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2008.07.15.TUE
明日16日、17日はJ1第17節!!本日の超最新情報

INDEX

J展望
明日16日、17日はJ1第17節!予想スタメンUP!

合宿開始
日本女子代表の国内最終合宿が福島・Jヴィレッジでスタート!五輪公式球を練習で初めて使用!

再任
Jリーグは任期満了に伴う役員改選で鬼武健二チェアマン(68)が再任!任期は2年。

収支決算承認
Jリーグが2007年度の収支決算を承認し、事業活動収入は史上2番目の123億4200万円、各クラブへの配分金は71億9600万円!

レンタル
大分がC大阪からFW森島康仁(20)を期限付き移籍で獲得!背番号は『9』!

2〜3日で決定
バルセロナのブラジル代表FWロナウジーニョ(28)の移籍先(ミランorマンチェスター・シティー)は2〜3日以内に決定!

獲得
ユベントスがセビージャからデンマーク代表MFポウルセン(28)を獲得!4年契約で移籍金は約16億4000万円!

発表
北京五輪で日本と同グループの五輪ナイジェリア代表候補メンバー26名発表!

退院
ウイルス感染症で入院していた日本代表MF遠藤保仁(28)が五輪日本代表発表日の14日に退院!

発表
北京五輪男子サッカーの日本代表最終登録メンバー18名発表!

本日の超サカFLASH
C大阪が京都DF平島崇(26)を来年1月末までの期限付きで獲得ほか


本文
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J展望
J1第17節日程

16日(水)
19:00〜
札幌vs大分
(札幌厚別)
19:00〜
京都vs鹿島
(西京極)
19:00〜
神戸vs横浜M
(ホムスタ)
19:30〜
FC東京vsG大阪
(国立)
19:30〜
新潟vs千葉
(東北電ス)
17日(木)
19:00〜
vs大宮
(柏)
19:00〜
川崎vs清水
(等々力)
19:00〜
磐田vs名古屋
(ヤマハ)
19:30〜
浦和vs東京V
(埼玉)

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Jリーグディビジョン1
順位表&得点ランキング

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最新TVスケジュール

J1第17節出場停止選手

ディビッドソン純マーカス(札幌)
エジミウソン(浦和)
古賀正紘(柏)
鄭大世(川崎)
青山直晃(清水)
加賀健一(磐田)
吉村圭司(名古屋)

J1第17節予想スタメン

16日19:00〜
札幌vs大分
(札幌厚別)
≪予想スタメン≫
札幌
GK:高木
DF:平岡、箕輪、西澤、坪内
MF:藤田、西、芳賀、中山
FW:ダヴィ、クライトン
ベンチ:GK佐藤、DF池内、MF鄭、MF上里、MF砂川、MF西谷、FW石
出場停止:MFディビッドソン
大分
GK:西川
DF:深谷、森重、上本
MF:高橋、エジミウソン、ホベルト、鈴木、金崎
FW:ウェズレイ、前田
ベンチ:GK下川、DF小林宏、DF山崎、MF西山、MF藤田、MF清武、FW高松
出場停止:なし

16日19:00〜
京都vs鹿島
(西京極)
≪予想スタメン≫
京都
GK:水谷
DF:増嶋、大久保、水本、角田
MF:佐藤、シジクレイ、中谷
FW:渡邉、柳沢、フェルナンジーニョ
ベンチ:GK平井、DF安藤、MF石井、MF中山、MF加藤大、FW林、FW田原
出場停止:なし
鹿島
GK:曽ヶ端
DF:内田、岩政、大岩、新井場
MF:野沢、小笠原、青木、本山
FW:マルキーニョス、田代
ベンチ:GK小澤、DF中田、MF中後、MF増田、MFダニーロ、FW興梠、FW佐々木
出場停止:なし

