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2008.05.19.MON
イタリアセリエAはインテルが3連覇達成!!本日の超最新情報

INDEX

発表
キリンカップの日本代表の対戦国メンバー発表!コートジボワール代表にアーセナルDFトゥーレらが選出!チェルシーFWドログバは21日の欧州CL決勝のため選出されず!

謝罪
浦和とG大阪が17日のJ1第13節・浦和vsG大阪戦での暴動騒ぎをJリーグの鬼武健二チェアマンに謝罪!

3連覇
イタリアセリエA第38節(最終節)
パルマ0−2インテル
カターニャ1−1ローマ
ミラン4−1ウディネーゼ
トリノ0−1フィオレンティーナ
インテルはイブラヒモビッチの2ゴールで劇勝して3連覇達成!昨季欧州CL王者のミランはCL出場権を獲得できず!森本貴幸は後半から出場してカターニャの残留に貢献!

リーガ
スペインリーガエスパニョーラ第38節(最終節)
レアル・マドリード5−2レバンテ
セビージャ4−1アスレティック・ビルバオ
バレンシア3−1アトレティコ・マドリード
デポルティボ0−2ビジャレアル
マジョルカ3−2サラゴサ
開幕前の下馬評でトップ4のサラゴサがまさかの2部降格!王者レアルは最下位レバンテに大勝!

CL出場決定
オランダエールディビジ・プレーオフ
欧州CL出場プレーオフ決勝第2戦
アヤックス0−0(TOTAL1−2)トゥヴェンテ
UEFAカップ出場プレーオフ決勝第2戦
NAC0−1(TOTAL0−7)NEC
トゥヴェンテの欧州CL出場とNECのUEFA杯出場が決定!

3位
フットサル・アジア選手権
3位決定戦
日本代表5−3中国代表
決勝
イラン代表4−0タイ代表
日本は3位で次回の2010年大会出場権を獲得!イランは2大会連続9度目の優勝!

組み合わせ
ビーチサッカーW杯のグループリーグの組み合わせ決定、日本代表は3連覇を狙うブラジル、前回準優勝のメキシコ、スペインと同じ死のグループD!

退団
トリノのカイロ会長が所属する元日本代表FW大黒将志(28)の今季限りでの退団を明言!

五輪出場認めず
ミランが所属するブラジル代表MFカカ(26)のオーバーエージ枠での北京五輪出場を認めず!

フェアプレー枠
ドイツブンデスリーガのフェアプレーランキングで首位のヘルタ・ベルリンがフェアプレー枠でUEFAカップ出場!

11位浮上
J1第13節最終日
神戸1−1新潟
東京V4−1清水
東京Vはフッキの2ゴールなどで圧勝して11位浮上!
J2第14節最終日
仙台3−2山形
岐阜0−1草津
徳島2−0熊本
横浜FC2−1福岡
水戸1−0愛媛
仙台は前半0−2からの大逆転勝利で4連勝して2位浮上!

本日の超サカFLASH
totoの次回への繰越金が過去最高額を更新して65億1902万8080円ほか


本文
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発表
 日本サッカー協会は本日19日、国際親善試合、キリンカップの日本の対戦国メンバーを発表し、コートジボワール代表21名にアーセナル(イングランド)のDFトゥーレらが入った。チェルシー(イングランド)のFWドログバは欧州チャンピオンズリーグ決勝が21日にあるために選ばれなかった。
 パラグアイ代表は国内でプレーする選手主体の18名で、ブラックバーン(イングランド)のFWサンタクルスなどは含まれなかった。
 大会は22日にニッパツ三ツ沢球技場でコートジボワールvsパラグアイ、24日に豊田スタジアムで日本代表vsコートジボワール、27日に日本代表vsパラグアイが行われる。


