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2008.05.18.SUN
浦和とG大阪が17日の浦和vsG大阪戦の暴動騒ぎを謝罪!!本日の超最新情報

INDEX

11位浮上
J1第13節最終日
神戸1−1新潟
東京V4−1清水
東京Vはフッキの2ゴールなどで圧勝して11位浮上!
J2第14節最終日
仙台3−2山形
岐阜0−1草津
徳島2−0熊本
横浜FC2−1福岡
水戸1−0愛媛
仙台は前半0−2からの大逆転勝利で4連勝して2位浮上!

謝罪
浦和とG大阪が17日のJ1第13節・浦和vsG大阪戦での暴動騒ぎを謝罪!

出発
トゥーロン国際大会(20〜29日)出場するU-23日本代表がフランスに向けて出発!

出場権獲得
ドイツブンデスリーガ第34節(最終節)
バイエルン4−1ヘルタ・ベルリン
シュツットガルト2−2ビーレフェルト
レバークーゼン0−1ブレーメン
ニュルンベルク0−2シャルケ
ドルトムント2−4ボルフスブルク
フランクフルト4−2デュイスブルク
ボーフム1−2ハンザロストク
長谷部誠はフル出場!ボルフスブルクは5位に浮上してUEFAカップ出場権を獲得!バイエルンGKカーン(38)は現役最後の試合にスタメン出場!

セリエA
イタリアセリエA第38節(最終節)
サンプドリア3−3ユベントス
ユベントスのデル・ピエロ&トレゼゲが今季20ゴール目をGET!

リーガ
スペインリーガエスパニョーラ第38節(最終節)
ムルシア3−5バルセロナ
バルサはドス・サントスのハットトリックなどで打ち合いを制す!

7連覇達成
フランスリーグ1第38節(最終節)
オセール1−3リヨン
マルセイユ4−3ストラスブール
メス4−3ルマン
リヨンが前人未到の7シーズン連続7度目の優勝!

勝てば3連覇
スコティッシュプレミアリーグ第37節
マザーウェル1−1レンジャーズ
レンジャーズは痛恨のドロー!セルティックは22日の最終戦に勝てば奇跡的3連覇が濃厚!

優勝
FAカップ決勝
ポーツマス1−0カーディフ(2部)
ポーツマスが69年ぶり2度目の優勝!

発表
ユーロ2008のスペイン代表メンバー23名発表!レアル・マドリードFWラウールは選出されず!

解任
イラン戦の指揮を拒否したことが理由でボスニア・ヘルツェゴビナ・サッカー代表のメホ・コドロ監督が解任!

レッズvsガンバ
J1第13節第1日
札幌1−3名古屋
浦和2−3G大阪
磐田1−2FC東京
京都1−0横浜M
鹿島1−1
千葉1−0大分
川崎2−3大宮
首位浦和がG大阪に敗れて11試合ぶりの黒星!2位名古屋は逆転勝ちで勝ち点で浦和と並ぶ!
J2第14節第1日
鳥栖0−1広島
C大阪2−0湘南
広島は佐藤寿人の決勝弾で首位快走!C大阪は暫定2位浮上!

本日の超サカFLASH
新潟の新外国人MFアウグストが来日ほか


本文
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11位浮上
J1第13節最終日結果

神戸1−1新潟
(ホムスタ・9117人)
≪得点者≫
神戸:大久保31
新潟:アレッサンドロ41

東京V4−1清水
(味スタ・11426人)
≪得点者≫
東京V:オウンゴール29、フッキ43、75、レアンドロ49
清水:青山85

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Jリーグディビジョン1
順位表&得点ランキング


 J1第13節最終日は本日18日、ホームズスタジアム神戸などで残りの2試合が行われ、東京ヴェルディはフッキの2得点などで清水エスパルスに4−1で圧勝し、勝ち点17で11位に順位を上げた。ヴィッセル神戸vsアルビレックス新潟は1−1で引き分けた。ともに勝ち点16で並び、得失点差で神戸が13位、新潟が14位。
 J1は、ワールドカップ(W杯)アジア3次予選に臨む日本代表の活動のため中断。未消化だった第11節の鹿島vs大分、G大阪vs京都が組まれている6月25日に再開する。

【新潟・鈴木監督「勝ち点1は収穫」】
神戸1−1新潟
(ホムスタ・9117人)
≪得点者≫
神戸:大久保31
新潟:アレッサンドロ41
≪出場メンバー≫
神戸
GK:
1.榎本達也
DF:
25.石櫃洋祐
2.小林久晃
4.北本久仁衛
15.内山俊彦
(77分20.鈴木規郎)
MF:
8.栗原圭介
(46分18.田中英雄)
6.金南一
10.ボッティ
(59分26.松岡亮輔)
16.古賀誠史
FW:
9.レアンドロ
13.大久保嘉人
新潟
GK:
1.北野貴之
DF:
17.内田潤
5.千代反田充
6.永田充
28.松尾直人
MF:
3.千葉和彦
16.寺川能人
(64分15.本間勲)
10.マルシオ・リシャルデス
7.松下年宏
FW:
9.アレッサンドロ
(84分23.田中亜土夢)
11.矢野貴章

 新潟は少ない好機でアレッサンドロが今季7点目を決め、引き分けに持ち込んだ。鈴木監督は「相手ペースだったがよく粘った。勝ち点1を持って帰れるのは収穫」と納得している様子だった。
 今季は開幕から公式戦で9試合勝ちなしという最悪のスタートだったが、この1ヶ月は4勝2分け1敗と立て直して中断期間に入る。