16日19:00〜
神戸vs横浜M
(ホムスタ)
≪予想スタメン≫
神戸
GK:徳重
DF:石櫃、小林、北本、内山
MF:ボッティ、金、松岡、栗原
FW:レアンドロ、大久保
ベンチ:GK紀氏、DF柳川、DF鈴木、MF田中、MF吉田、FW岸田、FW松橋
出場停止:なし
横浜M
GK:榎本
DF:田中隼、松田、中澤、小宮山
MF:ロペス、河合、兵藤、山瀬功
FW:大島、ロニー
ベンチ:GK秋元、DF田中裕、MF小椋、MF水沼、MF山瀬幸、FW清水、FW坂田
出場停止:なし

16日19:30〜
FC東京vsG大阪
(国立)
≪予想スタメン≫
FC東京
GK:塩田
DF:徳永、今野、藤山、長友
MF:石川、梶山、浅利、羽生
FW:平山、カボレ
ベンチ:GK荻、DF佐原、MF金沢、MFエメルソン、MF大竹、FW川口、FW赤嶺
出場停止:なし
G大阪
GK:藤ヶ谷
DF:加地、中澤、山口、安田理
MF:ルーカス、明神、橋本、二川
FW:山崎、バレー
ベンチ:GK松代、DF福元、DF下平、MF武井、MF倉田、MF佐々木、FW平井
出場停止:なし

16日19:30〜
新潟vs千葉
(東北電ス)
≪予想スタメン≫
新潟
GK:北野
DF:内田、千代反田、永田、松尾
MF:リシャルデス、本間、千葉、寺川
FW:アレッサンドロ、矢野
ベンチ:GK野澤、DF海本、DF中野、MF長谷部、MF田中、FW河原、FW川又
出場停止:なし
千葉
GK:立石
DF:坂本、池田、ボスナー、青木良
MF:谷澤、下村、工藤、新居
FW:レイナウド、巻
ベンチ:GK岡本、DF市原、MF中島、MF益山、MF米倉、MF根本、FW苔口
出場停止:なし

17日19:00〜
vs大宮
(柏)
≪予想スタメン≫

GK:菅野
DF:藏川、近藤、小林、大谷
MF:太田、山根、鎌田、ポポ
FW:李、フランサ
ベンチ:GK南、DF石川、MF杉山、MFアレックス、FW菅沼、FW鈴木、FW北嶋
出場停止:DF古賀
大宮
GK:江角
DF:田中、レアンドロ、冨田、波戸
MF:小林大、小林慶、佐伯、藤本
FW:吉原、マルケス
ベンチ:GK荒谷、DF村山、MF片岡、MF斉藤、MF橋本、FW土岐田、FWラフリッチ
出場停止:なし

17日19:00〜
川崎vs清水
(等々力)
≪予想スタメン≫
川崎
GK:川島
DF:井川、横山、伊藤
MF:村上、中村、谷口、山岸、大橋
FW:我那覇、ジュニーニョ
ベンチ:GK吉原、DF薗田、MF菊地、MF田坂、MF木村、FW久木野、FW黒津
出場停止:FW鄭
清水
GK:西部
DF:戸田、岩下、高木和、山西
MF:パウロ、伊東、兵働、枝村
FW:西澤、岡崎
ベンチ:GK山本海、DF廣井、MF高木純、MF本田、MF藤本、FW原、FWアウレリオ
出場停止:DF青山

17日19:00〜
磐田vs名古屋
(ヤマハ)
≪予想スタメン≫
磐田
GK:川口
DF:鈴木、田中、茶野
MF:駒野、成岡、上田、村井、ジウシーニョ
FW:カレン、前田
ベンチ:GK松井、DF大井、MF犬塚、MF船谷、MF名波、FW萬代、FW中山
出場停止:DF加賀
名古屋
GK:楢崎
DF:竹内、吉田、増川、阿部
MF:小川、中村、山口、マギヌン
FW:玉田、ヨンセン
ベンチ:GK西村、DF三木、MF米山、MF藤田、FW杉本、FW津田、FW巻
出場停止:MF吉村

17日19:30〜
浦和vs東京V
(埼玉)
≪予想スタメン≫
浦和
GK:都築
DF:堀之内、阿部、堤
MF:山田暢、鈴木、闘莉王、平川、梅崎
FW:高原、田中達
ベンチ:GK山岸、DF坪井、MF細貝、MF相馬、FW永井、FW岡野、FWエスクデロ
出場停止:FWエジミウソン
東京V
GK:土肥
DF:富澤、土屋、那須、服部
MF:福西、菅原、福西、レアンドロ、ディエゴ
FW:大黒、フッキ
ベンチ:GK高木、DF萩村、DF和田、MF柴崎晃、MF河野、MF飯尾、FW平本
出場停止:なし

