あなたの脳内診断
2008.06.28.SAT
本日の超最新情報
INDEX
★首位&2位が敗れる★
J1第14節第1日
大宮2−0
東京V
清水2−1
京都
新潟2−1
川崎
柏2−1
浦和
横浜M0−1
磐田
名古屋0−4
鹿島
首位浦和、2位名古屋がともに敗れる!
J2第23節第1日
水戸3−4
仙台
熊本3−2
C大阪
徳島0−1
岐阜
仙台は打ち合いを制して暫定4位浮上!
★結論出ず★
北京五輪日本代表へのFW大久保嘉人のオーバーエージ枠での招集を巡り、拒否の意向の神戸の安達貞至社長と日本協会の小野剛技術委員長が会談するも、結論は先送り!
★明日決勝★
いよいよ明日29日はユーロ2008決勝、ドイツvsスペイン!
★欠場決定★
26日のユーロ2008準決勝・ロシア戦で負傷退場したスペイン代表FWビジャは右太もも肉離れで明日29日のドイツとの決勝の欠場が決定!
★代表引退★
ウェストハムのスウェーデン代表主将MFリュングベリ(31)が代表引退を表明!
★移籍白紙★
バルセロナからパリ・サンジェルマンへの移籍が目前になっていた元フランス代表DFテュラム(36)に心臓疾患が見つかって移籍白紙!現役引退も示唆!
★3試合出場停止★
名古屋が無免許運転などで摘発されたMFマギヌン(26)に3試合の出場停止処分!
本日の超サカFLASH
千葉が大分からDF根本裕一をレンタルで獲得ほか
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★首位&2位が敗れる★
J1第14節第1日結果
大宮2−0
東京V
(熊谷陸・8025人)
≪得点者≫
大宮:デニス・マルケス4、56
清水2−1
京都
(日本平・17099人)
≪得点者≫
清水:枝村53、オウンゴール83
京都:フェルナンジーニョ48
新潟2−1
川崎
(東北電ス・40029人)
≪得点者≫
新潟:永田26、アレッサンドロ52=PK
川崎:我那覇63
柏2−1
浦和
(国立・36785人)
≪得点者≫
柏:李29、太田84
浦和:阿部63
横浜M0−1
磐田
(日産ス・27549人)
≪得点者≫
磐田:ジウシーニョ64
名古屋0−4
鹿島
(瑞穂陸・18215人)
≪得点者≫
鹿島:マルキーニョス4、89、小笠原28、ダニーロ79
Jリーグディビジョン1
順位表&得点ランキング
J1第14節第1日は本日28日、熊谷スポーツ文化公園陸上競技場などで6試合が行われ、ワールドカップ(W杯)アジア3次予選による中断から本格的に再開。浦和レッズが1−2で柏レイソルに競り負け、名古屋グランパスも0−4と鹿島アントラーズに完敗した。両チームは勝ち点26のままで、得失点差で浦和が暫定首位。鹿島が同25に伸ばして暫定3位に上がった。
大宮アルディージャはデニス・マルケスの2ゴールで東京ヴェルディを2−0で下し、勝ち点を22に伸ばした。ジュビロ磐田は1−0で横浜F・マリノスを破り、連敗を3で止めた。清水エスパルスは京都サンガ、アルビレックス新潟は川崎フロンターレにそれぞれ2−1で勝った。川崎は3連敗。
【デニス・マルケス、日本に慣れて好結果】
大宮2−0
東京V
(熊谷陸・8025人)
≪得点者≫
大宮:デニス・マルケス4、56
≪出場メンバー≫
【
大宮】
GK:
21.江角浩司
DF:
22.田中輝和
3.レアンドロ
(87分6.片岡洋介)
5.冨田大介
4.波戸康広
MF:
8.小林大悟
7.佐伯直哉
15.斉藤雅人
11.藤本主税
(71分25.内田智也)
FW:
9.吉原宏太
(60分28.土岐田洸平)
10.デニス・マルケス
【
東京V】
GK:
1.土肥洋一
DF:
14.富澤清太郎
5.那須大亮
17.土屋征夫
22.服部年宏
■
MF:
23.福西崇史
(67分33.河野広貴)
6.菅原智
11.大野敏隆
10.ディエゴ
FW:
7.レアンドロ
(76分25.平本一樹)
9.フッキ
(76分16.飯尾一慶)
ブラジル人FW、デニス・マルケスが再開したリーグ戦で2ゴールを挙げ、大宮を白星に導いた。試合後は幼いまな娘を抱きかかえて「本当に良かった。調子をもっともっと上げていきたい」と喜んだ。