★FW対決は大久保に軍配
 神戸と新潟の日本代表ストライカー対決は、対照的な結果に終わった。
 狭いスペースで鋭い得点感覚を発揮したのは神戸の大久保。前半31分に相手に当たったこぼれ球を左足で拾うと、間髪入れずにシュート。「左足だったし、思い切り振った」と3人のタックルよりも一瞬早く、今季5ゴール目を蹴り込んだ。
 万全ではない右膝の状態も「暖かくなればよくなっていくはず」と言う。何度もチャンスメークするなど90分間にわたって奮闘し「カウンターの質を上げないと」と主将らしく、チームの課題を厳しく指摘した。
 一方、新潟の矢野はシュート2本で無得点に終わった。体を張った献身的な動きや守備では貢献したものの「FWとしてゴールは決めたかった。そこが勝負の分かれ目だし」と反省。味方のサポートが少ないとはいえ、今季13試合で2得点は少し物足りない。
 J1得点ランキングの上位を外国人選手が占め、日本代表にもFWで飛び抜けた存在はいない。20日から再び日本代表で顔を合わせ、エースの座を争う2人にとって明暗が分かれた試合だった。
 ただし、神戸はこれで5試合勝ちなし。リーグ最多の引き分けは7となり、松田監督は「どちらかと言えば悔しい引き分けが多い。この試合が象徴的」と振り返った。
 前節から復帰したレアンドロと大久保の2トップが積極的に仕掛けたが、松田監督は「2人だけでやりすぎた」と指摘した。
 また、右足首を負傷したボッティは試合後、松葉づえ姿で「シュートした瞬間に相手にブロックされて捻挫した。明日病院で検査を受ける」と話した。

【レアンドロ奮起、フッキ2ゴール】
東京V4−1清水
(味スタ・11426人)
≪得点者≫
東京V:オウンゴール29、フッキ43、75、レアンドロ49
清水:青山85
≪出場メンバー≫
東京V
GK:
1.土肥洋一
DF:
4.和田拓三
17.土屋征夫
5.那須大亮
22.服部年宏
MF:
23.福西崇史
6.菅原智
11.大野敏隆
10.ディエゴ
FW:
7.レアンドロ
(88分33.河野広貴)
9.フッキ
(89分20.廣山望)
清水
GK:
21.西部洋平
DF:
25.市川大祐
26.青山直晃
4.高木和道
2.児玉新
MF:
7.伊東輝悦
(53分13.兵働昭弘)
16.本田拓也
10.藤本淳吾
8.枝村匠馬
(53分18.マルコス・アウレリオ)
FW:
17.フェルナンジーニョ
23.岡崎慎司
(82分19.原一樹)

 今季最多の4得点で東京Vが圧勝した。原動力は外国人選手。この日も4点のうち3点をレアンドロとフッキが挙げ、これまでのリーグ戦18得点のうち11点が彼らによるものになった。柱谷監督は「狙い通りのとてもいいゲームだった」とうなずいた。
 1得点1アシストのレアンドロには奮起する理由もあった。ブラジル在住の姉エタさんが心臓発作で亡くなったという知らせが、前夜に届いた。自ら先発を志願した27歳は「まだ話せる状況じゃない」と、悲しみを抱えながらの活躍だった。
 今季初の1試合2ゴールのフッキは「本当の痛みは本人にしか分からない。彼は人間的に強いから今日のようなプレーができた」と同郷の先輩を称えた。
 レアンドロ、フッキ、ディエゴはキープ力、ドリブルでの突進力、シュート力とどれを取っても抜けている。局面を打開する力は日本人選手にはないもので、この力抜きに東京Vは戦えない。

★清水は今季ワーストの4失点
 清水はミスからリズムが狂った。前半29分にレアンドロのプレスを受けたセンターバックの高木和がバックパス。しかし、GK西部と意思の疎通が図れておらず、オウンゴールとなってしまった。
 それ以降、ズルズルと失点を重ねて今季ワーストの4失点。長谷川監督は「高木和は責められない。(リーグ戦の)再開までにチーム力を上げたい」と前向きに話した。

J2第14節最終日結果

仙台3−2山形
(ユアスタ・16931人)
≪得点者≫
仙台:平瀬51、梁勇基80、佐藤84
山形:秋葉18、長谷川39

岐阜0−1草津
(長良川・3035人)
≪得点者≫
草津:高田75

徳島2−0熊本
(鳴門大塚・2665人)
≪得点者≫
徳島:大島37、ドゥンビア42

横浜FC2−1福岡
(ニッパ球・3953人)
≪得点者≫
横浜FC:アンデルソン16、池元55
福岡:大久保53

水戸1−0愛媛
(笠松・1721人)
≪得点者≫
水戸:平松76

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Jリーグディビジョン2
順位表&得点ランキング


 J2第14節最終日は本日18日、ユアテックスタジアム仙台などで残りの5試合が行われ、ベガルタ仙台がモンテディオ山形に3−2で逆転勝ちして4連勝。勝ち点を25に伸ばし、2位に浮上した。セレッソ大阪と勝ち点で並んだが、得失点差で上回った。首位は同29のサンフレッチェ広島。
 横浜FCはアビスパ福岡に2−1で、ザスパ草津はFC岐阜に1−0で競り勝った。福岡は4連敗。徳島ヴォルティスはロアッソ熊本に2−0で快勝した。水戸ホーリーホックは愛媛FCを1−0で下した。


謝罪
 J1の浦和レッズとガンバ大阪は本日18日、17日に埼玉スタジアムで行われたJ1第13節・浦和vsG大阪戦での“暴動騒ぎ”について、コメントを発表した。
 主催チームの浦和は、「家族連れの多いファンエリアに向かって断続的にモノが投げ込まれたことなど不快な思いをされた」浦和ファン・サポーターと、「安全確保のためとはいえ試合終了後スタンドに長い時間待機していただくなど不便を強いることになった」G大阪ファンに対し「主管クラブとして心からお詫び申し上げます」と謝罪。両サポーターの“場外乱闘”で警察関係者が出動する騒動となったことについても「多くの方にご迷惑をお掛けしました」と試合運営面での不手際を認めた。また、ホーム、アウェーサポーターの間の緩衝地帯拡大や、セキュリティーチームの発足など、警備体制の見直しを検討することを明言した。
 一方のG大阪側は、「ガンバサポーターエリアから、レッズサポーターの皆様へ対しての挑発行為があり、その行為によって、様々な騒動に発展した」と、試合前にG大阪サポーターが水風船を投げ込んだことが騒動の発端であることを認めて謝罪。悪質な行為を行った人物を特定して「サッカーファンとは認めず、永久入場禁止等の厳しい処分を行ってまいります」と厳罰を持って臨む姿勢を示した。また、試合後、G大阪の選手が円陣を組む勝利の儀式「輪になれ、なにわ」を行ったことについても「配慮が足りない点があった行為」「結果的に混乱を招いた一因」と認め、「ガンバ大阪選手・スタッフ一同、深くお詫び致します」と全面謝罪した。「輪になれ、なにわ」については、浦和DF闘莉王が「喜び方にも限度がある。場所を考えてやれと言いたい」と指摘。両チームイレブンの小競り合いの発端となった。