 J1は明日16日、17日に第17節の全9試合が全国各地で行われる。
 首位に返り咲いた鹿島はアウェーで京都と対戦。前節は圧倒的な攻撃力を見せ、地力では上回るが、中2日という過密日程の克服がカギだ。京都は柳沢が2試合連続ゴール中。古巣を相手に意地を見せるか。
 2位の浦和は、チーム得点王のエジミウソンが出場停止。田中達ら日本人FW勢がカバーしたい。対する東京Vは前節出場停止だったディエゴが戻る。加入2戦目の大黒とどう噛み合うか注目だ。
 2戦連続で0−3と大敗した最下位の千葉は、3連勝で6位に浮上した新潟戦。昨季は新潟でプレーした坂本を中心に、浮上のきっかけを掴みたいところ。


合宿開始
 北京五輪で初のメダルを狙うサッカー女子の日本代表が本日15日、福島県のJヴィレッジで国内最後の合宿に入り、体力測定後は五輪公式球を練習で初めて使い、ボール回しやミニゲームで約1時間半調整した。
 チームはこの日、東京からバスで移動。練習には代表18人全員と補欠4人が参加し、3度目の五輪に臨む澤穂希(日テレ)らが明るいムードの中でボールを追った。右膝痛の加藤与恵(日テレ)は別メニューで調整した。
 日本代表は21日まで練習後、兵庫県に移動して引き続き調整。24日にオーストラリア、29日にアルゼンチンと壮行試合を行い、31日に中国入りする。


再任
 Jリーグは15日、理事会と総会を開き、任期満了に伴う役員改選で鬼武健二チェアマン(68)が再任された。2期目で任期は2年。日本サッカー協会会長に就いた犬飼基昭氏(66)の後任の専務理事は人選が難航し、当面の間は空席とした。
 新理事には日本協会理事で筑波大監督の風間八宏氏(46)らを選出した。広島でプレーした風間氏は元Jリーガーとして初の理事となった。
 鬼武チェアマンは70歳定年制のため、最後の任期となる。「(2010年までに年間総観客数を1100万人にする)イレブンミリオンを達成したい」と抱負を語った。

【自らをけん責処分】
 Jリーグがドーピング違反としてJ1川崎フロンターレのFW我那覇和樹に科した処分をスポーツ仲裁裁判所(CAS)が無効と裁定したことを受け、鬼武健二チェアマンは本日15日、自らをけん責処分とすることを決め、理事会で報告した。チェアマンが処分を受けるのはJリーグ発足後初めて。
 理事会はクラブに監督責任があったとして、川崎への制裁金1000万円は返還せず、ドーピング撲滅のための啓発活動資金に充てることを決めた。返還を求めていた川崎も同意した。
 また、Jリーグは複数の法律事務所に問い合わせたところ、CASは我那覇が受けた静脈内注入がドーピング違反かどうかの結論を下していないとの見解を得たことを明かした。我那覇の弁護団は、CASが今回の静脈内注入は正当な医療行為だったと判断したと主張している。


収支決算承認
 Jリーグは本日15日の理事会、総会で2007年度の収支決算を承認し、事業活動収入は史上2番目の123億4200万円だった。日韓中のリーグ王者が争うA3チャンピオンズカップの日本開催など、特別な収入があって過去最高だった前年度に比べ、3億7000万円減となった。
 事業活動支出は122億円で、各クラブへの配分金は71億9600万円だった。


レンタル
 J1大分トリニータは本日15日、J2のセレッソ大阪からFW森島康仁(20)を期限付き移籍で獲得したと発表した。期間は2009年1月31日まで。背番号は「9」。
 森島康はU-23(23歳以下)日本代表に選出されたこともある大型のストライカー。昨季はリーグ戦で6得点をマークしたが、今季は出場機会が減り、1得点にとどまっている。