謝罪
 17日に埼玉スタジアムで行われたJ1第13節の浦和レッズvsガンバ大阪の試合後に両チームのサポーターがもみ合いになり、G大阪の大勢のサポーターが足止めされた問題で、浦和とG大阪の幹部が本日19日、Jリーグを訪れ、鬼武健二チェアマンに事実関係を報告、謝罪した。リーグは近く試合の主催者である浦和側から届く報告書を待って処分を決める。
 鬼武チェアマンは「基本的にホームの浦和に管理責任がある。初期動作で対応できない不手際があった」と指摘。ただ騒動のきっかけがG大阪側の挑発にあったこともあり「状況に応じて処分を考えたい」と話した。


3連覇
イタリアセリエA第38節(最終節)結果

パルマ0−2インテル
≪得点者≫
インテル:イブラヒモビッチ62、79

カターニャ1−1ローマ
≪得点者≫
カターニャ:マルティネス85
ローマ:ブチニッチ8

ミラン4−1ウディネーゼ
≪得点者≫
ミラン:パト48、インザーギ61、カフー79、セードルフ88
ウディネーゼ:メスト32

トリノ0−1フィオレンティーナ
≪得点者≫
フィオレンティーナ:オスバルド77

ラツィオ2−1ナポリ
≪得点者≫
ラツィオ:ロッキ15、フィルマーニ71
ナポリ:ドミッツィ83

アタランタ2−0ジェノア
≪得点者≫
アタランタ:フロッカーリ33、マルコーニ89

カリアリ2−2レッジーナ
≪得点者≫
カリアリ:ラリベイ18、ビアンコ81
レッジーナ:アモルーゾ55、86=PK

エンポリ2−1リボルノ
≪得点者≫
エンポリ:ブーシェ10、サウダーティ56
リボルノ:ディアマンティ83

シエナ2−2パレルモ
≪得点者≫
シエナ:マッカローネ2、58
パレルモ:ヤンコビッチ23、ミッコリ30

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イタリアセリエA
最終順位表&得点ランキング


 イタリアセリエAは18日、今季最終節(第38節)の残り9試合が行われ、首位インテルが敵地でパルマを2−0で下し、勝ち点85として3シーズン連続16度目の優勝を果たした。スウェーデン代表FWイブラヒモビッチが後半に2得点した。
 勝ち点1差で追っていたローマはFW森本貴幸のカターニャと1−1で引き分けた。カターニャは17位で1部残留。森本は後半開始から出場し、精力的にゴールを狙った。
 デル・ピエロ(ユベントス)が21ゴールで得点王に輝いた。インテルとローマは来季の欧州チャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得。昨季の欧州CL覇者のミランは5位で、UEFA(欧州連盟)カップに回る。
 FW大黒将志のトリノはフィオレンティーナに0−1で敗れて15位。大黒はベンチ入りしなかった。エンポリ、パルマ、リボルノの2部降格が決まった。

【最終節で3連覇達成】
 今年2月には勝ち点差11を付けてタイトルレースを独走していたものの、後半戦の大失速で最後はわずか1差にまで追い詰められていたインテルは、ケガで1ヶ月半も試合から遠ざかっている大黒柱のイブラヒモビッチを切り札としてベンチに置いておくと、結果的にこの選択が吉と出た。
 対戦相手は1部残留に死に物狂いのパルマという嫌な顔合わせで、ピッチが雨でぬかるんでいたこともあって、インテルはなかなか主導権を握れない展開が続いた。前半終了時点でインテルは0−0、優勝を争うローマは1−0でリードを奪っており、悪夢のV逸の可能性も高まっていた。
 そんなチームの窮地を救ったのがイブラヒモビッチだった。後半開始早々にピッチに立ったエースは登場直後にシュートを放って存在感を示すと、17分にはドリブルで持ち込んでから強烈なミドルでネットを揺らし、値千金の先制弾を叩き込む。そして千両役者は34分にもマイコンのクロスから2ゴール目を奪い、インテルの通算16度目のスクデット(優勝)を手繰り寄せた。
 試合後、キャプテンのビエラは「この優勝は昨シーズンよりも嬉しい。ローマは賞賛に値するが、最後は最も強いチームが勝ったと思っている」と喜びを爆発させていた。
 また、モラッティ会長は「イタリア中が我々に敵意を見せる中でチャンピオンになった。我々は勝利に値する美しいクラブ。選手達は血気盛んで、監督はうまくコントロールしていた」とコメント。ただ、去就が注目されている当のマンチーニ監督本人は今後について口を閉ざしていた。