出発
 サッカーのU-23(23歳以下)日本代表は本日18日、北京五輪の前哨戦となるトゥーロン国際大会(20〜29日)に出場するため成田発の航空機で出発した。ドイツ経由で開催地フランスに入る。
 18日にJリーグの試合がある清水と福岡の5選手は1日遅れて合流予定。日本はグループリーグ・グループAで、オランダ(20日)、フランス(22日)、チリ(24日)と対戦し、同グループ2位以内なら準決勝(27日)に進出する。


出場権獲得
ドイツブンデスリーガ第34節(最終節)結果

バイエルン4−1ヘルタ・ベルリン
≪得点者≫
バイエルン:トニ3、27、61、リベリー33
ヘルタ:ドモフチスキ84

シュツットガルト2−2ビーレフェルト
≪得点者≫
シュツットガルト:ゴメス75=PK、フィッシャー85
ビーレフェルト:テスチェ10、アイグラー86

レバークーゼン0−1ブレーメン
≪得点者≫
ブレーメン:ロセンベリ80

ニュルンベルク0−2シャルケ
≪得点者≫
シャルケ:ボルドン20、61

ドルトムント2−4ボルフスブルク
≪得点者≫
ドルトムント:フライアー25、69
ボルフスブルク:リーター3、マルセリーニョ6、シェーファー62、グラフィッチ77

フランクフルト4−2デュイスブルク
≪得点者≫
フランクフルト:アマナティディス13、フェニン17、38、ヘーラー78
デュイスブルク:ニクレスク59、ダウン87

ボーフム1−2ハンザロストク
≪得点者≫
ボーフム:マフライ36
ハンザロストク:ケルン40、バルテルス77

ハンブルガーSV7−0カールスルーエ
≪得点者≫
HSV:ファン・デルファールト23=PK、ゲレーロ35、43、49、トロホウスキ57、オリッチ78、89

ハノーバー4−0コットブス
≪得点者≫
ハノーバー:ブルッヒンク24、スタイナー44、ビニシウス59、バーリッチュ89

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ドイツブンデスリーガ
最終順位表&得点ランキング


 ドイツブンデスリーガは17日、第34節(最終節)の全9試合が行われ、MF長谷部誠が所属するボルフスブルクはアウェーで古豪ドルトムントを4−2で下した。長谷部はフル出場したが得点はなかった。
 ボーフムのMF小野伸二はハンザロストク戦でベンチ入りしたが、出番はなく、チームは1−2で敗れた。MF稲本潤一のフランクフルトはデュイスブルクに4−2で勝った。出場停止の稲本は欠場。ボルフスブルクは5位となり、UEFA(欧州連盟)カップの出場権を獲得。フランクフルトは9位、ボーフムは12位。
 優勝を決めているバイエルンは得点王に輝いたトニの3ゴールなどでヘルタ・ベルリンに4−1で快勝した。この試合を最後に現役引退する元ドイツ代表主将GKオリバー・カーンは先発し、後半終了近くまでプレーした。
 リーグ戦557試合出場を果たしてピッチを去る38歳のカーンは、いつもの通りクールに「自分の身体がこんなに長い間耐えられたことをありがたく思う。また、バイエルンでこれだけの素晴らしい成功を経験できたことに感謝している」と語っていた。
 ドイツブンデスリーガの得点王には24ゴールを挙げたバイエルンのFWルカ・トニが輝いている。


セリエA
イタリアセリエA第38節(最終節)結果

サンプドリア3−3ユベントス
≪得点者≫
サンプドリア:カッサーノ22、マッジョ35、モンテッラ39
ユベントス:デル・ピエロ7、65=PK、トレゼゲ16=PK

 イタリアセリエAは17日、第38節(最終節)の1試合が行われ、6位サンプドリアと3位ユベントスの一戦は3−3のドローに終わった。
 ユーロ2008(欧州選手権)に向けたイタリア代表メンバー入りを狙う33歳のデル・ピエロが、ドナドーニ代表監督に最後のアピールをした。開始7分、ネドベドのお膳立てからネットを揺らすと、その後2−2と追い付かれた状況でPKを沈めて勝ち越しに成功し、自身今季20得点目をマーク。この日2点目を挙げたトレゼゲとともに、得点ランク首位タイに立った。ただ、ユーベは終盤にモンテッラの同点弾を許し、今季最終戦を白星で飾ることはできなかった。
 イタリアセリエAは本日18日に最終節の残り9試合が行われるが、得点ランク上位に名を連ねるライバルらが19ゴール以下に留まれば、デル・ピエロとトレゼゲが今シーズンの得点王となる。なお、ユーロ2008のイタリア代表メンバー候補は20日に発表される。

【セリエA展望】
 イタリアセリエAは本日18日に最終節の残り9試合が行われ、3連覇を目指す首位インテルはアウェーでパルマと対戦する。この試合のメンバーに、スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチが名を連ねたことが明らかになった。
 最終節を待たずともスクデット(優勝盾)獲得のチャンスがあったインテルだが、第36節のミラン戦で敗れ、第37節のシエナ戦で引き分けと、この2試合は勝利から遠ざかっていた。しかし、ここまでチーム最多の15得点を挙げているイブラヒモビッチが決戦を前に復帰。1ヶ月半ぶりにベンチ入りを果たすこととなった。なお、インテルは試合前の定例記者会見を行わず、報道陣を完全シャットアウトして大一番に備えている。
 一方、大逆転優勝を目論む2位ローマのルチアーノ・スパレッティ監督は前日会見に臨み、「もう1試合勝てる可能性があるというだけのこと。スクデットにあと一歩と近付いているのはインテル。結末は我々の手に委ねられてはいない」とコメント。分があるのはあくまで勝ち点1差で上に立つインテルだと述べていた。
 ローマはカターニャとのアウェー戦に臨むが、ロマニスタ(ローマサポーター)はインテリスタ(インテルサポーター)と同様に、安全上の理由から敵地での試合観戦ができない。しかしスパレッティ監督は「ピッチには100万人の人々が我々とともにいてくれる」と、サポーターの声援がなくともパフォーマンスに影響はないと話していた。