2〜3日で決定
 スペインリーガエスパニョーラのバルセロナは14日、去就が注目されているブラジル代表FWロナウジーニョ(28)と2、3日以内に移籍交渉を決めることで合意したと発表した。 
 ロナウジーニョはこの日、兄の代理人とともに、ブラジルからバルセロナに戻り、既に同選手を構想外と表明したグアルディオラ新監督らと会談した。地元メディアなどによると、ロナウジーニョ獲得を申し出ているのはミラン(イタリア)とマンチェスター・シティー(イングランド)。提示された移籍金はミランの1500万ユーロ(約25億円)に対し、マンCは3200万ユーロ(約54億円)と2倍以上の差があるとみられている。
 クラブは、移籍交渉が不調に終わった場合、ロナウジーニョがこの日始まったチームの練習に合流するとしている。
 ロナウジーニョは北京五輪に出場するブラジル・チームにオーバーエージ(24歳以上)枠で選出されたが、バルセロナは出場を許可しない姿勢を示した。ミランも主力選手の枠での招集には応じない方針を取っている。


獲得
 イタリアセリエAのユベントスは14日、セビージャ(スペイン)に所属するデンマーク代表MFクリスティアン・ポウルセン(28)を4年契約で獲得したと発表した。移籍金は975万ユーロ(約16億4000万円)。
 セリエA復帰初年度となる昨季を3位で終えたユベントスは、今季の欧州チャンピオンズリーグ予備戦3回戦からの出場権を得ており、新たな中盤の選手獲得を目指していた。ポウルセンの加入により、ユベントスが興味を示していると報じられているスペイン代表MFシャビ・アロンソ(リバプール)、セルビア代表MFデヤン・スタンコビッチ(インテル)らの獲得の可能性は低くなったとみられる。
 「僕のことをラフな選手だと考えているイタリアの人々を驚かせたい。そして、テクニックがあるということも見せたいと思う」と語るポウルセンは、デンマーク代表として出場したユーロ2004(2004年欧州選手権)で元イタリア代表のFWフランチェスコ・トッティを挑発し、退場に追い込んだ選手としてイタリア中で知られている。また、シャルケ(ドイツ)時代には欧州チャンピオンズリーグでミラン(イタリア)と対戦し、そのプレーぶりが批判されていた。


発表
 8月に開催される北京五輪に臨むナイジェリア代表の候補メンバー26名が14日に発表され、FWビクトル・アニチェベ(エバートン)らが選出された。
 そのほか、DFタイェ・タイウォ(マルセイユ)、FWクトル・オビンナ(キエーボ)らも招集されている。ナイジェリア五輪代表は、本日15日に韓国での合宿に向けて出発し、そこでバックアップメンバーを含めた22名の選手を決定する。
 北京五輪男子サッカーは8月7日に開幕し、23日に決勝が行われる。ナイジェリアは日本、オランダ、アメリカとともにグループBに所属しており、開幕日にオランダとの初戦を迎える。


退院
 J1のガンバ大阪の西野監督は14日、ウイルス感染症で入院していた日本代表MF遠藤保仁(28)が同日に退院したことを明らかにした。
 当面は自宅療養、及び通院しながら様子をみて、体調が良くなり次第、チームに合流する予定という。遠藤は既にオーバーエージ枠での北京五輪代表入りを辞退していたが、くしくも五輪代表発表の日の退院となった。


