌
GK:
28.高木貴弘
DF:
21.平岡康裕
(67分5.池内友彦)
2.吉弘充志
32.柴田慎吾
19.坪内秀介
MF:
8.砂川誠
(70分24.西谷正也)
15.クライトン
18.芳賀博信
22.西大伍
FW:
25.宮澤裕樹
(73分9.石井謙伍)
10.ダヴィ
名古屋
GK:
1.楢ア正剛
DF:
3.バヤリッツァ
34.吉田麻也
16.増川隆洋
6.阿部翔平
MF:
29.小川佳純
7.中村直志
14.吉村圭司
(67分19.杉本恵太)
8.マギヌン
(84分10.藤田俊哉)
FW:
11.玉田圭司
9.ヨンセン
(82分5.米山篤志)

 名古屋の玉田がリーグ戦で3月30日以来となるゴールを挙げた。勝ち越し点はFWとしてのひらめきに溢れていた。
 1−1の後半24分。相手GKのクリアミスを右サイドで拾った杉本の折り返しに走り込む。やや背後に来たボールを右足のかかとで左隅に流し込んだ。瞬時に反応したという玉田は「練習でああいうプレーをやっているから体が動く」。上機嫌で、勝ち点3をもたらした技ありゴールの余韻に浸った。現役時代に数々の芸術的なプレーを見せたストイコビッチ監督も「玉田のパフォーマンスは素晴らしかった」と名指しで称えた。
 首位浦和と勝ち点で並ぶ2位と好調のチームにあって、得点から遠ざかっていた。「FWだし、気分的に少し嫌な部分があった」。もどかしさを感じていたが、リーグ中断前の最後の試合で気分も晴れた。日本代表として「(メンバーに)入るのが目的じゃなく、試合に出るのが目的」と活躍を誓った。

★札幌は18歳の宮沢の初得点も実らず
 札幌は18歳のルーキー宮沢のJリーグ初得点で先制したものの、後半に逆転を許した。
 前半16分、遠めから強烈な左足シュートを決めた宮沢は「ゴールはうれしいが負けてしまい悔しい」と残念がった。三浦監督も「我々は勝つことが目標。せっかく取った得点は勝利につなげたかった」と話し、ミス絡みで連続失点を招いた後半の戦いに不満そうだった。

【G大阪が首位浦和の無敗止めた】
浦和2−3G大阪
(埼玉・57050人)
≪得点者≫
浦和:梅崎53、エジミウソン79
G大阪:中澤7、山崎44、遠藤68
≪出場メンバー≫
浦和
GK:
23.都築龍太
DF:
12.堤俊輔
20.堀之内聖
(86分30.岡野雅行)
22.阿部勇樹
MF:
6.山田暢久
(64分13.鈴木啓太)
3.細貝萌
4.田中マルクス闘莉王
16.相馬崇人
21.梅崎司
FW:
7.高原直泰
(70分15.エスクデロ・セルヒオ)
17.エジミウソン
G大阪
GK:
1.松代直樹
DF:
21.加地亮
2.中澤聡太
5.山口智
19.下平匠
(59分13.安田理大)
MF:
27.橋本英郎
17.明神智和
10.二川孝広
9.ルーカス
FW:
18.バレー
(82分4.水本裕貴)
30.山崎雅人
(59分7.遠藤保仁)

 後半のロスタイムは5分。大サポーターの声援に乗り、同点ゴールを狙う浦和の力攻めに最後まで冷静に耐え抜いた。G大阪が第3節から無敗だった首位浦和を敵地で叩き、貴重な勝ち点3を得た。
 西野監督は「スタイルを問わない戦いで逃げ切った。選手はこの試合の重要性を理解して最後まで戦った」と、大一番で意地を示した選手を称えた。
 1試合消化が少ないとはいえ、前節まで浦和との勝ち点差は10。これ以上離されると挽回が難しくなる瀬戸際だった。さらに、故障を抱える遠藤と安田理が今季リーグ戦で初めて先発を回避。パスをつなぐ本来の流儀を封印して逆襲にかけた。
 数少ない好機に集中する意識がゴールに結実した。浦和の序盤の猛攻に耐えた前半17分に、右CKの流れから中澤が頭で先制。前半終了間際には素早いリスタートで隙を突き、山崎が追加点を挙げた。後半は厳しい時間帯に「中盤を落ち着かせる」(西野監督)との狙いで投入された遠藤が、これも素早い再開から狙い澄ましたシュートを右隅に決めた。
 「いつも今日みたいな気持ちでやれればいい」と遠藤。今季調子の上がらないG大阪にとって、中断明けの巻き返しへ手応えを得たことが最大の収穫だろう。