試合開始早々に「利き足じゃない左足だったけど、うまく枠に飛んだ」という先制点を決めて勢いに乗った。後半の追加点は藤本とのワンツーから狙い通りにゴール左隅へ放り込んだ。
昨季途中に新戦力として加わり、2部降格の危機を仲間と一緒に乗り越えた。そんなシーズンは2得点に終わったが、今季はこれで6ゴール目で上位をうかがうチームの牽引役となっている。「もう2年目。日本に慣れたことがいい結果につながっている」と言葉に充実感を漂わせた。
★東京V、2トップにキレなし
東京Vの柱谷監督は「試合の入りの悪さは相変わらず治らない」と、怒りの矛先を開始早々に奪われた先制点の場面に向けた。
先発の2トップをフッキ、レアンドロのブラジル人コンビに託したが、働きは今一つ。2人がリーグ戦中断中に一時帰国したことに触れ「練習に参加できなかったのが響いた」とうつむいた。
【清水・原がオウンゴール呼び込む】
清水2−1
京都
(日本平・17099人)
≪得点者≫
清水:枝村53、オウンゴール83
京都:フェルナンジーニョ48
≪出場メンバー≫
【
清水】
GK:
21.西部洋平
DF:
11.戸田光洋
(55分14.高木純平)
26.青山直晃
4.高木和道
3.山西尊裕
MF:
6.マルコス・パウロ
(46分13.兵働昭弘)
7.伊東輝悦
10.藤本淳吾
■
8.枝村匠馬
FW:
18.マルコス・アウレリオ
(78分19.原一樹
■)
20.西澤明訓
【
京都】
GK:
21.水谷雄一
DF:
26.角田誠
23.大久保裕樹
8.水本裕貴
24.増嶋竜也
MF:
14.佐藤勇人
3.シジクレイ
4.中谷勇介
■
(82分2.アタリバ)
FW:
22.渡邉大剛
13.柳沢敦
(66分9.田原豊)
10.フェルナンジーニョ
(66分11.林丈統)
清水は中断期間にチームを離れて京都へ移籍したフェルナンジーニョに先制点を許した。しかし、1−1の後半33分から登場した原の活躍で白星を掴んだ。
原は豊富な運動量で相手ボールにプレッシャーをかけ、38分のFKを獲得。このFKに合わせてゴール前に走り込み、チームのJ1通算800得点となる勝ち越しのオウンゴールを呼び込んだ。原は「800ゴール目がエスパルスの勝利につながってよかった」と満足そうだった。
★京都・水本、移籍初戦は苦い敗戦
G大阪を退団して22日に京都入りした水本の移籍初戦は苦い敗戦となった。北京五輪代表候補で、U-23日本代表主将を務めてきたDFは「特別な思いがあった。勝ち点3を取れなかったことが悔しい」と硬い表情で話した。
1対1の守備で強さを見せるなど、個人としては持ち味も発揮した。加藤監督は「チームプレーの練習を一緒にしたのは1日だけだが、彼の水準の高さは見せてくれた」と評価した。
【新潟は川崎にホーム10連勝】
新潟2−1
川崎
(東北電ス・40029人)
≪得点者≫
新潟:永田26、アレッサンドロ52=PK
川崎:我那覇63
≪出場メンバー≫
【
新潟】
GK:
1.北野貴之
DF:
17.内田潤
5.千代反田充
6.永田充
2.中野洋司
■=57分一発退場
MF:
10.マルシオ・リシャルデス
■
15.本間勲
3.千葉和彦
7.松下年宏
FW:
9.アレッサンドロ
(67分16.寺川能人)
11.矢野貴章
(89分23.田中亜土夢)
【
川崎】
GK:
1.川島永嗣
DF:
4.井川祐輔
18.横山知伸
(55分24.大橋正博)
2.伊藤宏樹
MF:
26.村上和弘
17.菊地光将
■
(66分7.黒津勝)
29.谷口博之
8.山岸智
(79分6.田坂祐介)
14.中村憲剛
FW:
16.鄭大世
9.我那覇和樹
今季初めて4万人以上の観客が集まったホームでの一戦。新潟はGK北野がPKを止める活躍を見せるなどして逃げ切った。後半13分にPKをブロックした北野は「たくさんの声援で(キッカーの)我那覇さんは蹴りづらかったと思う。勝てて良かった」とサポーターに感謝した。