発表
 日本サッカー協会は14日、8月の北京五輪に臨む男子サッカーの日本代表最終登録メンバー18名を発表した。
 先日行われたU-23日本代表候補合宿から森本貴幸(カターニャ)、本田圭佑(VVV)らが選ばれ、J2のため合宿に参加しなかった香川真司(C大阪)、ケガで戦列を離れていた長友佑都(FC東京)もメンバー入りした。一方、千葉合宿(7月7〜9日・千葉県習志野市)のメンバーからは青山直晃(清水)、梅崎司(浦和)、興梠慎三(鹿島)が落選し、五輪予選で主力として活躍した平山相太(FC東京)、水野晃樹(セルティック)らも外れた。
 3人まで許されている24歳以上のオーバーエージ(OA)枠は、遠藤保仁(G大阪)が体調不良で辞退したため使用せず、日本は23歳以下のメンバーで固めることになった。他国のOAではブラジルがロナウジーニョ(バルセロナ)、アルゼンチンはリケルメ(ボカ・ジュニアーズ)らを招集している。
 U-23日本代表は22日から神戸市で合宿を開始し、24日にはホームズスタジアム神戸でU-23オーストラリア代表と、同29日には東京・国立競技場でU-23アルゼンチン代表と壮行試合を行う。五輪のグループリーグではアメリカ、ナイジェリア、オランダと同グループで、8月7日に初戦のアメリカ戦を迎える。
 北京五輪の日本代表メンバー18名は以下の通り。

五輪男子日本代表メンバー
GK:
18.山本海人(清水)
1.西川周作(大分)
DF:
4.水本裕貴(京都)
6.森重真人(大分)
13.安田理大(G大阪)
7.内田篤人(鹿島)
3.吉田麻也(名古屋)
5.長友佑都(FC東京)
MF:
16.本田拓也(清水)
12.谷口博之(川崎)
10.梶山陽平(FC東京)
8.本田圭佑(VVV)
2.細貝萌(浦和)
14.香川真司(C大阪)
FW:
9.豊田陽平(山形)
17.李忠成()
11.岡崎慎司(清水)
15.森本貴幸(カターニャ)

【反町監督Q&A】
「心技体と言われるが、「心」の部分を大切にして選んだつもり。1次リーグを突破することに全神経を集中してやっていく。日本らしいサッカーを3試合して、いい成果を得られるよう努力したい」

選考で重視した点は何?

「1つは当然、ハートの部分。サッカーに対する情熱、日の丸に対する誇り。日本らしい最後まであきらめない粘り強さ、ひたむきさ」

守備陣の主力で落選した選手もいるが?

「頭の痛いところだった。多くを総合的に判断して選んだ。胸が痛いが、サッカーは前を向いてやらないといけない。後ろを振り返って感傷に浸ってはいけない。前を向いて前進していきたい」

五輪での目標は?

「目標はその都度変わっていくもの。まずはグループリーグ突破に全神経を集中していく。突破できた場合は、その次の段階を、また選手に話していきたい。日本らしいサッカーを3試合して、いい成果を得たい」

オーバーエージ(24歳以上)選手を使えなかったが?

「多くを語る必要はない。まず23歳以下の世代の選手を伸ばそうと考えてやってきた。その結果がこのメンバーになった」

【万能選手揃えて消耗戦対策】
 OA枠でのプラスアルファとして期待していたFW大久保(神戸)とMF遠藤(G大阪)を呼ぶことができず、純粋にU-23世代で固めた反町ジャパン。エースと呼べる攻撃の核が見当たらない半面、複数のポジションをこなせる万能選手を揃え、「全員攻撃、全員守備」の戦術に適合するチームづくりの仕上げに入る。
 DF登録の6選手のうち、3月のアンゴラ戦以来の招集となった長友や内田、安田理らA代表勢はサイドから攻め上がれる選手。MFの梶山、谷口は中盤の底もポイントゲッターもこなせる運動量を誇り、2列目にはA代表で鍛えられた香川が戻った。平山の代わりのターゲットマンとして、身長185センチの豊田が最前線に加入。タイプの違うFW4人を局面に応じて投入できる陣容だ。
 反町監督は「暑い中のグループリーグ3試合を高いパフォーマンスで通すため、体の強い選手が必要」と説明。一部選手の個人技に頼らず、レギュラーと控えに力の差のない戦力を柔軟に使いこなす心積もりだ。5月のフランス遠征まで定位置に近かった青山直(清水)や梅崎(浦和)を外した厳しさを「情の部分では辛い作業だった」としながら「精神力や団結心など10項目の基準で選考したメンバー。自信はある」。確固たる信念を感じさせる。
 アメリカ、ナイジェリア、オランダの強敵と中2日ずつの間隔でぶつかる本番。「OA抜き」の負い目を感じさせない、若きイレブンの急成長が頼みの綱だ。