【キエーボが昇格に王手】
 イタリアセリエB(2部相当)は17日、第40節の11試合が行われ、首位を走るキエーボはビツェンツァに2−1で勝利した。
 この結果、勝ち点を83に伸ばしたキエーボは、残り2試合の段階で自動昇格圏内である2位以内の座の確保まであと勝ち点1と迫っている。


リーガ
スペインリーガエスパニョーラ第38節(最終節)結果

ムルシア3−5バルセロナ
≪得点者≫
ムルシア:オチョア16、イバン・アロンソ79=PK、アベル85
バルセロナ:エトー23、アンリ26、ドス・サントス33、52、66

 スペインリーガエスパニョーラは17日、第38節(最終節)の1試合が行われ、3位バルセロナは5−3で19位ムルシアに勝利した。
 リーガエスパニョーラは本日18日に最終節の残り9試合が行われ、すでにレアル・マドリードが優勝を決めている一方で、15位バジャドリードから16位レクレアティーボ、17位オサスナ、18位サラゴサまでが、残留を懸けて最後の戦いに挑む。


7連覇達成
フランスリーグ1第38節(最終節)結果

オセール1−3リヨン
≪得点者≫
オセール:トマ78
リヨン:ベンゼマ1、フレッジ10、シェルストレーム52

マルセイユ4−3ストラスブール
≪得点者≫
マルセイユ:ニアン7、シセ44、76、ナスリ44
ストラスブール:ファンション11、ガメイロ20、ゼンケ72

メス4−3ルマン
≪得点者≫
メス:バルボザ3、ピャエイエ83
ルマン:デ・メロ51、クータデュール55、バール84

サンテティエンヌ4−0モナコ
≪得点者≫
サンテティエンヌ:ゴミス4、7、デルニス33、フェインドゥーノ81

ランス2−2ボルドー
≪得点者≫
ランス:モンテリュビオ70=PK、マウリダ84
ボルドー:カベナギ65、ベリオン83

ロリアン1−1リール
≪得点者≫
ロリアン:サイファ43
リール:バストス53

ナンシー2−3レンヌ
≪得点者≫
ナンシー:マロンガ7、アンドレ・ルイス56
レンヌ:エムビア31、パジス47、57

ニース3−1カーン
≪得点者≫
ニース:エルビュイック28、エデルソン63=PK、コネ89
カーン:トゥディク44

ソショー1−2パリ・サンジェルマン
≪得点者≫
ソショー:エンドウ73
PSG:ディアネ22、83

トゥールーズ2−1バランシエンヌ
≪得点者≫
トゥールーズ:マテュー4、シリエ74
バランシエンヌ:オーデル37

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フランスリーグ1
最終順位表&得点ランキング


 フランスリーグ1は17日、各地で第38節(最終節)の全10試合が行われ、リヨンがオセールを3−1で下し、勝ち点を79として、リーグ記録を更新する7連覇を達成して7度目の優勝を決めた。リヨンは昨季、欧州主要5大リーグ(イングランド、イタリア、スペイン、ドイツ、フランス)でも史上初となる6シーズン連続優勝を果たしていた。
 ルマンのMF松井大輔はアウェーのメス戦を筋肉疲労のため欠場した。チームは3−4で敗れ、9位に終わった。松井は4シーズン在籍したルマンを今季限りで退団し、サンテティエンヌに移籍する。古豪サンテティエンヌは今季5位だった。
 この試合でも得点を決めたリヨンのベンゼマが20ゴールとしてリーグ得点王に輝いた。
 一方、マルセイユはシセの2発などで4−3とストラスブールに競り勝って3位を確定。欧州チャンピオンズリーグ出場権を獲得した。ナンシーはレンヌに2−3と敗れて4位ヘ後退。4−0とモナコを圧倒し5位に食い込んだサンテティエンヌとともに、UEFAカップに回ることとなった。リーグ最多の過去優勝10回を誇る古豪サンテティエンヌにとっては1982年以来26年ぶりの欧州カップ戦への参戦となる。
 残留を争っていた名門パリ・サンジェルマンは、2−1とソショーに競り勝ってギリギリでの残留が決定した。


勝てば3連覇
スコティッシュプレミアリーグ第37節結果

マザーウェル1−1レンジャーズ
≪得点者≫
マザーウェル:ポーター49
レンジャーズ:ダイリー29

インバーネス0−0セントミレン
キルマーノック2−1フォルカーク

 スコティッシュプレミアリーグは17日、第37節の3試合が行われ、2位のレンジャーズが1−1でマザーウェルと引き分けたため、MF中村俊輔が所属するセルティックに3連覇のチャンスが大きく膨らんだ。
 22日にダンディー・ユナイテッドと今季最終戦を行うセルティックが勝ち点86なのに対し、2試合を残すレンジャーズは同83。現時点の得失点差はセルティックが7上回っており、両チームが残り試合に全勝して勝ち点89で並んだ場合も、セルティックが優位に立つ公算が大きくなった。


優勝
FAカップ決勝結果

ポーツマス1−0カーディフ(2部)
≪得点者≫
ポーツマス:カヌ37

 サッカーのイングランド協会(FA)カップは17日、ロンドン郊外のウェンブリースタジアムで決勝が行われ、プレミアリーグのポーツマスが1−0で2部リーグのカーディフを下して69年ぶり2度目の優勝を果たした。カーディフが勝てば28年ぶりの下部チームによる伝統のカップ戦制覇だったが、プレミア勢の意地を示した格好となった。