【ズラタンが活路開く】
 激しい雨に打たれ、頭から足の先までずぶ濡れだった。だが試合終了の笛が鳴ると、インテルの選手達は、一斉に晴れやかな笑顔を浮かべた。ピッチに走り降りたサポーターたちにもみくちゃにされながら、雄たけびを上げた。
 前半は攻めあぐねた。故障から完全には回復していないが、無理をして戦列に戻ったイブラヒモビッチが活路を開いた。後半6分に送り込まれると、17分に左隅を狙い澄ました右足シュート、同34分には右クロスを冷静に合わせる左ボレーを決めた。
 3連覇だが、今季の優勝は昨季までのものより意義がある。2シーズン前は、不正問題でユベントスが優勝を剥奪された末に首位に繰り上がった。昨季は、不正問題の処分で多くのライバルたちが2部に降格したり、勝ち点を引かれたため有利だった。正真正銘のイタリア王者と誇れる優勝となった。

【ローマは一歩及ばず】
 ローマはあと一歩で、中田英寿が在籍していた2000−2001年シーズン以来の優勝を逃した。前節まで3連勝の勢いを保ち、前半8分に先制。ブチニッチが右からドリブルで4人を抜き去り、難しい角度から左隅に蹴り込んだ。だが後半は守勢に回り、40分に追い付かれた。
 攻撃的なプレースタイルとシーズン終盤の追い上げで、チームの人気は急上昇。生え抜きの主軸MFデ・ロッシは「優勝できなかったのは悔しいが、この素晴らしい2ヶ月間は一生忘れない」と誇らしげだった。

【森本はチームの残留に貢献】
 ローマの優勝とカターニャの1部残留が懸かる、緊迫感あふれる一戦で森本が存在感を示した。
 0−1の後半開始からピッチに登場すると、迎えた40分、CKのこぼれ球を左足でシュート。ボールは相手DF2人に当たって、フリーのFWマルティネスに渡り、同点弾が生まれた。そのまま引き分けに持ち込み17位が確定、残留が決まった。残留を争っていたエンポリが勝っていたため、負ければ降格のピンチを救う1発となった。森本は中央でプレーを続け、何度もビッグチャンスを迎えたが、ゴールポストに嫌われるなどして得点はならず。それでも気持ちよくU-23日本代表に合流できることになった。
 森本は「今季はケガもあって最高のシーズンとはいかなかったが、最後にチームの残留に貢献できて良かった」とはにかんでいた。


リーガ
スペインリーガエスパニョーラ第38節(最終節)結果

レアル・マドリード5−2レバンテ
≪得点者≫
R・マドリード:ファン・ニステルローイ23、41、セルヒオ・ラモス28、78、スナイデル55
レバンテ:ゲイホ53、64