【李「日本を背負って戦いたい」】
 エースストライカーとして李忠成(22)は、期待を一身に背負う。J1柏レイソルに所属する同選手はアジア2次予選と最終予選9試合に出場し4得点。北京ではゴールを量産し世界を驚かす心づもりだ。
 在日韓国人4世として東京都西東京市に生まれ育ち、FW一筋のサッカー人生は「やるならFWをやれ」という元サッカー選手で焼き肉店を経営する父、李鉄泰さん(49)の言葉が影響している。動き出しの速さと運動量で相手を翻弄し、持ち前の闘争心を前面にゴールへ向かう姿は迫力十分だ。
 韓国の洪明甫五輪代表コーチも李の起用に興味を示していたが、「大舞台で得点し、世界に在日韓国人の可能性をアピールしたい」と2007年2月に日本国籍を取得。14日に五輪代表入りが正式に決まると「五輪がなければ国籍変更していない。人生を変える大きな決断だった」と振り返った。
 「今は(グループリーグ初戦の)アメリカ戦で点を取ることしか考えてない。日本を背負って戦いたい」。注目のFWが、心配される得点力不足を一掃できるか。

【水本「主将を引き受けたい」】
 守備の要として期待される京都の水本は「ドキドキして気が気じゃなかった」とホッとした様子だった。
 今年1月に千葉からG大阪に加入したが、出場機会を求めて6月に再び移籍。「周りにいろいろ言われたが、今は試合で使ってもらって充実している。こういう中で五輪という舞台があるので楽しみ」と話した。
 昨年の最終予選では主将を務めた。「キャプテンをやれと言われたら引き受けたいし、そうじゃなくてもチームを引っ張っていきたい」と意気込みを口にした。

【香川は飛び級で五輪代表入り】
 ロンドン五輪世代でただ1人、飛び級での代表入りを果たした。チーム最年少の19歳、C大阪の香川はクラブの寮で吉報を受けたという。「世界にはこの年齢でも活躍している選手はいる。自分の持っているレベルが世界のトップに通じるか楽しみ」と本番を心待ちにした。
 既にW杯アジア3次予選などでA代表の舞台も経験。それでも「日本国民みんなが見ているイベント」という五輪への思いは特別だ。「選ばれただけで終わりたくない。期待を裏切らないように活躍したい」と力を込めた。

【細貝、闘莉王の予言当たって一安心】
 浦和から唯一の選出となった細貝は「(アテネ五輪に出た)闘莉王さんから、おまえは選ばれる、と理由もなく言われていた。選ばれなかったらどうしようと思っていたのでホッとした」と笑顔で話した。
 群馬・前橋育英高でチームメートだった青山直が外れたことには「選ばれると思っていたので驚いた。一緒のピッチに立てるように頑張ると言ってたのに」と神妙な面持ちだった。

【長友、母との約束守る】
 FC東京の長友は五輪代表入りを母の美枝さん(46)と約束していたという。「北京に連れて行くのが一番だと思って母の日もあえて何もしなかった。約束を守れて満足」とにこやかに笑った。
 3月のU-23(23歳以下)日本代表vsアンゴラ代表で活躍、日本代表にも抜擢された21歳は「やるからには金メダルが欲しい。全力で戦って結果を出したい」と奮闘を誓った。

【岡崎「青山直の分まで頑張る」】
 清水のFW岡崎ら3選手は静岡市内のホテルで記者会見し「選ばれてうれしい。落選した青山(直晃)の分まで頑張り、メダルを狙いたい」と口を揃えた。
 得点を期待される岡崎は「体を張ってゴールを決めたい。ダイビングヘッドで決めるのが理想」と話し、MF本田拓は「ボールを奪って展開するという自分のプレーが、世界を相手にどこまでできるか確かめたい」と抱負を述べた。GK山本海は「青山だけでなく、他の選手の分まで頑張りたい」と話した。