【ポーツマスが69年ぶりの優勝】
 序盤はポーツマスのレドナップ監督が「大きな重圧にさらされた。困難な場面が何度もあった」と振り返る劣勢。しかし前半37分に右クロスをGKが弾き、こぼれ球をカヌが素早く押し込むと流れを引き寄せた。同監督は「先制点を奪ってからは落ち着いた。守備が素晴らしかった」と胸を張った。
 近年はプレミア勢が強さを誇るFAカップは1996年以降、マンチェスター・ユナイテッド、アーセナル、チェルシー、リバプールの「ビッグ4」がタイトルを独占していた。準々決勝でマンチェスターUを破ったポーツマスはリーグ全体のレベルを証明した。
 31歳のカヌはアーセナル時代に2度優勝を経験している。前半21分にも高い個人技でマーカーとGKをかわし、ポストに当たるシュートを放った長身FWは「人生で最高の瞬間。チャンスで外したが、ベテランとしてあきらめるわけにはいかなかった」と栄冠に酔いしれた。


発表
 スペイン代表のルイス・アラゴネス監督は17日、ユーロ2008(欧州選手権)の同国代表メンバー23名を発表しし、復帰の噂もあったFWラウール・ゴンザレス(レアル・マドリード)は選外になった。一方で、代表戦未経験のMFサンティ・カソルラ、FWセルヒオ・ガルシアらが招集された。
 アラゴネス監督は「私はクラブではなく選手達に焦点を当てている。分単位で見れば(ラウールよりも)ゴールを挙げている選手はほかにも存在する」とコメントしている。
 なお、17歳にしてフル代表入りが期待されたバルセロナFWボージャン・クルキッチは、「精神的にも身体的にも疲労している」との理由で自ら代表招集を辞退。アラゴネス監督もこれを了承したとのこと。
 スペイン代表メンバー23名は以下の通り。

GK:
イケル・カシージャス(レアル・マドリード)
ペペ・レイナ(リバプール:ENG)
アンドレス・パロップ(セビージャ)
DF:
セルヒオ・ラモス(レアル・マドリード)
ホアン・カプデビラ(ビジャレアル)
ラウール・アルビオル(バレンシア)
カルレス・プジョル(バルセロナ)
カルロス・マルチェナ(バレンシア)
フェルナンド・ナバーロ(マリョルカ)
アルバロ・アルベロア(リバプール:ENG)
ファニート(ベティス)
MF:
セスク・ファブレガス(アーセナル:ENG)
アンドレス・イニエスタ(バルセロナ)
シャビ・エルナンデス(バルセロナ)
ダビド・シルバ(バレンシア)
サンティ・カソルラ(ビジャレアル)
シャビ・アロンソ(リバプール:ENG)
ルベン・デラレッド(ヘタフェ)
マルコス・セナ(ビジャレアル)
FW:
ダビド・ビジャ(バレンシア)
ダニエル・グイサ(マジョルカ)
セルヒオ・ガルシア(サラゴサ)
フェルナンド・トーレス(リバプール:ENG)

※ENG=イングランド


解任
 ボスニア・ヘルツェゴビナ・サッカー協会がメホ・コドロ監督を解任したことが17日、明らかになった。イランとの国際親善試合での指揮を拒否したことが理由。
 発端は、26日に予定されていたポーランドとの国際親善試合を同協会が取り止め、コドロ監督の意に反してイラン戦に変更したこと。コドロ監督がこの試合で采配を振るうことを拒否したため、同協会は同監督を解任するとともに、結局はこの試合をキャンセルするという展開となった。なお、同国ユースチームを率いていたデニヤル・ピリッチ氏が暫定監督に就任し、6月1日の国際親善試合・アゼルバイジャン戦で初采配を振るう予定。
 コドロ監督は、今年1月に東京・国立競技場で行われた国際親善試合の日本代表戦で、ボスニア代表を指揮していた。


レッズvsガンバ
J1第13節第1日結果

札幌1−3名古屋
(札幌ド・16631人)
≪得点者≫
札幌:宮沢16
名古屋:マギヌン50、玉田69、ヨンセン80=PK

浦和2−3G大阪
(埼玉・57050人)
≪得点者≫
浦和:梅崎53、エジミウソン79
G大阪:中澤7、山崎44、遠藤68

磐田1−2FC東京
(ヤマハ・10958人)
≪得点者≫
磐田:大井22
FC東京:赤嶺48、62

京都1−0横浜M
(鴨池)
≪得点者≫
京都:オウンゴール61

鹿島1−1
(カシマ・20361人)
≪得点者≫
鹿島:小笠原36=PK
柏:太田42

千葉1−0大分
(フクアリ・11616人)
≪得点者≫
千葉:谷澤27

川崎2−3大宮
(等々力・14235人)
≪得点者≫
川崎:オウンゴール35、ジュニーニョ43
大宮:土岐田53、デニス・マルケス75、小林慶8

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 J1第13節第1日は17日、埼玉スタジアム2002などで7試合が行われ、浦和レッズがガンバ大阪に2−3で敗れ、11試合ぶりに黒星を喫した。名古屋グランパスがコンサドーレ札幌に3−1で逆転勝ちし、浦和と勝ち点26で並んだが、得失点差で浦和が首位を守った。
 鹿島アントラーズは柏レイソルと1−1で引き分け、7試合連続で勝利なし。FC東京は2−1でジュビロ磐田に逆転勝ちした。磐田は3連敗。大宮アルディージャは川崎フロンターレに3−2で逆転勝ちした。京都サンガは1−0で横浜F・マリノスに競り勝った。ジェフ千葉は大分トリニータを1−0で破り2連勝。
 ワールドカップ(W杯)アジア3次予選に臨む日本代表の活動のため、J1は約1ヶ月半の中断期間に入る。