★浦和の無敗試合10でストップ
 リーグ戦で浦和の無敗試合は10で止まった。エンゲルス監督が指揮を執るようになって波に乗った印象だったが、ここにきて力尽きた。同監督は「内容のいい試合ができたのに、結果が違った」と悔やんだ。
 立ち上がりはまずまずだった。ただチャンスを生かせずにいると17分に先制点を許し、前半終了間際にも失点。後半の8分に梅崎がFKを豪快に決めて反撃ムードが高まったのも束の間、途中出場の遠藤に3点目となるミドルシュートを決められてしまった。思うように得点につながらない攻めは、エジミウソンの2点目を生みだすのがやっとだった。
 結果だけが伴わなかった試合との認識なのだろうか、選手にそれほどのショックはない。闘莉王は「開幕2連敗でも首位に立った。負けることもある。またやり直したい」と気持ちを切り替えた。

【FC東京は赤嶺の2発で連敗脱出】
磐田1−2FC東京
(ヤマハ・10958人)
≪得点者≫
磐田:大井22
FC東京:赤嶺48、62
≪出場メンバー≫
磐田
GK:
1.川口能活
DF:
4.大井健太郎
5.田中誠
13.森下俊
MF:
25.駒野友一
6.河村崇大
27.上田康太
(64分28.船谷圭祐)
14.村井慎二
11.西紀寛
FW:
18.前田遼一
(77分9.中山雅史)
32.萬代宏樹
(84分8.ジウシーニョ)
FC東京
GK:
1.塩田仁史
DF:
25.徳永悠平
3.佐原秀樹
8.藤山竜仁
5.長友佑都
MF:
10.梶山陽平
6.今野泰幸
17.金沢浄
(69分7.浅利悟
22.羽生直剛
(60分15.エメルソン)
FW:
24.赤嶺真吾
9.カボレ
(82分18.石川直宏)

 FC東京は逆転勝ちで連敗を2で止め、上位戦線に踏みとどまった。立役者は2得点のFW赤嶺。ゴールへの嗅覚が抜群だ。同点ゴールはCKのこぼれ球に素早く反応し、勝ち越し点もカボレのクロスを左足で押し込んだ。
 今季のナビスコカップで、磐田から2試合で計3ゴール。好相性に「たまたま」と謙遜し「3連敗しなくて良かった」とホッとした表情だった。

★前田不発で磐田3連敗
 磐田は3連敗。故障明けの日本代表FW前田が今季初先発したものの、1−2の後半にゴール前でフリーのヘディングシュートを外すなど、悪い流れを変えられなかった。
 「目一杯だった」(内山監督)と後半に交代した前田は「コンディションどうこうより実力不足」とぽつり。チームは体調が万全でないとして、代表を辞退させる考えを示している。

【京都、ラッキーな決勝点】
京都1−0横浜M
(鴨池)
≪得点者≫
京都:オウンゴール61
≪出場メンバー≫
京都
GK:
21.水谷雄一
DF:
20.平島崇
(54分15.中山博貴)
24.増嶋竜也
5.手島和希
4.中谷勇介
MF:
3.シジクレイ
14.佐藤勇人
2.アタリバ
(86分25.西野泰正
22.渡邉大剛
FW:
9.田原豊
7.徳重隆明
(77分6.森岡隆三)
横浜M
GK:
1.榎本哲也
DF:
7.田中隼磨
4.栗原勇蔵
22.中澤佑二
26.田中裕介
MF:
17.兵藤慎剛
(57分18.清水範久)
10.山瀬功治
3.松田直樹
(68分6.河合竜二)
13.小宮山尊信
FW:
9.ロニー
15.大島秀夫
(83分11.坂田大輔)