セビージャ4−1アスレティック・ビルバオ
≪得点者≫
セビージャ:カヌーテ40、80、ケイタ79、ヘスス・ナバス86
ビルバオ:アドゥリス3=PK

バレンシア3−1アトレティコ・マドリード
≪得点者≫
バレンシア:オウンゴール11、ビジャ40、54
A・マドリード:アグエロ74

デポルティボ0−2ビジャレアル
≪得点者≫
ビジャレアル:フェルナンデス35、フランコ89

ヘタフェ1−1ベティス
≪得点者≫
ヘタフェ:モラル2
ベティス:ナノ69

マジョルカ3−2サラゴサ
≪得点者≫
マジョルカ:グイサ15、ウェボ65、カストロ89
サラゴサ:オリベイラ56、89

ラシン・サンタンデール1−0オサスナ
≪得点者≫
ラシン:ボラド85

レクレアティーボ1−1バジャドリード
≪得点者≫
レクレアティーボ:ゲレーロ89
バジャドリード:ジョレンテ40

エスパニョール1−3アルメリア
≪得点者≫
エスパニョール:ルイス・ガルシア59=PK
アルメリア:メロ44、クルサト52、パウノビッチ89

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スペインリーガエスパニョーラ
最終順位表&得点ランキング


 スペインリーガエスパニョーラは18日、第38節(最終節)の残り9試合が行われ、白熱していた残留争いはサラゴサの降格決定で決着が付いた。
 バジャドリード、レクレアティーボ、オサスナ、サラゴサの4チームが、残る降格1枠からの脱出を競うこととなった最終節。少なくとも勝ち点1を挙げなければ降格決定となるサラゴサはマジョルカとの対戦となり、得点ランクトップのグイサに先制点を許す厳しい展開を強いられた。それでも後半途中10分にオリベイラのヘッドで追い付いて希望をつなぐが、19分にウェボ、後半ロスタイムにはカストロに追加点を許してしまい、最後の最後で再びオリベイラが1点差としたものの遅すぎる反攻だった。
 開幕前、サラゴサはトップ4に数えられるほど下馬評が高かったが、終わってみれば勝ち点42の18位でまさかの降格。すでに降格が決まっていたムルシア、レバンテとともに来季は2部で戦うことになった。
 一方、こちらも残り1枠となっていたUEFAカップ出場権を争っていたラシン・サンタンデールは、オサスナと対戦。なかなかゴールを奪えずに苦しんだものの、後半41分にボラドが値千金の勝ち越しゴールを決め、7位マジョルカを勝ち点1差でかわした。
 王者レアル・マドリードは最下位レバンテを5−2と大量点で叩き、リーグ最終戦を白星で飾った。ファン・ニステルローイ、セルヒオ・ラモスがそれぞれ2ゴール、スナイデルが1得点を挙げている。
 今季大躍進を見せた2位ビジャレアルは、フェルナンデス、フランコのゴールでデポルティボを2−0と一蹴。5位セビージャもカヌーテの2ゴールなど4−1のスコアでアスレティック・ビルバオを下し、シーズンを勝利で締めくくっている。内部紛争で今シーズンを棒に降ったバレンシアはエース・ビジャの2得点などでアトレティコ・マドリードを3−1で退けた。


CL出場決定
オランダエールディビジ・プレーオフ結果

欧州CL出場プレーオフ決勝第2戦:

アヤックス0−0(TOTAL1−2)トゥヴェンテ

UEFAカップ出場プレーオフ決勝第2戦:

NAC0−1(TOTAL0−7)NEC

 オランダエールディビジは18日、来季の欧州チャンピオンズリーグ予備戦出場を懸けたプレーオフ決勝の第2戦が行われ、トゥヴェンテが2試合合計スコア2−1でアヤックスを下し、見事CLへの切符を手にすることとなった。
 一方、UEFAカップ1回戦からの出場を懸けたプレーオフでは、NECがNACを下して出場権を手に入れた。この結果、オランダ勢の来季欧州カップへの出場は、CLにPSV、トゥヴェンテ、UEFAカップにフェイエノールト、アヤックス、NEC、ヘーレンフェーンとなった。


3位
フットサル・アジア選手権結果

3位決定戦:
日本代表5−3中国代表

決勝:
イラン代表4−0タイ代表

 フットサルのアジア選手権は18日、バンコクで最終日が行われ、3位決定戦で日本は中国に5−3で勝った。日本は3位以上に与えられる次回の2010年大会出場権を得た。
 決勝ではイランが4−0で地元のタイを下し、2大会連続9度目の優勝を果たした。