【浦和vsG大阪戦後にもみ合い】
 17日午後4時ごろ、埼玉スタジアム(さいたま市)で行われJ1の浦和レッズvsガンバ大阪の試合終了後、観客席にいた両チームのサポーターがもみ合いになり、ガンバのサポーターの男性が観客席からピッチに転落、足にケガをした。
 その後、数千人のレッズのサポーターが会場の出入り口付近を取り囲み、ガンバのサポーター約千人がスタジアムで約3時間足止めされた。埼玉県警が約200人で警戒に当たる騒ぎになった。
 浦和東署などの調べでは、ガンバのサポーターが水風船をレッズ側の観客席に投げ入れたことをきっかけに、レッズのサポーターが謝罪を要求。サポーターを隔てる柵を挟んで、ペットボトルや応援用の旗ざおを投げ合い、柵が倒されるなどした。
 ガンバの男性サポーター(35)は「(スタジアムを)出ようとしたら、物が飛んできた。警備員から危険なので中に戻るように指示があった」と話した。
 レッズ側は足止めされたサポーターのために約20台のバスを手配し、近隣の駅に輸送。試合は3−2でガンバが勝ったが、試合中から主審の判定を巡って選手の抗議が続くなど荒れた雰囲気だった。
 一方、この問題を受け、浦和の藤口光紀社長が「非常に大きな問題と思っている。サポーターの安全を第一に考えたこともあり対応に時間がかかった」と陳謝した。
 マッチコミッショナーから既にJリーグへ緊急報告書が提出されており今後、Jリーグの裁定委員会で処分が検討される可能性がある。過去のサポーター関連のトラブルではJ1の柏とFC東京に1000万円の制裁金が科されたことがある。

【名古屋は後半3得点で逆転勝ち】
札幌1−3名古屋
(札幌ド・16631人)
≪得点者≫
札幌:宮沢16
名古屋:マギヌン50、玉田69、ヨンセン80=PK
≪出場メンバー≫
札幌
GK:
28.高木貴弘
DF:
21.平岡康裕
(67分5.池内友彦)
2.吉弘充志
32.柴田慎吾
19.坪内秀介
MF:
8.砂川誠
(70分24.西谷正也)
15.クライトン
18.芳賀博信
22.西大伍
FW:
25.宮澤裕樹
(73分9.石井謙伍)
10.ダヴィ
名古屋
GK:
1.楢ア正剛
DF:
3.バヤリッツァ
34.吉田麻也
16.増川隆洋
6.阿部翔平
MF:
29.小川佳純
7.中村直志
14.吉村圭司
(67分19.杉本恵太)
8.マギヌン
(84分10.藤田俊哉)
FW:
11.玉田圭司
9.ヨンセン
(82分5.米山篤志)

 名古屋の玉田がリーグ戦で3月30日以来となるゴールを挙げた。勝ち越し点はFWとしてのひらめきに溢れていた。
 1−1の後半24分。相手GKのクリアミスを右サイドで拾った杉本の折り返しに走り込む。やや背後に来たボールを右足のかかとで左隅に流し込んだ。瞬時に反応したという玉田は「練習でああいうプレーをやっているから体が動く」。上機嫌で、勝ち点3をもたらした技ありゴールの余韻に浸った。現役時代に数々の芸術的なプレーを見せたストイコビッチ監督も「玉田のパフォーマンスは素晴らしかった」と名指しで称えた。
 首位浦和と勝ち点で並ぶ2位と好調のチームにあって、得点から遠ざかっていた。「FWだし、気分的に少し嫌な部分があった」。もどかしさを感じていたが、リーグ中断前の最後の試合で気分も晴れた。日本代表として「(メンバーに)入るのが目的じゃなく、試合に出るのが目的」と活躍を誓った。

★札幌は18歳の宮沢の初得点も実らず
 札幌は18歳のルーキー宮沢のJリーグ初得点で先制したものの、後半に逆転を許した。
 前半16分、遠めから強烈な左足シュートを決めた宮沢は「ゴールはうれしいが負けてしまい悔しい」と残念がった。三浦監督も「我々は勝つことが目標。せっかく取った得点は勝利につなげたかった」と話し、ミス絡みで連続失点を招いた後半の戦いに不満そうだった。

【G大阪が首位浦和の無敗止めた】
浦和2−3G大阪
(埼玉・57050人)
≪得点者≫
浦和:梅崎53、エジミウソン79
G大阪:中澤7、山崎44、遠藤68
≪出場メンバー≫
浦和
GK:
23.都築龍太
DF:
12.堤俊輔
20.堀之内聖
(86分30.岡野雅行)
22.阿部勇樹
MF:
6.山田暢久
(64分13.鈴木啓太)
3.細貝萌
4.田中マルクス闘莉王
16.相馬崇人
21.梅崎司
FW:
7.高原直泰
(70分15.エスクデロ・セルヒオ)
17.エジミウソン
G大阪
GK:
1.松代直樹
DF:
21.加地亮
2.中澤聡太
5.山口智
19.下平匠
(59分13.安田理大)
MF:
27.橋本英郎
17.明神智和
10.二川孝広
9.ルーカス
FW:
18.バレー
(82分4.水本裕貴)
30.山崎雅人
(59分7.遠藤保仁)

 後半のロスタイムは5分。大サポーターの声援に乗り、同点ゴールを狙う浦和の力攻めに最後まで冷静に耐え抜いた。G大阪が第3節から無敗だった首位浦和を敵地で叩き、貴重な勝ち点3を得た。
 西野監督は「スタイルを問わない戦いで逃げ切った。選手はこの試合の重要性を理解して最後まで戦った」と、大一番で意地を示した選手を称えた。
 1試合消化が少ないとはいえ、前節まで浦和との勝ち点差は10。これ以上離されると挽回が難しくなる瀬戸際だった。さらに、故障を抱える遠藤と安田理が今季リーグ戦で初めて先発を回避。パスをつなぐ本来の流儀を封印して逆襲にかけた。
 数少ない好機に集中する意識がゴールに結実した。浦和の序盤の猛攻に耐えた前半17分に、右CKの流れから中澤が頭で先制。前半終了間際には素早いリスタートで隙を突き、山崎が追加点を挙げた。後半は厳しい時間帯に「中盤を落ち着かせる」(西野監督)との狙いで投入された遠藤が、これも素早い再開から狙い澄ましたシュートを右隅に決めた。
 「いつも今日みたいな気持ちでやれればいい」と遠藤。今季調子の上がらないG大阪にとって、中断明けの巻き返しへ手応えを得たことが最大の収穫だろう。