 京都のラッキーな決勝点は後半16分。渡辺の右クロスにゴール前で佐藤、田原が続けておとりになって、フリーの徳重がシュート。GKが弾いて得点機を逸したかと思われた次の瞬間、横浜Mの田中隼が誤って自陣ゴールに蹴り込んだ。
 ただ、決定力不足は気になる。後半途中から実現した田原、徳重、中山の鹿児島出身3トップも追加点は奪えず、最近6試合で2得点という状況だ。田原は「うちの選手が決めないと」とすっきりしない様子だった。

★横浜Mは4試合勝ちなし
 横浜Mは4試合勝ちなしで中断期間に入る。不運な失点以外は中澤、栗原を中心によく守ったが、攻撃では効果的な動きが少なかった。
 中澤は「向こうは必死になってハードワークしていた。僕らに足りないものが相手にはあった」と運動量で劣っていた点を指摘。桑原監督は「もう一度、新鮮な状態にして、メンタル面も戦術も厳しくいかないとまずい」と話した。

【柏はドローにも手応え】
鹿島1−1
(カシマ・20361人)
≪得点者≫
鹿島:小笠原36=PK
柏:太田42
≪出場メンバー≫
鹿島
GK:
21.曽ヶ端準
DF:
16.中後雅喜
3.岩政大樹
4.大岩剛
7.新井場徹
MF:
15.青木剛
(57分2.内田篤人)
40.小笠原満男
8.野沢拓也
(78分11.ダニーロ)
10.本山雅志
FW:
13.興梠慎三
(81分9.田代有三)
17.佐々木竜太

GK:
33.菅野孝憲
DF:
23.藏川洋平
5.古賀正紘
13.小林祐三
4.石川直樹
(82分34.杉山浩太)
MF:
14.太田圭輔
7.大谷秀和
2.鎌田次郎
6.アレックス
FW:
15.菅沼実
11.ポポ

 柏のMF太田は今季5点目。「前半で追い付けたのは大きい。でも満足はしていない。1試合に何度か好機はあるので、確実に決められるようにしたい」と話した。
 大柄なDFとの競り合いで168センチの体をボールサイドに位置取りし、左クロスに合わせた。優勢だった後半に勝ち越せなかったことに悔しさをのぞかせつつ「最近4試合で3勝1分けは大きい」と手応えを口にした。

★鹿島は7戦白星なし
 互いに勝ち点1を積み上げた。だがサポーターの反応は対照的だった。黄色の一団から拍手が起きたのに対し、えんじ色の集団は静まり返っていた。7試合連続で勝ち星なし。昨季のリーグ王者、鹿島がトンネルから抜け出せない。
 相手ミスから先制したのも束の間、6分後にはサイドから崩されて失点した。後半は柏のカウンター攻撃に何度もゴールを脅かされた。マルキーニョスを欠き、田代は不調。代わって20歳のFW佐々木を今季初先発させて21歳の興梠と組ませた。ただオリベイラ監督は「若い力に頼らざるを得ない」と期待半分で送り出していたようだ。
 カシマスタジアムで公式戦21試合不敗となるが、そんな記録も虚しさしか残らない。「このチームは立て直すのに時間がかかる。そういう力がない」と岩政からは弱気な言葉も漏れた。リーグ戦は一時中断し、鹿島はアジアチャンピオンズリーグに臨む。再開までの約1ヶ月で浮上のきっかけを掴めるか。