先制点のDF永田は2006年に柏から移籍後、これが初ゴール。「新潟に来てからケガばかりだった。ようやく貢献できた」。チーム一丸の勝利で、川崎相手にはJ2時代を含めてホームで10連勝となった。
★我那覇、PK失敗にうなだれる
川崎の我那覇が2点を追う後半18分にゴールし、ナビスコ杯と合わせて公式戦3試合連続得点となった。
しかし、その直前の同13分には痛恨のPK失敗があり、試合後は沈んだ表情。我那覇は「PKを決めていれば同点だった。勝ちに貢献できずに申し訳ないし、残念」とうなだれた。
【柏の李が“カズダンス”披露】
柏2−1
浦和
(国立・36785人)
≪得点者≫
柏:李29、太田84
浦和:阿部63
≪出場メンバー≫
【
柏】
GK:
33.菅野孝憲
DF:
23.藏川洋平
5.古賀正紘
13.小林祐三
7.大谷秀和
■
MF:
14.太田圭輔
18.山根巌
2.鎌田次郎
6.アレックス
(70分10.フランサ)
FW:
20.李忠成
11.ポポ
【
浦和】
GK:
23.都築龍太
DF:
22.阿部勇樹
20.堀之内聖
2.坪井慶介
MF:
14.平川忠亮
4.田中マルクス闘莉王
13.鈴木啓太
8.三都主アレサンドロ
(15分16.相馬崇人)
10.ポンテ
(80分21.梅崎司)
FW:
7.高原直泰
(63分9.永井雄一郎)
17.エジミウソン
■
柏は鮮やかな2ゴールで浦和を破った。前半29分、スルーパスを受けた李がGKもかわして先制。北京五輪でも活躍を期待されるFWは「生まれてこの方、国立では点を取ってなかったので本当にうれしい」と喜び、憧れの三浦知良(横浜FC)を真似て“カズダンス”を披露した。
後半39分には途中出場のフランサのパスに抜け出た太田が左足で決勝点。今季の日本選手最多6ゴールに並んだ太田は「狙い通り。もっともっと得点できるように頑張りたい」と気分が良さそうだった。
★レッズは黒星スタート
アジア王者の風格とは程遠く、浦和は再開したリーグの初戦で競り負けた。
エンゲルス監督は「ボールの取られ方が異常に悪い。もっと勝負にこだわらないと」とみけんにしわを寄せた。
ミスが目立ち、完全に走り負け。ポストやクロスバーに救われた場面も多く、大敗でも不思議はない内容だった。
長期離脱していたポンテと三都主が復帰したが、前半早々に三都主は左脚付け根の痛みが再発して15分で交代。29分には相手のスルーパス1本で簡単に崩されて先制を許した。後半は阿部のヘディングで1度は追い付いたが、終盤にはミス絡みで失点。サポーターのブーイングが響いた。
中断前最後のG大阪戦ではサポーター同士の衝突があり、リーグから制裁金2000万円を科された。中断中にはナビスコ杯では3連敗でグループリーグ敗退。公式戦5連敗となり、王座奪還へ向けて首位を快走できるような雰囲気は漂っていない。
闘莉王は「どこもレッズとやる時にはいつも以上に気合いを入れてくる。それに勝っていかないと優勝はできない」と話す。たしかに気迫でも柏に劣っていた。追われる立場の苦しさを味わうリーグ戦が続く。
好材料は昨季のJリーグ最優秀選手に輝いたポンテが右膝の故障からの復帰。後半18分には正確なFKで阿部の同点ゴールをアシストしたが、「試合の入り方が最悪だった。ピッチに立てたのはうれしいが、勝てなかったのが残念」と笑顔はなかった。
ポンテとともに今季初出場だった三都主は古傷を痛めた。エンゲルス監督は「やばいかもしれない」と話し、再び戦線を離脱しそうだ。
【磐田は守備陣が健闘して久々完封勝利】
横浜M0−1
磐田
(日産ス・27549人)
≪得点者≫
磐田:ジウシーニョ64
≪出場メンバー≫
【
横浜M】
GK:
1.榎本哲也
DF:
7.田中隼磨
22.中澤佑二
3.松田直樹
■
13.小宮山尊信
■
(85分16.山瀬幸宏)
MF:
18.清水範久
(80分15.大島秀夫)
8.ロペス
(66分17.兵藤慎剛)
6.河合竜二
10.山瀬功治
FW:
9.ロニー
11.坂田大輔
【
磐田】
GK:
1.川口能活
DF:
15.加賀健一
5.田中誠
3.茶野隆行
25.駒野友一
MF:
10.成岡翔
(46分17.犬塚友輔)