★浦和の無敗試合10でストップ
 リーグ戦で浦和の無敗試合は10で止まった。エンゲルス監督が指揮を執るようになって波に乗った印象だったが、ここにきて力尽きた。同監督は「内容のいい試合ができたのに、結果が違った」と悔やんだ。
 立ち上がりはまずまずだった。ただチャンスを生かせずにいると17分に先制点を許し、前半終了間際にも失点。後半の8分に梅崎がFKを豪快に決めて反撃ムードが高まったのも束の間、途中出場の遠藤に3点目となるミドルシュートを決められてしまった。思うように得点につながらない攻めは、エジミウソンの2点目を生みだすのがやっとだった。
 結果だけが伴わなかった試合との認識なのだろうか、選手にそれほどのショックはない。闘莉王は「開幕2連敗でも首位に立った。負けることもある。またやり直したい」と気持ちを切り替えた。

【FC東京は赤嶺の2発で連敗脱出】
磐田1−2FC東京
(ヤマハ・10958人)
≪得点者≫
磐田:大井22
FC東京:赤嶺48、62
≪出場メンバー≫
磐田
GK:
1.川口能活
DF:
4.大井健太郎
5.田中誠
13.森下俊
MF:
25.駒野友一
6.河村崇大
27.上田康太
(64分28.船谷圭祐)
14.村井慎二
11.西紀寛
FW:
18.前田遼一
(77分9.中山雅史)
32.萬代宏樹
(84分8.ジウシーニョ)
FC東京
GK:
1.塩田仁史
DF:
25.徳永悠平
3.佐原秀樹
8.藤山竜仁
5.長友佑都
MF:
10.梶山陽平
6.今野泰幸
17.金沢浄
(69分7.浅利悟
22.羽生直剛
(60分15.エメルソン)
FW:
24.赤嶺真吾
9.カボレ
(82分18.石川直宏)

 FC東京は逆転勝ちで連敗を2で止め、上位戦線に踏みとどまった。立役者は2得点のFW赤嶺。ゴールへの嗅覚が抜群だ。同点ゴールはCKのこぼれ球に素早く反応し、勝ち越し点もカボレのクロスを左足で押し込んだ。
 今季のナビスコカップで、磐田から2試合で計3ゴール。好相性に「たまたま」と謙遜し「3連敗しなくて良かった」とホッとした表情だった。

★前田不発で磐田3連敗
 磐田は3連敗。故障明けの日本代表FW前田が今季初先発したものの、1−2の後半にゴール前でフリーのヘディングシュートを外すなど、悪い流れを変えられなかった。
 「目一杯だった」(内山監督)と後半に交代した前田は「コンディションどうこうより実力不足」とぽつり。チームは体調が万全でないとして、代表を辞退させる考えを示している。

【京都、ラッキーな決勝点】
京都1−0横浜M
(鴨池)
≪得点者≫
京都:オウンゴール61
≪出場メンバー≫
京都
GK:
21.水谷雄一
DF:
20.平島崇
(54分15.中山博貴)
24.増嶋竜也
5.手島和希
4.中谷勇介
MF:
3.シジクレイ
14.佐藤勇人
2.アタリバ
(86分25.西野泰正
22.渡邉大剛
FW:
9.田原豊
7.徳重隆明
(77分6.森岡隆三)
横浜M
GK:
1.榎本哲也
DF:
7.田中隼磨
4.栗原勇蔵
22.中澤佑二
26.田中裕介
MF:
17.兵藤慎剛
(57分18.清水範久)
10.山瀬功治
3.松田直樹
(68分6.河合竜二)
13.小宮山尊信
FW:
9.ロニー
15.大島秀夫
(83分11.坂田大輔)

 京都のラッキーな決勝点は後半16分。渡辺の右クロスにゴール前で佐藤、田原が続けておとりになって、フリーの徳重がシュート。GKが弾いて得点機を逸したかと思われた次の瞬間、横浜Mの田中隼が誤って自陣ゴールに蹴り込んだ。
 ただ、決定力不足は気になる。後半途中から実現した田原、徳重、中山の鹿児島出身3トップも追加点は奪えず、最近6試合で2得点という状況だ。田原は「うちの選手が決めないと」とすっきりしない様子だった。

★横浜Mは4試合勝ちなし
 横浜Mは4試合勝ちなしで中断期間に入る。不運な失点以外は中澤、栗原を中心によく守ったが、攻撃では効果的な動きが少なかった。
 中澤は「向こうは必死になってハードワークしていた。僕らに足りないものが相手にはあった」と運動量で劣っていた点を指摘。桑原監督は「もう一度、新鮮な状態にして、メンタル面も戦術も厳しくいかないとまずい」と話した。

【柏はドローにも手応え】
鹿島1−1
(カシマ・20361人)
≪得点者≫
鹿島:小笠原36=PK
柏:太田42
≪出場メンバー≫
鹿島
GK:
21.曽ヶ端準
DF:
16.中後雅喜
3.岩政大樹
4.大岩剛
7.新井場徹
MF:
15.青木剛
(57分2.内田篤人)
40.小笠原満男
8.野沢拓也
(78分11.ダニーロ)
10.本山雅志
FW:
13.興梠慎三
(81分9.田代有三)
17.佐々木竜太

GK:
33.菅野孝憲
DF:
23.藏川洋平
5.古賀正紘
13.小林祐三
4.石川直樹
(82分34.杉山浩太)
MF:
14.太田圭輔
7.大谷秀和
2.鎌田次郎
6.アレックス
FW:
15.菅沼実
11.ポポ

 柏のMF太田は今季5点目。「前半で追い付けたのは大きい。でも満足はしていない。1試合に何度か好機はあるので、確実に決められるようにしたい」と話した。
 大柄なDFとの競り合いで168センチの体をボールサイドに位置取りし、左クロスに合わせた。優勢だった後半に勝ち越せなかったことに悔しさをのぞかせつつ「最近4試合で3勝1分けは大きい」と手応えを口にした。