【千葉は2戦連続無失点で連勝】
千葉1−0大分
(フクアリ・11616人)
≪得点者≫
千葉:谷澤27
≪出場メンバー≫
千葉
GK:
1.立石智紀
DF:
2.坂本將貴
14.池田昇平
4.ボスナー
31.青木良太
MF:
7.工藤浩平
3.斎藤大輔
6.下村東美
16.谷澤達也
FW:
11.新居辰基
(83分23.楽山孝志)
10.レイナウド
(70分18.巻誠一郎)
大分
GK:
1.西川周作
DF:
4.深谷友基
6.森重真人■■==89分警告2枚
22.上本大海
(82分19.前田俊介)
MF:
2.小林亮
3.ホベルト
5.エジミウソン
8.金崎夢生
11.鈴木慎吾
FW:
10.ウェズレイ
21.松橋優
(61分18.市原大嗣)

 J1最多失点の千葉が、2試合続けて無失点で連勝した。1トップを前線に残して9人で守備のブロックを構築。下村は「今は選手間にパスを通されないように気を付けている」と、コンパクトな布陣が堅守の要因であることを明かした。
 ミラー新監督は「1週間のハードワークで進歩した。チームの組織力は1級だ」と満足げだった。Jリーグへの登録が間に合わず、観客席から見守ったが、クラブは25日のナビスコ杯、札幌戦での初ベンチ入りを目指して手続きを進めているという。

★大分は千葉戦に通算3分け14敗
 大分は千葉にJ1、ナビスコカップを通じて実は勝ったことがなく、この敗戦で実に通算3分け14敗。
 この日も千葉との相性の悪さが形になった。後半は相手の5倍となる10本のシュートを放ったが、無得点だった。GK西川は「初勝利の日にしたかったので残念」と悔しがった。

【55メートルの超絶FK炸裂】
川崎2−3大宮
(等々力・14235人)
≪得点者≫
川崎:オウンゴール35、ジュニーニョ43
大宮:土岐田53、デニス・マルケス75、小林慶8
≪出場メンバー≫
川崎
GK:
1.川島永嗣
DF:
18.横山知伸
(82分23.久木野聡)
13.寺田周平
2.伊藤宏樹
MF:
19.森勇介
29.谷口博之
14.中村憲剛
8.山岸智
(72分26.村上和弘)
24.大橋正博
(87分15.原田拓)
FW:
16.鄭大世
10.ジュニーニョ
大宮
GK:
21.江角浩司
DF:
19.村山祐介
6.片岡洋介
5.冨田大介
4.波戸康広
MF:
8.小林大悟
(46分28.土岐田洸平)
32.小林慶行
7.佐伯直哉
23.金澤慎
(46分9.吉原宏太)
FW:
11.藤本主税
(82分14.森田浩史)
10.デニス・マルケス

 大宮の小林慶が驚きの“超”ロングシュートで大逆転劇を呼んだ。2点差を追い付いて迎えた後半42分、自陣でのFK。ゴールまで約55メートルの位置から直接決めた。GKが前に出ていることを試合中に確認していたが「決まるとは思わなかった。自分でもびっくり」と目を丸くした。
 樋口監督は「あきらめずに盛り返した選手のスピリットに感謝したい」と興奮冷めやらぬ様子。小林慶は「川崎相手に2点差をひっくり返すなんて去年なら考えられない」とチーム力の向上を実感していた。

★川崎は守備崩壊でまさかの逆転負け
 川崎は前半試合を支配しながら、後半に守備が崩壊し今季初の連敗を喫した。まさかの逆転負けに、高畠監督は「勝ち点を取る難しさを学んだ」と顔をしかめた。
 指揮官はゲーム全体を「やりたいサッカーができた。いい形でフィニッシュまで持っていっている」と攻撃陣をねぎらう一方「課題は守備」と守備陣に苦言を呈した。後半に3点を失ったGK川島は「見ればわかるだろ?」と、苛立ちを隠さなかった。