27.上田康太
14.村井慎二
11.西紀寛
(29分32.萬代宏樹)
FW:
8.ジウシーニョ
(84分28.船谷圭祐)
22.カレン・ロバート
磐田は4月29日の京都戦以来の完封勝利。好守を披露したGK川口は「相手に主導権を握られたが、落ち着いて試合を運べた。(完封は)久しぶりなので気持ちがいい」と笑顔で話した。
値千金の決勝点を挙げたジウシーニョも「マークがしっかりできていて、相手に隙を与えなかった。チーム全体の勝利だ」と守備陣を称えた。
★横浜Mはホーム初黒星
横浜Mはホームで今季初黒星を喫した。桑原監督は「点が取れなかったのが全て。内容も悪くなかったが負けた」と悔しがった。
立ち上がりから山瀬功を中心にチャンスをつくったが、生かせなかった。山瀬功は「良かったところもあったので悲観はしない」と気持ちを切り替えていた。
【4得点完勝で試合巧者ぶり発揮】
名古屋0−4
鹿島
(瑞穂陸・18215人)
≪得点者≫
鹿島:マルキーニョス4、89、小笠原28、ダニーロ79
≪出場メンバー≫
【
名古屋】
GK:
1.楢崎正剛
DF:
3.バヤリッツァ
■
34.吉田麻也
■
16.増川隆洋
■
6.阿部翔平
MF:
29.小川佳純
13.山口慶
14.吉村圭司
■
(64分10.藤田俊哉)
18.深井正樹
(55分19.杉本恵太)
FW:
11.玉田圭司
9.ヨンセン
(70分17.巻佑樹)
【
鹿島】
GK:
21.曽ヶ端準
DF:
2.内田篤人
■
3.岩政大樹
19.伊野波雅彦
■
(81分16.中後雅喜)
7.新井場徹
MF:
15.青木剛
40.小笠原満男
10.本山雅志
(46分11.ダニーロ
■)
8.野沢拓也
(72分14.増田誓志)
FW:
18.マルキーニョス
9.田代有三
前半4分にマルキーニョスがこぼれ球を右足で蹴り込んで先手を奪った。同28分には右サイドの内田からパスを受けた小笠原がミドルシュートを決めた。小笠原は「打ってみたら入りました。打ってみるものですね」と振り返った。貴重な追加点でペースを握った。
後半は名古屋の反撃にあったが、堅守で最後まで得点を許さなかった。オリベイラ監督は「守備の効率という点ではある程度できた」と評価した。決めるべきところで確実に決め、守るところは守る。終盤には、攻めに出る相手の隙を突いてダニーロ、マルキーニョスが得点し、ダメ押し。勝負へのしたたかさが際立った。
中断前はアジアチャンピオンズリーグによる過密日程に苦しみ、思うような戦いができなかった。指揮官は「フィジカルの部分で疲労が溜まっている」と心配する。しかし、そんな不安も感じさせないほど、鹿島の強さが光った。
★名古屋、満員の観客の前で完敗
2002年11月30日の磐田戦以来となる前売りでのチケット完売で、1万8000人を超える観客を前に、名古屋は屈辱的な完敗を喫した。ストイコビッチ監督も「今日は我々の日ではなかった。私の描いた絵ではなかった」と話すほど、予想外の展開だった。
リーグ中断前の快進撃の原動力となった、持ち味の攻撃サッカーを見せたが、最後の詰めが甘かった。指揮官は「チャンスはあったが決めることができなかった」と反省点を示した。
J2第23節第1日結果
水戸3−4
仙台
(ひたちな・3107人)
≪得点者≫
水戸:荒田55、村松70、大和田73
仙台:梁勇基4、19=PK、田村23、平瀬77
熊本3−2
C大阪
(熊本・3074人)
≪得点者≫
熊本:木島22、80=PK、山内89
C大阪:小松20、森島康77
徳島0−1
岐阜
(鳴門大塚・2315人)
≪得点者≫
岐阜:小島70
Jリーグディビジョン2
順位表&得点ランキング
J2第23節第1日は本日28日、熊本県民総合運動公園陸上競技場などで3試合が行われ、前節3位のセレッソ大阪はロアッソ熊本に2−3で競り負けた。勝ち点は38のままで、この日試合がなかった同2位のモンテディオ山形と並んでいる。
ベガルタ仙台は水戸ホーリーホックを4−3で下し、勝ち点37で暫定4位に浮上した。FC岐阜は徳島ヴォルティスを1−0で破った。水戸と徳島は4連敗。