組み合わせ
 7月にフランスのマルセイユで行われるビーチサッカーのワールドカップ(W杯)の組み分け抽選が18日に行われ、4大会連続出場の日本は、3連覇を狙うブラジル、前回準優勝のメキシコ、スペインと同じ、強豪が揃うグループDに入った。グループDの第1戦は開幕翌日の7月18日に行われる。
 大会は出場16チームを4グループに分けて総当たりのリーグ戦を行い、各グループ上位2チームが準々決勝に進む。決勝は7月27日。


退団
 イタリアセリエA、トリノのカイロ会長は18日のホームでの今季最終戦終了後、所属する元日本代表FW大黒将志(28)について「彼のトリノ滞在は終了したと思う」と述べ、6月に満了する契約を更新しない方針を明らかにした。
 大黒は2シーズンで無得点。故障などもあって出場機会が限られ、同日もベンチ入りできなかった。カイロ会長は「トリノでは彼の入る余地があまりなかった」と話した。まだ日本も含めて他クラブからの正式オファーはないというが、FW不足の古巣ガンバ大阪などが獲得に乗り出すとみられている。


五輪出場認めず
 イタリアセリエAのミランは18日、公式サイトで、所属するブラジル代表MFカカ(26)のオーバーエージ(24歳以上)枠での北京五輪出場を認めないと発表した。
 ミランは今季リーグ戦で5位となり、来季の欧州チャンピオンズリーグ出場権を逃した。同五輪と日程が重なるCL予選の出場がなくなれば、カカの参加は容認されるとみられていたが、「既にA代表のカカが、五輪チームの公式戦に含まれるのは適切ではないと判断する」との見解を示した。カカ本人は出場希望を表明した際、クラブの決定に従うと話していた。
 18歳のFWパト、カカの実弟で22歳のDFディガオが母国ブラジル代表として五輪に出場することは認めるという。


フェアプレー枠
 ドイツブンデスリーガのフェアプレーランキングで首位となったヘルタ・ベルリンが、来季UEFAカップに出場することが18日に決まった。
 なお、来季UEFAカップにはフェアプレーランキング枠からイングランドとデンマークのクラブにも出場権が与えられており、イングランドからはマンチェスター・シティーが出場することが決定している。


11位浮上
J1第13節最終日結果

神戸1−1新潟
(ホムスタ・9117人)
≪得点者≫
神戸:大久保31
新潟:アレッサンドロ41

東京V4−1清水
(味スタ・11426人)
≪得点者≫
東京V:オウンゴール29、フッキ43、75、レアンドロ49
清水:青山85

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Jリーグディビジョン1
順位表&得点ランキング


 J1第13節最終日は18日、ホームズスタジアム神戸などで残りの2試合が行われ、東京ヴェルディはフッキの2得点などで清水エスパルスに4−1で圧勝し、勝ち点17で11位に順位を上げた。ヴィッセル神戸vsアルビレックス新潟は1−1で引き分けた。ともに勝ち点16で並び、得失点差で神戸が13位、新潟が14位。
 J1は、ワールドカップ(W杯)アジア3次予選に臨む日本代表の活動のため中断。未消化だった第11節の鹿島vs大分、G大阪vs京都が組まれている6月25日に再開する。

【新潟・鈴木監督「勝ち点1は収穫」】
神戸1−1新潟
(ホムスタ・9117人)
≪得点者≫
神戸:大久保31
新潟:アレッサンドロ41
≪出場メンバー≫
神戸
GK:
1.榎本達也
DF:
25.石櫃洋祐
2.小林久晃
4.北本久仁衛
15.内山俊彦
(77分20.鈴木規郎)
MF:
8.栗原圭介
(46分18.田中英雄)
6.金南一
10.ボッティ
(59分26.松岡亮輔)
16.古賀誠史
FW:
9.レアンドロ
13.大久保嘉人
新潟
GK:
1.北野貴之
DF:
17.内田潤
5.千代反田充
6.永田充
28.松尾直人
MF:
3.千葉和彦
16.寺川能人
(64分15.本間勲)
10.マルシオ・リシャルデス
7.松下年宏
FW:
9.アレッサンドロ
(84分23.田中亜土夢)
11.矢野貴章