J2第14節第1日結果

鳥栖0−1広島
(ベアスタ・7897人)
≪得点者≫
広島:佐藤75

C大阪2−0湘南
(長居・6629人)
≪得点者≫
C大阪:ジェルマーノ11、小松89

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Jリーグディビジョン2
順位表&得点ランキング


 J2第14節第1日は本日17日、ベストアメニティスタジアムなどで2試合が行われ、サンフレッチェ広島が佐藤の決勝点でサガン鳥栖を1−0で退け、勝ち点を29に伸ばして首位をキープした。
 セレッソ大阪は2−0で湘南ベルマーレを破って4連勝、勝ち点25で暫定2位となった。湘南は同24のままで暫定3位。


敗れる
フットサル・アジア選手権準決勝結果

日本代表0−1イラン代表

 フットサルのアジア選手権は16日、バンコク(タイ)で行われ、準決勝で日本は前回優勝のイランに0−1で敗れ、7大会連続の決勝進出はならなかった。
 日本は明日18日の3位決定戦で、タイに3−7で敗れた中国と対戦する。
 日本はすでに上位4チームに与えられるワールドカップ(W杯)=9月30日開幕、ブラジル=の出場権を獲得している。


途中出場
フランスリーグ2第38節(最終節)結果

セダン2−1グルノーブル

 フランスリーグ2(ドゥ)=2部相当=でFW伊藤翔が所属するグルノーブルは16日、アウェーでセダンと最終節を行い、1−2で敗れた。
 伊藤は後半17分から左FWとして途中出場。左足で惜しいボレーシュートを放つなどしたが、得点には絡まなかった。伊藤の公式戦出場は、昨年11月24日のフランス杯以来。
 グルノーブルは17勝12引き分け9敗の勝ち点63で3位となり、来季は1部に昇格する。


移籍明言
 フランスリーグ1、ルマンに所属するMF松井大輔(27)は16日、来季から同じフランスリーグ1のサンテティエンヌに移籍することを明らかにした。ルマンの地元紙の取材に対して、松井が「サンテティエンヌでプレーする」と明言した。
 松井は2004年9月、当時J2の京都から当時2部のルマンに移籍。同シーズンの1部昇格に貢献した。先月末に、今季限りで契約が切れるルマン退団を表明し、すでにサンテティエンヌに移籍することが確実視されていた。
 サンテティエンヌはフランス中部に本拠を置く1933年創設の古豪で、フランスリーグ1で10度優勝している。今季は最終戦を残して6位にいる。
 松井は本日17日に行われる最終戦のメス戦を筋肉疲労のため欠場する。


退団
 イタリアセリエAのミランは16日、公式サイトで、元ブラジル代表主将のDFカフーが今季限りで退団すると発表した。37歳のカフーは同リーグのローマから2003年に加入。昨季は、控えながら欧州制覇も経験した。「悲しいが、ブラジルに帰る時が来た。現役を続けるか、辞めるかはまだ分からない」とコメントした。
 9年間在籍した同じ元ブラジル代表DFセルジーニョ(36)の退団と帰国も発表された。


退団
 スペインリーガエスパニョーラ、バレンシアは16日、元スペイン代表GKサンティアゴ・カニサレス(38)と来週から始まる予定だった契約を解除したことに合意したと発表した。これにより、カニサレスは今季限りで同クラブを退団する。
 カニサレスは1998年にレアル・マドリードからバレンシアに移籍。以来、2度のリーグ優勝、UEFAカップ制覇、2度の欧州チャンピオンズリーグ決勝進出に貢献した。
 カニサレスは今季、クーマン前監督から戦力外通告をされていたが、ゴンザレス新監督就任後、チームに復帰していた。


辞任
 スペインリーガエスパニョーラ、ヘタフェのミカエル・ラウドルップ監督(44)が16日、今季限りでの辞意を表明した。
 デンマーク代表で屈指の名選手だった同監督は今季就任し、スペイン国王杯で準優勝、UEFA(欧州連盟)カップは8強に導いた。1部残留も確定している。同監督には、欧州の他の強豪クラブが関心を示しているとの報道がある。