←
★結論出ず★
サッカー男子の北京五輪代表へのFW大久保嘉人(神戸)の24歳以上のオーバーエージ(OA)枠での招集を巡り、拒否の意向のJ1ヴィッセル神戸の安達貞至社長と日本サッカー協会の小野剛技術委員長が本日28日に会談した。話し合いは平行線をたどり、結論は出なかった。
安達社長によると、27日夕に日本協会から大久保招集を打診する正式な文書がファクスで届いた。神戸市内で約1時間半にわたって行われた会談では、招集を強く望む日本協会側に対し、神戸側はあくまで拒否する方針を伝えたという。
安達社長は「出せないというスタンスに変わりはない」とあらためてクラブとしての立場を強調。大久保はこの日の練習後「任せてあるので」とだけ話し、クラブ一任の姿勢を示した。
←
★明日決勝★ユーロ2008(欧州選手権)決勝日程
29日(
日)
日本時間27:45〜
ドイツvs
スペイン
(ウィーン)
超ユーロ2008特集
オーストリアとスイスが共催するサッカーのユーロ2008(欧州選手権)は、明日29日(日本時間30日早朝)にウィーンで決勝を行う。3大会ぶり最多4度目の優勝を狙うドイツと、実に11大会ぶり2度目の頂点を目指すスペインが顔を合わせる。
ドイツは攻撃的MFで起用され3得点のポドルスキに注目。スペインは4得点のFWビジャが負傷欠場するが、タレント豊富なMF陣は得点力にも優れる。
【雪辱に燃えるバラックとセスク】
決勝で勝負のカギを握るのが、ドイツの主将バラックとスペインのMFセスク。ともに苦い経験を胸に大舞台に臨む、
今大会のバラックは、チーム同様本調子なわけではないが、グループリーグ進出が懸かったオーストリア戦でFKから決勝点。難敵ポルトガルとの準々決勝も貴重な得点を決めた。肝心な場面で精神的な強さを発揮し、チームを牽引している。
「シルバーコレクター」。不名誉な呼び名を返上する機会だ。日韓ワールドカップ(W杯)では決勝で敗れ(自身は出場停止)、欧州チャンピオンズリーグも今季を含め2度の準優勝が最高。「過去の経験が励みになっている。今度こそ、最後の一歩を踏み出したい」と意気込む。
21歳にして所属のアーセナル(イングランド)で不動の司令塔のセスクだが、今大会2トップを採用したチーム事情で、控えに甘んじてきた。だが、その影響力の大きさは、途中出場して中盤を活性化させた準決勝のロシア戦で明らか。FWビジャの負傷欠場で、決勝は先発出場が確実となった。
トップクラスの実力、技術を持ちながらのベンチスタートにも、「アラゴネス監督は自分を信頼してくれている」とフォア・ザ・チームを強調してきた。アーセナルでは2年前に欧州CL決勝で惜敗した。「大きな試合で負ける意味は分かっている。難しい試合になると思うが、同じ過ちは繰り返したくない」と燃えている。
←
★欠場決定★
サッカーのユーロ2008(欧州選手権)の決勝に進出したスペインのFWダビド・ビジャが27日、右太ももの負傷のため、明日29日のドイツ戦を欠場することが決まった。
スペインのチームドクターによると、ビジャは準決勝のロシア戦(26日)で負傷。軽い筋断裂(肉離れ)を起こしており、5〜10日間の休養が必要とされた。ビジャは「決勝の場にいられないのは残念だが、私の代わりにチームメートは頑張ってくれるだろう」と話した。
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★代表引退★
スウェーデン代表主将のMFフレデリク・リュングベリ(31)が27日、代表チームからの引退を表明した。所属するイングランドプレミアリーグのウェストハムではプレーを続ける。
リュングベリは1998年に代表入り。2002、2006年のワールドカップ、グループリーグで敗退した今回のユーロ2008(欧州選手権)など75試合に出場し、14得点。「長い間、代表とクラブの両方でプレーをしたため、体への負担が大きくなった。スウェーデンには才能ある選手が多いので、私の後を継いでくれるだろう」と話した。
←
★移籍白紙★