【豊田はケガ克服して代表掴む】
 昨年7月の小腸破裂、今年4月の右足骨折と、山形の豊田が五輪代表の切符を掴むまでは、ケガとの戦いだった。
 記者会見では「苦しい時期が何度もあって、長い期間サッカーから離れなきゃいけなかった。苦しい状況を克服して、代表に選ばれて素直にうれしい」と安堵の表情だった。
 反町監督から「肉食動物」と評される豊田は、復帰後の合宿で持ち味の高さ、速さをアピール。185センチの大型FWは「何が何でも大会に出て、点を取ってきたい」と意気込んだ。

【五輪代表ユニホームは八咫烏なし】
 日本サッカー協会は14日、北京五輪に出場する男女代表ユニホームのデザインを発表、国際オリンピック委員会(IOC)の規定で、日本協会のシンボルである3本足のカラス「八咫烏(やたがらす)」のエンブレムが認められないため、ユニホームの左胸には日の丸のみが入るシンプルなものとなった。契約するアディダス社のトレードマークである3本線もない。
 IOCは北京五輪のガイドラインで、ユニホームやスパイクなどの用具に入るメーカー商標の数、大きさを定めている。各国協会のエンブレムやメーカー特有のデザインも、宣伝やレプリカユニホーム販売などの商業行為につながる可能性があることから、使用が制限された。
 日本サッカー協会関係者によると、協会エンブレムなしの日の丸だけのユニホームで五輪に出場するのは銅メダルを獲得した1968年メキシコ五輪以来となる。

【落選の平山は淡々「意識していない」】
 北京五輪世代でエース的な存在だった平山は落選した。FC東京でチームメートの梶山は「一緒に出たかった。残念だが、(代表に)入れなかった選手の分も責任持ってやらないといけない」と表情を引き締めた。
 5月のトゥーロン国際大会で外れてから招集がなかった平山は、代表入りが厳しい状況も理解していた様子。メンバー発表前に「五輪は意識していない。選ばれなくても思うところはない」と淡々と話して、FC東京の練習場を離れた。

【青山直「うすうす感じていた」】
 清水からJ最多の3選手が選ばれたが、アジア最終予選6試合フル出場で2得点のDF青山直が落選した。清水の山崎強化育成本部長は「状態の良い選手をということ、と説明があった。青山に電話したら『はい』と言うだけで、淡々としていた」と話した。青山直はクラブ広報を通じて「ここ最近、満足いくプレーができていなかったので、うすうす感じていたところもあった」とコメントした。


超サカFLASH

内定
 J1鹿島は本日、来季の新戦力として鹿児島城西高のFW大迫勇也(18)の加入が内定したと発表した。

全治2ヶ月
 J1の東京Vは本日、右膝を負傷していたDF宮坂翔が、都内の病院で半月板の手術を受けたと発表した。全治2ヶ月。

レンタル
 J2のC大阪は14日、J1京都のDF平島崇(26)を来年1月末までの期限付きで獲得したと発表した。平島はJ1リーグ戦に今季12試合、通算57試合に出場した。

全治4週間
 J2草津は本日、GK北一真が左腓腹筋肉離れにより、全治4週間と診断されたことを発表した。北は14日の練習中に負傷した。

女子大会開催
 日本フットサル連盟は14日、来年3月に高知市で第1回全国女子選抜大会を開催すると発表した。女子では全日本選手権に続き、2つ目の全国大会になる。大会には開催地の高知県の1チームと、全国9地区の予選を勝ち上がった各1チーム(東海、関西地区は各2チーム)の計12チームが参加する。

獲得
 スペインリーガエスパニョーラのヘタフェは14日、エクアドル代表FWホフレ・ゲロン(23)をLDUキト(エクアドル)から獲得したと発表した。キトはリベルタドーレスカップ決勝でフルミネンセ(ブラジル)を下して優勝し、クラブW杯出場権を獲得。ゲロンは、キトのエクアドル勢初となる同カップ制覇に貢献していた。

獲得
 ポルトガルスーペルリーガのポルトは14日、ラピッド・ブカレスト(ルーマニア)所属のルーマニア代表DFクリスティアン・サプナル(24)を獲得することで合意に至ったと発表した。契約期間は5年、移籍金は250万ユーロ(約4億2000万円)。


[提携サイト]
日本代表ニュース

日本の超サッカー情報
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