発表
 6月のユーロ2008(欧州選手権)=スイス、オーストリア共催=の優勝候補の一角、ドイツ代表のレーウ監督は16日、同選手権に向けた代表候補メンバー26名を発表し、ともに代表経験がない19歳のMFマルコ・マリン(ボルシア・メンヘングラッドバッハ)と23歳のGKレネ・アドラー(レバークーゼン)が抜擢された一方、選出が確実視されていたGKヒルデブラント(バレンシア)が外れた。所属のチェルシーで活躍が目立つ主将MFミハエル・バラックらも選ばれた。ドイツ代表候補は19日からスペインのマジョルカで合宿に入り、28日までに最終登録メンバー23名が発表される。
 また、オランダ代表候補メンバー25名も発表され、故障明けのFWルート・ファン・ニステルローイ(レアル・マドリード)らが選出された。オランダ代表の最終登録メンバー23名が発表されるのは20日ごろとされている。


出場に消極的
 スペインリーガエスパニョーラ、レアル・マドリードのラウール・ゴンザレスが、6月にオーストリアとスイスが共催するユーロ2008(欧州選手権)出場に消極的な姿勢を示した。スペインの全国紙パイスが16日に伝えた。
 ラウールは今季終了後の予定を問われ、ユーロ2008には言及せず「最も重要なのは休養で、来季へ力を蓄えたい」と語った。ラウールは2006年9月、ユーロ2008の予選で北アイルランドに2−3で敗れた試合以来スペイン代表でプレーしていない。


今月末合流
 オーストリアブンデスリーガ、ザルツブルクに所属する元日本代表DF宮本恒靖が16日、東京都内で取材に応じ、この冬に手術した左脚の状態は「大丈夫。ある程度、サッカーの動きはできる」と語り、今月28日から新シーズンへ向けて再開するチームの練習には合流できる見通しを明らかにした。
 宮本は1月に左太もも裏の腱(けん)を断裂。手術から4ヶ月が経過し、28日から始まるザルツブルクの練習では「チームと同じメニューでできると思う」と、完全復帰へ意欲を見せた。
 オーストリアで3季目を迎えるが、「また優勝したい。向こうで再確認したサッカーの楽しさを感じたい」と宮本。ワールドカップ(W杯)予選に臨む日本代表には「予選で負けるといろんなところで揺らいでくるが、強い精神力を持ってプレーできれば問題ない」とエールを送った。
 帰国中の宮本はこの日、東京都内で行われたイベントに出席した。


衝突事故
 16日午前8時20分ごろ、札幌市西区山の手六条8丁目の道道で、右折しようとした同区の男性(75)の乗用車と、対向車線を直進してきたサッカーJ1のコンサドーレ札幌の平岡康裕(21)の乗用車が衝突した。
 男性と平岡、平岡の車に同乗していた柴田慎吾(22)、西大伍(20)、横野純貴(18)の3選手の計5人にケガはなかった。
 西署の調べでは、現場は片側2車線の直線。チームを運営する北海道フットボールクラブ(HFC)によると、平岡ら4人は練習のため、寮から札幌ドーム(同市豊平区)に向かう途中だったという。


超サカFLASH

手術
 右膝前十字靭帯損傷で離脱しているJ1磐田MF太田吉彰が16日、浜松市内の病院で手術を受けた。全治までには約6ヶ月かかる見込み。

入団会見
 フランスリーグ1のルマンからサンテティエンヌに移籍する日本代表MF松井大輔が20日に名古屋で入団会見を行うことが明らかになった。複数年契約で推定年俸は1億円〜1億5000万円。

メンバー外
 U-23日本代表から外れ、北京五輪出場が絶望的となったJ1のFC東京のFW平山相太が本日行われる磐田戦の遠征メンバーからも外れた。

一時帰国
 J1の名古屋は17日、FWヨンセンが親族の葬儀のため、18日にノルウェーへ一時帰国すると発表した。再来日は26日の予定。

優勝
 サッカーのU-17(17歳以下)欧州選手権は16日、トルコのアンタリヤで決勝が行われ、スペインがフランスを4−0で下して優勝した。


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