★鹿島は7戦白星なし
 互いに勝ち点1を積み上げた。だがサポーターの反応は対照的だった。黄色の一団から拍手が起きたのに対し、えんじ色の集団は静まり返っていた。7試合連続で勝ち星なし。昨季のリーグ王者、鹿島がトンネルから抜け出せない。
 相手ミスから先制したのも束の間、6分後にはサイドから崩されて失点した。後半は柏のカウンター攻撃に何度もゴールを脅かされた。マルキーニョスを欠き、田代は不調。代わって20歳のFW佐々木を今季初先発させて21歳の興梠と組ませた。ただオリベイラ監督は「若い力に頼らざるを得ない」と期待半分で送り出していたようだ。
 カシマスタジアムで公式戦21試合不敗となるが、そんな記録も虚しさしか残らない。「このチームは立て直すのに時間がかかる。そういう力がない」と岩政からは弱気な言葉も漏れた。リーグ戦は一時中断し、鹿島はアジアチャンピオンズリーグに臨む。再開までの約1ヶ月で浮上のきっかけを掴めるか。

【千葉は2戦連続無失点で連勝】
千葉1−0大分
(フクアリ・11616人)
≪得点者≫
千葉:谷澤27
≪出場メンバー≫
千葉
GK:
1.立石智紀
DF:
2.坂本將貴
14.池田昇平
4.ボスナー
31.青木良太
MF:
7.工藤浩平
3.斎藤大輔
6.下村東美
16.谷澤達也
FW:
11.新居辰基
(83分23.楽山孝志)
10.レイナウド
(70分18.巻誠一郎)
大分
GK:
1.西川周作
DF:
4.深谷友基
6.森重真人■■==89分警告2枚
22.上本大海
(82分19.前田俊介)
MF:
2.小林亮
3.ホベルト
5.エジミウソン
8.金崎夢生
11.鈴木慎吾
FW:
10.ウェズレイ
21.松橋優
(61分18.市原大嗣)

 J1最多失点の千葉が、2試合続けて無失点で連勝した。1トップを前線に残して9人で守備のブロックを構築。下村は「今は選手間にパスを通されないように気を付けている」と、コンパクトな布陣が堅守の要因であることを明かした。
 ミラー新監督は「1週間のハードワークで進歩した。チームの組織力は1級だ」と満足げだった。Jリーグへの登録が間に合わず、観客席から見守ったが、クラブは25日のナビスコ杯、札幌戦での初ベンチ入りを目指して手続きを進めているという。

★大分は千葉戦に通算3分け14敗
 大分は千葉にJ1、ナビスコカップを通じて実は勝ったことがなく、この敗戦で実に通算3分け14敗。
 この日も千葉との相性の悪さが形になった。後半は相手の5倍となる10本のシュートを放ったが、無得点だった。GK西川は「初勝利の日にしたかったので残念」と悔しがった。

【55メートルの超絶FK炸裂】
川崎2−3大宮
(等々力・14235人)
≪得点者≫
川崎:オウンゴール35、ジュニーニョ43
大宮:土岐田53、デニス・マルケス75、小林慶8
≪出場メンバー≫
川崎
GK:
1.川島永嗣
DF:
18.横山知伸
(82分23.久木野聡)
13.寺田周平
2.伊藤宏樹
MF:
19.森勇介
29.谷口博之
14.中村憲剛
8.山岸智
(72分26.村上和弘)
24.大橋正博
(87分15.原田拓)
FW:
16.鄭大世
10.ジュニーニョ
大宮
GK:
21.江角浩司
DF:
19.村山祐介
6.片岡洋介
5.冨田大介
4.波戸康広
MF:
8.小林大悟
(46分28.土岐田洸平)
32.小林慶行
7.佐伯直哉
23.金澤慎
(46分9.吉原宏太)
FW:
11.藤本主税
(82分14.森田浩史)
10.デニス・マルケス

 大宮の小林慶が驚きの“超”ロングシュートで大逆転劇を呼んだ。2点差を追い付いて迎えた後半42分、自陣でのFK。ゴールまで約55メートルの位置から直接決めた。GKが前に出ていることを試合中に確認していたが「決まるとは思わなかった。自分でもびっくり」と目を丸くした。
 樋口監督は「あきらめずに盛り返した選手のスピリットに感謝したい」と興奮冷めやらぬ様子。小林慶は「川崎相手に2点差をひっくり返すなんて去年なら考えられない」とチーム力の向上を実感していた。

★川崎は守備崩壊でまさかの逆転負け
 川崎は前半試合を支配しながら、後半に守備が崩壊し今季初の連敗を喫した。まさかの逆転負けに、高畠監督は「勝ち点を取る難しさを学んだ」と顔をしかめた。
 指揮官はゲーム全体を「やりたいサッカーができた。いい形でフィニッシュまで持っていっている」と攻撃陣をねぎらう一方「課題は守備」と守備陣に苦言を呈した。後半に3点を失ったGK川島は「見ればわかるだろ?」と、苛立ちを隠さなかった。

J2第14節第1日結果

鳥栖0−1広島
(ベアスタ・7897人)
≪得点者≫
広島:佐藤75

C大阪2−0湘南
(長居・6629人)
≪得点者≫
C大阪:ジェルマーノ11、小松89

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 J2第14節第1日は17日、ベストアメニティスタジアムなどで2試合が行われ、サンフレッチェ広島が佐藤の決勝点でサガン鳥栖を1−0で退け、勝ち点を29に伸ばして首位をキープした。
 セレッソ大阪は2−0で湘南ベルマーレを破って4連勝、勝ち点25で暫定2位となった。湘南は同24のままで暫定3位。


超サカFLASH

欠場
 スペイン2部リーグ、ラスパルマスFW福田健二は17日に行われたエヒド戦を欠場した。試合は2−1でラスパルマスが勝っている。

フル出場
 女子サッカーの欧州クラブ王者を決めるUEFA(欧州連盟)女子カップは17日、スウェーデンのウメオで決勝第1戦が行われ、ホームのウメオとフランクフルト(ドイツ)は1−1で引き分けた。ウメオに所属するMF山口麻美はフル出場した。第2戦は24日に行われる。

来日
 J1新潟の新外国人MFアウグストが17日に来日し、新潟に入った。チームには明日19日以降に合流する予定。


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