 新潟は少ない好機でアレッサンドロが今季7点目を決め、引き分けに持ち込んだ。鈴木監督は「相手ペースだったがよく粘った。勝ち点1を持って帰れるのは収穫」と納得している様子だった。
 今季は開幕から公式戦で9試合勝ちなしという最悪のスタートだったが、この1ヶ月は4勝2分け1敗と立て直して中断期間に入る。

★FW対決は大久保に軍配
 神戸と新潟の日本代表ストライカー対決は、対照的な結果に終わった。
 狭いスペースで鋭い得点感覚を発揮したのは神戸の大久保。前半31分に相手に当たったこぼれ球を左足で拾うと、間髪入れずにシュート。「左足だったし、思い切り振った」と3人のタックルよりも一瞬早く、今季5ゴール目を蹴り込んだ。
 万全ではない右膝の状態も「暖かくなればよくなっていくはず」と言う。何度もチャンスメークするなど90分間にわたって奮闘し「カウンターの質を上げないと」と主将らしく、チームの課題を厳しく指摘した。
 一方、新潟の矢野はシュート2本で無得点に終わった。体を張った献身的な動きや守備では貢献したものの「FWとしてゴールは決めたかった。そこが勝負の分かれ目だし」と反省。味方のサポートが少ないとはいえ、今季13試合で2得点は少し物足りない。
 J1得点ランキングの上位を外国人選手が占め、日本代表にもFWで飛び抜けた存在はいない。20日から再び日本代表で顔を合わせ、エースの座を争う2人にとって明暗が分かれた試合だった。
 ただし、神戸はこれで5試合勝ちなし。リーグ最多の引き分けは7となり、松田監督は「どちらかと言えば悔しい引き分けが多い。この試合が象徴的」と振り返った。
 前節から復帰したレアンドロと大久保の2トップが積極的に仕掛けたが、松田監督は「2人だけでやりすぎた」と指摘した。
 また、右足首を負傷したボッティは試合後、松葉づえ姿で「シュートした瞬間に相手にブロックされて捻挫した。明日病院で検査を受ける」と話した。

【レアンドロ奮起、フッキ2ゴール】
東京V4−1清水
(味スタ・11426人)
≪得点者≫
東京V:オウンゴール29、フッキ43、75、レアンドロ49
清水:青山85
≪出場メンバー≫
東京V
GK:
1.土肥洋一
DF:
4.和田拓三
17.土屋征夫
5.那須大亮
22.服部年宏
MF:
23.福西崇史
6.菅原智
11.大野敏隆
10.ディエゴ
FW:
7.レアンドロ
(88分33.河野広貴)
9.フッキ
(89分20.廣山望)
清水
GK:
21.西部洋平
DF:
25.市川大祐
26.青山直晃
4.高木和道
2.児玉新
MF:
7.伊東輝悦
(53分13.兵働昭弘)
16.本田拓也
10.藤本淳吾
8.枝村匠馬
(53分18.マルコス・アウレリオ)
FW:
17.フェルナンジーニョ
23.岡崎慎司
(82分19.原一樹)