スペインリーガエスパニョーラのバルセロナからフランスリーグ1のパリ・サンジェルマンへの移籍が目前となっていた元フランス代表DFリリアン・テュラム(36)が27日、心臓に問題が見付かったとして契約が白紙に戻ったことを明らかにした。
先日代表からの引退を表明したテュラムは新天地をパリSGに求め、1年契約での加入が目前となっていたが、メディカルチェックで心臓に問題があることが判明したという。
会見の席上で「悲しいことに、この記者会見はパリSGへの加入を知らせるものではなく、医師から心臓の先天異常を指摘されたことを伝えるものになってしまった」と語ったテュラム。これから精密検査に臨むという同選手は、「本当に驚いている。そんな状態にあるなんて分からなかった。1ヶ月後、あるいはそれくらいには、キャリアを続けられるのか止めなくてはならないのか、知らされることになる」と、辛い胸の内を明かした。
テュラムは自身の病気が、兄弟の1人であるアントニオさんが患っていたのと同じ心肥大である可能性を明らかにした。アントニオさんは1990年代にバスケットボールをしている最中に心臓発作で亡くなっている。また、家族にはほかにも心臓病を抱えている人がいるという。
パリSGのポール・ルグエン監督は、「彼(テュラム)がチームを助けてくれるよう、今も願っている」と、精密検査の結果、同選手が無事にキャリアを継続できることとなり、正式契約に至ることを望む趣旨の発言を残している。
←
★3試合出場停止★
J1名古屋グランパスは27日、無免許で車を運転するなどして、25日に道交法違反で摘発されたMFマギヌン(26)に対し、3試合の出場停止と年俸の12分の1の20%に相当する制裁金、7日間の謹慎などの処分を科すと発表した。
マギヌンが出場停止となるのは28日の鹿島戦、7月5日の新潟戦のリーグ2試合と、来月2日の千葉とのナビスコカップ準々決勝第1戦。謹慎期間は摘発を受けた6月25日から7月1日まで。11月末まで社会貢献活動も行う。
また、クラブは責任者の久米一正ゼネラルマネジャーにも、けん責と制裁金の処分を科す。警察署から講師を招いて講義を受けるほか、再発防止委員会を設けることも決めた。
←
【超サカFLASH】
★登録抹消
★
J1磐田は27日、GK佐藤洋平(35)の選手登録を抹消すると発表した。佐藤は昨シーズンで引退したが、今年2月に6月30日までの期間限定で現役復帰していた。7月からジュニアユースのGKコーチとなる。
★レンタル
★
J1千葉は27日、大分のDF根本裕一が期限付き移籍で加入すると発表した。移籍期間は6月29日から2009年1月31日まで。
★全治4ヶ月
★
J2広島は27日、GK木寺浩一が右肩鎖関節脱臼により整復固定術を受け、全治3ヶ月と診断されたと発表した。同選手は21日の水戸戦で負傷していた。
★全治2週間
★
J2のC大阪は27日、MFジェルマーノが左大腿ニ頭筋肉離れにより全治2週間と診断されたと発表した。同選手は25日の草津戦で負傷していた。
★全治6週間
★
J2徳島は27日、MF挽地祐哉が左肘関節脱臼骨折で全治6週間と診断されたと発表した。
★獲得
★
イングランドプレミアリーグのボルトンは27日、トゥールーズ(フランス)からスウェーデン代表FWヨハン・エルマンダー(27)を獲得したと発表した。契約期間は3年。移籍金は公表されていない。エルマンダーはユーロ2008(欧州選手権)のグループリーグ全3試合に出場していた。ボルトンからはノルウェー代表FWダニエル・ブラーテン(26)がトゥールーズに3年契約で移籍した。
★契約解除
★
スペインリーガエスパニョーラのアトレティコ・マドリードが元スペイン代表FWミスタ(29)との契約を解除したことが27日、明らかになった。かつてバレンシア(スペイン)で活躍したミスタは2006年にアトレティコに加入。しかし、ウルグアイ代表FWフォルラン、アルゼンチン代表FWアグエロとの定位置争いに敗れ、昨季はリーグ戦でわずか2試合の先発出場に留まっていた。
←
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