 今季最多の4得点で東京Vが圧勝した。原動力は外国人選手。この日も4点のうち3点をレアンドロとフッキが挙げ、これまでのリーグ戦18得点のうち11点が彼らによるものになった。柱谷監督は「狙い通りのとてもいいゲームだった」とうなずいた。
 1得点1アシストのレアンドロには奮起する理由もあった。ブラジル在住の姉エタさんが心臓発作で亡くなったという知らせが、前夜に届いた。自ら先発を志願した27歳は「まだ話せる状況じゃない」と、悲しみを抱えながらの活躍だった。
 今季初の1試合2ゴールのフッキは「本当の痛みは本人にしか分からない。彼は人間的に強いから今日のようなプレーができた」と同郷の先輩を称えた。
 レアンドロ、フッキ、ディエゴはキープ力、ドリブルでの突進力、シュート力とどれを取っても抜けている。局面を打開する力は日本人選手にはないもので、この力抜きに東京Vは戦えない。

★清水は今季ワーストの4失点
 清水はミスからリズムが狂った。前半29分にレアンドロのプレスを受けたセンターバックの高木和がバックパス。しかし、GK西部と意思の疎通が図れておらず、オウンゴールとなってしまった。
 それ以降、ズルズルと失点を重ねて今季ワーストの4失点。長谷川監督は「高木和は責められない。(リーグ戦の)再開までにチーム力を上げたい」と前向きに話した。

J2第14節最終日結果

仙台3−2山形
(ユアスタ・16931人)
≪得点者≫
仙台:平瀬51、梁勇基80、佐藤84
山形:秋葉18、長谷川39

岐阜0−1草津
(長良川・3035人)
≪得点者≫
草津:高田75

徳島2−0熊本
(鳴門大塚・2665人)
≪得点者≫
徳島:大島37、ドゥンビア42

横浜FC2−1福岡
(ニッパ球・3953人)
≪得点者≫
横浜FC:アンデルソン16、池元55
福岡:大久保53

水戸1−0愛媛
(笠松・1721人)
≪得点者≫
水戸:平松76

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Jリーグディビジョン2
順位表&得点ランキング


 J2第14節最終日は18日、ユアテックスタジアム仙台などで残りの5試合が行われ、ベガルタ仙台がモンテディオ山形に3−2で逆転勝ちして4連勝。勝ち点を25に伸ばし、2位に浮上した。セレッソ大阪と勝ち点で並んだが、得失点差で上回った。首位は同29のサンフレッチェ広島。
 横浜FCはアビスパ福岡に2−1で、ザスパ草津はFC岐阜に1−0で競り勝った。福岡は4連敗。徳島ヴォルティスはロアッソ熊本に2−0で快勝した。水戸ホーリーホックは愛媛FCを1−0で下した。


超サカFLASH

出番なし
 ドイツ2部リーグで、MF菊地直哉のイエナは18日、アウェーでのアウクスブルクとの今季最終戦を1−1で引き分けた。菊地はベンチ入りしなかった。最下位のイエナは既に3部降格が決まっている。同リーグは全日程が終了し、優勝のボルシア・メンヘングラッドバッハ、2位ホッフェンハイム、3位ケルンが来季1部に昇格する。

またまた史上最高額
 サッカーくじを運営する日本スポーツ振興センターは18日、第335回BIGで1等当選が出ず、次回への繰越金が過去最高額を更新して65億1902万8080円となったと発表した。

出発
 21日に行われるアジアチャンピオンズリーグ第6戦(最終戦)でナムディン(ベトナム)と対戦するJ1鹿島が18日、ベトナムに向けて出発した。

強行出場
 17日に行われた柏戦で左太もも裏の肉離れを起こしたJ1鹿島MF小笠原満男だが、軽傷のため、21日に行われるアジアチャンピオンズリーグ第6戦(最終戦)のナムディン戦に強行出場する見込みとなった。

1部昇格
 スペイン2部リーグで18日、首位ヌマンシアが来季1部昇格を決めた。この日アラベスと0−0で引き分けたヌマンシアは、4試合を残して、直接対決の成績で上回る4位レアル・ソシエダとの勝ち点差を12に広げ、今季3位以内を確定した。

優勝
 ポルトガルカップ決勝は18日に行われ、スポルティングが2−0でポルトを下し、2年連続15度目の優勝を果たした。


[提携サイト]
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